JP4989694B2 - 遊技球検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技盤(いわゆるパチンコ台)で用いる金属球である遊技球(いわゆるパチンコ玉)の有無(あるいは通過)を検出し、遊技球の入賞の検出などに利用される遊技球検出装置に関するものである。
従来から提供されているこの種の遊技球検出装置には、金属球(鋼球)である遊技球の通過を非接触で検出するものがあり、とくに、遊技球が通過する部位に高周波電磁界を形成しておき、遊技球と高周波電磁界との相互作用によって遊技球の通過を検出するものが広く用いられている(例えば、特許文献1参照)。具体的には、遊技球の通過する箇所に近接してコイルを配置するとともに、コイルを含む発振回路を動作させることによりコイルの周囲に高周波電磁界を形成する。遊技球が高周波電磁界を通過すると、遊技球表面に渦電流が流れてエネルギが消費されるとともに、コイルのコンダクタンスが増加し、発振回路の発振条件が変化して振幅が低下又は発振が停止することとなる。そして、前述のような発振回路出力の変化を利用して遊技球の通過の有無を判定するのである。
ところで、上述したような遊技球検出装置が遊技盤上に設けられた入賞口を通過する遊技球の検出等に用いられた場合、外部から強い電波を照射して遊技球の通過を誤検出させるような不正行為を防止する必要がある。このような不正行為による誤検出を防止するものとして、外部から照射される電波を電波センサで検出し、電波センサが電波を検出したときは遊技球の検出を無効とし、併せて警報音を鳴動する遊技球検出装置が提案されている。
特開2002−122677号公報
しかしながら、上述した電波センサでは、不正行為に利用される虞のある全ての周波数帯域の電波を検出できるものではないため、誤検出を防止することができない場合があった。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、外部から電波が照射されたことによる誤検出を確実に防止することができる遊技球検出装置を提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、遊技球が通過する部位に高周波電磁界を形成しておき、遊技球と高周波電磁界との相互作用によって遊技球の通過あるいは有無を検出する一対の近接センサと、これら一対の近接センサの検出結果に基づいて何れか一方の近接センサの前記部位に対する遊技球の通過あるいは有無を判定する判定手段とを備え、前記一方の近接センサに比較して、他方の近接センサの電波に対する感度を高くしてなり、判定手段は、前記一方の近接センサが遊技球を検出し且つ前記他方の近接センサが遊技球を誤検出しない場合に遊技球が通過した若しくは遊技球が有ると判定し、前記他方の近接センサが遊技球を誤検出した場合には前記一方の近接センサにおける遊技球の検出結果に関わらず、遊技球の通過あるいは有無の判定を行わないことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、一対の近接センサに対して外部から電波を照射する不正行為が行われていなければ他方の近接センサが遊技球を誤検出せず、一対の近接センサに対して外部から電波が照射されていると、他方の近接センサが遊技球を誤検出するので、判定手段が、前記一方の近接センサが遊技球を検出し且つ前記他方の近接センサが遊技球を誤検出しない場合に遊技球が通過した若しくは遊技球が有ると判定し、前記他方の近接センサが遊技球を誤検出した場合には前記一方の近接センサにおける遊技球の検出結果に関わらず、遊技球の通過あるいは有無の判定を行わないことによって、外部から電波が照射されたことによる遊技球の誤検出を確実に防止することができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記一対の近接センサは、遊技球が通過する通過孔が設けられたセンサ本体を有し、これら一対の近接センサのセンサ本体が一体に形成されていることを特徴とする。
請求項2の発明によれば、一対の近接センサを同一構造の近接センサから得ることができるとともにこれら一対の近接センサのセンサ本体を一体に形成しているため、近接センサの製造コストが削減できるだけでなく小型化も図れる。
本発明によれば、外部から電波が照射されたことによる誤検出を確実に防止することができる。
本発明の実施形態を示すブロック図である。 (a)は同上における第1および第2の近接センサの外観斜視図、(b)は分解斜視図である。 同上における第1および第2の近接センサの回路ブロック図である。 同上における第1及び第2の近接センサの設置状態の平面図である。 同上における第1及び第2の近接センサのセンサ本体を一体に形成したものの平面図である。
従来技術で説明したように外部から電波を照射する不正行為によって、入賞口への遊技球の入賞を検出する遊技球検出装置が実際には遊技球が無い(通過していない)にも関わらず、遊技球が有る(通過している)と誤検出してしまう虞がある。本発明に係る遊技球検出装置は、上述したような不正行為による遊技盤の誤動作を防ぐことを目的としており、以下、図面を参照して本実施形態を詳細に説明する。
本実施形態の遊技球検出装置は、図1に示すように一対の近接センサ(第1の近接センサS1と第2の近接センサS2)並びに判定回路部Mを備えている。
第1の近接センサS1は入賞口に入賞する遊技球を検出するためのものであって、図2に示すように扁平な矩形箱状に形成された合成樹成形品からなるセンサ本体1を有している。センサ本体1は、厚み方向における片面(図2(b)における上面)に開口し且つ長手方向の一端側に厚み方向に貫通した通過孔2が設けられたボディ1aと、ボディ1aの開口部のうちで通過孔2に対向する部位を除く部位を閉塞するカバー1bとで構成されている。ボディ1a内における通過孔2の近傍にはコイルブロック3が収納され、ボディ1a内における通過孔2と反対側の部分には基板ブロック4が収納される。
コイルブロック3は、両端が開口した筒形の合成樹脂成形品からなるコイルボビン3aと、コイルボビン3aの外周面に巻線を巻回してなるコイル3bと、コイル3bを覆い隠すようにコイルボビン3aに外挿される筒状のシールド板3c(図2(b)では破線で表示)とで構成され、コイルボビン3aにインサート成形されている一対の接続ピン3d,3dにコイル3bの端末がそれぞれ電気的に接続されるとともに、接続ピン3d,3dの先端部が基板ブロック4のプリント配線板4aに形成されている導電パターン(図示せず)と電気的に接続されている。
基板ブロック4は、平面視略L字形に形成されたプリント配線板4aに後述する回路(図3参照)を実装して構成されている。また、ボディ1aの長手方向一端側の側面に凹所1cが設けられ、この凹所1c内にはボディ1aの側壁に圧入固定された一対のコネクタ端子5,5が配設されている。そして、これら一対のコネクタ端子5,5の後端部が基板ブロック4の導電パターンに半田接続されている。尚、これら一対のコネクタ端子5,5の先端部は判定回路部Mと電気的に接続される。
基板ブロック4を構成する回路は、図3に示すようにコイル3bとともに共振回路(発振回路)を形成するコンデンサC、コネクタ端子5,5を介して外部から給電され、前記発振回路を発振させるとともに発振振幅を検波する信号処理回路IC、過大な入力電圧から信号処理回路ICを保護する保護回路Gd、信号処理回路ICにおける発振周波数等を調整するため周辺回路X等で構成されている。
信号処理回路ICによりコイル3bを含む発振回路を動作させることで当該コイルブロック3の周囲(通過孔2の内部)に高周波電磁界が形成される。そして、金属製の遊技球が通過孔2内に存在するとき、遊技球の表面に渦電流が流れてエネルギが消費されるとともにコイル3bのコンダクタンスが増加し、発振回路の発振条件が変化して発振振幅が低下あるいは発振が停止するので、信号処理回路ICがその発振振幅の低下又は発振停止を検出し、例えば、遊技球が通過孔2内に無い(通過していない)ときにHレベル、通過孔2内に有る(通過している)ときにLレベルとなる検出信号を出力する。
一方、第2の近接センサS2は第1の近接センサS1と基本的に同一の構造を有しており、コイルブロック3からシールド板3cが削除されている点のみが異なっている。つまり、第2の近接センサS2においては、シールド板3cでコイル3bがシールドされている第1の近接センサS1と比較して、外部から印加される電磁界(電波)の影響を受けやすくなっている。言い換えると、第2の近接センサS2は第1の近接センサS1と比べて不正行為によって外部から照射される電波に対する感度が相対的に高くなっている。
上述のように構成される第1及び第2の近接センサS1,S2は、図4に示すように長手方向に沿った側面同士を密接させるように並べた状態で、遊技盤の入賞口に入賞する遊技球が第1の近接センサS1の通過孔2を通過する箇所に設置される。
判定回路部Mは論理回路又はマイコンからなり、第1の近接センサS1から出力される検出信号と、第2の近接センサS2から出力される検出信号との論理演算を行う。すなわち、外部から電波を照射する不正行為が行われていない正常時においては、第2の近接センサS2の検出信号が常にHレベル(非検出)となり、第1の近接センサS1の検出信号は遊技球の有無に応じてLレベル又はHレベルとなるので、判定回路部Mでは、第2の近接センサS2の検出信号がHレベル(電波非検出状態)であるときは第1の近接センサS1の検出信号がLレベルのときに遊技球有り(通過)と判定するとともに第1の近接センサS1の検出信号がHレベルのときに遊技球無しと判定してそれぞれの判定結果を遊技盤に出力する。
一方、外部から電波を照射する不正行為が行われている場合、当該電波によって発振回路の発振条件が変化して第2の近接センサS2の検出信号がLレベル(電波検出状態)になる。つまり、第1の近接センサS1よりも電波に関する感度が高い第2の近接センサS2によって外部からの電波照射の有無(不正行為の有無)を確実に検出することができる。そして判定回路部Mは、第2の近接センサS2の検出信号がLレベル(外部からの電波照射有り)である場合、不正行為が行われているとみなして第1の近接センサS1の検出信号に基づく判定を行わずに遊技盤に対してエラー信号を出力する。尚、遊技球検出装置からエラー信号が出力された場合、遊技盤においては遊技球の払い出し動作を停止する。
ここで、本実施形態の遊技球検出装置では、実際に遊技球の有無(通過)を検出する第1の近接センサS1と、外部から照射される電波を検出する第2の近接センサS2とが、シールド板3cの有無を除く構成が同一である同種の近接センサで構成されているため、第1の近接センサS1に誤検出させる周波数帯域の電波を第2の近接センサS2で確実に検出することが可能であり、照射される電波の周波数帯域に依存しない。したがって、本実施形態の遊技球検出装置によれば、外部から電波が照射されたことによる誤検出を確実に防止することができる。しかも、第1の近接センサS1と第2の近接センサS2とを同一構造の近接センサから得ることができるためにコストダウンが図れるという利点もある。尚、図5に示すように第1の近接センサS1のセンサ本体1と第2の近接センサS2のセンサ本体1とを一体に形成すれば、さらにコストダウンが図れるとともに小型化も可能となる。
ところで、第2の近接センサS2の電波に対する感度を高くする方法はシールド板3cの削除だけに限定されるものではなく、例えば、コイル3bを形成する巻線の線径や巻き数の変更、あるいは周辺回路Xの回路定数の変更等によっても実現可能であり、これらの方法をシールド板3cの削除と同時に行っても構わない。
S1 第1の近接センサ
S2 第2の近接センサ
M 判定回路部(判定手段)

Claims (2)

  1. 遊技球が通過する部位に高周波電磁界を形成しておき、遊技球と高周波電磁界との相互作用によって遊技球の通過あるいは有無を検出する一対の近接センサと、これら一対の近接センサの検出結果に基づいて何れか一方の近接センサの前記部位に対する遊技球の通過あるいは有無を判定する判定手段とを備え、前記一方の近接センサに比較して、他方の近接センサの電波に対する感度を高くしてなり、
    判定手段は、前記一方の近接センサが遊技球を検出し且つ前記他方の近接センサが遊技球を誤検出しない場合に遊技球が通過した若しくは遊技球が有ると判定し、前記他方の近接センサが遊技球を誤検出した場合には前記一方の近接センサにおける遊技球の検出結果に関わらず、遊技球の通過あるいは有無の判定を行わないことを特徴とする遊技球検出装置。
  2. 前記一対の近接センサは、遊技球が通過する通過孔が設けられたセンサ本体を有し、これら一対の近接センサのセンサ本体が一体に形成されていることを特徴とする請求項1記載の遊技球検出装置。
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