JP4988413B2 - 廃液飛散防止用蛇腹装置 - Google Patents

廃液飛散防止用蛇腹装置 Download PDF

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Description

本発明は、伸縮自在とされた蛇腹装置に関し、特に、ワークの切削,穴あけ,切断等をする際に切削水又は切削油等の流体を供給しながら加工を行う加工装置等に組み込まれる廃液飛散防止用蛇腹装置に関するものである。
例えば、半導体ウェハーを切断するダイシングマシンのように、往復動を繰り返す加工テーブル上に固定されたワークを切断する際に純水やクーラント液等の液体を用いる加工装置がある。そして、これらの加工装置に装着される蛇腹装置は、上記液体が切削屑とともに廃液として流入される廃液トレーが形成されている場合が多く、該蛇腹装置を構成する左側垂直シート部や右側垂直シート部の下端側は、この廃液トレー内の廃液中に潜入した状態で伸縮する場合が多い。
しかし、このように左側垂直シート部や右側垂直シート部の下端側が廃液中に潜入した状態において、蛇腹装置が伸縮動作を繰り返すと、縮小時に上記廃液を跳ね上げる場合が多い。このように、廃液が跳ね上げられると、該廃液がボールネジ等の直動装置など上記加工テーブルの駆動系に付着し腐食することにより加工精度が大きく低下したり、場合によっては廃液の侵入を検出するセンサを介して加工装置が停止したりする場合もある。特に、最近の加工装置では、ワークが載置される加工テーブルや加工ヘッドの動作スピードは極めて早いことから、廃液が跳ねあげられる危険性は極めて高い。
そこで、従来では、こうした廃液の跳ね上げを防止するために、図10(図9を上下反転した下面側からの斜視図)又は図11に示す廃液飛散防止用蛇腹装置101が提案され実施されている。この従来の廃液飛散防止用蛇腹装置101は、蛇腹シート130と、左下側遮断部材135と、右下側遮断部材136と、左上側遮断部材137と、右上側遮断部材138とを備えている。これらのうち、蛇腹シート130は、水平シート部131と、この水平シート部131の左側と連続する左側垂直シート部132と、前記水平シート部131の右側と連続する右側垂直シート部133とから構成されるとともに、水平シート部131、左側垂直シート部132及び右側垂直シート部133には山部と谷部とが伸縮方向に交互に形成される。
また、前記各遮断部材135,136,137,138は図10又は図11に示すように、左下側遮断部材135は、左側垂直シート部132の山部132a内の下方内側位置に折曲山部135aを上側にして突設され、右下側遮断部材136は、右側垂直シート部133の山部133a内の下方内側位置に折曲山部136aを上側にして突設されている。また、左上側遮断部材137は、水平シート部131の山部131a内の図11に示す左方内側位置に折曲山部137aを下側にして突設され、右上側遮断部材138は、水平シート部131の山部131a内の図11に示す右方内側位置に折曲山部138aを下側にして突設されている。
そして、図11に示すように、左側垂直シート部132においては、左側の廃液トレー110L内から跳ね上がった廃液Wlの飛沫は、左下側遮断部材135により遮断されるとともに、さらにその上方へ跳ね上がったり又は左側垂直シート部132を伝って水平シート部131に達した廃液Wlの飛沫は、左上側遮断部材137により遮断される。また、右側垂直シート部133においては、右側の廃液トレー110R内から跳ね上がった廃液Wrの飛沫は、右下側遮断部材136により遮断されるとともに、さらにその上方へ跳ね上がったり又は右側垂直シート部133を伝って水平シート部131に達した廃液Wrの飛沫は、右上側遮断部材138により遮断されるものである。
しかしながら、上記従来の廃液飛散防止用蛇腹装置101では、図10に示すように、左下側遮断部材135の相互の間、右下側遮断部材136の相互の間、左上側遮断部材137の相互の間及び右上側遮断部材138の相互の間のそれぞれには、上記の各折曲山部が突設されておらず廃液の飛沫を遮断する構成要素のない空隙が形成されている。例えば、左側垂直シート部132の部分を示す図12において、左下側遮断部材135が突設された伸縮方向の遮断幅135bの間は、下方から上方へ跳ね上がる廃液の飛沫を遮断できるが、左下側遮断部材135が突設されていない空隙幅135cの間は、下方から上方へ跳ね上がる廃液の飛沫を遮断することができない。
また、同様に、左上側遮断部材137が突設された伸縮方向の遮断幅137bの間は、下方から上方へ跳ね上がる廃液の飛沫を遮断できるが、左上側遮断部材137が突設されていない空隙幅137cの間は、下方から上方へ跳ね上がる廃液の飛沫を遮断することができない。すなわち、空隙幅135c及び空隙幅137cを含む斜線で示した空間Sの域内では廃液の飛沫が自由に流通することができる。
したがって、これら各遮断部材135,136,137,138が突設された領域内は廃液の飛沫を遮断できるが、各遮断部材135,136,137,138が突設されていない図12に示す空隙幅135c及び空隙幅137cを含む斜線で示した空間Sの領域内では廃液の飛沫を遮断することができず、該廃液がボールネジ113の直動装置などの駆動系に付着して腐食する問題や、廃液の侵入を検出するセンサ117L,117Rを介して加工装置が停止する問題があった。
そこで、本発明は、上述した従来の廃液飛散防止用蛇腹装置が有する課題を解決するために提案されたものであって、蛇腹シートの伸縮方向のいかなる位置において廃液トレー内の廃液が跳ね上げられても、その飛沫を遮断できる新規な廃液飛散防止用蛇腹装置を提供することを目的とするものである。
上述した目的を達成するため、第1の発明(請求項1記載の発明)に係る廃液飛散防止用蛇腹装置は、下端側が廃液トレー内の左側の廃液中に潜入される左側垂直シート部と、下端側が廃液トレー内の右側の廃液中に潜入される右側垂直シート部と、左側は上記左側垂直シート部と連続し右側は上記右側垂直シート部と連続してなる水平シート部と、を有してなるとともに上記左側垂直シート部,右側垂直シート部並びに水平シート部には山部と谷部とが伸縮方向に交互に形成されてなる蛇腹シートと、上記蛇腹シートを構成する左側垂直シート部の内側に固定され上記廃液トレー内の廃液の飛沫が上方へ飛散しないように遮断する遮断部を有してなる左側遮断部材と、上記右側垂直シート部の内側に固定され上記廃液トレー内の廃液の飛沫が上方へ飛散しないように遮断する遮断部を有してなる右側遮断部材と、を備えてなる廃液飛散防止用蛇腹装置であって、上記左側遮断部材は、左側垂直シート部の内側に貼付された左側貼付部と、この左側貼付部から記右側垂直シート部側に突出してなる左側遮断部とを有してなるとともに該左側遮断部は上記蛇腹シートの伸縮方向の一方端側から他方端側にまで連続して突出してなり、上記右側遮断部材は、上記右側垂直シート部の内側に貼付された右側貼付部と、この右側貼付部から上記左側垂直シート部側に突出してなる右側遮断部とを有してなるとともに該右側遮断部は上記蛇腹シートの伸縮方向の一方端側から他方端側にまで連続して突出してなり、上記左側遮断部と右側遮断部には、それぞれ前記蛇腹シートに形成された山部に対応した位置に形成された遮断部側山部と該蛇腹シートに形成された谷部に対応した位置に形成された遮断部側谷部とが交互に形成され、該蛇腹シートの伸縮動作に対応して、これら左側遮断部材及び右側遮断部材も伸縮されるよう構成されてなること特徴とするものである。
この第1の発明では、上記左側遮断部材は、左側垂直シート部の内側に基端が固定され先端は右側垂直シート部側に突出してなるとともに上記蛇腹シートの伸縮方向の一方端側から他方端側にまで連続してなり、上記右側遮断部材は、右側垂直シート部の内側に基端が固定され先端は左側垂直シート部側に突出してなるとともに上記蛇腹シートの伸縮方向の一方端側から他方端側にまで連続してなることから、左側垂直シート部と右側垂直シート部とのそれぞれの伸縮方向の一方端側から他方端側までの全域において、廃液トレー内の液面から上方へ飛散する廃液の飛沫を左側遮断部材と右側遮断部材とのそれぞれの下面により受け止めて遮断するとともに、廃液トレー内へ滴下させて回収することができる。
また、この発明はさらに、上記左側遮断部材は、記左側垂直シート部の内側に貼付された左側貼付部と、この左側貼付部から記右側垂直シート部側に突出してなる左側遮断部とを有し、記右側遮断部材は、記右側垂直シート部の内側に貼付された右側貼付部と、この右側貼付部から記左側垂直シート部側に突出してなる右側遮断部とを有し、上記左側遮断部と右側遮断部には、それぞれ前記蛇腹シートに形成された山部に対応した位置に形成された遮断部側山部と該蛇腹シートに形成された谷部に対応した位置に形成された遮断部側谷部とが交互に形成され、該蛇腹シートの伸縮動作に対応して、これら左側遮断部材及び右側遮断部材も伸縮されるよう構成されてなること特徴とするものである。
この発明では、左側遮断部材及び右側遮断部材は、それぞれ遮断部側山部及び遮断部側谷部が形成されてなることから、不規則な位置で伸縮することなく、蛇腹シートの伸縮動作に伴い常に規則正しく伸縮することとなるとともに、剛性も増され、上方に移動しようとする液体の圧力により変形することもなく、さらには、蛇腹シートが最も縮小された際における蛇腹装置全体の長さに関しても大きく変更されることがない。
また、第の発明(請求項記載の発明)は、上記第の発明において、前記左側遮断部材を構成する左側遮断部の右側垂直シート部側には、先端側にかけて徐々に低くなるよう傾斜した左傾斜折曲部が形成され前記右側遮断部材を構成する右側遮断部の左側垂直シート部側には、先端側にかけて徐々に低くなるよう傾斜した右傾斜折曲部が形成されてなることを特徴とするものである。
この第の発明では、前記左側遮断部材を構成する左側遮断部の右側垂直シート部側には、先端側にかけて徐々に低くなるよう傾斜した左傾斜折曲部が形成され、前記右側遮断部材を構成する右側遮断部の左側垂直シート部側には、先端側にかけて徐々に低くなるよう傾斜した右傾斜折曲部が形成されてなることから、廃液トレーの液面から上方へ飛散する廃液の飛沫が左側遮断部材又は右側遮断部材の下面に付着した場合に、先端側にかけて徐々に低くなるよう傾斜した左傾斜折曲部及び右傾斜折曲部が形成されているので、付着した廃液の飛沫は左側遮断部材又は右側遮断部材の下面に留まることなく、左傾斜折曲部及び右傾斜折曲部の下面から速やかに滴下される。
上記第1の発明(請求項1記載の発明)に係る廃液飛散防止用蛇腹装置では、左側垂直シート部と右側垂直シート部とのそれぞれの伸縮方向の一方端側から他方端側までの全域において、廃液トレー内の液面から上方へ飛散する廃液の飛沫を左側遮断部材と右側遮断部材とのそれぞれの下面により受け止めて遮断するとともに、廃液トレー内へ滴下させて回収することができるので、加工装置のボールネジ等の駆動系に廃液の飛沫が付着しないことにより、ボールネジ等が腐食せず加工精度が低下しないとともに、廃液の侵入により加工装置を停止させる必要がない。このことにより、加工装置の加工精度を維持することができるとともに、生産性の向上を図ることができる。
また、この発明では、左側遮断部材及び右側遮断部材は、それぞれ遮断部側山部及び遮断部側谷部が形成されてなることから、不規則な位置で伸縮することなく、蛇腹シートの伸縮動作に伴い常に規則正しく伸縮することとなるとともに、剛性も増され、上方に移動しようとする液体の圧力により変形することもなく、さらには、蛇腹シートが最も縮小された際における蛇腹シート全体の長さに関しても大きく変更されることがない。したがって、廃液飛散防止用蛇腹装置の品質の向上及び加工装置の高速化を図ることができる。特に、この発明では、上記左側遮断部と右側遮断部には、それぞれ前記蛇腹シートに形成された山部に対応した位置に形成された遮断部側山部と該蛇腹シートに形成された谷部に対応した位置に形成された遮断部側谷部とが交互に形成されてなることから、蛇腹シートの伸縮方向のいかなる位置において廃液トレー内の廃液が跳ね上げられても、その飛沫を遮断できる。
また、第の発明(請求項記載の発明)では、廃液トレーの液面から上方へ飛散する廃液の飛沫が左側遮断部材又は右側遮断部材の下面に付着した場合に、先端側にかけて徐々に低くなるよう傾斜した左傾斜折曲部及び右傾斜折曲部が形成されているので、付着した廃液の飛沫は左側遮断部材又は右側遮断部材の下面に留まることなく、左傾斜折曲部及び右傾斜折曲部の下面から速やかに滴下され、また、蛇腹シートの伸縮速度が早くなっても、廃液の飛沫を上記左側遮断部材と右側遮断部材とにより遮断することができることから、加工装置の高速化に十分対応することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態に係る廃液飛散防止用蛇腹装置について図面を参照しながら詳細に説明する。
この廃液飛散防止用蛇腹装置1は第1の蛇腹装置20と第2の蛇腹装置21とから構成され、図1に示すように、加工装置2にそれぞれ配置されるものである。そこで、先ず、この加工装置2について簡単に説明した後に、廃液飛散防止用蛇腹装置1について詳細に説明する。この加工装置2は、加工テーブル3と、この加工テーブル3を左右に駆動する駆動装置12が構成要素とされている。
上記加工テーブル3は、円盤状に成形されてなるものであり、上方に開口を有するボックス4内に固定され、このボックス4の一側面には、後述する廃液飛散防止用蛇腹装置1の第1の蛇腹装置20を固定するための一方の固定金具5が固定され、他側面には、第2の蛇腹装置21を固定するための他方の固定金具6が固定されている。また、このボックス4は、円柱状に成形された支軸7を介してスライド部材8に支持されている。なお、このスライド部材8の下面には、後述する一方及び他方のスライドガイド部材15,16が挿通されるガイド溝(符号は省略する。)が形成されている。
また、上記加工装置2は、図示しないノズルから上記加工テーブル3上に供給され、切削の際に該加工テーブル3上から流れた切削液の廃液が収容される廃液トレー10が構成要素となされている。この廃液トレー10は、略長方形状に成形されてなるものであり、中央には開口10aが形成され、外周には外側起立部10bが形成され、内周には、内側起立部10cが形成されている。なお、この廃液トレー10を構成する底板部10dには、ドレン管11に接続された排出口10eが形成され、外側起立部10b、内側起立部10c及び底板部10dからなる廃液収容部(符号は省略する)内に流入した廃液は、上記排出口10eを経てドレン管11から排出される。
そして、上記廃液トレー10に形成された上記開口10aの下方には、上記駆動装置12が配置されている。この駆動装置12は、外周にネジ(符号は省略する。)が螺刻されたボールネジ13と、このボールネジ13を時計正転方向及び逆転方向に回転駆動させるモータ14とから構成されている。また、上記ボールネジ13の左右両側には、一方のスライドガイド部材15と、他方のスライドガイド部材16が互いに面対向した状態で配置されている。したがって、上記駆動装置12を構成するモータ14が駆動し、ボールネジ13が正転又は逆転させられると、上記加工テーブル3は、上記一方及び他方のスライドガイド部材15,16にガイドされながら、該一方及び他方のスライドガイド部材15,16の長さ方向(ボールネジ13の長さ方向)に往復駆動される。
また、上記廃液トレー10を構成する上記内側起立部10cには、上記一方の固定金具5に対向する位置に一方の外側固定金具18が固定され、上記他方の固定金具6に対向する位置には、他方の外側固定金具19が固定されている。そして、上記一方の固定金具5と一方の外側固定金具18との間には、第1の蛇腹装置20が固定され、上記他方の固定金具6と他方の外側固定金具19との間には、第2の蛇腹装置21が固定されている。なお、これら第1及び第2の蛇腹装置20,21の基本構成はそれぞれ同一であることから、以下、上記第1の蛇腹装置20について詳細に説明する。
この第1の蛇腹装置(以下、蛇腹装置という)20は、図2又は図3に示すように、上記加工テーブル3上から切削屑とともに流れ落ちる切削液の廃液を遮断する伸縮自在な蛇腹シート30と、上記廃液トレー10内の廃液の飛沫が上方へ飛散しないように遮断する伸縮自在な左側遮断部材35と、上記廃液トレー10内の廃液の飛沫が上方へ飛散しないように遮断する伸縮自在な右側遮断部材36と、蛇腹シート30を支持するための2個の補強板41,41と、蛇腹シート30が最も伸長される際の隣接する各シート部の間隔及び蛇腹装置20の全体の長さを規定する左右の制限テープ46,47とを備え、正面側には、上記一方の外側固定金具18に固定される一方の固定板22が固定され、背面側には、上記一方の固定金具5に固定される他方の固定板23が固定されている。
先ず、上記蛇腹シート30は、図示しない複数のシートが貼付されてなるとともに折曲されてなるものであって、下端側が図4に示す左側の廃液トレー10L内の廃液Wl中に潜入される左側垂直シート部32と、下端側が右側の廃液トレー10R内の廃液Wr中に潜入される右側垂直シート部33と、左側は左側垂直シート部32と連続し右側は右側垂直シート部33と連続してなる水平シート部31とを有して構成されている。そして、水平シート部31には、山部31aと谷部31bとが伸縮方向に交互に形成され、左側垂直シート部32には、山部32aと谷部32bとが伸縮方向に交互に形成され、右側垂直シート部33には、山部33aと谷部33bとが伸縮方向に交互に形成されている。
次に、左側遮断部材35及び右側遮断部材36は、図3に示すように、左側遮断部材35が、一方の固定板22側から他方の固定板23側までの間の左側垂直シート部32の内側に配置され、右側遮断部材36が、一方の固定板22側から他方の固定板23側までの間の右側垂直シート部33の内側に前記左側遮断部材35と対向して配置されている。これら左側遮断部材35と右側遮断部材36とは、蛇腹シート30の伸縮方向の中心線に対して対称であるとともに、基本構成はそれぞれ同一であることから、以下、図3に示す右側遮断部材36について詳細に説明する。
この右側遮断部材36は、一方の固定板22側から他方の固定板23側までの間に亘って、単一であるとともに長尺シート状の樹脂を素材として後述する山部と谷部とが交互に形成され、図3に示す右側垂直シート部33の山部33a及び谷部33bの各内側に貼付されており、図5は、この右側遮断部材36に山部及び谷部が折曲される前の平板シートの形態を示す平面図、図6は、山部及び谷部が折曲された形態を示す下面側からの斜視図、図7は、右側垂直シート部33に貼付された形態を示す下面側からの斜視図である。なお、図5に示す輪郭以外の各線は折曲される山部又は谷部のケガキ線を示し、図5、図6に示す格子模様部は貼付のためにのり付けされる貼付部であって実線部は紙面の表側、破線部は紙面の裏側であることを示す。
この図5に示す右側遮断部材36の図示上側(図3に示す右側垂直シート部33側)には、右側垂直シート部33の山部33aに貼付される右山側貼付部36a,36bと、この右山側貼付部36a,36bよりも左側垂直シート部32側に切り込まれ谷部33bに貼付される右谷側貼付部36c,36dとが形成されている。これらの右山側貼付部36a,36bの左側垂直シート部32側(図5の下側)には、右側垂直シート部33の右山側貼付部36a,36bから突出される右山側遮断部36f,36gが形成され、右谷側貼付部36c,36dの前方側には、右側垂直シート部33の右谷側貼付部36c,36dから突出される右谷側遮断部36h,36iが形成されている。
そして、右山側遮断部36fと36gとの中央部には、右側垂直シート部33の山部33aに対応した位置に突設される図6又は図7に示す遮断部側山部36kを折曲するためのケガキ線36Kが罫書きされるとともに、このケガキ線36Kを挟む先端側の両側には、先端側にかけて徐々に低くなるよう傾斜した図6又は図7に示す右傾斜折曲部36m,36nを折曲するためのケガキ線36M,36Nが罫書きされている。また、右谷側遮断部36hと36iとの中央部には、右側垂直シート部33の谷部33bに対応した位置に突設される図6又は図7に示す遮断部側谷部36pを折曲するためのケガキ線36Pが罫書きされるとともに、このケガキ線36Pを挟む両側には、図6又は図7に示す斜面36q,36rを折曲するためのケガキ線36Q,36Rが罫書きされている。
また、上記のほか、右山側遮断部36fと右谷側遮断部36iとの間の谷部36tを折曲するためのケガキ線36T、右山側遮断部36gと右谷側遮断部36hとの間の谷部36uを折曲するためのケガキ線36U、右山側貼付部36a,36bを折曲するためのケガキ線36V,36W、右谷側貼付部36c,36dを折り返すためのケガキ線36X,36Yが罫書きされている。そして、このように罫書きされたシート状の右側遮断部材36の図5に示す左側又は右側から、各ケガキ線を順に折曲することにより図6又は図7に示す右側遮断部材36を形成する。以下は左側から右側へ折曲する手順により説明する。
先ず、図5に示すシート状の右側遮断部材36の左側にあるケガキ線36Kを折曲して、図6に示す遮断部側山部36kを紙面の裏側(右側遮断部材36の上面側であって、以下、上面側という)へ突出した山形に形成するとともに、右山側遮断部36f,36gを前記遮断部側山部36kから紙面の表側(右側遮断部材36の下面側であって、以下、下面側という)へ傾斜させて形成する。
また、図5に示すケガキ線36M,36Nを折曲して、図6に示す谷部36sを前記遮断部側山部36kの反対側の下面側へ突出した谷形に形成するとともに、右傾斜折曲部36m,36nを前記遮断部側山部36kと谷部36sとの交差点(符号は省略する)から先端側にかけて徐々に下面側へ低くなるよう傾斜させて形成する。これらの右山側遮断部36f,36g、遮断部側山部36k、右傾斜折曲部36m,36n及び谷部36sは、図3又は図7に示す右側垂直シート部33の山部33aの内側に形成される。
次に、図5に示す右山側遮断部36gの右方のケガキ線36Uを折曲して、図6に示す谷部uを下面側へ突出した谷形に形成するとともに、右谷側遮断部36hを前記谷部uから上面側へ傾斜させて形成する。また、図5に示すケガキ線36P,36Q,36R及びケガキ線ケガキ線36X,36Yをそれぞれ折曲して、図6に示す遮断部側谷部36pを下面側へ突出した谷形に形成するとともに、斜面36q,36rを前記遮断部側谷部36pから上面側へ傾斜させて形成し、かつ、折曲部36jを上面側へ起立させるとともに、右側垂直シート部33の谷部33bに貼付する右谷側貼付部36c,36dを形成する。
また、図5に示す右谷側遮断部36iの右方のケガキ線36Tを折曲して、図6に示す谷部tを下面側へ突出した谷形に形成するとともに、右山側遮断部36fを前記谷部tから上面側へ傾斜させて形成する。これらの右谷側遮断部36h,36i、遮断部側谷部36p及び斜面36q,36rは、図3又は図7に示す右側垂直シート部33の谷部33bの内側に形成される。そして、上記遮断部側山部36kと遮断部側谷部36pとが、谷部36t又は谷部uを挟んで交互に形成される。なお、図6に示す折曲部36v,36wは、右山側貼付部36a,36bが右側垂直シート部33の山部33aの内側に貼付された状態で自在に屈伸する為のものである。
上記のように各部が折曲された右側遮断部材36の右山側貼付部36a,36b及び右谷側貼付部36c,36dは、図7に仮想線で示す右側垂直シート部33(図7には右側垂直シート部33の下端側のみが図示されている)の内側に貼付される。この貼付に際して、図6に示す右山側貼付部36a,36bの上面側と右谷側貼付部36c,36dの上面側とには予め接着材を塗布しておき以下の手順により貼付する。
すなわち、図7に示すように、右側垂直シート部33の山部33aの内側に、右山側貼付部36a,36bを貼付するとともに、右山側遮断部36f,36gを、この右山側貼付部36a,36bから図3に示す左側垂直シート部32側(図7の左下側)に突出させる。そして、この右山側貼付部36a,36bの貼付により、右山側遮断部36f,36g、遮断部側山部36k、右傾斜折曲部36m,36n及び谷部36sは、図3又は図7に示す右側垂直シート部33の山部33aの内側に形成されている。
また、右側垂直シート部33の谷部33bの内側に、右谷側貼付部36c,36dを貼付するとともに、右谷側遮断部36h,36iを、この右谷側貼付部36c,36dから図3に示す左側垂直シート部32側(図7の左下側)に突出させる。そして、この右谷側貼付部36c,36dの貼付により、右谷側遮断部36h,36i、遮断部側谷部36p及び斜面36q,36rは、図3又は図7に示す右側垂直シート部33の谷部33bの内側に形成されている。
次に、図3に示す2個の補強板41,41は、水平シート部31の山部31aの内側にそれぞれ挟持され、これら補強板41,41の下端側には図4に示す支持部材42,43が、左側遮断部材35及び右側遮断部材36よりも上方位置の左側垂直シート部32及び右側垂直シート部33の各谷部32b,33bよりも内側にそれぞれ固定されている。この支持部材42,43は、廃液トレー10L,10Rのそれぞれの上面に形成された支持面(符号は省略する)上を蛇腹シート30の伸縮方向に摺動自在となされているので、蛇腹シート30の伸縮にしたがい摺動し該蛇腹シート30を支持する。
そして、支持部材42,43が、左側遮断部材35及び右側遮断部材36よりも上方位置の左側垂直シート部32及び右側垂直シート部33の各谷部32b,33bよりも内側に固定されていることから、図3に示す左側遮断部材35と右側遮断部材36とは、一方の固定板22から他方の固定板23の間に亘って、蛇腹シート30の伸縮方向の一方端側(一方の固定板22側)から他方端側(他方の固定板23側)の間に亘って、連続して形成することができる。
また、左右の制限テープ46,47は、図3に示すように、薄肉軟質の樹脂を素材とした帯状に形成され、一方の固定板22と他方の固定板23との間の水平シート部131のそれぞれの山部131aに固定されてなり、蛇腹シート30を構成する水平シート部31、左側垂直シート部32及び右側垂直シート部33が、最も伸長される際の隣接する各シート部の間隔及び蛇腹装置20の全体の長さを規定するものである。
次に、上記のように構成された廃液飛散防止用蛇腹装置1の作用について、図4及び図8を参照しながら説明する。図8は図4のH矢視図であって、右側垂直シート部33の山部33aの内側(図8紙面の表側)には、右山側遮断部36f,36gと、これらの先端側(左側垂直シート部32側)で連続する右傾斜折曲部36m,36nとが左側垂直シート部32側に突設されるとともに、右側垂直シート部33の谷部33bの内側には、右谷側遮断部36h,36iと、これらと連続する斜面36q,36rとが左側垂直シート部32側に突設されている。
すなわち、これらにより構成される右側遮断部材36は、図3に示す蛇腹シート30の伸縮方向の一方端側(一方の固定板22側)から他方端側(他方の固定板23側)にまで連続してなることから(すなわち、廃液を遮断できない空隙が形成されないことから)、右側垂直シート部33の伸縮方向の一方端側から他方端側までの全域において、図4に示す廃液トレー10R内の液面から上方へ飛散する廃液Wrの飛沫を右側遮断部材36の下面により受け止めて遮断するとともに、廃液トレー10R内へ滴下させて回収することができる。また、この作用は、図3に示す左側垂直シート部32の内側に突設された左側遮断部材35も同じである。
また、右側遮断部材36は、図7又は図8に示す遮断部側山部36k、遮断部側谷部36p、谷部36s、谷部36t、谷部u等が形成されてなることから、不規則な位置で伸縮することなく、蛇腹シートの伸縮動作に伴い常に規則正しく伸縮することとなるとともに、剛性も増され、上方に移動しようとする液体の圧力により変形することもなく、さらには、蛇腹シート30が最も縮小された際における蛇腹装置全体の長さに関しても大きく変更されることがない。
また、右側遮断部材36には、図7に示すように、先端側にかけて徐々に低くなるよう傾斜した右傾斜折曲部36m,36nが形成されてなることから、図4に示す廃液トレー10Rの液面から上方へ飛散する廃液Wrの飛沫が右側遮断部材36の下面に付着した場合に、先端側にかけて徐々に低くなるよう傾斜した右傾斜折曲部36m,36nにより、付着した廃液Wrの飛沫は右側遮断部材36の下面に留まることなく、右傾斜折曲部36m,36nの下面から速やかに滴下される。
したがって、図4に示す廃液トレー10L又は10R内の廃液Wl又はWrがこれらの液面から飛沫として上方へ飛散しても、左側遮断部材35又は右側遮断部材36の下面によりそれぞれ受け止めて遮断するとともに、廃液トレー10L又は10R内へ滴下させて回収することができる。すなわち、廃液Wl又はWrの飛沫は、ボールネジ13の直動装置などの駆動系に付着しないから腐食することがないとともに、廃液Wl又はWrの侵入を検出するセンサ17L又は17Rに付着しないから加工装置が停止されることもない。また、左側遮断部材35及び右側遮断部材36には、先端側にかけて徐々に低くなるよう傾斜した左傾斜折曲部35m,35n及び右傾斜折曲部36m,36nがそれぞれ形成されてなることから、それぞれの下面に付着した廃液Wl又はWrの飛沫は速やかに滴下され、加工装置の高速化を図ることができる。
なお、廃液飛散防止用蛇腹装置1に係る上記構成及び作用は、第1の蛇腹装置20の右側垂直シート部33の内側に配置された右側遮断部材36について説明したが、左側垂直シート部32の内側に配置された左側遮断部材35についても同じ構成であるとともに同じ作用をする。また、第2の蛇腹装置21に配置される図示しない左側遮断部材及び右側遮断部材についても同じ構成であるとともに同じ作用をする。
本発明に係る廃液飛散防止用蛇腹装置の一使用例であって、加工装置から分離した状態における斜視図である。 廃液飛散防止用蛇腹装置の上面側からの斜視図である。 廃液飛散防止用蛇腹装置の下面側からの斜視図である。 図2に示す廃液飛散防止用蛇腹装置のG−G矢視断面図である。 図3に示す遮断部材の折曲前の展開説明図である。 図5に示す遮断部材の折曲後の説明図である。 図6に示す遮断部材の貼着の説明図である。 図4に示すH矢視図である。 背景技術に係る廃液飛散防止用蛇腹装置の上面側からの斜視図である。 背景技術に係る廃液飛散防止用蛇腹装置の下面側からの斜視図である。 図9に示すJ−J矢視断面図である。 図11に示すK矢視図である。
符号の説明
1 廃液飛散防止用蛇腹装置
10L,10R 廃液トレー
20 第1の蛇腹装置
21 第2の蛇腹装置
30 蛇腹シート
31 水平シート部
31a,32a,33a 山部
31b,32b,33b 谷部
32 左側垂直シート部
33 右側垂直シート部
35 左側遮断部材
36 右側遮断部材
36a,36b 右山側貼付部
36c,36d 右谷側貼付部
36f,36g 右山側遮断部
36h,36i 右谷側遮断部
36k 遮断部側山部
36m,36n 右傾斜折曲部
36p 遮断部側谷部
Wl,Wr 廃液

Claims (2)

  1. 下端側が廃液トレー内の左側の廃液中に潜入される左側垂直シート部と、下端側が廃液トレー内の右側の廃液中に潜入される右側垂直シート部と、左側は上記左側垂直シート部と連続し右側は上記右側垂直シート部と連続してなる水平シート部と、を有してなるとともに上記左側垂直シート部,右側垂直シート部並びに水平シート部には山部と谷部とが伸縮方向に交互に形成されてなる蛇腹シートと、
    上記蛇腹シートを構成する左側垂直シート部の内側に固定され上記廃液トレー内の廃液の飛沫が上方へ飛散しないように遮断する遮断部を有してなる左側遮断部材と、上記右側垂直シート部の内側に固定され上記廃液トレー内の廃液の飛沫が上方へ飛散しないように遮断する遮断部を有してなる右側遮断部材と、を備えてなる廃液飛散防止用蛇腹装置であって、
    上記左側遮断部材は、左側垂直シート部の内側に貼付された左側貼付部と、この左側貼付部から記右側垂直シート部側に突出してなる左側遮断部とを有してなるとともに該左側遮断部は上記蛇腹シートの伸縮方向の一方端側から他方端側にまで連続して突出してなり、上記右側遮断部材は、上記右側垂直シート部の内側に貼付された右側貼付部と、この右側貼付部から上記左側垂直シート部側に突出してなる右側遮断部とを有してなるとともに該右側遮断部は上記蛇腹シートの伸縮方向の一方端側から他方端側にまで連続して突出してなり、上記左側遮断部と右側遮断部には、それぞれ前記蛇腹シートに形成された山部に対応した位置に形成された遮断部側山部と該蛇腹シートに形成された谷部に対応した位置に形成された遮断部側谷部とが交互に形成され、該蛇腹シートの伸縮動作に対応して、これら左側遮断部材及び右側遮断部材も伸縮されるよう構成されてなること特徴とする廃液飛散防止用蛇腹装置。
  2. 前記左側遮断部材を構成する左側遮断部の右側垂直シート部側には、先端側にかけて徐々に低くなるよう傾斜した左傾斜折曲部が形成され、
    前記右側遮断部材を構成する右側遮断部の左側垂直シート部側には、先端側にかけて徐々に低くなるよう傾斜した右傾斜折曲部が形成されてなることを特徴とする請求項1記載の廃液飛散防止用蛇腹装置。
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