JP4212186B2 - 工業用蛇腹 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、工業用蛇腹に関し、特に切削液や研磨液等が使用される切削装置や研磨装置に取り付けられる工業用蛇腹に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、蛇腹は、例えば写真機やアコーディオン等を構成する部品として使用されていたが、近年では、レーザ加工機や溶接機等のような工作機械を構成する部品としても使用されるに至っている。例えば、図7に示す装置50は、水平方向に駆動する駆動テーブル51上に切削加工又は研磨加工する図示しないワークが載置固定され、該ワークを図示しない切削刃又は研磨材等により切削し又は研磨するものである。そして、この装置50では、上記駆動テーブル51の両側には、従来の工業用蛇腹52,52が取り付けられ、該駆動テーブル51の直線状の駆動に伴い伸縮動作されるように構成されている。また、この装置50では、図8に示すように、切削加工又は研磨加工する際に使用される切削油又は切削液若しくは研磨液又は研磨油等の廃液が流入する溝部53が、上記駆動テーブル51の駆動方向の両側に形成された廃液トレー54が設けられている。そして、上記工業用蛇腹52を構成する左右の脚部52a,52aの下端側は、上記溝部53内に挿入されている。
【0003】
したがって、上記装置50においては、ワークに注がれた切削油等は、上記駆動テーブル51や上記従来の工業用蛇腹52上を通過して、上記左右の溝部53内に流入し、これらの溝部53内に流入した廃液は、廃液ドレン55を介して外部に排出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した装置50においては、上記切削油等は、廃油として上記左右の溝部53内に流入するが、この左右の溝部53内には、上記従来の工業用蛇腹52に形成された左右の脚部52a,52aの下端側が挿入されていることから、上記駆動テーブル51の移動に伴う工業用蛇腹52の伸縮動作により、該工業用蛇腹52があたかもポンプのようにこの溝部53内の切削油等を上方に移動させ又は飛散させてしまう場合がある。また、毛細管現象により、上記溝部53内の切削油等が上方に移動してしまう場合がある。
【0005】
そこで、本発明は、上述した従来の工業用蛇腹が有する課題を解決するために提案されたものであって、廃液トレー内の切削油等の流体が、毛細管現象により上方に移動したり、駆動テーブル等の駆動体の移動に伴い伸縮された場合であっても、上方に移動し又は飛散することを有効に防止することができる工業用蛇腹を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために提案されたものであって、第1の発明(請求項1記載の発明)は、シート体を折曲することにより山部及び谷部が交互に形成されてなる水平部と、この水平部の左端から下方に折曲されてなり交互に山部及び谷部が形成されてなる左側脚部と、上記水平部の右端から下方に折曲されてなり交互に山部及び谷部が形成されてなる右側脚部と、を備え、正面形状がほぼ門型に成形されてなる工業用蛇腹であって、上記左側脚部と右側脚部の内側には、該左側脚部と右側脚部とに形成されたそれぞれの谷部と谷部との間の流体が、伸長状態から縮小状態に動作した際に、上方に移動することを阻止するストッパ部が、上記シート体の折曲により一体成形されてなることを特徴とするものである。
【0007】
上述した第1の発明では、左側脚部と右側脚部の内側に、ストッパ部が形成されていることから、該左側脚部や右側脚部の下端側が切削油や研磨油内に浸漬された状態で伸縮動作した場合であっても、この伸縮動作があたかもポンプのような機能を果たすことにはならず、したがって、該切削油等が上方に移動することがない。また、多量の切削油が該工場用蛇腹上に流れた場合でも、上記ストッパ部により、左側脚部と右側脚部の内側に跳ねて飛散することも防止できる。特に、この発明においては、上記ストッパは、この工業用蛇腹を構成するシート体を折曲することにより一体成形されているものであることから、毛細管現象により下方の切削油等が上方に移動してしまうことも防止することができる。また、この発明では、蛇腹とは別体に成形されたストッパが固定されているものではないので、該ストッパの取付部又は接合部から切削油等が毛細管現象により、上方に移動する等の危険性も、この発明に係る工業用蛇腹によれば防止することができる。さらに、本発明は、こうした構成であることから、極めて生産性が良く、該ストッパの形成位置も一定のものとすることができるとともに、取り付けられる機械器具の用途や機能により、ストッパ部の長さを適宜変更することも可能となり、さらには、長期間使用することにより脱落する等の危険性も防止することが可能となる。
【0008】
また、第2の発明(請求項2記載の発明)は、前記第1の発明において、前記シート体は、前記水平部と前記左側脚部と右側脚部とを形成する主要シート部と、これらの主要シート部からさらに延在され折曲部を介して折曲されることにより左側脚部の内側又は右側脚部の内側に位置する第1の延在部と、これら第1の延在部からさらに延在され再び折曲されることにより上記ストッパ部を形成する第2の延在部とを有し、上記主要シート部は複数のシート体が積層されてなり、上記第1の延在部は主要シート部を構成するシート体の数よりも少ないシート体からなり、上記第2の延在部は、第1の延在部を構成するシート体の数よりも多いシート体からなることを特徴とするものである。
【0009】
この第2の発明に係る蛇腹では、上述のように、主要シート部は複数のシート体が積層されてなり、上記第1の延在部は主要シート部を構成するシート体の数よりも少ないシート体からなるとともに、上記第2の延在部は、第1の延在部を構成するシート体の数よりも多いシート体からなる。すなわち、主要シート部の厚みよりも第1の延在部の厚みの方が薄く、第2の延在部の厚みは、第1の延在部の厚みよりも厚くされている。なお、上記主要シート部は複数のシート体が積層されていれば良く、2枚でも3枚でも、取り付けられる装置の用途や使用する切削液又は研磨液等に応じて適宜選定されれば良い。例えば、この主要シート部は、ウレタン樹脂,ポリエチレンテレフタレート樹脂,ポリプロピレン樹脂,エチレン・酢酸ビニール共重合体,ポリ塩化ビニール樹脂,ポリスチレン樹脂等、従来より使用されている樹脂材料を任意に選択して積層すれば良く、第1の延在部は、これらの樹脂材料から選択されたシート体を延在して形成し、第2の延在部は、上記主要シート部を構成する任意の樹脂材料からなるシート体又はそれ以外の樹脂材料から適宜選択された樹脂材料により、上記第1の延在部を形成するシート体に積層すれば良い。
【0010】
こうした第2の発明に係る工業用蛇腹によれば、全て同一の厚みのシート体が折曲されることにより成形されているものではないので、ストッパ部が形成された左側脚部や右側脚部の下端側が多数回折曲されることにより、厚肉となり、この工業用蛇腹が最っとも収縮された時点における全体の厚みが極めて厚いものとなることを十分防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態に係る工業用蛇腹について、図1ないし図5を参照しながら詳細に説明する。なお、図1は、この実施の形態に係る工業用蛇腹を下側から示す斜視図であり、図2は、該工業用蛇腹の側断面図であり、図3は、該工業用蛇腹の正面断面図であり、図4は、該工業用蛇腹の展開図であり、図5は、図4のA−A線断面図である。
【0012】
この実施の形態に係る工業用蛇腹1は、図1に示すように、多数の山部2aと谷部2bとが交互に形成されてなる水平部2と、この水平部2の左端から下方に折曲されてなり、多数の山部3aと谷部3bとが交互に形成された左側脚部3と、上記水平部2の右端から下方に折曲されてなり、多数の山部4aと谷部4bとが交互に形成された右側脚部4と、上記左側脚部3の内側に形成された左側ストッパ部5と、上記右側脚部4の内側に形成された右側ストッパ部6と、から構成されている。なお、上記水平部2と左側脚部3及び右側脚部4については、後述するシート体の構成を除いて、従来の工業用蛇腹と同様であることから詳細な説明は省略する。
【0013】
そこで、先ず、上記左側ストッパ部5及び右側ストッパ部6の構成について説明すると、これらは何れも、図2に示すように、左側脚部3(又は右側脚部4)の内側面に形成されてなるものであり、図2に示すように、後述するシート体を、3つの折曲線を介して折曲し、下端側にかけて徐々に左側脚部3(又は右側脚部4)に形成された山部3aから離間するストッパ側山部5a(6a)を形成することにより成形されたものである。すなわち、この左側ストッパ部5(及び右側ストッパ部6)は、上記ストッパ側山部5a(6a)と、上端において該ストッパ側山部5a(6a)と交わるとともに該ストッパ側山部5a(6a)の左右両側に形成されたストッパ側谷部5b,5c(6b,6c)と、シート体の端縁とにより形成された三角形状の部位(符号は省略する。)により形成されたものである。そして、このように形成された左側ストッパ部5(右側ストッパ部6も同様に)は、図3に示すように、左側脚部3との間で下方に開口を有する空間を形成している。
【0014】
次に、こうした形状となされた工業用蛇腹1の材料であるシート体の構成について説明する。この工業用蛇腹1は、図4に示す展開図のように、中央に位置する部位は、上記水平部2とされるものである。そして、この水平部2とされる部位は、互いに平行となされた(図中二点鎖線で示す)折曲線を介して折曲されることにより、上記山部2aと谷部2bとが交互に形成されるものである。そして、この水平部2とされる部位の左側には、上記左側脚部3とされる部位が位置している。この左側脚部3とされる部位にも、上記水平部2に形成される山部2a及び谷部2bに対応した折曲線の延長上に形成された折曲線を介して折曲されることにより、上記山部3a及び谷部3bとされる。また、この左側脚部3とされる部位には、該左側脚部3の下端となるaの部位からさらに延長して形成され該aの部位から内側に折曲される第1の延在部10と、この第1の延在部10からさらに延長して形成された第2の延在部11とを備えている。上記第1の延在部10と第2の延在部11とはbの部位が境界となされ、このbの部位から該第1の延在部10と第2の延在部11とが重なるように折曲され、この第2の延在部11は、前述したように、上記ストッパ側山部5aとストッパ側谷部5b,5cとが形成されることにより、左側ストッパ部5が成形される部位である。
【0015】
同じように、上記水平部2とされる部位の右側には、上記右側脚部4とされる部位が位置している。この右側脚部4とされる部位にも、上記水平部2に形成される山部2a及び谷部2bに対応した折曲線の延長上に形成された折曲線を介して折曲されることにより、上記山部4a及び谷部4bとされる。また、この右側脚部4とされる部位には、該右側脚部4の下端となるcの部位からさらに延長して形成され該aの部位から内側に折曲される第3の延在部12と、この第3の延在部12からさらに延長して形成された第4の延在部13とを備えている。上記第3の延在部12と第4の延在部13とはdの部位が境界となされ、このdの部位から該第3の延在部12と第4の延在部13とが重なるように折曲され、この第4の延在部13は、前述したように、上記ストッパ側山部6aとストッパ側谷部6b,6cとが形成されることにより、右側ストッパ部6が成形される部位である。なお、この実施の形態において、上述した第1の延在部10及び第3の延在部12は、本発明を構成する第1の延在部であり、第2の延在図11及び第4の延在部13は、本発明を構成する第2の延在部である。
【0016】
そして、本実施の形態においては、上記左側脚部3の下端(図4中、aの部位)から上記水平部2全体及び右側脚部4の下端(図4中、cの部位)までは、図5に示すように、この工業用蛇腹1の表層を形成しウレタン樹脂からなる第1のシート体Xと、この第1のシート体Xの裏面に接着されポリエチレンテレフタレート樹脂からなる第2のシート体Yと、この第2のシート体Yの裏面に接着されてなるクロロ・スルフォン化ポリエチレン(デュポン社製造販売に係る商標「ハイパロン」)との三層が積層されている。そして、上記第1の延在部10及び第3の延在部12は、それぞれ上記第1のシート体X単体で構成され、また、上記第2の延在部11及び第4の延在部13は、該第1のシート体X及び第2のシート体Yの二層が積層されている。すなわち、この実施の形態に係る工業用蛇腹1は、図3に示すように、上記水平部2から左側脚部3の下端まで(及び右側脚部4の下端)は、上記積層された第1乃至第3のシート体X,Y,Zにより構成され、該左側脚部3の下端(図4中、aの部位)から該左側脚部3の内側に折曲される第1の延在部10の上端(図4内、bの部位)までは、第1のシート体Xのみにより構成され、該第1の延在部10の上端から左側ストッパ部5を構成するとともに第2の延在部11は、積層された第1及び第2のシート体X,Yにより構成されている。なお、上記第1のシート体Xのみからなる第1の延在部10と、左側脚部3の内側面とは、接着剤(符号は省略する。)を介して接着されている。
【0017】
このような構成に係る工業用蛇腹1によれば、伸長されていた状態から縮小して、図2に示す左側脚部3(及び右側脚部4)に形成された谷部3b(4b)と谷部3b(4b)とが互いに接近し、該左側脚部3(又は右側脚部4)と左側ストッパ部5(又は右側ストッパ部6)とにより形成された空間が狭められた場合でも、該空間内に位置する切削油等の流体は、該左側ストッパ部5(又は右側ストッパ部6)により、上方に移動され又は飛散することが防止される。また、上記実施の形態に係る工業用蛇腹1では、前述したように、左側ストッパ部5及び右側ストッパ部6が、折曲されて一体成形されてなるものであることから、毛細管現象により、切削油等の流体が上方に移動することがない。
【0018】
また、上記工業用蛇腹1では、水平部2全体から左側脚部3及び右側脚部4のそれぞれ下端までは、第1ないし第3のシート体X,Y,Zの三層により構成したため、伸縮動作により又は異物の落下により容易に型崩れしてしまうことが防止されるとともに、第1の延在部10及び第3の延在部12については第1のシート体X単体で構成したため、左側脚部3や右側脚部4の下端側の厚みが厚肉となり、最っとも縮小された場合において、全体の工業用蛇腹1の厚みが厚くなることを防止することができる。さらに、上記左側ストッパ部5や右側ストッパ部6を構成する第2の延在部11や第4の延在部13は、積層された第1のシート体Xと第2のシート体Yとから構成されているので、第1のシート体X単体である場合に比べて剛性が増し、該工業用蛇腹1の収縮により上方に逃げようとする切削油等の流体の圧力にも十分耐えることが可能となる。
【0019】
なお、本発明を構成するストッパ部の形状は、上述した実施の形態に係る工業用蛇腹1を構成する左側ストッパ部5や右側ストッパ部6のような形状に限定されず、例えば図6に示す工業用蛇腹20を構成する左側ストッパ部22や、右側ストッパ部23のように、第2の延在部(符号は省略する。)をやや多めに折り返してなるものであっても良い。
【0020】
また、前述した実施の形態に係る工業用蛇腹1では、水平部2から左側脚部3の下端まで及び右側脚部4の下端までを第1乃至第3のシート体X,Y,Zの三層が積層されたものを図示して説明したが、本発明は、必ずしもこの部位を三層により形成する必要はなく、例えば第1及び第2のシート体X,Yの二層により形成し、第1の延在部を第1のシート体Xにより形成し、第2の延在部を第1及び第2のシート体X,Yの二層により形成したものであっても良い。
【0021】
【発明の効果】
前述した本発明の実施の形態の説明からも明らかなように、本発明(請求項1記載の発明)では、左側脚部と右側脚部の内側に、ストッパ部が形成されていることから、該左側脚部や右側脚部の下端側が切削油や研磨油内に浸漬された状態で伸縮動作した場合であっても、この伸縮動作があたかもポンプのような機能を果たすことにはならず、したがって、該切削油等が上方に移動することがない。また、多量の切削油が該工場用蛇腹上に流れた場合でも、上記ストッパ部により、左側脚部と右側脚部の内側に跳ねて飛散することも防止できる。特に、この発明においては、上記ストッパは、この工業用蛇腹を構成するシート体を折曲することにより一体成形されているものであることから、毛細管現象により下方の切削油等が上方に移動してしまうことも防止することができる。また、この発明では、蛇腹とは別体に成形されたストッパが固定されているものではないので、該ストッパの取付部又は接合部から切削油等が毛細管現象により、上方に移動する等の危険性も、この発明に係る工業用蛇腹によれば防止することができる。さらに、本発明は、こうした構成であることから、極めて生産性が良く、該ストッパの形成位置も一定のものとすることができるとともに、取り付けられる機械器具の用途や機能により、ストッパ部の長さを適宜変更することも可能となり、さらには、長期間使用することにより脱落する等の危険性も防止することが可能となる。
【0022】
また、第2の発明(請求項2記載の発明)によれば、全て同一の厚みのシート体が折曲されることにより成形されているものではないので、ストッパ部が形成された左側脚部や右側脚部の下端側が多数回折曲されることにより、厚肉となり、この工業用蛇腹が最っとも収縮された時点における全体の厚みが極めて厚いものとなることを十分防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る蛇腹を下側から示す斜視図である。
【図2】図1に示す工業用蛇腹の側断面図である。
【図3】図1に示す工業用蛇腹の正面断面図である。
【図4】図1に示す工業用蛇腹の展開図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】図1に示す工業用蛇腹の変形例を下側から示す斜視図である。
【図7】工業用蛇腹が装置に取り付けられた状態を示す平面図である。
【図8】図7に示す工業用蛇腹の側面図である。
【符号の説明】
1 工業用蛇腹
2 水平部
2a 山部
2b 谷部
3 左側脚部
3a 山部
3b 谷部
4 右側脚部
4a 山部
4b 谷部
5 左側ストッパ部
6 右側ストッパ部
10 第1の延在部
11 第2の延在部
12 第3の延在部
13 第4の延在部

Claims (2)

  1. シート体を折曲することにより山部及び谷部が交互に形成されてなる水平部と、この水平部の左端から下方に折曲されてなり交互に山部及び谷部が形成されてなる左側脚部と、上記水平部の右端から下方に折曲されてなり交互に山部及び谷部が形成されてなる右側脚部と、を備え、正面形状がほぼ門型に成形されてなる工業用蛇腹であって、
    上記左側脚部と右側脚部の内側には、該左側脚部と右側脚部とに形成されたそれぞれの谷部と谷部との間の流体が、伸長状態から縮小状態に動作した際に、上方に移動することを阻止するストッパ部が、上記シート体の折曲により一体成形されてなることを特徴とする工業用蛇腹。
  2. 前記シート体は、前記水平部と前記左側脚部と右側脚部とを形成する主要シート部と、これらの主要シート部からさらに延在され折曲部を介して折曲されることにより左側脚部の内側又は右側脚部の内側に位置する第1の延在部と、これら第1の延在部からさらに延在され再び折曲されることにより上記ストッパ部を形成する第2の延在部とを有し、
    上記主要シート部は複数のシート体が積層されてなり、上記第1の延在部は主要シート部を構成するシート体の数よりも少ないシート体からなり、上記第2の延在部は、第1の延在部を構成するシート体の数よりも多いシート体からなることを特徴とする請求項1記載の工業用蛇腹。
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