JP4988026B2 - ヘッド、ヘッドサスペンションアッセンブリ、およびこれを備えたディスク装置 - Google Patents

ヘッド、ヘッドサスペンションアッセンブリ、およびこれを備えたディスク装置 Download PDF

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Description

この発明の実施形態は、磁気ディスク装置等のディスク装置に用いるヘッド、このヘッドを備えたヘッドサスペンションアッセンブリ、およびヘッドサスペンションアッセンブリを備えたディスク装置に関する。
ディスク装置として、例えば、磁気ディスク装置は、ベース内に配設された磁気ディスクと、磁気ディスクを支持および回転駆動するスピンドルモータと、磁気ディスクに対して情報のリード/ライトを行う磁気ヘッドと、磁気ヘッドを磁気ディスクに対して移動自在に支持したキャリッジアッセンブリと、を備えている。キャリッジアッセンブリは、回動自在に支持されたアームと、アームから延出したサスペンションとを備え、このサスペンションに延出端に磁気ヘッドが支持されている。磁気ヘッドは、サスペンションに取り付けられたスライダ、およびスライダに設けられたヘッド部を有し、ヘッド部は、リード用の再生素子、ライト用の記録素子を含んで構成されている。
スライダは、磁気ディスクの記録面と対向した対向面(エアベアリングサーフェース:ABS)を有している。スライダは、サスペンションにより、磁気ディスクの磁気記録層に向う方向に所定のヘッド荷重が印加されている。磁気ディスク装置の動作時、回転する磁気ディスクとスライダとの間に空気流が発生し、スライダの対向面には、空気流体潤滑の原理により、スライダを磁気ディスク記録面から浮上させる力(正圧)が作用する。この浮上力とヘッド荷重とを釣り合わせることにより、スライダは磁気ディスク記録面と隙間を保って浮上する。スライダの浮上量の変動を防止するため、スライダの対向面中央付近に負圧キャビティや動圧発生溝を形成したディスク装置が知られている。
すなわち、このスライダは、ABSの中央部に形成された負圧溝と、スライダの流入端側に設けられたリーディングパッド、スライダの流出端側に設けられたトレーリングパッド、リーディングパッドから流出端側に延びるサイドパッド、サイドパッドから延出するスカート部を有し、トレーリングパッド部に磁気ヘッドが設けられている(例えば、特許文献1)。
特開2008−16068号公報
上記のような磁気ヘッドを備えたディスク装置において、環境変化等によりディスク装置内の圧力が低下すると、磁気ヘッドの浮上量が低下し、磁気ディスク表面に接触(タッチダウン)する場合がある。磁気ディスクに接触すると、磁気ヘッドは振動して接触、浮上を繰り返す。その結果、最終的に、磁気ヘッドが磁気ディスク表面に吸着してしまうおそれがある。
この発明は以上の点に鑑みなされたもので、その目的は、ヘッドの振動を抑制し、記録媒体への吸着を防止し、信頼性および安定性の向上したヘッド、このヘッドを備えたヘッドサスペンションアッセンブリ、およびディスク装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、この発明の態様に係るヘッドは、回転自在な記録媒体の表面に対向する対向面を有し、前記記録媒体の回転によって上記記録媒体表面と対向面との間に生じる空気流により浮上するスライダと、前記スライダに設けられ上記記録媒体に対し情報の記録再生を行うヘッド部と、を備え、
前記スライダの対向面は、前記対向面に形成された凹所により規定され負圧を発生させる負圧キャビティと、前記負圧キャビティに対して前記空気流の上流側に位置するリーディングステップ部と、前記空気流の方向に沿って前記リーディングステップ部からスライダの流出端側に延出している一対のサイド部と、前記空気流の方向に沿って前記各サイド部からスライダの流出端側に延出しているとともに、前記負圧キャビティの底面からの高さが前記サイド部よりも低い一対のスカート部と、前記負圧キャビティに対して前記空気流の流出側に設けられたトレーリングステップ部と、前記空気流の方向と交差する方向に沿って前記トレーリングステップ部から両側に前記対向面の側縁まで延びる2つの第1部分と、前記対向面の側縁に沿って、前記第1部分から前記スカート部およびサイド部の外側を前記空気流の方向に沿ってそれぞれ連続して延びる2つの第2部分と、前記第1部分から前記サイド部まで前記スカート部の内側を前記空気流の方向に沿って延びる2つの第3部分と、を有し、前記負圧キャビティの底面からの高さが前記サイド部およびスカート部よりも低い囲い込みステップ部と、を備えている。
この発明の他の態様に係るディスク装置は、記録媒体と、前記記録媒体を支持しているとともに回転する駆動部と、前記記録媒体の表面に対向する対向面を有し、前記記録媒体の表面と対向面との間の空気流により浮上するスライダと、前記スライダに設けられ前記記録媒体に情報を書込み前記記録媒体から情報を読取るヘッド部と、を具備するヘッドと、前記記録媒体に対して前記ヘッドを移動自在に支持しているとともに、前記記録媒体の表面に向かうヘッド荷重を前記ヘッドに印加するヘッドサスペンションと、を備え、
前記スライダの対向面は、前記対向面に形成された凹所により規定され負圧を発生させる負圧キャビティと、前記負圧キャビティに対して前記空気流の上流側に位置するリーディングステップ部と、前記空気流の方向に沿って前記リーディングステップ部からスライダの流出端側に延出している一対のサイド部と、前記負圧キャビティに対して前記空気流の流出側に位置するトレーリングステップ部と、前記空気流の方向に沿って前記サイド部からスライダの流出端側に延出しているとともに、前記負圧キャビティの底面からの高さが前記サイド部よりも低い一対のスカート部と、前記空気流の方向と交差する方向に沿って前記トレーリングステップ部から両側に前記対向面の側縁まで延びる2つの第1部分と、前記対向面の側縁に沿って、前記第1部分から前記スカート部およびサイド部の外側を前記空気流の方向に沿ってそれぞれ連続して延びる2つの第2部分と、前記第1部分から前記サイド部まで前記スカート部の内側を前記空気流の方向に沿って延びる2つの第3部分と、を有し、前記負圧キャビティの底面からの高さが前記サイド部およびスカート部よりも低い囲い込みステップ部と、を備えている。
図1は、第1の実施形態に係るHDDを示す平面図。 図2は、上記HDDにおける磁気ヘッド部分を拡大して示す側面図。 図3は、上記磁気ヘッドのスライダのディスク対向面側を示す斜視図。 図4は、上記スライダのディスク対向面側を示す平面図。 図5は、図4の線A−Aに沿ったスライダの断面図。 図6は、比較例として、囲い込ステップ部を持たない磁気ヘッドのスライダを示す平面図。 図7は、第1の実施形態に係る磁気ヘッドと比較例に係る磁気ヘッドとの吸着負圧(Δ気圧)を比較して示す図。 図8は、スライダの長さと囲い込ステップ部の第1方向に沿った長さとの比と、ロール減衰との関係を示す図。 図9は、スライダの幅と囲い込ステップ部の第2方向に沿った幅との比と、ロール減衰と、発生負圧量との関係を示す図。 図10は、スライダの流出端と囲い込ステップ部の流出端との位置関係と、ロール減衰と、発生負圧との関係を示す図。 図11は、囲い込ステップ部の深さと、ロール減衰と、発生負圧との関係を示す図。 図12は、第2の実施形態に係るHDDの磁気ヘッドを示す平面図。
以下図面を参照しながら、この発明に係るディスク装置をハードディスクドライブ(以下、HDDと称する)に適用した実施形態について詳細に説明する。
図1は、第1の実施形態に係るHDDの筐体のトップカバーを取外して、HDDの内部構造を示している。図1に示すように、HDDは筐体を備え、この筐体は、上面の開口した矩形箱状のベース12と、複数のねじによりベースにねじ止めされベースの上端開口を閉塞する図示しないトップカバーと、を有している。
ベース12内には、記録媒体としての磁気ディスク16、磁気ディスクを支持および回転させる駆動部としてのスピンドルモータ18、磁気ディスクに対して情報の書き込み、読み出しを行なう複数の磁気ヘッド40、これらの磁気ヘッドを磁気ディスク16に対して移動自在に支持したキャリッジアッセンブリ22、キャリッジアッセンブリを回動および位置決めするボイスコイルモータ(以下、VCMと称する)24、磁気ヘッドが磁気ディスクの最外周に移動した際、磁気ヘッドを磁気ディスクから離間した退避位置に保持するランプロード機構25、およびヘッドIC等を有する基板ユニット21等が収納されている。
ベース12の底壁外面には、図示しないプリント回路基板がねじ止めされている。このプリント回路基板は、基板ユニット21を介して、スピンドルモータ18、VCM24、および磁気ヘッド40の動作を制御する。
磁気ディスク16は、上面および下面に磁気記録層を有している。磁気ディスク16は、スピンドルモータ18の図示しないハブの外周に嵌合されているとともに、クランプばね17によってハブ上に固定されている。スピンドルモータ18を駆動することにより、磁気ディスク16は所定の速度で矢印B方向に回転される。
キャリッジアッセンブリ22は、ベース12の底壁上に固定された軸受部26と、軸受部から延出した複数のアーム32と、を備えている。これらのアーム32は、磁気ディスク16の表面と平行に、かつ、互いに所定の間隔を置いて位置しているとともに、軸受部26から同一の方向へ延出している。キャリッジアッセンブリ22は、弾性変形可能な細長い板状のサスペンション38を備えている。サスペンション38は、例えば、板ばねにより構成され、その基端がスポット溶接あるいは接着によりアーム32の先端に固定され、アームから延出している。各サスペンション38は対応するアーム32と一体に形成されていてもよい。アーム32およびサスペンション38によりヘッドサスペンションを構成し、このヘッドサスペンションと磁気ヘッド40とによりヘッドサスペンショ ンアッセンブリを構成している。
図2に示すように、各磁気ヘッド40は、ほぼ直方体形状のスライダ42とこのスライダに設けられた記録再生用のヘッド部44とを有し、サスペンション38の先端部に設けられたジンバルばね41に固定されている。各磁気ヘッド40は、サスペンション38の弾性により、磁気ディスク16の表面に向かうヘッド荷重Lが印加されている。
図1に示すように、キャリッジアッセンブリ22は、軸受部26からアーム32と反対の方向へ延出した支持枠45を有し、この支持枠により、VCM24の一部を構成するボイスコイル47が支持されている。支持枠45は、合成樹脂によりボイスコイル47の外周に一体的に成形されている。ボイスコイル47は、ベース12に固定された一対のヨーク49間に位置し、これらのヨーク、および一方のヨークに固定された図示しない磁石とともにVCM24を構成している。ボイスコイル47に通電することにより、軸受部26の回りでキャリッジアッセンブリ22が回動し、磁気ヘッド40は磁気ディスク16の所望のトラック上に移動および位置決めされる。
ランプロード機構25は、ベース12の底壁に設けられているとともに磁気ディスク16の外側に配置されたランプ51と、各サスペンション38の先端から延出したタブ53(図2参照)と、を備えている。キャリッジアッセンブリ22が、磁気ディスク16の外側の退避位置まで回動する際、各タブ53は、ランプ51に形成されたランプ面と係合し、その後、ランプ面の傾斜によって引き上げられ、磁気ヘッド40のアンロード動作を行う。
次に、磁気ヘッド40の構成について詳細に説明する。図3は磁気ヘッドのスライダを示す斜視図、図4はスライダの平面図、図5はスライダの断面図である。
図2、図3、図4、図5に示すように、磁気ヘッド40はほぼ直方体状に形成されたスライダ42を有し、このスライダは磁気ディスク16の表面に対向する矩形状のディスク対向面(エア・ベアリング・サーフェース:ABS)43、ディスク対向面と直交して延びる流入側端面44a、ディスク対向面と直交して延びる流出側端面44b、およびそれぞれディスク対向面と直交して流入側端面44aと流出側端面44bとの間を延びる一対の側面44cを有している。
ディスク対向面43の長手方向を第1方向X、これと直交する幅方向を第2方向Yとする。スライダ42は、第1方向Xの長さLが1.25mm以下、例えば、0.85mm、第2方向Yに沿った幅Wが1.0mm以下、例えば、0.7mmに形成され、いわゆるフェムトスライダとして構成されている。
磁気ヘッド40は浮上型のヘッドとして構成され、スライダ42は、磁気ディスク16の回転によってディスク表面とディスク対向面43との間に生じる空気流C(図2参照)により浮上する。HDDの動作時、スライダ42のディスク対向面43はディスク表面に対し常に隙間を保って対向している。ここで、空気流Cの方向は、磁気ディスク16の回転方向Bと一致している。スライダ42は、磁気ディスク16表面に対し、ディスク対向面43の第1方向Xが空気流Cの方向とほぼ一致するように配置される。
図3ないし図5に示すように、ディスク対向面43には、ディスク対向面43のほぼ中央部から流出端側に渡って、凹所からなる負圧キャビティ54が形成されている。負圧キャビティ54は、流出側端面44bに向かって開放している。スライダ42の厚さHは、例えば0.23mmに形成され、負圧キャビティ54の深さは800〜1500nm、例えば1500nmに形成されている。負圧キャビティ54を設けることにより、HDDで実現される全てのヨー角において、ディスク対向面43中心部で負圧を発生させることができる。
ディスク対向面43において、流入側端部には、ほぼ矩形状のリーディングステップ部50が形成されている。リーディングステップ部50はディスク対向面43より一段低く、例えば、100nm低く、負圧キャビティ54の底面に対して突出して設けられ、かつ、空気流Cに対して負圧キャビティ54の流入側に位置している。
ディスク対向面43は、各側縁に沿って延びているとともに第2方向Yに間隔を置いて対向する一対のサイド部46を有している。これらのサイド部46は負圧キャビティ54の底面に対して突出して設けられている。サイド部46は、リーディングステップ部50からスライダ42の下流端側に延出している。各サイド部46の内、流出端側の約半分は、流入端側の他の半分によりも第2方向の幅が広く形成されている。
リーディングステップ部50および一対のサイド部46は、スライダ42の中心軸線Dに対して対象に設けられ、全体として、上流側が閉塞され、下流側に向かって開放したほぼU字形状に形成されている。そして、リーディングステップ部50および一対のサイド部46により負圧キャビティ54が規定されている。
磁気ヘッド40のピッチ角を維持するため、リーディングステップ部50上には、空気膜によってスライダ42を支えるリーディングパッド52が突設されている。リーディングパッド52は、第2方向Yに沿ってリーディングステップ部50の幅方向全域に渡り連続的に延びているとともに、スライダ42の流入側端面44aから下流側にずれた位置に形成されている。
各サイド部46上には、サイドパッド48が形成され、リーディングパッド52に繋がっている。リーディングパッド52およびサイドパッド48はほぼ平坦に形成され、ディスク対向面43を形成している。
各サイドパッド48には第1凹所56aおよび第2凹所56bが連続して形成されている。第1および第2凹所56a、56bは、磁気ディスク表面に向かって開口しているとともに、ディスク対向面43の流入側端に向かって開口している。第1凹所56aおよび第2凹所56bの各々は矩形状に形成され、第1方向Xとほぼ平行に延びた一対の側縁、およびこれら側縁の延出端同士を繋いでいるとともに第2方向Yとほぼ平行に延びた底縁によって規定されている。第2凹所56bは、第1凹所56aよりも一段深く形成されている。
スライダ42のディスク対向面43には、それぞれ第1方向Xに沿ってサイド部46からスライダの流出側端に向かって直線的に延出した一対のスカート部57が形成されている。各スカート部57は、サイド部46よりも深く形成され、負圧キャビティ54の底面に対して突出している。各スカート部57は、ディスク対向面43に対して深さ100〜200nm、例えば、100nmに形成されている。
スライダ42は、空気流Cの方向に対して、ディスク対向面43の流出側の端部に形成されたトレーリングステップ部58を有している。トレーリングステップ部58は、負圧キャビティ54の底面に対して突出して形成され、その突出高さは、リーディングステップ部50と同一突出高さに形成されている。言い換えると、トレーリングステップ部58は、ディスク対向面43からの深さが、リーディングステップ部50と同一深さ、50〜250nm、例えば、100nmに形成されている。トレーリングステップ部58は、空気流Cの方向に対して、負圧キャビティ54の下流側に位置し、かつ、ディスク対向面43の第2方向Yほぼ中央に位置している。更に、トレーリングステップ部58は、スライダ42の流出側端面44bから僅かに流入側端面44a側にずれて設けられている。
図3ないし図5に示すように、トレーリングステップ部58は、ほぼ直方体形状に形成され、上流側に位置した2つの角部が面取りされた形状を有している。トレーリングステップ部58は、磁気ディスク16表面と対向する上面を有している。
トレーリングステップ部58の上面には、空気膜によってスライダ42を支えるトレーリングパッド60が突設されている。トレーリングパッド60は、リーディングパッド52およびサイドパッド48と同一高さレベルに形成され、その表面は、ディスク対向面43を構成している。
トレーリングパッド60は、ほぼ矩形状のベース部62、および第2方向Yに沿ってベース部から両側へ延出した一対の翼部64を有している。トレーリングステップ部58において、ベース部62は、流出端側で中心軸線上に設けられ、第2方向Yのほぼ中央に位置している。各翼部64は、ベース部62の両端から第1方向Xに沿ってスライダ42の上流端側に延びている。
図3ないし図5に示すように、スライダ42のディスク対向面43は、トレーリングステップ58の両側、サイド部46の外側、およびスカート部57の両側を延び、ディスク対向面の流出端側の後端及び両側縁部を覆う、全体としてほぼU字形状の囲い込みステップ部70を有している。囲い込みステップ部70は、ディスク対向面42の流出端縁および両側縁に沿って、トレーリングステップ部58からスカート部57の両側およびサイド部46の外側に連続して設けられ、スカート部57よりも深くかつ負圧キャビティ54よりも浅く形成されている。囲い込みステップ部70は、例えば、深さ230nmに形成されている。
囲い込みステップ部70は、第2方向Yに沿ってトレーリングステップ部58から両側にスライダ42の両側縁まで延びる2つの第1部分70aと、スライダ42の側縁に沿って、第1部分70aからスカート部57の外側およびサイド部46の外側を第1方向Xに延びる2つの第2部分70bと、第1部分70aからサイド部46までスカート部57の内側を第1方向Xに延びる2つの第3部分70cと、を有している。第1、第2、第3部分70a、70b、70cの各々は、所定の幅を有する細長い矩形状に形成されている。
各第2部分70bの長さdは、第1部分70aからサイド部46の流入側端まで延びる長さに形成されている。各第2部分70bは、スライダ42の側面44cと面一に形成されている。第2方向Yについて、第2部分70bおよび第3部分70cを合わせた幅Tは、第3部分70cの負圧キャビティ54側の側縁が、サイド部46の負圧キャビティ54側の側縁と同一に位置するか、あるいは、サイド部46の負圧キャビティ側の側縁よりも外側に位置する幅に形成されている。囲い込みステップ部70の第1部分70aと第3部分70cとが成す角部は、ほぼ直角に形成されている。
磁気ヘッド40のヘッド部44は、磁気ディスク16に対して情報の記録再生を行う記録素子および再生素子を有している。これら再生素子および記録素子は、空気流Cの方向に対して、スライダ42の下流側端部内に埋め込まれている。再生素子および記録素子は、トレーリングパッド60に形成された図示しないリード/ライトギャップを有している。
以上のように構成されたHDDおよびヘッドサスペンションアッセンブリによれば、磁気ヘッド40は、磁気ディスク16の回転によってディスク表面とディスク対向面43との間に生じる空気流Cにより浮上する。これにより、HDDの動作時、スライダ42のディスク対向面43はディスク表面に対し常に隙間を保って対向している。図2に示すように、磁気ヘッド40は、ヘッド部44のリード/ライトギャップが最もディスク表面に接近した傾斜姿勢をとって浮上する。
磁気ヘッド40は、スライダ42のディスク対向面43に負圧キャビティ54を設けることにより、HDDで実現される全てのヨー角において、ディスク対向面43中心部で負圧を発生させることができる。また、スカート部57およびサイド部46の外側およびトレーリングステップ部の両側を囲んだ囲い込みステップ部70を設けてることにより、スライダ42のロール方向の振動減衰力が向上し、磁気ヘッド40が磁気ディスク16の表面に接触(タッチダウン)した場合でも、磁気ヘッドの振動振幅を低減することができる。これにより、磁気ディスク表面に対する磁気ヘッドの吸着を防止することが可能となる。
本願発明者は、図6に示すように、スライダの流出端側を囲う囲い込ステップ部が設けられていない比較例に係るスライダを有する磁気ヘッドと、本実施形態に係る磁気ヘッドとを用意し、これらの磁気ヘッドについて、タッチダウン・テイクオフ試験を行って吸着性を比較した。その結果を図7に示す。
図7に示すように、実施形態1に係るHDDの磁気ヘッドは、吸着気圧(Δ気圧)が0.29(atm)となり、比較例の磁気ヘッドに対して、42%の改善がみられた。これは、例えば、HDDの記録密度向上のために、メディア表面の平均粗さ(Ra)を0.3nmから0.1nmに低減して超平滑とした場合でも、本実施形態に係る磁気ヘッドを用いることにより、メディア表面への吸着性(=テイクオフ性能)を大きく改善できることが分かる。
例えば、ノート型パーソナルコンピュータなどのモバイル機で要求される2.5”HDDの保証気圧は、0.7atm(=高度3000m)であることから、Δ気圧が0.29(atm)あれば、仮に0.7atmでタッチダウン(=ヘッドとメディアの接触開始)したとしても、HDD内が常圧に戻れば、ヘッドの振動(=Δ気圧中の状態)は元の浮上姿勢に戻ると考えられる。そのため、磁気ヘッドの浮上安定性を確保する上で、磁気ヘッドの吸着気圧が重要になる。
次に、本実施形態に係る磁気ヘッドが吸着気圧(Δ気圧)を低減できるメカニズムについて説明する。磁気ヘッドのタッチダウン後に発生するスライダと磁気ディスクの接触による振動を抑えるために、ディスク対向面で発生する減衰力を高める必要がある。そこで、振動源となるサスペンションおよびディスク対向面の共振周波数を抑えるため、特にロール方向における10kHz、30kHz、50KHzの周波数に着目し、周波数応答解析を行い、それぞれについての比較を行った。
図8は、囲い込みステップ部70の第2部分70bの第1方向Xに沿った長さdと、スライダの第1方向Xに沿った長さLとの比と、ロール減衰との関係を示している。この図から、いずれの周波数においても、第2部分70bの長さdをスライダ長さLの20〜60%とすることにより、ロール減衰を向上することができ、53%の長さ(本実施形態に対応)とすることで、10kHzの減衰が4割も増加していることがわかる。
図9は、囲い込みステップ部70の第2部分70bおよび第3部分70cの幅Tとスライダの第2方向Yに沿った幅Wとの比と、ロール減衰と、発生負圧量と、の関係を示している。この図から、いずれの周波数においても、ステップ部の幅Tをスライダ幅Wの4〜5%とすることにより、適度なロール減衰および負圧量が得られることが分かる。
図10は、囲い込みステップ部70における第1部分70aおよび第2部分70bの第1方向Xに沿った長さd、つまり、スライダの流出端の位置と、スライダの第1方向Xに沿った長さLとの比と、ロール減衰と、発生負圧量と、の関係を示している。ここで、第1部分70aおよび第2部分70bの流出側端が、スライダの流出側端縁に一致している時を0%、第1部分70aおよび第2部分70bの流出側端が、スライダの流出側端縁から流入端側へずれるに従って%が大きくなるものとする。
この図から、いずれの周波数においても、第1部分70aおよび第2部分70bの長さが0〜4.5%とすることにより、すなわち、スライダの流出側端縁の近傍まで延びることにより、ロール減衰を向上し、かつ、負圧量が得られることがわかる。
図11は、ディスク対向面に対する囲い込みステップ部70の深さと、ロール減衰と、発生負圧量と、の関係を示している。この図から、いずれの周波数においても、深さ200〜600の範囲でロール減衰を向上するとともに、必要な負圧量が得られることがわかる。
以上のことから、囲い込ステップ部を設けることにより、スライダ、ロール方向の囲い込による減衰効果、および、磁気ディスク表面に対するディスク対向面の高さ方向の距離を狭めることによる減衰効果、を相乗的に組み合わせることができ、タッチダウン時の振動振幅が減少していると考えられる。
上述した解析結果から、スライダのディスク対向面の適切な形状は、1)スライダ両端側に配置する第2部分70bの長さdは、スライダの流出端からサイド部46の流入側まで、2)第2および第3部分70b、70cの流出側端の位置は、ヘッド部44を構成するアルミナ部まで、3)第2および第3部分70b、70cの幅Tは、サイド部46の負圧キャビティ側の側面まで、とすることがよい。また、囲い込みステップ部70の深さを、スカート部よりも深く、負圧キャビティよりも浅く形成することにより、4)スライダ製造工程で発生するスライダ両側端の「バリ」をとることができ、5)負圧発生側については、浅過ぎは負圧ロス/深すぎは減衰不足となるため、適度な深さ、例えば、200〜600nmとすることができる。
以上のように、本実施形態によれば、ヘッドの振動を抑制し、記録媒体への吸着を防止し、信頼性および安定性の向上した磁気ヘッド、この磁気ヘッドを備えたヘッドサスペンションアッセンブリ、およびディスク装置が得られる。
図12は、第2の実施形態に係るHDDの磁気ヘッド40を示している。本実施形態によれば、スライダ42の囲い込みステップ部70において、第2部分70と第3部分70cとがなす角部は、円弧状に形成されている。また、スライダ42の流出端側の両角部は、斜めに面取りされている。
第2の実施形態において、磁気ヘッドの他の構成は、前述した第1の実施形態と同一であり、同一の部分には同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。そして、第2の実施形態においても、磁気ヘッドの振動を抑制し、記録媒体への吸着を防止し、信頼性および安定性の向上した磁気ヘッド、この磁気ヘッドを備えたディスク装置が得られる。
本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
スライダにおけるリーディングステップ部、トレーリングステップ部、囲い込ステップ部、各パッドの形状および寸法等は上述した実施形態に限定されることなく、必要に応じて変更可能である。この発明は、フェムトスライダに限らず、ピコスライダ、ペムトスライダ、あるいは、より寸法の大きなスライダにも適用可能である。ディスク装置において、磁気ディスクの枚数は1枚に限らず、増加可能である。
12…ベース、16…磁気ディスク、18…スピンドルモータ
22…キャリッジアッセンブリ、26…軸受部、32…アーム、
38…サスペンション、40…磁気ヘッド、42…スライダ、43…ディスク対向面、
44…ヘッド部、50…リーディングステップ部、52…リーディングパッド、
54…負圧キャビティ、46…サイド部、48…サイドパッド、
57…スカート部、58…トレーリングステップ部、60…トレーリングパッド、
70…囲い込ステップ部、70a…第1部分、70b…第2部分、70c…第3部分

Claims (5)

  1. 回転自在な記録媒体の表面に対向する対向面を有し、前記記録媒体の回転によって上記記録媒体表面と対向面との間に生じる空気流により浮上するスライダと、前記スライダに設けられ上記記録媒体に対し情報の記録再生を行うヘッド部と、を備え、
    前記スライダの対向面は、
    前記対向面に形成された凹所により規定され負圧を発生させる負圧キャビティと、
    前記負圧キャビティに対して前記空気流の上流側に位置するリーディングステップ部と、
    前記空気流の方向に沿って前記リーディングステップ部からスライダの流出端側に延出している一対のサイド部と、
    前記空気流の方向に沿って前記各サイド部からスライダの流出端側に延出しているとともに、前記負圧キャビティの底面からの高さが前記サイド部よりも低い一対のスカート部と、
    前記負圧キャビティに対して前記空気流の流出側に設けられたトレーリングステップ部と、
    前記空気流の方向と交差する方向に沿って前記トレーリングステップ部から両側に前記対向面の側縁まで延びる2つの第1部分と、前記対向面の側縁に沿って、前記第1部分から前記スカート部およびサイド部の外側を前記空気流の方向に沿ってそれぞれ連続して延びる2つの第2部分と、前記第1部分から前記サイド部まで前記スカート部の内側を前記空気流の方向に沿って延びる2つの第3部分と、を有し、前記負圧キャビティの底面からの高さが前記サイド部およびスカート部よりも低い囲い込みステップ部と、
    を備えているヘッド。
  2. 前記空気流の方向と直交する方向について、前記第3部分の前記負圧キャビティ側の側縁は、前記サイド部の負圧キャビティ側の側縁と同一か、あるいは、前記サイド部の負圧キャビティ側の側縁よりも外側に位置している請求項に記載のヘッド。
  3. 前記囲い込みステップ部の第1部分と第3部分とが成す角部は、円弧状に形成されている請求項に記載のヘッド。
  4. 記録媒体と、前記記録媒体を支持しているとともに回転する駆動部と、を備えたディスク装置のヘッドサスペンションアッセンブリであって、
    前記記録媒体の表面に対向する対向面を有し、前記記録媒体の表面と対向面との間の空気流により浮上するスライダと、前記スライダに設けられ前記記録媒体から情報を読出し前記記録媒体に情報を書込むヘッド部と、を具備するヘッドと、
    前記記録媒体に対して前記ヘッドを移動自在に支持しているとともに、前記記録媒体の表面に向かうヘッド荷重を前記ヘッドに印加するヘッドサスペンションと、を備え、
    前記スライダの対向面は、
    前記対向面に形成された凹所により規定され負圧を発生させる負圧キャビティと、
    前記負圧キャビティに対して前記空気流の上流側に位置するリーディングステップ部と、
    前記空気流の方向に沿って前記リーディングステップ部からスライダの流出端側に延出している一対のサイド部と、
    前記負圧キャビティに対して前記空気流の流出側に位置するトレーリングステップ部と、
    前記空気流の方向に沿って前記サイド部からスライダの流出端側に延出しているとともに、前記負圧キャビティの底面からの高さが前記サイド部よりも低い一対のスカート部と、
    前記空気流の方向と交差する方向に沿って前記トレーリングステップ部から両側に前記対向面の側縁まで延びる2つの第1部分と、前記対向面の側縁に沿って、前記第1部分から前記スカート部およびサイド部の外側を前記空気流の方向に沿ってそれぞれ連続して延びる2つの第2部分と、前記第1部分から前記サイド部まで前記スカート部の内側を前記空気流の方向に沿って延びる2つの第3部分と、を有し、前記負圧キャビティの底面からの高さが前記サイド部およびスカート部よりも低い囲い込みステップ部と、を備えているヘッドサスペンションアッセンブリ。
  5. 記録媒体と、
    前記記録媒体を支持しているとともに回転する駆動部と、
    前記記録媒体の表面に対向する対向面を有し、前記記録媒体の表面と対向面との間の空気流により浮上するスライダと、前記スライダに設けられ前記記録媒体に情報を書込み前記記録媒体から情報を読取るヘッド部と、を具備するヘッドと、
    前記記録媒体に対して前記ヘッドを移動自在に支持しているとともに、前記記録媒体の表面に向かうヘッド荷重を前記ヘッドに印加するヘッドサスペンションと、を備え、
    前記スライダの対向面は、
    前記対向面に形成された凹所により規定され負圧を発生させる負圧キャビティと、
    前記負圧キャビティに対して前記空気流の上流側に位置するリーディングステップ部と、
    前記空気流の方向に沿って前記リーディングステップ部からスライダの流出端側に延出している一対のサイド部と、
    前記負圧キャビティに対して前記空気流の流出側に位置するトレーリングステップ部と、
    前記空気流の方向に沿って前記サイド部からスライダの流出端側に延出しているとともに、前記負圧キャビティの底面からの高さが前記サイド部よりも低い一対のスカート部と、
    前記空気流の方向と交差する方向に沿って前記トレーリングステップ部から両側に前記対向面の側縁まで延びる2つの第1部分と、前記対向面の側縁に沿って、前記第1部分から前記スカート部およびサイド部の外側を前記空気流の方向に沿ってそれぞれ連続して延びる2つの第2部分と、前記第1部分から前記サイド部まで前記スカート部の内側を前記空気流の方向に沿って延びる2つの第3部分と、を有し、前記負圧キャビティの底面からの高さが前記サイド部およびスカート部よりも低い囲い込みステップ部と、を備えているディスク装置。
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