JP4987054B2 - 逆潮流低減システム及び逆潮流低減方法 - Google Patents

逆潮流低減システム及び逆潮流低減方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4987054B2
JP4987054B2 JP2009227940A JP2009227940A JP4987054B2 JP 4987054 B2 JP4987054 B2 JP 4987054B2 JP 2009227940 A JP2009227940 A JP 2009227940A JP 2009227940 A JP2009227940 A JP 2009227940A JP 4987054 B2 JP4987054 B2 JP 4987054B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power flow
incentive
reverse power
stand
reverse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009227940A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011078229A (ja
Inventor
成行 里村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugoku Electric Power Co Inc
Original Assignee
Chugoku Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chugoku Electric Power Co Inc filed Critical Chugoku Electric Power Co Inc
Priority to JP2009227940A priority Critical patent/JP4987054B2/ja
Publication of JP2011078229A publication Critical patent/JP2011078229A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4987054B2 publication Critical patent/JP4987054B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02T90/10Technologies relating to charging of electric vehicles
    • Y02T90/16Information or communication technologies improving the operation of electric vehicles
    • Y02T90/167Systems integrating technologies related to power network operation and communication or information technologies for supporting the interoperability of electric or hybrid vehicles, i.e. smartgrids as interface for battery charging of electric vehicles [EV] or hybrid vehicles [HEV]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S30/00Systems supporting specific end-user applications in the sector of transportation
    • Y04S30/10Systems supporting the interoperability of electric or hybrid vehicles
    • Y04S30/14Details associated with the interoperability, e.g. vehicle recognition, authentication, identification or billing

Description

本発明は、電気自動車及び充電スタンドを利用した逆潮流低減システム及び逆潮流低減方法に関する。
家庭向けの太陽光発電等の分散型電源が増えると、各家庭の負荷では消費し切れない余剰電力が発生し、その余剰電力による逆潮流が配電系統に発生しやすくなる。逆潮流が発生すると、下流側の電圧が上がって、配電系統全体が不安定になる。そこで、逆潮流を減らすために、
(1)柱上変圧器の数を増やして分散型電源により変圧器1台あたりにかかる電圧を下げる、
(2)電線を太くして抵抗を小さくすることにより同じ電流であっても電圧を下げる、
(3)蓄電池を設置して余剰電力を貯蔵する、
などの対策が講じられている。
また、特許文献1には、分散型電源を用いて効率的な売電を行うために、逆潮流を円滑に行いながら発電を実行させる分散型電源制御システムの例が開示されている。
特開2006−280154号公報
今後は、市民の環境意識の高まりや国等による補助制度の整備により、家庭向けの太陽光発電等がさらに増えると考えられるが、上記のように、新たな変圧器の設置や電線の張替え、蓄電池の設置等により逆潮流を低減しようとすると、多大な費用が必要になる。また、特許文献1のシステムを導入しても、各分散型電源の発電量を送配電系統に供給させる分散型電源制御装置等の設備が必要であり、費用がかかる。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、低コストで分散型電源による逆潮流を低減することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、配電系統に接続された分散型電源による逆潮流を低減するシステム(逆潮流低減システム)であって、前記配電系統における逆潮流の発生箇所を検出又は予測する手段と、前記発生箇所を含むバンクを特定する手段と、特定した前記バンクに対応する地域に設置され、前記逆潮流による電力を貯蔵するスタンドに対してインセンティブを付与する手段と、前記地域に設置されたスタンドで給電を受ければインセンティブが得られることを示すインセンティブ情報を作成する手段と、作成した前記インセンティブ情報を電気自動車に搭載された端末へ送信する手段と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、電気自動車内にインセンティブ情報を表示したり、音声出力したりすることにより、運転者に対してインセンティブ付きのスタンドのある地域を通知する。そして、電気自動車が当該地域のスタンドから給電を受けることにより、運転者がその給電に関するインセンティブを受けることができるとともに、スタンドが新たな電力を貯蔵する余力が発生するので、逆潮流による電力を取り込むことができる。以上によれば、電気自動車及びスタンドを利用することにより、低コストで配電系統における逆潮流の低減を図ることができる。
また、本発明は、上記逆潮流低減システムにおいて、前記インセンティブ情報を作成する際に、前記地域に設置された前記スタンドを特定し、当該スタンドの位置情報を前記インセンティブ情報に追加することとしてもよい。
この構成によれば、電気自動車の運転者は、インセンティブ付きのスタンドの位置が分かるため、都合のよいスタンドを選択することができるので、運転者に当該地域のスタンドでの給電をさらに促すことができる。
また、本発明は、上記逆潮流低減システムにおいて、前記電気自動車において、前記スタンドの位置情報が追加された前記インセンティブ情報を出力する際に、前記電気自動車の現在地から目的地までの経路のうち、前記インセンティブの付与された前記スタンドを通る経路を表示することとしてもよい。
この構成によれば、電気自動車において、当初の目的地へ誘導され、かつ、給電に関するインセンティブの付く経路が表示されるので、運転者に当該スタンドでの給電を無理なく自然に促すことができる。なお、複数のインセンティブ付きのスタンドを通る経路を表示してもよい。
また、本発明は、上記逆潮流低減システムにおいて、前記インセンティブ情報が、前記インセンティブが有効な期間を含むこととしてもよい。
この構成によれば、逆潮流を低減することができれば、スタンドに対して無期限にインセンティブを付与する必要はないから、インセンティブが有効な期間を限定する。インセンティブの期間を限定することにより、いつでもインセンティブを受けられるわけではないことを電気自動車の運転者に知らせるので、当該スタンドでの給電をタイムリーに促すことができる。なお、スタンドでの給電が不十分のため、逆潮流を低減できない場合には、インセンティブの期間を延長することも可能である。
また、本発明は、上記逆潮流低減システムにおいて、前記インセンティブが、前記スタンドにおける給電料金の無料又は割引であることとしてもよい。
なお、本発明は、逆潮流低減方法を含む。その他、本願が開示する課題及びその解決方法は、発明を実施するための形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、低コストで分散型電源による逆潮流を低減することにある。
逆潮流低減システム1の構成を示す図である。 管理サーバ9の構成を示す図である。 管理サーバ9の記憶部95に記憶されるデータの構成を示す図であり、(a)はバンクDB95Aの構成を示し、(b)はスタンドDB95Bの構成を示し、(c)はインセンティブ情報95Cの構成を示す。 逆潮流低減システム1の処理を示すフローチャートである。 逆潮流の発生を予測する方法に関する図である。 電気自動車EVのナビ端末11における誘導経路の表示例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態を説明する。本発明の実施の形態に係る逆潮流低減システムは、配電系統の構成及び分散型電源の設置状況に従って逆潮流検出装置を設置して、変電所又は変圧器のバンクごとに、当該変電所又は変圧器に向かって流れる電流である逆潮流を検出又は予測し、電気自動車に対して、逆潮流が検出又は予測されたバンク内にある充電スタンドで充電するように促すための情報を送信するものである。これによれば、新たな費用をかけることなく、低コストで逆潮流を低減することができる。
≪システムの構成と概要≫
図1は、逆潮流低減システム1の構成を示す図である。まず、逆潮流低減システム1における配電系統の構成について説明する。複数の配電用変電所2が設けられ、各配電用変電所2から当該変電所が給電すべき地域範囲内において配電系統3が設けられる。配電系統3には複数の連系点4が設けられ、各連系点4に接続される電線Lを通じて、変圧器5を介して分散型電源PS及び負荷LDが配電系統3に連系される。変圧器5は、配電系統3に供給された電圧を降圧して負荷LDに供給する。分散型電源PSは、各顧客に設置された太陽光発電装置等の電源であり、発生させた電力を、対応する負荷LDに供給する。負荷LDは、各顧客の分散型電源PSの付近に設置された電化製品等の負荷であり、変圧器5及び分散型電源PSから供給される電力を消費する。
分散型電源PSの出力が、その付近に設置された負荷LDの消費電力を上回った場合に、逆潮流が発生する。例えば、連休等により外出の期間が長くなると、家庭内の負荷LDによる消費電力が減るので、逆潮流が発生しやすくなる。このような場合、逆潮流が電線Lを通じて変圧器5を介して配電系統3にも逆潮流をもたらす。
次に、上記の逆潮流を低減するために設けられる機器や施設について説明する。まず、配電系統3に逆潮流検出装置6が設置され、配電用変電所2と、逆潮流検出装置6との間に充電スタンド7が設けられる。また、電線Lに逆潮流検出装置6が設置され、変圧器5と、逆潮流検出装置6との間に充電スタンド7が設けられる。逆潮流検出装置6は、配電系統3や電線Lを流れる電流値を検知し、変電所サーバ8に通知する装置であり、例えば、変流器(CT:Current Transformer)等が用いられる。充電スタンド7は、既存の施設であり、逆潮流による電力を蓄電池に貯蔵し、電気自動車EVに給電する。
逆潮流は、最初に、ある変圧器5の配下で発生する。電線Lに逆潮流が発生し、電線Lに接続された他の家庭の負荷LDや充電スタンド7がその逆潮流による電力を消費又は貯蔵する。その電力を消費又は貯蔵し切れないときには、超過分の逆潮流が変圧器5を通して配電系統3に流れ、他の変圧器5で降圧されて、その配下の負荷LDに消費され、充電スタンド7に貯蔵される。それでも消費や貯蔵ができない分の逆潮流が、配電系統3に接続された充電スタンド7に供給され、その電力が蓄電池に貯蔵される。
変電所サーバ8は、配電用変電所2に設置され、当該配電用変電所2のバンク内にある逆潮流検出装置6から電流値を取得し、その電流値に基づいて逆潮流に関する警告情報を作成して、管理サーバ9に送信する。管理サーバ9は、各配電用変電所2を統括管理するセンタCに設置され、当該センタCの担当地域内の配電用変電所2ごとに当該バンク内の充電スタンド7を特定可能なデータベース(図3(a)のバンクDB95A及び図3(b)のスタンドDB95B)を備えるとともに、変電所サーバ8から警告情報を受信すると、その警告情報に基づいてインセンティブ情報(充電スタンド7を利用することにより得られるインセンティブを示す情報)を作成し、端末10及び電気自動車EVに送信する。端末10は、各充電スタンド7に設置され、管理サーバ9からインセンティブ情報を受信し、ディスプレイに表示する。
電気自動車EVは、充電スタンド7で充電池に充電し、その電力により走行する自動車であり、GPSナビゲーション端末(以下、ナビ端末11という)を備える。ナビ端末11は、管理サーバ9からインセンティブ情報を受信し、表示する機能を有する。管理サーバ9と、ナビ端末11との間の通信は、携帯電話のデータ回線網やFM多重(FM文字多重放送)、光ビーコン等の移動体向け通信手段により行われる。なお、ナビ端末11の代わりに携帯電話を用いて、メールやワンセグ放送によりインセンティブ情報を受信し、表示してもよい。
図2は、管理サーバ9の構成を示す図である。管理サーバ9は、通信部91、表示部92、入力部93、処理部94及び記憶部95を備える。通信部91は、ネットワークを介して変電所サーバ8、充電スタンド7の端末10及び電気自動車EVのナビ端末11と通信を行う部分であり、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。表示部92は、処理部94からの指示によりデータを表示する部分であり、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)等によって実現される。入力部93は、オペレータがデータ(例えば、変電所名やスタンド名称のデータ等)を入力する部分であり、例えば、キーボードやマウス等によって実現される。処理部94は、所定のメモリを介して各部間のデータの受け渡しを行うととともに、管理サーバ9全体の制御を行うものであり、CPU(Central Processing Unit)が所定のメモリに格納されたプログラムを実行することによって実現される。記憶部95は、処理部94からデータを記憶したり、記憶したデータを読み出したりするものであり、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の不揮発性記憶装置によって実現される。なお、変電所サーバ8も、管理サーバ9と同様の構成を有する。
≪データの構成≫
図3は、管理サーバ9の記憶部95に記憶されるデータの構成を示す図である。図3(a)は、バンクDB95Aの構成を示す。バンクDB95Aは、センタCが統括管理する配電用変電所2ごとにバンク及びその地域範囲を示すものであり、変電所名95A1、バンクID95A2及び地域範囲95A3を含むレコードからなる。変電所名95A1は、各配電用変電所2の名称である。バンクID95A2は、当該配電用変電所2の配下にあるバンクに固有のIDを示し、当該配電用変電所2のバンク及び当該配電系統3に連系する各変圧器5のバンクを網羅する。地域範囲95A3は、階層的な構成になっている各バンクに対応する地域範囲を示す。例えば、配電用変電所2のバンク1には「町又は区」が対応し、変圧器5のバンク11には「番地」が対応する。なお、地域範囲95A3は、バンクに対応する地域範囲に設置されている充電スタンド7を特定するのに用いられるものであり、また、バンクが行政区域と必ずしも一致しない場合もあるので、町や区や番地の名称に限られることなく、例えば、緯度及び経度による地理的範囲であってもよい。
図3(b)は、スタンドDB95Bの構成を示す。スタンドDB95Bは、センタCが統括管理する地域範囲内に設置された充電スタンド7に関するデータを示すものであり、スタンド名称95B1、位置情報95B2、連絡先アドレス95B3及びインセンティブフラグ95B4を含むレコードからなる。スタンド名称95B1は、各充電スタンド7の名称を示す。位置情報95B2は、当該充電スタンド7の設置された位置を示し、例えば、緯度及び経度である。連絡先アドレス95B3は、当該充電スタンド7にインセンティブ情報95Cを通知する際のアドレスを示し、例えば、充電スタンド7の端末10のIPアドレスやメールアドレスが設定される。インセンティブフラグ95B4は、逆潮流の検出又は予測により当該充電スタンド7にインセンティブが付与されたか否かを示すフラグであり、付与された場合にオンとなり、付与されていない場合にオフとなる。
図3(c)は、インセンティブ情報95Cの構成を示す。インセンティブ情報95Cは、充電スタンド7に付与されるインセンティブに関する情報であり、スタンド名称95C1、位置情報95C2、インセンティブ95C3及び期間95C4を含むレコードからなる。スタンド名称95C1は、インセンティブが付与された充電スタンド7の名称である。位置情報95C2は、当該充電スタンド7の設置された位置を示し、例えば、緯度及び経度であり、電気自動車EVの運転者に当該充電スタンド7の位置を通知するために設定される。インセンティブ95C3は、当該充電スタンド7に付与されたインセンティブを示し、例えば、給電料金が「無料」や「5割引」等になることを示し、電気自動車EVの運転者に当該充電スタンド7で給電を受けることを促すために設定される。期間95C4は、インセンティブ95C3の示す内容が有効な期間を示す。
なお、インセンティブ情報95Cは、管理サーバ9で作成され、充電スタンド7の端末10及び電気自動車EVのナビ端末11に送信される。インセンティブが付与された充電スタンド7宛てに送信する際には、インセンティブ情報95Cの全てが必要ではなく、当該充電スタンド7のインセンティブ95C3及び期間95C4を送信する。
≪システムの処理≫
図4は、逆潮流低減システム1の処理を示すフローチャートである。本処理は、変電所サーバ8、管理サーバ9、端末10及びナビ端末11において行われる。
まず、変電所サーバ8は、当該配電用変電所2の配下にある各逆潮流検出装置6から電流値を取得する(S401)。電流値の取得は、定期的に行ってもよいし、逆潮流検出装置6が逆潮流を検知した際に行ってもよい。ただし、逆潮流を予測しようとする際には、定期的に電流値を取得する必要がある。そして、取得した電流値に基づいて逆潮流を検出又は予測した場合には(S402のY)、当該電流値を検知した逆潮流検出装置6を含むバンクのIDと、当該バンク内の充電スタンド7にインセンティブを付与すべき期間とを含む警告情報を作成し、管理サーバ9に送信する(S403)。逆潮流の検出及び予測ができない場合には(S402のN)、電流値の取得を繰り返す(S401)。
ここで、逆潮流を予測する方法には、例えば、以下のものがある。
(1)熟練運用者が直感的に予測する。
(2)重回帰分析に代表される統計的手法を用いる。
(3)ニューラルネットワークによって予測モデルを時間ごとに作成する。
図5に示すように、(1)、(2)又は(3)による潮流の予測値が閾値以下になる際に、逆潮流の発生を予測する。図5の場合、インセンティブを付与すべき期間を朝から夕方まで(詳細には6時から18時まで)とする。なお、閾値は、予測の振れ幅によりマージンをみて決定する。また、(3)の予測方法では、気象データや平日・土曜・休日の区別データ等が考慮される。
管理サーバ9は、変電所サーバ8から警告情報を受信し(S404)、記憶部95に記憶されたバンクDB95Aを参照して、受信した警告情報に含まれるバンクIDから地域範囲を特定する(S405)。そして、スタンドDB95Bを参照して、位置情報95B2を含む当該地域範囲の充電スタンド7を特定し、該当するレコードのインセンティブフラグ95B4をオンに設定する(S406)。
続いて、管理サーバ9は、スタンドDB95Bのうち、インセンティブフラグ95B4がオンに設定されたレコードを特定し、そのレコードからインセンティブ情報95Cを作成し、記憶部95に記憶する(S407)。インセンティブ情報95Cのうち、スタンド名称95C1及び位置情報95C2には、特定したレコードのスタンド名称95B1及び位置情報95B2を設定する。インセンティブ95C3には、逆潮流の低減という目的のために電気自動車EVが充電スタンド7で給電を受けることが期待できるような内容を設定する。期間95C4には、S404で受信した警告情報に含まれる期間を設定する。
そして、管理サーバ9は、インセンティブ情報95Cを記憶部95から読み出して、インセンティブの付与された充電スタンド7に送信する(S408)とともに、センタCの統括管理する地域範囲内及びその周辺を走行する電気自動車EVに向けてもインセンティブ情報95Cを送信する(S409)。当該充電スタンド7に送信するインセンティブ情報には、インセンティブ95C3及び期間95C4が設定されていればよい。
充電スタンド7の端末10は、管理サーバ9からインセンティブ情報を受信し、ディスプレイに表示する(S410)。充電スタンド7の従業員は、端末10のディスプレイに表示されたインセンティブ情報を参照し、当該期間に給電を受けに来た顧客には当該インセンティブを与えるように配慮する。電気自動車EVのナビ端末11は、管理サーバ9からインセンティブ情報を受信し、ディスプレイに表示する(S411)。電気自動車EVの運転者は、ナビ端末11のディスプレイに表示されたインセンティブ情報を参照し、当該期間に当該充電スタンド7へ給電を受けに行けば当該インセンティブが得られることを認識し、今後の行動を決める上で参考にする。ここで、運転者に対して、インセンティブが得られることだけでなく、余剰電力を消費する意義を伝えることにより、エコ意識を喚起することも考えられる。なお、ナビ端末11は、インセンティブ情報を音声出力してもよい。
なお、管理サーバ9は、インセンティブ情報95CをセンタCの統括管理する地域範囲内のすべての充電スタンド7に送信してもよい。その場合、充電スタンド7の端末10は、管理サーバ9から受信したインセンティブ情報95Cに含まれるスタンド名称95C1が当該充電スタンド7の名称である場合に、当該インセンティブ情報95Cを表示する。
上記実施の形態では、図1に示す逆潮流低減システム1内の各装置を機能させるために、CPUで実行されるプログラムをコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録し、その記録したプログラムをコンピュータに読み込ませ、実行させることにより、本発明の実施の形態に係る逆潮流低減システム1が実現されるものとする。この場合、プログラムをインターネット等のネットワーク経由でコンピュータに提供してもよいし、プログラムが書き込まれた半導体チップ等をコンピュータに組み込んでもよい。
以上説明した本発明の実施の形態によれば、電気自動車EV内にインセンティブ情報を表示したり、音声出力したりすることにより、運転者に対してインセンティブ付きの充電スタンド7の位置情報を通知する。そして、電気自動車EVが当該地域の充電スタンド7から給電を受けることにより、運転者がその給電に関するインセンティブを受けることができるとともに、充電スタンド7が新たな電力を貯蔵する余力が発生するので、逆潮流による電力を取り込むことができる。以上によれば、柱上変圧器の増設や電線を太くすること等の逆潮流対策が不要になり、充電スタンド7や電気自動車EVを利用することにより、低コストで分散型電源による逆潮流の低減を図ることができる。
≪その他の実施の形態≫
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、上記実施の形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。例えば、以下のような実施の形態が考えられる。
(1)上記実施の形態では、電力会社のセンタCが充電スタンド7に対してインセンティブを付与し、その充電スタンド7の位置情報及びインセンティブを電気自動車EVに通知することにより、逆潮流の発生したバンク内の充電スタンド7を支援するように記載したが、他の通知内容であってもよい。
例えば、配電用変電所8のバンクで逆潮流が検出又は予測された場合に、当該バンクに対応する地域範囲及びインセンティブ(充電スタンド7の位置情報なし)を電気自動車EVに通知するようにしてもよい。これによれば、その通知された地域範囲に従って、電気自動車EVが当該バンク内のいずれかの充電スタンド7に立ち寄って給電を受けると、当該バンク全体として逆潮流による電力を貯蔵する余力が生まれるので、逆潮流の低減を図ることができる。
(2)単にインセンティブの付与された充電スタンド7の位置情報を通知するのではなく、カーナビゲーションシステムを用いて、電気自動車EVの当初の目的地への誘導経路の中に当該充電スタンド7を組み入れる方法があってもよい。例えば、ナビ端末11は、逆潮流の発生したバンク内の、インセンティブが付与された充電スタンド7を選んでリアルタイムで旅行計画を立てることが考えられる。図6は、電気自動車EVのナビ端末11における誘導経路の表示例を示す図である。ナビ端末11は、電気自動車EVを目的地に誘導するときに、最短時間のコースIのほかに、最小コストのコースIIを表示し、運転者に選択させる。ここで、最小コストは、現在の充電残量及び目的地までの距離と燃費、充電スタンド7における給電料金に基づいて合計した場合に、現在地点から目的地までの間のどの充電スタンド7で充電した方が安いかを計算する。
これによれば、当初の目的地への経路の選択肢として、逆潮流の低減に係る充電スタンド7を含む経路が提示され、その経路が最小コストで済むことが示されることにより、当該経路が無理なく自然に選択されると考えられる。そして、当該経路が選択されて、充電スタンド7で電気自動車EVへの給電が行われると、当該充電スタンド7が電力を貯蔵する余力が発生するので、逆潮流による電力を取り込むことにより、逆潮流の低減を図ることができる。なお、インセンティブが付与された複数の充電スタンド7を通る、さらに低コストの経路を示すようにしてもよい。また、このようなカーナビに関する情報を電気自動車EVのナビ端末11に提供するにあたっては、電力会社が主体的に行ってもよいし、電力会社と、交通情報管理センタとが共同で行ってもよい。
(3)電気自動車EVのナビ端末11がインセンティブ情報の通知を受けた場合に、すぐにディスプレイに表示するのではなく、電気自動車EVの電池残量が所定値以下になり、かつ、インセンティブの付与された充電スタンド7の近くを走行しているときに、運転者に対して「近くにお得な充電スタンドがあります。」と音声でアナウンスするようにしてもよい。これによれば、タイミングよくインセンティブのある充電スタンド7を通知することにより、電気自動車EVが当該充電スタンド7で給電を受ける可能性が高くなる。
1 逆潮流低減システム
2 配電用変電所
3 配電系統
5 変圧器
6 逆潮流検出装置(逆潮流の発生箇所)
7 充電スタンド
8 変電所サーバ
9 管理サーバ
10 端末
11 ナビ端末
C センタ
EV 電気自動車
L 電線(配電系統)
LD 負荷
PS 分散型電源

Claims (10)

  1. 配電系統に接続された分散型電源による逆潮流を低減するシステムであって、
    前記配電系統における逆潮流の発生箇所を検出又は予測する手段と、
    前記発生箇所を含むバンクを特定する手段と、
    特定した前記バンクに対応する地域に設置され、前記逆潮流による電力を貯蔵するスタンドに対してインセンティブを付与する手段と、
    前記地域に設置されたスタンドで給電を受ければインセンティブが得られることを示すインセンティブ情報を作成する手段と、
    作成した前記インセンティブ情報を電気自動車に搭載された端末へ送信する手段と、
    を備えることを特徴とする逆潮流低減システム。
  2. 請求項1に記載の逆潮流低減システムであって、
    前記インセンティブ情報を作成する際に、
    前記地域に設置された前記スタンドを特定し、当該スタンドの位置情報を前記インセンティブ情報に追加する
    ことを特徴とする逆潮流低減システム。
  3. 請求項2に記載の逆潮流低減システムであって、
    前記電気自動車において、前記スタンドの位置情報が追加された前記インセンティブ情報を出力する際に、
    前記電気自動車の現在地から目的地までの経路のうち、前記インセンティブの付与された前記スタンドを通る経路を表示する
    ことを特徴とする逆潮流低減システム。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の逆潮流低減システムであって、
    前記インセンティブ情報は、前記インセンティブが有効な期間を含む
    ことを特徴とする逆潮流低減システム。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の逆潮流低減システムであって、
    前記インセンティブは、前記スタンドにおける給電料金の無料又は割引である
    ことを特徴とする逆潮流低減システム。
  6. コンピュータにより配電系統に接続された分散型電源による逆潮流を低減する方法であって、
    前記コンピュータは、
    前記配電系統における逆潮流の発生箇所を検出又は予測するステップと、
    前記発生箇所を含むバンクを特定するステップと、
    特定した前記バンクに対応する地域に設置され、前記逆潮流による電力を貯蔵するスタンドに対してインセンティブを付与するステップと、
    前記地域に設置されたスタンドで給電を受ければインセンティブが得られることを示すインセンティブ情報を作成するステップと、
    作成した前記インセンティブ情報を電気自動車に搭載された端末へ送信するステップと、
    を実行することを特徴とする逆潮流低減方法。
  7. 請求項6に記載の逆潮流低減方法であって、
    前記コンピュータは、
    前記インセンティブ情報を作成する際に、
    前記地域に設置された前記スタンドを特定し、当該スタンドの位置情報を前記インセンティブ情報に追加する
    ことを特徴とする逆潮流低減方法。
  8. 請求項7に記載の逆潮流低減方法であって、
    前記コンピュータは、
    前記電気自動車において、前記スタンドの位置情報が追加された前記インセンティブ情報を出力する際に、
    前記電気自動車の現在地から目的地までの経路のうち、前記インセンティブの付与された前記スタンドを通る経路を表示する
    ことを特徴とする逆潮流低減方法。
  9. 請求項6ないし請求項8のいずれか一項に記載の逆潮流低減方法であって、
    前記インセンティブ情報は、前記インセンティブが有効な期間を含む
    ことを特徴とする逆潮流低減方法。
  10. 請求項6ないし請求項9のいずれか一項に記載の逆潮流低減方法であって、
    前記インセンティブは、前記スタンドにおける給電料金の無料又は割引である
    ことを特徴とする逆潮流低減方法。
JP2009227940A 2009-09-30 2009-09-30 逆潮流低減システム及び逆潮流低減方法 Active JP4987054B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009227940A JP4987054B2 (ja) 2009-09-30 2009-09-30 逆潮流低減システム及び逆潮流低減方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009227940A JP4987054B2 (ja) 2009-09-30 2009-09-30 逆潮流低減システム及び逆潮流低減方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011078229A JP2011078229A (ja) 2011-04-14
JP4987054B2 true JP4987054B2 (ja) 2012-07-25

Family

ID=44021612

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009227940A Active JP4987054B2 (ja) 2009-09-30 2009-09-30 逆潮流低減システム及び逆潮流低減方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4987054B2 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5377435B2 (ja) * 2010-07-28 2013-12-25 中国電力株式会社 充電制御装置、充電制御方法
JP5395764B2 (ja) * 2010-08-24 2014-01-22 株式会社日立製作所 電気自動車の充電制御方法、充電監視制御センタ、車載カーナビ装置、および電力系統安定化システム
JP2012226416A (ja) * 2011-04-15 2012-11-15 Toyota Motor Corp 充電システム
CN103608992A (zh) * 2011-06-17 2014-02-26 日本电气株式会社 充电系统、电力管理服务器、车辆管理服务器和电力管理程序
JP5948674B2 (ja) * 2011-08-11 2016-07-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 自動車勧誘装置、車載端末装置、自動車勧誘方法及びそのプログラム
JP6150073B2 (ja) * 2012-02-03 2017-06-21 日本電気株式会社 電力需給調整システム
WO2015011997A1 (ja) 2013-07-25 2015-01-29 日産自動車株式会社 予測エネルギー残量案内システム
JP6156499B2 (ja) * 2013-07-31 2017-07-05 日本電気株式会社 電力需給調整システムおよび電力需給調整方法
JP6287664B2 (ja) * 2014-07-28 2018-03-07 株式会社豊田中央研究所 充電制御監視装置及びプログラム
JP6537935B2 (ja) * 2015-08-28 2019-07-03 京セラ株式会社 需要家通信装置、車両及び通信方法
JP6680066B2 (ja) * 2016-04-26 2020-04-15 東京電力ホールディングス株式会社 系統情報出力装置及び系統情報出力プログラム
JP6309128B1 (ja) * 2017-03-24 2018-04-11 本田技研工業株式会社 システム及び制御用プログラム
JP6965696B2 (ja) * 2017-11-09 2021-11-10 トヨタ自動車株式会社 充電ステーションの情報提供システムおよび情報提供方法、ならびにそれに用いられるサーバ
JP6766220B2 (ja) * 2019-06-05 2020-10-07 京セラ株式会社 需要家通信装置、車両及び通信方法
CN114454767A (zh) * 2022-02-24 2022-05-10 上海鲲华新能源科技有限公司 一种电动汽车充电站的能量管理方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003223912A (ja) * 2002-01-30 2003-08-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 燃料電池システム、コジェネレーションシステム及び燃料電池システム運転方法
JP4859707B2 (ja) * 2007-02-28 2012-01-25 三菱重工業株式会社 コジェネレーション装置と該コジェネレーション装置における電流検出手段の配線確認方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011078229A (ja) 2011-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4987054B2 (ja) 逆潮流低減システム及び逆潮流低減方法
US10529151B2 (en) Apparatus, method and article for reserving power storage devices at reserving power storage device collection, charging and distribution machines
Savari et al. Internet of Things based real-time electric vehicle load forecasting and charging station recommendation
US8878487B2 (en) Apparatus, method and article for providing to a user device information regarding availability of portable electrical energy storage devices at a portable electrical energy storage device collection, charging and distribution machine
CN102377220B (zh) 电动汽车的充电控制方法、充电监视控制中心及车载导航装置
US20130030580A1 (en) Apparatus, method and article for reserving power storage devices at reserving power storage device collection, charging and distribution machines
US8996308B2 (en) Apparatus, method and article for providing locations of power storage device collection, charging, and distribution machines
JP6399928B2 (ja) 電気自動車ネットワークにおける負荷の推定および管理
WO2013179986A1 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理システムの制御方法、情報処理方法、および情報処理プログラム
JPWO2015012144A1 (ja) 電池二次利用管理システム、電池二次利用管理装置および電池二次利用管理方法
JP2019095196A (ja) 充電設備案内システム、充電設備案内方法及びプログラム
JP2012095377A (ja) 電気自動車充電制御装置および同方法並びに同装置を搭載した電気自動車
Kavianipour et al. Impacts of technology advancements on electric vehicle charging infrastructure configuration: A Michigan case study
CN111055716B (zh) 确定充电策略的方法及装置、存储介质与处理器
Tran et al. A user equilibrium-based fast-charging location model considering heterogeneous vehicles in urban networks
JP2015161604A (ja) ナビゲーション装置及びナビゲーションプログラム
Andrade et al. Regional‐scale allocation of fast charging stations: travel times and distribution system reinforcements
JPWO2012114372A1 (ja) 電力需要管理システム及び電力需要管理方法
JP2014042383A (ja) 電気自動車の位置情報を用いた系統負荷の予測システム
Ye et al. Decarbonizing regional multi-model transportation system with shared electric charging hubs
JP2012191774A (ja) エネルギ供給管理システム。
JP7465140B2 (ja) 充電予約システム、充電予約管理サーバ、利用者端末、充電予約管理方法及びプログラム
Ji et al. Vehicle scheduling model for an electric bus line
Iwamura et al. Big Data collection and utilization for operational support of smarter social infrastructure
Bessler et al. Supporting E-mobility Users and Utilities towards an Optimized Charging Service

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110705

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110921

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120417

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120424

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4987054

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250