JP4986889B2 - 本革表皮材及び本革表皮材の成形方法 - Google Patents

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本発明は、立体的な形状に成形された本革表皮材及び立体的な形状を有する本革表皮材の成形方法に関する。
車両用シートのシートクッションなどは、クッション材を表皮材によって被覆した構成であり、表皮材は立体的な形状を有している。この表皮材の材料として本革を用いた本革表皮材は、下記特許文献1に記載のように、公知である。下記特許文献1に記載の本革表皮材は、所定形状に裁断された皮革片を寄せ縫いし、クッション材の表面形状に合致した立体形状に縫製することにより、袋状に形成している。この本革表皮材は、皮革片を縫製によってつなぎ合わせた構成であるため、縫製ラインが外観に表れてしまい、本革表皮材の外観意匠が制約される。そこで、外観意匠の制約を受けることを回避すべく、本革表皮材を成形によって立体的な形状に形成することが考えられる。
特開2006−204326公報
しかしながら、成形による方法では本革表皮材の裏面に熱可塑性樹脂を含浸させて熱成形する必要があり、本革表皮材は、熱、湿度により収縮、型崩れなどが発生し易い特性を有しているため、大きな円弧形状など立体的な形状に賦形することができず、また、意匠や品質などに影響を与えるおそれがあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、成形によって表皮材を立体的形状に賦形することを可能にし、意匠の自由度を向上させることを目的とする。
本発明は、表皮材の裏面に熱可塑性樹脂を含浸させて熱成形することにより立体的な形状に成形された本革表皮材であって、表皮材を構成する膠原繊維束の隙間に熱可塑性樹脂と共に粒径が2μm以上100μm以下のマイクロバルーンが埋め込まれている構成としたところに特徴を有する。
このような構成によると、マイクロバルーンが表皮材を構成する膠原繊維束の隙間に埋め込まれているから、熱、湿度による収縮を抑制することができると共に、熱可塑性樹脂により表皮材の形状を維持することができる。したがって、成形によって表皮材を立体的形状に賦形することを可能にし、意匠の自由度を向上させることができる。また、裁断、縫製工程を削減することができる。
本発明の実施の態様として、以下の構成が好ましい。
本発明で用いる熱可塑性樹脂は、アクリル酸エステル共重合物等のアクリル樹脂、アクリロニトリル、ブタジエン、スチレン等の共重合物、ウレタン樹脂などが挙げられ、これらを2種以上併用しても構わない。これらの熱可塑性樹脂を用いることで、本革の特性を損ねることなく、容易に成形することができる。また、これらの熱可塑性樹脂の中でもアクリル樹脂が好ましい。
本発明に用いるマイクロバルーンは中空状の粒子で、その内部にガス等の気体に満たされていても、真空あるいは低圧状態であってもよい。また、マイクロバルーンの殻部分の材質は、アクリル樹脂、アクリロニトリル、塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合物、フェノール樹脂、ウレア樹脂、ガラス(ソーダ石灰ホウケイ酸ガラスなど)、酸化ケイ素、セラミック、アルミナ・シリケートなどでもよい。具体的な例として、イソブテンなどの炭化水素が気化したガスを芯材(内包材)として、塩化ビニリデンなどの膜材によって閉じこめられたマイクロバルーンなどが挙げられる。また、熱膨張性マイクロカプセルを熱膨張させたものをマイクロバルーンとして用いてもよい。
マイクロバルーンの量は、熱可塑性樹脂とマイクロバルーンの全体量を100質量%としたときに、10質量%以上50質量%以下としてもよい。
マイクロバルーンの量が少なすぎると、熱、湿度による収縮、型崩れなどを十分に抑制することができない。かといって、マイクロバルーンの量が多すぎると、熱可塑性樹脂と混ざりにくくなるとともに、熱可塑性樹脂によるマイクロバルーンと皮革繊維との接着保持が不十分となる問題がある。そこで、マイクロバルーンの量を10質量%以上50質量%以下とすることにより、熱、湿度による収縮、型崩れなどを抑えつつマイクロバルーンと熱可塑性樹脂を容易に混合することができ、表皮材の裏面の膠原繊維束である網状層にマイクロバルーンを満遍なく効率的に塗布することができるとともに、高価なマイクロバルーンを大量に使用しなくてもよく、本革表皮材を低コストで製造することができる。
マイクロバルーンの粒径は、2μm以上100μm以下が好ましい。また、その平均粒径は、10μm以上50μm以下が好ましい。さらに、マイクロバルーンの粒径は、50μm以下のもののみからなることが好ましい。マイクロバルーンの粒径が、この範囲であれば、表皮材の裏面の膠原繊維束の隙間にマイクロバルーンをスムーズに埋め込むことができる。
本発明の立体的な形状を有する本革表皮材は、表皮材の裏面に粒径が2μm以上100μm以下のマイクロバルーンを含有した液状の熱可塑性樹脂を塗布する塗布工程と、熱可塑性樹脂が塗布された表皮材を熱可塑性樹脂の軟化温度以上の温度に加熱したプレス機に載置し、熱プレスにより表皮材を立体的な形状に賦形する熱プレス工程と、熱プレス後、プレス機による賦形状態を維持して表皮材を冷却し、プレス機から表皮材を脱型する脱型工程とからなる本革表皮材の成形方法によって成形してもよい。
前記塗布工程において、マイクロバルーンを含有する液状の熱可塑性樹脂を塗布するのではなく、表皮材の裏面に予めマイクロバルーンを埋め込んだ後、液状の熱可塑性樹脂を塗布する方法でもよい。
上記成形方法によって、立体形状を有する本革表皮材を容易に成形することができる。
本発明によれば、成形によって本革表皮材を立体的形状に賦形することを可能にし、意匠の自由度を向上させることができる。
<実施形態>
本発明の実施形態を図1ないし図7の図面を参照しながら説明する。本実施形態における本革表皮材1は、車両用シート(図示せず)のシートクッションやシートバックなどに用いられるシート用表皮材である。このシート用表皮材は、クッション材などを内包し被覆した構成であり、大きい円弧形状や袋状(本発明の「立体的な形状」の一例)に成形されている。図1は、本革表皮材1の断面構造を示したものである。尚、図1の図示下側が本革表皮材1の表面側であり、同上側が本革表皮材1の裏面側である。
本革表皮材1は、その表面側から順に、コーティング層10と、銀面層20と、網状層30とを備えている。銀面層20は、本革の表面層を構成しており、銀面層20と網状層30とによって本革が構成されている。本革は、本革表皮材1の裏面側から表面側に向かうにつれて目が細かくなっている。コーティング層10は、本革の銀面層20を保護する目的でコーティングされた保護膜である。
網状層30は、複数の膠原繊維束31が3次元的網状構造に交絡することによって構成されており、これらの膠原繊維束31には隙間32が形成されている。網状層30の裏面(銀面層20と反対側の面)には、熱可塑性樹脂40が膠原繊維束31の隙間32に含浸され熱成形されている。これにより、本革表皮材1が一定の形態に保持されている。
この際、熱可塑性樹脂40は、隙間32に浸透して膠原繊維束31に固着し、膠原繊維束31とマイクロバルーン50とを接着する働きがある。図2は、複数のマイクロバルーン50が膠原繊維束31の隙間32に埋め込まれている様子を示した拡大図である。
マイクロバルーン50は、加熱によって膨張する性質を有する熱膨張性マイクロカプセルを膨張させたものである。マイクロバルーン50の大きさは、膠原繊維束31の隙間32に入り込める程度の大きさとなっている。このような構成によると、液状の熱可塑性樹脂40が冷却し固化する際に、マイクロバルーン50の存在によって膠原繊維束31同士が接近し絡み合うことが規制されるから、熱による本革表皮材1の収縮、型崩れなどを防ぐことができる。
次に、本実施形態における本革表皮材1の製造方法について図3ないし図7の図面を参照しながら説明する。尚、以下の説明では、完成前の本革表皮材1を表皮材2という。本革表皮材1の母材となる表皮材2は、コーティング層10と、銀面層20と、熱可塑性樹脂40及びマイクロバルーン50が含浸されていない網状層30とを備えている。
まず、マイクロバルーン50を含有した液状の熱可塑性樹脂40を、次のように調製する。イオン交換水27.5質量部、25%アンモニア水1.0質量部及び分散剤(ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテル:HLB=15)0.5質量部を混合して均一にし、そこへマイクロバルーン50(粉体)を9.0質量部加え、分散してマイクロバルーン50の分散液を得た。このマイクロバルーン50の分散液に、アクリル酸エステル共重合物エマルジョン(大日本インキ化学工業株式会社製の商品名「LCC バインダー SN−500」;固形分35質量%)30.0質量部及びアクリル酸エステル共重合物エマルジョン(大日本インキ化学工業株式会社製の商品名「LCC バインダー SX−707」;固形分35質量%)30.0質量部を加えた後、ポリアクリル酸アルカリ増粘剤(大日本インキ化学工業株式会社製の商品名「LCC シックナー HV」)2質量部を加えて均一に混合して、マイクロバルーン50を含有した液状の熱可塑性樹脂40を得た。このマイクロバルーン50を含有した液状の熱可塑性樹脂40では、マイクロバルーン50の量は、熱可塑性樹脂40とマイクロバルーン50の全体量を100質量%としたときに、30質量%となる。尚、本実施形態ではマイクロバルーン50の量を30質量%としているものの、本発明によると、マイクロバルーン50の量が10質量%以上50質量%以下の範囲にあればよい。
本実施形態で用いたマイクロバルーン50は、EXPANCEL(エクスパンセル社製の商品名「EXPANCEL 461DE20」で、その粒径は15〜25μmの範囲にあり、平均粒径は20μmである。また、このマイクロバルーン50は、イソブテンを内包材として、塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合物を膜材としたもので、熱膨張性マイクロカプセルとして得られたものを熱膨張させたものである。尚、本実施形態では既に熱膨張させたマイクロカプセルを用いているものの、本発明によると、未膨張の熱膨張性マイクロカプセルを含有する液状の熱可塑性樹脂を表皮材の表面に塗布した後、当該マイクロカプセルを熱膨張させるために熱処理を行うことによりマイクロバルーン50とした後に、熱プレスをしてもよい。また、本発明によると、必ずしも熱膨張性マイクロカプセルを用いる必要はなく、熱膨張以外の方法によって膨張する性質を有するマイクロカプセルを用いてもよい。さらに、マイクロバルーン50の粒径は、本革の種類に応じて適宜選択可能であり、膠原繊維束31の隙間32に入り込める程度に小さく、かつ、膠原繊維束31同士の絡まり合いを防ぐことができる程度に大きい粒径にすればよい。
上記で得られたマイクロバルーン50を含有した液状の熱可塑性樹脂40の表皮材2の裏面への塗布方法は、本革表皮材で通常用いられている方法で可能であり、スプレー方式(図7参照)、ロールコーター方式、カーテンコーター方式などを用いることができる。本実施形態では、図3に示すように塗布ロール61がグラビア(凹版)式で、本革表皮材の送りベルト62の方向と塗布ロール61の回転方向が同じシンクロ(順転)式ロールコーター方式の塗工機60を用いた。ロールコーター方式の塗工機60は、液のロスが少なく、また塗布ロール61と塗布ロール61に対向する送りロール63の隙間間隔を本革表皮材1の厚さより狭くする(本革表皮材1の厚さの50〜70%)ことで、塗布ロール61の荷重が補助し、熱可塑性樹脂40とともにマイクロバルーン50を網状層30の内部深くまで埋め込むことができる(塗布工程)。
網状層30に熱可塑性樹脂40が含浸すると共に、マイクロバルーン50が埋め込まれた表皮材2は、凹凸形状をなして上下一対の成形型によって構成されるプレス機70に載置される。プレス機70は、熱可塑性樹脂40の軟化温度以上の温度に加熱されており、表皮材2は、加熱された下型の成形面上にセットされる。この後、表皮材2は、図4に示すように、上下両型を型閉じし熱プレスすることによって立体的な形状に賦形される(熱プレス工程)。また、表皮材2を下型の成形面側に真空引きして立体的な形状に賦形した状態で、上下両型を型閉じして熱プレスを行ってもよい。
熱プレス後、プレス機70による賦形状態を維持したまま表皮材2を冷却し、図5に示すように上下両型を型開きし立体的な形状に賦形された表皮材2をプレス機70から脱型することにより、立体的な形状を有する本革表皮材1が得られる(脱型工程)。
こうして得られた本革表皮材1は、マイクロバルーン50によって膠原繊維束31同士の絡まり合いを抑制するため、熱プレス後に収縮し、型崩れが起きて製品品質に影響を与えるおそれがない。また、本革表皮材1を成形によって形成しているため、裁断、縫製工程を削減することができる。また、縫製ラインが外観に表れないため、本革表皮材1の意匠の自由度を高めることができる。
続いて、本革表皮材1の加熱による寸法収縮特性について実験を行った。図6は、3種類の温度条件に対する熱収縮率を示したものである。図6のX軸における数字の1、2、及び3は、それぞれ異なる温度条件を示したものであって、以下の説明では左側から順に、条件1、条件2、条件3という。図6のY軸は熱収縮率(%)を示したものであって、加熱によって収縮した寸法を加熱前の寸法で除することにより算出される。図6の実線は、網状層30に熱可塑性樹脂40及びマイクロバルーン50が埋め込まれていない本革表皮材(母材としての表皮材2であって、以下の説明では「表皮材2」という)の測定値を示している。一方、図6の破線は、本実施形態における本革表皮材1の測定値を示している。
実験条件は、以下の通りである。
・条件1は、加熱前のものである。
・条件2は、80℃で5日間加熱したものである。
・条件3は、100℃で5日間加熱したものである。
・実験サンプルは、縦250mm×横250mmの大きさのものを用いており、同一サンプル内において縦方向及び横方向で各方向3箇所の200mm間を測定ポイントとして設定し、3つの測定ポイントにおける測定データの平均値を測定値として算出した。
・測定は、各条件1〜3による加熱後、温度23℃、湿度50%RHで1時間放置した後に行った。
この結果、本革表皮材1(破線)は、表皮材2(実線)と比較して、熱収縮率が低いことがわかった。この理由は、マイクロバルーン50の存在により加熱による膠原繊維束31同士の絡まり合いを抑制しているためである。
以上のように本実施形態では、本革表皮材1の裏面に熱可塑性樹脂40と共にマイクロバルーン50を埋め込んだから、本革表皮材1が成形時の熱によって収縮し、型崩れすることを防ぐことができた。また、縫製ではなく成形によって本革表皮材1を形成しているから、裁断、縫製などの工程を削減することができた。その結果、縫製ラインが外観に表れないため、縫製ラインの配置や皮革片の形状などを考慮する必要がなく、意匠の自由度を向上させることができた。さらに、アクリル樹脂などの熱可塑性樹脂40を使用したから、本革の特性を損ねることなく容易に成形することができる。これらに加えて、本革表皮材1の製造工程においてマイクロバルーン50を液状の熱可塑性樹脂40に配合したものを網状層30に塗布したから、高価なマイクロバルーン50の使用量を極力減らすことに成功した。
本革表皮材の断面構造を示した図 本革表皮材の繊維層を一部拡大して示した図 ロールコーター方式によって熱可塑性樹脂を塗布する塗布工程を示した図 表皮材を熱プレスする熱プレス工程を示した図 表皮材をプレス機から脱型する工程を示した図 本革表皮材の加熱による寸法収縮特性を示した図 スプレー方式によって熱可塑性樹脂を塗布する塗布工程を示した図
符号の説明
1…本革表皮材
2…表皮材
30…網状層
31…膠原繊維束
32…隙間
40…熱可塑性樹脂
50…マイクロバルーン
60…塗工機
70…プレス機

Claims (4)

  1. 表皮材の裏面に熱可塑性樹脂を含浸させて熱成形することにより立体的な形状に成形された本革表皮材であって、
    前記表皮材を構成する膠原繊維束の隙間に前記熱可塑性樹脂と共に粒径が2μm以上100μm以下のマイクロバルーンが埋め込まれていることを特徴とする本革表皮材。
  2. 前記熱可塑性樹脂は、アクリル樹脂からなることを特徴とする請求項1に記載の本革表皮材。
  3. 前記マイクロバルーンの量は、前記熱可塑性樹脂と前記マイクロバルーンの全体量を100質量%としたときに、10質量%以上50質量%以下であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の本革表皮材。
  4. 立体的な形状を有する本革表皮材の成形方法であって、
    表皮材の裏面に粒径が2μm以上100μm以下のマイクロバルーンを含有した液状の熱可塑性樹脂を塗布する塗布工程と、
    前記熱可塑性樹脂が塗布された前記表皮材を前記熱可塑性樹脂の軟化温度以上の温度に加熱したプレス機に載置し、熱プレスにより前記表皮材を立体的な形状に賦形する熱プレス工程と、
    前記熱プレス後、前記プレス機による賦形状態を維持して前記表皮材を冷却し、前記プレス機から前記表皮材を脱型する脱型工程とからなることを特徴とする本革表皮材の成形方法。
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