JP4986534B2 - 内視鏡装置 - Google Patents

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本発明は、内視鏡と、該内視鏡が接続された装置本体とを具備する内視鏡装置に関する。
周知のように、内視鏡装置は、医療分野及び工業用分野において広く利用されている。医療分野において用いられる内視鏡装置は、内視鏡の細長い挿入部を体腔内に挿入することによって、体腔内の臓器を観察したり、必要に応じて処置具の挿通チャンネル内に挿入した処置具を用いて各種処置をしたりすることができる。
また、工業用分野において用いられる内視鏡装置は、内視鏡の細長い挿入部をジェットエンジン内や、工場の配管等に挿入することによって、被検部位の傷及び腐蝕等の観察や各種処置等を行うことができる。
工業用の内視鏡装置は、例えば先端に、撮像レンズやCCD等の撮像素子を有する撮像ユニットが配設された細長の挿入部を有する内視鏡と、該内視鏡が接続された装置本体とにより構成されているのが一般的である。尚、小型の内視鏡装置においては、挿入部の先端にLED等の光源が配設されているものも周知である。
また、装置本体内には、内視鏡を駆動する各種部材、具体的には、撮像ユニットや光源の駆動を行う電気回路や、撮像ユニットから出力された被写体の画像信号を処理する画像処理ユニットや、該画像処理ユニットにより処理された画像データを記録する記録媒体や、内視鏡や装置本体に電力を供給するバッテリ等が各装填室に装填されて設けられている。
ところで、記録媒体やバッテリ等の装填部材は、装置本体から自在に取り出すことできるよう、装置本体内の記録媒体装填室やバッテリ装填室に対し、それぞれ容易に挿抜自在な構成となっている。
具体的には、装置本体の外装部材にそれぞれ設けられた、例えば蝶番を介して開閉自在な蓋体の各装填室の装填口に対する開閉に伴い、記録媒体装填室やバッテリ装填室に対し、記録媒体やバッテリを挿抜することができる。
記録媒体装填室やバッテリ装填室に対する、記録媒体やバッテリの装填は、記録媒体装填室やバッテリ装填室に対し、装填口を介して、記録媒体やバッテリを挿入した後、蓋体が閉成されることにより行われる。
このような構成では、例えば操作者が、意図せず蓋体を開成してしまうと、記録媒体装填室やバッテリ装填室から記録媒体やバッテリが、装置本体外に不意に飛び出してしまうといった問題があった。
このような問題に鑑み、特許文献1では、閉成後の蓋体が不意に開成することのないよう、閉成された蓋体の開成を規制するロック機構を備えた内視鏡装置が開示されている。
特開2005−192931号公報
しかしながら、特許文献1に開示された内視鏡装置においては、ロック機構により、蓋体の開成を規制しているため、例えば内視鏡装置が工業用の内視鏡装置の場合、装置本体に対し、装置本体を不意に落としてしまった等、衝撃が付与されてしまうと、蓋体に対し、例えば装填部材であるバッテリが、バッテリ装填室から装置本体外に飛び出す力が付与され、蓋体のロックが解除されてしまう場合があるといった問題がある。
または、蓋体がロック機構により開成されないため、蓋体がバッテリの飛び出しに伴い変形してしまい、例えば装置本体に形成された装填口を囲む防水パッキン等の水密部材に対する蓋体の当接力が低下してしまい、蓋体における防水機能が低下してしまうといった問題もある。
さらには、ロック機能を解除した後、蓋体を開成すると、不意に、バッテリが装置本体外に飛び出してしまうといった問題もある。即ち、蓋体の開成に伴い、バッテリがバッテリ装填室から飛び出してしまうといった問題は解決されていない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、装置本体に挿入され装填された装填部材の抜去性を向上させ、装填部材が、装填口を介して不意に装置本体外に抜去されてしまうことを、簡単な構成にて防止することができる内視鏡装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明による内視鏡装置は、内視鏡と、該内視鏡が接続された装置本体とを具備する内視鏡装置であって、前記装置本体内の装填室に対し、前記装置本体外から挿抜自在な装填部材と、前記装置本体に設けられた、前記装填室の装填口に対し開閉自在な蓋体と、前記装填室に挿入された前記装填部材の前記装填口からの抜去を規制する装填部材ロック機構と、を具備し、前記装填部材ロック機構は、前記装填室に対する前記装填部材の挿抜方向に対し垂直な方向であって、前記装填口に少なくとも一部が平面的に重畳する規制位置と前記装填口から退避する退避位置とに進退自在なロック部材を前記装置本体内に具備し、前記ロック部材は、前記装填部材が前記装填室に挿入された後、前記規制位置に進入し、前記装填部材の前記装填口に対向する面に当接して、前記装填部材の前記装填口からの抜去を規制すると共に、前記装填室を構成するケース部材から前記装填部材の挿抜方向に対し垂直な方向に延出された、延出端に止め部材が形成された軸部材の外周に対し、付勢部材とともに外装されており、前記軸部材にガイドされて前記規制位置に進入するよう、前記付勢部材により、常時付勢されていることを特徴とする。
本発明の内視鏡装置によれば、装置本体に挿入され装填された装填部材の抜去性を向上させ、装填部材が、装填口を介して不意に装置本体外に抜去されてしまうことを、簡単な構成にて防止することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。尚、以下、内視鏡装置は、携帯性に優れたショルダ式の工業用の内視鏡装置を例に挙げて説明する。また、工業用の内視鏡装置の装置本体内の装填室に装填される装填部材としては、バッテリを例に挙げて説明する。よって、装填室及び装填口は、バッテリ装填室及びバッテリ装填口として説明する。
図1は、本発明の一実施の形態を示す内視鏡装置の斜視図、図2は、図1の装置本体から蓋体が開成され、バッテリが抜去された状態を示す斜視図、図3は、図2のバッテリ装填室にバッテリが装填された状態で装置本体から蓋体が開成された状態を、バッテリ装填口近傍を一部拡大して示す斜視図である。
また、図4は、図1中のIV-IV線に沿う装置本体の部分断面図、図5は、図2の装置本体内に設けられたバッテリ装填ユニットを示す拡大斜視図である。
図1に示すように、内視鏡装置1は、内視鏡2と該内視鏡2に接続された装置本体3とにより主要部が構成されている。
内視鏡2は、細長で可撓性を有する挿入部20と、該挿入部20の挿入方向基端側に接続された操作部24と、該操作部24から延出された可撓性を有するユニバーサルコード26とにより主要部が構成されている。尚、ユニバーサルコード26により、内視鏡2と装置本体3とは接続されている。
挿入部20の先端部の内部には、対物レンズ等の対物光学系や、CCD等の撮像素子を有する撮像ユニットや、LED等の光源(いずれも図示されず)等が配設されている。尚、撮像ユニットや光源は、操作部24の内部や、装置本体3の内部に設けられていても構わない。
装置本体3は、例えば箱状を有しており、装置本体3の外装筐体4に、内視鏡2の撮像ユニットにより撮像された内視鏡画像を表示する画像表示面33を有するモニタ7が固定されている。
詳しくは、モニタ7は、画像表示面33を有するモニタ面7mの裏面7rが、装置本体3の外装筐体4の図1中Y方向後方側に設けられた後述するコネクタボックス40(図2参照)に対して開閉自在となるよう、蝶番等を介して装置本体3の外表面に固定されている。
モニタ7のモニタ面7mに、内視鏡装置1が未使用の際、画像表示面33を覆って保護するカバー板30が固定されている。カバー板30は、画像表示面33に対向するカバー板30の対向面30tが、画像表示面33に対して開閉自在となるよう、モニタ面7mに固定されている。
箱状の装置本体3の外装筐体4の角部に、装置本体3を戴置するための例えばNBR等のゴムにより形成された、複数の脚部58が固定されている。脚部58は、装置本体3を、地表等に対し、複数の姿勢により載置できるように設けられたものである。
装置本体3の外装筐体4の図1中Y方向後方側の図示しないコネクタボックス収容室に、上述したように、コネクタボックス40が、着脱コネクタ41により装着されている。尚、コネクタボックス40は、外装筐体4のコネクタボックス収容室に対して着脱自在である。
コネクタボックス40の内部には、撮像ユニットや光源の駆動を行う基板や、撮像ユニットから出力された被写体の画像信号を処理する画像処理用の基板等の電気部品が設けられている。
また、装置本体3の外装筐体4により覆われた内部には、コネクタボックス40以外の電気部品や、画像処理用の基板により画像処理された画像データを記録する記録媒体や、内視鏡2や装置本体3に電力を供給するバッテリ10(図2参照)等が設けられている。
バッテリ10は、図2中、X方向に細長な、例えば直方体形状に形成されており、装置本体3の外装筐体4により覆われた内部において、例えば図1中、Z方向下方に設けられた図5に示すバッテリ装填ユニット60の箱状のケース部材61の内部のバッテリ装填室(以下、単に装填室と称す)62(図2参照)に装填される。
尚、ケース部材61は、図5中におけるX方向において、図2中における装置本体3のX方向の長さよりも略短い所定の長さを有している。また、ケース部材61の装填室62における図5中X方向左側の端部には、装填室62に装填されたバッテリ10を、装填室62のバッテリ装填口(以下、単に装填口と称す)63に対して、図1中X方向に常時付勢する図示しない抜去用付勢バネが設けられている。
装置本体3の外装筐体4の図1中X方向右側の外表面4gにおけるZ方向下方の位置には、蓋体8が設けられている。蓋体8は、装填室62の装填口63に対して、図1、図2に示すように蝶番9を介して開閉自在となっている。
尚、外表面4gには、水密用のパッキン47(図3参照)が装填口63の外周を囲むように設けられている。このパッキン47により、装填口63に対して蓋体8を閉成した際、蓋体8と外表面4gとの間は、水密的に保たれる。また、パッキン47は、蓋体8側に設けられていても構わない。
蓋体8が開成されることにより、装填室62に対し、バッテリ10が、装填口63を介して、挿抜方向となる図2中X方向に挿抜自在となる。尚、装填室62にバッテリ10が挿入される際は、上述した抜去用付勢バネが、該抜去用付勢バネの付勢に抗して図2中X方向左側に押圧されながら挿入される。また、例えば、バッテリ10の端子11が、図2中Z方向上方を指向するように挿入される。
装填室62に対し、バッテリ10が挿入された後は、装填口63に対して蓋体8が閉成されるとともに、蓋体8に設けられた蓋体ロック機構である2本のロックピン12が、外表面4gに形成された2つの嵌入孔48に嵌入された後、外装筐体4内部の係止部材49に係止される。ロックピン12は、装填口63に対して閉成された蓋体8の不意の開成を規制するものである。
外装筐体4の内部であって、装填口63の近傍には、装填室62にバッテリ10が装填された後、抜去用付勢バネのX方向への付勢によるバッテリ10の装填室62からの装填口63を介したバッテリ10の不意の抜去を規制する装填部材ロック機構を構成するロック部材70が設けられている。
ロック部材70は、図4に示すように、バッテリ装填ユニット60のケース部材61の装填口63近傍の図4中左側から、バッテリ10の挿抜方向であるX方向に直交するY方向における図4中左側に、Z方向に所定の間隔を有してそれぞれ延出された2本の軸部材71の外周に対して外装されている。
具体的には、2本の軸部材71の各延出端には、Eリング等の止め部材72がそれぞれ固定されており、2本の軸部材71の外周には、それぞれ、各止め部材72に一端が接するよう、付勢部材であるロック部材付勢バネ73が外装されており、さらに、2本の軸部材71の外周には、各ロック部材付勢バネ73の他端に接するよう、例えば平面的な断面形状がL字状を有するロック部材70が外装されている。
尚、2本の軸部材71は、ケース部材61と一体的に形成されてY方向にそれぞれ延出されていても構わないし、2本の軸部材71の各一端が、ケース部材61の上述した所定の位置に、例えばかしめられることにより固定されてY方向にそれぞれ延出されていても構わない。また、2本の軸部材71の各延出端は、図4、図5に示すように、外装筐体4の内壁に接触せずに位置している。
ロック部材70の各ロック部材付勢バネ73の他端に接する後述する退避位置側の端部70tと反対側の後述する規制位置側の端部70iには、規制位置側である図4中Y方向装填口63側に延出した延出部位である当接部77が形成されている。
ロック部材70は、2本の軸部材71、2つの止め部材72、ロック部材付勢バネ73により、Y方向において、当接部77が装填口63に対し平面的に重畳する、後述するバッテリ10の規制位置と、当接部77が装填口63から退避する退避位置とに2本の軸部材71にガイドされて進退自在となっている。尚、当接部77の装填口63側の面には、ロック部材70を操作者によりY方向に進退させる際の滑り止め79が形成されている。
また、ロック部材70は、ロック部材付勢バネ73の付勢により、2本の軸部材71にガイドされて常時規制位置に進入するよう付勢されている。尚、2本の軸部材71の各一端が、ケース部材61の上述した所定の位置に固定されていることにより、ロック部材70は、Y方向への進退に伴いX方向に移動してしまうことがない。即ち、ロック部材70が蓋体8をX方向に押圧してしまうことがない。
ロック部材70は、装填室62にバッテリ10が挿入された後、X方向において装填口63側に抜去用付勢バネにより付勢されるバッテリ10の装填口63に対向する面10tに、規制位置において当接部77が当接することにより、蓋体8の開閉に係わらず、バッテリ10の装填室62からの抜去を防止するものである。
また、ロック部材70の当接部77の規制位置側の端部には、図3、図4に示すように、X方向及びY方向に対し所定の角度を有するとともに、蓋体8側を指向する面取り部78が形成されている。
面取り部78は、装填室62にバッテリ10を挿入する際、バッテリ10の面10tと反対側の挿入方向の挿入面(図示されず)及び図4中左側面が当接することにより、X方向における挿入方向の力を、Y方向におけるロック部材70をロック部材付勢バネ73の付勢に抗して規制位置から退避位置に退避させる力に変換させるものである。
その結果、装填室62にバッテリ10を挿入する際、ロック部材70を、操作者により、規制位置から退避位置に移動させなくとも、バッテリ10の挿入に伴い、ロック部材70を、規制位置から退避位置に移動させることができる。
ここで、蓋体8の装填口63に対向する面にも、図3、図4に示すように、装填室62からの装填口63を介したバッテリ10の不意な抜去を規制する装填部材ロック機構を構成する突起部材18が形成されている。
突起部材18は、装填口63に対して蓋体8を閉成した際、ロック部材70の端部70tに対向する領域に、図4に示すように嵌入される。突起部材18は、装置本体3に衝撃等が付与された際、ロック部材70の端部70tに当接することにより、ロック部材70がY方向において、規制位置から退避位置に退避するのを規制するものである。
尚、バッテリ10以外の装置本体3の外装筐体4により覆われた内部に対する電気部品等の内容物の装填構造は、周知の構成であるため、その説明は省略する。
次に、このように構成された本実施の形態の作用について説明する。尚、以下に示す本実施の形態の作用は、バッテリ装填ユニット60のケース部材61の装填室62に対して、バッテリ10を挿抜する際の作用について説明する。尚、その他の内視鏡装置1の作用は周知であるため、その説明を省略する。
先ず、バッテリ10を装填室62に挿入する際は、2本のロックピン12を、外表面4gに形成された2つの嵌入孔48にから脱却し、蓋体8を開成する。この際、ロック部材70は、ロック部材付勢バネ73の付勢により、上述した規制位置に位置している。
この状態で、バッテリ10を、抜去用付勢バネのX方向への付勢に抗して、例えば端子11がZ方向上方を指向するように装填室62に挿入し始めると、バッテリ10の上述した挿入面及び図4中の左側面が、ロック部材70の当接部77の面取り部78に当接、摺動することにより、X方向における挿入方向の力が、Y方向への力に変換され、その結果、ロック部材70がロック部材付勢バネ73の付勢に抗して、2本の軸部材71にガイドされて規制位置から退避位置に退避される。尚、ロック部材70の規制位置から退避位置への退避は、操作者の指により行われても構わない。
その後、装填室62へのバッテリ10の挿入が終了すると、ロック部材70は、ロック部材付勢バネ73の付勢により、2本の軸部材71にガイドされて退避位置から規制位置へと進入し、当接部77が、バッテリ10の装填口63に対向する面10tに当接する。このことにより、抜去用付勢バネによりX方向装填口63側に付勢されるバッテリ10が、蓋体8の開閉に係わらず、装填室62から飛び出してしまうことが規制される。
次いで、装填口63に対して蓋体8が閉成されるとともに、蓋体8に設けられた2本のロックピン12が、外表面4gに形成された2つの嵌入孔48に嵌入された後、外装筐体4内部の係止部材49に係止される。このことにより、装填口63に対して閉成された蓋体8の不意の開成が規制される。
また、装填口63に対する蓋体8の閉成後、外装筐体4の外表面4gに設けられた水密用のパッキン47(図3参照)により、蓋体8と外表面4gとの間は、水密的に保たれる。
さらに、装填口63に対する蓋体8の閉成後、蓋体8に形成された突起部材18は、ロック部材70の端部70tに対向する領域に、図4に示すように、嵌入される。その結果、装置本体3に衝撃等が付与された際、突起部材18がロック部材70の端部70tに当接されることにより、ロック部材70がY方向において、規制位置から退避位置に退避されてしまうことが規制される。
尚、以上から、バッテリ10が、装填室62内に装填される。
次いで、装填室62からバッテリ10を抜去する際は、先ず、上述した手順により、蓋体8を装填口63に対して開成した後、操作者の指によるY方向への付勢により、ロック部材70を、2本の軸部材71のガイドにより、規制位置から退避位置に退避させる。
その結果、バッテリ10は、抜去用付勢バネによるX方向、装填口63側への付勢により、装填口63を介して装置本体3外に飛び出そうとするが、装填口63に当接部77が平面的に重畳する位置には、ロック部材70を退避させた操作者の指が位置しているため、バッテリ10の飛び出しが操作者に指により規制される。最後に、操作者により、バッテリ10が、装填室62から抜去される。
このように、本実施の形態においては、外装筐体4の内部における装填室62の装填口63近傍に、装填口63に対して当接部77が平面的に重畳する規制位置に、常時、ロック部材付勢バネ73の付勢により進入するロック部材70が設けられていると示した。
このことによれば、抜去用付勢バネにより、装填室62に装填されたX方向装填口63側に付勢されているバッテリ10の装填口63からの飛び出しを、規制位置に位置し、当接部77がバッテリ10の装填口63に対向する面10tに当接するロック部材70により規制することができる。
よって、例え、装置本体3に衝撃が付与されたとしても、バッテリ10のX方向における装填口63に対する飛び出しにより、蓋体8のロックが解除されてしまったり、蓋体8が変形して、装填口63を囲む防水パッキン47の蓋体8に対する当接力が低下してしまい、蓋体8における防水機能が低下してしまったりすることを確実に防止することができる。
また、操作者により、不意に、蓋体8のロックを解除してしまっても、ロック部材70により、装填口63からのバッテリ10の飛び出しを防止することができる。
さらに、バッテリ10を抜去するに伴い、ロック部材70が操作者により規制位置から退避位置に移動される際、装填口63に当接部77が平面的に重畳する位置に、ロック部材70を操作する操作者に指が残されることから、装填口63からのバッテリ10の不意の飛び出しを防止することができる。
このことから、バッテリ10の抜去用付勢バネの付勢による装填室62からの抜去性を向上させたまま、バッテリ10が、装填口63を介して不意に装置本体3外に抜去されてしまうことを簡単な構成にて防止することができる。
また、本実施の形態においては、蓋体8の装填口63に対向する面に、蓋体8が装填口63に対して閉成された後、ロック部材70の端部70tに対向する領域に嵌入される突起部材18が形成されていると示した。
このことによれば、装置本体3に衝撃等が付与された際、突起部材18がロック部材70の端部70tに当接することにより、ロック部材70がY方向において、規制位置から退避位置に退避してしまうのを規制することができる。
よって、より確実に、バッテリ10の抜去用付勢バネの付勢による装填室62からの抜去性を向上させたまま、バッテリ10が、装填口63を介して不意に装置本体3外に抜去されてしまうことを簡単な構成にて防止することができる。
さらに、本実施の形態においては、蓋体8が装填口63に対して閉成された後、蓋体8に設けられた2本のロックピン12が、外表面4gに形成された2つの嵌入孔48に嵌入された後、外装筐体4内部の係止部材49に係止されると示した。
このことによれば、上述した構成に加え、装填口63に対して閉成された蓋体8の不意の開成が規制されることから、よりさらに確実に、バッテリ10の抜去用付勢バネの付勢による装填室62からの抜去性を向上させたまま、バッテリ10が、装填口63を介して不意に装置本体3外に抜去されてしまうことを簡単な構成にて防止することができる。
尚、本実施においては、内視鏡装置1には、携帯性に優れたショルダ式の工業用の内視鏡装置を例に挙げて説明したが、これに限らず、挿入部を装置本体に巻回して収納する大型の工業用の内視鏡装置に適用してもよいことは勿論である。
さらに、工業用の内視鏡装置に限定されず、医療用の内視鏡装置に適用してもよいことは云うまでもない。
本発明の一実施の形態を示す内視鏡装置の斜視図。 図1の装置本体から蓋体が開成され、バッテリが抜去された状態を示す斜視図。 図2のバッテリ装填室にバッテリが装填された状態で装置本体から蓋体が開成された状態を、バッテリ装填口近傍を一部拡大して示す斜視図。 図1中のIV-IV線に沿う装置本体の部分断面図。 図2の装置本体内に設けられたバッテリ装填ユニットを示す拡大斜視図。
符号の説明
1…内視鏡装置
2…内視鏡
3…装置本体
8…蓋体
10…バッテリ
10t…バッテリの装填口に対向する面
12…ロックピン
18…突起部材
61…ケース部材
62…バッテリ装填室
63…バッテリ装填口
70…ロック部材
70i…規制位置側の端部
70t…退避位置側の端部
71…軸部材
72…止め部材
73…ロック部材付勢バネ73
77…当接部
78…面取り部
X方向…バッテリの挿抜方向
Y方向…挿抜方向に垂直な方向

Claims (4)

  1. 内視鏡と、該内視鏡が接続された装置本体とを具備する内視鏡装置であって、
    前記装置本体内の装填室に対し、前記装置本体外から挿抜自在な装填部材と、
    前記装置本体に設けられた、前記装填室の装填口に対し開閉自在な蓋体と、
    前記装填室に挿入された前記装填部材の前記装填口からの抜去を規制する装填部材ロック機構と、
    を具備し、
    前記装填部材ロック機構は、前記装填室に対する前記装填部材の挿抜方向に対し垂直な方向であって、前記装填口に少なくとも一部が平面的に重畳する規制位置と前記装填口から退避する退避位置とに進退自在なロック部材を前記装置本体内に具備し、
    前記ロック部材は、前記装填部材が前記装填室に挿入された後、前記規制位置に進入し、前記装填部材の前記装填口に対向する面に当接して、前記装填部材の前記装填口からの抜去を規制すると共に、前記装填室を構成するケース部材から前記装填部材の挿抜方向に対し垂直な方向に延出された、延出端に止め部材が形成された軸部材の外周に対し、付勢部材とともに外装されており、前記軸部材にガイドされて前記規制位置に進入するよう、前記付勢部材により、常時付勢されている
    ことを特徴とする内視鏡装置。
  2. 閉成された前記蓋体の開成を規制する蓋体ロック機構をさらに具備していることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡装置。
  3. 前記装填部材は、前記内視鏡及び前記装置本体に電力を供給するバッテリと、前記内視鏡により撮像された画像データを記録する記録媒体とのいずれかであることを特徴とする請求項1または2に記載の内視鏡装置。
  4. 前記ロック部材の前記規制位置側の端部に、前記規制位置側に延出する延出部位が形成されており、
    前記延出部位に、前記装填室へ前記装填部材を挿入する際、前記装填部材が当接されることにより、前記挿入方向の力を該挿入方向に垂直な方向に変換し、前記ロック部材を、前記付勢部材の付勢に抗して前記規制位置から前記退避位置に退避させる面取り部が形成されていることを特徴とする請求項1−3のいずれか一項に記載の内視鏡装置。
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