JP3143233B2 - 電子内視鏡の回路基板収納部構造 - Google Patents

電子内視鏡の回路基板収納部構造

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JP3143233B2 JP04283884A JP28388492A JP3143233B2 JP 3143233 B2 JP3143233 B2 JP 3143233B2 JP 04283884 A JP04283884 A JP 04283884A JP 28388492 A JP28388492 A JP 28388492A JP 3143233 B2 JP3143233 B2 JP 3143233B2
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修二 小見
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富士写真光機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、体腔内等へ先端部を挿
入し、固体撮像素子を用いて内部観察を行う電子内視鏡
における回路基板収納部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】医療分野及び工業分野で利用される電子
内視鏡装置が周知であり、この電子内視鏡装置は、スコ
ープとしての電子内視鏡が光源装置及び外部プロセッサ
装置に接続される構成となっている。そして、光源装置
から供給された照射光を被観察体内へ導入すれば、被観
察体内の画像が固体撮像素子であるCCD(Charge Cou
pled Device )により捉えられ、外部プロセッサ装置で
画像処理することにより、例えば消化管等のような体腔
内をモニタ上で観察することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本出願人は
電子内視鏡側に、例えばコネクタ部や操作部等にCCD
の駆動回路、或いはビデオ信号を処理するための回路等
を配設することを提案しており、これによれば、個々の
電子内視鏡に特有の条件・特性に合せた信号処理が可能
となるという利点がある。
【0004】しかし、上記処理回路を搭載した回路基板
を電子内視鏡側に取り付ける際には、電子内視鏡自体が
気密構造を採用しているため、リード線の配置、引き回
しがし難いという問題があった。
【0005】図6には、光源装置、外部プロセッサ装置
と接続するための電子内視鏡のコネクタ部の概略構成が
示されており、これは従来技術に基づいて提案されたも
のである。図示されるように、本体ケース1には収納口
2から金属ケース3が収納されており、この金属ケース
3内には、回路基板4が取り付けられ、両側面にリード
線5,6を出し入れする隙間が開いている。そして、回
路基板4に接続されるリード線5は右側面の隙間から取
り出され、ケーブル7を介して先端部のCCDへ接続さ
れる。また、金属ケース3の左側面から導出される他の
リード線6はケーブル8を介して外部プロセッサ装置へ
接続される。なお、図の部材9はライトガイドである。
【0006】即ち、コネクタ部の気密状態を維持するた
めに、収納口2は一箇所のみ設けられ、しかもこの収納
口2はライトガイド9の配置等の関係から、下側に設け
られている。このため、リード線5は金属ケース3の右
側面から外部へ出されることになる。そうすると、組立
ての際に回路基板4を途中まで出した状態でリード線5
を接続する必要から、或いはリード線5を回路基板4に
接続した状態で金属ケース3を収納することから、図示
のようにリード線5を余分に長くしなければならない。
従って、リード線5が金属ケース3内で弛み、取扱い辛
くなる。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、金属ケース内でのリード線の弛み
を少なくし、取扱い易い電子内視鏡の回路基板収納部構
造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る電子内視鏡の回路基板収納部構造は、
回路基板を保持し、側面に回路基板へのリード線を出し
入れする第1の開口が形成されたケースと、このケース
を収納し、かつケース収納時に収納口と反対の方向で生
じる空間に上記リード線を通す本体と、を有し、上記ケ
ースの挿入先端面に上記第1の開口に連通した第2の
口を形成し、ケース出し入れ時に上記リード線が上記第
1の開口から第2の開口へ移動可能となるようにしたこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】上記の構成によれば、回路基板を取り付けたケ
ースを本体へ収納する際には、リード線をケース先端面
の第2の開口内へ導きながら取付けを行うことができ
短いリード線で回路基板との接続が可能となる。しか
も、ケースを本体内へ収納した時のリード線の弛みも少
なくなる。
【0010】
【実施例】図1及び図2には、実施例に係る電子内視鏡
の回路部品収納部であるコネクタ部の金属ケースが示さ
れ、図3には実施例のコネクタ部の構成が示され、図4
には上記コネクタ部による装置の接続状態が示されてお
り、まず図4から説明する。図において、電子内視鏡の
先端部へ照射光を供給する光源装置10にライトガイド
11が配設されたコネクタ部12が接続され、このコネ
クタ部12に連結されるケーブル13がコネクタ14に
よって、外部プロセッサ装置15へ接続される。
【0011】一方、上記コネクタ部12に連結されるケ
ーブル16には電子内視鏡が接続され、この電子内視鏡
は周知のように操作部、挿入部、湾曲部、先端部等から
構成され、この先端部に固体撮像素子であるCCDが配
設される。このケーブル16内には、光源装置10で出
力される光を先端部へ導くライトガイド11が配置され
ると共に、CCDを駆動し、かつビデオ信号を伝送する
ための信号線が配置され、この信号線はコネクタ部12
からケーブル13内を通って外部プロセッサ装置15へ
接続される。
【0012】次に、図3において、上記コネクタ部12
は合成樹脂材料からなる箱型の本体ケース18と、底面
の収納口19に嵌合する合成樹脂製の蓋20とからな
り、また上記本体ケース18にはケーブル13,16を
連結する開口、光源装置10に接続する接続リング21
のための開口等が設けられる。従って、実施例では、回
路部品等を収納するための開口は、気密を確保するため
に一箇所となっている。そして、この本体ケース18内
には、2枚の回路基板23,24が支持部材で取り付け
られた金属ケース26が収納され、この回路基板23,
24にはCCD駆動回路やビデオ信号処理回路が含ま
れ、また金属ケース26はノイズ遮蔽板としても機能す
るものである。
【0013】図1及び図2に示されるように、この金属
ケース26の側面には、左右の開口101,102が形
成され、この開口101,102からは図3に示される
ように、各種のリード線27,28が外側へ導かれてい
る。また、本体ケース18内には上記のライトガイド1
1の他に、ケーブル16内からCCDに連結されたリー
ド線30が導入され、このリード線30はコネクタ31
によって回路基板23,24へ接続される。そして、図
1のように、実施例では上記金属ケース26の挿入先端
面に開口200を端部から途中まで形成している。従っ
て、上記リード線30は、ケース出し入れ時に上記開口
200を移動できることになる。
【0014】図3において、上記金属ケース26は、係
合溝32に係合する止め板(金属板)33及び蓋20に
ねじ34で固定されることになり、このような構成にて
コネクタ部12の気密状態が維持されるようになってい
る。
【0015】上記実施例の構成によれば、図5に示され
るように、本体ケース18に金属ケース26を収納する
際、或いは本体ケース18から金属ケース26を取り出
す際には、リード線30が挿入先端面の開口200に移
動できることになる。従って、最短距離でリード線30
をコネクタ部31へ接続することができ、鎖線で示され
る従来のリード線5の場合と比較して、リード線30は
短くなることになる。この結果、金属ケース26を収納
したときには、リード線30の弛みを少なくすることが
でき、取扱いも容易となる。
【0016】上記実施例では、挿入先端面の開口200
は挿入先端面の端部から中間部まで形成したが、この開
口200の長さはリード線30の配置状態、金属ケース
26との関係等に応じて自由に設定することができる。
また、金属ケース26の側面に形成されている左右の開
口101,102は、全域で形成した例を示したが、こ
の開口101,102を側面の一部に形成してもよく、
更に図の左側の開口102をなくすことも可能である。
【0017】上記実施例では、コネクタ部12へ回路基
板を収納する場合について説明したが、本発明は電子内
視鏡の例えば操作部或いはケーブル16の途中等の場所
に設けられた回路基板等の収納部に適用することができ
る。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回路基板を保持するケースを本体に収納した時に、収納
口と反対の方向で生じる空間にリード線が配置され場合
であって、上記ケースの挿入先端面にその側面側の第1
の開口に連通した第2の開口を形成し、ケース出し入れ
時にリード線が上記先端面側まで移動できるようにした
ので、リード線の長さを短くすることができる。従っ
て、金属ケース内でのリード線の弛みが少なくなり、取
扱い易くなるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る電子内視鏡の回路基板収
納部であるコネクタ部の金属ケースを示す斜視図であ
る。
【図2】上記図1の上面図である。
【図3】実施例の電子内視鏡のコネクタ部の断面図であ
る。
【図4】電子内視鏡装置の接続状態を示す図である。
【図5】本体ケースに金属ケースを着脱する状態を示す
断面図である。
【図6】従来、提案されたコネクタ部の構成を示す断面
図である。
【符号の説明】
1,18 … 本体ケース、 3,26 … 金属ケース、 12 … コネクタ部、 19 … 収納口、 20 … 蓋、 23,24 … 回路基板、 101,102 … 側面の開口、 200 … 挿入先端面の開口。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板を保持し、側面に回路基板への
    リード線を出し入れする第1の開口が形成されたケース
    と、このケースを収納し、かつケース収納時に収納口と
    反対の方向で生じる空間に上記リード線を通す本体と、
    を有し、上記ケースの挿入先端面に上記第1の開口に連
    通した第2の開口を形成し、ケース出し入れ時に上記リ
    ード線が当該ケースの第1の開口から第2の開口へ移動
    可能となるようにした電子内視鏡の回路基板収納部構
    造。
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