JP4986524B2 - シャッター装置 - Google Patents
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Description
前記自動閉鎖装置は、火災検知時の通電によりブレーキ解放手段を介してブレーキ解放状態となると共に、非通電状態で前記ブレーキ解放状態を保持し、ブレーキ復帰信号によりブレーキ解放状態が解除されてブレーキが復帰するように構成されており、
前記手動閉鎖装置は、非常作動スイッチと、該非常作動スイッチと自動閉鎖装置の該ブレーキ解放手段とを連結するワイヤとを備えており、当該ワイヤの一端側は該非常作動スイッチと連結されており、前記ワイヤの一端側は非常作動スイッチを操作した時のみ引っ張られ、当該操作を解除すると引っ張られる前の元位置に復帰するように構成されており、
非常作動スイッチの操作によって、該ブレーキレバー解放手段がブレーキ解放方向に移動してブレーキが解放され、非常作動スイッチの操作解除後に、前記ワイヤの一端側が元位置に復帰する一方、ブレーキレバー解放手段がブレーキ解放方向に移動した状態を維持することで、ブレーキ解放状態を保持してシャッターカーテンを自重降下させると共に、前記ワイヤが引っ張られた緊張状態から緩んだ状態となり、
手動閉鎖装置によるシャッターカーテンの自重降下中にブレーキ復帰信号の入力があった場合に、ブレーキ解放方向に移動したブレーキ解放手段が前記ワイヤに妨げられることなくブレーキ復帰方向に移動可能である、シャッター装置、である。
一つの好ましい態様では、非常作動スイッチの操作は、押操作(スイッチがボタンの場合等)であるが、引き操作(スイッチがレバーのような場合等)であってもよい。
まず、本発明に係るシャッター装置の全体構成について説明する。図1および図2において、1は開口部に建付けられる電動シャッターであって、電動シャッター1を構成するシャッターカーテン2は、両端縁部を開口部両側に設けたガイドレール3、3に案内された状態で上下昇降し、開口部を閉鎖する閉鎖姿勢と、開口部上方の天井裏4に設けたシャッターケース(図示せず)内に巻装されて、開口部を開放する収納姿勢とに変姿可能に構成されている。
[B−1]自動閉鎖装置の構成
自動閉鎖装置8について説明する。シャッター装置の開閉制御において、防災盤10からの火災信号を制御装置(危害防止用連動中継器)12が受信すると、制御装置12が自動閉鎖モードとなって、制御装置12からの通電によって自動閉鎖装置8が作動し、開閉機5のブレーキ部を解放させてシャッター2が降下して防火区域を区画する。ブレーキ開放後には、直ちにモータへの通電が遮断される。本発明に係る自動閉鎖装置8は、自動閉鎖装置8のモータへの通電が遮断された後も、電気がかからない状態で、開閉機5のブレーキ解放状態が保持される点に特徴を有する。そして、自重降下するシャッターカーテン2の下端の座板2に障害物が当接した時には、座板スイッチ2aから障害物検知信号が制御装置12に送信され、障害物検知信号を受信した制御装置12からの指令で、開閉機5のブレーキが復帰することを特徴とする。
自動閉鎖装置の動作について説明する。
[B−2−1]自動閉鎖装置の解放動作
(1)制御装置(危害防止用連動中継器)12からの起動信号(DC24V)をDCウォームギヤードモータ80に供給すると、出力軸80aが図示の例では反時計回りに回転し始める。同時に無励磁式電磁ブレーキ81の本体810も回転し、本体810に固定されたピニオン82が反時計回りに回転する。
(2)ピニオン82の回転によって、ピニオン82に噛合うラック83がブレーキ解放方向に移動し始め、ラック83に連結されたブレーキレバー解放体84が開閉機ブレーキレバー85を押し始める。これによって、開閉機5のブレーキが解放される。
(3)ブレーキレバー解放体84の作動により開閉機ブレーキレバー85を解放した後に、ブレーキレバー解放体84の接触片840によってマイクロスイッチ86が入り、モータ80への通電が遮断されてモータ80が停止する。
(4)停止後は、DCウォームギヤードモータ80のセルフロック機能と非通電時の無励磁式電磁ブレーキ81の保持力で、電力を消費せずに、ブレーキ解放状態の保持状態を維持する。
(5)マイクロスイッチ86が入ると、マイクロスイッチ86Aが閉成され、制御装置12は、シャッターカーテン2が自重降下中であることを検知して、自動閉鎖装置8への起動信号(DC24V)の供給を停止する。
(1)障害物検知信号に基づいて制御装置(危害防止用連動中継器)12から無励磁式電磁ブレーキ81にDC24Vが印加されると、無励磁式電磁ブレーキ81が解放状態になって、本体810が回転可能な状態となる。
(2)ブレーキ解放状態の保持状態の時圧縮されていた復帰スプリング87の力で、ラック83が瞬時に元の位置に戻る。
(3)保持していたブレーキレバー解放体84も元の位置に戻り、復帰スプリング85aによって、開閉機ブレーキレバー85も復帰する。
(4)この時、ラック83と噛合うピニオン82とピニオン82に固定された無励磁式電磁ブレーキ81の本体810も時計回りに回転して元の位置に戻る。
(5)ラック83の移動によって、ブレーキレバー解放体84が移動してマイクロスイッチ86が戻り、マイクロスイッチ86Aが開成され、制御装置12は、シャッターカーテン2が自重降下中でないことを検出する。
(6)障害物が除去されると、制御装置12は、障害物が除去されたことを、座板スイッチ2aを介して検知する。障害物が除去されたことを検知した後、所定時間、例えば、10秒から20秒後に、制御装置12から自動閉鎖装置8に起動信号(DC24V)が通電される。モータ80への通電によって、上述のように、開閉機5のブレーキが解放され、シャッターカーテンは自重降下を再開する。
既述のとおり手動操作部11には、非常作動スイッチが設けてある。非常作動スイッチは手動閉鎖装置を構成しており、非常作動スイッチを押操作することで、シャッターカーテン2を降下させることができる。非常作動スイッチは、防災信号入力による制御作動に先立ってシャッターカーテン2を直ちに降下させたいような場合に用いられる。図3、図5に基づいて、非常作動スイッチを用いた手動閉鎖の好ましい態様について説明する。
8 自動閉鎖装置
80 ウォームギヤードモータ
81 無励磁式電磁ブレーキ
82 ピニオン
83 ラック
84 ブレーキレバー解放金具
85 開閉機ブレーキレバー
86 マイクロスイッチ
87 復帰スプリング
12 制御装置(危害防止用連動中継器)
23 手動閉鎖装置
24 ワイヤ
26 非常作動スイッチ
Claims (2)
- 火災時に開閉機のブレーキを解放してシャッターカーテンを自重降下させる自動閉鎖装置と、自動閉鎖装置を介してシャッターカーテンを自重降下させる手動閉鎖装置と、を備えたシャッター装置において、
前記自動閉鎖装置は、火災検知時の通電によりブレーキ解放手段を介してブレーキ解放状態となると共に、非通電状態で前記ブレーキ解放状態を保持し、ブレーキ復帰信号によりブレーキ解放状態が解除されてブレーキが復帰するように構成されており、
前記手動閉鎖装置は、非常作動スイッチと、該非常作動スイッチと自動閉鎖装置の該ブレーキ解放手段とを連結するワイヤとを備えており、当該ワイヤの一端側は該非常作動スイッチと連結されており、前記ワイヤの一端側は非常作動スイッチを操作した時のみ引っ張られ、当該操作を解除すると引っ張られる前の元位置に復帰するように構成されており、
非常作動スイッチの操作によって、該ブレーキレバー解放手段がブレーキ解放方向に移動してブレーキが解放され、非常作動スイッチの操作解除後に、前記ワイヤの一端側が元位置に復帰する一方、ブレーキレバー解放手段がブレーキ解放方向に移動した状態を維持することで、ブレーキ解放状態を保持してシャッターカーテンを自重降下させると共に、前記ワイヤが引っ張られた緊張状態から緩んだ状態となり、
手動閉鎖装置によるシャッターカーテンの自重降下中にブレーキ復帰信号の入力があった場合に、ブレーキ解放方向に移動したブレーキ解放手段が前記ワイヤに妨げられることなくブレーキ復帰方向に移動可能である、シャッター装置。 - 前記自動閉鎖装置は、
ブレーキ解放信号による通電で駆動される電動モータと、
電動モータの駆動によりブレーキレバーを解放する手段と、
ブレーキ解放後に電動モータへの通電を遮断する手段と、
電動モータへの通電遮断後に非通電状態でブレーキ解放状態を保持する手段と、
ブレーキ復帰信号に基づいてブレーキ解放状態を解除するブレーキ復帰手段と、
からなる、請求項1に記載のシャッター装置。
Priority Applications (1)
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JP2006199875A JP4986524B2 (ja) | 2006-07-21 | 2006-07-21 | シャッター装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006199875A JP4986524B2 (ja) | 2006-07-21 | 2006-07-21 | シャッター装置 |
Publications (2)
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Family
ID=39116160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006199875A Active JP4986524B2 (ja) | 2006-07-21 | 2006-07-21 | シャッター装置 |
Country Status (1)
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2006
- 2006-07-21 JP JP2006199875A patent/JP4986524B2/ja active Active
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