JP4986524B2 - シャッター装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動閉鎖装置と手動閉鎖装置とを備えたシャッター装置に関するものである。
従来、電動シャッターの制御装置として、いわゆる危害防止用連動中継器が知られている。危害防止用連動中継器は、火災時には、火災検知に基づいて、自動閉鎖装置を介して、シャッターカーテンを自重降下させて火災の延焼を防止し、シャッターカーテン自重降下中に障害物を検知した場合には、避難時停止装置を介して、シャッターカーテンの自重降下を停止させる。
このようなシャッター装置では、いわゆる手動閉鎖装置を併用して、火災時に手動でシャッターカーテンを降下できるようにしている。従来、手動閉鎖装置としては、危害防止用連動中継器に電気的に接続されている電気式手動閉鎖装置が用いられており、電気式手動閉鎖装置には、危害防止用連動中継器を作動させる非常作動スイッチが設けてあり、非常作動スイッチを押すことでシャッターカーテンを降下させて開口部を閉鎖させる。例えば、特許文献1には、自動閉鎖装置に電気的に連結されている手動閉鎖器を備えた防火シャッターの手動閉鎖機構が記載されている。
しかしながら、停電時、かつ、危害防止用連動中継器に搭載したバッテリ電源の容量が無い場合には、この電気式手動閉鎖装置を用いて開口部を閉鎖することができない。
また、単にワイヤで自動閉鎖装置の解放レバーを引っ張るようにした従来の機械式手動閉鎖装置では、ワイヤを引っ張ることで解放レバーが移動して開閉機のブレーキを解除するが、シャッターカーテンの自重降下中も解放レバーがワイヤで引っ張られた状態を維持しているため、解放レバーがブレーキ復帰方向に移動することが規制された状態であり、座板に障害物が接触した場合であっても解放レバーがブレーキ復帰方向に戻ることができず、降下するシャッターカーテンを停止できないおそれがある。
特開2002−81281
本発明は、停電時、かつ、制御装置に搭載したバッテリ電源の容量が無い場合であっても、自動閉鎖装置を介して手動でブレーキを解放できるシャッター装置を提供することにある。本発明の他の目的は、制御装置が電気的に有効な時には、手動閉鎖装置による閉鎖中であっても、障害物検知を良好に行うことにある。
本発明が採用したシャッター装置は、 火災時に開閉機のブレーキを解放してシャッターカーテンを自重降下させる自動閉鎖装置と、自動閉鎖装置を介してシャッターカーテンを自重降下させる手動閉鎖装置と、を備えたシャッター装置において、
前記自動閉鎖装置は、火災検知時の通電によりブレーキ解放手段を介してブレーキ解放状態となると共に、非通電状態で前記ブレーキ解放状態を保持し、ブレーキ復帰信号によりブレーキ解放状態が解除されてブレーキが復帰するように構成されており、
前記手動閉鎖装置は、非常作動スイッチと、該非常作動スイッチと自動閉鎖装置の該ブレーキ解放手段とを連結するワイヤとを備えており、当該ワイヤの一端側は該非常作動スイッチと連結されており、前記ワイヤの一端側は非常作動スイッチを操作した時のみ引っ張られ、当該操作を解除すると引っ張られる前の元位置に復帰するように構成されており、
非常作動スイッチの操作によって、該ブレーキレバー解放手段がブレーキ解放方向に移動してブレーキが解放され、非常作動スイッチの操作解除後に、前記ワイヤの一端側が元位置に復帰する一方、ブレーキレバー解放手段がブレーキ解放方向に移動した状態を維持することで、ブレーキ解放状態を保持してシャッターカーテンを自重降下させると共に、前記ワイヤが引っ張られた緊張状態から緩んだ状態となり、
手動閉鎖装置によるシャッターカーテンの自重降下中にブレーキ復帰信号の入力があった場合に、ブレーキ解放方向に移動したブレーキ解放手段が前記ワイヤに妨げられることなくブレーキ復帰方向に移動可能である、シャッター装置、である。
一つの好ましい態様では、非常作動スイッチの操作は、押操作(スイッチがボタンの場合等)であるが、引き操作(スイッチがレバーのような場合等)であってもよい。
1つの好ましい態様では、本発明が採用した自動閉鎖装置は、ブレーキ解放信号による通電で駆動される電動モータと、電動モータの駆動によりブレーキレバーを解放する手段と、ブレーキ解放後に電動モータへの通電を遮断する手段と、電動モータへの通電遮断後に非通電状態でブレーキ解放状態を保持する手段と、ブレーキ復帰信号に基づいてブレーキ解放状態を解除するブレーキ復帰手段と、からなる。
1つの好ましい態様では、前記電動モータはロック機能を備えたモータであり、前記ブレーキ解放手段は、ブレーキを解放する一方向と、ブレーキを復帰させる他方向との間で移動自在である。前記自動閉鎖装置は、非通電時には電動モータとロックして一体で回転してブレーキ解放手段を移動させ、通電時には電動モータとのロックが解除されて回転可能な状態となる、無励磁式電磁ブレーキと、ブレーキ解放手段を他方向に移動させる復帰手段と、を有している。前記ブレーキ解放状態を保持する手段は、該モータのロック機能と、非通電時の無励磁式電磁ブレーキの保持力と、からなる。前記ブレーキ復帰手段は、無励磁式電極ブレーキへの通電手段と、前記復帰手段と、からなる。前記可動のブレーキ解放手段は、一つの態様では、ブレーキを解放する一方向と、ブレーキを復帰させる他方向との間で往復動自在である。可動のブレーキ解放手段には、一端をブレーキレバーに固定し、他端を電動モータで巻き取るようにした引き出し・引き込み可能なワイヤも含まれる。また、1つの態様では、ブレーキ解放後に電動モータへの通電を遮断する手段は、マイクロスイッチである。本発明では、マイクロスイッチが入ると直ちに電動モータへの通電が遮断されて電動モータの回転が停止する。よって、マイクロスイッチが入った時点で、ブレーキレバー解放手段の停止位置が決定される。したがって、ブレーキレバー解放手段の位置や移動量の調整が必要な場合には、マイクロスイッチの位置を調整する(例えば、マイクロスイッチをブレーキレバー解放手段の移動方向に可変とする)ことで、これを簡単に行うことができる。
さらに好ましくは、前記ロック機能を備えたモータは、セルフロック機能を備えたウォームギヤードモータであり、前記ブレーキ解放状態を保持する手段は、ウォームギヤードモータのセルフロック機能と、非通電時の無励磁式電磁ブレーキの保持力と、からなる。尚、セルフロック機能を備えたウォームギヤードモータに代えて、ブレーキ付きモータからロック機能を備えたモータを構成してもよい。
非通電状態で前記ブレーキ解放状態を保持する自動閉鎖装置は、上記のものに限定されるものではなく、例えば、特願2005−50693号に開示されている構成の自動閉鎖装置を採用することができる。
停電時かつ制御装置(危害防止用連動中継器)のバッテリ電源の容量が無い場合であっても、非常作動スイッチ、ワイヤを介して強制的にブレーキを開放して、シャッターカーテンを降下させることができる。
本発明に係る手動閉鎖装置は、ワイヤを用いてブレーキレバー解放手段を移動させるものであるが、一旦ブレーキレバー解放手段を移動させた後はワイヤは緩んだ状態となる。すなわち、非常作動スイッチと連結されたワイヤの一端が元の位置で、ブレーキレバー解放手段と連結されたワイヤの他端が一端側に移動した位置(ブレーキ解放状態が保持されることで、ブレーキレバー解放手段は移動した位置のままである)であるため、ワイヤは緩んだ状態となる。したがって、制御装置(危害防止用連動中継器)が電気的に有効な時には、障害物検知信号を受信した制御装置(危害防止用連動中継器)から自動閉鎖装置へ復帰信号が送信され、ブレーキが復帰する。
また、請求項2に記載した自動閉鎖装置を採用することで、さらに以下のような作用効果を奏する。通電作動型でなく、瞬時の通電でブレーキ解放及びブレーキ復帰を行う自動閉鎖装置を採用することで、作動時の消費電力を大幅に低減させることが可能になり、従来の不具合点であったバッテリ消耗による自動閉鎖装置の不作動「特定防火設備としての機能を果たさない」を回避することができる。従来の自動閉鎖装置では、バッテリ劣化時に、連続通電させた場合には、電池電圧の降下が大きかったが、本発明に係る自動閉鎖装置では、瞬時作動することにより、作動時の電力消費を低減でき、バッテリ消耗も少ない。瞬時の通電で作動する瞬時作動方式なので、停電かつバッテリ消耗時には、自動火災報知設備(防災盤)からの火災信号(DC24V)で自動閉鎖装置を作動させることも可能となる。具体的な1つの態様では、火災信号を受信した制御装置(危害防止用連動中継器)は、停電かつバッテリの消耗を判定し、停電かつバッテリ消耗時には、受信した火災信号(DC24V)を、当該制御装置を経由させて直接自動閉鎖装置に供給する。
[A]シャッター装置の全体構成
まず、本発明に係るシャッター装置の全体構成について説明する。図1および図2において、1は開口部に建付けられる電動シャッターであって、電動シャッター1を構成するシャッターカーテン2は、両端縁部を開口部両側に設けたガイドレール3、3に案内された状態で上下昇降し、開口部を閉鎖する閉鎖姿勢と、開口部上方の天井裏4に設けたシャッターケース(図示せず)内に巻装されて、開口部を開放する収納姿勢とに変姿可能に構成されている。
天井裏4には、図示しない巻取シャフトを回転させて、シャッターカーテン2を上下動させる開閉機5が配置されており、開閉機5には、シャッター制御盤5aと、シャッターカーテン2の全開状態及び全閉状態を検知するリミットスイッチ6と、煙感知器7の火災検知により出力される信号に基づいてシャッターカーテン2を自重降下させる自動閉鎖装置8が設けてある。ガイドレール3、3の側方に位置する壁9、9には防災盤10と後述する手動操作部11が配設されている。開閉機5(シャッター制御盤5a)、リミットスイッチ6、煙感知器7、自動閉鎖装置8、防災盤10および手動操作部11は、同じく天井裏4に配設された制御装置(危害防止用連動中継器)12にコネクタケーブルを介してそれぞれ接続されており、制御装置12は、シャッター装置の各種開閉制御を司る。制御装置12は、手動操作部11からの操作によってシャッター制御盤5aを介して開閉機5を制御して、シャッターカーテン2の昇降及び停止を行う。さらに、制御装置12は、火災時には、煙検知器7、防災盤10からの信号に基づいて、自動閉鎖装置8を介して、開閉機5のブレーキを解放し、シャッターカーテン2を自重降下させて火災の延焼を防止し、シャッターカーテン2の降下中に障害物を検知した場合には、次に述べるように、有線式の障害物検知によって、シャッターカーテン2の降下を停止させる。
シャッターカーテン2の最下端に設けた座板2aは、座板スイッチ2bを有しており、下降作動中のシャッターカーテン2の下方に障害物が存在する場合に、これを座板スイッチ2bへの当接で検出し、障害物検知信号を信号線Aによって制御装置12に送信し、シャッター制御盤を介して、シャッターカーテン2の下降を停止する。シャッターカーテン2が自重降下中の場合には、障害物検知信号に基づいて解放状態のブレーキが復帰する。障害物が取り除かれた後は、シャッターカーテン2は再び降下を開始する。なお、座板スイッチ2bに接続される信号線Aは、開口部上端に位置して取り付けられたコードリール13内に巻き取り方向への付勢力を保持して巻装されており、シャッターカーテン2の昇降駆動に伴って、信号線Aがコードリール13に巻き取られ、あるいは、繰り出されるようになっている。
制御装置12には、通常時の商用電源とは別に停電時の制御動作を確保するためにバッテリ電源14が内蔵されており、火災時に、停電で商用電源が遮断されるような緊急状態であっても、バッテリ電源14によって、火災検知信号に基づいて、自動閉鎖装置8を介して、シャッターカーテン2の下降を行えるようになっている。
手動操作部11は、図2に示すように、縦長方形状の前面部15と、前面部15内に設けたパネル15aとを有する。前面部15の下方部位に、「押す」と表記されたプラスチックカバー16が設けてあり、その上方位置に開閉自在なキー付開閉扉17が設けてある。プラスチックカバー16の内部側には非常作動スイッチが配設されている。パネル15aは開閉扉17で隠蔽されるようになっており、パネル15aには、上昇スイッチ18、下降スイッチ19および停止スイッチ20が配設されていると共に、これらのスイッチの側方には、防災盤10からの防災信号入力を受けて自動閉鎖モードに切り替わった電動シャッター1の制御装置12を、通常の操作モードに復旧させるための復旧スイッチ21と、発光部としての発光LED22が配設されている。発光LED22にバッテリ電源14の電圧状態を表示させる。キー付開閉扉17には、発光LED22に対応する位置に、透明窓17aが形成されており、透明窓17aを通して、発光LED22の発光状態を当該キー付開閉扉17の閉鎖時においても確認できるようになっている。このようにして、手動操作部11に、バッテリチェッカーとしての機能を持たせてある。
[B]自動閉鎖装置
[B−1]自動閉鎖装置の構成
自動閉鎖装置8について説明する。シャッター装置の開閉制御において、防災盤10からの火災信号を制御装置(危害防止用連動中継器)12が受信すると、制御装置12が自動閉鎖モードとなって、制御装置12からの通電によって自動閉鎖装置8が作動し、開閉機5のブレーキ部を解放させてシャッター2が降下して防火区域を区画する。ブレーキ開放後には、直ちにモータへの通電が遮断される。本発明に係る自動閉鎖装置8は、自動閉鎖装置8のモータへの通電が遮断された後も、電気がかからない状態で、開閉機5のブレーキ解放状態が保持される点に特徴を有する。そして、自重降下するシャッターカーテン2の下端の座板2に障害物が当接した時には、座板スイッチ2aから障害物検知信号が制御装置12に送信され、障害物検知信号を受信した制御装置12からの指令で、開閉機5のブレーキが復帰することを特徴とする。
図3に示すように、自動閉鎖装置8は、箱型のケーシング8aと、ケーシング8a内に設けられた機械要素からなり、機械要素は、DCウォームギヤードモータ80と、無励磁式電磁ブレーキ81と、ピニオン82及びラック83と、ブレーキレバー解放体(ブレーキ解放手段)84と、マイクロスイッチ(モータへの通電を遮断する手段)86と、復帰スプリング(復帰手段)87と、を備えている。参照番号85は、開閉機5側に装着されている開閉機ブレーキレバーである。
ウォームギヤードモータ80は、モータ部800とウォームギヤ部801からなる。モータ部800の軸と、ウォームギヤ部801の軸とは互いに直交しており、ウォームギヤ部801の軸の延出部がモータ80の出力軸80aを構成している。ウォームギヤードモータ80はセルフロック機能を備えたウォームギヤードモータである。所定の減速比を有するウォームギヤがセルフロック機能を有することは公知であり、ウォームギヤのセルフロック機能により、出力軸からの逆転防止を行うことができる。
電磁ブレーキ81は、図示しない電磁コイル及び圧縮バネを内蔵した本体810と、固定プレート811と、アーマチュア812と、ロータ813と、を備えている。モータ80の出力軸80aは、ロータ813に対して一体で回転可能なように連結されている。無励磁式電磁ブレーキ自体は公知であって、無励磁状態の非通電時には、圧縮バネのバネ力でアーマチュア812をロータ813に圧接して、アーマチュア812と固定プレートとの間でロータ812を挟持してブレーキ作動を行い、励磁状態の通電時には、アーマチュア812を吸着してロータ813から引き離してブレーキ作動を解除するものである。非通電時には、本体810とロータ813とはロックされており、モータ80の回転によって、出力軸80a、ロータ813、本体810(及び固定プレート811、アーマチュア812)とが一体で回転する。通電時には、ロック状態が解除され、本体810(及び固定プレート811、アーマチュア812)は、ロータ813及び出力軸80aに対して独立して回転可能な状態となる。
本体810にはピニオン82が固定されており、本体810の回転によってピニオン82が回転する。ピニオン82の回転によって、ピニオン82と噛合しているラック83がブレーキ解放方向に直進移動する。ラックに83は、ブレーキレバー解放体84が固定されており、ラック83の移動に伴って、ブレーキレバー解放体84がブレーキレバー85を押し始める。ブレーキレバー解放体84が所定量移動すると、ブレーキレバー解放体84に一体的に形成された接触片840がマイクロスイッチ86に接触して、マイクロスイッチ86が入り、モータ80への通電が遮断される。
自動閉鎖装置8のモータ80への通電が遮断された状態において、ウォームギヤードモータ80のセルフロック機能と、無励磁式電磁ブレーキ81の保持力とによって、復帰スプリング87のバネ力に打ち勝って、無励磁式電磁ブレーキ81の本体810の回転は規制されている。この状態において、障害物検知信号を受信した制御装置12から無励磁式電磁ブレーキ81に通電が行われると、本体810とロータ813とのロックが解除され、本体810が回転可能となって、圧縮された復帰スプリング87の弾発力で、ラック83、ブレーキレバー解放体84が復帰し、開閉機ブレーキレバー85が復帰スプリング85aによって復帰して、開閉機5のブレーキが復帰する。ブレーキ解放手段であるブレーキレバー解放体84は、ラック83によって、ブレーキを解放する方向とブレーキを復帰させる方向との間で、往復動自在となっている。
図4は自動閉鎖装置の制御回路を示す。火災検知信号を受信した制御装置(危害防止用連動中継器)12から自動閉鎖装置8のウォームギヤードモータ80に起動信号(DC24V)が通電(ブレーキ解放信号)されて、モータ80が回転する。モータ80の回転に伴って、ブレーキレバー解放体84がブレーキ解放方向に移動することで開閉機5のブレーキを解放し、また、ブレーキレバー解放体84が所定量移動することでマイクロスイッチ86が入って、DC24Vの通電が遮断されて、モータ80が停止する。マイクロスイッチ86が入ると、同時にマイクロスイッチ86Aが閉成され、端子SDCと端子DA1とで閉回路が形成され、シャッターカーテン2が自重降下中であることを示す信号が制御装置12に送信される。制御装置12は、かかる信号を受信すると、自動閉鎖装置8への起動信号(DC24V)の供給を停止する。尚、制御装置12から自動閉鎖装置8への起動信号(DC24V)の供給の停止は、マイクロスイッチを用いずに、タイマで行ってもよい。
座板検知スイッチから障害物検知信号が制御装置(危害防止用連動中継器)12に送信されると、障害物検知信号を受信した制御装置12から無励磁式電磁ブレーキ81に、所定時間、例えば、0.5秒から1秒程度、DC24Vが通電(ブレーキ復帰信号)されて、本体810が回転可能な状態となり、復帰スプリング87のバネ力で、ブレーキレバー解放体84が移動して、開閉機5のブレーキが復帰する。同時に、マイクロスイッチ86が復帰し、同時にマイクロスイッチ86Aが開成し、制御装置12は、シャッターカーテン2が自重降下中でないことを検出する。障害物が除去されると、制御装置12は、障害物が除去されたことを、座板スイッチ2aを介して検知する。障害物が除去されたことを検知した後、所定時間、例えば、10秒から20秒後に、制御装置12から自動閉鎖装置8に起動信号(DC24V)が通電される。モータ80への通電によって、上述のように、開閉機5のブレーキが解放され、シャッターカーテンは自重降下を再開する。
[B−2]自動閉鎖装置の動作
自動閉鎖装置の動作について説明する。
[B−2−1]自動閉鎖装置の解放動作
(1)制御装置(危害防止用連動中継器)12からの起動信号(DC24V)をDCウォームギヤードモータ80に供給すると、出力軸80aが図示の例では反時計回りに回転し始める。同時に無励磁式電磁ブレーキ81の本体810も回転し、本体810に固定されたピニオン82が反時計回りに回転する。
(2)ピニオン82の回転によって、ピニオン82に噛合うラック83がブレーキ解放方向に移動し始め、ラック83に連結されたブレーキレバー解放体84が開閉機ブレーキレバー85を押し始める。これによって、開閉機5のブレーキが解放される。
(3)ブレーキレバー解放体84の作動により開閉機ブレーキレバー85を解放した後に、ブレーキレバー解放体84の接触片840によってマイクロスイッチ86が入り、モータ80への通電が遮断されてモータ80が停止する。
(4)停止後は、DCウォームギヤードモータ80のセルフロック機能と非通電時の無励磁式電磁ブレーキ81の保持力で、電力を消費せずに、ブレーキ解放状態の保持状態を維持する。
(5)マイクロスイッチ86が入ると、マイクロスイッチ86Aが閉成され、制御装置12は、シャッターカーテン2が自重降下中であることを検知して、自動閉鎖装置8への起動信号(DC24V)の供給を停止する。
[B−2−2]自動閉鎖装置の復帰動作
(1)障害物検知信号に基づいて制御装置(危害防止用連動中継器)12から無励磁式電磁ブレーキ81にDC24Vが印加されると、無励磁式電磁ブレーキ81が解放状態になって、本体810が回転可能な状態となる。
(2)ブレーキ解放状態の保持状態の時圧縮されていた復帰スプリング87の力で、ラック83が瞬時に元の位置に戻る。
(3)保持していたブレーキレバー解放体84も元の位置に戻り、復帰スプリング85aによって、開閉機ブレーキレバー85も復帰する。
(4)この時、ラック83と噛合うピニオン82とピニオン82に固定された無励磁式電磁ブレーキ81の本体810も時計回りに回転して元の位置に戻る。
(5)ラック83の移動によって、ブレーキレバー解放体84が移動してマイクロスイッチ86が戻り、マイクロスイッチ86Aが開成され、制御装置12は、シャッターカーテン2が自重降下中でないことを検出する。
(6)障害物が除去されると、制御装置12は、障害物が除去されたことを、座板スイッチ2aを介して検知する。障害物が除去されたことを検知した後、所定時間、例えば、10秒から20秒後に、制御装置12から自動閉鎖装置8に起動信号(DC24V)が通電される。モータ80への通電によって、上述のように、開閉機5のブレーキが解放され、シャッターカーテンは自重降下を再開する。
上述のように、本発明に係る自動閉鎖装置は、瞬時の通電で作動して開閉機のブレーキを解放させ、かつ、瞬時の通電で解放状態のブレーキを復帰させるものである。瞬時の通電で作動及び復帰する自動閉鎖装置を用いることで、作動時の消費電力を大幅に低減させることが可能になり、従来の不具合点であったバッテリ消耗による自動閉鎖装置の不作動「特定防火設備としての機能を果たさない」という危険性を回避することが可能となる。瞬時の通電で作動する瞬時作動方式なので、停電かつバッテリ消耗時には、自動火災報知設備からの火災信号(DC24V)で自動閉鎖装置を作動させることも可能となる。
[C]手動閉鎖装置
既述のとおり手動操作部11には、非常作動スイッチが設けてある。非常作動スイッチは手動閉鎖装置を構成しており、非常作動スイッチを押操作することで、シャッターカーテン2を降下させることができる。非常作動スイッチは、防災信号入力による制御作動に先立ってシャッターカーテン2を直ちに降下させたいような場合に用いられる。図3、図5に基づいて、非常作動スイッチを用いた手動閉鎖の好ましい態様について説明する。
図5に示すように、手動閉鎖装置23は、ワイヤ24を介して自動閉鎖装置8と連結されており、制御装置12(危害防止用連動中継器)を介さずに、直接、自動閉鎖装置8をワイヤ24を用いて機械的に作動させるように構成されている。
図6は、非常作動スイッチを備えた手動閉鎖装置23を示す。ここでは、非常作動スイッチのみを備えた手動閉鎖装置を示すが、手動閉鎖装置は、既述の手動操作部11のように、他の操作スイッチと一体型で構成してもよい。手動閉鎖装置23は、スイッチボックス25と、スイッチボックス25内に設けた非常作動スイッチ26と、スイッチボックス25前面において非常作動スイッチ26に対応して設けたプラスチックカバー27と、を備えている。
さらに、非常作動スイッチ26は、押操作によって後方に移動する第一可動体260と、第一可動体260が後方に移動することで下方に移動する第二可動体261と、第二可動体261の下方に設けたスプリング262と、からなる。第二可動体261の上方部位にはワイヤ24の一端が連結されている。第一可動体260にはガイド縁260Aが、第二可動体261にはガイドピン261Aがそれぞれ形成されており、ガイド縁260Aとガイドピン261Aとは常時接触している。ガイド縁260Aは、スイッチボックス25の後方側に位置する水平状の上端縁と、上端縁の前方端からスイッチボックス25の前面に向かって斜め下方に延出する傾斜縁と、からなり、通常時には、第二可動体261のガイドピン261Aは、第一可動体260のガイド縁260Aの上端縁に位置しており、第一可動体260がスイッチボックス25後方に押し込まれると、ガイドピン261Aがガイド縁260Aの傾斜縁に案内されて下方に移動して、第二可動体261が下方に移動する。第二可動体261が下方に移動することで、第二可動体261の上方部位に連結されたワイヤ24は下方に引かれる。
一端が非常作動スイッチ26に連結されたワイヤ24の他端は、自動閉鎖装置8のケーシング8aを貫通して内部に延出しており、ブレーキレバー解放体84、例えば、接触片840に連結されている。また、手動閉鎖装置23のスイッチボックス25と自動閉鎖装置8のケーシング8aとの間において、ワイヤ24は、スリーブ24A内を延出している。図3上図に示すように、接触片840にはワイヤ24の他端が連結されている。したがって、非常作動スイッチ26の第一可動体260の押操作によって、第二可動体261が下方に移動すると、ワイヤ24も下方(他端から遠ざかる方向)に移動し、ワイヤ24を介して、ブレーキ解放体84がブレーキを解放する方向に引っ張られてブレーキ解放状態となる。
一方、手動閉鎖装置23において、第一可動体260の押操作を解除すると、第二可動体261がスプリング262のバネ力によって上方に移動し、第二可動体261が上動して元位置に復帰し、第一可動体260も元位置に復帰する。第二可動体261が上動することで、第二可動体261と連結されているワイヤ24の一端の位置も上動して元位置に復帰し、ワイヤ24に作用していた下方への引っ張り力は解除される。ワイヤ24は緊張状態から緩んだ状態となる。ここで、既述のとおり、本発明に係る自動閉鎖装置8は、電動モータ80への通電遮断後に非通電状態でブレーキ解放状態を保持する手段を備えているので、ブレーキレバー解放体84を移動させたワイヤ24が緩んだ状態となっても、ブレーキ解放状態が維持される。したがって、停電時かつ制御装置12(危害防止用連動中継器)に搭載したバッテリ電源の容量が無い場合であっても、シャッターカーテン2を降下させて開口部を閉鎖することができる。また、ワイヤ24の他端の位置は一端側に移動した状態のままであり、ワイヤ24の一端の位置が元位置に復帰した後は、ワイヤ24は緩んだ状態となる。また、自動閉鎖装置8は、一度手動操作装置23の非常作動スイッチ26を押した後はブレーキ解放姿勢を保持するため、継続して非常作動スイッチ26を押し続ける必要がない。
手動閉鎖装置23を用いてシャッターカーテン2を降下させた時に、シャッターカーテン2が障害物に当たると、座板検知スイッチから障害物検知信号が制御装置12(危害防止用連動中継器)に送信される。この時、制御装置12(危害防止用連動中継器)に電源入力があるか、あるいは、バッテリ電源の容量がある場合には、無励磁式電磁ブレーキ81に通電が行われて、電磁ブレーキ81の本体810が回転可能な状態となり、復帰スプリング87のバネ力が、ブレーキレバー解放体84をブレーキ復帰方向に移動させるように作用する。この時、上述のようにワイヤ24は緩んだ状態なので、ワイヤ24がブレーキレバー解放体84の移動を妨げることがなく、ブレーキレバー解放体84が移動して、開閉機5のブレーキが復帰する。
このように、手動閉鎖装置23を備えた自動閉鎖装置8を採用することで、防災信号入力による制御作動に先立ってシャッターカーテン2を降下させることができる。そして、制御装置12(危害防止用連動中継器)に電源入力があるか、あるいは、バッテリ電源の容量が有る場合には、座板検知スイッチが障害物検知信号を受信した制御装置12(危害防止用連動中継器)から自動閉鎖装置8へ復帰信号が送信され、ブレーキが復帰する。さらに、停電時かつ制御装置12(危害防止用連動中継器)のバッテリ電源の容量が無い場合であっても、手動閉鎖装置23の非常作動スイッチ26、ワイヤ24を介して強制的にブレーキを開放して、シャッターカーテン2を降下させることができる。
本発明は、自動閉鎖装置及び手動閉鎖装置を備えたシャッター装置に利用することができる。
本発明の制御装置を採用した電動シャッターの全体斜視図である。 制御装置の接続状態を示すブロック図である。 本発明に係る自動閉鎖装置を示す図である。 自動閉鎖装置の制御回路である。 手動閉鎖装置を備えた自動閉鎖装置の全体構成を示すブロック図である。 手動閉鎖装置の非常作動スイッチ側の構成を示す図であり、(A)は非常作動スイッチが押されてワイヤが引かれた状態を示し、(B)は通常の状態を示す。
符号の説明
2 シャッターカーテン
8 自動閉鎖装置
80 ウォームギヤードモータ
81 無励磁式電磁ブレーキ
82 ピニオン
83 ラック
84 ブレーキレバー解放金具
85 開閉機ブレーキレバー
86 マイクロスイッチ
87 復帰スプリング
12 制御装置(危害防止用連動中継器)
23 手動閉鎖装置
24 ワイヤ
26 非常作動スイッチ

Claims (2)

  1. 火災時に開閉機のブレーキを解放してシャッターカーテンを自重降下させる自動閉鎖装置と、自動閉鎖装置を介してシャッターカーテンを自重降下させる手動閉鎖装置と、を備えたシャッター装置において、
    前記自動閉鎖装置は、火災検知時の通電によりブレーキ解放手段を介してブレーキ解放状態となると共に、非通電状態で前記ブレーキ解放状態を保持し、ブレーキ復帰信号によりブレーキ解放状態が解除されてブレーキが復帰するように構成されており、
    前記手動閉鎖装置は、非常作動スイッチと、該非常作動スイッチと自動閉鎖装置の該ブレーキ解放手段とを連結するワイヤとを備えており、当該ワイヤの一端側は該非常作動スイッチと連結されており、前記ワイヤの一端側は非常作動スイッチを操作した時のみ引っ張られ、当該操作を解除すると引っ張られる前の元位置に復帰するように構成されており、
    非常作動スイッチの操作によって、該ブレーキレバー解放手段がブレーキ解放方向に移動してブレーキが解放され、非常作動スイッチの操作解除後に、前記ワイヤの一端側が元位置に復帰する一方、ブレーキレバー解放手段がブレーキ解放方向に移動した状態を維持することで、ブレーキ解放状態を保持してシャッターカーテンを自重降下させると共に、前記ワイヤが引っ張られた緊張状態から緩んだ状態となり、
    手動閉鎖装置によるシャッターカーテンの自重降下中にブレーキ復帰信号の入力があった場合に、ブレーキ解放方向に移動したブレーキ解放手段が前記ワイヤに妨げられることなくブレーキ復帰方向に移動可能である、シャッター装置。
  2. 前記自動閉鎖装置は、
    ブレーキ解放信号による通電で駆動される電動モータと、
    電動モータの駆動によりブレーキレバーを解放する手段と、
    ブレーキ解放後に電動モータへの通電を遮断する手段と、
    電動モータへの通電遮断後に非通電状態でブレーキ解放状態を保持する手段と、
    ブレーキ復帰信号に基づいてブレーキ解放状態を解除するブレーキ復帰手段と、
    からなる、請求項1に記載のシャッター装置。
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