JP4986168B2 - ブローバイガス処理装置 - Google Patents

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本発明は、過給機が組み込まれた内燃機関におけるブローバイガス処理装置に関する。
エンジンの燃焼室からクランクケース内に漏れるブローバイガスは、燃料中の未燃成分を含んでいるため、これを再びエンジンの吸気経路に戻して燃焼させる必要がある。このためのクランクケース内を含むクランク室の換気システムが特許文献1や特許文献2に開示されている。
特許文献1は、過給機のコンプレッサよりも上流側の吸気通路とクランク室とに連通する吸気導入通路を設けた構造を具えている。これは、吸気通路内が負圧状態の際にクランク室に介在するブローバイガスを吸気通路内に導入することにより、クランク室を換気する。
特許文献2は、過給機のコンプレッサよりも上流側の吸気通路とクランク室とに連通する吸気導入通路の途中にポンプを組み込んだものである。これによると、過給時にポンプを駆動してクランク室に介在するブローバイガスを吸気通路内に供給し、これによってクランク室を換気している。
特開2004−60475号公報 特開2008−121520号公報
過給機が組み込まれた特許文献1,特許文献2において、エンジンの比較的高回転運転領域ではブローバイガスの換気を充分に行うことが可能である。しかしながら、高負荷低回転運転領域、例えば2000rpm程度の場合には、吸気通路とクランク室との間の差圧が少なくなってしまい、ブローバイガスの換気を充分に行うことができなくなる。過給圧を利用して吸気通路を流れる吸気をクランク室内に供給することも可能であるが、この場合にはクランク室が大気圧を越えてしまうことになり、種々の問題が発生する。
本発明の目的は、過給機を設けたエンジンが高負荷低回転運転領域にあってもクランク室を大気圧以下に保持した状態でブローバイガスの換気を充分に行い得る装置を提供することにある。
本発明によるブローバイガス処理装置は、過給機のコンプレッサよりも上流側の吸気通路に一端が連通すると共にこれよりもさらに前記吸気通路の上流側に他端が連通する分岐通路と、この分岐通路の途中に形成された絞り部と、この絞り部およびクランク室に連通する第1換気通路と、過給機のコンプレッサよりも下流側の前記吸気通路およびクランク室に連通する第2換気通路と、前記分岐通路を開閉するための開閉弁と、過給機のコンプレッサよりも下流側の吸気通路の圧力を検出する吸気圧センサと、この吸気圧センサからの検出信号に基づいて前記開閉弁の開閉を制御する制御手段とを具え、前記制御手段は、吸気通路が正圧の場合に前記開閉弁を開弁状態に保持し、逆に吸気通路が負圧の場合に前記開閉弁を閉弁状態に保持することを特徴とするものである。
本発明においては、吸気通路の圧力が正圧、つまり過給状態の場合、分岐通路を流れる吸気の流速が高まる。この結果、絞り部のベンチュリ効果によってクランク室のブローバイガスが第1換気通路から分岐通路へと吸い出され、吸気通路へと流れ込んで内燃機関の燃焼室側に供給される。また、正圧状態にある吸気通路の吸気が第2換気通路を介して減圧傾向となるクランク室へと供給され、クランク室の換気が行われることとなる。
一方、吸気通路の圧力が負圧、つまり非過給状態の場合、クランク室のブローバイガスが第2換気通路から吸気通路へと吸い出され、内燃機関の燃焼室側へと供給される。同時に、分岐通路に介在する吸気が第1換気通路を介して減圧傾向となったクランク室へ供給され、クランク室の換気が行われることとなる。
本発明によるブローバイガス処理装置において、開閉弁を絞り部よりも下流側の分岐通路に設けることができる。
クランク室がヘッドカバー内の空間およびこのヘッドカバー内の空間に連通路を介して連通するクランクケース内の空間とを含み、第1換気通路がヘッドカバー内の空間に連通すると共に第2換気通路がクランクケース内の空間に連通するものであってよい。
本発明のブローバイガス処理装置によると、過給機のコンプレッサよりも上流側の吸気通路に一端が連通すると共にこれよりもさらに吸気通路の上流側に他端が連通する分岐通路と、この分岐通路の途中に形成された絞り部と、この絞り部およびクランク室に連通する第1換気通路と、過給機のコンプレッサよりも下流側の吸気通路およびクランク室に連通する第2換気通路とを具えているので、第1換気通路および第2換気通路を介してクランク室の換気を行うことができる。
また、分岐通路を開閉するための開閉弁と、過給機のコンプレッサよりも下流側の吸気通路の圧力を検出する吸気圧センサと、この吸気圧センサからの検出信号に基づいて開閉弁の開閉を制御する制御手段とを具えているので、過給機のコンプレッサよりも下流側の吸気通路の圧力に基づいて制御手段が開閉弁を駆動して分岐通路を開閉させることができる。この結果、吸気通路が大気圧よりも低い負圧状態の場合に分岐通路から第1換気通路への吸気の吸い込みを円滑に行うことが可能となり、さらに効率の良いブローバイガス処理装置を実現することができる。
しかも、開閉弁が開弁状態の場合に吸気通路側からクランク室側への吸気の流動のみ許容し、逆に開閉弁が閉弁状態の場合にクランク室側から吸気通路側へのブローバイガスの流動のみ許容する制御弁を具えているので、吸気およびブローバイガスを意図した通りに第2換気通路に流すことができる。つまり、吸気通路が正圧の場合に開閉弁を開弁状態に保持し、逆に吸気通路が負圧の場合に開閉弁を閉弁状態に保持することにより、常にブローバイガスの換気を行うことが可能となり、さらに効率の良いブローバイガス処理装置を実現することができる。
開閉弁が絞り部よりも下流側の分岐通路に設けられている場合、吸気通路が負圧の場合に分岐通路から第1換気通路への吸気の流入を円滑に行うことができる。
クランク室がヘッドカバー内の空間およびこのヘッドカバー内の空間に連通路を介して連通するクランクケース内の空間とを含み、第1換気通路がヘッドカバー内の空間に連通すると共に第2換気通路がクランクケース内の空間に連通している場合、ヘッドカバー内の空間を利用してクランクケース内のブローバイガスを常に吸気通路へと排出させることができる。
本発明によるブローバイガス処理装置を火花点火方式の内燃機関が搭載された車両に応用した実施形態について、そのシステムの概念を模式的に表す図1およびその主要部の制御ブロックを表す図2を参照しながら詳細に説明する。しかしながら、本発明はこのような実施形態のみに限らず、軽油を燃料噴射弁から圧縮状態にある燃焼室内に直接噴射することにより、自然着火させる圧縮点火方式の内燃機関が搭載された車両に適用することも当然可能であることは言うまでもない。
本実施形態におけるエンジン10は、ガソリンやアルコールまたはこれらの混合物あるいはLNG(液化天然ガス)などの燃料を燃料噴射弁11から燃焼室12内に直接噴射し、点火プラグ13によって着火させる火花点火方式の多気筒内燃機関である。しかしながら、本発明の特性上、単気筒の内燃機関であってもかまわない。このエンジン10には、ターボ過給機14と、ブローバイガス処理装置15とが組み込まれている。
本実施形態におけるターボ過給機14は、排気通路16内を流れる排気の運動エネルギーを利用して燃焼室12への過給を行うものであり、コンプレッサ17とこのコンプレッサ17と一体に回転するタービン18とで主要部が構成されている。コンプレッサ17は、図示しないサージタンクよりも下流側に位置する吸気管19の途中に組み込まれている。タービン18は、排気ポート20に連通するようにシリンダヘッド21に連結されて排気ポート20と共に排気通路16を画成する排気管22の途中に組み込まれている。
本実施形態におけるブローバイガス処理装置15は、途中に絞り部23が形成された分岐通路24と、この分岐通路24の開閉弁25と、第1および第2換気通路26,27と、第2換気通路27に対する制御弁28と、吸気圧センサ29と、ECU(Electronic Control Unit)30とを具えている。
分岐通路24は、ターボ過給機14のコンプレッサ17よりも上流側の吸気通路31に一端が連通すると共にこれよりもさらに吸気通路31の上流側に他端が連通する。本実施形態では、分岐通路24の一端が吸気通路31の中央部にて吸気の流れに沿って下流側を向くように配されている。開閉弁25は、分岐通路24を開閉するためのものであり、絞り部23よりも下流側の分岐通路24に組み付けられ、ECU30によってその開閉動作が制御される。第1換気通路26は、絞り部23とクランク室32の一部を構成するヘッドカバー33内の空間とに連通している。第2換気通路27は、ターボ過給機14のコンプレッサ17よりも下流側の吸気通路31とクランクケース34内の空間とに連通している。なお、ヘッドカバー33内の空間とクランクケース34内の空間とは、シリンダブロック35およびシリンダヘッド21を貫通する連通路36を介して連通状態となっており、これらが本発明におけるクランク室32を構成している。制御弁28は、第2換気通路27に関して吸気またはブローバイガスの流れる方向を規制する機能を有し、ECU30によりその機能が切り換えられる。また、本実施形態における制御弁28は、第2換気通路27の開度も調整可能であり、これもECU30によってその開度が制御されるようになっている。吸気圧センサ29は、吸気通路31と第2換気通路27との接続部分よりも吸気管19の上流側に組み付けられてターボ過給機14のコンプレッサ17よりも下流側の吸気通路31の圧力を検出し、その検出信号をECU30に出力する。本発明の制御手段としてのECU30は、吸気圧センサ29からの検出信号に基づいて開閉弁25の開閉および制御弁28の作動を制御するが、その詳細については後述する。
燃焼室12にそれぞれ臨む吸気ポート37および排気ポート20が形成されたシリンダヘッド21には、吸気ポート37を開閉する吸気弁38および排気ポート20を開閉する排気弁39を含む動弁機構が組み込まれている。先の燃料噴射弁11や、燃焼室12内の混合気を着火させる点火プラグ13およびこの点火プラグ13に火花を発生させるイグニッションコイル40もシリンダヘッド21に組み込まれている。本実施形態における燃料噴射弁11は、燃料を燃焼室12内に直接噴射する直噴形式のものを採用しているが、吸気ポート37内に噴射するポート噴射形式のものを採用することも可能である。
吸気ポート37に連通するようにシリンダヘッド21に連結されて吸気ポート37と共に吸気通路31を画成する吸気管19の上流端側には、大気中に含まれる塵埃などを除去して吸気通路31に導くためのエアクリーナ41が設けられている。このエアクリーナ41と先の分岐通路24の他端との間の吸気管19の途中には、吸気通路31内を流れる吸気流量を検出してこれをECU30に出力するエアフローメータ42が取り付けられている。また、ターボ過給機14のコンプレッサ17よりも下流側の吸気管19の途中には、このコンプレッサ17を通過した吸気を冷却して吸気の充填効率を向上させるためのインタークーラ43が介装されている。
このインタークーラ43よりも下流であって、かつ先の吸気圧センサ29の取り付け位置よりも上流側の吸気管19の途中には、運転者によって操作されるアクセルペダル44の踏み込み量に基づき、スロットルアクチュエータ45を介して吸気通路31の開度を調整するためのスロットル弁46が組み込まれている。これに伴い、アクセルペダル44には、その踏み込み量を検出するためのアクセル開度センサ47が付設され、その検出情報がECU30に出力されるようになっている。本実施形態では、アクセルペダル44の踏み込み動作と、スロットル弁46の開閉動作とを機械的に切り離し、スロットルアクチュエータ45を用いてスロットル弁46の開閉動作を電気的に制御できるようにしているが、アクセルペダル44とスロットル弁46とを機械的に連結したものであってもよい。この場合には、スロットルアクチュエータ45が不要となる。
ピストン48が往復動するシリンダブロック35には、連接棒49を介してピストン48が連結されるクランク軸50の回転位相、つまりクランク角を検出してこれをECU30に出力するクランク角センサ51が取り付けられている。
ターボ過給機14のタービン18よりも下流の排気管22の途中には、燃焼室12内での混合気の燃焼により生成する有害物質を無害化するための三元触媒52が組み込まれている。なお、この三元触媒52を排気通路16に沿って直列に複数個組み込んだり、他の形式の触媒を組み込むことも有効である。
従って、エアクリーナ41を通って吸気管19から燃焼室12内に供給される吸気は、燃料噴射弁11から燃焼室12内に噴射される燃料と混合気を形成し、点火プラグ13の火花により着火して燃焼し、これによって生成する排気ガスが三元触媒52を通って排気管22から大気中に排出される。
ECU30は、上述したセンサ29,47,51およびエアフローメータ42からの検出情報などに基づき、予め設定されたプログラムに従って円滑なエンジン10の運転がなされるように、燃料噴射弁11やイグニッションコイル40などの作動を制御する。このため、ECU30は、車両の運転状態を判定するための運転状態判定部53の他、燃料噴射量設定部54,噴射弁駆動部55,点火時期設定部56,点火駆動部57,弁駆動部57を具えている。
燃料噴射量設定部54は、運転状態判定部53からの運転状態に基づき、スロットル弁46の開度に応じた吸気量に対して所定の割合となるように、燃料噴射弁11からの基本となる燃料の噴射量を各気筒毎に設定する。より具体的には、エアフローメータ42やクランク角センサ51およびアクセル開度センサ47からの検出信号などに関する情報が運転状態判定部53から燃料噴射量設定部54へと出力される。そして、ここで設定された燃料噴射量に関する情報が噴射弁駆動部55へと出力される。
噴射弁駆動部55は、燃料噴射量設定部54にて設定された噴射燃料量が燃焼室12内に供給されるように、燃料噴射弁11の作動を制御する。
点火時期設定部56も同様に、運転状態判定部53からの運転情報、より具体的にはアクセル開度センサ47およびクランク角センサ51などからの検出信号に基づき、イグニッションコイル40に対する通電時期を各気筒毎に設定する。そして、ここで設定された点火時期に関する情報が点火駆動部57へと出力される。
点火駆動部57は、点火時期設定部56にて設定された点火時期にて点火プラグ13がスパークを発するように、イグニッションコイル40の作動を制御する。
弁駆動部57は、吸気圧センサ29からの出力に基づき、開閉弁25の開閉および制御弁28の機能を切り換える。より具体的には、吸気通路31が正圧の場合に開閉弁25を開弁状態に保持し、逆に吸気通路31が負圧の場合に開閉弁25を閉弁状態に保持する。また、開閉弁25が開弁状態の場合に吸気通路31側からクランク室32側への吸気の流動のみ許容し、逆に開閉弁25が閉弁状態の場合にクランク室32側から吸気通路31側へのブローバイガスの流動のみ許容するように、制御弁28の作動を切り換える。
従って、エンジン10がターボ過給機14による過給状態にある場合、スロットル弁46よりも下流側の吸気通路31が正圧状態、つまり大気圧以上となって開閉弁25が開弁状態となる。この結果、吸気の一部が分岐通路24の他端から分岐通路24へ導かれ、この分岐通路24を通過することとなる。この時、絞り部を通過する際の吸気の流速が高まり、ベンチュリ効果によってヘッドカバー33内に介在するブローバイガスが第1換気通路26を介し分岐通路24に引き込まれ、吸気通路31を介してエンジン10の燃焼室12へと供給される。同時に、制御弁28が吸気通路31側からクランクケース34側への吸気の流動のみ許容する状態となり、スロットル弁46よりも下流側の吸気通路31に介在する吸気の一部が減圧、負圧状態となるクランクケース34内の空間に供給される。このようにして、吸気通路31内の吸気の一部が第2換気通路27からクランクケース34内の空間に導かれ、同時にクランクケース34およびこのクランクケース34に連通路36を介して連通するヘッドカバー33内に介在するブローバイガスが第1換気通路26から分岐通路24側に吸い出される。
一方、エンジン10が非過給状態にある場合、スロットル弁46よりも下流側の吸気通路31が負圧状態、つまり大気圧以下となって開閉弁25が閉弁状態となる。同時に、制御弁28がクランクケース34側から吸気通路31側への吸気の流動のみ許容する状態となり、クランクケース34内のブローバイガスが第2換気通路27から吸気通路24へと吸い出され、エンジン10の燃焼室12へと供給される。これに伴い、クランクケース34内および連通路36を介してヘッドカバー33内が減圧状態となるため、分岐通路24に介在する吸気の一部が第1換気通路26を介してヘッドカバー33内へと引き込まれる。このようにして、クランクケース34およびこのクランクケース34に連通路36を介して連通するヘッドカバー33内に介在するブローバイガスが第2換気通路27から吸気通路31内に吸い出され、同時に分岐通路24に介在する吸気が第1換気通路26からクランクケース34内の空間に導かれる。
何れの場合においても、クランク室32の換気を継続的に行うことができる。
なお、本発明はその特許請求の範囲に記載された事項のみから解釈されるべきものであり、上述した実施形態においても、本発明の概念に包含されるあらゆる変更や修正が記載した事項以外に可能である。例えば、過給機付き内燃機関の燃料供給系に配されるキャニスタから生ずる揮発性のいわゆる生ガスの処理に関し、過給時にこの生ガスを吸引することができないという従来技術の課題に対して本発明の構成を転用することも可能である。つまり、上述した実施形態におけるすべての事項は、本発明を限定するためのものではなく、本発明とは直接的に関係のないあらゆる構成を含め、その用途や目的などに応じて任意に変更し得るものである。
本発明を火花点火内燃機関が搭載された車両に応用した一実施形態の概念図である。 図1に示した実施形態における制御ブロック図である。
符号の説明
10 エンジン
11 燃料噴射弁
12 燃焼室
13 点火プラグ
14 ターボ過給機
15 ブローバイガス処理装置
16 排気通路
17 コンプレッサ
18 タービン
19 吸気管
20 排気ポート
21 シリンダヘッド
22 排気管
23 絞り部
24 分岐通路
25 開閉弁
26 第1換気通路
27 第2換気通路
28 制御弁
29 吸気圧センサ
30 ECU
31 吸気通路
32 クランク室
33 ヘッドカバー
34 クランクケース
35 シリンダブロック
36 連通路
37 吸気ポート
38 吸気弁
39 排気弁
40 イグニッションコイル
41 エアクリーナ
42 エアフローメータ
43 インタークーラ
44 アクセルペダル
45 スロットルアクチュエータ
46 スロットル弁
47 アクセル開度センサ
48 ピストン
49 連接棒
50 クランク軸
51 クランク角センサ
52 三元触媒
53 運転状態判定部
54 燃料噴射量設定部
55 噴射弁駆動部
56 点火時期設定部
57 点火駆動部
58 弁駆動部

Claims (4)

  1. 過給機のコンプレッサよりも上流側の吸気通路に一端が連通すると共にこれよりもさらに前記吸気通路の上流側に他端が連通する分岐通路と、
    この分岐通路の途中に形成された絞り部と、
    この絞り部およびクランク室に連通する第1換気通路と、
    過給機のコンプレッサよりも下流側の前記吸気通路およびクランク室に連通する第2換気通路と
    前記分岐通路を開閉するための開閉弁と、
    過給機のコンプレッサよりも下流側の吸気通路の圧力を検出する吸気圧センサと、
    この吸気圧センサからの検出信号に基づいて前記開閉弁の開閉を制御する制御手段と
    を具え、前記制御手段は、吸気通路が正圧の場合に前記開閉弁を開弁状態に保持し、逆に吸気通路が負圧の場合に前記開閉弁を閉弁状態に保持することを特徴とするブローバイガス処理装置。
  2. 前記開閉弁は、前記絞り部よりも下流側の前記分岐通路に設けられていることを特徴とする請求項に記載のブローバイガス処理装置。
  3. 前記開閉弁が開弁状態の場合に吸気通路側からクランク室側への吸気の流動のみ許容し、逆に前記開閉弁が閉弁状態の場合にクランク室側から吸気通路側へのブローバイガスの流動のみ許容する制御弁をさらに具えたことを特徴とする請求項1または請求項に記載のブローバイガス処理装置。
  4. クランク室は、ヘッドカバー内の空間およびこのヘッドカバー内の空間に連通路を介して連通するクランクケース内の空間とを含み、前記第1換気通路がヘッドカバー内の空間に連通すると共に前記第2換気通路がクランクケース内の空間に連通していることを特徴とする請求項1から請求項の何れかに記載のブローバイガス処理装置。
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