JP4985689B2 - 印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、所定の条件の下、入力された単語を学習し、学習結果を利用する単語学習機能を有する印刷装置に関する。
従来、単語学習機能を有する印刷装置に関し、種々の発明がなされている。当該単語学習機能は、ユーザの操作により入力された単語(文字列)を、所定の条件の下で学習し、その後の入力時に当該学習結果を参照・利用することで、ユーザの入力負担を軽減する。
単語学習機能を有する印刷装置に関する発明として、特許文献1記載の発明が知られている。特許文献1記載のテープ印刷装置は、入力された文書に関する印刷操作が行われた場合に、当該文書における単語を学習する。ここで、文書を印刷する際における文字列の構成は、単語を構成する文字列を確定した時点に比べて、より明確にユーザの意図を反映している。従って、当該特許文献1記載のテープ印刷装置は、ユーザの意図が反映されている文字列を多く学習し、これを利用できるという効果を有している。
特開2009−15756号公報
ここで、当該特許文献1記載のテープ印刷装置においては、学習した内容(即ち、文字列データ)は、所定の学習用記憶装置に格納する。当該学習用記憶装置の記憶容量は有限であるため、記憶容量を考慮した適切な学習を行う必要がある。
この点、特許文献1記載のテープ印刷装置は、印刷操作が行われると、入力されている単語を、それぞれ学習内容として学習用記憶装置に記憶する。従って、当該特許文献1記載のテープ印刷装置の場合、学習用記憶装置は、同一内容の単語(文字列)や、一文字だけ相違する単語(文字列)も、学習内容として記憶する。従って、特許文献1記載のテープ印刷装置においては、「学習用記憶装置に有用性の低い学習内容が記憶され、有用な学習内容を記憶し得ない状況が生じ得る。
本明細書は、単語学習機能を有する印刷装置に関し、適切に学習内容を記憶し得る印刷装置を提供する。
本発明の請求項1記載の印刷装置は、ユーザによる操作に基づいて、複数の文字からなる文字列データを印刷対象として入力する文字列入力手段と、前記文字列入力手段により、印刷対象として入力された入力文字列データを印刷する際に操作される印刷操作手段と、前記印刷操作手段の操作に基づいて、前記入力文字列データを被印刷媒体に印刷する印刷手段と、前記文字列データを構成可能な文字種別毎に、当該文字種別で構成される文字列を単独で学習可能な主要属性と、他の主要属性を有する文字列に関連付けて当該文字種別で構成される文字列を学習可能な従属属性の何れかを関連付けて記憶する学習条件記憶手段と、前記印刷操作手段の操作により学習された文字列を示す登録文字列データを記憶する学習内容記憶手段と、前記印刷操作手段の操作が行われた場合に、前記入力文字列データを構成する各文字について、当該文字の文字種別を含む構成文字情報を取得する文字種別取得手段と、前記入力文字列データを、文字列の変換の際に用いる辞書データに基づいて、少なくとも一の単語を含む単語列毎に区分し、区分した単語列に含まれる一の単語列を、単語学習の判断対象である対象単語列として取得する対象単語列取得手段と、前記学習内容記憶手段に記憶された登録文字列データと、前記対象単語列取得手段により取得された対象単語列に係る構成文字情報に基づいて、対象単語列に係る文字の構成が、登録文字列データに係る文字の構成と一致するか否かを判断する対象単語列判断手段と、前記対象単語列判断手段により、対象単語列に係る文字の構成が前記登録文字列データと一致しない場合に、対象単語列に係る構成文字情報と、前記学習条件記憶手段の記憶内容に基づいて、当該対象単語列の内、一の文字種別で構成される文字列を、対象部分として抽出する対象部分抽出手段と、前記学習条件記憶手段の記憶内容と、前記対象部分抽出手段により抽出された対象部分の構成文字情報に基づいて、当該対象部分を構成する一の文字種別が、前記主要属性であるか前記従属属性であるかを判断する属性判断手段と、前記属性判断手段により、前記対象部分を構成する文字種別が主要属性であると判断された場合に、前記学習内容記憶手段に記憶された登録文字列データと、前記対象部分に係る構成文字情報に基づいて、対象部分に係る文字の構成が、登録文字列データに係る文字の構成と一致するか否かを判断する主要部構成判断手段と、前記属性判断手段により、前記対象部分を構成する文字種別が従属属性であると判断された場合に、前記学習内容記憶手段に登録されている登録文字列データから、当該対象部分と同一の対象単語列に含まれ、主要属性を有する文字種別により構成される部分と同一の構成を有する登録文字列データを特定する特定手段と、前記主要部構成判断手段により、前記主要属性を有する文字種別により構成される対象部分に係る文字の構成が、登録文字列データに係る文字の構成と一致すると判断された場合、当該対象部分に係る文字列データを前記学習内容記憶手段に登録せず、一致しないと判断された場合には、当該対象部分を構成する文字列データを、主要属性を有する登録文字列データとして、前記学習内容記憶手段に登録すると共に、前記属性判断手段により、前記対象部分を構成する文字種別が従属属性であると判断された場合に、当該対象部分を構成する文字列データを、前記特定手段によって特定された主要属性を有する登録文字列データに関連付けて、従属属性を有する登録文字列データとして、前記学習内容記憶手段に登録する第2登録手段と、前記文字列入力手段により、印刷対象として入力された入力文字列を文字変換する際に操作される変換操作手段と、前記変換操作手段の操作が行われた場合に、前記学習内容記憶手段に記憶された登録文字列データを参照して、前記入力文字列データを文字変換する変換手段と、を備えることを特徴とする。
当該印刷装置は、入力文字列データを構成する各文字の文字種別に基づいて、当該各文字の主要属性又は従属属性を特定し、入力文字列データの一部を構成する対象部分を抽出する。そして、当該印刷装置は、前記主要属性を有する文字種別により構成される対象部分に係る文字の構成が、登録文字列データに係る文字の構成と一致すると判断された場合、当該対象部分に係る文字列データを前記学習内容記憶手段に登録せず、一致しないと判断された場合には、当該対象部分を構成する文字列データを、主要属性を有する登録文字列データとして、前記学習内容記憶手段に登録する。更に、当該印刷装置は、前記属性判断手段により、前記対象部分を構成する文字種別が従属属性であると判断された場合に、当該対象部分を構成する文字列データを、前記特定手段によって特定された主要属性を有する登録文字列データに関連付けて、従属属性を有する登録文字列データとして、前記学習内容記憶手段に登録する。即ち、当該印刷装置は、入力文字列データを構成する対象単語列の内、主要属性を有する文字列と同一構成を有する登録文字列データが学習内容記憶手段に登録されており、従属属性を有する一の文字種で構成される文字列のみが登録文字列データと相違する場合、主要属性に係る対象部分を登録することなく、従属属性に係る対象部分を、既に学習内容記憶手段に登録されている主要属性に係る対象部分と同一の構成を有する登録文字列データに対応付けて追加登録する。即ち、当該印刷装置は、対象単語列を学習する際に、学習内容記憶手段における登録文字列データと重複する主要属性に係る対象部分を登録することなく、従属属性に係る対象部分のみを追加登録する。この結果、当該印刷装置は、主要属性に係る登録文字列データに対して、従属属性に係る登録文字列データを対応付けて登録する場合においても、対象単語列の内、重複する部分の登録を除外し、相違する部分のみを登録するため、有用な文字列データを学習し、学習内容記憶手段の記憶容量を有効活用し得る。
又、請求項2記載の印刷装置は、ユーザによる操作に基づいて、複数の文字からなる文字列データを印刷対象として入力する文字列入力手段と、前記文字列入力手段により、印刷対象として入力された入力文字列データを印刷する際に操作される印刷操作手段と、前記印刷操作手段の操作に基づいて、前記入力文字列データを被印刷媒体に印刷する印刷手段と、前記文字列データを構成可能な文字種別毎に、当該文字種別で構成される文字列を単独で学習可能な主要属性と、他の主要属性を有する文字列に関連付けて当該文字種別で構成される文字列を学習可能な従属属性の何れかを関連付けて記憶する学習条件記憶手段と、前記印刷操作手段の操作により学習された文字列を示す登録文字列データを記憶する学習内容記憶手段と、前記印刷操作手段の操作が行われた場合に、前記入力文字列データを構成する各文字について、当該文字の文字種別を含む構成文字情報を取得する文字種別取得手段と、前記入力文字列データを、文字列の変換の際に用いる辞書データに基づいて、少なくとも一の単語を含む単語列毎に区分し、区分した単語列に含まれる一の単語列を、単語学習の判断対象である対象単語列として取得する対象単語列取得手段と、前記学習内容記憶手段に記憶された登録文字列データと、前記対象単語列取得手段により取得された対象単語列に係る構成文字情報に基づいて、対象単語列に係る文字の構成が、登録文字列データに係る文字の構成と一致するか否かを判断する対象単語列判断手段と、前記対象単語列判断手段により、対象単語列に係る文字の構成が前記登録文字列データと一致しない場合に、対象単語列に係る構成文字情報と、前記学習条件記憶手段の記憶内容に基づいて、当該対象単語列の内、一の文字種別で構成される文字列を、対象部分として抽出する対象部分抽出手段と、前記学習条件記憶手段の記憶内容と、前記対象部分抽出手段により抽出された対象部分の構成文字情報に基づいて、当該対象部分を構成する一の文字種別が、前記主要属性であるか前記従属属性であるかを判断する属性判断手段と、前記属性判断手段により、前記対象部分を構成する文字種別が主要属性であると判断された場合に、前記学習内容記憶手段に記憶された登録文字列データと、前記対象部分に係る構成文字情報に基づいて、対象部分に係る文字の構成が、登録文字列データに係る文字の構成と一致するか否かを判断する主要部構成判断手段と、前記属性判断手段により、前記対象部分を構成する文字種別が従属属性であると判断された場合に、前記学習内容記憶手段に登録されている登録文字列データから、当該対象部分と同一の対象単語列に含まれ、主要属性を有する文字種別により構成される部分と同一の構成を有する登録文字列データを特定する特定手段と、前記特定手段により特定された主要属性を有する登録文字列データに対して関連付けられた従属属性を有する登録文字列データが前記学習内容記憶手段に存在しているか否かを判断する関連学習判断手段と、前記主要部構成判断手段により、前記主要属性を有する文字種別により構成される対象部分に係る文字の構成が、登録文字列データに係る文字の構成と一致すると判断された場合、当該対象部分に係る文字列データを前記学習内容記憶手段に登録せず、一致しないと判断された場合には、当該対象部分を構成する文字列データを、主要属性を有する登録文字列データとして、前記学習内容記憶手段に登録すると共に、前記属性判断手段により、前記対象部分を構成する文字種別が従属属性であると判断された場合に、前記関連学習判断手段により、前記特定された主要属性を有する登録文字列データに対して関連付けられた従属属性を有する登録文字列データが存在していると判断された場合に、当該対象部分に係る文字列データを前記学習内容記憶手段に登録せず、存在していないと判断された場合に、前記特定された主要属性を有する登録文字列データに対して関連付けて、当該対象部分に係る文字列データを、従属属性を有する登録文字列データとして、前記学習内容記憶手段に登録する第3登録手段と、前記文字列入力手段により、印刷対象として入力された入力文字列を文字変換する際に操作される変換操作手段と、前記変換操作手段の操作が行われた場合に、前記学習内容記憶手段に記憶された登録文字列データを参照して、前記入力文字列データを文字変換する変換手段と、を備えることを特徴とする。
当該印刷装置は、入力文字列データを構成する各文字の文字種別に基づいて、当該各文字の主要属性又は従属属性を特定し、入力文字列データの一部を構成する対象部分を抽出する。そして、当該印刷装置は、前記主要属性を有する文字種別により構成される対象部分に係る文字の構成が、登録文字列データに係る文字の構成と一致すると判断された場合、当該対象部分に係る文字列データを前記学習内容記憶手段に登録せず、一致しないと判断された場合には、当該対象部分を構成する文字列データを、主要属性を有する登録文字列データとして、前記学習内容記憶手段に登録する。そして、当該印刷装置は、前記対象部分を構成する文字種別が従属属性であると判断された場合に、前記関連学習判断手段により、前記特定された主要属性を有する登録文字列データに対して関連付けられた従属属性を有する登録文字列データが存在していれば、当該対象部分に係る文字列データを前記学習内容記憶手段に登録せず、存在していなければ、前記特定された主要属性を有する登録文字列データに対して関連付けて、当該対象部分に係る文字列データを、従属属性を有する登録文字列データとして、前記学習内容記憶手段に登録する。即ち、当該印刷装置は、対象単語列を学習する際に、学習内容記憶手段における登録文字列データと重複する主要属性に係る対象部分を登録することはない。又、当該印刷装置は、当該主要属性に係る登録文字列データに関連付けられた従属属性を有する登録文字列データが学習内容記憶手段に存在している場合、従属属性に係る対象部分を登録することなく、現状の登録内容を維持する。この結果、当該印刷装置は、主要属性に係る登録文字列データに従属属性に係る登録文字列データを対応付けて登録する場合においても、主要属性に係る登録文字列データに関連付けられる、従属属性に係る登録文字列データは一つとなるため、学習内容記憶手段の記憶容量を有効活用することができ、もって、多様な内容の登録文字列データを学習し得る。
そして、請求項3記載の印刷装置は、ユーザによる操作に基づいて、複数の文字からなる文字列データを印刷対象として入力する文字列入力手段と、前記文字列入力手段により、印刷対象として入力された入力文字列データを印刷する際に操作される印刷操作手段と、前記印刷操作手段の操作に基づいて、前記入力文字列データを被印刷媒体に印刷する印刷手段と、前記文字列データを構成可能な文字種別毎に、当該文字種別で構成される文字列を単独で学習可能な主要属性と、他の主要属性を有する文字列に関連付けて当該文字種別で構成される文字列を学習可能な従属属性の何れかを関連付けて記憶する学習条件記憶手段と、前記印刷操作手段の操作により学習された文字列を示す登録文字列データを記憶する学習内容記憶手段と、前記印刷操作手段の操作が行われた場合に、前記入力文字列データを構成する各文字について、当該文字の文字種別を含む構成文字情報を取得する文字種別取得手段と、前記入力文字列データを、文字列の変換の際に用いる辞書データに基づいて、少なくとも一の単語を含む単語列毎に区分し、区分した単語列に含まれる一の単語列を、単語学習の判断対象である対象単語列として取得する対象単語列取得手段と、前記学習内容記憶手段に記憶された登録文字列データと、前記対象単語列取得手段により取得された対象単語列に係る構成文字情報に基づいて、対象単語列に係る文字の構成が、登録文字列データに係る文字の構成と一致するか否かを判断する対象単語列判断手段と、前記対象単語列判断手段により、対象単語列に係る文字の構成が前記登録文字列データと一致しない場合に、対象単語列に係る構成文字情報と、前記学習条件記憶手段の記憶内容に基づいて、当該対象単語列の内、一の文字種別で構成される文字列を、対象部分として抽出する対象部分抽出手段と、前記学習条件記憶手段の記憶内容と、前記対象部分抽出手段により抽出された対象部分の構成文字情報に基づいて、当該対象部分を構成する一の文字種別が、前記主要属性であるか前記従属属性であるかを判断する属性判断手段と、前記属性判断手段により、前記対象部分を構成する文字種別が主要属性であると判断された場合に、前記学習内容記憶手段に記憶された登録文字列データと、前記対象部分に係る構成文字情報に基づいて、対象部分に係る文字の構成が、登録文字列データに係る文字の構成と一致するか否かを判断する主要部構成判断手段と、前記属性判断手段により、前記対象部分を構成する文字種別が従属属性であると判断された場合に、前記学習内容記憶手段に登録されている登録文字列データから、当該対象部分と同一の対象単語列に含まれ、主要属性を有する文字種別により構成される部分と同一の構成を有する登録文字列データを特定する特定手段と、前記特定手段により特定された主要属性を有する登録文字列データに対して関連付けられた従属属性を有する登録文字列データが前記学習内容記憶手段に存在しているか否かを判断する関連学習判断手段と、前記主要部構成判断手段により、前記主要属性を有する文字種別により構成される対象部分に係る文字の構成が、登録文字列データに係る文字の構成と一致すると判断された場合、当該対象部分に係る文字列データを前記学習内容記憶手段に登録せず、一致しないと判断された場合には、当該対象部分を構成する文字列データを、主要属性を有する登録文字列データとして、前記学習内容記憶手段に登録すると共に、前記属性判断手段により、前記対象部分を構成する文字種別が従属属性であると判断された場合に、前記関連学習判断手段により、前記特定された主要属性を有する登録文字列データに対して関連付けられた従属属性を有する登録文字列データが存在していると判断された場合に、前記特定された主要属性を有する登録文字列データに対して、関連付けられた従属属性を有する登録文字列データを、当該対象部分に係る文字列データに更新して登録し、存在していないと判断された場合に、前記特定された主要属性を有する登録文字列データに対して関連付けて、当該対象部分に係る文字列データを、従属属性を有する登録文字列データとして、前記学習内容記憶手段に登録する第4登録手段と、前記文字列入力手段により、印刷対象として入力された入力文字列を文字変換する際に操作される変換操作手段と、前記変換操作手段の操作が行われた場合に、前記学習内容記憶手段に記憶された登録文字列データを参照して、前記入力文字列データを文字変換する変換手段と、を備えることを特徴とする。
当該印刷装置は、入力文字列データを構成する各文字の文字種別に基づいて、当該各文字の主要属性又は従属属性を特定し、入力文字列データの一部を構成する対象部分を抽出する。そして、当該印刷装置は、前記主要属性を有する文字種別により構成される対象部分に係る文字の構成が、登録文字列データに係る文字の構成と一致すると判断された場合、当該対象部分に係る文字列データを前記学習内容記憶手段に登録せず、一致しないと判断された場合には、当該対象部分を構成する文字列データを、主要属性を有する登録文字列データとして、前記学習内容記憶手段に登録する。そして、当該印刷装置は、前記属性判断手段により、前記対象部分を構成する文字種別が従属属性であると判断された場合に、前記特定された主要属性を有する登録文字列データに対して関連付けられた従属属性を有する登録文字列データが存在していれば、前記特定された主要属性を有する登録文字列データに対して、関連付けられた従属属性を有する登録文字列データを、当該対象部分に係る文字列データに更新して登録し、存在していないと判断された場合に、前記特定された主要属性を有する登録文字列データに対して関連付けて、当該対象部分に係る文字列データを、従属属性を有する登録文字列データとして、前記学習内容記憶手段に登録する。即ち、当該印刷装置は、対象単語列を学習する際に、学習内容記憶手段における登録文字列データと重複する主要属性に係る対象部分を登録することなく、当該主要属性に係る登録文字列データに関連付けられた従属属性を有する登録文字列データとして、従属属性に係る対象部分に係る文字列の内容に更新する。この結果、当該印刷装置は、主要属性に係る登録文字列データに従属属性に係る登録文字列データを対応付けて登録する場合においても、主要属性に係る登録文字列データに関連付けられる、従属属性に係る登録文字列データは一つとなるため、学習内容記憶手段の記憶容量を有効活用することができ、もって、多様な内容の登録文字列データを学習し得る。
又、請求項4記載の印刷装置は、ユーザによる操作に基づいて、複数の文字からなる文字列データを印刷対象として入力する文字列入力手段と、前記文字列入力手段により、印刷対象として入力された入力文字列データを印刷する際に操作される印刷操作手段と、前記印刷操作手段の操作に基づいて、前記入力文字列データを被印刷媒体に印刷する印刷手段と、前記文字列データを構成可能な文字種別毎に、当該文字種別で構成される文字列を単独で学習可能な主要属性と、他の主要属性を有する文字列に関連付けて当該文字種別で構成される文字列を学習可能な従属属性の何れかを関連付けて記憶する学習条件記憶手段と、前記印刷操作手段の操作により学習された文字列を示す登録文字列データを記憶する学習内容記憶手段と、前記印刷操作手段の操作が行われた場合に、前記入力文字列データを構成する各文字について、当該文字の文字種別を含む構成文字情報を取得する文字種別取得手段と、前記入力文字列データを、文字列の変換の際に用いる辞書データに基づいて、少なくとも一の単語を含む単語列毎に区分し、区分した単語列に含まれる一の単語列を、単語学習の判断対象である対象単語列として取得する対象単語列取得手段と、前記学習内容記憶手段に記憶された登録文字列データと、前記対象単語列取得手段により取得された対象単語列に係る構成文字情報に基づいて、対象単語列に係る文字の構成が、登録文字列データに係る文字の構成と一致するか否かを判断する対象単語列判断手段と、前記対象単語列判断手段により、対象単語列に係る文字の構成が前記登録文字列データと一致しない場合に、対象単語列に係る構成文字情報と、前記学習条件記憶手段の記憶内容に基づいて、当該対象単語列の内、前記主要属性を有する一の文字種別で構成される文字列を、主要部として抽出する主要部抽出手段と、前記学習内容記憶手段の記憶内容と、前記主要部抽出手段により抽出された主要部の構成文字情報に基づいて、当該主要部を構成する文字の構成が、前記学習内容記憶手段に記憶されている登録文字列データの主要部と一致するか否かを判断する主要部判断手段と、前記主要部判断手段により、前記主要部抽出手段により抽出された主要部を構成する文字の構成が、前記学習内容記憶手段に記憶されている登録文字列データの主要部と一致しないと判断された場合、前記対象単語列に係る文字列データを、前記登録文字列データとして前記学習内容記憶手段に登録し、一致すると判断された場合には、前記対象単語列に係る文字列データを、前記学習内容記憶手段に登録しない第5登録手段と、前記文字列入力手段により、印刷対象として入力された入力文字列を文字変換する際に操作される変換操作手段と、前記変換操作手段の操作が行われた場合に、前記学習内容記憶手段に記憶された登録文字列データを参照して、前記入力文字列データを文字変換する変換手段と、を備えることを特徴とする。
当該印刷装置は、入力文字列データを構成する各文字の文字種別に基づいて、当該各文字の主要属性又は従属属性を特定し、対象単語列の一部を構成する主要部を抽出する。そして、当該印刷装置は、抽出された主要部を構成する文字の構成が、前記学習内容記憶手段に記憶されている登録文字列データの主要部と一致しないと判断された場合、前記対象単語列に係る文字列データを、前記登録文字列データとして前記学習内容記憶手段に登録し、一致すると判断された場合には、前記対象単語列に係る文字列データを、前記学習内容記憶手段に登録しない。即ち、当該印刷装置は、対象単語列の内、主要部の文字構成が学習内容記憶手段に記憶されている登録文字列データと一致し、他の部分のみが相違する場合、当該対象単語列全体を、学習内容記憶手段への登録対象から除外する。これにより、当該印刷装置は、ほぼ同一内容を示す登録文字列データが学習内容記憶手段に併存する状態を防止することができ、もって、学習内容記憶手段の記憶容量を有効活用し得る。
そして、請求項5記載の印刷装置は、ユーザによる操作に基づいて、複数の文字からなる文字列データを印刷対象として入力する文字列入力手段と、前記文字列入力手段により、印刷対象として入力された入力文字列データを印刷する際に操作される印刷操作手段と、前記印刷操作手段の操作に基づいて、前記入力文字列データを被印刷媒体に印刷する印刷手段と、前記文字列データを構成可能な文字種別毎に、当該文字種別で構成される文字列を単独で学習可能な主要属性と、他の主要属性を有する文字列に関連付けて当該文字種別で構成される文字列を学習可能な従属属性の何れかを関連付けて記憶する学習条件記憶手段と、前記印刷操作手段の操作により学習された文字列を示す登録文字列データを記憶する学習内容記憶手段と、前記印刷操作手段の操作が行われた場合に、前記入力文字列データを構成する各文字について、当該文字の文字種別を含む構成文字情報を取得する文字種別取得手段と、前記入力文字列データを、文字列の変換の際に用いる辞書データに基づいて、少なくとも一の単語を含む単語列毎に区分し、区分した単語列に含まれる一の単語列を、単語学習の判断対象である対象単語列として取得する対象単語列取得手段と、前記学習内容記憶手段に記憶された登録文字列データと、前記対象単語列取得手段により取得された対象単語列に係る構成文字情報に基づいて、対象単語列に係る文字の構成が、登録文字列データに係る文字の構成と一致するか否かを判断する対象単語列判断手段と、前記対象単語列判断手段により、対象単語列に係る文字の構成が前記登録文字列データと一致しない場合に、対象単語列に係る構成文字情報と、前記学習条件記憶手段の記憶内容に基づいて、当該対象単語列の内、前記主要属性を有する一の文字種別で構成される文字列を、主要部として抽出する主要部抽出手段と、前記学習内容記憶手段の記憶内容と、前記主要部抽出手段により抽出された主要部の構成文字情報に基づいて、当該主要部を構成する文字の構成が、前記学習内容記憶手段に記憶されている登録文字列データの主要部と一致するか否かを判断する主要部判断手段と、前記主要部判断手段により、前記主要部抽出手段により抽出された主要部を構成する文字の構成が、前記学習内容記憶手段に記憶されている登録文字列データの主要部と一致しないと判断された場合、前記対象単語列に係る文字列データを、前記登録文字列データとして前記学習内容記憶手段に登録し、一致すると判断された場合には、前記学習内容記憶手段から、前記対象単語列と同一の主要部を有する登録文字列データを特定し、当該対象単語列に係る文字列データに更新して登録する第6登録手段と、前記文字列入力手段により、印刷対象として入力された入力文字列を文字変換する際に操作される変換操作手段と、前記変換操作手段の操作が行われた場合に、前記学習内容記憶手段に記憶された登録文字列データを参照して、前記入力文字列データを文字変換する変換手段と、を備える
ことを特徴とする。
当該印刷装置は、入力文字列データを構成する各文字の文字種別に基づいて、当該各文字の主要属性又は従属属性を特定し、対象単語列の一部を構成する主要部を抽出する。そして、当該印刷装置は、抽出された主要部を構成する文字の構成が、前記学習内容記憶手段に記憶されている登録文字列データの主要部と一致しないと判断された場合、前記対象単語列に係る文字列データを、前記登録文字列データとして前記学習内容記憶手段に登録し、一致すると判断された場合には、前記対象単語列に係る文字列データを、前記学習内容記憶手段に登録しない。即ち、当該印刷装置は、対象単語列の内、主要部の文字構成が学習内容記憶手段に記憶されている登録文字列データと一致し、他の部分のみが相違する場合、前記学習内容記憶手段から、前記対象単語列と同一の主要部を有する登録文字列データを特定し、当該対象単語列に係る文字列データに更新して登録する。従って、当該印刷装置は、最新の入力内容に対応する有用な文字列データを学習し、学習内容記憶手段の記憶容量を有効活用し得る。
第1実施形態に係るテープ印刷装置の上面図である。 第1実施形態に係るテープ印刷装置の側面図である。 テープ印刷装置の制御系を示すブロック図である。 文書作成プログラムの機能的構成を示す説明図である。 文書作成時における液晶ディスプレイ10の一表示例を示す説明図である。 メイン制御プログラムのフローチャートである。 文書編集処理プログラムのフローチャートである。 単語学習処理プログラムのフローチャートである。 学習条件判定テーブルを示す説明図である。 第1実施形態に係る単語学習制御処理プログラムのフローチャートである。 第1実施形態における学習内容記憶領域の記憶内容に関する説明図である。 第2実施形態に係る単語学習制御処理プログラムのフローチャートである。 第2実施形態における学習内容記憶領域の記憶内容に関する説明図である。 第3実施形態に係る単語学習制御処理プログラムのフローチャートである。 第3実施形態における学習内容記憶領域の記憶内容に関する説明図である。 第4実施形態に係る単語学習制御処理プログラムのフローチャートである。 第4実施形態における学習内容記憶領域の記憶内容に関する説明図である。 第5実施形態に係る単語学習制御処理プログラムのフローチャートである。 第5実施形態における学習内容記憶領域の記憶内容に関する説明図である。 第6実施形態に係る単語学習制御処理プログラムのフローチャートである。 第6実施形態における学習内容記憶領域の記憶内容に関する説明図である。 第7実施形態に係る単語学習制御処理プログラムのフローチャートである。 第7実施形態における学習内容記憶領域の記憶内容に関する説明図である。
以下、本発明に係るテープ印刷装置を、テープ印刷装置1に具体化した実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
(第1実施形態)
先ず、第1実施形態に係るテープ印刷装置1の概略構成について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、第1実施形態に係るテープ印刷装置1は、筐体2上面に、液晶ディスプレイ10と、キーボード20と、を備えている。更に、筐体2には、カセット装着部4が形成されている。カセット装着部4は、テープカセットが装着される部分である。当該テープカセットは、感熱紙等で構成されるテープを巻回状態で収納している。当該カセット装着部4は、開閉自在な収納カバー3によって覆われている。そして、テープ排出口5は、カセット装着部4の左側方に形成されている。当該テープ排出口5は、テープカセットから引き出されたテープを排出する。当該テープには、後述するサーマルヘッド40によって印刷が施され得る。
液晶ディスプレイ10は、キーボード20等の操作に基づいて、種々の表示を行う表示装置である。例えば、基本文字入力キー21、カーソルキー22、変換キー23等が操作された場合、液晶ディスプレイ10は、当該入力操作に基づいて、アルファベット、かな文字等のキャラクタを表示する(図5参照)。
キーボード20は、複数の操作キーを備えている。具体的には、キーボード20は、文字入力キー21と、カーソルキー22と、変換キー23と、リターンキー24と、印刷キー25と、を備えている。
文字入力キー21は、かな文字、数字、アルファベット等の文字を入力する際に操作される。カーソルキー22は、液晶ディスプレイ10上に表示されたカーソル60を上下左右に移動させる際に操作される。変換キー23は、文字入力キー21の操作により入力された文字列を変換する際に操作される。当該文字列の変換は、漢字とひらがな・カタカナの変換、かな文字とアルファベットの変換等、種々の変換態様を含む。リターンキー24は、設定項目の選択や文字列変換候補の選択を決定する際に操作される。又、当該印刷キー25は、ユーザにより入力された文字列に基づく印刷を実行する際に操作される。従って、キーボード20は、本発明における文字列入力手段、印刷操作手段、変換操作手段に相当する。
又、キーボード20の下方には、制御基板6が配設されている。この制御基板6は、テープ印刷装置1全体の制御を司る制御回路部を構成する。カセット装着部4の右側面部には、コネクタ7と、アダプタ挿入口8が設けられている。コネクタ7には、外部装置(例えば、パーソナルコンピュータ)と接続する際に、USBケーブルが取り付けられる。アダプタ挿入口8には、電源アダプタが取り付けられる。
次に、テープ印刷装置1の制御構成について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図3は、テープ印刷装置1の制御系を示すブロック図である。
図1、図2に示すように、テープ印刷装置1内には、制御基板6が配設されている。そして、この制御基板6は、制御部30、ヘッド駆動回路41、搬送モータ駆動回路43、切断用モータ駆動回路45を有している。
制御部30は、CPU31、ROM32、RAM33、EEPROM34、CG−ROM35により構成されている。又、当該制御部30は、ヘッド駆動回路41、搬送モータ駆動回路43、切断用モータ駆動回路45と接続されている。更に、制御部30は、液晶ディスプレイ10、キーボード20にも接続されている。
CPU31は、テープ印刷装置1における各種制御の中枢を担う中央演算処理装置である。従って、このCPU31は、キーボード20等からの入力信号及び後述するメイン制御プログラム等(図6〜図8、図10等参照)に基づいて、各周辺装置を制御する。
そして、ROM32には、テープ印刷装置1における各種制御プログラムやデータが格納されている。ROM32は、プログラム記憶領域32A、辞書データ記憶領域32Bを有している。
プログラム記憶領域32Aは、後述するメイン制御プログラム(図6参照)、文書編集処理プログラム(図7参照)、単語学習処理プログラム(図8参照)、単語学習制御処理プログラム(図10等参照)を格納している。又、プログラム記憶領域32Aは、後述する文書作成プログラム50を格納している。そして、辞書データ記憶領域32Bは、変換キー23の操作に基づく文字列の変換の際に用いられる辞書データを記憶している。又、当該ROM32は、学習条件判定テーブル(図9参照)を格納している。
又、RAM33は、CPU31での演算結果等を一時的に格納する記憶装置である。このRAM33には、キーボード20の入力により生成された印刷データも格納される。
EEPROM34は、記憶内容の書込・消去ができる不揮発性メモリである。EEPROM34は、当該テープ印刷装置1におけるユーザ設定等を示すデータを格納している。当該EEPROM34は、学習内容記憶領域34Aを有している。学習内容記憶領域34Aは、後述する単語学習処理(S5)により、単語を構成する文字列データを記憶する。従って、当該EEPROM34に形成された学習内容記憶領域34Aは、本発明における学習内容記憶手段として機能する。又、CG−ROM35は、印刷される文字や記号の画像データをコードデータと対応させてドットパターンで記憶するキャラクタージェネレータ用メモリである。
ヘッド駆動回路41は、CPU31からの制御信号に基づいて、サーマルヘッド40に駆動信号を供給し、サーマルヘッド40の駆動態様を制御する回路である。この時、ヘッド駆動回路41は、サーマルヘッド40に列設された各発熱素子の通電の有無を制御することで、サーマルヘッド40全体の発熱態様を制御する。
又、搬送モータ駆動回路43は、CPU31からの制御信号に基づいてテープ搬送モータ42に駆動信号を供給し、テープ搬送モータ42の駆動制御を行う制御回路である。そして、切断用モータ駆動回路45は、CPU31からの制御信号に基づいて切断用モータ44に駆動信号を供給し、切断用モータ44の駆動制御を行う回路である。
次に、プログラム記憶領域32Aに格納されている文書作成プログラム50の機能について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図5は、文書作成プログラム50の機能を示す機能ブロック図である。
図5に示すように、文書作成プログラム50は、入力文字列表示処理部51と、変換候補生成・表示処理部52と、変換文字列確定部53と、変換文字列表示処理部54と、文書表示処理部55と、学習処理部56と、を有している。
入力文字列表示処理部51は、キーボード20の操作によりユーザが入力した文字列を液晶ディスプレイ10に表示するための処理を行う。変換候補生成・表示処理部52は、液晶ディスプレイ10に表示された入力文字列について、辞書データ記憶領域32Bの記憶内容を検索抽出することにより、変換候補を生成するための処理を行う。そして、変換候補生成・表示処理部52は、生成した変換候補を液晶ディスプレイ10に表示するための処理を行う。変換文字列確定部53は、液晶ディスプレイ10に表示された複数の変換候補から、ユーザが選択した変換候補を変換文字列として確定するための処理を行う。変換文字列表示処理部54は、確定した変換文字列を液晶ディスプレイ10に表示するための処理を行う。文書表示処理部55は、キーボード20を用いたユーザの操作に基づいて、確定された文字列を液晶ディスプレイ10に表示する処理を行う。学習処理部56は、文書の作成について学習するための処理を行う。
続いて、文書作成等を行う際に、文書の内容等が表示される液晶ディスプレイ10の構成について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図5は、文書作成時における液晶ディスプレイ10の一表示例を示す説明図である。
図5に示すように、液晶ディスプレイ10は、入力内容表示部10A、変換候補表示部10B、文書内容表示部10Cを有している。入力内容表示部10Aは、ユーザによるキーボード20の操作に基づいて入力された文字列のキャラクタを表示する。変換候補表示部10Bは、入力内容表示部10Aに表示された入力文字列に対応する変換候補を表示する。変換候補は、入力された入力文字列と、辞書データ記憶領域32Bの記憶内容に基づいて、変換候補生成・表示処理部52により生成される。文書内容表示部10Cは、キーボード20の操作により確定された確定文字列の内容を表示する。
次に、テープ印刷装置1におけるメイン制御プログラムについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。図6は、メイン制御プログラムのフローチャートである。
S1においては、CPU31は、ユーザによるキーボード20を構成するキー入力があったか否かを判断する。キー入力があった場合(S1:YES)、CPU31は、S2に処理を移行する。一方、キー入力がなかった場合(S1:NO)、CPU31は、キー入力が行われるまで、処理を待機する。
S2では、CPU31は、文書編集キーに対する入力であるか否かを判断する。文書編集キーは、文字入力キー21、カーソルキー22、変換キー23、リターンキー24を含む。文書編集キーの入力があった場合(S2:YES)、CPU31は、S3に処理を移行する。一方、文書編集キーの入力がなかった場合(S2:NO)、CPU31は、S4に処理を移行する。
S3に移行すると、CPU31は、文書編集処理を実行する。具体的には、文書編集処理(S3)では、CPU31は、文書編集処理プログラムを実行し、入力された文字列の編集を行う。具体的には、CPU31は、ユーザのキー入力に応じて、文字の入力、削除、文字列の変換等を行う。文書編集処理の詳細については、後に図面を参照しつつ詳細に説明する。文書編集処理を終了すると、CPU31は、S1に処理を戻す。
S4においては、CPU31は、印刷キー25の入力があったか否かを判断する。印刷キー25の入力があった場合(S4:YES)、CPU31は、S5に処理を移行する。一方、印刷キー25の入力がなかった場合(S4:NO)、CPU31は、S7に処理を移行する。
S5では、CPU31は、単語学習処理を実行する。単語学習処理(S5)においては、CPU31は、単語学習処理プログラムを実行し、所定の条件の下で、印刷対象に設定された文書データを構成する単語データを、学習内容記憶領域34Aに登録する。単語学習処理プログラムの詳細については、後に図面を参照しつつ詳細に説明する。単語学習処理(S5)を終了すると、CPU31は、S6に処理を移行する。
S6に移行すると、CPU31は、印刷処理を実行する。印刷処理(S6)においては、CPU31は、印刷キー25入力時に入力されている文書データを印刷対象に設定し、サーマルヘッド40等により、当該文書データをテープに印刷する。印刷処理を終了すると、CPU31は、S1に処理を戻す。従って、CPU31は、S6の処理を実行することで、本発明における印刷手段として機能する。
S7においては、CPU31は、その他の処理を実行する。当該その他の処理は、印刷条件の設定等の各種条件設定処理を含む。その他の処理を終了すると、CPU31は、S1に処理を戻す。
次に、S3で実行される文書編集処理プログラムについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。図7は、文書編集処理プログラムのフローチャートである。
S11においては、CPU31は、文字入力キー21の入力があったか否かを判断する。文字入力キー21の入力があった場合(S11:YES)、CPU31は、S12に処理を移行する。一方、文字入力キー21の入力がなかった場合(S11:NO)、CPU31は、S13に処理を移行する。
S12では、CPU31は、入力された文字入力キー21に応じて、文字を入力し、入力された文字を入力内容表示部10Aに表示する。入力文字を入力内容表示部10Aに表示した後、CPU31は、S17に処理を移行する。
S13に移行すると、CPU31は、変換キー23が入力されたか否かを判断する。変換キー23が入力された場合(S13:YES)、CPU31は、S14に処理を移行する。一方、変換キー23が入力されていない場合(S13:NO)、CPU31は、S15に処理を移行する。
S14においては、CPU31は、変換対象の文字列(例えば、入力内容表示部10Aに表示されている文字列)のデータと、辞書データ記憶領域32Bの記憶内容、学習内容記憶領域34Aの記憶内容に基づいて、変換候補生成・表示処理部52により、変換候補表示部10Bに、変換候補を表示する。変換候補表示部10Bに変換候補を表示した後、CPU31は、S17に処理を戻す。従って、CPU31は、S14の処理を実行することで、本発明における変換手段として機能する。
S15では、CPU31は、カーソルキー22の入力があったか否かを判断する。カーソルキー22の入力があった場合(S15:YES)、CPU31は、S16に処理を移行する。一方、カーソルキー22の入力がない場合(S15:NO)、CPU31は、S11に処理を戻す。
S16に移行すると、CPU31は、変換候補表示部10Bに表示されている変換候補の内、現在選択されている変換候補を、別の変換候補に変更する。変換候補を変更した後、CPU31は、S17に処理を移行する。
S17においては、CPU31は、リターンキー24の入力があったか否かを判断する。リターンキー24の入力があった場合(S17:YES)、CPU31は、S18に処理を移行する。一方、リターンキー24の入力がなかった場合(S17:NO)、CPU31は、S11に処理を戻す。
S18では、CPU31は、入力内容確定処理を実行する。入力内容確定処理(S18)では、CPU31は、入力内容表示部10Aにおける現在の表示態様で、入力された入力文字列の態様を確定する。入力内容確定処理を終了すると、CPU31は、文書編集処理プログラムを終了し、S1に処理を戻す。
続いて、S5で実行される単語学習処理プログラムについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。図8は、単語学習処理プログラムのフローチャートである。
S21においては、CPU31は、印刷対象となる対象文字列データの構成文字情報を取得する。構成文字情報は、印刷対象となる対象文字列データ(文書データ)を構成する各文字のフォント等の各種属性情報を意味する。構成文字情報を取得すると、CPU31は、S22に処理を移行する。従って、CPU31は、S21の処理を実行することにより、本発明に係る文字種別取得手段として機能する。
S22では、CPU31は、単語列抽出処理を実行する。単語列抽出処理(S22)では、CPU31は、辞書データ記憶領域32Bの記憶内容等に基づいて、対象文字列データから、少なくとも一の単語を含む単語列を抽出し、当該対象文字列データを、単語列毎に区分する。単語列抽出処理を終了すると、CPU31は、S23に処理を移行する。
S23に移行すると、CPU31は、単語列抽出処理で抽出された単語列から、一の単語列を取得し、当該単語列を対象単語列に設定する。対象単語列は、対象文字列データから抽出され、単語学習の判断対象に設定された一の単語列を意味する。対象単語列を取得した後、CPU31は、S24に処理を移行する。従って、CPU31は、S22、S23の処理を実行することにより、本発明に係る対象単語列取得手段として機能する。
S24においては、CPU31は、単語学習制御処理を実行する。単語学習制御処理(S24)では、CPU31は、単語学習制御処理プログラムを実行する。具体的には、CPU31は、現在の学習内容記憶領域34Aの記憶内容と、学習条件判定テーブル(図9参照)に基づいて、対象単語列を構成する文字列に関する登録制御を行う。単語学習制御処理プログラムの詳細については、後に図面を参照しつつ詳細に説明する。単語学習制御処理を終了すると、CPU31は、S25に処理を移行する。
ここで、学習条件判定テーブルについて、図9を参照しつつ詳細に説明する。図9に示すように、学習条件判定テーブルは、文字種別毎に、学習設定と、構成属性を規定している。文字種別は、アルファベット、アラビア数字、ローマ数字、算術記号、ギリシャ文字、スペースを含む。
学習設定は、当該文字種別により構成される単語に関し、学習を行うか否かを示す。そして、構成属性は、当該文字種により構成される文字列は、主要属性であるか従属属性であるか否かを示す。主要属性は、当該文字列が単独で登録される属性を示す。従属属性は、当該文字列が他の主要属性を有する文字列に関連付けて学習される属性を示す。従って、当該学習条件判定テーブルを記憶するROM32は、本発明に係る学習条件記憶手段として機能する。
S25では、CPU31は、対象文字列データを構成する全ての単語列に対して、単語学習制御処理を行ったか否かを判断する。全ての単語列に対する処理を完了している場合(S25:YES)、CPU31は、単語学習処理プログラムを終了し、S6に処理を移行する。一方、未だ全ての単語列に対する処理を完了していない場合(S25:NO)、CPU31は、S23に処理を移行する。これにより、CPU31は、新たな単語列を対象単語列に設定し、単語学習制御処理(S24)を実行し得る。
次に、第1実施形態に係る単語学習制御処理プログラムについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。当該単語学習制御処理プログラムは、S24において、CPU31により実行される。図10は、第1実施形態に係る単語学習制御処理プログラムのフローチャートである。
S31においては、CPU31は、対象単語列が学習内容記憶領域34Aに登録されている登録文字列データと完全に一致するか否かを判断する。具体的には、CPU31は、学習内容記憶領域34Aの記憶内容と、対象単語列に係る構成文字情報に基づいて、S31の判断処理を行う。対象単語列が登録文字列データと完全に一致する場合(S31:YES)、CPU31は、S36に処理を移行する。一方、対象単語列が登録文字列データと完全に一致しない場合(S31:NO)、CPU31は、S32に処理を移行する。従って、CPU31は、S31の判断処理を行うことで、本発明における対象単語列判断手段として機能する。
S32では、CPU31は、対象単語列区分処理を実行する。対象単語列区分処理(S32)においては、CPU31は、対象単語列に係る構成文字情報に基づいて、対象単語列を文字種別毎に区分する。対象単語列区分処理を終了すると、CPU31は、S33に処理を移行する。
S33に移行すると、CPU31は、学習条件判定テーブルと、対象単語列に係る構成文字情報に基づいて、対象単語列から学習対象部分を抽出する。学習対象部分は、対象単語列区分処理で区分された文字列の内、「学習設定:有効」が規定されている一の文字種別のみで構成される一の文字列を意味する。又、学習対象部分は、学習内容記憶領域34Aに対する登録の可否の判断対象を意味する。学習対象部分を抽出した後、CPU31は、S34に処理を移行する。従って、CPU31は、S32、S33の処理を実行することで、本発明における学習対象部分抽出手段として機能する。
S34においては、CPU31は、学習対象部分が登録文字列データと完全に一致するか否かを判断する。学習対象部分が登録文字列データと完全に一致する場合(S34:YES)、CPU31は、S36に処理を移行する。一方、学習対象部分が登録文字列データと一致しない場合(S34:NO)、CPU31は、S35に処理を移行する。従って、CPU31は、S34の処理を実行することで、本発明における学習対象部分判断手段として機能する。
S35では、CPU31は、学習対象登録処理を実行する。学習対象登録処理(S35)においては、CPU31は、学習対象部分を構成する文字列(即ち、単語)を、学習内容記憶領域34Aに登録する。即ち、CPU31は、学習対象部分を構成する文字列が学習内容記憶領域34Aに登録されていない場合に、当該学習対象部分に係る文字列を学習する。学習対象登録処理を終了すると、CPU31は、S36に処理を移行する。従って、CPU31は、S34、S35の処理を実行することにより、本発明における第1登録手段として機能する。
S36に移行すると、CPU31は、対象文字列データを構成する全ての学習対象部分について、S33〜S35の処理を行ったか否かを判断する。全ての学習対象部分に対する処理を完了している場合(S36:YES)、CPU31は、単語学習制御処理プログラムを終了し、S25に処理を移行する。一方、全ての学習対象部分に対する処理を完了していない場合(S36:NO)、CPU31は、S33に処理を戻し、未処理の学習対象部分に対する処理を行う。
続いて、第1実施形態における学習内容記憶領域34Aの記憶内容の変遷について図面を参照しつつ詳細に説明する。図11は、第1実施形態における学習内容記憶領域34Aの記憶内容に関する説明図である。
先ず、1回目の単語学習処理が行われた場合について説明する。この場合、対象文字列データは、「BOOK01」であるものとする。当該「BOOK01」は、アルファベットで構成される「BOOK」と、アラビア数字で構成される「01」に区分される(S32)。従って、CPU31は、学習条件判定テーブル(図9参照)に基づいて、アルファベットで構成される「BOOK」のみを学習対象部分に設定する(S33)。そして、当該「BOOK」は学習内容記憶領域34Aに登録されていないので(S34:NO)、CPU31は、当該「BOOK」を学習内容記憶領域34Aに登録する(S35)。
続く2回目の単語学習処理について説明する。この場合、対象文字列データは、「BOOK02(1)(2)(3)」であるものとする。尚、この場合における「(1)」「(2)」「(3)」は、夫々、ローマ数字における「1」「2」「3」を意味する。当該「BOOK02(1)(2)(3)」は、アルファベットで構成される「BOOK」と、アラビア数字で構成される「02」と、ローマ数字で構成される「(1)(2)(3)」に区分される(S32)。従って、CPU31は、学習条件判定テーブル(図9参照)に基づいて、「BOOK」のみを学習対象部分に設定する(S33)。そして、当該「BOOK」は学習内容記憶領域34Aに1回目の単語学習処理で登録されているので(S34:YES)、CPU31は、当該「BOOK」を学習内容記憶領域34Aに登録することなく、処理を終了する。従って、この場合、学習内容記憶領域34Aには、同一内容を示す「BOOK」に係る登録文字列データが複数登録されることはない。
次に、3回目の単語学習処理について説明する。この場合、対象文字列データは、「BOOK03αβγ」であるものとする。当該「BOOK03αβγ」は、アルファベットで構成される「BOOK」と、アラビア数字で構成される「02」と、ギリシャ文字で構成される「αβγ」に区分される(S32)。従って、CPU31は、学習条件判定テーブル(図9参照)に基づいて、「BOOK」と、「αβγ」を学習対象部分に設定する(S33)。そして、当該「BOOK」は学習内容記憶領域34Aに1回目の単語学習処理で登録されているので(S34:YES)、CPU31は、当該「BOOK」を学習内容記憶領域34Aに登録しない。一方、「αβγ」は学習内容記憶領域34Aに登録されていないので(S34:NO)、CPU31は、当該「αβγ」を学習内容記憶領域34Aに登録する(S35)。従って、この場合、学習内容記憶領域34Aには、同一内容を示す「BOOK」に係る登録文字列データが複数登録されることはなく、「αβγ」のみが学習内容記憶領域34Aに登録される。
以上説明したように、第1実施形態に係るテープ印刷装置1は、対象文字列データの一部を構成する学習対象部分を抽出し(S33)、当該学習対象部分が学習内容記憶領域34Aに登録されていない場合(S34:NO)のみ、当該学習対象部分を学習内容記憶領域34Aに登録する(S35)。
従って、当該テープ印刷装置1は、有効性の高い学習対象部分を登録文字列データとして登録するので、学習内容記憶領域34Aの記憶内容を、有効性の高い登録文字列データが記憶されている状態とし得る。又、当該テープ印刷装置1は、同一内容を示す登録文字列データが学習内容記憶領域34Aに併存する状態を防止するので、学習内容記憶領域34Aの記憶容量を有効に活用し得る。
(第2実施形態)
次に、上述した第1実施形態と異なる実施形態(第2実施形態)について、図面を参照しつつ詳細に説明する。第2実施形態におけるテープ印刷装置1は、第1実施形態とほぼ同一の基本的構成を有している。従って、第2実施形態において、第1実施形態と同一の構成については、同一の符号を用いて説明する。
又、第2実施形態においては、単語学習制御処理プログラムの内容のみが、上述した実施形態と相違する。従って、当該単語学習制御処理プログラムの内容について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図12は、第2実施形態に係る単語学習制御処理プログラムのフローチャートである。
S41においては、CPU31は、対象単語列が学習内容記憶領域34Aに登録されている登録文字列データと完全に一致するか否かを判断する。S41の判断処理は、第1実施形態のS31の処理内容と同一である。対象単語列が登録文字列データと完全に一致する場合(S41:YES)、CPU31は、単語学習制御処理プログラムを終了する。一方、対象単語列が登録文字列データと完全に一致しない場合(S41:NO)、CPU31は、S42に処理を移行する。従って、CPU31は、S41の処理を実行することで、本発明における対象単語列判断手段として機能する。
S42では、CPU31は、対象単語列区分処理を実行する。対象単語列区分処理(S42)は、第1実施形態における対象単語列区分処理(S32)と同一の処理内容である。対象単語列区分処理(S42)を終了すると、CPU31は、S43に処理を移行する。
S43に移行すると、CPU31は、対象単語列から対象部分を抽出する。具体的には、CPU31は、対象単語列区分処理(S42)で区分された文字列の内、一の文字種別で構成される文字列を、対象部分として抽出する。対象部分は、学習内容記憶領域34Aに対する登録に関する制御の対象を意味する。対象部分を抽出すると、CPU31は、S44に処理を移行する。従って、CPU31は、S42、S43の処理を実行することで、本発明における対象部分抽出手段として機能する。
S44においては、CPU31は、対象部分に係る構成文字情報と、学習条件判定テーブル(図9参照)に基づいて、対象部分を構成する文字の文字種別が従属属性であるか否かを判断する。対象部分が従属属性である場合(S44:YES)、CPU31は、S47に処理を移行する。一方、対象部分が主要属性である場合(S44:NO)、CPU31は、S45に処理を移行する。従って、CPU31は、S44の処理を実行することで、本発明における属性判断手段として機能する。
S45では、CPU31は、対象部分に係る構成文字情報と、学習内容記憶領域34Aの記憶内容に基づいて、対象部分が学習内容記憶領域34Aに記憶されている登録文字列データと一致するか否かを判断する。対象部分が登録文字列データと一致する場合(S45:YES)、CPU31は、S49に処理を移行する。一方、対象部分が登録文字列データと一致しない場合(S45:NO)、CPU31は、S46に処理を移行する。従って、CPU31は、S45の処理を実行することで、本発明における主要部構成判断手段として機能する。
S46に移行すると、CPU31は、対象主要部登録処理を実行する。対象主要部登録処理(S46)においては、CPU31は、主要属性を有する対象部分を、主要属性を有する登録文字列データとして、学習内容記憶領域34Aに登録する。即ち、テープ印刷装置1は、対象部分を構成する文字列が学習内容記憶領域34Aに登録されておらず、主要属性を有している場合に、主要属性を有する登録文字列データとして、当該対象部分に係る文字列を学習する。対象主要部登録処理を終了すると、CPU31は、S49に処理を移行する。従って、CPU31は、S46の処理を実行することで、本発明における第2登録手段として機能する。
S47では、CPU31は、学習内容記憶領域34Aに記憶されている登録文字列データから、対応主要部に係る登録文字列データを特定する。対応主要部に係る登録文字列データとは、対象部分に係る従属属性に対応する主要属性を有する登録文字列データを意味する。対応主要部に係る登録文字列データを特定した後、CPU31は、S48に処理を移行する。従って、CPU31は、S47の処理を実行することで、本発明における特定手段として機能する。
S48においては、CPU31は、関連学習登録処理を実行する。関連学習登録処理(S48)においては、CPU31は、S47で特定された対応主要部に係る登録文字列データに関連付けて、従属属性を有する対象部分を学習内容記憶領域34Aに登録する。関連学習登録処理を終了すると、CPU31は、S49に処理を移行する。従って、CPU31は、S48の処理を実行することで、本発明における第2登録手段として機能する。
S49に移行すると、CPU31は、対象文字列データを構成する全ての対象部分について、S43〜S48の処理を行ったか否かを判断する。全ての対象部分に対する処理を完了している場合(S49:YES)、CPU31は、単語学習制御処理プログラムを終了し、S25に処理を移行する。一方、全ての対象部分に対する処理を完了していない場合(S49:NO)、CPU31は、S43に処理を戻し、未処理の対象部分に対する処理を行う。
続いて、第2実施形態における学習内容記憶領域34Aの記憶内容の変遷について図面を参照しつつ詳細に説明する。図13は、第2実施形態における学習内容記憶領域34Aの記憶内容に関する説明図である。
先ず、1回目の単語学習処理が行われた場合について説明する。この場合、対象文字列データは、「BOOK01」であるものとする。当該「BOOK01」は、アルファベットで構成される「BOOK」と、アラビア数字で構成される「01」に区分される(S42)。従って、CPU31は、学習条件判定テーブル(図9参照)に基づいて、アルファベットで構成される「BOOK」を主要部(S44:NO)、アラビア数字で構成される「01」を従属部(S44:YES)として特定する。そして、当該「BOOK」及び「01」は学習内容記憶領域34Aに登録されていないので(S34:NO)、CPU31は、当該「BOOK」を主要部として学習内容記憶領域34Aに登録し(S46)、「01」を当該「BOOK」に係る登録文字列データに対応する従属部として、関連付けて登録する(S48)。
続く2回目の単語学習処理について説明する。この場合、対象文字列データは、「BOOK02」であるものとする。当該「BOOK02」は、アルファベットで構成される「BOOK」と、アラビア数字で構成される「02」に区分される(S42)。従って、CPU31は、学習条件判定テーブル(図9参照)に基づいて、「BOOK」は主要部、「02」を従属部として特定する(S44)。そして、当該「BOOK」は学習内容記憶領域34Aに1回目の単語学習処理で登録されているので(S45:YES)、CPU31は、当該「BOOK」を学習内容記憶領域34Aに登録することはない。一方、「02」は、「BOOK」に係る登録文字列データに対応する従属部に係る登録文字列データとして、学習内容記憶領域34Aに登録される(S48)。従って、この場合、学習内容記憶領域34Aには、同一内容を示す「BOOK」に係る登録文字列データが複数登録されることはない。又、当該「BOOK」に係る登録文字列データに対しては、「01」に係る登録文字列データ、「02」に係る登録文字列データが、夫々、従属部として関連付けられて登録される。
次に、3回目の単語学習処理について説明する。この場合、対象文字列データは、「BOOK03」であるものとする。当該「BOOK03」は、アルファベットで構成される「BOOK」と、アラビア数字で構成される「03」に区分される(S42)。従って、CPU31は、学習条件判定テーブル(図9参照)に基づいて、「BOOK」は主要部、「03」を従属部として特定する(S44)。そして、当該「BOOK」は学習内容記憶領域34Aに1回目の単語学習処理で登録されているので(S45:YES)、CPU31は、当該「BOOK」を学習内容記憶領域34Aに登録することはない。一方、「03」は、「BOOK」に係る登録文字列データに対応する従属部に係る登録文字列データとして、学習内容記憶領域34Aに登録される(S48)。従って、この場合、学習内容記憶領域34Aには、同一内容を示す「BOOK」に係る登録文字列データが複数登録されることはない。又、当該「BOOK」に係る登録文字列データに対しては、「01」「02」「03」に係る登録文字列データが、夫々、従属部として関連付けられて登録される。
以上説明したように、第2実施形態に係るテープ印刷装置1は、対象文字列データを構成する主要部、従属部を特定する(S44)。そして、何れの場合も、対象部分が登録文字列データと同一内容であれば、学習内容記憶領域34Aに登録することはない。そして、対象部分が従属部であり、当該対象部分と同一の登録文字列データが存在しない場合には、CPU31は、対応する主要部に係る登録文字列データに対応付けて、学習内容記憶領域34Aに追加登録する(S48)。
従って、テープ印刷装置1は、有用性の高い対象部分を登録文字列データとして登録するので、学習内容記憶領域34Aの記憶内容を、有効性の高い登録文字列データが記憶されている状態とし得る。又、当該テープ印刷装置1は、同一内容を示す主要部に係る登録文字列データが学習内容記憶領域34Aに併存する状態を防止するので、学習内容記憶領域34Aの記憶容量を有効に活用し得る。更に、当該テープ印刷装置1は、従属部に係る登録文字列データを順次追加登録し得るので、学習内容をより多様なものとし、学習内容の有効利用に貢献し得る。
(第3実施形態)
次に、上述した実施形態と異なる実施形態(第3実施形態)について、図面を参照しつつ詳細に説明する。第3実施形態におけるテープ印刷装置1は、上述した実施形態とほぼ同一の基本的構成を有している。従って、第3実施形態において、上述した実施形態と同一の構成については、同一の符号を用いて説明する。
又、第3実施形態においては、単語学習制御処理プログラムの内容のみが、上述した実施形態と相違する。従って、当該単語学習制御処理プログラムの内容について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図14は、第3実施形態に係る単語学習制御処理プログラムのフローチャートである。
S51〜S56の処理内容は、第2実施形態のS41〜S46の処理内容と同一である。従って、S51〜S56に関する詳細な説明は省略する。
S57においては、CPU31は、学習内容記憶領域34Aに記憶されている登録文字列データから、対応主要部に係る登録文字列データを特定する。S57の処理内容は、S47の処理内容と同一である。対応主要部に係る登録文字列データを特定すると、CPU31は、S58に処理を移行する。従って、CPU31は、S57の処理を実行することで、本発明における特定手段として機能する。
S58では、CPU31は、学習内容記憶領域34Aの記憶内容に基づいて、対応主要部に係る登録文字列データに対応する従属部が登録されているか否かを判断する。即ち、CPU31は、対応主要部に対する関連学習が行われているか否かを判断する。既に関連学習が行われている場合(S58:YES)、CPU31は、S60に処理を移行する。一方、未だ関連学習が行われていない場合(S58:NO)、CPU31は、S59に処理を移行する。従って、CPU31は、S58の処理を実行することで、本発明における関連学習判断手段として機能する。
S59に移行すると、CPU31は、関連学習登録処理を実行する。関連学習登録処理(S59)は、第2実施形態における関連学習登録処理(S48)と同一の処理である。関連学習登録処理(S59)を終了すると、CPU31は、S60に処理を移行する。従って、CPU31は、S55、S56、S58、S59の処理を実行することで、本発明における第3登録手段として機能する。
S60においては、CPU31は、対象文字列データを構成する全ての対象部分について、S53〜S59の処理を行ったか否かを判断する。全ての対象部分に対する処理を完了している場合(S60:YES)、CPU31は、単語学習制御処理プログラムを終了し、S25に処理を移行する。一方、全ての対象部分に対する処理を完了していない場合(S60:NO)、CPU31は、S53に処理を戻し、未処理の対象部分に対する処理を行う。
続いて、第3実施形態における学習内容記憶領域34Aの記憶内容の変遷について図面を参照しつつ詳細に説明する。図15は、第3実施形態における学習内容記憶領域34Aの記憶内容に関する説明図である。
先ず、1回目の単語学習処理が行われた場合について説明する。この場合、対象文字列データは、「BOOK01」であるものとする。第1回目の単語学習処理では、基本的に第2実施形態における1回目の単語学習処理と同様の処理である。従って、CPU31は、当該「BOOK」を主要部として学習内容記憶領域34Aに登録し(S56)、「01」を当該「BOOK」に係る登録文字列データに対応する従属部として、関連付けて登録する(S59)。
続く2回目の単語学習処理について説明する。この場合、対象文字列データは、「BOOK02」であるものとする。当該「BOOK02」は、アルファベットで構成される「BOOK」と、アラビア数字で構成される「02」に区分される(S52)。従って、CPU31は、学習条件判定テーブル(図9参照)に基づいて、「BOOK」は主要部、「02」を従属部として特定する(S54)。そして、当該「BOOK」は学習内容記憶領域34Aに1回目の単語学習処理で登録されているので(S55:YES)、CPU31は、当該「BOOK」を学習内容記憶領域34Aに登録することはない。一方、この場合、「BOOK」に係る登録文字列データに対応する従属部に係る登録文字列データとして、「01」に係る登録文字列データが登録されているので(S58:YES)、「02」は、学習内容記憶領域34Aに登録されることはない。従って、この場合、学習内容記憶領域34Aには、同一内容を示す「BOOK」に係る登録文字列データが複数登録されることはない。又、当該「BOOK」に係る登録文字列データに対しては、「01」に係る登録文字列データのみが登録された状態を維持する。
以上説明したように、第3実施形態に係るテープ印刷装置1は、対象文字列データを構成する主要部、従属部を特定する(S54)。そして、何れの場合も、対象部分が登録文字列データと同一内容であれば、学習内容記憶領域34Aに登録することはない。そして、対象部分が従属部であり、当該対象部分と同一の登録文字列データは存在しないが、既に対応主要部に対する従属部が登録されている場合には、CPU31は、現在の学習内容記憶領域34Aの記憶状態を維持する。
従って、テープ印刷装置1は、有用性の高い対象部分を登録文字列データとして登録するので、学習内容記憶領域34Aの記憶内容を、有効性の高い登録文字列データが記憶されている状態とし得る。又、当該テープ印刷装置1は、同一内容を示す主要部に係る登録文字列データが学習内容記憶領域34Aに併存する状態を防止するので、学習内容記憶領域34Aの記憶容量を有効に活用し得る。更に、当該テープ印刷装置1は、対応主要部に関連付けられた従属部に係る登録文字列データが登録されている場合、その登録状態を維持し、新たに追加することはないので、学習内容記憶領域34Aの記憶容量を有効に活用し得る。
(第4実施形態)
次に、上述した実施形態と異なる実施形態(第4実施形態)について、図面を参照しつつ詳細に説明する。第4実施形態におけるテープ印刷装置1は、上述した実施形態とほぼ同一の基本的構成を有している。従って、第4実施形態において、上述した実施形態と同一の構成については、同一の符号を用いて説明する。
又、第4実施形態においては、単語学習制御処理プログラムの内容のみが、上述した実施形態と相違する。従って、当該単語学習制御処理プログラムの内容について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図14は、第4実施形態に係る単語学習制御処理プログラムのフローチャートである。
S61〜S66の処理内容は、第3実施形態のS51〜S56の処理内容と同一である。従って、S61〜S66に関する詳細な説明は省略する。
S67においては、CPU31は、学習内容記憶領域34Aに記憶されている登録文字列データから、対応主要部に係る登録文字列データを特定する。S67の処理内容は、S57の処理内容と同一である。対応主要部に係る登録文字列データを特定すると、CPU31は、S68に処理を移行する。従って、CPU31は、S67の処理を実行することで、本発明における特定手段として機能する。
S68では、CPU31は、学習内容記憶領域34Aの記憶内容に基づいて、対応主要部に係る登録文字列データに対応する従属部が登録されているか否かを判断する。即ち、CPU31は、対応主要部に対する関連学習が行われているか否かを判断する。既に関連学習が行われている場合(S68:YES)、CPU31は、S69に処理を移行する。一方、未だ関連学習が行われていない場合(S68:NO)、CPU31は、S70に処理を移行する。従って、CPU31は、S68の処理を実行することで、本発明における関連学習判断手段として機能する。
S69に移行すると、CPU31は、関連学習更新処理を行う。関連学習更新処理(S69)では、CPU31は、対応主要部に係る登録文字列データに関連付けられている登録文字列データを、今回の対象部分に係る文字列データに更新する。関連学習更新処理(S69)を終了すると、CPU31は、S71に処理を移行する。
S70においては、CPU31は、関連学習登録処理を実行する。関連学習登録処理(S70)は、第3実施形態における関連学習登録処理(S59)と同一の処理である。関連学習登録処理(S70)を終了すると、CPU31は、S71に処理を移行する。従って、CPU31は、S65、S66、S68〜S70の処理を実行することで、本発明における第4登録手段として機能する。
S71では、CPU31は、対象文字列データを構成する全ての対象部分について、S63〜S70の処理を行ったか否かを判断する。全ての対象部分に対する処理を完了している場合(S71:YES)、CPU31は、単語学習制御処理プログラムを終了し、S25に処理を移行する。一方、全ての対象部分に対する処理を完了していない場合(S71:NO)、CPU31は、S63に処理を戻し、未処理の対象部分に対する処理を行う。
続いて、第4実施形態における学習内容記憶領域34Aの記憶内容の変遷について図面を参照しつつ詳細に説明する。図17は、第4実施形態における学習内容記憶領域34Aの記憶内容に関する説明図である。
先ず、1回目の単語学習処理が行われた場合について説明する。この場合、対象文字列データは、「BOOK01」であるものとする。第1回目の単語学習処理では、基本的に第3実施形態における1回目の単語学習処理と同様の処理である。従って、CPU31は、当該「BOOK」を主要部として学習内容記憶領域34Aに登録し(S66)、「01」を当該「BOOK」に係る登録文字列データに対応する従属部として、関連付けて登録する(S70)。
続く2回目の単語学習処理について説明する。この場合、対象文字列データは、「BO
OK02」であるものとする。当該「BOOK02」は、アルファベットで構成される「BOOK」と、アラビア数字で構成される「02」に区分される(S62)。従って、CPU31は、学習条件判定テーブル(図9参照)に基づいて、「BOOK」は主要部、「02」を従属部として特定する(S64)。そして、当該「BOOK」は学習内容記憶領域34Aに1回目の単語学習処理で登録されているので(S65:YES)、CPU31は、当該「BOOK」を学習内容記憶領域34Aに登録することはない。一方、この場合、「BOOK」に係る登録文字列データに対応する従属部に係る登録文字列データとして、「01」に係る登録文字列データが登録されているので(S68:YES)、「BOOK」に係る登録文字列データに対応する従属部に係る登録文字列データは、「01」に係る登録文字列データから、「02」に係る登録文字列データに更新される。従って、この場合、学習内容記憶領域34Aには、同一内容を示す「BOOK」に係る登録文字列データが複数登録されることはない。又、当該「BOOK」に係る登録文字列データに対しては、直近に使用された従属部に係る登録文字列データが登録された状態となる。
以上説明したように、第4実施形態に係るテープ印刷装置1は、対象文字列データを構成する主要部、従属部を特定する(S64)。そして、何れの場合も、対象部分が登録文字列データと同一内容であれば、学習内容記憶領域34Aに登録することはない。そして、対象部分が従属部であり、当該対象部分と同一の登録文字列データは存在しないが、既に対応主要部に対する従属部が登録されている場合には、CPU31は、直近に利用された従属部に係る登録文字列データに更新する。
従って、テープ印刷装置1は、有用性の高い対象部分を登録文字列データとして登録するので、学習内容記憶領域34Aの記憶内容を、有効性の高い登録文字列データが記憶されている状態とし得る。又、当該テープ印刷装置1は、同一内容を示す主要部に係る登録文字列データが学習内容記憶領域34Aに併存する状態を防止するので、学習内容記憶領域34Aの記憶容量を有効に活用し得る。更に、当該テープ印刷装置1は、対応主要部に関連付けられた従属部に係る登録文字列データが登録されている場合、新たな内容に更新し、複数登録することはないので、学習内容記憶領域34Aの記憶容量を有効に活用し得る。
(第5実施形態)
次に、上述した実施形態と異なる実施形態(第5実施形態)について、図面を参照しつつ詳細に説明する。第5実施形態におけるテープ印刷装置1は、上述した実施形態とほぼ同一の基本的構成を有している。従って、第5実施形態において、上述した実施形態と同一の構成については、同一の符号を用いて説明する。
又、第5実施形態においては、単語学習制御処理プログラムの内容のみが、上述した実施形態と相違する。従って、当該単語学習制御処理プログラムの内容について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図18は、第5実施形態に係る単語学習制御処理プログラムのフローチャートである。
S81においては、CPU31は、対象単語列が学習内容記憶領域34Aに登録されている登録文字列データと完全に一致するか否かを判断する。S81の判断処理は、第4実施形態のS61の処理内容と同一である。対象単語列が登録文字列データと完全に一致する場合(S81:YES)、CPU31は、単語学習制御処理プログラムを終了する。一方、対象単語列が登録文字列データと完全に一致しない場合(S81:NO)、CPU31は、S82に処理を移行する。従って、CPU31は、S81の処理を実行することで、本発明における対象単語列判断手段として機能する。
S82では、CPU31は、対象単語列区分処理を実行する。対象単語列区分処理(S82)は、第4実施形態における対象単語列区分処理(S62)と同一の処理内容である。つまり、CPU31は、対象単語列を、主要部と、従属部に区分する(図9参照)。対象単語列区分処理(S82)を終了すると、CPU31は、S83に処理を移行する。
S83に移行すると、CPU31は、学習条件判定テーブルと、対象単語列に係る構成文字情報に基づいて、対象単語列から主要部を抽出する。主要部は、対象単語列区分処理(S82)で区分された文字列の内、主要属性を有する文字種別で構成される文字列を意味する。対象単語列から主要部を抽出すると、CPU31は、S84に処理を移行する。従って、CPU31は、S82、S83の処理を実行することで、本発明における主要部抽出手段として機能する。
S84においては、CPU31は、主要部を構成する文字列が登録文字列データと一致するか否かを判断する。主要部が登録文字列データと一致する場合(S84:YES)、CPU31は、対象単語列を登録することなく、単語学習制御処理プログラムを終了し、S25に処理を移行する。即ち、対象単語列の従属部のみが登録文字列データと相違していた場合(S84:YES)、CPU31は、対象単語列を登録することはない。一方、主要部が登録文字列データを一致しない場合(S84:NO)、CPU31は、S85に処理を移行する。従って、CPU31は、S84の処理を実行することで、本発明における主要部判断手段として機能する。
S85では、CPU31は、対象単語列登録処理を実行する。対象単語列登録処理(S85)では、CPU31は、単語学習制御処理の処理対象である対象単語列全体を、登録文字列データとして、学習内容記憶領域34Aに登録する。対象単語列登録処理を終了すると、CPU31は、単語学習制御処理プログラムを終了し、S25に処理を移行する。従って、CPU31は、S84、S85の処理を実行することで、本発明における第5登録手段として機能する。
続いて、第5実施形態における学習内容記憶領域34Aの記憶内容の変遷について図面を参照しつつ詳細に説明する。図19は、第5実施形態における学習内容記憶領域34Aの記憶内容に関する説明図である。
先ず、1回目の単語学習処理が行われた場合について説明する。この場合、対象文字列データは、「BOOK01」であるものとする。当該「BOOK01」は、アルファベットで構成される「BOOK」と、アラビア数字で構成される「01」に区分される(S82)。従って、CPU31は、学習条件判定テーブル(図9参照)に基づいて、アルファベットで構成される「BOOK」を主要部、アラビア数字で構成される「01」を従属部として特定する(S82)。そして、当該「BOOK」及び「01」は学習内容記憶領域34Aに登録されていないので(S84:NO)、CPU31は、当該「BOOK01」を学習内容記憶領域34Aに登録する(S85)。
続く2回目の単語学習処理について説明する。この場合、対象文字列データは、「BOOK02」であるものとする。当該「BOOK02」は、アルファベットで構成される「BOOK」と、アラビア数字で構成される「02」に区分される(S82)。従って、CPU31は、学習条件判定テーブル(図9参照)に基づいて、「BOOK」は主要部、「02」を従属部として特定する(S82)。そして、当該「BOOK02」は学習内容記憶領域34Aに1回目の単語学習処理で登録されている「BOOK01」と従属部(即ち、「01」と「02」)のみが相違する(S84:YES)。従って、CPU31は、当該「BOOK02」を学習内容記憶領域34Aに登録することはない。
以上説明したように、第5実施形態に係るテープ印刷装置1は、対象文字列の内、主要部は一致するが有用性の低い従属部が相違する場合(S84:YES)、当該対象文字列を登録文字列データとして登録することはない。
従って、テープ印刷装置1は、有用性の高い対象部分を登録文字列データとして登録するので、学習内容記憶領域34Aの記憶内容を、有効性の高い登録文字列データが記憶されている状態とし得る。又、当該テープ印刷装置1は、同一内容を示す主要部と従属部のみが相違する場合の登録を実行しないので、学習内容記憶領域34Aの記憶容量を有効に活用し得る。
(第6実施形態)
次に、上述した実施形態と異なる実施形態(第6実施形態)について、図面を参照しつつ詳細に説明する。第6実施形態におけるテープ印刷装置1は、上述した実施形態とほぼ同一の基本的構成を有している。従って、第6実施形態において、上述した実施形態と同一の構成については、同一の符号を用いて説明する。
又、第6実施形態においては、単語学習制御処理プログラムの内容のみが、上述した実施形態と相違する。従って、当該単語学習制御処理プログラムの内容について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図20は、第6実施形態に係る単語学習制御処理プログラムのフローチャートである。
S91〜S93の処理内容は、第5実施形態におけるS81〜S83の処理内容と同一である。従って、S91〜S93に関する詳細な説明は省略する。
S94においては、CPU31は、主要部を構成する文字列が登録文字列データと一致するか否かを判断する。主要部が登録文字列データと一致する場合(S94:YES)、CPU31は、S96に処理を移行する。一方、主要部が登録文字列データを一致しない場合(S94:NO)、CPU31は、S95に処理を移行する。従って、CPU31は、S94の処理を実行することで、本発明における主要部判断手段として機能する。
S95では、CPU31は、対象単語列登録処理を実行する。対象単語列登録処理(S95)の処理内容は、第5実施形態における対象単語列登録処理(S85)と同一である。対象単語列登録処理を終了すると、CPU31は、単語学習制御処理プログラムを終了し、S25に処理を移行する。
S96に移行すると、CPU31は、対象単語列更新処理を実行する。対象単語列更新処理(S96)においては、CPU31は、対象単語列における主要部と同一の主要部を有する登録文字列データを特定する。そして、CPU31は、特定した登録文字列データを、対象単語列を示す内容に更新する。これにより、学習内容記憶領域34Aには、同一の主要部を有する登録文字列データは、対象単語列に係る登録文字列データのみとなる。対象単語列更新処理を終了すると、CPU31は、単語学習制御処理プログラムを終了し、S25に処理を移行する。従って、CPU31は、S94〜S96の処理を実行することで、本発明における第6登録手段として機能する。
続いて、第6実施形態における学習内容記憶領域34Aの記憶内容の変遷について図面を参照しつつ詳細に説明する。図21は、第6実施形態における学習内容記憶領域34Aの記憶内容に関する説明図である。
先ず、1回目の単語学習処理が行われた場合について説明する。この場合、対象文字列データは、「BOOK01」であるものとする。第1回目の単語学習処理では、基本的に第5実施形態における1回目の単語学習処理と同様の処理である。従って、CPU31は、当該「BOOK01」を学習内容記憶領域34Aに登録する(S95)。
続く2回目の単語学習処理について説明する。この場合、対象文字列データは、「BOOK02」であるものとする。当該「BOOK02」は、アルファベットで構成される「BOOK」と、アラビア数字で構成される「02」に区分される(S92)。従って、CPU31は、学習条件判定テーブル(図9参照)に基づいて、「BOOK」は主要部、「02」を従属部として特定する(S92)。そして、当該「BOOK02」は学習内容記憶領域34Aに1回目の単語学習処理で登録されている「BOOK01」と従属部(即ち、「01」と「02」)のみが相違する(S94:YES)。従って、CPU31は、「BOOK01」に係る登録文字列データに対して、当該「BOOK02」に係る文字列データに更新登録する(S96)。
以上説明したように、第6実施形態に係るテープ印刷装置1は、対象文字列の内、主要部は一致するが従属部が相違する場合(S94:YES)、当該対象文字列に係る内容を登録文字列データとして更新登録する。
従って、テープ印刷装置1は、テープ印刷装置1は、有用性の高い対象部分を登録文字列データとして登録するので、学習内容記憶領域34Aの記憶内容を、有効性の高い登録文字列データが記憶されている状態とし得る。又、当該テープ印刷装置1は、同一内容を示す主要部と従属部のみが相違する場合、対象文字列に係る内容に更新登録するので、学習内容記憶領域34Aには、同一の主要部を有する登録文字列データは、対象文字列に係る登録文字列データのみとなる。この結果、当該テープ印刷装置1は、学習内容記憶領域34Aの記憶容量を有効に活用し得る。
(第7実施形態)
次に、上述した実施形態と異なる実施形態(第7実施形態)について、図面を参照しつつ詳細に説明する。第7実施形態におけるテープ印刷装置1は、上述した実施形態とほぼ同一の基本的構成を有している。従って、第7実施形態において、上述した実施形態と同一の構成については、同一の符号を用いて説明する。
又、第7実施形態においては、単語学習制御処理プログラムの内容のみが、上述した実施形態と相違する。従って、当該単語学習制御処理プログラムの内容について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図22は、第7実施形態に係る単語学習制御処理プログラムのフローチャートである。
S101においては、CPU31は、対象単語列が学習内容記憶領域34Aに登録されている登録文字列データと完全に一致するか否かを判断する。S101の判断処理は、第6実施形態のS91の処理内容と同一である。対象単語列が登録文字列データと完全に一致する場合(S101:YES)、CPU31は、単語学習制御処理プログラムを終了する。一方、対象単語列が登録文字列データと完全に一致しない場合(S101:NO)、CPU31は、S102に処理を移行する。従って、CPU31は、S101の処理を実行することで、本発明における対象単語列判断手段として機能する。
S102では、CPU31は、対象単語列の構成文字情報を取得する。即ち、CPU31は、対象単語列を構成する各文字の文字種別等の情報を取得する。構成文字情報を取得すると、CPU31は、S103に処理を移行する。
S103に移行すると、CPU31は、取得した構成文字情報と、学習条件判定テーブル(図9参照)に基づいて、対象単語列が対象除外文字を含んでいるか否かを判断する。対象除外文字とは、学習条件判定テーブルにおいて、「学習設定:×」が規定されている文字種別に係る文字を意味する。対象単語列が対象除外文字を含んでいる場合(S103:YES)、CPU31は、単語学習制御処理プログラムを終了し、S25に処理を移行する。一方、対象単語列が対象除外文字を含んでいない場合(S103:NO)、CPU31は、S104に処理を移行する。従って、CPU31は、S102、S103の処理を実行することで、本発明における学習禁止判断手段として機能する。
S104においては、CPU31は、対象単語列登録処理を実行する。対象単語列登録処理(S104)では、CPU31は、単語学習制御処理の処理対象である対象単語列全体を、登録文字列データとして、学習内容記憶領域34Aに登録する。対象単語列登録処理を終了すると、CPU31は、単語学習制御処理プログラムを終了し、S25に処理を移行する。従って、CPU31は、S103、S104の処理を実行することで、本発明における第7登録手段として機能する。
続いて、第7実施形態における学習内容記憶領域34Aの記憶内容の変遷について図面を参照しつつ詳細に説明する。図23は、第7実施形態における学習内容記憶領域34Aの記憶内容に関する説明図である。
先ず、対象単語列が「BOOK」である場合について説明する。この場合、対象単語列「BOOK」は、アルファベットのみで構成されている。即ち、対象除外文字(図9参照)を含んでいないので(S103:NO)、CPU31は、対象単語列「BOOK」を登録文字列データとして、学習内容記憶領域34Aに登録する(S104)。
次に、対象単語列が「BOOK01」である場合について説明する。この場合対象単語列「BOOK01」は、アルファベットの「BOOK」と、アラビア数字の「01」により構成されている。そして、図9に示すように、学習条件判定テーブルにおいて、アラビア数字は、対象除外文字に規定されている。従って、当該対象単語列「BOOK01」は対象除外文字「01」を含んでいるので(S103:YES)、CPU31は、対象単語列「BOOK01」を登録することなく、処理を終了する。
以上説明したように、第7実施形態に係るテープ印刷装置1は、対象単語列が対象除外文字を含む場合、当該対象単語列を登録対象から除外する。そして、対象単語列に対象除外文字が存在しない場合にのみ、対象単語列を登録文字列データとして登録する。
従って、テープ印刷装置1は、有用性の高い対象部分を登録文字列データとして登録するので、学習内容記憶領域34Aの記憶内容を、有効性の高い登録文字列データが記憶されている状態とし得る。又、当該テープ印刷装置1は、登録文字列データと同一部分と、対象除外文字部分により構成される対象単語列を登録することはないので、学習内容記憶領域34Aの記憶容量を有効に活用し得る。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能である。
1 テープ印刷装置
20 キーボード
21 文字入力キー
25 印刷キー
30 制御部
31 CPU
32 ROM
33 RAM
34 EEPROM
34A 学習内容記憶領域
40 サーマルヘッド
50 文書作成プログラム

Claims (5)

  1. ユーザによる操作に基づいて、複数の文字からなる文字列データを印刷対象として入力する文字列入力手段と、
    前記文字列入力手段により、印刷対象として入力された入力文字列データを印刷する際に操作される印刷操作手段と、
    前記印刷操作手段の操作に基づいて、前記入力文字列データを被印刷媒体に印刷する印刷手段と、
    前記文字列データを構成可能な文字種別毎に、当該文字種別で構成される文字列を単独で学習可能な主要属性と、他の主要属性を有する文字列に関連付けて当該文字種別で構成される文字列を学習可能な従属属性の何れかを関連付けて記憶する学習条件記憶手段と、
    前記印刷操作手段の操作により学習された文字列を示す登録文字列データを記憶する学習内容記憶手段と、
    前記印刷操作手段の操作が行われた場合に、前記入力文字列データを構成する各文字について、当該文字の文字種別を含む構成文字情報を取得する文字種別取得手段と、
    前記入力文字列データを、文字列の変換の際に用いる辞書データに基づいて、少なくとも一の単語を含む単語列毎に区分し、区分した単語列に含まれる一の単語列を、単語学習の判断対象である対象単語列として取得する対象単語列取得手段と、
    前記学習内容記憶手段に記憶された登録文字列データと、前記対象単語列取得手段により取得された対象単語列に係る構成文字情報に基づいて、対象単語列に係る文字の構成が、登録文字列データに係る文字の構成と一致するか否かを判断する対象単語列判断手段と、
    前記対象単語列判断手段により、対象単語列に係る文字の構成が前記登録文字列データと一致しない場合に、対象単語列に係る構成文字情報と、前記学習条件記憶手段の記憶内容に基づいて、当該対象単語列の内、一の文字種別で構成される文字列を、対象部分として抽出する対象部分抽出手段と、
    前記学習条件記憶手段の記憶内容と、前記対象部分抽出手段により抽出された対象部分の構成文字情報に基づいて、当該対象部分を構成する一の文字種別が、前記主要属性であるか前記従属属性であるかを判断する属性判断手段と、
    前記属性判断手段により、前記対象部分を構成する文字種別が主要属性であると判断された場合に、前記学習内容記憶手段に記憶された登録文字列データと、前記対象部分に係る構成文字情報に基づいて、対象部分に係る文字の構成が、登録文字列データに係る文字の構成と一致するか否かを判断する主要部構成判断手段と、
    前記属性判断手段により、前記対象部分を構成する文字種別が従属属性であると判断された場合に、前記学習内容記憶手段に登録されている登録文字列データから、当該対象部分と同一の対象単語列に含まれ、主要属性を有する文字種別により構成される部分と同一の構成を有する登録文字列データを特定する特定手段と、
    前記主要部構成判断手段により、前記主要属性を有する文字種別により構成される対象部分に係る文字の構成が、登録文字列データに係る文字の構成と一致すると判断された場合、当該対象部分に係る文字列データを前記学習内容記憶手段に登録せず、一致しないと判断された場合には、当該対象部分を構成する文字列データを、主要属性を有する登録文字列データとして、前記学習内容記憶手段に登録すると共に、
    前記属性判断手段により、前記対象部分を構成する文字種別が従属属性であると判断された場合に、当該対象部分を構成する文字列データを、前記特定手段によって特定された主要属性を有する登録文字列データに関連付けて、従属属性を有する登録文字列データとして、前記学習内容記憶手段に登録する第2登録手段と、
    前記文字列入力手段により、印刷対象として入力された入力文字列を文字変換する際に操作される変換操作手段と、
    前記変換操作手段の操作が行われた場合に、前記学習内容記憶手段に記憶された登録文字列データを参照して、前記入力文字列データを文字変換する変換手段と、を備える
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. ユーザによる操作に基づいて、複数の文字からなる文字列データを印刷対象として入力する文字列入力手段と、
    前記文字列入力手段により、印刷対象として入力された入力文字列データを印刷する際に操作される印刷操作手段と、
    前記印刷操作手段の操作に基づいて、前記入力文字列データを被印刷媒体に印刷する印刷手段と、
    前記文字列データを構成可能な文字種別毎に、当該文字種別で構成される文字列を単独で学習可能な主要属性と、他の主要属性を有する文字列に関連付けて当該文字種別で構成される文字列を学習可能な従属属性の何れかを関連付けて記憶する学習条件記憶手段と、
    前記印刷操作手段の操作により学習された文字列を示す登録文字列データを記憶する学習内容記憶手段と、
    前記印刷操作手段の操作が行われた場合に、前記入力文字列データを構成する各文字について、当該文字の文字種別を含む構成文字情報を取得する文字種別取得手段と、
    前記入力文字列データを、文字列の変換の際に用いる辞書データに基づいて、少なくとも一の単語を含む単語列毎に区分し、区分した単語列に含まれる一の単語列を、単語学習の判断対象である対象単語列として取得する対象単語列取得手段と、
    前記学習内容記憶手段に記憶された登録文字列データと、前記対象単語列取得手段により取得された対象単語列に係る構成文字情報に基づいて、対象単語列に係る文字の構成が、登録文字列データに係る文字の構成と一致するか否かを判断する対象単語列判断手段と、
    前記対象単語列判断手段により、対象単語列に係る文字の構成が前記登録文字列データと一致しない場合に、対象単語列に係る構成文字情報と、前記学習条件記憶手段の記憶内容に基づいて、当該対象単語列の内、一の文字種別で構成される文字列を、対象部分として抽出する対象部分抽出手段と、
    前記学習条件記憶手段の記憶内容と、前記対象部分抽出手段により抽出された対象部分の構成文字情報に基づいて、当該対象部分を構成する一の文字種別が、前記主要属性であるか前記従属属性であるかを判断する属性判断手段と、
    前記属性判断手段により、前記対象部分を構成する文字種別が主要属性であると判断された場合に、前記学習内容記憶手段に記憶された登録文字列データと、前記対象部分に係る構成文字情報に基づいて、対象部分に係る文字の構成が、登録文字列データに係る文字の構成と一致するか否かを判断する主要部構成判断手段と、
    前記属性判断手段により、前記対象部分を構成する文字種別が従属属性であると判断された場合に、前記学習内容記憶手段に登録されている登録文字列データから、当該対象部分と同一の対象単語列に含まれ、主要属性を有する文字種別により構成される部分と同一の構成を有する登録文字列データを特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された主要属性を有する登録文字列データに対して関連付けられた従属属性を有する登録文字列データが前記学習内容記憶手段に存在しているか否かを判断する関連学習判断手段と、
    前記主要部構成判断手段により、前記主要属性を有する文字種別により構成される対象部分に係る文字の構成が、登録文字列データに係る文字の構成と一致すると判断された場合、当該対象部分に係る文字列データを前記学習内容記憶手段に登録せず、一致しないと判断された場合には、当該対象部分を構成する文字列データを、主要属性を有する登録文字列データとして、前記学習内容記憶手段に登録すると共に、
    前記属性判断手段により、前記対象部分を構成する文字種別が従属属性であると判断された場合に、前記関連学習判断手段により、前記特定された主要属性を有する登録文字列データに対して関連付けられた従属属性を有する登録文字列データが存在していると判断された場合に、当該対象部分に係る文字列データを前記学習内容記憶手段に登録せず、存在していないと判断された場合に、前記特定された主要属性を有する登録文字列データに対して関連付けて、当該対象部分に係る文字列データを、従属属性を有する登録文字列データとして、前記学習内容記憶手段に登録する第3登録手段と、
    前記文字列入力手段により、印刷対象として入力された入力文字列を文字変換する際に操作される変換操作手段と、
    前記変換操作手段の操作が行われた場合に、前記学習内容記憶手段に記憶された登録文字列データを参照して、前記入力文字列データを文字変換する変換手段と、を備える
    ことを特徴とする印刷装置。
  3. ユーザによる操作に基づいて、複数の文字からなる文字列データを印刷対象として入力する文字列入力手段と、
    前記文字列入力手段により、印刷対象として入力された入力文字列データを印刷する際に操作される印刷操作手段と、
    前記印刷操作手段の操作に基づいて、前記入力文字列データを被印刷媒体に印刷する印刷手段と、
    前記文字列データを構成可能な文字種別毎に、当該文字種別で構成される文字列を単独で学習可能な主要属性と、他の主要属性を有する文字列に関連付けて当該文字種別で構成される文字列を学習可能な従属属性の何れかを関連付けて記憶する学習条件記憶手段と、
    前記印刷操作手段の操作により学習された文字列を示す登録文字列データを記憶する学習内容記憶手段と、
    前記印刷操作手段の操作が行われた場合に、前記入力文字列データを構成する各文字について、当該文字の文字種別を含む構成文字情報を取得する文字種別取得手段と、
    前記入力文字列データを、文字列の変換の際に用いる辞書データに基づいて、少なくとも一の単語を含む単語列毎に区分し、区分した単語列に含まれる一の単語列を、単語学習の判断対象である対象単語列として取得する対象単語列取得手段と、
    前記学習内容記憶手段に記憶された登録文字列データと、前記対象単語列取得手段により取得された対象単語列に係る構成文字情報に基づいて、対象単語列に係る文字の構成が、登録文字列データに係る文字の構成と一致するか否かを判断する対象単語列判断手段と、
    前記対象単語列判断手段により、対象単語列に係る文字の構成が前記登録文字列データと一致しない場合に、対象単語列に係る構成文字情報と、前記学習条件記憶手段の記憶内容に基づいて、当該対象単語列の内、一の文字種別で構成される文字列を、対象部分として抽出する対象部分抽出手段と、
    前記学習条件記憶手段の記憶内容と、前記対象部分抽出手段により抽出された対象部分の構成文字情報に基づいて、当該対象部分を構成する一の文字種別が、前記主要属性であるか前記従属属性であるかを判断する属性判断手段と、
    前記属性判断手段により、前記対象部分を構成する文字種別が主要属性であると判断された場合に、前記学習内容記憶手段に記憶された登録文字列データと、前記対象部分に係る構成文字情報に基づいて、対象部分に係る文字の構成が、登録文字列データに係る文字の構成と一致するか否かを判断する主要部構成判断手段と、
    前記属性判断手段により、前記対象部分を構成する文字種別が従属属性であると判断された場合に、前記学習内容記憶手段に登録されている登録文字列データから、当該対象部分と同一の対象単語列に含まれ、主要属性を有する文字種別により構成される部分と同一の構成を有する登録文字列データを特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された主要属性を有する登録文字列データに対して関連付けられた従属属性を有する登録文字列データが前記学習内容記憶手段に存在しているか否かを判断する関連学習判断手段と、
    前記主要部構成判断手段により、前記主要属性を有する文字種別により構成される対象部分に係る文字の構成が、登録文字列データに係る文字の構成と一致すると判断された場合、当該対象部分に係る文字列データを前記学習内容記憶手段に登録せず、一致しないと判断された場合には、当該対象部分を構成する文字列データを、主要属性を有する登録文字列データとして、前記学習内容記憶手段に登録すると共に、
    前記属性判断手段により、前記対象部分を構成する文字種別が従属属性であると判断された場合に、前記関連学習判断手段により、前記特定された主要属性を有する登録文字列データに対して関連付けられた従属属性を有する登録文字列データが存在していると判断された場合に、前記特定された主要属性を有する登録文字列データに対して、関連付けられた従属属性を有する登録文字列データを、当該対象部分に係る文字列データに更新して登録し、存在していないと判断された場合に、前記特定された主要属性を有する登録文字列データに対して関連付けて、当該対象部分に係る文字列データを、従属属性を有する登録文字列データとして、前記学習内容記憶手段に登録する第4登録手段と、
    前記文字列入力手段により、印刷対象として入力された入力文字列を文字変換する際に操作される変換操作手段と、
    前記変換操作手段の操作が行われた場合に、前記学習内容記憶手段に記憶された登録文字列データを参照して、前記入力文字列データを文字変換する変換手段と、を備える
    ことを特徴とする印刷装置。
  4. ユーザによる操作に基づいて、複数の文字からなる文字列データを印刷対象として入力する文字列入力手段と、
    前記文字列入力手段により、印刷対象として入力された入力文字列データを印刷する際に操作される印刷操作手段と、
    前記印刷操作手段の操作に基づいて、前記入力文字列データを被印刷媒体に印刷する印刷手段と、
    前記文字列データを構成可能な文字種別毎に、当該文字種別で構成される文字列を単独で学習可能な主要属性と、他の主要属性を有する文字列に関連付けて当該文字種別で構成される文字列を学習可能な従属属性の何れかを関連付けて記憶する学習条件記憶手段と、
    前記印刷操作手段の操作により学習された文字列を示す登録文字列データを記憶する学習内容記憶手段と、
    前記印刷操作手段の操作が行われた場合に、前記入力文字列データを構成する各文字について、当該文字の文字種別を含む構成文字情報を取得する文字種別取得手段と、
    前記入力文字列データを、文字列の変換の際に用いる辞書データに基づいて、少なくとも一の単語を含む単語列毎に区分し、区分した単語列に含まれる一の単語列を、単語学習の判断対象である対象単語列として取得する対象単語列取得手段と、
    前記学習内容記憶手段に記憶された登録文字列データと、前記対象単語列取得手段により取得された対象単語列に係る構成文字情報に基づいて、対象単語列に係る文字の構成が、登録文字列データに係る文字の構成と一致するか否かを判断する対象単語列判断手段と、
    前記対象単語列判断手段により、対象単語列に係る文字の構成が前記登録文字列データと一致しない場合に、対象単語列に係る構成文字情報と、前記学習条件記憶手段の記憶内容に基づいて、当該対象単語列の内、前記主要属性を有する一の文字種別で構成される文字列を、主要部として抽出する主要部抽出手段と、
    前記学習内容記憶手段の記憶内容と、前記主要部抽出手段により抽出された主要部の構成文字情報に基づいて、当該主要部を構成する文字の構成が、前記学習内容記憶手段に記憶されている登録文字列データの主要部と一致するか否かを判断する主要部判断手段と、
    前記主要部判断手段により、前記主要部抽出手段により抽出された主要部を構成する文字の構成が、前記学習内容記憶手段に記憶されている登録文字列データの主要部と一致しないと判断された場合、前記対象単語列に係る文字列データを、前記登録文字列データとして前記学習内容記憶手段に登録し、一致すると判断された場合には、前記対象単語列に係る文字列データを、前記学習内容記憶手段に登録しない第5登録手段と、
    前記文字列入力手段により、印刷対象として入力された入力文字列を文字変換する際に操作される変換操作手段と、
    前記変換操作手段の操作が行われた場合に、前記学習内容記憶手段に記憶された登録文字列データを参照して、前記入力文字列データを文字変換する変換手段と、を備える
    ことを特徴とする印刷装置。
  5. ユーザによる操作に基づいて、複数の文字からなる文字列データを印刷対象として入力する文字列入力手段と、
    前記文字列入力手段により、印刷対象として入力された入力文字列データを印刷する際に操作される印刷操作手段と、
    前記印刷操作手段の操作に基づいて、前記入力文字列データを被印刷媒体に印刷する印刷手段と、
    前記文字列データを構成可能な文字種別毎に、当該文字種別で構成される文字列を単独で学習可能な主要属性と、他の主要属性を有する文字列に関連付けて当該文字種別で構成される文字列を学習可能な従属属性の何れかを関連付けて記憶する学習条件記憶手段と、
    前記印刷操作手段の操作により学習された文字列を示す登録文字列データを記憶する学習内容記憶手段と、
    前記印刷操作手段の操作が行われた場合に、前記入力文字列データを構成する各文字について、当該文字の文字種別を含む構成文字情報を取得する文字種別取得手段と、
    前記入力文字列データを、文字列の変換の際に用いる辞書データに基づいて、少なくとも一の単語を含む単語列毎に区分し、区分した単語列に含まれる一の単語列を、単語学習の判断対象である対象単語列として取得する対象単語列取得手段と、
    前記学習内容記憶手段に記憶された登録文字列データと、前記対象単語列取得手段により取得された対象単語列に係る構成文字情報に基づいて、対象単語列に係る文字の構成が、登録文字列データに係る文字の構成と一致するか否かを判断する対象単語列判断手段と、
    前記対象単語列判断手段により、対象単語列に係る文字の構成が前記登録文字列データと一致しない場合に、対象単語列に係る構成文字情報と、前記学習条件記憶手段の記憶内容に基づいて、当該対象単語列の内、前記主要属性を有する一の文字種別で構成される文字列を、主要部として抽出する主要部抽出手段と、
    前記学習内容記憶手段の記憶内容と、前記主要部抽出手段により抽出された主要部の構成文字情報に基づいて、当該主要部を構成する文字の構成が、前記学習内容記憶手段に記憶されている登録文字列データの主要部と一致するか否かを判断する主要部判断手段と、
    前記主要部判断手段により、前記主要部抽出手段により抽出された主要部を構成する文字の構成が、前記学習内容記憶手段に記憶されている登録文字列データの主要部と一致しないと判断された場合、前記対象単語列に係る文字列データを、前記登録文字列データとして前記学習内容記憶手段に登録し、一致すると判断された場合には、前記学習内容記憶手段から、前記対象単語列と同一の主要部を有する登録文字列データを特定し、当該対象単語列に係る文字列データに更新して登録する第6登録手段と、
    前記文字列入力手段により、印刷対象として入力された入力文字列を文字変換する際に操作される変換操作手段と、
    前記変換操作手段の操作が行われた場合に、前記学習内容記憶手段に記憶された登録文字列データを参照して、前記入力文字列データを文字変換する変換手段と、を備える
    ことを特徴とする印刷装置。
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