JP4985545B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

この発明は画像読取装置に関し、特に、補正部材を読取ることにより画像の補正を行なうことができる画像読取装置に関する。
電子写真式の画像形成装置(スキャナ機能、ファクシミリ機能、複写機能、プリンタとしての機能、データ通信機能、およびサーバ機能を備えたMFP(Multi Function Peripheral)、ファクシミリ装置、複写機など)には、紙の文書から画像を読取るスキャナ(画像読取装置の一例)が備えられている。
スキャナの構造としては、1次元に配列された複数の撮像素子を機械的に走査させることで、2次元の画像を取得するものが一般的である。1次元の撮像素子の配列方向のムラを補正するために、細長い白基準板を用いて白補正を行なうことが一般的である。
下記特許文献1には、光源として有機EL素子を有し、光電変換素子としてフォトダイオードを有し、各部の動作をTFTで制御する2次元読取装置(密着型エリアセンサ)が開示されている。
また、SOG(システムオングラス)により表示装置に撮像素子を埋め込むことで、2次元のスキャナ機能を有するデバイスが提案されている。
このような装置では、機械的な走査が不要であるため、走査に関わる不安定性や耐久劣化、騒音等の問題がなくなると共に、装置の小型化が可能である。従って、これら装置は新たな原稿読取装置として注目されている。
特開2001−292276号公報
しかしながら、従来の2次元に撮像素子を配列させた2次元読取装置(密着型エリアセンサ)では、各画素の感度や光量ムラを補正することができないという問題があった。すなわち、2次元に撮像素子を有する構造では、1次元に配列された撮像素子を走査する構造のように、白基準板による補正が出来ない。このため、安定してムラのない画像を読取る性能に関しては、1次元撮像素子を備えた読取装置よりも劣ることが懸念される。
デジタルカメラなどの2次元センサの場合、光源がないため、出荷時にセンサの感度差だけを補正するための補正データを機械毎に持たせることが行なわれる。これに対して、光源を有する原稿読取装置では、光源の劣化が大きいため定期的に補正データを作り直す必要がある。また、画素それぞれに対応させて発光素子を設ける2次元読取装置では、各々の発光素子の発光にばらつきが出やすいため、取得される画像データのムラを定期的に補正することが望ましい。
この発明はそのような問題点を解決するためになされたものであり、2次元に配列された複数の撮像素子を用いて原稿読取を行なう画像読取装置において、読取りデータの不安定性や濃度ムラが生じることを防ぐことを目的としている。
上記目的を達成するためこの発明のある局面に従うと、画像読取装置は、原稿を照射するための光源と、原稿からの光を受光し、かつ原稿の読取られる面に対して平行に2次元配列されるように固定されている複数の撮像素子と、原稿を押さえることができる開閉可能な押さえ部材と、押さえ部材に設けられ、撮像素子で撮像される画像の補正を行なうための補正部材とを備え、補正部材の移動中に補正部材を複数回読取ったデータを用いて画像の補正を行い、補正部材は、両端でロール状に巻取られる構成とされており、自動または手動で巻取られ、撮像素子に対する面を新しいものとすることができ、補正部材には、撮像素子の読取領域における、補正部材の巻き取りによる移動方向に対して垂直な方向の幅をカバーするように延びた白パターンと黒パターンとからなる縞状パターンである特定のパターンが設けられ、撮像素子が特定のパターンを撮像するか否かにより、押さえ部材の開閉状態を判定する開閉状態判定手段をさらに備え、特定のパターンにより、白基準補正と黒基準補正とを行う。
好ましくは撮像素子は、原稿からの反射光を受光し、補正部材は、光源のムラおよび撮像素子の感度不均一性の少なくとも1つを補正するための白補正板である。
好ましくは補正部材の表面には、保護層が設けられる。
好ましくは撮像素子は、補正部材の移動中に補正部材の画像を読取ることで白基準データを取得する。
好ましくは特定のパターンは、原稿領域外に設けられ、画像形成装置は、押さえ部材の閉時にのみ補正部材を用いた補正を実施する。
好ましくは特定のパターンは、原稿領域内に設けられ、画像形成装置は、撮像素子により押さえ部材の閉時に撮像を行なうことで、原稿の有無を検出する原稿検出手段をさらに備える。
好ましくは特定のパターンは、原稿領域内に設けられ、画像形成装置は、撮像素子により押さえ部材の閉時に撮像を行なうことで、原稿のサイズを判定する原稿サイズ判定手段をさらに備える。
これらの発明に従うと、2次元に配列された複数の撮像素子を用いて原稿読取を行なう画像読取装置において、読取りデータの不安定性や濃度ムラが生じることを防ぐことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態における、画像読取装置について説明する。画像読取装置は、2次元に配列された複数の撮像素子を供える。装置は、白基準(シェーディング)補正を行なうことができるように構成される。画像読取装置は、等倍結像(センサ(撮像素子)自体の解像度と原稿自体の読取解像度とが等しい)の光源切替え方式(光源をR(赤)→G(緑)→B(青)の順で切替えることによりカラー画像を得る方式)を採用する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態における画像読取装置を側面から見た一部断面図であり、図2は、画像読取装置を一部透過させた斜視図である。
画像読取装置は、光源6と撮像素子7とのペアからなるユニットを縦方向、横方向の2次元に多数配列した2次元読取センサと、光源6および撮像素子7を駆動するためにそれらを挟むように配置される透明電極5と、2次元読取センサの原稿読取側(上側)に設置される原稿ガラス4と、原稿ガラス4や2次元読取センサが設けられる装置本体に対して開閉自在に構成される原稿押さえ部材1と、原稿押さえ部材1の2次元読取センサに向う側に固定される白基準板2とを備えている。
原稿押さえ部材1は、ヒンジにより装置の奥側で装置本体に接続される。これにより、ユーザはヒンジ軸を回動中心として原稿押さえ部材1を上下に移動させることができる。原稿3は、原稿ガラス4上に載置される。原稿読取時には、原稿押さえ部材1を下げることにより原稿3を原稿ガラス4との間で押さえることができる。
白基準板2は、少なくとも2次元読取センサの読取領域の全域をカバーするサイズを有する。
なお、図においては光源6と撮像素子7とを実際のサイズよりも大きく記載している。
原稿ガラス4上に置かれた原稿3の画像情報を読取るために、光源6の発光が行なわれる。原稿3からの反射光を撮像素子7で読取ることにより、2次元の画像データが取得、形成される。
そこで得られた画像データには、画素毎に濃度差および色味の差が存在する。これは、各光源の光量差、分光分布の差、撮像素子の感度差、および感度分光分布差などによるものである。その差を補正するため、白基準補正(シェーディング補正)用の白基準板2が原稿押さえ部材1に取付けられており、2次元読取センサの出力が白基準板2により補正される。
図3は、画像読取装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図を参照して、画像読取装置は、撮像素子7からの信号を入力するアナログ/デジタル変換器11と、シェーディング補正回路13と、シェーディングデータ(白基準データ、黒基準データ)を記憶するメモリ17と、シェーディング補正後のデータに対して所望の画像処理を行なった後それを出力するCPU15と、原稿押さえ部材1の開閉状態を検出する閉センサ19と、原稿ガラス4上の原稿の有無を検出する原稿検出センサ25とを備えている。
閉センサ19は、原稿押さえ部材1の開閉に応じてオン/オフする機械的なスイッチであってもよいし、原稿押さえ部材1が閉じられることを検出するフォトセンサなどであってもよい。
原稿検出センサ25および閉センサ19により、原稿が「なし」で、原稿押さえ部材1が「閉」の状態で、白補正のために、押さえ部材1に取り付けられた白基準板2の画像読取りが実施される。複数の撮像素子7からの信号が、アナログ/デジタル変換器11に入力され、デジタル信号に変換される。この時得られた白基準データを基にして、画素毎もしくはエリア(ブロック)毎に補正データが作成され、その補正データがメモリ17に記憶される。
なおこの白基準データの取得処理は、ユーザの指示によって行なってもよいし、所定のタイミングで自動的に行なってもよい。
実際の原稿が読取られる際には、複数の撮像素子7からの信号が、アナログ/デジタル変換器11に入力され、デジタル信号に変換される。読取られたデータに、シェーディング補正回路13において、事前に作成された補正データを掛け合わせることにより、均一で色再現性の高い画像を得ることが出来る。
なお、白基準板2の表面には、防汚コートなどのコーティングを施す(汚れがつかないように透明な保護層を形成すること)が望ましい。
[第2の実施の形態]
図4は、本発明の第2の実施の形態における画像読取装置を側面から見た一部断面図である。
この画像読取装置が第1の実施の形態におけるそれと異なる点は、白基準板2に代えて白基準シート25が用いられている点である。白基準シート25は、巻取りローラ8a,8bにより両端部でロール状にされ、上流側もしくは下流側にストックしておく構造となっている。白基準シート25の2次元読取センサに対向する部分に、汚れの発生や劣化があった場合、巻取りローラ8a,8bを回転させることで、新しい白基準シートの部分に容易に交換が可能である。
図5は、画像読取装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図を参照して、画像読取装置は、撮像素子7からの信号を入力するアナログ/デジタル変換器11と、シェーディング補正回路13と、シェーディングデータ(白基準データ、黒基準データ)を記憶するメモリ17と、シェーディング補正後のデータに対して所望の画像処理を行なった後出力するCPU15と、原稿押さえ部材1の開閉状態を検出する閉センサ19と、原稿ガラス4上の原稿の有無を検出する原稿検出センサ25と、モータドライバ21と、モータ23とを備えている。
モータ23により、巻取りローラ8a,8bが駆動される。なお、モータドライバ21およびモータ23はなくてもよく、この場合手動で巻取りローラ8a,8bを回転させることとなる。
また、白基準シートの読取りの最中に、モータ23により自動で白基準シートを動かすことが望ましい。動かしながら画像を読むことで、異なる位置でのシートの画像データを取得できる。何回か読取ったシートの画像データの平均値のデータを、白基準補正データの算出用に使うことで、白基準シートのムラや汚れの影響を軽減させることが出来る。もちろん平均値でなく、最大値や最小値、その他の計算方法で導いた値を使ってもよい。
[第3の実施の形態]
図6は、本発明の第3の実施の形態における画像読取装置の白基準板2(または白基準シート25)の平面図である。
2次元読取センサの読取領域の端部に対応する白基準板2の位置であって、原稿が読取られる領域の外に、特定のパターン9が印刷等により形成される。図面の下側が、画像読取装置の手前側(ヒンジとは逆側)となる。原稿押さえ部材1が閉じられているときには、特定のパターン9が原稿ガラス4に近付き、2次元読取センサにより撮像される位置となる。
2次元読取センサにより、ある一定の時間間隔で読取が行なわれる。特定パターンと読取られた画像とのマッチングが行なわれ、特定パターンが撮像されていた場合、原稿押さえ板1の状態が「閉」であると画像読取装置は認識する。原稿押さえ板が「閉」であり、原稿がないときに、シェーティングデータが自動で取得される。
これにより、図3および5において、閉センサ19をなくすことができる。
[第4の実施の形態]
図7は、本発明の第4の実施の形態における画像読取装置の白基準板2(または白基準シート25)の平面図である。
2次元読取センサの読取領域に対応する白基準板2(または白基準シート25)の位置であって、原稿が読取られる領域の中に特定のパターン9が形成されている。白基準板2(または白基準シート25)は、モータにより矢印方向に移動可能となっている。特定のパターン9は、白のパターンと黒のパターンとから構成される。
図8は、本発明の第4の実施の形態における画像読取装置のCPUが実行する処理を示すフローチャートである。
図を参照して、所定の検出時期になったと判定されると(S101でYES)、ステップS103で原稿押さえ板1が閉状態であるかを判定する。これは、閉センサ19を用いて判定してもよいし、2次元読取センサにより特定のパターン9が読取られているかによって判定してもよい。
ステップS103においてYESであれば、ステップS105で原稿があるか判定する。これは、2次元読取センサにより読取画像の全面において特定のパターン9があるかを判定するものである。
原稿がなければ(S105でNO)、ステップS107で2次元読取センサにより白基準板2(または白基準シート25)を読取ることで、シェーディング補正用のデータが取得される。
ステップS101もしくはS103でNO、またはステップS105でYESであれば、ステップS101からの処理を実行する。
なお、シェーディング補正用のデータを取得する際には、白基準板2(または白基準シート25)を図7の矢印方向に動かしながら、画像データの取得が行なわれる。取得された数回分の読取データの最大値(最も白っぽいデータ)が白基準データに用いられる。最小値(最も黒っぽいデータ)が黒基準データに用いられる。これにより、白基準補正と黒基準補正とのシェーディング補正データを算出することができる。
なお、原稿があるか判定するときに、白基準板2(または白基準シート25)を動かしながら画像読取りを実施してもよい。数回の読取結果の最大値および最小値の差が、特定のパターン9の黒部分および白部分の差と同じレベルとなる画素の位置は、原稿がないと判断される。差がほとんど変わらない部分には原稿があると判断される。その結果から、原稿のサイズを算出することもできる。全面に原稿がないと判断した場合には、白基準補正、黒基準補正が実施される。
なお、原稿が白基準板2(または白基準シート25)に連れられて移動しないように、特定のパターン9と原稿との間にはガラスなどの透明部材を配置することが望ましい。
[実施の形態における効果]
以上の実施の形態によると、2次元撮像素子を用いた画像読取装置において、定期的に白基準補正を行なうことで、光源および撮像素子のムラや劣化が補正された安定的な画像読取を行なうことが可能となる。すなわち、原稿読取を行なう際の読取り画像の出力の不安定性や濃度ムラ、および色再現性の問題を解決することができ、ムラがなく色再現性の高い画像取得が可能となる。
また、白基準板2(または白基準シート25)に保護層を設けることで、白基準板2(または白基準シート25)の汚れや劣化を防ぐことが可能となり、経時変化による画像レベルの変化を抑えることが可能になる。
第2の実施の形態によると、白基準シート25に汚れや劣化があった際に、それをロール状に巻取ることで、新品同様の状態に復帰させることが可能となる。
また、白基準データの読込み時に、白基準板2(または白基準シート25)を動かして読取りの平均データを使うことで、白基準板2(または白基準シート25)のムラや汚れの影響を受けにくい安定した画像読取りが可能となる。
第3の実施の形態によると、原稿押さえ板1の開閉状態を画像読取りのための撮像素子を使って検知可能になるため、専用の開閉検出センサが不要となり、部品点数およびコストの削減が可能となる。
第4の実施の形態によると、原稿の有無や原稿サイズを、画像読取りのための撮像素子を使って検知可能になるため、専用の原稿検知センサや原稿サイズ検出センサが不要となり、部品点数およびコストの削減が可能となる。
[その他]
なお、RGBの各光源を順に点灯させることで、RGBそれぞれのシェーティングデータを取得するようにしてもよい。
画像読取装置は、モノクロ/カラーの複写機、プリンタ、ファクシミリ装置やこれらの複合機(MFP)などの画像形成装置に設けられてもよい。
また、上述の実施の形態における処理は、ソフトウエアによって行なっても、ハードウエア回路を用いて行なってもよい。
また、上述の実施の形態における処理を実行するプログラムを提供することもできるし、そのプログラムをCD−ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、メモリカードなどの用紙に記録してユーザに提供することにしてもよい。また、プログラムはインターネットなどの通信回線を介して、装置にダウンロードするようにしてもよい。
なお、上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の第1の実施の形態における画像読取装置を側面から見た一部断面図である。 画像読取装置を一部透過させた斜視図である。 画像読取装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態における画像読取装置を側面から見た一部断面図である。 画像読取装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態における画像読取装置の白基準板2(または白基準シート25)の平面図である。 本発明の第4の実施の形態における画像読取装置の白基準板2(または白基準シート25)の平面図である。 本発明の第4の実施の形態における画像読取装置のCPUが実行する処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 原稿押さえ部材
2 白基準板
3 原稿
4 原稿ガラス
5 電極
6 光源
7 撮像素子
8a,8b 巻取りローラ
9 特定パターン
25 白基準シート

Claims (7)

  1. 原稿を照射するための光源と、
    前記原稿からの光を受光し、かつ前記原稿の読取られる面に対して平行に2次元配列されるように固定されている複数の撮像素子と、
    前記原稿を押さえることができる開閉可能な押さえ部材と、
    前記押さえ部材に設けられ、前記撮像素子で撮像される画像の補正を行なうための補正部材とを備え、
    前記補正部材の移動中に前記補正部材を複数回読取ったデータを用いて画像の補正を行い、
    前記補正部材は、両端でロール状に巻取られる構成とされており、自動または手動で巻取られ、前記撮像素子に対する面を新しいものとすることができ、
    前記補正部材には、前記撮像素子の読取領域における、前記補正部材の巻き取りによる移動方向に対して垂直な方向の幅をカバーするように延びた白パターンと黒パターンとからなる縞状パターンである特定のパターンが設けられ、
    前記撮像素子が前記特定のパターンを撮像するか否かにより、前記押さえ部材の開閉状態を判定する開閉状態判定手段をさらに備え、
    前記特定のパターンにより、白基準補正と黒基準補正とを行う、画像読取装置。
  2. 前記撮像素子は、前記原稿からの反射光を受光し、
    前記補正部材は、前記光源のムラおよび前記撮像素子の感度不均一性の少なくとも1つを補正するための白補正板である、請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記補正部材の表面には、保護層が設けられる、請求項1または2に記載の画像読取装置。
  4. 前記撮像素子は、前記補正部材の移動中に前記補正部材の画像を読取ることで白基準データを取得する、請求項1からのいずれかに記載の画像読取装置。
  5. 前記特定のパターンは、原稿領域外に設けられ、
    前記押さえ部材の閉時にのみ前記補正部材を用いた補正を実施する、請求項1〜4のいずれかに記載の画像読取装置。
  6. 前記特定のパターンは、原稿領域内に設けられ、
    前記撮像素子により前記押さえ部材の閉時に撮像を行なうことで、原稿の有無を検出する原稿検出手段をさらに備えた、請求項1〜4のいずれかに記載の画像読取装置。
  7. 前記特定のパターンは、原稿領域内に設けられ、
    前記撮像素子により前記押さえ部材の閉時に撮像を行なうことで、原稿のサイズを判定する原稿サイズ判定手段をさらに備えた、請求項1〜4のいずれかに記載の画像読取装置。
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