JP4985385B2 - Dc−dcコンバータの制御方法、およびdc−dcコンバータ - Google Patents

Dc−dcコンバータの制御方法、およびdc−dcコンバータ Download PDF

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Description

本発明は、動作条件が急変した際のDC−DCコンバータの過渡状態における動作の安定化に関するものである。
DC−DCコンバータでは、定常状態において、トランスの一次側巻線またはインダクタへの印加電圧Eと印加時間Tとの積であるET積が一定になるように制御される。すなわち、トランスの一次側巻線またはインダクタの端子間に印加される印加電圧の極性は、一周期において、所定の時間割合で交互に逆転し、各々の極性において印加電圧Eと印加時間Tとの積は等しくなるように制御される。これは、一周期の前半でトランスの一次側巻線またはインダクタに投入される電磁エネルギーと、一周期の後半において出力側に放出されるエネルギーとが、バランスするからである。また、トランスの一次側巻線またはインダクタに流れる電流は負荷電流と励磁電流とが重畳したものである。負荷への給電量に応じた一定電流である負荷電流に対して、励磁電流は、一周期の前半で増大し後半で減少して一周期の終了時点で同じ電流値に戻る。ここで、一周期における前半の時間割合は動作デューティDと定義される。なお、ここで、インダクタとは、トランスまたはコイルを指すものとする。
このような定常動作で制御されるDC−DCコンバータで動作条件が過渡的に変化する場合を考える。ここでは、入力電圧VINが急激に増大する場合を考える。入力電圧VINは、通常、動作デューティDの期間にトランスの一次側巻線またはインダクタに印加される。したがって、定常的には、より大きな入力電圧VINに対しては、より小さな動作デューティDでバランスされることとなる。入力電圧VINの急増に対しては、制御回路の応答を待って動作デューティDが変化するが、動作デューティDの変化が完了するまでの過渡期間では、入力電圧VINに比して過大な動作デューティDでのスイッチング動作が行なわれることとなる。
非特許文献1に開示されているDC−DCコンバータについて、その一次側回路を含む回路図を図4に示す。コンデンサ素子CCおよびスイッチ素子S2によりアクティブクランプリセット回路を備えた構成である。動作デューティDの期間に一次側コイルLMに入力電圧VINが印加され、残余の期間(1−D)では、逆相の電圧VCが印加される。ここで、電圧VCは、一次側コイルLMに流れる電流IMによりコンデンサ素子CCに充電された充電電圧である。
非特許文献1では、定常状態において、入力電圧VINの増大に対してコンデンサ素子CCが放電され、電圧VCが減少することによりET積がバランスされる。しかしながら、入力電圧VINの急増に対して動作デューティDが変化の途上にある過渡期間では、動作デューティDが過大な状態が継続することとなる。一時的な励磁電流の増大に伴い電流IMが増大する。コンデンサCCへの充電が過大となり、電圧VCが過大となることが報告されている。
Qiong Li and Fred C. Lee著「Large−Signal Transient Analysis of Forward Converter with Active−Clamp Reset」 IEEE Power Electronics Specialists‘ Conf.(PESC) Rec., Fukuoka, Japan, 1998, pp.633−639.
DC−DCコンバータでは、入力電圧VINの急増に対して、制御回路の応答遅れにより動作デューティDの追従に遅延が生ずる場合がある。こうした過渡期間には過大な動作デューティDで制御されることとなり、トランスの一次側巻線またはインダクタの励磁電流が過大になるおそれがある。過大な励磁電流が流れることによりトランスまたはインダクタは偏磁状態となる。偏磁状態が続き励磁電流の増大が続くと、トランスまたはインダクタは磁気飽和を生ずる電流域に近づいていく。励磁電流の増大によっては、磁気飽和してしまうおそれもある。トランスまたはインダクタが磁気飽和すればインダクタンスが急激に減少する。このため、励磁電流が急激に増大してしまうおそれがある。
励磁電流の急増に対して保護動作を機能させる制御回路を備えることも考えられる。この場合、トランスの一次側巻線またはインダクタに流れる電流値を検出することとなる。しかしながら、制御回路により検出できる電流は、通常、励磁電流と負荷電流とが重畳された電流である。負荷電流の増大による場合を除いてトランスまたはインダクタの偏磁に伴う励磁電流の増大を検出するためには、トランスの一次側またはインダクタに流れる電流の電流検出回路に加えて、負荷電流を検出するための負荷電流検出回路、更に両検出回路から励磁電流分を算出する演算回路を必要とする。このため、回路構成が複雑になってしまい問題である。また、制御回路の応答速度の制約から保護動作が電流増加に追従することができないおそれがある。トランスまたはインダクタの磁気飽和による電流増大の検出が間に合わず、保護動作が行なわれる前に電流が増大して構成素子を破壊してしまうおそれもあり問題である。
更に、アクティブクランプリセット回路を備えるDC−DCコンバータでは、非特許文献1において解析されているように、入力電圧VINの増加に対してコンデンサCCへの充電動作を一時的に過大にすることにより、トランスまたはインダクタの偏磁現象が抑えられる。しかしながら、その直後共振モードでコンデンサCCの放電が始まる。その時、過大な放電電流がトランスまたはインダクタに流れてしまうおそれがある。この場合、トランスまたはインダクタの偏磁現象が更に助長されてしまい、トランスまたはインダクタの磁気飽和による過大電流は更に深刻なものとなるおそれがあり問題である。
また、コンデンサCCの過大電流によりスイッチS2に過大な電圧が印加されるおそれがあり問題である。
本発明は前記背景技術に鑑みなされたものであり、トランスの一次側巻線またはインダクタに流れる励磁電流の瞬時値を積分値と比較することにより、動作条件の急変に伴う過渡期間を検出して、過渡期間を安定に制御することが可能なDC−DCコンバータの制御方法およびDC−DCコンバータを提供することを目的とする。
その解決手段は、トランスを備え、該トランスの励磁とリセットとを交互に繰り返す絶縁型DC−DCコンバータの制御方法であって、一次側電流の瞬時値を検出するステップと、過去の瞬時値の平均値を算出するステップと、前記瞬時値と前記平均値とを比較するステップと、前記瞬時値と前記瞬時値の平均値との差分が、所定値以上である場合、または前記所定値を上回っている場合に、前記トランスの励磁動作を停止し前記リセット動作を開始するステップとを有することを特徴とする絶縁型DC−DCコンバータの制御方法である。
また、インダクタを備え、該インダクタの励磁とリセットとを交互に繰り返すDC−DCコンバータの制御方法であって、インダクタに流れる電流の瞬時値を検出するステップと、過去のインダクタに流れる電流の瞬時値の平均値を算出するステップと、前記瞬時値と前記平均値とを比較するステップと、前記瞬時値と前記平均値との差分が、所定値以上である場合、または前記所定値を上回っている場合に、前記インダクタの励磁動作を停止し前記リセット動作を開始するステップとを有することを特徴とするDC−DCコンバータの制御方法とするとよい。
本発明では、一次側電流の瞬時値を検出するステップと、過去の瞬時値の平均値を算出するステップと、瞬時値と平均値とを比較するステップと、瞬時値と瞬時値との差分が、所定値以上である場合、または所定値を上回っている場合に、トランスまたはインダクタの励磁動作を停止しリセット動作を開始するステップとを有するという簡略な方法で、動作サイクル毎に、トランスの過大な励磁電流を検出することができる。
これにより、一次側巻線の過大電流に対する保護動作ができ、入力電圧が急増し、過大な励磁電流による一次側巻線の偏磁に伴うトランスまたはインダクタの磁気飽和を防止することができる。
また、本発明では、過去の瞬時値の平均値からの増大を検出して、トランスまたはインダクタの励磁を停止し電流の増大を防止することができる。したがって、過大電流が急激に増大するトランスまたはインダクタの磁気飽和に至る前段階での検出が可能であり、的確な保護動作を行なうことができる。
さらに、本発明では、トランスの一次側巻線またはインダクタにアクティブクランプリセット回路を備える場合にも、有効に過大な励磁電流を抑制することができる。これにより、出力電圧に制御不能な電圧値の振動現象を抑制することができる。
また、他の解決手段は、前記平均値を算出するステップは、動作条件の急変に伴う過渡動作期間を含む期間の前記瞬時値を平均することを特徴とする請求項1に記載の絶縁型DC−DCコンバータの制御方法である。
また、前記平均値を算出するステップは、動作条件の急変に伴う過渡動作期間を含む期間の前記瞬時値を平均することを特徴とする請求項7に記載のDC−DCコンバータの制御方法とするとよい。
本発明では、平均値を算出するステップは、動作条件の急変に伴う過渡動作期間を含む期間の瞬時値で平均値を算出するので、過渡動作期間において電流値が増大しても、平均値を所定の範囲で維持することができる。また、瞬時値を所定の範囲に維持された平均値と比較するので、瞬時値の増大を的確に捉えることができる。
また、他の解決手段は、前記平均値を演算するステップは、前記瞬時値を検出するステップにおいて検出される前記瞬時値の1サイクル前の瞬時値までを平均することを特徴とする請求項1または2に記載の絶縁型DC−DCコンバータの制御方法である。
また、前記平均値を演算するステップは、前記瞬時値を検出するステップにおいて検出される前記瞬時値の1サイクル前の瞬時値までを平均することを特徴とする請求項7または8に記載のDC−DCコンバータの制御方法とするとよい。
本発明では、直前のサイクルまでの瞬時値について平均値を算出するので、平均値は常に更新される。負荷電流の増減に対して平均値を常に的確な値にすることができる。
また、他の解決手段は、前記一次側電流の瞬時値は前記一次側電流のピーク値であることを特徴とする請求項1に記載の絶縁型DC−DCコンバータの制御方法である。
また、前記一次側電流の瞬時値は前記一次側電流のピーク値であることを特徴とする請求項7に記載のDC−DCコンバータの制御方法とするとよい。
本発明では、瞬時値としてピーク値を捉えることにより、一次側電流の最大値において励磁電流が過大であるか否かを検出することができる。
また、他の解決手段は、トランスを備え、該トランスの励磁とリセットとを交互に繰り返す絶縁型DC−DCコンバータであって、一次側電流の電流経路に備えられるカレントトランスと、前記カレントトランスの2次側に接続される整流部と、前記整流部に接続される積分部と、前記整流部から出力される瞬時値と前記積分部から出力される平均値とを比較する比較部と、前記比較部による比較結果に基づき、前記瞬時値と前記瞬時値の平均値との差分が、所定値以上である場合、または前記所定値を上回っている場合に、前記トランスの励磁動作を停止し前記リセット動作を開始する保護制御部とを備えることを特徴とする絶縁型DC−DCコンバータである。
また、インダクタを備え、該インダクタの励磁とリセットとを交互に繰り返すDC−DCコンバータであって、前記インダクタの電流経路に備えられる電流検知部と、前記電流検知部に接続される整流部と、前記整流部に接続される積分部と、前記整流部から出力される瞬時値と前記積分部から出力される平均値とを比較する比較部と、前記比較部による比較結果に基づき、前記瞬時値と前記瞬時値の平均値との差分が、所定値以上である場合、または前記所定値を上回っている場合に、前記インダクタの励磁動作を停止し前記リセット動作を開始する保護制御部とを備えることを特徴とするDC−DCコンバータとするとよい。
これにより、トランスの一次側巻線またはインダクタの過大電流に対する保護動作ができ、入力電圧が急増し、過大な励磁電流による一次側巻線の偏磁に伴うトランスまたはインダクタの磁気飽和を防止することができる。
また、本発明では、過去の瞬時値の平均値からの増大を検出して、トランスまたはインダクタの励磁を停止し電流の増大を防止することができる。したがって、過大電流が急激に増大し、トランスまたはインダクタの磁気飽和に至る前段階での検出が可能であり、的確な保護動作を行なうことができる。
さらに、本発明では、トランスの一次側巻線またはインダクタにアクティブクランプリセット回路を備える場合にも、有効に過大な励磁電流を抑制することができる。これにより、出力電圧に制御不能な電圧値の振動現象を抑制することができる。
また、本発明では、カレントトランスまたは電流検知部、整流部、積分部、比較部、保護制御部といった簡略な回路構成で、トランスの一次側巻線またはインダクタの過大電流に対する保護動作ができ、入力電圧が急増し、過大な励磁電流によるトランスの一次側巻線またはインダクタの偏磁に伴うトランスまたはインダクタの磁気飽和を防止することができる。
さらに、本発明では、過去の瞬時値の平均値からの増大を検出して、トランスまたはインダクタの励磁を停止し電流の増大を防止することができる。したがって、過大電流が急激に増大し、トランスまたはインダクタの磁気飽和に至る前段階での検出が可能であり、的確な保護動作を行なうことができる。
また、他の解決手段は、前記トランスのリセット動作を行なうアクティブクランプリセット部を備えることを特徴とする請求項5に記載の絶縁型DC−DCコンバータである。
本発明では、アクティブクランプリセット部を備えているが、この場合にも有効に過大電流は抑制される。これにより、出力電圧に制御不能な電圧値の振動現象を抑制することができる。
本発明によれば、トランスの一次側巻線またはインダクタに流れる励磁電流の瞬時値を積分値と比較することにより、動作条件の急変に伴う過渡期間を検出して、過渡期間を安定に制御することが可能なDC−DCコンバータの制御方法およびDC−DCコンバータを提供することが可能となる。
以下、本発明のDC−DCコンバータの制御方法およびDC−DCコンバータについて具体化した実施形態を図1乃至図3に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態にかかるDC−DCコンバータの制御手順を示すフローチャートである。
まず、ステップS1において、スイッチング周期のスタートを行なう。その後、ステップS2に移行する。
ステップS2において、トランスの一次側またはインダクタの電流の検出を行なう。具体的には、絶縁型DC−DCコンバータのトランスの一次側に直列に接続されたカレントトランスで一次側の電流の検出を行なう。または、シャント抵抗をインダクタの励磁電流の流れる経路に接続し、その電流値を電圧値として検出してもよい。その後、ステップS3に移行する。
ステップS3において、カレントトランスの二次側の電流またはシャント抵抗に流れる電流の瞬時値Itr(t)を検出する。このとき、瞬時値Itr(t)は、絶縁型DC−DCコンバータのトランスの一次側電流のピーク値またはインダクタに流れる電流のピーク値を反映する電流をなす。その後、ステップS5に移行する。
ステップS4において、カレントトランスの二次側の電流またはシャント抵抗に流れる電流の平均値Itr(積分値)の検出を行なう。このとき、瞬時値Itr(t)を検出する場合において検出される瞬時値Itr(t)の1サイクル前の瞬時値Itr(t)までが平均されて、平均値Itrが求められる。その後、ステップS5に移行する。
ステップS5において、カレントトランスの二次側の電流またはシャント抵抗に流れる電流の瞬時値Itr(t)と平均値Itrとを比較する。瞬時値Itr(t)が、平均値Itrを下回る場合にはステップS6に移行し、瞬時値Itr(t)が平均値Itr以上の場合にはステップS7に移行する。
ステップS6において、瞬時値Itr(t)が、平均値Itrを下回っているため、定電圧と定電流制御どおりにスイッチング動作を行なう。その後、ステップS8に移行する。
ステップS7において、瞬時値Itr(t)が、平均値Itr以上のため、直ちに絶縁型DC−DCコンバータをなすトランスの一次側またはインダクタの励磁電流のスイッチを非導通にする。その後、ステップS8に移行する。
ステップS8において、絶縁型DC−DCコンバータをなすトランスの一次側のトランスまたはインダクタのリセットおよびフリーホイリング期間を開始する。
以上でスイッチング周期の一周期分の処理を終了し、以降、ステップS1から順次周期毎に処理を繰り返す。
第1実施形態にかかるDC−DCコンバータの制御方法では、一次側電流の瞬時値Itr(t)を検出するステップS3と、過去の瞬時値の平均値Itrを算出するステップS4と、瞬時値Itr(t)と平均値Itrとを比較するステップS5と、瞬時値Itr(t)が、平均値Itr以上である場合に、トランスまたはインダクタの励磁動作を停止しリセット動作を開始するステップS7とを有するという簡略な方法で、動作サイクル毎に、トランスの励磁電流の過大電流を検出することができる。
これにより、トランスの一次側巻線またはインダクタの過大電流に対する保護動作ができ、入力電圧が急増し、過大な励磁電流によるトランスの一次側巻線またはインダクタの偏磁に伴うトランスの磁気飽和を防止することができる。
また、第1実施形態にかかるDC−DCコンバータの制御方法では、過去の瞬時値Itr(t)の平均値Itrからの増大を検出して、トランスまたはインダクタの励磁を停止し電流の増大を防止することができる。したがって、過大電流が急激に増大し、トランスまたはインダクタの磁気飽和に至る前段階での検出が可能であり、的確な保護動作を行なうことができる。
従来、過大電流の検出に当っては、電流検出回路において十分な検出性能を発揮するために、電流値範囲がある場合があり、検出電流域に制限がある場合があった。これに対して、第1実施形態にかかるDC−DCコンバータの制御方法では、過大電流の検出に当って、電流値の多寡に関わらず、検出が可能である。
また、第1実施形態にかかるDC−DCコンバータの制御方法では、一次側電流を検出し、確実に過大電流を抑制することができるので、過大電流が増大してしまう場合を考慮して、電流容量を確保し、磁気飽和を抑制するためにトランスに備えられていたコアギャップが不要となる。これにより、コアギャップの存在に伴う損失が低減される。
さらに、第1実施形態にかかるDC−DCコンバータの制御方法では、一次側巻線にアクティブクランプリセット回路を備える場合にも、有効に過大な励磁電流を抑制することができる。これにより、出力電圧に制御不能な電圧値の振動現象を抑制することができる。
また、第1実施形態にかかるDC−DCコンバータの制御方法では、平均値を算出するステップS4は、動作条件の急変に伴う過渡動作期間を含む期間の瞬時値Itr(t)で平均値を算出するので、過渡動作期間において電流値が増大しても、平均値Itrを所定の範囲で維持することができる。また、瞬時値Itr(t)を所定の範囲に維持された平均値Itrと比較するので、瞬時値Itr(t)の増大を的確に捉えることができる。
さらに、第1実施形態にかかるDC−DCコンバータの制御方法では、直前のサイクルまでの瞬時値Itr(t)について平均値Itrを算出するので、平均値Itrは常に更新される。負荷電流の増減に対して平均値Itrを常に的確な値にすることができる。
(第2実施形態)
次いで、第2実施形態にかかるDC−DCコンバータについて説明する。図2は第2実施形態にかかるDC−DCコンバータ1の構成を示す回路図である。DC−DCコンバータ1は、入力電圧VINを出力電圧VOUTに変換する絶縁型のフォワードコンバータである。
DC−DCコンバータ1は、絶縁トランスの一次側に容量素子C1と、入力電圧VINと、一次側巻線L1と、カレントトランス一次側巻線L3と、スイッチSW1と、スイッチSW2とを備えている。
入力電圧VINのプラス側と容量素子C1の一端と一次側巻線L1の一端とは接続されている。また、容量素子C1の他端とスイッチSW2の一端とは接続されている。さらに、一次側巻線L1の他端と、カレントトランス一次側巻線L3の一端とは接続されている。またさらに、カレントトランス一次側巻線L3の他端とスイッチSW2の他端とは接続され、スイッチSW1の一端に接続され、スイッチSW1の他端は入力電圧VINのマイナス側に接続されている。スイッチSW1とスイッチSW2とは図示しない制御回路により、その導通・非導通が制御されて、一次側巻線L1のトランスリセットとフリーホイリング動作がなされる。また、容量素子C1、一次側巻線L1、スイッチSW1およびスイッチSW2でアクティブクランプリセット回路を構成する。
また、DC−DCコンバータ1は、絶縁トランスの二次側に、二次側巻線L2と、ダイオードD1〜D4と、チョークコイルL5と、容量素子C2と、負荷をなす抵抗素子R1とを備えている。
二次側巻線L2の一端には、ダイオードD1のアノードとダイオードD3のカソードが接続され、二次側巻線L2の他端には、ダイオードD2のアノードとダイオードD4のカソードが接続されている。ダイオードD1のカソードとダイオードD2のアノードとは共に接続され、さらに、チョークコイルL5の一端に接続されている。チョークコイルL5の他端と、容量素子C2の一端とは接続され、さらに、抵抗素子R1の一端すなわち出力電圧VOUTのプラス側に接続されている。ダイオードD3のアノードと、ダイオードD4のアノードとは接続され、さらに、容量素子C2の他端、抵抗素子R1の他端すなわち出力電圧VOUTのマイナス側に接続されている。
さらに、DC−DCコンバータ1は、カレントトランスの二次側に、カレントトランス二次側巻線L4と、抵抗素子R2,R3と、ダイオードD5(D51、D52)と、容量素子C3と、比較部2と、保護制御部3とを備えている。
カレントトランス二次側巻線L4の一端には、抵抗素子R4の一端が接続されている。さらに、抵抗素子R4の一端にはダイオードD51のアノードが接続されている。ダイオードD51のカソードには、抵抗素子R2の一端とダイオードD52のアノードとが接続されている。ダイオードD52のカソードには、抵抗素子R3の一端が接続されている。カレントトランス二次側巻線L4の他端には、抵抗素子R4の他端、抵抗素子R2の他端、および容量素子C3の他端が接続されている。ここで、ダイオードD51のカソードには、一次側電流の瞬時値Itr(t)が電圧に変換された値である瞬時値電圧Vtr(t)が出力され、容量素子C3の一端には、瞬時値Itr(t)の平均値Itrが電圧に変換された値である平均値電圧Vtrが出力される。
比較部2では、瞬時値電圧Vtr(t)と、平均値電圧Vtrとが入力され、両者の大小が比較される。比較の結果、瞬時値電圧Vtr(t)が平均値電圧Vtr以上の場合には、比較部2の出力であるエラー信号ERRが活性化される。
保護制御部3では、エラー信号ERRが活性化されると、図示しない制御部からのスイッチSW1の制御に優先して、スイッチSW1を直ちに非導通にする制御を行なう。
第2実施形態にかかるDC−DCコンバータでは、カレントトランス、整流部、積分部、比較部、保護制御部といった簡略な回路構成で、一次側巻線の過大電流に対する保護動作ができ、入力電圧が急増し、過大な励磁電流による一次側巻線の偏磁に伴うトランスの磁気飽和を防止することができる。
また、第2実施形態にかかるDC−DCコンバータでは、過去の瞬時値の平均値からの増大を検出して、トランスの励磁を停止し電流の増大を防止することができる。したがって、過大電流が急激に増大し、トランスの磁気飽和に至る前段階での検出が可能であり、的確な保護動作を行なうことができる。
従来、過大電流の検出に当っては、電流検出回路において十分な検出性能を発揮するために、電流値範囲がある場合があり、検出電流域に制限がある場合があった。これに対して、第2実施形態にかかるDC−DCコンバータでは、過大電流の検出に当って、電流値の多寡に関わらず、検出が可能である。
また、第2実施形態にかかるDC−DCコンバータでは、一次側電流を検出し、確実に過大電流を抑制することができるので、過大電流が増大してしまう場合を考慮して、電流容量を確保し、磁気飽和を抑制するためにトランスに備えられていたコアギャップが不要となる。これにより、コアギャップの存在に伴う損失が低減される。
さらに、第2実施形態にかかるDC−DCコンバータでは、アクティブクランプリセット部を備えているが、この場合にも有効に過大電流は抑制される。これにより、出力電圧に制御不能な電圧値の振動現象を抑制することができる。
(第3実施形態)
次いで、第3実施形態にかかるDC−DCコンバータについて説明する。図3は、昇圧型DC−DCコンバータ1Aの構成を示す回路図である。
昇圧型DC−DCコンバータ1Aは、インダクタL6と、トランジスタTRと、ダイオードD5〜D9と、抵抗素子R5〜R11と、容量素子C4〜C6と、定電圧源e1〜e3とを備えている。
このうち、インダクタL6と、トランジスタTRと、ダイオードD5〜D6と、容量素子C4とは、公知の昇圧型DC−DCコンバータを構成する。インダクタL6の一端には入力電圧VINの高電圧側が接続され、他端にはトランジスタTRのソース端子と、ダイオードD6のカソードと、ダイオードD5のアノードとが接続されている。ダイオードD5のカソードには、容量素子C4の一端と、負荷をなす抵抗素子R6の一端とが接続されている。トランジスタTRと、ダイオードD6とは並列に接続されている。トランジスタTRのドレイン端子と、ダイオードD6のアノードとはシャント抵抗をなす抵抗素子R5の一端に接続されている。これにより、トランジスタTRに流れるインダクタL6の励磁電流が電圧値に変換される。容量素子C4の他端と、抵抗素子R6の他端と、抵抗素子R5の他端とは、接地電位に接続される。以上の構成により、入力電圧VINより高電圧の電圧VOUTが負荷となる抵抗素子R6の両端に発生することとなる。
また、ダイオードD7と、抵抗素子R7と、容量素子C5とは、公知のピークホルダ回路4を構成する。シャント抵抗をなす抵抗素子R5の一端が、ダイオードD7のアノードに接続されている。ダイオードD7のカソードは、抵抗素子R7の一端に接続されている。抵抗素子R7の他端は、容量素子C5の一端に接続されている。容量素子C5の他端は、接地電位に接続されている。これにより、容量素子C5の一端は、シャント抵抗をなす抵抗素子R5の両端に発生する正側の出力電圧のピーク電圧を保持することとなる。
容量素子C5の一端は、定電圧源e1の高電圧側に接続される。定電圧源e1の低電圧側は抵抗素子R8の一端に接続される。抵抗素子R8の他端は、抵抗素子R9の一端に接続される。抵抗素子R9の他端は接地電位に接続される。ここで、ピークホルダ回路4の出力電圧(容量素子C5の一端の電圧)から定電圧源e1の電圧を除した電圧の抵抗素子R8と抵抗素子R9の按分電圧が瞬時値電圧Vtr(t)として、比較器CMPの非反転入力端子に入力される。
また、ピークホルダ回路4の出力は、積分回路5に入力される。積分回路5は、抵抗素子R10、R11および容量素子C6から構成されている。抵抗素子R10の一端は、ピークホルダ回路4の出力に接続されている。抵抗素子R10の他端は抵抗素子R11の一端と、容量素子C6の一端に接続されている。抵抗素子R11の他端と、容量素子C6の他端とは、接地電位に接続されている。また、抵抗素子R10と、容量素子C6とのCR時定数は大きく設定されている。これにより、積分回路5の出力(抵抗素子R10の他端と、抵抗素子R11の一端と、容量素子C6の一端との接続点)には、積分回路5の入力の積分値電圧Vtrが出力される。
積分回路5の出力には、軽負荷時電圧補償回路6が接続されている。軽負荷時電圧補償回路6はダイオードD8と、定電圧源e2とを備えている。ダイオードD8のカソードは積分回路5の出力に接続されている。ダイオードD8のアノードは定電圧源e2の高電圧側に接続されている。定電圧源e2の低電圧側は接地電位に接続されている。これにより、DC−DCコンバータが軽負荷で積分回路5の出力電圧が低電圧になっても、定電圧源e2の電圧の電圧値を積分回路5の出力電圧に保持することができる。
また、積分回路5の出力には、最大電圧制限回路7が接続されている。最大電圧制限回路7はダイオードD9と、定電圧源e3とを備えている。ダイオードD9のアノードは積分回路5の出力に接続されている。ダイオードD9のカソードは定電圧源e3の高電圧側に接続されている。定電圧源e3の低電圧側は接地電位に接続されている。これにより、積分回路5の出力電圧(積分値電圧Vtr)を定電圧源e3の電圧に抑制することができる。
またさらに、積分回路5の出力電圧(積分値電圧Vtr)は、比較器CMPの反転入力端子に入力されている。比較器CMPでは、積分値電圧Vtrよりも瞬時値電圧Vtr(t)を上回るとエラー信号ERRがハイレベルに活性化される。エラー信号ERRは、図示しないトランジスタ制御回路に入力されている。エラー信号ERRが活性化されると、図示しないトランジスタ制御回路は、トランジスタTRを非導通にする。これにより、インダクタL6が磁気飽和するのを防止することができる。
第3実施形態にかかる昇圧型DC−DCコンバータ1Aでは、過去の瞬時値電流の平均値からの瞬時値電流の増大を検出して、インダクタL6の励磁を停止し電流の増大を防止することができる。したがって、過大電流が急激に増大し、インダクタL6の磁気飽和に至る前段階での検出が可能であり、的確な保護動作を行なうことができる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは言うまでもない。
例えば、第1実施形態及び第2実施形態においては、一次電流の瞬時値が、平均値以上となる場合に、直ちに励磁電流のスイッチを非導通にする制御を行なった例を示したが、一次電流の瞬時値が、平均値を上回る場合に、直ちに励磁電流のスイッチを非導通にする制御を行なう場合にも本発明を適用することができる。
また、第3実施形態においては、一次電流の瞬時値が、平均値を上回る場合に、直ちに励磁電流のスイッチを非導通にする制御を行なった例を示したが、一次電流の瞬時値が、平均値以上となる場合に、直ちに励磁電流のスイッチを非導通にする制御を行なう場合にも本発明を適用することができる。
また、第2実施形態にかかるDC−DCコンバータ1では、瞬時値Itr(t)及び平均値Itrを検出する電流検出回路として、カレントトランスを用いているが、これに限らず例えばシャント抵抗を用いる場合にも本発明を適用することができる。
さらに、第2実施形態にかかるDC−DCコンバータ1では、上述の電流検出回路をカレントトランスの一次巻線と直列に接続しているが、スイッチSW2とカレントトランスとの間に接続する場合にも本発明を適用することができる。
第1実施形態にかかるDC−DCコンバータの制御手順を示すフローチャートである。 第2実施形態にかかるDC−DCコンバータの構成を示す回路図である。 第3実施形態にかかるDC−DCコンバータの構成を示す回路図である。 従来技術のDC−DCコンバータの構成を示す回路図である。
符号の説明
1、1A DC−DCコンバータ
2 比較部
3 保護制御部
C1〜C6 容量素子
D1〜D9 ダイオード
ERR エラー信号
Itr(t) 瞬時値
Itr 平均値
L1 一次側巻線
L2 二次側巻線
L3 カレントトランス一次側巻線
L4 カレントトランス二次側巻線
L5 チョークコイル
L6 インダクタ
R1〜R11 抵抗素子
SW1、SW2 スイッチ
VIN 入力電圧
VOUT 出力電圧
Vtr(t) 瞬時値電圧
Vtr 平均値電圧

Claims (11)

  1. トランスを備え、該トランスの励磁とリセットとを交互に繰り返す絶縁型DC−DCコンバータの制御方法であって、
    一次側電流の瞬時値を検出するステップと、
    過去の一次側電流の瞬時値の平均値を算出するステップと、
    前記瞬時値と前記平均値とを比較するステップと、
    前記瞬時値と前記平均値との差分が、所定値以上である場合、または前記所定値を上回っている場合に、前記トランスの励磁動作を停止し前記リセット動作を開始するステップとを有することを特徴とする絶縁型DC−DCコンバータの制御方法。
  2. 前記平均値を算出するステップは、動作条件の急変に伴う過渡動作期間を含む期間の前記瞬時値を平均することを特徴とする請求項1に記載の絶縁型DC−DCコンバータの制御方法。
  3. 前記平均値を演算するステップは、前記瞬時値を検出するステップにおいて検出される前記瞬時値の1サイクル前の瞬時値までを平均することを特徴とする請求項1または2に記載の絶縁型DC−DCコンバータの制御方法。
  4. 前記一次側電流の瞬時値は前記一次側電流のピーク値であることを特徴とする請求項1に記載の絶縁型DC−DCコンバータの制御方法。
  5. トランスを備え、該トランスの励磁とリセットとを交互に繰り返す絶縁型DC−DCコンバータであって、
    一次側電流の電流経路に備えられるカレントトランスと、
    前記カレントトランスの2次側に接続される整流部と、
    前記整流部に接続される積分部と、
    前記整流部から出力される瞬時値と前記積分部から出力される平均値とを比較する比較部と、
    前記比較部による比較結果に基づき、前記瞬時値と前記瞬時値の平均値との差分が、所定値以上である場合、または前記所定値を上回っている場合に、前記トランスの励磁動作を停止し前記リセット動作を開始する保護制御部とを備えることを特徴とする絶縁型DC−DCコンバータ。
  6. 前記トランスのリセット動作を行なうアクティブクランプリセット部を備えることを特徴とする請求項5に記載の絶縁型DC−DCコンバータ。
  7. インダクタを備え、該インダクタの励磁とリセットとを交互に繰り返すDC−DCコンバータの制御方法であって、
    インダクタに流れる電流の瞬時値を検出するステップと、
    過去のインダクタに流れる電流の瞬時値の平均値を算出するステップと、
    前記瞬時値と前記平均値とを比較するステップと、
    前記瞬時値と前記平均値との差分が、所定値以上である場合、または前記所定値を上回っている場合に、前記インダクタの励磁動作を停止し前記リセット動作を開始するステップとを有することを特徴とするDC−DCコンバータの制御方法。
  8. 前記平均値を算出するステップは、動作条件の急変に伴う過渡動作期間を含む期間の前記瞬時値を平均することを特徴とする請求項7に記載のDC−DCコンバータの制御方法。
  9. 前記平均値を演算するステップは、前記瞬時値を検出するステップにおいて検出される前記瞬時値の1サイクル前の瞬時値までを平均することを特徴とする請求項7または8に記載のDC−DCコンバータの制御方法。
  10. 前記一次側電流の瞬時値は前記一次側電流のピーク値であることを特徴とする請求項7に記載のDC−DCコンバータの制御方法。
  11. インダクタを備え、該インダクタの励磁とリセットとを交互に繰り返すDC−DCコンバータであって、
    前記インダクタの電流経路に備えられる電流検知部と、
    前記電流検知部に接続される整流部と、
    前記整流部に接続される積分部と、
    前記整流部から出力される瞬時値と前記積分部から出力される平均値とを比較する比較部と、
    前記比較部による比較結果に基づき、前記瞬時値と前記瞬時値の平均値との差分が、所定値以上である場合、または前記所定値を上回っている場合に、前記インダクタの励磁動作を停止し前記リセット動作を開始する保護制御部とを備えることを特徴とするDC−DCコンバータ。

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