JP4985167B2 - 無線デバイス、無線ホスト、プログラム、無線通信方法、および無線通信システム - Google Patents

無線デバイス、無線ホスト、プログラム、無線通信方法、および無線通信システム Download PDF

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Description

本発明は、無線デバイス、無線ホスト、プログラム、無線通信方法、および無線通信システムに関する。
「WiMedia Distributed MAC」の仕様書においては、各無線通信装置がDRP予約を行ないデータを無線通信する方法が開示されている。具体的には、各無線通信装置は、DRP予約の相手先の無線通信装置のアドレスをDRP予約情報に記載して送信することでDRP予約が行なわれる。
また、無線通信装置は、複数の無線通信装置に対してマルチキャストを行なう場合、所定の範囲内のマルチキャストアドレスを生成し、該マルチキャストアドレスを宛先として記載された信号を送信する。マルチキャストアドレスが記載された信号を受信した無線通信装置は、該マルチキャストアドレスが自装置において設定されているマルチキャストアドレスと一致する場合に、信号に含まれるデータを取得する。
また、ワイヤレスUSBシステムにおいては、無線通信を管理する無線ホストが、配下の無線デバイスにマルチキャストアドレスを設定し、該マルチキャストアドレスを宛先とする信号を送信することにより、配下の無線デバイスに対するマルチキャストが実現される。ワイヤレスUSBシステムの動作の一例は、例えば特許文献1に記載されている。
特開2004−362544号公報
しかし、従来のワイヤレスUSBシステムにおいては、ある無線ホストにマルチキャストアドレスを設定されている無線デバイスが、該マルチキャストアドレスと同一のマルチキャストアドレスが記載された信号を他の無線ホストから受信してしまう場合があった。このとき、ある無線ホストが他の無線ホストから送信される信号を受信できなければ、ある無線ホストが無線デバイスのマルチキャストアドレスを再設定し、マルチキャストアドレスの競合を回避できないという問題があった。さらに、例えばマルチキャストアドレスが2バイトの範囲内から選択される場合、4バイトや6バイトから選択される場合と比べて、マルチキャストアドレスが競合してしまう場合が高頻度で発生するおそれがある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、無線ホストが利用するマルチキャストアドレスと、該無線ホストの隠れ端末に該当する他の無線ホストが利用しているマルチキャストアドレスとの競合を検出することが可能な、新規かつ改良された無線デバイス、無線ホスト、プログラム、無線通信方法、および無線通信システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、無線ホストと通信可能であり、前記無線ホストにより第1のマルチキャストアドレスが設定される無線デバイスであって、前記第1のマルチキャストアドレスを含み、前記第1のマルチキャストアドレスが設定されている複数の無線デバイスと前記無線ホストとの無線通信を予約する予約情報を前記無線ホストから受信する受信部と、前記無線ホストと異なる他の無線ホストから前記受信部が受信した予約情報に含まれる第2のマルチキャストアドレスが、前記第1のマルチキャストアドレスと一致するか否かを判断する判断部と、前記第1のマルチキャストアドレスと前記第2のマルチキャストアドレスとが一致すると前記判断部により判断されると、前記無線ホストに前記第1のマルチキャストアドレスの競合を通知する競合通知部と、を備える無線デバイスが提供される。
かかる構成においては、無線ホストにより設定されている第1のマルチキャストアドレスと一致する第2のマルチキャストアドレスを含む予約情報を他の無線ホストから受信部が受信した場合、第1のマルチキャストアドレスが競合している旨を競合通知部が無線ホストに通知する。したがって、無線ホストが、直接他の無線ホストの予約情報を受信できない場合であっても、第1のマルチキャストアドレスの競合を検出することができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、無線デバイスと通信可能な無線ホストであって、複数の無線デバイスに第1のマルチキャストアドレスを設定するアドレス設定部と、前記第1のマルチキャストアドレスを含み、前記第1のマルチキャストアドレスが設定されている前記複数の無線デバイスと前記無線ホストとの無線通信を予約する予約情報を送信する送信部と、前記複数の無線デバイスに含まれるいずれかの無線デバイスから、該無線デバイスが前記無線ホストと異なる他の無線ホストから受信した予約情報に含まれる第2のマルチキャストアドレスと、前記第1のマルチキャストアドレスとの競合を示す競合通知を受信する受信部とを備え、前記アドレス設定部は、前記受信部により前記競合通知が受信されると、前記複数の無線デバイスに新たな第1のマルチキャストアドレスを設定する無線ホストが提供される。
かかる構成においては、受信部が、当該無線ホストの配下の無線デバイスから第1のマルチキャストアドレスの競合を示す競合通知を受信する。また、受信部が競合通知を受信すると、アドレス設定部が、複数の無線デバイスに新たな第1のマルチキャストアドレスを設定する。したがって、当該無線ホストが、直接他の無線ホストの予約情報を受信できない場合であっても、第1のマルチキャストアドレスの競合を検出し、第1のマルチキャストアドレスの競合を回避することができる。
前記受信部は、周囲の無線ホストからマルチキャストアドレスを含む予約情報を受信し、前記受信部により受信された予約情報に含まれる前記マルチキャストアドレスを利用中アドレスとして記憶媒体に記録する記録部をさらに備え、前記アドレス設定部は、前記受信部により前記競合通知が受信されると、前記記憶媒体に記録されている前記利用中アドレスと異なる新たな第1のマルチキャストアドレスを前記複数の無線デバイスに設定してもよい。
かかる構成においては、記憶媒体に、当該無線ホストが直接予約情報を受信できる範囲内に存在する周囲の無線ホストが利用しているマルチキャストアドレスが利用中アドレスとして記録される。したがって、アドレス設定部は、記憶媒体に記録されている利用中アドレスを参照することにより、新たな第1のマルチキャストアドレスを周囲の無線ホストが利用しているマルチキャストアドレスと競合しないように設定することができる。
前記アドレス設定部は、前記無線ホストおよび前記複数の無線デバイスを含むグループを識別するグループアドレスを、前記第1のマルチキャストアドレスと同一に設定してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、無線ホストと通信可能であり、前記無線ホストにより第1のマルチキャストアドレスが設定される無線デバイスであって、前記第1のマルチキャストアドレスを含み、前記第1のマルチキャストアドレスが設定されている複数の無線デバイスと前記無線ホストとの無線通信を予約する予約情報を前記無線ホストから受信する受信部と、前記無線ホストと異なる他の無線ホストから前記受信部が受信した予約情報に含まれる第2のマルチキャストアドレスが、前記第1のマルチキャストアドレスと一致するか否かを判断する判断部と、前記第1のマルチキャストアドレスと前記第2のマルチキャストアドレスとが一致すると前記判断部により判断されると、前記無線ホストに前記第1のマルチキャストアドレスの競合を通知する競合通知部と、を備える無線デバイスとして機能させるためのプログラムが提供される。
かかるプログラムは、例えばCPU、ROMまたはRAMなどを含むコンピュータのハードウェア資源に、上記のような受信部、判断部および競合通知部の機能を実行させることができる。すなわち、当該プログラムを用いるコンピュータを、上述の無線デバイスとして機能させることが可能である。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、無線デバイスと通信可能な無線ホストであって、複数の無線デバイスに第1のマルチキャストアドレスを設定するアドレス設定部と、前記第1のマルチキャストアドレスを含み、前記第1のマルチキャストアドレスが設定されている前記複数の無線デバイスと前記無線ホストとの無線通信を予約する予約情報を送信する送信部と、前記複数の無線デバイスに含まれるいずれかの無線デバイスから、該無線デバイスが前記無線ホストと異なる他の無線ホストから受信した予約情報に含まれる第2のマルチキャストアドレスと、前記第1のマルチキャストアドレスとの競合を示す競合通知を受信する受信部とを備え、前記アドレス設定部は、前記受信部により前記競合通知が受信されると、前記複数の無線デバイスに新たな第1のマルチキャストアドレスを設定する無線ホストとして機能させるためのプログラムが提供される。
かかるプログラムは、例えばCPU、ROMまたはRAMなどを含むコンピュータのハードウェア資源に、上記のような送信部、受信部およびアドレス設定部の機能を実行させることができる。すなわち、当該プログラムを用いるコンピュータを、上述の無線ホストとして機能させることが可能である。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、無線ホストと通信可能であり、前記無線ホストにより第1のマルチキャストアドレスが設定される無線デバイスにおいて実行される無線通信方法であって、前記第1のマルチキャストアドレスを含み、前記第1のマルチキャストアドレスが設定されている複数の無線デバイスと前記無線ホストとの無線通信を予約する予約情報を前記無線ホストから受信するステップと、前記無線ホストと異なる他の無線ホストから受信した予約情報に含まれる第2のマルチキャストアドレスが、前記第1のマルチキャストアドレスと一致するか否かを判断するステップと、前記第1のマルチキャストアドレスと前記第2のマルチキャストアドレスとが一致すると判断されると、前記無線ホストに前記第1のマルチキャストアドレスの競合を通知するステップと、を含む無線通信方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、無線デバイスと通信可能な無線ホストにおいて実行される無線通信方法であって、複数の無線デバイスに第1のマルチキャストアドレスを設定するステップと、前記第1のマルチキャストアドレスを含み、前記第1のマルチキャストアドレスが設定されている前記複数の無線デバイスと前記無線ホストとの無線通信を予約する予約情報を送信するステップと、前記複数の無線デバイスに含まれるいずれかの無線デバイスから、該無線デバイスが前記無線ホストと異なる他の無線ホストから受信した予約情報に含まれる第2のマルチキャストアドレスと、前記第1のマルチキャストアドレスとの競合を示す競合通知を受信するステップと、前記複数の無線デバイスに新たな第1のマルチキャストアドレスを設定するステップと、を含む無線通信方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、無線ホストと、前記無線ホストにより第1のマルチキャストアドレスが設定される無線デバイスと、を含む無線通信システムが提供される。前記無線デバイスは、前記第1のマルチキャストアドレスを含み、前記第1のマルチキャストアドレスが設定されている複数の無線デバイスと前記無線ホストとの無線通信を予約する予約情報を前記無線ホストから受信する受信部と、前記無線ホストと異なる他の無線ホストから前記受信部が受信した予約情報に含まれる第2のマルチキャストアドレスが、前記第1のマルチキャストアドレスと一致するか否かを判断する判断部と、前記第1のマルチキャストアドレスと前記第2のマルチキャストアドレスとが一致すると前記判断部により判断されると、前記無線ホストに前記第1のマルチキャストアドレスの競合を通知する競合通知部と、を備える。前記無線ホストは、前記無線デバイスから前記第1のマルチキャストアドレスの競合が通知されると、前記複数の無線デバイスに新たな第1のマルチキャストアドレスを設定する。
以上説明したように本発明にかかる無線デバイス、無線ホスト、プログラム、無線通信方法、および無線通信システムによれば、無線ホストが利用するマルチキャストアドレスと、該無線ホストの隠れ端末に該当する他の無線ホストが利用しているマルチキャストアドレスとの競合を検出することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、当該「発明を実施するための最良の形態」においては、本実施形態にかかる無線通信システムの概要を図1〜図8を参照して説明した後に、無線通信システムを構成する無線ホストおよび無線デバイスの詳細な構成、動作について図9〜図12を参照して説明する。
図1は、本実施形態にかかる無線通信システム1の構成例を示した説明図である。図1に示したように、無線通信システム1は、無線ホスト10Aおよび10Bと、無線デバイス12A〜12Eを含む。本明細書において無線ホスト10Aおよび10Bを特に区別する必要がない場合は単に無線ホスト10と称し、無線デバイス12A〜12Eを特に区別する必要がない場合は単に無線デバイス12と称する。
無線ホスト10および無線デバイス12(無線通信装置)は、各々の電波到達範囲11または13の範囲内に存在する他の無線通信装置と例えば自律分散的に無線通信することができる。
例えば、無線ホスト10Aは、無線ホスト10Aの電波到達範囲11Aの範囲内に存在する無線デバイス12A、12Bおよび12Eと無線通信することができる。また、無線デバイス12Aは、無線デバイス12Aの電波到達範囲13Aの範囲内に存在する無線ホスト10Aと無線通信することができる。また、無線デバイス12Bは、無線デバイス12Bの電波到達範囲13Bの範囲内に存在する無線ホスト10Aおよび無線デバイス12Dと無線通信することができる。
同様に、無線ホスト10Bは、無線ホスト10Bの電波到達範囲11Bの範囲内に存在する無線デバイス12C、12Dおよび12Eと無線通信することができる。また、無線デバイス12Cは、無線デバイス12Cの電波到達範囲13Cの範囲内に存在する無線ホスト10Bと無線通信することができる。また、無線デバイス12Dは、無線デバイス12Dの電波到達範囲13Dの範囲内に存在する無線ホスト10Aおよび無線デバイス12Bと無線通信することができる。
また、無線デバイス12Eは、無線デバイス12Eの電波到達範囲13Eの範囲内に存在する無線ホスト10Aおよび無線ホスト10Bと無線通信することができる。
図1においては、無線ホスト10Aが、周囲に存在する無線デバイス12Aおよび12Bとでグループ、すなわち同一のクラスタIDを共有する無線ネットワークを構成している。同様に、無線ホスト10Bが、周囲に存在する無線デバイス12C、12Dおよび12Eとでグループ、すなわち同一のクラスタIDを共有する無線ネットワークを構成している。
また、上記無線ネットワークにおいては、無線ホスト10が、同一無線ネットワークに含まれる複数の無線デバイスにマルチキャストアドレスを設定する。したがって、無線ホスト10が、該マルチキャストアドレスを宛先とする信号を送信することにより、同一無線ネットワークに含まれる複数の無線デバイスに対するマルチキャストが実現される。
しかし、異なる隣接する無線ネットワークの無線ホスト10が同一のマルチキャストアドレスを利用する場合、正常な無線通信が阻害されるおそれがある。例えば、図1に示した無線デバイス12Eは、無線ホスト10Aおよび10Bの双方が送信する信号を受信することができる。したがって、無線ホスト10Aおよび10Bが同一のマルチキャストアドレスを利用する場合、無線デバイス12Eは、自装置に設定されているマルチキャストアドレスを宛先とする信号を受信しても、自装置の属する無線ネットワークからの信号であるのか否かを判断することができないという問題があった。
そこで、上記事情に鑑みて本実施形態にかかる無線ホスト10および無線デバイス12を創作するに至った。本実施形態にかかる無線ホスト10および無線デバイス12によれば、無線ホスト10が利用するマルチキャストアドレスと、該無線ホスト10の隠れ端末に該当する他の無線ホストが利用しているマルチキャストアドレスとの競合を検出することができる。かかる、無線ホスト10および無線デバイス12の詳細については、図9〜図11を参照して後述する。
なお、無線ホスト10および無線デバイス12などの無線通信装置は、PC(Personal Computer)、家庭用映像処理装置(DVDレコーダ、ビデオデッキなど)、携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)、携帯用音楽再生装置、携帯用映像処理装置、PDA(Personal Digital Assistant)、家庭用ゲーム機器、携帯用ゲーム機器、家電機器などの情報処理装置であってもよい。
また、無線ホスト10は、ワイヤレスUSBシステムにおけるホスト通信装置であってもよく、無線デバイス12は、ワイヤレスUSBシステムにおけるデバイス通信装置であってもよい。
図2は、スーパーフレームの構成例を示した説明図である。スーパーフレーム周期は、所定の時間(例えば、65ms)により定義され、256個のメディアアクセススロット(MAS;Media Access Slot)に細分化されている。一の無線ネットワーク(一の無線ホスト10と、該無線ホスト10の配下の無線デバイス12を含む。)を構成する無線通信装置は、該スーパーフレーム周期を所定周期のフレームとして共有し、上記細分化されたMASを単位としてメッセージの転送が行われる。
さらに、スーパーフレームの先頭には、ビーコン(ビーコン信号)により管理情報の送受信を行うための管理領域としてのビーコン期間(BP)があり、所定の間隔をおいてビーコンスロット(BS)が配置されている。また、無線通信装置毎に、固有のビーコンスロットが設定され、周囲の無線通信装置との間で、ネットワークの管理やアクセス制御を行うためのパラメータが交換される。図2においては、ビーコン周期として、BS0〜BS8の9個のビーコンスロットが設定されている例を示した。なお、ビーコン周期として設定されていない期間は、通常、データ伝送領域として利用される。
図3は、無線ホスト10Aおよび10B、無線デバイス12A〜12Eが設定する自己のビーコンスロット位置を示した概念図である。例えば、各無線通信装置は、利用されていないビーコンスロットを通知しあうことで、自己の利用するビーコンスロットを選定することができる。
図3に示した例では、無線ホスト10AはBS2で自己のビーコンを送信し、無線デバイス12AはBS3で自己のビーコンを送信する。同様に、無線デバイス12BはBS4で自己のビーコンを送信し、無線ホスト10BはBS3で自己のビーコンを送信する。無線デバイス12CはBS4で自己のビーコンを送信する。また、無線デバイス12DはBS2で自己のビーコンを送信し、無線デバイス12EはBS5で自己のビーコンを送信する。このように、図3においては、各無線通信装置が、それぞれ固有のビーコンスロットを占有し、ビーコンを送信している状態を示している。
また、図3に示した例では、隣接する無線通信装置でスロットの利用を通知されていなければ、より手前のスロットを利用することで、無制限にビーコンスロットが増大してしまうことを防止している。
このように、BS2は無線ホスト10Aと無線デバイス12Dにより利用され、BS3は無線ホスト10Bおよび無線デバイス12Aにより利用され、BS4は無線デバイス12Bおよび12Cにより利用されている。しかし、同一のBSを利用する無線通信装置同士が互いに存在を把握できない状態であるため、特段の問題は生じない。
図4は、「WiMedia Distributed MAC」の仕様書において定義される各アドレスの設定範囲を示した説明図である。アドレスには、図4に示したように、無線ホスト10が無線デバイス12に割当てるプライベートアドレス、無線ホスト10が生成し、無線ホスト10が利用するジェネレーテッド(発生)アドレスなどの種類が含まれる。また、アドレスには、複数の無線デバイス12を指定するためのマルチキャスト、不特定の相手に信号を送信するためのブロードキャストなどの種類も含まれる。
上記プライベートアドレスは、「0x0000〜0x00FF」の範囲内の値をとりえるアドレス情報である。また、ジェネレーテッドアドレス(生成アドレス)は、「0x0100〜0xFEFF」の範囲内の値をとりえるアドレス情報である。また、マルチキャストアドレス(Mcst)は、「0xFF00〜0xFFFE」の2バイトの範囲内の値をとりえる。また、ブロードキャストアドレスは、「0xFFFF」をとりえる。本実施形態にかかる無線ホスト10は、上記マルチキャストアドレスを、図5に示すように管理する。
図5は、本実施形態にかかる無線ホスト10によるマルチキャストアドレスの管理例を示した説明図である。図5に示したように、無線ホスト10は、設定中マルチキャストアドレスと、利用把握マルチキャストアドレスと、設定可能マルチキャストアドレスとを管理する。
設定中マルチキャストアドレスは、現在無線ホスト10が利用を設定しているマルチキャストアドレスを示すビットマップ情報である。利用把握マルチキャストアドレスは、無線ホスト10が把握している周囲の無線ホストが利用しているマルチキャストアドレスを示すビットマップ情報である。
設定可能マルチキャストアドレスは、無線ホスト10および無線ホスト10の周囲で利用されておらず、設定しても競合が発生する可能性が低いと考えられるマルチキャストアドレスを示すビットマップ情報である。かかる設定可能マルチキャストアドレスは、例えば、設定中マルチキャストアドレスと利用把握マルチキャストアドレスの論理和をビット反転することにより求めることができる。
続いて、無線通信システム1において送受信される信号のフレーム構成を説明する。
図6は、ビーコンスロットにおいて送信されるビーコンのビーコンフレーム構成例を示した説明図である。図5に示したように、ビーコンフレームは、MACヘッダ情報60、ヘッダーチェックシーケンス(HCS)61、ビーコンパラメータ62、情報エレメント(その1)63、情報エレメント(その2)64、情報エレメント(そのN)65およびフレームチェックシーケンス(FCS)66などの所定の管理情報を含む。
さらに、MACヘッダ情報60は、フレーム制御情報601と、受信先の無線通信装置を識別する届け先アドレス602と、送信元無線通信装置を識別するための送り元アドレス603と、シーケンス番号などのシーケンス制御情報604と、アクセス制御に必要なパラメータが記載されたアクセス制御情報605とを含む。
また、ビーコンパラメータ62は、無線通信装置のMACアドレス情報などが記載されたデバイス識別子621と、自己がビーコンの送信を行なっているビーコンスロットを示すビーコンスロット番号622と、無線通信装置固有の情報を含んだデバイス制御情報623と、を含む。
また、ビーコンフレームには、ビーコンペイロード情報として任意の情報エレメントを付加することができ、図6では、情報エレメントの一例として情報エレメント(その1)63、情報エレメント(その2)64、および情報エレメント(そのN)65を示している。上記(そのN)の「N」は、ビーコンに付加されて送信される情報エレメントの数を示しており、情報エレメントの数「N」は送信されるビーコンごとに相異なるようにしてもよい。
フレームチェックシーケンス(FCS)66は、ビーコンフレームの誤りを検出する際に用いられる情報である。なお、上記の各種パラメータを、必要に応じて追加、削除してビーコンフレームを構成してもよい。
図7は、ビーコンに含ませる情報エレメントの一例として、スロット予約情報エレメント(DRPIE)を示した説明図である。図7に示したように、スロット予約情報エレメントは、エレメント識別子71と、情報長72と、予約制御情報73と、予約対象デバイスアドレス74と、予約スロット割当(その1)75と、予約スロット割当(そのN)76と、を含む予約情報である。
エレメント識別子71は、各情報エレメントに付される情報であり、該情報エレメントが何に関する情報エレメントであるかを示す識別情報である。したがって、図7に示したエレメント識別子71はスロット予約情報エレメントを示す。情報長72は該スロット予約情報エレメントの情報量を示す。予約制御情報73は、当該スロット予約情報エレメントによる予約の種類を示す。
予約対象デバイスアドレス74には、DRP予約の対象となる無線デバイス12を指定するアドレスが記載される。例えば、無線ホスト10が特定の無線デバイス12とDRP予約をする際には、該予約対象デバイスアドレス74に特定の無線デバイス12のプライベートアドレスが記載される。また、無線ホスト10が配下の複数の無線デバイス12とDRP予約をする際には、該予約対象デバイスアドレス74に配下の無線デバイス12に設定されているマルチキャストアドレスが記載される。
また、無線ホスト10は、当該スロット予約情報エレメントによりDRP予約するスロットを、予約スロット割当(その1)75〜予約スロット割当(そのN)76により指定することができる。
図8は、アドレス競合通知コマンドフレームの一例を示した説明図である。図8に示したように、アドレス競合通知コマンドフレームは、MACヘッダ情報80、HCS81、エレメント識別子82、情報長83、コマンド形式84、コマンド識別子85、競合アドレス情報86、利用中アドレス情報87、およびFCS88を含む。かかるアドレス競合通知コマンドフレームは、無線デバイス12がアドレス競合を検出した場合に無線ホスト10に通知する際に用いられる競合通知としての機能を有する。
MACヘッダ情報80は、ビーコンフレームやデータフレームに含まれるMACヘッダ情報の形式と実質的に同一にすることができる。HCS81は、MACヘッダ情報80の誤りを検出する際に用いられる。HCS81までを復号することにより、無線ホスト10は、以降のエレメント識別子82、情報長83、コマンド形式84、コマンド識別子85、競合アドレス情報86、利用中アドレス情報87、およびFCS88を含むペイロードに何が含まれているかを把握することができる。
エレメント識別子82には当該フレームがコマンドであることを示す識別子が記載される。情報長83は、当該コマンドフレームの情報長さを示す。コマンド形式84は当該コマンドの形式を示し、コマンド識別子85は当該コマンドの種類を示す。
競合アドレス情報86には、競合が検出されたアドレスが記載される。したがって、本実施形態にかかる無線デバイス12は、無線ホスト10に設定されたマルチキャストアドレスの競合を検出すると、当該競合アドレス情報86に競合を検出したマルチキャストアドレスを記載する。
利用中アドレス情報87には、無線デバイス12が検出した、周囲で利用されているマルチキャストアドレスが記載される。FCS88は、当該アドレス競合通知コマンドフレームの誤りを検出する際に用いられる。
以上、本実施形態にかかる無線通信システム1の概要を説明した。続いて、図9および図10を参照し、無線通信システム1を構成する無線ホスト10および無線デバイス12の機能を説明する。
図9は、本実施形態にかかる無線ホスト10の構成を示した機能ブロック図である。無線ホスト10はアンテナ101と、ベースバンド受信部102と、ビーコン受信処理部103と、無線アクセス制御部104と、ビーコン送信処理部105と、ベースバンド送信部106と、アドレス抽出部107と、マルチキャストアドレス判定部108と、マルチキャストアドレス管理部109と、アドレス競合判定部110と、マルチキャストアドレス設定部111と、データユニット受信処理部112と、入出力インターフェース113と、データユニット送信処理部114と、アドレス競合コマンド処理部115と、を備える。
アンテナ101は、周囲の無線通信装置から送信された無線信号を受信する通信部としての機能を有する。ベースバンド受信部102は、アンテナ101を介して周囲の無線通信装置から受信した信号を復号する。かかるベースバンド受信部102は、アンテナ101と協働して受信部として機能する。
ビーコン受信処理部103は、ベースバンド受信部102により復号された信号に含まれるビーコンフレームから、ビーコンフレームに記載されている情報を抽出する。
無線アクセス制御部104は、設定済みのスロットで所定のアクセス制御手順を用いて例えばベースバンド受信部102やベースバンド送信部106を制御する。ビーコン送信処理部105は、周囲の無線通信装置に対して送信するビーコンのビーコンフレームを構築する。ベースバンド送信部106は、周囲の無線通信装置に送信するための信号を無線信号に変調する処理を行う。かかるベースバンド送信部106は、アンテナ101と協働して送信部として機能する。
アドレス抽出部107は、ビーコン受信処理部103により抽出された情報から、スロット予約情報エレメントに含まれ、該スロット予約情報による予約の予約元または予約先を示す情報を抽出する。例えば、アドレス抽出部107は、図7に示したスロット予約情報エレメントに含まれる予約対象デバイスアドレス74に記載されているアドレスを抽出する。
マルチキャストアドレス判定部108は、アドレス抽出部107により抽出されたアドレスのうちで、図4に示したマルチキャストアドレスがとりえるアドレスをマルチキャストアドレスとして抽出する。
マルチキャストアドレス管理部109は、無線ホスト10および周囲におけるマルチキャストの利用状況を記憶、管理する。例えば、マルチキャストアドレス管理部109は、図5を用いて説明した、設定中マルチキャストアドレスと、利用把握マルチキャストアドレスと、設定可能マルチキャストアドレスとを管理する。
なお、設定中マルチキャストアドレスには、マルチキャストアドレス設定部111により配下の無線デバイス12に設定されたマルチキャストアドレスが表され、利用把握マルチキャストアドレスには、マルチキャストアドレス判定部108により抽出されたマルチキャストアドレスが表されてもよい。
そして、マルチキャストアドレス管理部109は、設定中マルチキャストアドレスと利用把握マルチキャストアドレスの論理和をビット反転することにより設定可能マルチキャストアドレスを求めることができる。
かかるマルチキャストアドレス管理部109は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)などの不揮発性メモリや、ハードディスクおよび円盤型磁性体ディスクなどの磁気ディスクや、CD−R(Compact Disc Recordable)/RW(ReWritable)、DVD−R(Digital Versatile Disc Recordable)/RW/+R/+RW/RAM(Ramdam Access Memory)およびBD(Blu−Ray Disc(登録商標))―R/BD−REなどの光ディスクや、MO(Magneto Optical)ディスクなどの記憶媒体においてアドレスを管理してもよい。また、マルチキャストアドレス管理部109は、このような記憶媒体にマルチキャストアドレスを記録する記録部としての機能を有する。
アドレス競合判定部110は、設定中のマルチキャストアドレスと、周囲で利用されているマルチキャストアドレスとの競合を判断する。例えば、無線ホスト10が直接通信可能な周囲の無線ホストとのマルチキャストアドレスの競合はマルチキャストアドレス管理部109に管理されている利用把握マルチキャストアドレスを参照して判断できる。また、無線ホスト10の隠れ端末に該当する他の無線ホストとのマルチキャストアドレスの競合は、無線デバイス12からのアドレス競合通知コマンドの受信に基づいて判断できる。
なお、本明細書においては、無線ホスト10が利用するマルチキャストアドレスを第1のマルチキャストアドレスと称し、無線ホスト10の隠れ端末に該当する他の無線ホストが利用するマルチキャストアドレスを第2のマルチキャストアドレスと称する場合がある。
マルチキャストアドレス設定部111は、配下の無線デバイス12にマルチキャストアドレスを設定するアドレス設定部としての機能を有する。また、マルチキャストアドレス設定部111は、アドレス競合判定部110によりマルチキャストアドレスが競合していると判断されると、配下の無線デバイス12に新たなマルチキャストアドレスを設定する。
なお、マルチキャストアドレス設定部111は、マルチキャストアドレス管理部109において管理されている設定可能マルチキャストアドレスのうちから、配下の無線デバイス12に新たなマルチキャストアドレスを設定してもよい。かかる構成によれば、新たなマルチキャストアドレスと周囲の無線ホストが利用しているマルチキャストアドレスとの競合を防止することができる。
また、マルチキャストアドレス設定部111は、無線ホスト10と、該無線ホスト10の配下に属する無線デバイスと、を含む無線ネットワーク(グループ)を識別するクラスタID(グループアドレス)として、マルチキャストアドレスを設定してもよい。すなわち、マルチキャストアドレス設定部111は、マルチキャストアドレスと、クラスタIDを同一のアドレスに設定してもよい。
データユニット受信処理部112は、ベースバンド受信部102により復号された信号を、入出力インターフェース113を介して接続されている機器において対応可能な形式に変換する。データユニット送信処理部114は、入出力インターフェース113を介して接続されている機器から入力された信号を、無線送信するデータとして構築する。
アドレス競合コマンド処理部115は、ベースバンド受信部102がアドレス競合通知コマンドを受信した場合、アドレス競合通知コマンドの内容を解析する。そして、アドレス競合判定部110に、無線ホスト10が配下の無線デバイス12に設定しているマルチキャストアドレスが競合している旨を出力する。
このように、当該無線ホスト10は、直接通信できない他の無線ホストと同一のマルチキャストアドレスを利用している場合であっても、配下の無線デバイス12からのアドレス競合通知コマンドに基づきマルチキャストアドレスの競合を検出することができる。さらに、当該無線ホスト10は、マルチキャストアドレスの競合が検出されると、配下の無線デバイス12に対して新たなマルチキャストアドレスを設定し、競合を回避することができる。
続いて、上述したアドレス競合通知コマンドを無線ホスト10に対して送信する無線デバイス12の機能を図10を参照して説明する。
図10は、本実施形態にかかる無線デバイス12の構成を示した機能ブロック図である。図10に示したように、当該無線デバイス12は、アンテナ121と、ベースバンド受信部122と、ビーコン受信処理部123と、無線アクセス制御部124と、ビーコン送信処理部125と、ベースバンド送信部126と、アドレス抽出部127と、マルチキャストアドレス判定部128と、マルチキャストアドレス管理部129と、アドレス競合判定部130と、アドレス競合通知設定部131と、データユニット受信処理部132と、入出力インターフェース133と、データユニット送信処理部134と、受信マルチキャストアドレス設定部135と、を備える。
アンテナ121は、周囲の無線通信装置から送信された無線信号を受信する通信部としての機能を有する。ベースバンド受信部122は、アンテナ121を介して周囲の無線通信装置から受信した信号を復号する。かかるベースバンド受信部122は、アンテナ121と協働して受信部として機能する。
ビーコン受信処理部123は、ベースバンド受信部122により復号された信号に含まれるビーコンフレームから、ビーコンフレームに記載されている情報を抽出する。
無線アクセス制御部124は、設定済みのスロットで所定のアクセス制御手順を用いて例えばベースバンド受信部122やベースバンド送信部126を制御する。ビーコン送信処理部125は、周囲の無線通信装置に対して送信するビーコンのビーコンフレームを構築する。ベースバンド送信部126は、周囲の無線通信装置に送信するための信号を無線信号に変調する処理を行う。かかるベースバンド送信部126は、アンテナ121と協働して送信部として機能する。
アドレス抽出部127は、ビーコン受信処理部123により抽出された情報から、スロット予約情報エレメントに含まれ、該スロット予約情報による予約の予約元または予約先を示す情報を抽出する。例えば、アドレス抽出部127は、図7に示したスロット予約情報エレメントに含まれる予約対象デバイスアドレス74に記載されているアドレスを抽出する。
マルチキャストアドレス判定部128は、アドレス抽出部127により抽出されたアドレスのうちで、図4に示したマルチキャストアドレスがとりえるアドレスをマルチキャストアドレスとして抽出する。
マルチキャストアドレス管理部129は、無線デバイス12に設定されているマルチキャストアドレスおよび周囲で利用されているマルチキャストアドレスを管理する。例えば、図1に示した無線デバイス12Eのマルチキャストアドレス管理部129においては、設定中マルチキャストアドレスとして無線ホスト10Bに設定されているマルチキャストアドレスが表されている。
また、無線デバイス12Eのマルチキャストアドレス管理部129においては、利用把握マルチキャストアドレスとして、無線ホスト10Aが利用しているマルチキャストアドレスが表される。
アドレス競合判定部130は、マルチキャストアドレス管理部129を参照し、設定中マルチキャストアドレスと、利用把握マルチキャストアドレスとが一致するか否かを判断する判断部としての機能を有する。設定中マルチキャストアドレスと、利用把握マルチキャストアドレスとが一致する場合、マルチキャストアドレスの競合が生じていると考えられる。
または、アドレス競合判定部130は、スーパーフレーム周期の異なる複数のスロットにおいて、自装置に設定されているマルチキャストアドレスが予約対象デバイスアドレスとして記載されているビーコンが受信されたか否かに基づいてマルチキャストアドレスの競合を判断してもよい。
アドレス競合通知設定部131は、マルチキャストアドレスの競合が生じているとアドレス競合判定部130により判断された場合、無線ホスト10にマルチキャストアドレスの競合を通知する競合通知部としての機能を有する。具体的には、マルチキャストアドレスの競合が生じているとアドレス競合判定部130により判断された場合、アドレス競合通知設定部131は、図8に示したアドレス競合通知コマンドを生成し、ベースバンド送信部126およびアンテナ121を介して送信させてもよい。
データユニット受信処理部132は、ベースバンド受信部122により復号された信号を、入出力インターフェース133を介して接続されている機器において対応可能な形式に変換する。データユニット送信処理部134は、入出力インターフェース133を介して接続されている機器から入力された信号を、無線送信するデータとして構築する。
受信マルチキャストアドレス設定部135は、無線デバイス12を管理する無線ホスト10から、マルチキャストアドレスが指定されると、指定されたマルチキャストアドレスを自装置のマルチキャストアドレスとして設定する。
このように、本実施形態にかかる無線デバイス12は、無線ホスト10が直接検出できないマルチキャストアドレスの競合を検出し、無線ホスト10に通知し、無線ホスト10に対してマルチキャストアドレスの再設定を促すことができる。
続いて、図11を参照し、本実施形態にかかる無線ホスト10および無線デバイス12の双方として動作することができる無線通信装置の動作を説明する。すなわち、図11を参照し、無線ホスト10および無線デバイス12の双方の動作を説明する。
図11は、本実施形態にかかる無線通信装置の動作の流れを示したフローチャートである。まず、無線通信装置は、初期設定動作として、一定の期間にわたるビーコンスキャン処理を実行して、自己の周囲に存在する他の通信装置を把握し、スーパーフレーム周期と利用するビーコンスロットの設定など、必要なパラメータの初期設定を行なう(S201)。
そして、無線通信装置が無線ホスト10として動作する場合などにおいて、該無線通信装置がクラスターIDの管理を行なう必要があれば(S202)、周囲で未使用となっているマルチキャストアドレスを1つ選択する(S203)。そして、無線通信装置は、選択したマルチキャストアドレスを予約対象デバイスアドレス(Target DevAddr)として記載し、周囲の利用と競合しないように利用するスロットをDRP MASとしてDRP IEを設定する(S204)。さらに、マルチキャストアドレス設定部111は、マルチキャストアドレスをワイヤレスUSBシステムにおけるクラスターIDとして設定する(S205)。
その後、スーパーフレーム周期のビーコン期間であって(S206)、自装置のビーコンスロットが到来した場合には(S207)、無線通信装置は、送信するビーコンパラメータを獲得し(S208)、ビーコン送信処理を行なう(S209)。
ビーコン期間の自装置のビーコンスロットでなければ、無線通信装置は、ビーコン受信処理を行ない(S210)、ビーコンを受信したら(S211)、そのビーコンのDRP IEを獲得して一時的にそのパラメータを保存しておく(S212)。
さらに、アドレス抽出部107または127は、DRP IEの予約対象デバイスアドレス(Target DevAddr)に記載されているアドレスを抽出する(S213)。アドレス抽出部107または127により抽出されたアドレスがマルチキャストアドレスの範囲内であるか否かをマルチキャストアドレス判定部108または128が判断する(S214)。マルチキャストアドレスの範囲内であると判断された場合、マルチキャストアドレス管理部109または129は、該アドレスを周囲で利用されている利用把握マルチキャストアドレスとして登録する(S215)。
ここで、無線通信装置が管理している設定中マルチキャストアドレスを獲得し(S216)、自己が利用しているマルチキャストアドレスと競合した場合には(S217)、利用把握マルチキャストアドレスを獲得する(S218)。無線通信装置が無線デバイス12として動作する場合には(S219)、そこから未使用のマルチキャストアドレス情報を構築して(S220)、アドレスのオーナーとなる無線ホスト10に対するアドレス競合通知コマンドを構築する(S221)。
また、無線通信装置がアドレスの設定者、すなわち無線ホスト10として動作する場合には、マルチキャストアドレス設定部111が、設定可能マルチキャストアドレスを1つ選択し(S222)、マルチキャストアドレスを変更する(S223)とともに、利用するクラスタIDも変更をする(S224)。
無線通信装置が利用を設定したDRP MASが到来した場合には(S225)、該無線通信装置の送信期間であり(S226)、送信データやコマンドがあれば(S227)、所定のアクセス制御手順に従って、そのデータあるいはコマンドを送信する(S228)。
あるいは、無線通信装置の受信期間であれば(S229)、データの受信処理を行ない(S230)、ここで自装置宛の受信があれば(S231)、そのデータやコマンドとして、クラスタIDの設定通知を受理した場合には(S232)、利用クラスターIDを登録する(S233)。さらに、利用クラスターIDが、予約対象デバイスアドレス(Target DevAddr)が記載されているDRPIEを獲得する(S234)。そして、無線通信装置もDRPIEで記載されているMASの利用(マルチキャストの受信)を設定するとともに、該当するDRPMASを利用するために自装置のDRPIEを設定する(S235)。
一方、無線通信装置は、アドレス競合通知コマンドを受理した場合には(S236)、S222に移行して、未使用のマルチキャストアドレスを1つ選択し(S222)、マルチキャストアドレスを変更する(S223)とともに、利用するクラスターIDも変更をする(S224)。このように、マルチキャストアドレス管理を行った後、再びS206に戻ることによって、一連のアドレス管理動作の処理が継続的に行なわれる構成になっている。
以上説明したように、本実施形態にかかる無線デバイス12は、無線ホスト10が直接検出できないマルチキャストアドレスの競合を検出し、無線ホスト10に通知することができる。そして、無線ホスト10は、無線デバイス12からのマルチキャストアドレスの競合通知を受信することによりマルチキャストアドレスの競合を検出することができる。さらに、当該無線ホスト10は、マルチキャストアドレスの競合が検出されると、配下の無線デバイス12に対して新たなマルチキャストアドレスを設定し、競合を回避することができる。
また、マルチキャストアドレスの管理を無線ホスト10に加え、無線デバイス12でも行なうことにより、より広範囲にマルチキャストアドレスの競合を解決することができる。
また、マルチキャストアドレスをクラスタIDとしても用いることにより、クラスタIDの競合発生を無線デバイス12が検出し、無線ホスト10にクラスタIDの変更を要求することも可能である。
なお、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、無線デバイス12がマルチキャストアドレスの競合をアドレス競合通知コマンドにより無線ホスト10に通知する場合を説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、無線デバイス12は、マルチキャストアドレスが競合した旨を示す情報をビーコンに含めて送信してもよい。
また、アドレス競合判定部130は、異なる送り元アドレスを有する無線ホスト10から、同一のマルチキャストアドレスが記載された信号を受信した場合にマルチキャストアドレスの競合が生じていると判断してもよい。
また、本明細書のデータ記録装置の処理における各ステップは、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含むとしてもよい。
また、無線ホスト10および無線デバイス12に内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアを、上述した無線ホスト10および無線デバイス12の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。また、図9または図10の機能ブロック図で示したそれぞれの機能ブロックをハードウェアで構成することで、一連の処理をハードウェアで実現することもできる。
本実施形態にかかる無線通信システムの構成例を示した説明図である。 スーパーフレームの構成例を示した説明図である。 ビーコンスロット位置を示した概念図である。 各アドレスの設定範囲を示した説明図である。 本実施形態にかかる無線ホストによるマルチキャストアドレスの管理例を示した説明図である。 ビーコンスロットにおいて送信されるビーコンのビーコンフレーム構成例を示した説明図である。 スロット予約情報エレメントを示した説明図である。 アドレス競合通知コマンドフレームの一例を示した説明図である。 本実施形態にかかる無線ホストの構成を示した機能ブロック図である。 本実施形態にかかる無線デバイスの構成を示した機能ブロック図である。 本実施形態にかかる無線通信装置の動作の流れを示したフローチャートである。
符号の説明
10 無線ホスト
12 無線デバイス
107、127 アドレス抽出部
108、128 マルチキャストアドレス抽出部
109、129 マルチキャストアドレス管理部
110、130 アドレス競合判定部
111 マルチキャストアドレス設定部
115 アドレス競合コマンド処理部
131 アドレス競合通知設定部
135 受信マルチキャストアドレス設定部

Claims (9)

  1. 無線ホストと通信可能であり、前記無線ホストにより第1のマルチキャストアドレスが設定される無線デバイスであって:
    前記第1のマルチキャストアドレスを含み、前記第1のマルチキャストアドレスが設定されている複数の無線デバイスと前記無線ホストとの無線通信を予約する予約情報を前記無線ホストから受信する受信部と;
    前記無線ホストと異なる他の無線ホストから前記受信部が受信した予約情報に含まれる第2のマルチキャストアドレスが、前記第1のマルチキャストアドレスと一致するか否かを判断する判断部と;
    前記第1のマルチキャストアドレスと前記第2のマルチキャストアドレスとが一致すると前記判断部により判断されると、前記無線ホストに前記第1のマルチキャストアドレスの競合を通知する競合通知部と;
    を備えることを特徴とする、無線デバイス。
  2. 無線デバイスと通信可能な無線ホストであって:
    複数の無線デバイスに第1のマルチキャストアドレスを設定するアドレス設定部と;
    前記第1のマルチキャストアドレスを含み、前記第1のマルチキャストアドレスが設定されている前記複数の無線デバイスと前記無線ホストとの無線通信を予約する予約情報を送信する送信部と;
    前記複数の無線デバイスに含まれるいずれかの無線デバイスから、該無線デバイスが前記無線ホストと異なる他の無線ホストから受信した予約情報に含まれる第2のマルチキャストアドレスと、前記第1のマルチキャストアドレスとの競合を示す競合通知を受信する受信部と;
    を備え、
    前記アドレス設定部は、前記受信部により前記競合通知が受信されると、前記複数の無線デバイスに新たな第1のマルチキャストアドレスを設定することを特徴とする、無線ホスト。
  3. 前記受信部は、周囲の無線ホストからマルチキャストアドレスを含む予約情報を受信し、
    前記受信部により受信された予約情報に含まれる前記マルチキャストアドレスを利用中アドレスとして記憶媒体に記録する記録部をさらに備え、
    前記アドレス設定部は、前記受信部により前記競合通知が受信されると、前記記憶媒体に記録されている前記利用中アドレスと異なる新たな第1のマルチキャストアドレスを前記複数の無線デバイスに設定することを特徴とする、請求項2に記載の無線ホスト。
  4. 前記アドレス設定部は、前記無線ホストおよび前記複数の無線デバイスを含むグループを識別するグループアドレスを、前記第1のマルチキャストアドレスと同一に設定することを特徴とする、請求項2に記載の無線ホスト。
  5. コンピュータを、無線ホストと通信可能であり、前記無線ホストにより第1のマルチキャストアドレスが設定される無線デバイスであって、
    前記第1のマルチキャストアドレスを含み、前記第1のマルチキャストアドレスが設定されている複数の無線デバイスと前記無線ホストとの無線通信を予約する予約情報を前記無線ホストから受信する受信部と;
    前記無線ホストと異なる他の無線ホストから前記受信部が受信した予約情報に含まれる第2のマルチキャストアドレスが、前記第1のマルチキャストアドレスと一致するか否かを判断する判断部と;
    前記第1のマルチキャストアドレスと前記第2のマルチキャストアドレスとが一致すると前記判断部により判断されると、前記無線ホストに前記第1のマルチキャストアドレスの競合を通知する競合通知部と;
    を備える無線デバイスとして機能させるための、プログラム。
  6. コンピュータを、
    無線デバイスと通信可能な無線ホストであって、
    複数の無線デバイスに第1のマルチキャストアドレスを設定するアドレス設定部と;
    前記第1のマルチキャストアドレスを含み、前記第1のマルチキャストアドレスが設定されている前記複数の無線デバイスと前記無線ホストとの無線通信を予約する予約情報を送信する送信部と;
    前記複数の無線デバイスに含まれるいずれかの無線デバイスから、該無線デバイスが前記無線ホストと異なる他の無線ホストから受信した予約情報に含まれる第2のマルチキャストアドレスと、前記第1のマルチキャストアドレスとの競合を示す競合通知を受信する受信部と;
    を備え、
    前記アドレス設定部は、前記受信部により前記競合通知が受信されると、前記複数の無線デバイスに新たな第1のマルチキャストアドレスを設定する無線ホストとして機能させるための、プログラム。
  7. 無線ホストと通信可能であり、前記無線ホストにより第1のマルチキャストアドレスが設定される無線デバイスにおいて実行される無線通信方法であって:
    前記第1のマルチキャストアドレスを含み、前記第1のマルチキャストアドレスが設定されている複数の無線デバイスと前記無線ホストとの無線通信を予約する予約情報を前記無線ホストから受信するステップと;
    前記無線ホストと異なる他の無線ホストから受信した予約情報に含まれる第2のマルチキャストアドレスが、前記第1のマルチキャストアドレスと一致するか否かを判断するステップと;
    前記第1のマルチキャストアドレスと前記第2のマルチキャストアドレスとが一致すると判断されると、前記無線ホストに前記第1のマルチキャストアドレスの競合を通知するステップと;
    を含むことを特徴とする、無線通信方法。
  8. 無線デバイスと通信可能な無線ホストにおいて実行される無線通信方法であって:
    複数の無線デバイスに第1のマルチキャストアドレスを設定するステップと;
    前記第1のマルチキャストアドレスを含み、前記第1のマルチキャストアドレスが設定されている前記複数の無線デバイスと前記無線ホストとの無線通信を予約する予約情報を送信するステップと;
    前記複数の無線デバイスに含まれるいずれかの無線デバイスから、該無線デバイスが前記無線ホストと異なる他の無線ホストから受信した予約情報に含まれる第2のマルチキャストアドレスと、前記第1のマルチキャストアドレスとの競合を示す競合通知を受信するステップと;
    前記複数の無線デバイスに新たな第1のマルチキャストアドレスを設定するステップと;
    を含むことを特徴とする、無線通信方法。
  9. 無線ホストと、前記無線ホストにより第1のマルチキャストアドレスが設定される無線デバイスと、を含む無線通信システムであって:
    前記無線デバイスは、
    前記第1のマルチキャストアドレスを含み、前記第1のマルチキャストアドレスが設定されている複数の無線デバイスと前記無線ホストとの無線通信を予約する予約情報を前記無線ホストから受信する受信部と;
    前記無線ホストと異なる他の無線ホストから前記受信部が受信した予約情報に含まれる第2のマルチキャストアドレスが、前記第1のマルチキャストアドレスと一致するか否かを判断する判断部と;
    前記第1のマルチキャストアドレスと前記第2のマルチキャストアドレスとが一致すると前記判断部により判断されると、前記無線ホストに前記第1のマルチキャストアドレスの競合を通知する競合通知部と;
    を備え、
    前記無線ホストは、
    前記無線デバイスから前記第1のマルチキャストアドレスの競合が通知されると、前記複数の無線デバイスに新たな第1のマルチキャストアドレスを設定することを特徴とする、無線通信システム。
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