JP4983465B2 - 遠隔会議システム - Google Patents

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Description

本発明は、サーバとクライアント端末を有する遠隔会議システムに関するものである。
従来、遠隔会議システムに関し、『同時会話可能な遠隔会議において、会議参加者の発言機会を均等化することにより多くの意見を吸い上げ、会議時間内での討議をより活発化することができる発言管理システムを提供する。』ことを目的とした技術として、『発言管理システムは、管理サーバ端末100および参加者端末110、120、130がネットワーク140で接続された同時会話可能な遠隔会議システムにおいて、会議参加者の複数人が同時に発言した場合、管理サーバ端末100が発言機会を均等化する機能を有している。』というものが提案されている(特許文献1)。
特開2003−304337号公報(要約)
上記特許文献1に記載の技術では、会議の進行に伴って話者を切り替えるなかで、一度に発話できる話者が限られる。また、いつ自分の発言が可能になるのかを会議参加者に通知する手段がないため、心理的に待たされる印象があり、また発言の準備がしにくい。
そのため、会議の進行に伴って話者を切り替えつつも同時に発話できる話者の制約を緩和し、各会議参加者に発言可能時期を通知することのできる遠隔会議システムが望まれていた。
本発明に係る遠隔会議システムは、遠隔会議の進行を制御するサーバと、会議参加者の音声を前記サーバに送信する1ないし複数のクライアント端末と、を有し、前記サーバは、前記クライアント端末に対しあらかじめ定めた順序で発話権限を与え、前記クライアント端末は、発話権限が与えられた際に限り、当該クライアント端末を使用する会議参加者の音声を前記サーバに送信する遠隔会議システムであって、前記サーバは、各前記クライアント端末の発話順序および現在発話権限を与えられている前記クライアント端末の識別子を各前記クライアント端末に送信し、前記順序に従って前記クライアント端末に発話権限を与える際に、そのクライアント端末の前または後に発話権限を与えられる他のクライアント端末のうち一定の範囲内にあるものを選択し、同時に発話権限を与え、前記クライアント端末は、遠隔会議の進行状況を表示するディスプレイを備え、前記サーバより受け取った、各前記クライアント端末の発話順序および現在発話権限を与えられている前記クライアント端末の識別子を、前記ディスプレイに表示するものである。
本発明に係る遠隔会議システムによれば、あらかじめ定めた順序に従ってクライアント端末に発話権限を与えるとともに、一定の規則に従って他のクライアント端末にも発話権限を与えるので、話者切り替えに伴う同時発話可能話者数の制約を緩和できる。
また、クライアント端末は、各会議参加者の発話順序および現在の発話者をディスプレイに表示するので、会議参加者は、自分がいつ発話可能になるか常時把握することができる。これにより、発言の準備がしやすくなるとともに、待たされる印象を緩和することができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る遠隔会議システムの構成図である。
図1において、サーバ100とクライアント端末200は、ネットワーク300で接続されている。クライアント端末200は会議参加者が使用するものであるが、ここでは記載の便宜上、1台のみ記す。
サーバ100は、クライアント端末200より会議参加者の発話音声データを受信し、他の会議参加者が使用するクライアント端末へ送信する。また、会議の進行を制御する役割を果たす。進行制御の詳細は、後述する。
クライアント端末200は、当該端末を使用する会議参加者の発話音声を受け取り、音声データに変換してサーバ100へ送信する。また、他のクライアント端末が送信した発話音声データをサーバ100から受信し、音声出力する。また、会議の進行状況をディスプレイ表示する。表示内容等については後述する。
ネットワーク300は、有線・無線などの通信回線である。通信プロトコルは、サーバ100やクライアント端末200の仕様などに応じて適切なものが用いられる。
次に、サーバ100の構成について説明する。
サーバ100は、制御部101、データ送信部102、データ受信部103、会話データ処理部104、仮想空間データ作成部105、会話データ蓄積部106、仮想空間データ蓄積部107を備える。
サーバ100の主な機能は、クライアント端末200から送信された発話音声データを他のクライアント端末へ送信する機能、会議の進行状況を可視化する仮想空間データを作成してクライアント端末200へ送信する機能、である。
制御部101は、以下の(1)〜(6)の機能を有する。
(1)データ送信部102にネットワーク300を介したデータの送信を指示する。また、データ受信部103がネットワーク300を介して受信したデータを受け取る。
(2)データ受信部103が受信した発話音声データを受け取り、会話データ処理部104に出力する。
(3)会話データ蓄積部106に蓄積された会話データを用いて、仮想空間データ作成部105に対し、会議の進行状況を可視化する仮想空間データの作成を指示する。
(4)データ受信部103が受信した仮想空間制御データを受け取り、仮想空間データ作成部105に対し、仮想空間データの変更を指示する。
(5)図示しないタイマを起動し、仮想空間データ作成部105に対し、定期的に仮想空間データの変更を指示する。
(6)データ送信部102に対し、発話音声データの送信、または仮想空間データの送信を指示する。
発話音声データは、クライアント端末200を識別するためのID、音声データ、および音声持続時間からなる。
仮想空間制御データは、データを送信するクライアント端末200を識別するためのID、および後述の図2〜図3で説明する仮想空間を変更するためのデータからなる。
データ送信部102は、制御部101の指示に基づき、会話データ処理部104で作成された発話音声データを、ネットワーク300を介してクライアント端末200に送信する。
また、制御部101の指示に基づき、仮想空間データ作成部105で作成された仮想空間データを、ネットワーク300を介してクライアント端末200に送信する。
データ受信部103は、ネットワーク300を介してクライアント端末200が送信する発話音声データおよび仮想空間制御データを受信し、制御部101に出力する。
会話データ処理部104は、以下の機能を有する。
(1)制御部101が出力する発話音声データを受け取り、会話データ蓄積部106に格納する。
(2)会話データ蓄積部106に蓄積された会話データを重畳して制御部101に出力する。
(3)各クライアント端末200が送信した発話音声データを、仮想空間データに基づき音量に重み付けをして重畳する。
仮想空間データ作成部105は、発話音声データと仮想空間制御データを用いて、仮想空間データを作成し、仮想空間データ蓄積部107に格納する。
仮想空間データとは、クライアント端末200毎の発話状況を可視化するためのデータであり、後述の図2〜図3で説明するような画面イメージに相当する。
また、仮想空間データ作成部105は、作成した仮想空間データを制御部101に出力する。
会話データ蓄積部106は、会話データ処理部104より発話音声データを受け取り、会話データとして蓄積する。
仮想空間データ蓄積部107は、仮想空間データ作成部105より仮想空間データを受け取って蓄積する。
図2は、仮想空間データの画面表示例である。クライアント端末200は、仮想空間データをサーバ100より受け取り、図2のような画面イメージでディスプレイ表示する。
遠隔会議を開始する際、サーバ100は、会議参加者が使用する各クライアント端末200に発話可能時間を割り当てる。次に、その割当結果と、ディスプレイ上におけるクライアント端末200の表示位置を仮想空間データとして構成し、各クライアント端末200に送信する。
クライアント端末200は、仮想空間データをサーバ100より受け取り、図2のような円グラフ状にディスプレイ表示する。円グラフの構成内訳の面積が、各クライアント端末200の発話可能時間を表す。
また、クライアント端末200が無音以外の発話音声データをサーバ100に送信した際に、各クライアント端末200の発話可能時間の消費情況を会議参加者に明示するため、以下の(1)(2)のように処理してもよい。
(1)サーバ100は、発話を行ったクライアント端末200の発話可能時間を、その発話量に応じて減算し、減算結果を新たな仮想空間データとして各クライアント端末200に送信する。
クライアント端末200は、受け取った仮想空間データの内容に基づき、発話を行ったクライアント端末200に該当する円グラフの構成内訳面積を縮小し、改めてディスプレイ表示する。
(2)上記(1)の場合とは反対に、発話を行うに従って、円グラフの構成内訳面積を拡大する。発話可能時間の上限に達すると、そのクライアント端末200はそれ以上発話できなくなり、円グラフの構成内訳面積はそれ以上拡大しない。
また、遠隔会議の進行制御手法の1つとして、各会議参加者に順番に発話権限を与えて発話のローテーションを行う場合がある。この場合、発話の順番、および現在の発話者が誰であるのかをディスプレイ表示すると、各会議参加者の便宜に資する。これについて、次の図3で説明する。
図3は、仮想空間データの別の画面表示例である。図3では、図2の円グラフが会議の進行に伴って回転し、その回転の向きと各構成内訳の位置によって、発話の順番が各会議参加者に明確に把握される。
また、現在の発話者に相当する部分を仮想スポット照明301でスポットライト表示することにより、スポット302の位置で誰が現在発話しているのかを容易に把握することができる。
また、複数のクライアント端末200に同時に発話権限を与える場合には、以下の(1)〜(3)のようにすることもできる。
(1)円グラフで表示される発話順序に従って、主話者を設定し、図3のようにスポットライト表示する。
(2)主話者以外の会議参加者が使用するクライアント端末200にも、主話者と同時に発話権限を与える。ただし、発話音量を下記(3)のように主話者よりも小さくなるように設定する。
(3)スポット302(即ち主話者)の発話音量を最大とし、円グラフ上の位置がスポット302から離れるに従って、音量を小さくする。例えば、スポット302からの距離に反比例して音量を設定する、などとする。
サーバ100は、クライアント端末200に仮想空間データを送信する際に、各クライアント端末200に発話権限と発話可能時間を割り当てる。また、上述のように発話音量の制限を行う場合は、音量設定値を併せて送信する。
発話可能時間は、各クライアント端末200に個別の発話量を割り当てる場合はその発話量に、各クライアント端末200に平等に発話時間を割り当てる場合はその発話時間に、それぞれ設定される。
なお、主話者と同時に発話権限を与えるクライアント端末200の範囲を、円グラフ上で主話者から一定の距離範囲内にあるものに限定してもよい。この場合は、発話権限を与えられない話者は待たされることになるが、発話の流れをある程度維持することができるので、会議進行の上では有利に働く場合がある。
円グラフの回転は、タイマ動作に従って定期的に行うか、もしくは主話者が発話可能時間を使い切った場合に、以下の(1)〜(3)のようにして行われる。
(1)サーバ100は、各クライアント端末200が送信する発話音声データを受け取る毎に各クライアント端末200の発話量を計上し、仮想空間データを更新する。
(2)主話者が使用するクライアント端末200が発話可能時間を使い切った際、もしくはあらかじめ定めた時間毎に、更新した仮想空間データを各クライアント端末200に送信する。
(3)クライアント端末200は、更新された仮想空間データを受信し、再度ディスプレイ表示する。更新された仮想空間データでは、円グラフは1話者分回転されている。
図3のような表示例の場合、仮想空間データは以下のような内容で構成される。
(会話状況可視化データ)
クライアント端末200の識別ID、円グラフ上の表示位置、円グラフ上の構成内訳
(仮想スポット照明301の属性データ)
スポットライトの配置位置、照射角度
(円グラフ表示用データ)
円グラフ全体の表示位置、回転角度
次に、上記各データの内容について説明する。
会話状況可視化データとは、主に図2や図3のような円グラフ上における各クライアント端末200の表示を行うためのデータである。
円グラフ上の表示位置とは、「発話者Aの構成内訳を何番目に表示する」といった、発話順序を表すためのデータである。
円グラフ上の構成内訳とは、円グラフ上における構成内訳面積、即ち各クライアント端末200の発話可能時間を表すためのデータである。
仮想スポット照明301の属性データとは、図3のように主話者をスポットライト表示する場合、仮想スポット照明301をディスプレイ表示するために必要なデータである。
スポットライトの配置位置は仮想スポット照明301の3次元座標、照射角度は照明を向ける方向を表す。
円グラフ表示用データは、図2や図3のような円グラフをディスプレイ表示するために必要なデータである。
円グラフ全体の表示位置は円グラフ全体の3次元座標、回転角度は円グラフの中心を中心軸として回転する角度を表す。
仮想スポット照明301の属性データと、円グラフ表示用データとに基づき、スポット302の位置、およびスポット302と円グラフの各構成内訳との距離が求められる。クライアント端末200の音量設定を行う場合は、この距離に基づき音量を設定する。
次に、クライアント端末200の構成について説明する。
クライアント端末200は、制御部201、データ送信部202、データ受信部203、会話情報可視化部204、音声制御部205、情報入力部206、音声出力部207、音声入力部208を備える。
制御部201は、以下の(1)〜(4)の機能を有する。
(1)データ送信部202にネットワーク300を介したデータの送信を指示する。また、データ受信部203がネットワーク300を介して受信したデータを受け取る。
(2)会話情報可視化部204に仮想空間データを出力する。
(3)データ受信部203が受信した、他のクライアント端末200の発話音声データを、音声制御部205に出力する。また、音声入力部208に入力された発話音声を、音声制御部205より受け取る。
(4)情報入力部206より、仮想空間データを変更するための入力を受け取り、仮想空間制御データとしてデータ送信部202に出力する。
データ送信部202は、制御部201の指示に基づき、音声制御部205が出力した発話音声データを、ネットワーク300を介してサーバ100に送信する。
また、制御部201の指示に基づき、情報入力部206で入力された仮想空間制御データを、ネットワーク300を介してサーバ100に送信する。
データ受信部203は、ネットワーク300を介してサーバ100が送信する発話音声データおよび仮想空間データを受信し、制御部201に出力する。
会話情報可視化部204は、制御部201より仮想空間データを受け取り、図2や図3のような表示形式でディスプレイ表示する。
音声制御部205は、音声入力部208に入力された発話音声を受け取り、発話音声データに変換して、制御部201に出力する。
また、他のクライアント端末200の発話音声データを制御部201より受け取り、音声信号に変換して音声出力部207に出力する。
情報入力部206は、クライアント端末200を使用する会議参加者の、仮想空間データを変更するための入力を受け付け、制御部201に出力する。
ここでいう、仮想空間データの変更とは、円グラフの回転速度を速めたり、回転方向を変更したり、といった指示をすることをいう。会議参加者は、(あらかじめ権限が与えられていれば)必要に応じて上述の入力を行い、会議の進行を変更することができる。
音声出力部207は、音声制御部205より受け取った音声信号に基づき音声出力を行う。
音声入力部208は、発話音声入力を受け取り、音声制御部205に出力する。
制御部101、会話データ処理部104、仮想空間データ作成部105、制御部201、会話情報可視化部204、音声制御部205は、これらの機能を実現する回路デバイス等のハードウェアを用いて構成することもできるし、マイコンやCPUなどの演算装置上で実行されるソフトウェアとして構成することもできる。
また、音声制御部205は、音声出力部207および音声出力部208とのインターフェースを適宜備える。
データ送信部102、データ受信部103、データ送信部202、データ受信部203は、ネットワーク300とのインターフェースを適宜備える。
会話データ蓄積部106、仮想空間データ蓄積部107は、HDD(Hard Disk Drive)などの書き込み可能な記憶装置で構成することができる。
情報入力部206は、キーボード、マウス等の入力装置で構成することができる。
音声出力部207は、スピーカ等の音声出力デバイスで構成することができる。
音声入力部208は、マイクおよびADコンバータなどで構成することができる。
図4は、サーバ100の動作フローを説明するものである。以下、各ステップについて説明する。
なお、クライアント端末200は既にネットワーク300に接続しており、会議参加者の人数、クライアント端末200の識別ID等は設定済みであるとする。また、会議の進行状況は、図3のような表示形式でディスプレイ表示するものとする。
(S401)
制御部101は、遠隔会議を開始する。以後、会議に参加している各クライアント端末200との間でデータの送受信を行う。
(S402)
会議の進行に伴い、各クライアント端末200は、サーバ100に対し発話音声データまたは仮想空間制御データを送信する。データ受信部103は、クライアント端末200が送信したデータを受信し、制御部101に出力する。
(S403)
制御部101は、ステップS402で受け取ったデータが発話音声データであるか仮想空間制御データであるかを判定する。発話音声データである場合はステップS404へ進み、仮想空間制御データである場合はステップS406へ進む。
(S404)
制御部101は、発話音声データを会話データ処理部104に出力する。会話データ処理部104は、受け取った発話音声データを会話データ蓄積部106に格納する。
(S405)
会話データ処理部104は、発話音声データを会話データ蓄積部106に格納する際に、クライアント端末200毎の発話時間を併せて記録する。
(S406)
制御部101は、ステップS403で受け取った仮想空間制御データに基づき、仮想空間データのうち会話状況可視化データを計算するよう、仮想空間データ作成部105に指示する。ここでいう計算とは、例えば円グラフの回転速度変更指示に伴う位置の再計算などのことである。
(S407)
制御部101は、会話データ蓄積部106に蓄積されている音声データに基づき、仮想空間データのうち会話状況可視化データを更新するよう、仮想空間データ作成部105に指示する。
(S408)
制御部101は、会議に参加している全てのクライアント端末200について仮想空間データの更新を実行したか否かを判定する。未だ実行してない場合は、ステップS402に戻って残りのクライアント端末200について同様の処理を実行する。全て実行し終えた場合は、ステップS409へ進む。
(S409)
制御部101は、各クライアント端末200が送信した発話音声データを重畳し、マージ音声データを作成する。このとき、仮想空間データを参照し、図3のスポット302からの距離が遠いクライアント端末200ほど音量が小さくなるように、各発話音声データの音量に重み付けをする。
(S410)〜(S411)
制御部101は、データ送信部102を介して、仮想空間データとマージ音声データを各クライアント端末200に送信する。
仮想空間データには、発話権限や発話可能時間に関する情報を含めてもよいし、これらを別に送信してもよい。
なお、図4のフローチャートの動作とは別に、定期的に仮想空間データを更新し、クライアント端末200へ常に最新の仮想空間データを提供する。仮想空間データの更新間隔よりも発話音声データや仮想空間制御データの受信間隔が短い場合は、定期的な更新は省略してもよい。
図5は、クライアント端末200の動作フローを説明するものである。以下、各ステップについて説明する。
(S501)
制御部201は、遠隔会議を開始(会議に参加)する。
(S502)
制御部201は、データ受信部203が受信したデータがあるか否かを判定する。データがある場合はステップS503へ進み、データがない場合はステップS507へ進む。
(S503)
制御部201は、データ受信部203が受信したデータを取得する。
(S504)
制御部201は、ステップS503で取得したデータがマージ音声データであるか仮想空間データであるかを判定する。マージ音声データである場合はステップS505へ進み、仮想空間データである場合はステップS506へ進む。
(S505)
制御部201は、ステップS503で取得したマージ音声データを音声制御部205へ出力する。音声制御部205は、受け取ったマージ音声データを音声信号に変換し、音声出力部207より音声出力する。
(S506)
制御部201は、ステップS503で取得した仮想空間データを会話情報可視化部204へ出力する。会話情報可視化部204は、受け取った仮想空間データに基づき、図2や図3のような表示形式でディスプレイ表示する。
(S507)
制御部201は、音声入力部208に発話入力があったか否かを、音声制御部205からの通知に基づき判定する。発話がある場合はステップS508へ進み、発話がない場合はステップS509へ進む。
(S508)
音声制御部205は、音声入力部208へ入力された発話音声を発話音声データに変換し、制御部201へ出力する。制御部201は、データ送信部202を介して、発話音声データをサーバ100に送信する。
(S509)
制御部201は、情報入力部206から仮想空間データの変更指示入力があるか否かを判定する。入力がある場合はステップS510へ進み、入力がない場合はステップS511へ進む。
(S510)
制御部201は、情報入力部206からの入力を受け取り、仮想空間制御データとしてデータ送信部202よりサーバ100へ送信する。
(S511)
制御部201は、当該クライアント端末200の動作を終了するか否かを判定する。終了しない場合はステップS502へ戻り、同様の処理を繰り返す。
なお、クライアント端末200は、上記の動作の他、発話権限や発話可能時間、音量設定などを指示するデータを、サーバ100より受信する。これらのデータは、仮想空間データに含めてもよいし、仮想空間データとは別途に受信するようにしてもよい。
本実施の形態1における「入力手段」は、情報入力部206がこれに相当する。
また、本実施の形態1における「仮想物体」は、図2および図3の円グラフがこれに相当する。なお、図2および図3において、円グラフの各構成内訳の位置で会議参加者の発話順序を表すとともに、各構成内訳の面積で発話可能時間を表すこととしたが、円グラフ以外の幾何図形を用いて、発話順序や発話可能時間を表すようにしてもよい。
例えば、複数の3次元仮想物体の配置や体積により、発話順序や発話可能時間を表すことが考えられる。
本実施の形態1において、サーバ100とクライアント端末200はネットワーク300を介して接続されているが、個々のクライアント端末200が識別できるのであれば、両者を接続端子等で直結してもよい。
以上のように、本実施の形態1によれば、サーバ100は、主話者が使用するクライアント端末200に発話権限を与えるとともに、他のクライアント端末200にも同時に発話権限を与え、クライアント端末200は、発話順序および現在の発話者をディスプレイ表示するので、話者の発話順序を維持して会議の流れを作りながら、主話者以外の話者にも待たされ感を与えることなく会議を進行することができる。
また、サーバ100は、図3の円グラフ上でスポット302から遠いクライアント端末ほど発話音量を低く設定するので、同時発話可能な話者数の確保と、会議進行の流れの維持とを、バランスよく両立することができる。
また、サーバ100は、クライアント端末200に発話可能時間を割り当て、クライアント端末200がその発話可能時間を使い切ると、発話権限を次の順番のクライアント端末200に切り替えるので、あらかじめ定めた発話順序に従って会議の進行を整然と制御することができる。
また、サーバ100は、発話順序と現在の話者を円グラフ状に表す仮想空間データをクライアント端末200に送信し、クライアント端末200は、その仮想空間データに基づき、発話順序と現在の話者を表す円グラフをディスプレイ表示する。また、現在の話者は円グラフ上でスポットライト表示される。
そのため、発話順序や現在の話者を会議参加者が明確に把握できるので、発言の準備などを行いやすくなり、円滑な会議進行に資する。
また、情報入力部206で円グラフの回転速度や回転方向の変更を指示してサーバ100に仮想空間制御データとして送信し、サーバ100はその旨を受けて仮想空間データを再作成してクライアント端末200に送信するので、会議の進行に関し、会議参加者の意向を一定の範囲で反映することができる。
さらには、仮想空間制御データを送信可能なクライアント端末200を、特定の会議参加者が使用するクライアント端末200のみに限定してもよい。このようにすることで、会議の進行を制御する権限を、特定の会議参加者(例えば議長など)に限定することもできる。
実施の形態2.
実施の形態1では、会議参加者の意見表明が音声出力によってのみ行われるため、会議の雰囲気を会議参加者間で共有するための手段が限られていた。
そこで、本発明の実施の形態2では、会議参加者が他の会議参加者の発言を支持する旨の入力を行うことができる構成例について説明する。
なお、本実施の形態2に係る遠隔会議システムの構成は、各部の機能を除いて実施の形態1の図1と同様であるため、説明を省略する。
本実施の形態2において、情報入力部206は、他のクライアント端末200を使用する会議参加者の発言を支持する旨の入力を受け付け、制御部201に出力する。
制御部201は、その入力を受け取り、仮想空間制御データとしてサーバ100に送信する。
サーバ100のデータ受信部103は、クライアント端末200が送信した上記仮想空間制御データを受信し、制御部101に出力する。
制御部101は、上記仮想空間制御データを受け取り、その内容に基づき仮想空間データを更新するよう、仮想空間データ作成部105に指示する。更新の内容について、次の図6で説明する。
図6は、会議参加者が情報入力部206で他の会議参加者の発言に対して支持入力をする前後における、仮想空間データの変化の様子を示すものである。ここでは、図2と同様に円グラフを用いて仮想空間データをディスプレイ表示する例を用いる。
図6(a)は支持入力を行う前の円グラフの状態であり、4名の会議参加者の発話可能時間が均等に割り当てられ、円グラフの各構成内訳面積が全て同一である。
図6(b)は、円グラフの右上に相当する会議参加者が、右下に相当する会議参加者の発言に対して支持をする旨を入力した後の円グラフの状態である。支持を入力した右上の会議参加者の円グラフ構成内訳面積が減り、その分が右下の会議参加者の円グラフ構成内訳面積に足されている。
構成内訳面積は発言可能時間を示すので、支持を表明した会議参加者は、支持先の会議参加者に自分の発言可能時間を譲り渡したことに等しい。
本実施の形態2において、情報入力部206に支持入力をすることでサーバ100に送信される仮想空間制御データは、当該クライアント端末の識別IDと、支持先のクライアント端末の識別IDとを、少なくとも含む。これに加えて、支持量を送信するようにしてもよい。
また、本実施の形態2において、情報入力部206の構成は、例えば以下の(1)(2)のようにすることができる。
(1)情報入力部206をキーボードで構成する。キーボードの特定のキーを押下するとその時点での主話者の発言に対して支持をする旨を表明することになる。
(2)情報入力部206をマウスで構成する。円グラフの周辺または円グラフの各構成内訳の領域内に、押下可能なボタンを配置する。会議参加者は、ディスプレイ上のマウスポインタを移動し、支持を表明する相手に対応したボタンをクリックする。クリックしたボタンに対応した会議参加者に対して支持を表明したことになる。
本実施の形態2における「支持入力手段」は、情報入力部206がこれに相当する。
図6のように、支持を表明する会議参加者の発言可能時間を、支持先の会議参加者に譲り渡すようにしたのは、以下の理由による。
第1に、無制限に支持入力が可能であるものとすると、結局のところ支持入力合戦のような状態が発生しかねず、会議進行の円滑の観点からは好ましくない。
第2に、支持者と被支持者が明確になり、会議の雰囲気やキーパーソンの存在を意識することができる。即ち、円グラフの面積が減った参加者が支持者であり、増えた参加者が被支持者である。これにより、会議の流れが参加者にとって分かりやすく、会議進行の円滑に資する。
また、支持を受けた会議参加者の発言可能時間が支持を受けた分長くなることによる会議進行の円滑化効果や、肯定的な支持を得られる発言が大きな音量でなされる機会が増えることによる会議活性化効果も見込むことができる。
実施の形態3.
実施の形態1〜2では、遠隔会議の進行中に遠隔会議システムを使用する例を説明したが、本発明の実施の形態3では、会議の終了後に遠隔会議システムが蓄積しているデータを活用する例について説明する。
図7は、本実施の形態3に係る遠隔会議システムの構成図である。
図7において、図1の構成に加えて、新たに会議データ蓄積部701が追加されている。その他の構成は図1と同様であるため、説明を省略する。
会議データ蓄積部701は、制御部101より仮想空間データと発話音声データを受け取り、両者を関連付けて蓄積する。会議データ蓄積部701は、HDDのような書き込み可能な記憶装置で構成することができる。
また、本実施の形態3において、新たに会議データ閲覧端末800を設ける。会議データ閲覧端末800は、会議データ蓄積部701に蓄積された仮想空間データと発話音声データに基づき、会議の進行状況を再現する機能を備える。
図8は、会議データ閲覧端末800の画面イメージを示すものである。
会議データ閲覧端末800は、クライアント端末200と同様にディスプレイを備え、クライアント端末200が表示するものと同様に仮想空間データを画面表示する機能を備える。図8は、図3と同様に円グラフをスポットライト表示した画面イメージ例である。
会議データ閲覧端末800は、会議データ蓄積部701に蓄積された仮想空間データを読み込み、仮想空間データが会議の進行に伴って変更されていく様子を、時系列に沿って再現表示する。
また、会議データ蓄積部701に仮想空間データと関連付けて蓄積された発話音声データを読み込み、仮想空間データの画面表示に同期して音声出力する。
これにより、会議進行に伴う各会議参加者の発話音声と、そのときの会議の状況を表した仮想空間データとが同期表示され、会議をリードしているのが誰であるか、といった会議の進行状況を、会議終了後に分析することができる。
さらに、会議データ閲覧端末800の画面には、操作ボタン801、スライドバー802、時間表示部803が設けられている。
操作ボタン801は、仮想空間データと発話音声データの再生、一時停止、停止などの操作を支持するための操作部である。
スライドバー802は、会議全体時間に占める現在の再生位置を表示するとともに、バーのドラッグにより再生位置を進めたり戻したりするための操作部である。
時間表示部803は、会議全体時間における現在の再生位置を数値で示す表示部である。図8の例では、会議全体時間が15:00であるのに対し、現在の再生時刻は03:42であることを表示している。
以上の表示部、操作部により、会議データ閲覧端末800は、会議データ蓄積部701に蓄積されている仮想空間データと発話音声データを再生するプレイヤーの役割を果たすことができる。
図9は、本実施の形態3におけるサーバ100の動作フローを説明するものである。以下、各ステップについて説明する。
(S901)〜(S909)
図4のステップS401〜S409と同様であるため、説明を省略する。
(S910)
制御部101は、ステップS909で作成したマージ音声データと、ステップS907で更新した仮想空間データとを、遠隔会議開始からの経過時間と対応付けて、会議データ蓄積部701に格納する。
(S911)〜(S912)
図4のステップS410〜S411と同様であるため、説明を省略する。
なお、実施の形態1と同様に、図9のフローチャートの動作とは別に定期的に仮想空間データを更新し、クライアント端末200へ常に最新の仮想空間データを提供する。
図9の動作フローによれば、サーバ100は、仮想空間データと発話音声データを対応付けて会議データ蓄積部701に格納し、会議データ閲覧端末800がこれらのデータを読み出すときは、両者を対応付けて再生することができる。
図9の動作フローでは、全ての発話音声データと仮想空間データを会議データ蓄積部701に格納しているが、仮想空間データは一定時間間隔でサンプリングして格納するようにしてもよい。
発話音声データは会議の内容そのものであるため、全て蓄積する必要があるが、仮想空間データは会議の進行状況を把握するための指標として用いるため、サンプリングしたデータでも十分に役割を果たすことができる。
会議データ閲覧端末800は、サーバ100側に設けてもよいし、クライアント端末200側に設けてもよい。また、クライアント端末200と兼用してもよい。
会議データ閲覧端末800とサーバ100の接続は、ネットワーク300を介して行ってもよいし、サーバ100の接続端子等に直結してもよい。
以上のように、本実施の形態3によれば、会議の進行状況を会議データ閲覧端末800で再生する際に、仮想空間データの内容を会議の状況把握や検索の指標として用いることができる。
例えば、「AさんとBさんが会議で中心的に発言していたときの様子を再生する」といったあいまいな検索要求に対しても、円グラフのAさんの面積とBさんの面積が大きくなっている時間帯を視覚的に探すことで対応できる。
また、発話音声だけでは分かりづらい、発言に対する支持の状況なども、仮想空間データとして提示されるため、会議におけるキーパーソンを会議終了後に抽出する、といった分析も可能である。
実施の形態4.
以上の実施の形態1〜3において、音声会議を行うための遠隔会議システムについて説明したが、音声に加えて映像を送受信するように構成してもよい。
この場合は、クライアント端末200は、会議参加者の映像を入力するために必要な撮像手段や映像処理部を適宜備える。また、サーバ100は、発話音声データに加えて映像データを処理ないし蓄積する。
実施の形態1に係る遠隔会議システムの構成図である。 仮想空間データの画面表示例である。 仮想空間データの別の画面表示例である。 サーバ100の動作フローを説明するものである。 クライアント端末200の動作フローを説明するものである。 会議参加者が他の会議参加者の発言に対して支持入力をする前後における、仮想空間データの変化の様子を示すものである。 実施の形態3に係る遠隔会議システムの構成図である。 会議データ閲覧端末800の画面イメージを示すものである。 実施の形態3におけるサーバ100の動作フローを説明するものである。
符号の説明
100 サーバ、101 制御部、102 データ送信部、103 データ受信部、104 会話データ処理部、105 仮想空間データ作成部、106 会話データ蓄積部、107 仮想空間データ蓄積部、200 クライアント端末、201 制御部、202 データ送信部、203 データ受信部、204 会話情報可視化部、205 音声制御部、206 情報入力部、207 音声出力部、208 音声入力部、300 ネットワーク、301 仮想スポット照明、302 スポット、701 会議データ蓄積部、800 会議データ閲覧端末、801 操作ボタン、802 スライドバー、803 時間表示部。

Claims (13)

  1. 遠隔会議の進行を制御するサーバと、
    会議参加者の音声を前記サーバに送信する1ないし複数のクライアント端末と、
    を有し、
    前記サーバは、
    前記クライアント端末に対しあらかじめ定めた順序で発話権限を与え、
    前記クライアント端末は、
    発話権限が与えられた際に限り、当該クライアント端末を使用する会議参加者の音声を前記サーバに送信する
    遠隔会議システムであって、
    前記サーバは、
    各前記クライアント端末の発話順序および現在発話権限を与えられている前記クライアント端末の識別子を各前記クライアント端末に送信し、
    前記順序に従って前記クライアント端末に発話権限を与える際に、
    そのクライアント端末の前または後に発話権限を与えられる他のクライアント端末のうち一定の範囲内にあるものを選択し、同時に発話権限を与え、
    前記クライアント端末は、
    遠隔会議の進行状況を表示するディスプレイを備え、
    前記サーバより受け取った、各前記クライアント端末の発話順序および現在発話権限を与えられている前記クライアント端末の識別子を、前記ディスプレイに表示する
    ことを特徴とする遠隔会議システム。
  2. 遠隔会議の進行を制御するサーバと、
    会議参加者の音声を前記サーバに送信する1ないし複数のクライアント端末と、
    を有し、
    前記サーバは、
    前記クライアント端末に対しあらかじめ定めた順序で発話権限を与え、
    前記クライアント端末は、
    発話権限が与えられた際に限り、当該クライアント端末を使用する会議参加者の音声を前記サーバに送信する
    遠隔会議システムであって、
    前記サーバは、
    各前記クライアント端末の発話順序および現在発話権限を与えられている前記クライアント端末の識別子を各前記クライアント端末に送信し、
    前記順序に従って前記クライアント端末に主話者としての発話権限を与えるとともに、他のクライアント端末にも同時に発話権限を与え、
    当該他のクライアント端末の発話音量を、主話者としての発話権限を与えられる前記クライアント端末よりも小さく設定し、
    前記クライアント端末は、
    遠隔会議の進行状況を表示するディスプレイを備え、
    前記サーバより受け取った、各前記クライアント端末の発話順序および現在発話権限を与えられている前記クライアント端末の識別子を、前記ディスプレイに表示する
    ことを特徴とする遠隔会議システム。
  3. 前記サーバは、
    前記他のクライアント端末の発話音量を設定する際に、
    前記順序における前記主話者からの距離に応じて当該他のクライアント端末の音量をより小さく設定する
    ことを特徴とする請求項に記載の遠隔会議システム。
  4. 前記サーバは、
    前記クライアント端末に発話権限を与えるとともに発話可能時間を割り当て、
    そのクライアント端末が前記発話可能時間を消化すると発話順序を次のクライアント端末に切り替える
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれかに記載の遠隔会議システム。
  5. 前記クライアント端末は、
    前記発話順序を表示する仮想物体を前記ディスプレイ上に表示し、
    その仮想物体の位置で前記発話順序を表し、
    面積または体積の大小で前記発話可能時間を表す
    ことを特徴とする請求項に記載の遠隔会議システム。
  6. 前記クライアント端末は、
    前記仮想物体として、
    前記発話順序を表示する円グラフを前記ディスプレイ上に表示し、
    その円グラフの回転位置で前記発話順序を表し、
    円グラフの構成内訳の面積の大小で前記発話可能時間を表す
    ことを特徴とする請求項に記載の遠隔会議システム。
  7. 前記クライアント端末は、
    前記円グラフを前記ディスプレイ上に表示するとともに、
    その円グラフの構成内訳のうち現在発話権限を与えられている前記クライアント端末に相当する部分をスポットライト表示する
    ことを特徴とする請求項に記載の遠隔会議システム。
  8. 前記クライアント端末は、
    前記仮想物体の位置の切替速度または切替方向の変更を指示する入力手段を備え、
    その入力内容を前記サーバに送信し、
    前記サーバは、
    その入力内容に基づき、各前記クライアント端末の発話順序の切替速度または切替方向を変更し、
    前記クライアント端末は、
    変更後の発話順序の切替速度または切替方向に基づき前記仮想物体を前記ディスプレイ上に表示する
    ことを特徴とする請求項ないし請求項のいずれかに記載の遠隔会議システム。
  9. 前記クライアント端末は、
    他のクライアント端末の発話内容を支持する旨を入力する支持入力手段を備え、
    その入力内容を前記サーバに送信し、
    前記サーバは、
    前記クライアント端末が送信した前記支持入力手段の入力内容を受け取り、
    その入力内容に基づき、支持を受けたクライアント端末の発話可能時間を増加させるとともに、支持を入力したクライアント端末の発話可能時間を同量減少させる
    ことを特徴とする請求項ないし請求項のいずれかに記載の遠隔会議システム。
  10. 前記サーバは、
    遠隔会議進行中の会議参加者の音声を格納する記憶手段を備え、
    各会議参加者の音声と会議の進行時間を対応付けて前記記憶手段に格納する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれかに記載の遠隔会議システム。
  11. 前記サーバは、
    各会議参加者の音声を前記記憶手段に格納する際に、
    その時点における各前記クライアント端末の発話可能時間と発話順序を、各会議参加者の音声と対応付けて前記記憶手段に格納する
    ことを特徴とする請求項10に記載の遠隔会議システム。
  12. 前記記憶手段に格納されている各会議参加者の音声と会議の進行時間を同期表示する閲覧端末を備えた
    ことを特徴とする請求項10に記載の遠隔会議システム。
  13. 前記記憶手段に格納されている各前記クライアント端末の発話可能時間と発話順序を各会議参加者の音声とともに同期表示する閲覧端末を備えた
    ことを特徴とする請求項10または請求項11に記載の遠隔会議システム。
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