JP2003299051A - 情報出力装置および情報出力方法 - Google Patents

情報出力装置および情報出力方法

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JP2003299051A
JP2003299051A JP2002096441A JP2002096441A JP2003299051A JP 2003299051 A JP2003299051 A JP 2003299051A JP 2002096441 A JP2002096441 A JP 2002096441A JP 2002096441 A JP2002096441 A JP 2002096441A JP 2003299051 A JP2003299051 A JP 2003299051A
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Motoyuki Kobayashi
元之 小林
Takeshi Imanaka
今中  武
Masanori Tagami
正範 田上
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数人で行うテレビ会議において、発言者が
分かりにくく、発言を促進しないシステムであった。 【解決手段】 2以上の情報処理装置から映像を含む情
報、または映像と音声を含む情報を入力して相互に送受
信する場合に、受信した情報に基づいて、発言者の情報
処理装置を決定し、当該発言者の情報処理装置から受信
した映像を他の情報処理装置から受信した映像と視覚的
に区別する映像を出力する情報出力方法により発言者を
視覚的に明示でき、発言を促進する教育的な効果を奏す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数人で議論を行
い、または外国語会話等の学習等を行うための電子的な
会議等の場を提供する情報処理システム、情報出力装置
等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術における、複数人で議論を行
い、または外国語会話等の学習等を行うための電子的な
会議等の場を提供する情報処理システムは、以下のよう
なものであった。つまり、従来技術として、複数人で英
語会話の練習を行うシステムが実用化されている。当該
従来技術は、図7に示すように、4人(例えば、講師1
人と生徒3人)の映像が画面上に出力される。かかる映
像は、4つの情報処理装置から入力された映像を合成し
て出力されたものである。その合成された映像は、4つ
の情報処理装置に出力される。また、映像の合成方法
は、以下の通りである。4つの情報処理装置から入力さ
れた映像それぞれに対応するウィンドウを設ける。各ウ
ィンドウは、同一の大きさで、その大きさや配置などの
ウィンドウ属性値は固定である。また、4つの情報処理
装置から入力された音声も、リアルタイムで、各情報処
理装置から出力される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術によ
れば、4つの情報処理装置から入力された映像それぞれ
に対応するウィンドウの属性値は固定であるので、発言
者がわかりにくい。また、発言したことの履歴が明示さ
れないので、発言しなくても、何の問題もなく議論や英
会話のクラスが進行する。つまり、発言しないことに対
する恥ずかしさ等の気持ちが、発言しない人に芽生えな
い。よって、教育的な意義を考えれば、従来技術では、
不十分である。
【0004】さらに、従来技術によれば、グループで討
議する場合の形式が分からず、議論の内容も理解し難い
ものであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、第一の発明は、2以上の情報処理装置から映像を
含む情報、または映像と音声を含む情報を入力して相互
に送受信する場合に、受信した情報に基づいて、発言者
の情報処理装置を決定し、当該発言者の情報処理装置か
ら受信した映像を他の情報処理装置から受信した映像と
視覚的に区別する映像を出力する情報出力方法により、
発言者を視覚的に明示する。また、第二の発明は、2以
上の情報処理装置から映像を含む情報、または映像と音
声を含む情報を入力して相互に送受信する場合に、受信
した情報に基づいて、発言者の情報処理装置を決定し、
当該決定した発言者の情報処理装置を識別する情報処理
装置識別子を有する発言履歴情報を記録し、発言履歴情
報に基づいて、発言者の履歴を視覚的に明示する映像を
出力する情報出力方法を提供する。さらに、第三の発明
は、2以上の情報処理装置から映像を含む情報、または
映像と音声を含む情報を入力して相互に送受信する場合
に、グループで討議する形式に関する情報である討議形
式情報を取得し、討議形式情報に基づいて受信した情報
を出力する情報出力方法を提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面を用いて詳細に説明する。なお、本実施の形
態において、同一の符号を用いた構成要素やフローチャ
ートのステップなどは、同じ機能を果たすので、一度説
明したものについて説明を省略する場合がある。
【0007】(実施の形態1)図1は、本実施の形態に
係る情報処理システムの概念図である。本情報処理シス
テムは、n個の情報処理装置(11から1n)とサーバ
装置22を有する。n個の情報処理装置とサーバ装置2
2は、情報の送受信が可能である。
【0008】n個の情報処理装置を代表する情報処理装
置を情報処理装置11とする。以下、情報処理装置11
およびサーバ装置22を有する情報処理システムについ
て説明する。情報処理システムの構成を図2のブロック
図に示す。情報処理装置11は、端末映像取得部110
1、端末音声取得部1102、端末情報送信部110
3、端末情報受信部1104、端末情報出力部1105
を有する。
【0009】端末映像取得部1101は、情報処理装置
11の利用者の映像を取得する。端末映像取得部110
1は、通常、カメラとカメラから映像を取り出すソフト
ウェアで実現され得る。但し、カメラは情報処理装置1
1の外付けのものでも良い。かかる場合、端末映像取得
部1101は、カメラから映像を取り出すソフトウェア
または、カメラから映像を取り出す専用回路(ハードウ
ェア)で実現され得る。
【0010】端末音声取得部1102は、情報処理装置
11の利用者が発声する音声を取得する。端末音声取得
部1102は、マイクと当該マイクが集音した音声を取
り出すソフトウェアで実現され得る。但し、マイクは情
報処理装置11の外付けのものでも良い。かかる場合、
端末音声取得部1102は、マイクが集音した音声を取
り出すソフトウェアまたはマイクが集音した音声を取り
出す専用回路(ハードウェア)で実現され得る。
【0011】端末情報送信部1103は、端末映像取得
部1101が取得した映像、および/または端末音声取
得部1102が取得した音声、および情報処理装置11
を識別する情報である情報処理装置識別子を有する情報
を送信する。情報処理装置識別子は、情報処理装置11
に格納されている、とする。端末情報送信部1103
は、通常、無線または有線の通信手段で実現され得る
が、放送手段で実現しても良い。特に、CATVケーブ
ルで送信する手段は、端末情報送信部1103として好
適である。なお、端末情報送信部1103が送信する情
報が、映像、音声、情報処理装置識別子の他、テキスト
データを含んでも良い。テキストデータの例として、
「○○さん発言中」などの当該端末が発言中であること
を示すデータ等がある。
【0012】端末情報受信部1104は、サーバ装置2
2から送信される情報を受信する。サーバ装置22から
送信される情報は、映像と音声を含む。端末情報受信部
1104は、通常は、無線または有線の通信手段で実現
され得るが、放送を受信する手段(例えば、チューナー
およびそのドライバーソフト等)で実現しても良い。
【0013】端末情報出力部1105は、端末情報受信
部1104が受信した情報(映像と音声を有する)を出
力する。端末情報出力部1105は、映像を画面出力
し、音声をスピーカーから出力する。端末情報出力部1
105は、例えば、CRTや液晶などのディスプレイと
そのドライバーソフト、およびスピーカーとそのドライ
バーソフトで実現され得る。
【0014】サーバ装置22は、情報受信部1201、
発言者決定部1202、画面構築部1203、情報出力
部1204を有する。
【0015】情報受信部1201は、2以上の情報処理
装置から、映像、音声、および情報処理装置識別子を有
する情報を受信する。なお、情報受信部1201が受信
する情報の中に音声を含まない場合もある。情報受信部
1201は、通常は、無線または有線の通信手段で実現
され得るが、放送を受信する手段(例えば、チューナー
およびそのドライバーソフト等)で実現しても良い。
【0016】発言者決定部1202は、情報受信部12
01が受信した2以上の情報に基づいて発言者の情報処
理装置を決定する。発言者決定部1202は、通常、決
定した情報処理装置を識別する情報処理装置識別子を格
納する。この格納とは、不揮発性の記録媒体への格納だ
けではなく、揮発性の記録媒体への一時的な格納も含
む。発言者決定部1202は、通常、ソフトウェアで実
現され得るが、専用回路(ハードウェア)で実現しても
良い。
【0017】画面構築部1203は、発言者の情報処理
装置から受信した映像を他の情報処理装置から受信した
映像と視覚的に区別する映像を、2以上の受信した映像
から合成して構築する。画面構築部1203は、通常、
ソフトウェアで実現され得るが、専用回路(ハードウェ
ア)で実現しても良い。
【0018】情報出力部1204は、画面構築部120
3で合成した映像と、情報受信部1201で受信した音
声を、情報処理装置(11から1n)に送信する。情報
出力部1204は、通常、無線または有線の通信手段で
実現され得るが、放送手段で実現しても良い。特に、C
ATVケーブルで送信する手段は、情報出力部1204
として好適である。なお、情報出力部1204は、サー
バ装置22が有する/またはサーバ装置22に接続され
ているディスプレイやスピーカー等の出力デバイスに情
報を出力するものであっても良い。
【0019】以下、本実施の形態における情報処理装置
11の動作について、図3のフローチャートを用いて説
明する。
【0020】(ステップS301)端末映像取得部11
01は、映像を取得する。
【0021】(ステップS302)端末音声取得部11
02は、音声を取得する。
【0022】(ステップS303)端末情報送信部11
03は、格納されている情報処理装置識別子を取得す
る。
【0023】(ステップS304)端末情報送信部11
03は、ステップS301、ステップS302、ステッ
プS303で取得した映像、音声、情報処理装置識別子
から送信する情報を構成する。情報の構成方法は、種々
ある。例えば、端末情報送信部1103は、映像、音
声、および情報処理装置識別子を多重化する。また、例
えば、端末情報送信部1103は、映像、音声、および
情報処理装置識別子を構造化して、コード化する。コー
ド化とは、具体的には、MPEGの形式に情報を構成す
ることなどが考えられる。
【0024】(ステップS305)端末情報送信部11
03は、ステップS304で構成した情報を送信する。
【0025】(ステップS306)端末情報受信部11
04は、サーバ装置22から情報を受信したか否かを判
断する。情報を受信すればステップS307に行き、情
報を受信しなければステップS306に戻る。
【0026】(ステップS307)端末情報出力部11
05は、ステップS306で受信した情報から映像を取
得する。
【0027】(ステップS308)端末情報出力部11
05は、ステップS306で受信した情報から音声を取
得する。
【0028】(ステップS309)端末情報出力部11
05は、ステップS307で取得した映像を出力する。
【0029】(ステップS310)端末情報出力部11
05は、ステップS308で取得した音声を出力する。
【0030】(ステップS311)端末情報受信部11
04は、終了信号を受信したか否かを判断する。終了信
号を受信すれば終了し、終了信号を受信しなければステ
ップS301に戻る。
【0031】以下、本実施の形態におけるサーバ装置2
2の動作について、図4のフローチャートを用いて説明
する。
【0032】(ステップS401)カウンタiに1を代
入する。
【0033】(ステップS402)情報受信部1201
は、i番目の情報を受信したか否かを判断する。なお、
サーバ装置22と情報の送受信を行う情報処理装置の個
数が、最初に分かっていれば、その個数の回数だけステ
ップS402からステップS404の処理についてルー
プする。また、i番目の情報とは、i番目の情報処理装
置から受信した情報である。
【0034】(ステップS403)情報出力部1204
は、i番目の情報から映像を取得する。
【0035】(ステップS404)情報出力部1204
は、i番目の情報から音声取得する。
【0036】(ステップS405)iをインクリメント
する。
【0037】(ステップS406)発言者決定部120
2は、ステップS402で受信した情報に基づいて発言
者(の情報処理装置)を決定する。発言者(の情報処理
装置)を決定する方法は種々ある。例えば、ステップS
404で取得したn個の情報処理装置からの音声に基づ
いて発言者(の情報処理装置)を決定する方法がある。
最も大きな音声データを送信した情報処理装置の利用者
を発言者と決定する方法がある。最も大きな音声データ
は、平均の音量レベルが最も大ききデータを判断する場
合もあれば、音圧レベルや連続音声データ長などをパラ
メータとして決定する場合もある。その他、最も大きな
音声データの決定方法は種々ある。また、最も音量レベ
ルの変化が大きい音声データを送信した情報処理装置の
利用者を発言者と決定する方法がある。また、ステップ
S403で取得したn個の情報処理装置からの映像に基
づいて発言者(の情報処理装置)を決定する方法があ
る。n個の情報処理装置から送信された映像の差分情報
を取っておき、最も差が大きい(最も動きが激しい)映
像データを送信した情報処理装置の利用者を発言者と決
定する方法がある。特に、輪郭抽出の技術を用いて、口
を抽出し、口の動きで発言者を決定するのが好適であ
る。また、情報処理装置から、発言者を示す情報である
発言者情報が送信される場合がある。かかる場合は、サ
ーバ装置22が受信した情報の中で、発言者情報を有す
る情報を送信した情報処理装置の利用者が発言者であ
る。なお、発言者情報は、例えば、情報処理装置の利用
者が、情報処理装置に設置された発言者ボタンを押下す
ることにより、送信される。さらに、ある情報処理装置
(議論の議長)から送信された、発言者を識別する情報
を取得し、発言者を認識する方法がある。かかる場合、
議長が発言者を指定する態様が実現できる。なお、例え
ば、議長の情報処理装置から発言者を識別する情報が送
信される方法として、議長の情報処理装置がタッチパネ
ルになっており、議長が当該タッチパネルを押下して、
当該押下された位置と画面上のウィンドウの対応をとる
ことにより、どのウィンドウが指示されたか判断する方
法がある。そして、ウィンドウに対応する情報処理装置
識別子をサーバ装置または議長の情報処理装置で管理し
ておけば、議長がどの情報処理装置(発言者)を選択し
たかが判断できる。かかる方法の他、議長の情報処理装
置のインターフェイスとして、ソフト的に発言者を指名
するスイッチを付加したウィンドウを生成する方法や、
ハード的にスイッチを付加した議長専用の情報処理装置
(例えば、TVのリモコンによる指名ができる装置な
ど)を用意する方法など、種々の方法が考えられるが、
発言者を特定できる方法であれば、自動/手動を問わ
ず、どのような方法でも良い。
【0038】(ステップS407)画面構築部1203
は、2以上の受信した映像を合成して一の映像を構成す
る。その際に、画面構築部1203は、発言者の情報処
理装置から受信した映像を他の情報処理装置から受信し
た映像と視覚的に区別する映像を構築する。どのように
発言者の情報処理装置から受信した映像を他と区別する
かは、種々の態様がある。この区別する態様についての
具体例は、以下で詳細に述べる。
【0039】(ステップS408)情報出力部1204
は、ステップS407で構築した映像を出力する。ここ
での出力は、通常、n個の情報処理装置への映像の送信
である。
【0040】(ステップS409)情報出力部1204
は、ステップS404で取得したn個の音声を出力す
る。ここでの出力は、通常、n個の情報処理装置への音
声の送信である。通常、n個の音声を出力する前に、n
個の音声データに対して多重化する等の処理を行う。な
お、発言者の音声を強調するなどの目的で、発言者の音
声データのみ各情報処理装置において出力される場合に
は、発言者の音声データのみ配信しても良い。また、n
個の各情報処理装置とサーバ装置22とのネットワーク
上での距離(回線速度などの外的な要因によるものを含
む)を吸収する仕組みを導入しても良い。かかる仕組み
とは、例えば、サーバ装置22と各情報処理装置との間
で同一データの送受信に要する時間を別途あらかじめ測
定しておき、その値を用いて時間的にデータを補正する
仕組みである。つまり、さらに具体的には、サーバ装置
22と距離的に遠い一の情報処理装置の利用者がサーバ
装置22と距離的に近い他の情報処理装置の利用者より
も時間的に先に発言したにも関わらず、データ通信の遅
延から、他の情報処理装置の利用者の情報が先にサーバ
装置に到着する場合がある。かかる場合に、上記のデー
タ補正の仕組みにより、発言時間の前後の狂いがなく、
サーバ装置から情報処理装置に情報が送信される。
【0041】なお、図4のフローチャートによれば、サ
ーバ装置22は、情報を一度受け取ったら処理を終了す
ることになるが、情報の受信と、映像合成、出力等を連
続して行っても良い。かかる場合、終了信号の受信など
により、処理を終了する。
【0042】以下、本実施の形態における情報処理シス
テムの具体的な動作について説明する。今、例えば、図
5に示すように4つの情報処理装置がサーバ装置を経由
して、情報の送受信を行うものとする。4つの情報処理
装置とサーバ装置により、英会話の学習をリアルタイム
に行う情報処理システムを実現する。4つの情報処理装
置の利用者は、それぞれ先生、生徒1、生徒2、生徒3
であるとする。そして、各情報処理装置には、カメラと
マイクとディスプレイとスピーカーが接続されている。
各情報処理装置から、映像と音声(音声がない場合もあ
るが)がサーバ装置に送信される。そして、サーバ装置
では、4つの映像を合成する。そして、4つの音声を取
得する。そして、合成した一の映像と4つの音声を4つ
の情報処理装置に送信する。なお、サーバ装置からの音
声の送信は、送信先の情報処理装置から受信した音声を
除いて当該情報処理装置に音声を送信しても良い。
【0043】ここで、映像の合成の仕方について詳細に
説明する。サーバ装置における4つの映像の合成の仕方
には、種々ある。まず、発言者決定部が、発言者の情報
処理送装置を決定する。この決定の方法は、上述したよ
うに種々考えられる。そして、当該発言者の情報処理送
装置の映像を、他の(発言者ではない者が利用者であ
る)情報処理装置からの映像と視覚的に区別するよう
に、4つの映像を合成する。
【0044】具体的には、例えば、以下の態様がある。
例えば、図6に示すような4つのウィンドウの情報が、
画面構築部で管理されている。図6の表をウィンドウ管
理表と言うことにする。ウィンドウ管理表は、例えば、
「ウィンドウID」「情報処理装置識別子」「始点
(x,y)」「大きさ(w,h)」「背景色」「枠の太
さ」「枠の色」「枠の点滅」の属性値を有する。「ウィ
ンドウID」は、ウィンドウを識別する情報であり、1
から4の数字である。「情報処理装置識別子」は、ウィ
ンドウに表示する映像を送信してきた情報処理装置を識
別する情報である。情報処理装置識別子は、情報処理装
置の電話番号や、IPアドレスや、電子メールアドレス
や、ネットワークカードに固有のmacアドレスなど、
情報処理装置を識別する情報であれば何でも良い。な
お、通常、情報処理装置識別子を用いて通信を行う。
「始点(x,y)」は、ウィンドウを表示するときの画
面上の座標である。通常、「始点(x,y)」は、ウィ
ンドウの左上の座標である。「大きさ(w,h)」は、
ウィンドウの大きさ、つまりウィンドウの幅(w)と高
さ(h)を示す。「始点(x,y)」と「大きさ(w,
h)」により、ウィンドウの領域(矩形)が決定され
る。「背景色」は、ウィンドウの背景色である。「枠の
太さ」は、ウィンドウの枠の線の太さを示す。「枠の
色」は、ウィンドウの枠の線の色である。「枠の点滅」
は、ウィンドウの枠を点滅表示するか否かを示す情報で
ある。「枠の点滅」のとり得る値は、「ON」または
「OFF」とする。なお、枠の点滅のさせ方は、枠全体
を同時に点滅させる方法に限るものではなく、例えば、
左上から右下に順に部分的に点滅させる方法や、左右対
称に順に点滅させる方法など、枠が強調されr方法であ
れば何でも良い。さらに、点滅させる際に、枠の表示色
を変化させていっても良い。この場合も、枠が強調され
る方法であれば何でも良い。
【0045】そして、ウィンドウ管理表のデータが図6
のようなデータである場合は、サーバ装置は、画面を均
等に4等分して4つのウィンドウを構成し、各ウィンド
ウに各情報処理装置から送信された4つの映像を貼り付
けて一の映像に合成する。この合成した映像を図7に示
す。そして、当該映像が音声とともに4つの情報処理装
置に送信され、4つの情報処理装置では、図7の映像を
ディスプレイに表示する。そして、音声は、映像と同期
を取って、スピーカーから出力される。なお、ウィンド
ウの属性値が管理されている状態において画面上にウィ
ンドウを出力する技術は、既存技術であるので、説明を
省略する。
【0046】今、生徒1(図5の情報処理装置)が発
言者であると決定されたとする。生徒1(図5の情報処
理装置)に対応するウィンドウは、「ウィンドウID
=2」のウィンドウである、とする。かかる場合、画像
構築部は、「ウィンドウID=2」のウィンドウの大き
さを大きくする、とする。例えば、画像構築部はウィン
ドウ管理表中の4つのウィンドウの「大きさ(w,
h)」「始点(x,y)」の値が、図8のように変更す
る、とする。なお、一つのウィンドウの大きさ変更に伴
って、他のウィンドウの大きさも変化する。今、タイル
式ウィンドウシステムを採用しているからである。但
し、オーバーラップ式のウィンドウシステムにより映像
を出力しても良い。かかる場合、一のウィンドウサイズ
の変更に伴って、他のウィンドウサイズが必ずしも変更
になるとは限らない。そして、図8のウィンドウ管理表
に従って、画像構築部は、4つの映像を合成する。する
と、図9のようになる。そして、図9の画面(映像)が
4つの情報処理装置に送信される。そして、図9の画面
を4つの情報処理装置が出力する。これによって、生徒
1(図5の情報処理装置)が発言者であることが視覚
的に明示される。つまり、発言者の情報処理装置から受
信した映像を他の情報処理装置から受信した映像より大
きくすることにより、発言者の情報処理装置から受信し
た映像を他の情報処理装置から受信した映像と視覚的に
区別して出力するのである。
【0047】次の、発言者の視覚的な明示の態様につい
て述べる。次の態様は、発言者の情報処理装置から受信
した映像の配置により、発言者の情報処理装置から受信
した映像を他の情報処理装置から受信した映像と視覚的
に区別する態様である。例えば、発言者の映像を常に、
図7のように4分割された画面中のウィンドウのうちの
左上のウィンドウに表示するのである。これにより。情
報処理装置の利用者は、発言者が誰であるか認識でき
る。これは、ウィンドウ管理表のウィンドウ属性の「始
点(x,y)」を変更することにより可能である。な
お、配置とは、出力される画面上の位置を言う。
【0048】次の、発言者の視覚的な明示の態様につい
て述べる。次の態様は、情報受信部が受信した各映像を
出力するウィンドウを2以上構成し、当該2以上のウィ
ンドウを合成した第一の映像に、発言者の情報処理装置
から受信した映像を出力するウィンドウからなる第二の
映像を上に重ねた映像を出力する態様である。発言者が
先生(図5の情報処理装置)であったとする。かかる
場合、ウィンドウ管理表は、図6から図10のように変
更される。つまり、5つ目のウィンドウが生成される。
5つ目のウィンドウは先生(図5の情報処理装置)の
映像が出力されるウィンドウである。そして、図7の基
本的な映像出力の画面の上に、5つ目の映像が配置さ
れ、図11に示すような一の映像がサーバ装置で構築さ
れる。そして、サーバ装置から4つの情報処理装置に一
の映像が送信され、4つの情報処理装置は一の映像を表
示する。つまり、サーバ装置の情報受信部が受信した各
映像を出力するウィンドウを2以上構成し、当該2以上
のウィンドウを合成した第一の映像に、発言者の情報処
理装置から受信した映像を出力するウィンドウからなる
第二の映像を上に重ねた映像を出力するのである。な
お、第二の映像と第一の映像の対応を図12のように視
覚的に示しても良い。かかる場合、例えば、発言者が先
生(図5の情報処理装置)から生徒2(図5の情報処
理装置)に変わった場合には、図12の表示が図13
のようになり、生徒たちも発言する意欲がわいてくる。
また、第一の映像を表示しなくて、第二の映像だけを出
力しても良い。かかる場合、発言者だけの映像が出力さ
れることになる。なお、ここでは図12および図13に
おいて、対応する映像を斜線により表現したが、映像の
背景色を他と異なる色にしたり、対応する映像全体の明
度、彩度または輝度などを他と異なるものにしたり、対
応する映像のウィンドウ枠の色などを他と異なる色にし
ても良い。
【0049】次の、発言者の視覚的な明示の態様につい
て述べる。次の態様は、発言者の情報処理装置から受信
した映像を出力するウィンドウの背景色を他の情報処理
装置から受信した映像を出力するウィンドウの背景色と
異なる背景色にすることにより、発言者の情報処理装置
から受信した映像を他の情報処理装置から受信した映像
と視覚的に区別する態様である。発言者が先生(図5の
情報処理装置)であったとする。かかる場合、ウィン
ドウ管理表は、図6から図14のように変更される。つ
まり、「ウィンドウID=1」の「背景色」が「白」か
ら「赤」に変更される。そして、合成された画面は、図
15のようになる。つまり、先生の映像を出力するウィ
ンドウの背景色が白から赤に変化する。これにより、発
言者の情報処理装置から受信した映像を他の情報処理装
置から受信した映像と視覚的に区別することができる。
【0050】次の、発言者の視覚的な明示の態様につい
て述べる。次の態様は、発言者の情報処理装置から受信
した映像を出力するウィンドウの枠の太さを他の情報処
理装置から受信した映像を出力するウィンドウの枠の太
さと異なる太さにすることにより、発言者の情報処理装
置から受信した映像を他の情報処理装置から受信した映
像と視覚的に区別する態様である。発言者が生徒3(図
5の情報処理装置)であったとする。かかる場合、ウ
ィンドウ管理表は、図6から図16のように変更され
る。つまり、生徒3(図5の情報処理装置)に対応す
るウィンドウ「ID=4」の枠の太さが「1」から「1
0」に変化する。そして、サーバ装置において、図17
に示すような画面が構成され、4つの情報処理装置に送
信される。そして、4つの情報処理装置は図17の画面
を出力する。図17によれば、発言者の映像を出力して
いるウィンドウの枠の太さが、他の者の映像を出力して
いるウィンドウの枠の太さと異なり、発言者の情報処理
装置から受信した映像を他の情報処理装置から受信した
映像と視覚的に区別している。
【0051】次の、発言者の視覚的な明示の態様につい
て述べる。次の態様は、発言者の情報処理装置から受信
した映像を出力するウィンドウの枠の色を他の情報処理
装置から受信した映像を出力するウィンドウの枠の色と
異なる色にすることにより、発言者の情報処理装置から
受信した映像を他の情報処理装置から受信した映像と視
覚的に区別する態様である。発言者が生徒3(図5の情
報処理装置)であったとする。かかる場合、ウィンド
ウ管理表は、図6から図18のように変更される。つま
り、生徒3(図5の情報処理装置)に対応するウィン
ドウ「ID=4」の枠の色が「黒」から「赤」に変化す
る。そして、サーバ装置において、図19に示すような
画面が構成され、4つの情報処理装置に送信される。そ
して、4つの情報処理装置は図19の画面を出力する。
図19によれば、発言者の映像を出力しているウィンド
ウの枠の色が、他の者の映像を出力しているウィンドウ
の枠の色と異なり、発言者の情報処理装置から受信した
映像を他の情報処理装置から受信した映像と視覚的に区
別している。なお、ウィンドウの枠の線の種類(直線、
破線、点線など)により、発言者の情報処理装置から受
信した映像を他の情報処理装置から受信した映像と視覚
的に区別しても良い。
【0052】次の、発言者の視覚的な明示の態様につい
て述べる。次の態様は、発言者の情報処理装置から受信
した映像を出力するウィンドウの枠を点滅させることに
より、発言者の情報処理装置から受信した映像を他の情
報処理装置から受信した映像と視覚的に区別する態様で
ある。かかる場合、発言者以外の情報処理装置から受信
した映像出力するウィンドウの枠は点滅させない。発言
者が生徒1(図5の情報処理装置)であったとする。
かかる場合、ウィンドウ管理表は、生徒1(図5の情報
処理装置)に対応するウィンドウ「ID=2」の「枠
の点滅」の属性値が「OFF」から「ON」に変化す
る。そして、サーバ装置において、右上のウィンドウの
枠が点滅するように画面を構成する。そして、サーバ装
置は当該画面を情報処理装置に送信し、情報処理装置
は、当該点滅のウィンドウ枠を含む画面を出力する。な
お、枠を点滅するアルゴリズムは、表示、削除を繰り返
すことで可能である。枠を点滅する記述は既存技術であ
るので、詳細な説明を省略する。以上より、発言者の情
報処理装置から受信した映像を出力するウィンドウの枠
を点滅させることにより、発言者の情報処理装置から受
信した映像を他の情報処理装置から受信した映像と視覚
的に区別できる。
【0053】次の、発言者の視覚的な明示の態様につい
て述べる。次の態様は、発言者の情報処理装置から受信
した映像を出力するウィンドウ内に予め決められたアイ
コンを出力することにより、発言者の情報処理装置から
受信した映像を他の情報処理装置から受信した映像と視
覚的に区別する態様である。発言者が生徒1(図5の情
報処理装置)であったとする。かかる場合、ウィンド
ウ管理表は変化しない、とする。しかし、サーバ装置
は、予め格納しているアイコン(図20に示す)を取り
出し、発言者の生徒1(図5の情報処理装置)に対応
するウィンドウ(ID=2)に添付する。そして、アイ
コンを添付したウィンドウを用いて映像を合成する。そ
の合成した映像は、図21である。図21によれば、発
言者の情報処理装置から受信した映像を出力するウィン
ドウ内に予め決められたアイコンを出力することによ
り、発言者の情報処理装置から受信した映像が他の情報
処理装置から受信した映像と比べて視覚的に区別されて
いる。
【0054】次の、発言者の視覚的な明示の態様につい
て述べる。次の態様は、発言者の情報処理装置から受信
した映像を構成するフィールドの単位時間あたりの出力
フィールド数を、他の情報処理装置から受信した映像を
構成するフィールドの単位時間あたりの出力フィールド
数と異なる数にすることにより、発言者の情報処理装置
から受信した映像を他の情報処理装置から受信した映像
と視覚的に区別する態様である。通常、人がなめらかな
動画と考えるのが、1秒間に30フィールド(フィール
ドは1枚の静止画を現す。)以上を出力する場合である
と言われている。そして、サーバ装置は映像出力を制御
して、発言者の映像を出力するウィンドウのみ30フィ
ールド/秒の変化のある動画を出力し、他のウィンドウ
は、例えば、5フィールド/秒の変化ある動画を出力す
る。つまり、他のウィンドウは、6枚のフィールドは同
じフィールドにして、1/5秒ごとに取得した新しい静
止画(フィールドを用いて画面を合成する。かかる処理
を行うことにより、発言者の映像のみ、自然な動画に見
え、他の者の映像は、いわゆるコマ送りとなる。また、
例えば、発言者の映像を出力するウィンドウのみ30フ
ィールド/秒の変化のある動画を出力し、他のウィンド
ウは、最後に発言した時のフィールド(静止画)をずっ
と出力し続ける、という表示態様がある。かかる場合、
発言者の映像のみ、自然な動画に見え、他の者の映像は
静止画に見える。以上のように、発言者の情報処理装置
から受信した映像を構成するフィールドの単位時間あた
りの出力フィールド数を、他の情報処理装置から受信し
た映像を構成するフィールドの単位時間あたりの出力フ
ィールド数と異なる数にすることにより、発言者の情報
処理装置から受信した映像を他の情報処理装置から受信
した映像と視覚的に区別することができる。なお、ここ
ではフィールド数を例に説明したが、有効画素数や転送
レートなど画質が明らかに変わるパラメータを変化させ
る方法であれば何でも良い。
【0055】以上、本実施の形態によれば、複数の情報
処理装置から入力された映像を合成して、音声とともに
出力する場合に、発言者とそうでない者の映像を視覚的
に区別して出力することにより、発言者が誰であるかが
すぐに分かる。かかるシステムを英会話などの教育シス
テムに利用すると、発言していない人が明白であり、発
言を促すなどの教育的な効果が高い。
【0056】なお、本実施の形態において、応用事例と
して、英会話等の教育システムでの利用を主として説明
したが、複数人で何らかの議論や討議等を行うときに利
用するシステムであればどのようなシステムでも利用可
能である。
【0057】また、本実施の形態において、映像の視覚
的な区別は、主としてウィンドウ属性値を変化させるこ
とにより実現する例について述べたが、他の手段でも良
い。例えば、ウィンドウを表示せずに、サーバ装置が受
信した映像から人の輪郭抽出をして人の顔を切り取った
複数のデータを、背景に貼り付けて一の映像を構成して
も良い。つまり、ウィンドウの概念を用いなくても、2
以上の情報処理装置から映像を含む情報、または映像と
音声を含む情報を入力して相互に送受信する場合に、受
信した情報に基づいて、発言者の情報処理装置を決定
し、当該発言者の情報処理装置から受信した映像を他の
情報処理装置から受信した映像と視覚的に区別する映像
を出力する情報出力方法であれば良い。かかることは、
他の実施の形態においても該当する。
【0058】また、本実施の形態において、ウィンドウ
の形状は矩形であったが、円形や星型などの他の形状で
も良い。かかることは、他の実施の形態においても該当
する。
【0059】また、本実施の形態において、映像を合成
する処理はサーバ装置で行ったが、各情報処理装置で映
像の合成処理を行っても良い。つまり、TV会議システ
ム等の複数の人(拠点)の映像を合成して出力する場合
に、発言者を含むウィンドウを視覚的に明示すれば良
い。つまり、映像の合成の処理をどの装置で行うかは問
題ではない。例えば、図22のように複数の情報処理装
置がバス接続されている場合、各情報処理装置で、他の
情報処理装置から送信される映像と自情報処理装置で取
得した映像を合成して、図7、図9、図11、図12、
図13、図15、図17、図19等のように出力しても
良い。つまり、上述したサーバ装置が映像を合成する処
理をしても、上述した情報処理装置が映像を合成する処
理をしても、処理の一部をサーバ装置が行い残りの処理
を情報処理装置が行う、という構成にしても、以下の情
報出力装置により、発明者を視覚的に明示する、という
効果が出る。2以上の情報処理装置から映像を含む情
報、または映像と音声を含む情報を受信する情報受信部
と、情報受信部が受信した2以上の映像を合成して1つ
の映像を構築する画面構築部と、画面構築部で合成した
映像と、情報受信部で受信した音声を出力する情報出力
部を具備する情報出力装置において、情報受信部が受信
した情報に基づいて、発言者の情報処理装置を決定する
発言者決定部をさらに具備し、発言者の情報処理装置か
ら受信した映像を他の情報処理装置から受信した映像と
視覚的に区別する映像を出力することを特徴とする情報
出力装置により上記の効果が出るのである。この情報出
力装置が上述したサーバ装置の場合、情報出力部は映像
等を送信する。また、この情報出力装置が上述した情報
処理装置の場合、情報出力部は映像をディスプレイに表
示し、音声をスピーカー等に出力する。また、サーバ装
置で出力映像を構成しても、情報処理装置で出力映像を
構成しても、どのように画面を構築するかは、上述した
ように種々の態様が考えられる。なお、ここでは、映像
情報、音声情報を取り扱う例を中心に説明したが、テキ
ストデータを取り扱っても良い。テキストデータは、例
えば、キーボードやTVのリモコンやモバイル端末など
のテキストを入力する入力装置を用いて入力される。
【0060】また、本実施の形態において、発言者を視
覚的に区別する場合に、発言者が一人の場合を例として
説明したが、複数人での発表の場合に、複数人の映像を
視覚的に他と区別する出力にしても良い。また、連続発
表の場合に、当該連続する発表者を視覚的に明示する形
態で映像を出力しても良い。連続発表の場合の視覚的な
区別は、発言の順序や主従を視覚的に明示する映像出力
であっても良い。また、討議などの場合に、次の発言
者、あるいは今の発言者に対する質問者を視覚的に区別
することにより、次々と発言者が変わる際にスムーズに
進行することが考えられる。
【0061】さらに、本実施の形態における各種の処理
は、ソフトウェアによって実現し、ソフトウェアダウン
ロードにより提供しても良い。また、かかるソフトウェ
アをCD−ROM等の記録媒体に記録して配布しても良
い。かかるソフトウェアによる実現については、他の実
施の形態において述べた処理も同様である。なお、本実
施の形態における各種の処理をソフトウェアで実現した
場合は、当該ソフトウェアは、2以上の情報処理装置か
ら映像を含む情報、または映像と音声を含む情報を入力
して相互に送受信する場合に、受信した情報に基づい
て、発言者の情報処理装置を決定し、当該発言者の情報
処理装置から受信した映像を他の情報処理装置から受信
した映像と視覚的に区別する映像を出力する情報出力方
法を実現することとなる。
【0062】(実施の形態2)図23は、本実施の形態
に係る情報処理システムのブロック図である。n個の情
報処理装置を代表する情報処理装置を情報処理装置11
とする。以下、本情報処理システムは、情報処理装置1
1等およびサーバ装置232を有する。情報処理装置1
1は、端末映像取得部1101、端末音声取得部110
2、端末情報送信部1103、端末情報受信部110
4、端末情報出力部1105を有する。サーバ装置23
2は、情報受信部1201、発言者決定部1202、発
言履歴記録部23201、画面構築部23202、情報
出力部1204を有する。
【0063】発言履歴記録部23201は、発言者決定
部1202で決定した発言者の情報処理装置を識別する
情報処理装置識別子を有する発言履歴情報を記録する。
情報処理装置識別子は、発言者の情報処理装置を識別す
る情報であれば何でも良い。情報処理装置識別子は、例
えば、情報処理装置のIPアドレス、macアドレス、
電話番号、情報処理装置と情報を送受信するための電子
メールアドレス、情報処理装置で取得した映像が出力さ
れるウィンドウのウィンドウ識別子等である。情報処理
装置識別子は、通常、情報受信部1201が受信する情
報の中に含まれている情報処理装置を識別する情報と同
じ情報である。しかし、情報受信部1201が受信する
情報の中に含まれている情報処理装置を識別する情報を
サーバ装置232が変換した情報でも良い。例えば、サ
ーバ装置232が情報処理装置を識別するIPアドレス
を受信し、サーバ装置232が当該IPアドレスを情報
処理装置名に変換し、発言履歴記録部23201が当該
情報処理装置名を記録しても良い。また、発言履歴記録
部23201は、内部に有する記録媒体または、サーバ
装置232の外付けの記録媒体に発言履歴情報を記録す
る。記録媒体は、揮発性の記録媒体でも、不揮発性の記
録媒体でも良い。発言履歴記録部23201に記録媒体
を含むと考えても、記録媒体を含まないと考えても良
い。発言履歴記録部23201は、通常、ソフトウェア
で実現され得るが、専用回路(ハードウェア)で実現し
ても良い。
【0064】画面構築部23202は、発言履歴記録部
23201が記録した2以上の発言履歴情報に基づいて
(記録前の最新の発言者決定部の決定にも一部基づく場
合もあり得る)、発言者の履歴を視覚的に明示する映像
を構成する。つまり、画面構築部23202は、最近
に、どの人が発言したかの発言履歴を視覚的に示す映像
を、情報受信部1201が受信した映像を合成して、構
成する。画面構築部23202は、通常、ソフトウェア
で実現され得るが、専用回路(ハードウェア)で実現し
ても良い。
【0065】以下、本実施の形態におけるサーバ装置2
32の動作について、図24のフローチャートを用いて
説明する。
【0066】(ステップS2401)情報受信部120
1は情報を受信したか否かを判断する。情報受信部12
01が情報を受信すればステップS401に行き、情報
受信部1201が情報を受信しなければステップS24
01に戻る。
【0067】(ステップS2402)発言履歴記録部2
3201は、発言履歴情報を構成し、当該構成した発言
履歴情報を記録する。なお、発言履歴情報は、例えば、
スタックに記録される。
【0068】(ステップS2403)画面構築部232
02は、記録したすべての発言履歴情報を取得する。ま
たは、画面構築部23202は、記録した発言履歴情報
の中で、最近のx個(xは予め決められた定数)の発言
履歴情報を取得する。
【0069】(ステップS2404)画面構築部232
02は、ステップS2403で取得した発言履歴情報に
基づいて、ステップ403で取得した映像を合成して、
一の映像を構成する。ステップS408に行く。
【0070】(ステップS2405)情報受信部120
1は、情報処理装置から処理の終了を示す終了信号を受
信したか否かを判断する。終了信号を受信すればステッ
プS2406に行き、終了信号を受信しなければステッ
プS2401に戻る。
【0071】(ステップS2406)情報出力部120
4は、他の情報処理装置(終了信号を送信した情報処理
装置を除く情報処理装置)に終了信号を送信する。な
お、情報出力部1204は、すべての情報処理装置に終
了信号を送信しても良い。
【0072】以下、本実施の形態における情報処理シス
テムの具体的な動作について説明する。今、図25に示
すように5つの情報処理装置(今、例えば、携帯情報端
末である、とする。)がサーバ装置を経由して、情報の
送受信を行う。携帯情報端末は、端末、端末、端末
、端末、端末と番号が付されている。5つの情報
処理装置とサーバ装置により、リアルタイムに議論する
ための情報処理システムを実現する。各情報処理装置
(携帯情報端末)は、カメラとマイクとディスプレイと
スピーカーを有している。各情報処理装置から、映像と
音声(音声がない場合もあるが)がサーバ装置に送信さ
れる。そして、サーバ装置では、5つの映像を種々の方
法により合成する。そして、5つの音声を取得する。そ
して、合成した一の映像と5つの音声を5つの情報処理
装置に送信する。なお、サーバ装置からの音声の送信
は、送信先の情報処理装置から受信した音声を除いて当
該情報処理装置に音声を送信しても良い。
【0073】ここで、映像の合成の仕方について詳細に
説明する。サーバ装置における5つの映像の合成(5つ
すべての映像を利用するとは限らない。)の仕方には、
種々ある。まず、発言者決定部が、発言者の情報処理送
装置を決定する。この決定の方法は、上述したように種
々考えられる。そして、当該発言者の履歴を視覚的に示
すように5つの映像を用いて、一の映像を構成する。つ
まり、発言履歴記録部が記録した2以上の発言履歴情報
に基づいて、発言者の履歴を視覚的に明示する映像を出
力すれば良い。
【0074】具体的には、例えば、以下の映像の合成の
態様がある。5人でコミュニケーションをしているが、
最近に発言していない一人の映像を除く4つの映像を合
成して一の映像を構成する方法がある。そして、4つの
映像を任意に配置しても良いが、4つの映像の配置を以
下のようにしても良い。
【0075】つまり、2以上の発言履歴情報に基づい
て、当該2以上の発言者の情報処理装置から受信した2
以上の映像の配置により、前記発言者の履歴を視覚的に
明示する映像を出力する態様がある。サーバ装置は、図
26に示すように画面を4分割し、最近に発言した者の
情報処理装置から送信される映像を順に、図26の
(1)から(4)のウィンドウに出力する。つまり、最
も最近に発言した者の映像は図26の(1)のウィンド
ウに出力され、次の映像が(2)、次が(3)、その次
が(4)のウィンドウに出力される。この仕組みは、例
えば、以下のような仕組みである。図27に示すスタッ
クに、発言履歴情報が記録されている。図27に示すス
タックには、下のデータほど時間的に前の発言者を示す
発言履歴情報であり、上のデータほど時間的に後(最
近)の発言者を示す発言履歴情報である。発言履歴情報
は、情報処理端末を識別する情報処理端末の名称である
が、情報処理端末を特定するための情報であれば何でも
良い。そして、図28は、ウィンドウ管理表である。ウ
ィンドウ管理表では、4つのウィンドウが管理されてい
る。そして、4つのウィンドウは情報処理装置の画面を
4分割するウィンドウであり、図28に示す情報を保持
している。そして、2以上の発言履歴情報に基づいて、
図28の表の「情報処理装置識別子」が変化する。今、
図27より、発言が時間的に後の者が利用者である情報
処理装置は「端末」「端末」「端末」「端末」
の順である。従って、「ウィンドウID=1」対応する
情報処理装置は「端末」であり、「ウィンドウID=
2」対応する情報処理装置は「端末」であり、「ウィ
ンドウID=3」対応する情報処理装置は「端末」で
あり、「ウィンドウID=4」対応する情報処理装置は
「端末」である。そして、サーバ装置は、図28のウ
ィンドウ管理表に基づいてウィンドウを生成し、また、
2以上の発言履歴情報に基づいて、映像を合成する。そ
の結果、サーバ装置は、図29に示す映像を得る。そし
て、サーバ装置は図29に示す映像を音声とともに、各
携帯情報端末に送信する。各携帯情報端末は、図29の
映像を受信し、当該映像をディスプレイ上に表示する。
以上、2以上の発言履歴情報に基づいて、当該2以上の
発言者の情報処理装置から受信した2以上の映像の配置
により、発言者の履歴を視覚的に明示する映像を出力す
る態様について説明した。また、発言してから一定の順
番を経過した発言者の情報処理装置からの映像を出力し
ない態様についても説明した。
【0076】次の、発言者の履歴の視覚的な明示の態様
について述べる。次の態様も、2以上の発言履歴情報に
基づいて、当該2以上の発言者の情報処理装置から受信
した2以上の映像の配置により、発言者の履歴を視覚的
に明示する態様である。今、図30に示すように4つの
情報処理装置(今、例えば、携帯情報端末である、とす
る。)がサーバ装置を経由して、情報の送受信を行う。
携帯情報端末は、端末、端末、端末、端末と番
号が付されている。4つの情報処理装置とサーバ装置に
より、リアルタイムに議論するための情報処理システム
を実現する。各情報処理装置(携帯情報端末)は、カメ
ラとマイクとディスプレイとスピーカーを有している。
各情報処理装置から、映像と音声(音声がない場合もあ
るが)がサーバ装置に送信される。そして、サーバ装置
では、4つの映像を種々の方法により合成する。そし
て、4つの音声を取得する。そして、合成した一の映像
と4つの音声を4つの情報処理装置に送信する。なお、
サーバ装置からの音声の送信は、送信先の情報処理装置
から受信した音声を除いて当該情報処理装置に音声を送
信しても良い。そして、かかる場合、図31に示す発言
履歴情報が、サーバ装置によって記録されているとす
る。図31は図27と同様にスタックであり、図31に
よれば、時間的に後に発言した順に「端末」「端末
」「端末」である。そして、「端末」の利用者
は、まだ発言していない。かかる状態において、例え
ば、ウィンドウ管理表は図32になる。図32を解釈し
てウィンドウを構成した例が、図33である。発言者の
配置は、図29に従うとする。図33によれば、「ウィ
ンドウID=4」の映像が出力されない。発言しない人
は映像を出力されないので、発言しようとするのであ
る。なお、図31の発言履歴情報でも、「ウィンドウI
D=4」のレコードの「情報処理装置識別子」の属性値
を「端末」としても良い。図31の情報から「ウィン
ドウID=4」で出力されるべき「情報処理装置識別
子」は分かるので、「ウィンドウID=4」のレコード
の「情報処理装置識別子」の属性値を「端末」とする
ことは可能である。かかる場合、サーバ装置が合成する
映像は、図34になる。サーバ装置は図33または図3
4の映像を4つの情報処理装置に送信し、4つの情報処
理装置は図33または図34の映像を受信し出力する。
【0077】次の、発言者の履歴の視覚的な明示の態様
について述べる。次の態様は、2以上の発言者の情報処
理装置から受信した2以上の映像を出力するウィンドウ
の枠の大きさを他のウィンドウの枠の大きさと異なる大
きさにすることにより、発言者の履歴を視覚的に明示す
る態様である。今、図30に示すように4つの情報処理
装置(今、例えば、携帯情報端末である、とする。)が
サーバ装置を経由して、情報の送受信を行う。携帯情報
端末は、端末、端末、端末、端末と番号が付さ
れている。そして、図31に示す発言履歴情報が、サー
バ装置によって記録されているとする。かかる場合、ウ
ィンドウ管理表は図35になる。各端末に対応するウィ
ンドウの配置は固定であるが、発言履歴情報に基づいて
ウィンドウの枠の太さが異なるのである。図35によれ
ば、「ウィンドウID=1」の枠の太さは「10」、
「ウィンドウID=2」の枠の太さは「15」、「ウィ
ンドウID=3」の枠の太さは「5」、「ウィンドウI
D=4」の枠の太さは「20」である。従って、サーバ
装置は、4つの映像を合成し、図36のような一の映像
を作り出す。そして、サーバ装置は、図36の映像を4
つの情報処理装置に送信する。4つの情報処理装置が図
36の映像を受信し出力する。以上、2以上の発言者の
情報処理装置から受信した2以上の映像を出力するウィ
ンドウの枠の大きさを他のウィンドウの枠の大きさと異
なる大きさにすることにより、発言者の履歴を視覚的に
明示する態様について説明した。
【0078】次の、発言者の履歴の視覚的な明示の態様
について述べる。次の態様は、2以上の発言者の情報処
理装置から受信した2以上の映像を出力するウィンドウ
の枠の大きさを他のウィンドウの枠の大きさと異なる大
きさにすることにより、発言者の履歴の視覚的な明示す
る態様である。今、図30に示すように4つの情報処理
装置(今、例えば、携帯情報端末である、とする。)が
サーバ装置を経由して、情報の送受信を行う。携帯情報
端末は、端末、端末、端末、端末と番号が付さ
れている。そして、図31に示す発言履歴情報が、サー
バ装置によって記録されているとする。かかる場合、ウ
ィンドウ管理表は、例えば図37になる。各端末に対応
するウィンドウの大きさが異なる。図37によれば、
「ウィンドウID=1」の枠の大きさは(60,7
5)、「ウィンドウID=2」の枠の大きさは(80,
100)、「ウィンドウID=3」の枠の大きさは(2
4,30)、「ウィンドウID=4」の枠の大きさは
(120,150)である。従って、サーバ装置は、4
つの映像を合成し、図38のような一の映像を作り出
す。そして、サーバ装置は、図38の映像を4つの情報
処理装置に送信する。4つの情報処理装置が図38の映
像を受信し出力する。なお、ウィンドウの始点(x,
y)は変化しない。ただ、バランスを考えてウィンドウ
の配置なども大きさとともに変化させても良い。
【0079】次の、発言者の履歴の視覚的な明示の態様
について述べる。次の態様は、2以上の発言者の情報処
理装置から受信した2以上の映像を出力するウィンドウ
の背景色を他のウィンドウの背景色と異なる色にするこ
とにより、発言者の履歴を視覚的に明示する態様であ
る。今、図30に示すように4つの情報処理装置(今、
例えば、携帯情報端末である、とする。)がサーバ装置
を経由して、情報の送受信を行う。携帯情報端末は、端
末、端末、端末、端末と番号が付されている。
そして、図31に示す発言履歴情報が、サーバ装置によ
って記録されているとする。かかる場合、ウィンドウ管
理表は図39になる。図39によれば、「ウィンドウI
D=1」の背景色は「灰(30%黒)」、「ウィンドウ
ID=2」の背景色は「灰(60%黒)」、「ウィンド
ウID=3」の背景色は「白」、「ウィンドウID=
4」の背景色は「黒」である。従って、サーバ装置は、
4つの映像を合成し、図40のような一の映像を作り出
す。そして、サーバ装置は、図40の映像を4つの情報
処理装置に送信する。4つの情報処理装置が図40の映
像を受信し出力する。
【0080】次の、発言者の履歴の視覚的な明示の態様
について述べる。次の態様は、2以上の発言者の情報処
理装置から受信した2以上の映像を出力するウィンドウ
の枠の色を他のウィンドウの枠の色と異なる色にするこ
とにより、発言者の履歴を視覚的に明示する態様であ
る。今、図30に示すように4つの情報処理装置(今、
例えば、携帯情報端末である、とする。)がサーバ装置
を経由して、情報の送受信を行う。携帯情報端末は、端
末、端末、端末、端末と番号が付されている。
そして、図31に示す発言履歴情報が、サーバ装置によ
って記録されているとする。かかる場合、ウィンドウ管
理表は図41になる。図41によれば、「ウィンドウI
D=1」のウィンドウの枠の色は「灰(30%黒)」、
「ウィンドウID=2」のウィンドウの枠の色は「灰
(60%黒)」、「ウィンドウID=3」のウィンドウ
の枠の色は「白」、「ウィンドウID=4」のウィンド
ウの枠の色は「黒」である。なお、すべてのウィンドウ
の枠の太さも「5」とした。従って、サーバ装置は、4
つの映像を合成し、図42のような一の映像を作り出
す。そして、サーバ装置は、図42の映像を4つの情報
処理装置に送信する。4つの情報処理装置が図40の映
像を受信し出力する。
【0081】その他、発言者の履歴の視覚的な明示の態
様について種々ある。例えば、ウィンドウの枠の点滅の
方法を変えることにより、発言者の履歴を視覚的に明示
する方法である。また、動画の単位時間あたりの出力フ
ィールド数を変える(擬似的なものも含む。擬似的と
は、上述したように、同じ映像を出力している間は静止
しているように見えるというものである。)ことによ
り、発言者の履歴を視覚的に明示する方法である。
【0082】以上、本実施の形態によれば、複数の情報
処理装置から入力された映像を合成して、音声とともに
出力する場合に(テレビ会議システム等において)、記
録した2以上の発言履歴情報に基づいて、発言者の履歴
を視覚的に明示する映像を出力することができる。従っ
て、発言していない者、発言が少ない者が明瞭に分か
る。かかるシステムを、テレビ会議や英会話などの教育
システムに利用すると、発言していない人が明白であ
り、指導的な効果や教育的な効果が高い。
【0083】また、本実施の形態において、映像を合成
する処理はサーバ装置で行ったが、各情報処理装置で映
像の合成処理を行っても良い。つまり、TV会議システ
ム等の複数の人(拠点)の映像を合成して出力する場合
に、発言者の履歴を視覚的に明示する映像を出力すれば
良い。つまり、映像の合成の処理をどの装置で行うかは
問題ではない。例えば、図22のように複数の情報処理
装置がバス接続されている場合、各情報処理装置で、他
の情報処理装置から送信される映像と自情報処理装置で
取得した映像を合成しても良い。よって、上述したサー
バ装置が映像を合成する処理をしても、上述した情報処
理装置が映像を合成する処理をしても、処理の一部をサ
ーバ装置が行い残りの処理を情報処理装置が行う、とい
う構成にしても、以下の情報出力装置により、発明者を
視覚的に明示する、という効果がでる。2以上の情報処
理装置から映像を含む情報、または映像と音声を含む情
報を受信する情報受信部と、情報受信部が受信した2以
上の映像を合成して1つの映像を構築する画面構築部
と、画面構築部で合成した映像と、情報受信部で受信し
た音声を出力する情報出力部を具備する情報出力装置に
おいて、情報受信部が受信した情報に基づいて、発言者
の情報処理装置を決定する発言者決定部と、発言者決定
部で決定した発言者の情報処理装置を識別する情報処理
装置識別子を有する発言履歴情報を記録する発言履歴記
録部をさらに具備し、発言履歴記録部が記録した2以上
の発言履歴情報に基づいて、発言者の履歴を視覚的に明
示する映像を出力することを特徴とする情報出力装置に
より上記の効果が出るのである。この情報出力装置が上
述したサーバ装置の場合、情報出力部は映像等を送信す
る。また、この情報出力装置が上述した情報処理装置の
場合、情報出力部は映像をディスプレイに表示し、音声
をスピーカー等に出力する。また、サーバ装置で出力映
像を構成しても、情報処理装置で出力映像を構成して
も、どのように画面を構築するかは、上述したように種
々の態様が考えられる。
【0084】さらに、本実施の形態における各種の処理
は、ソフトウェアによって実現し、ソフトウェアダウン
ロードにより提供しても良い。また、かかるソフトウェ
アをCD−ROM等の記録媒体に記録して配布しても良
い。なお、本実施の形態における各種の処理をソフトウ
ェアで実現した場合は、当該ソフトウェアは、2以上の
情報処理装置から映像を含む情報、または映像と音声を
含む情報を入力して相互に送受信する場合に、受信した
情報に基づいて、発言者の情報処理装置を決定し、当該
決定した発言者の情報処理装置を識別する情報処理装置
識別子を有する発言履歴情報を記録し、発言履歴情報に
基づいて、発言者の履歴を視覚的に明示する映像を出力
する情報出力方法を実現することとなる。
【0085】(実施の形態3)図43は、本実施の形態
に係る情報処理システムのブロック図である。n個の情
報処理装置を代表する情報処理装置を情報処理装置11
とする。以下、本情報処理システムは、情報処理装置1
1等およびサーバ装置432を有する。情報処理装置1
1は、端末映像取得部1101、端末音声取得部110
2、端末情報送信部1103、端末情報受信部110
4、端末情報出力部1105を有する。サーバ装置43
2は、情報受信部1201、討議形式取得部4320
1、画面構築部43202、情報出力部1204を有す
る。
【0086】討議形式取得部43201は、グループで
討議する形式に関する情報である討議形式情報を取得す
る。討議形式情報とは、対等にn人で議論する討議形式
である対等対話形式を示す情報と人数を含む情報や、教
える人(教師)と教えられる人(生徒)がおり、これら
の人々で会話を行うという非対等対話形式を示す情報と
人数(教師と生徒)を示す情報を含む情報や、パネルデ
ィスカッションを示す情報と人数(パネラーの人数)を
示す情報を含む情報などがある。討議形式情報の取得方
法は種々ある。例えば、情報受信部1201がいずれか
の情報処理装置から受信する情報から討議形式情報を取
得する方法がある。かかる場合、ある情報処理装置から
討議形式情報がサーバ装置432に送信される。また、
例えば、サーバ装置で討議形式を判断する場合がある。
例えば、サーバ装置は、一定時間の間で音声の送信をす
る情報処理装置の利用者のみが討議する人と考えて、討
議する人数をまず算出する。そして、デフォルトを対等
の対話と考えて、算出した人数の対等対話形式であると
いう討議形式情報を取得する。また、ある情報処理装置
から送信される情報とサーバ装置432での判断により
討議形式情報を取得する方法がある。例えば、司会者が
利用者である情報処理装置から司会者であることを示す
情報が送信される。そして、サーバ装置は、一定時間の
間で音声の送信をする情報処理装置の利用者のみが討議
する人と考えて、討議する人数を算出する。そして、パ
ネルディスカッションの形式であり、算出した人数マイ
ナス1の人数がパネラーである(一人は司会者)である
と判断する方法である。討議形式取得部43201は、
通常、ソフトウェアで実現されるが、専用回路(ハード
ウェア)で実現しても良い。
【0087】画面構築部43202は、討議形式取得部
43201で取得した形式に基づいて情報受信部120
1で受信した2以上の映像を合成して1つの映像を構築
する。画面構築部43202は、通常、ソフトウェアで
実現されるが、専用回路(ハードウェア)で実現しても
良い。
【0088】以下、本実施の形態におけるサーバ装置4
32の動作について、図44のフローチャートを用いて
説明する。
【0089】(ステップS4401)討議形式取得部4
3201は、討議形式が既に決まっているか否かを判断
する。討議形式が既に決まっていればステップs440
3に行き、討議形式が既に決まっていなければステップ
s4402に行く。
【0090】(ステップS4402)討議形式取得部4
3201は、討議形式情報を取得する。討議形式情報の
取得方法は種々考えられ、当該方法の例について既に説
明した。
【0091】(ステップS4403)画面構築部432
02は、討議形式取得部43201で取得した討議形式
情報に基づいて、ステップS403で取得した映像を合
成する。
【0092】以下、本実施の形態における情報処理シス
テムの具体的な動作について説明する。今、図45に示
すように9つの情報処理装置がサーバ装置を経由して、
情報の送受信を行う。9つの情報処理装置のうち、一つ
は先生の情報処理装置(情報処理識別子を「先生」とす
る。)である。そして、8つは生徒の情報処理装置(情
報処理識別子をそれぞれ「生徒」「生徒」・・・
「生徒」とする。)である。かかる場合、通常、サー
バ装置は、図46のような映像を合成して各情報処理装
置に送信する。そして、各情報処理装置では、図46の
画面を出力している。かかる場合のウィンドウ管理表
は、図47である。そして、先生から2名の生徒を指示
して、対等な形式でのディスカッションを行う指示が出
た、とする。かかる場合、先生の情報処理装置から「生
徒」と「生徒」がサーバ装置に送信される。そし
て、サーバ装置は、対話形式を対等対話形式であると決
定する(対等対話形式がデフォルトである、とす
る。)。かかる場合、サーバ装置は、図47のウィンド
ウ管理表を図48のウィンドウ管理表に更新する。ま
ず、サーバ装置は、先生の情報処理装置から「生徒」
と「生徒」の情報が送信され、かつ対等対話形式であ
ると判断することにより、2人で対等な対話が行われる
ことを知り、「ウィンドウID=10」と「ウィンドウ
ID=11」のレコードを、ウィンドウ管理表に生成す
る。なお、ウィンドウの大きさや始点は、対話を行う生
徒の数に基づいて決められる。そして、サーバ装置は、
対等対話形式であるから、矢印のアイコン(アイコン
)のウィンドウを生成する。これが、ウィンドウ管理
表の「ウィンドウID=12」のレコードである。な
お、アイコンは図50に示すようにサーバ装置に管理さ
れている。図50は、対話形式に対応したアイコンが管
理されている。サーバ装置は、図50のアイコン管理表
から図48の「ウィンドウID=12」のレコードを作
り出すのである。また、アイコンのウィンドウの始点
は、対話を行う生徒の数に基づいて決められる。図48
のウィンドウ管理表から図49の画面が構成される。
【0093】また、先生から、生徒を指名して、先生
が特別に何かを教える場合を考える。かかる場合、対話
形式は非対称であり、画面は図51のようになる。サー
バ装置は、非対称の対話形式であることを得て、上下に
2つのウィンドウ(先生と生徒)を配置したのであ
る。そして、非対称に合致するアイコンを図50のアイ
コン管理表から取得して、ウィンドウ管理表にアイコン
に対応するレコードを生成する。
【0094】なお、ここでは、先生の例について説明し
たが、先生の代わりに例えば、議長を務める生徒など、
他の利用者と異なる利用者であれば何でも良いことを言
うまでもない、また、その異なる利用者が動的にフレキ
シブルに変化しても構わない。
【0095】以上の例は、n(nは2以上の整数)個の
情報処理装置の利用者の中で、(n−1)人以上の利用
者が発言を行う対話形式である場合、情報受信部が受信
した各映像を出力するウィンドウを2以上構成し、当該
2以上のウィンドウを合成した第一の映像に、(n−
1)人以上の発言者の情報処理装置から受信した映像を
出力するウィンドウを合成した第二の映像を上に重ねた
映像を出力する例である。つまり、対話者のウィンドウ
を新たに生成し、ポップアップで表示した。しかし、討
議形式または/および対話している人を視覚的に表示す
る形態であれば他の形態でも良い。例えば、n(nは2
以上の整数)個の情報処理装置の利用者の中で、(n−
1)人以上の利用者が発言を行う形式である場合、(n
−1)人以上の発言者の情報処理装置から受信した映像
を出力するウィンドウを他の情報処理装置から受信した
映像を出力するウィンドウより大きくすることにより、
(n−1)人以上の発言者の情報処理装置から受信した
映像を他の情報処理装置から受信した映像と視覚的に区
別する形態がある。また、n(nは2以上の整数)個の
情報処理装置の利用者の中で、(n−1)人以上の利用
者が発言を行う形式である場合、(n−1)人以上の発
言者の情報処理装置から受信した映像を出力するウィン
ドウの配置を他の情報処理装置から受信した映像を出力
するウィンドウの配置と異なる配置にすることにより、
(n−1)人以上の発言者の情報処理装置から受信した
映像を他の情報処理装置から受信した映像と視覚的に区
別する態様がある。また、形式が、n(nは2以上の整
数)個の情報処理装置の利用者の中で、(n−1)人以
上の利用者が発言を行う形式である場合、(n−1)人
以上の発言者の情報処理装置から受信した映像を出力す
るウィンドウの背景色を他の情報処理装置から受信した
映像を出力するウィンドウの背景色と異なる色にするこ
とにより、(n−1)人以上の発言者の情報処理装置か
ら受信した映像を他の情報処理装置から受信した映像と
視覚的に区別する態様がある。n(nは2以上の整数)
個の情報処理装置の利用者の中で、(n−1)人以上の
利用者が発言を行う形式である場合、(n−1)人以上
の発言者の情報処理装置から受信した映像を出力するウ
ィンドウの枠の太さを他の情報処理装置から受信した映
像を出力するウィンドウの枠の太さと異なる太さにする
ことにより、(n−1)人以上の発言者の情報処理装置
から受信した映像を他の情報処理装置から受信した映像
と視覚的に区別する態様がある。また、n(nは2以上
の整数)個の情報処理装置の利用者の中で、(n−1)
人以上の利用者が発言を行う形式である場合、(n−
1)人以上の発言者の情報処理装置から受信した映像を
出力するウィンドウの枠の太さを点滅させることによ
り、(n−1)人以上の発言者の情報処理装置から受信
した映像を他の情報処理装置から受信した映像と視覚的
に区別する態様がある。n(nは2以上の整数)個の情
報処理装置の利用者の中で、(n−1)人以上の利用者
が発言を行う形式である場合、(n−1)人以上の発言
者の情報処理装置から受信した映像を出力するウィンド
ウの枠の色を他の情報処理装置から受信した映像を出力
するウィンドウの枠の色と異なる色にすることにより、
(n−1)人以上の発言者の情報処理装置から受信した
映像を他の情報処理装置から受信した映像と視覚的に区
別する態様がある。また、n(nは2以上の整数)個の
情報処理装置の利用者の中で、(n−1)人以上の利用
者が発言を行う形式である場合、(n−1)人以上の発
言者の情報処理装置から受信した映像を出力するウィン
ドウ内に予め決められたアイコンを出力することによ
り、(n−1)人以上の発言者の情報処理装置から受信
した映像を他の情報処理装置から受信した映像と視覚的
に区別する態様がある。かかる種々の態様の実現方法
は、実施の形態1または実施の形態2等で述べた内容か
ら実現できる。つまり、ウィンドウ管理表のデータを変
更またはレコード生成等するのである。
【0096】また、複数人の発表者が連続発表を行う場
合に、その順序を視覚的に区別して表示するように工夫
できる。さらに、発表に対して、質問がある場合に、次
に質問をする利用者を区別する表示をしたり、質問者が
複数いる場合に、質問者を視覚的に明示することを行う
と、グループ討議、対話がスムーズに進行する、という
効果が期待できる。
【0097】以上、本実施の形態によれば、グループで
討議、対話する映像を情報処理装置に出力する場合に、
討論形式または対話形式等に合致した画面の表示が可能
である。
【0098】また、本実施の形態において、映像を合成
する処理はサーバ装置で行ったが、各情報処理装置で映
像の合成処理を行っても良い。つまり、出力する映像を
どの装置で構成するかは問題ではない。つまり、グルー
プで討議する形式に関する情報である討議形式情報に基
づいて複数の装置から送信された映像を合成して出力
し、当該討議形式を視覚的に明示すれば良い。つまり、
上述したサーバ装置が出力映像を構成する処理をして
も、上述した情報処理装置が出力映像を構成する処理を
しても、処理の一部をサーバ装置が行い残りの処理を情
報処理装置が行う、という構成にしても、以下の情報出
力装置により、討議形式を視覚的に明示する、という効
果がでる。2以上の情報処理装置から映像を含む情報、
または映像と音声を含む情報を受信する情報受信部と、
情報受信部が受信した2以上の映像を合成して1つの映
像を構築する画面構築部と、画面構築部で合成した映像
と、情報受信部で受信した音声を出力する情報出力部を
具備する情報出力装置において、グループで討議する形
式に関する情報である討議形式情報を取得する討議形式
取得部をさらに具備し、討議形式取得部で取得した討議
形式情報に基づいて情報受信部で受信した情報を出力す
ることを特徴とする情報出力装置により上記の効果が出
るのである。この情報出力装置が上述したサーバ装置の
場合、情報出力部は映像等を送信する。また、この情報
出力装置が上述した情報処理装置の場合、情報出力部は
映像をディスプレイに表示し、音声をスピーカー等に出
力する。また、サーバ装置で出力映像を構成しても、情
報処理装置で出力映像を構成しても、どのように画面を
構築するかは、上述したように種々の態様が考えられ
る。
【0099】また、本実施の形態において、討議形式
は、2人で行う形式を例に説明したが、例えば、5人で
行う場合は、図52に示すような画面が構成され、出力
される。なお、図49、図51、図52において、出力
される映像は、ポップアップしたウィンドウの後ろに、
会議者全員の映像が表示されていたが、討論形式にかか
る情報処理装置から送信される映像のみ(議論している
人のみ)の映像を出力しても良い。
【0100】さらに、本実施の形態における各種の処理
は、ソフトウェアによって実現し、ソフトウェアダウン
ロードにより提供しても良い。また、かかるソフトウェ
アをCD−ROM等の記録媒体に記録して配布しても良
い。なお、本実施の形態における各種の処理をソフトウ
ェアで実現した場合は、当該ソフトウェアは、2以上の
情報処理装置から映像を含む情報、または映像と音声を
含む情報を入力して相互に送受信する場合に、グループ
で討議する形式に関する情報である討議形式情報を取得
し、討議形式情報に基づいて受信した情報を出力する情
報出力方法を実現する。
【0101】
【発明の効果】本発明によれば、グループで討議、対話
する映像を情報処理装置に出力する場合に、発言者を視
覚的に明示したり、発言履歴を視覚的に明示したり、討
論形式を視覚的に明示したりできる。本発明を、例えば
教育システムに用いれば、特に、教育的効果が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1における情報処理システムの概念
【図2】実施の形態1における情報処理システムの構成
を示すブロック図
【図3】実施の形態1における情報処理装置の動作を説
明するフローチャート
【図4】実施の形態1におけるサーバ装置の動作を説明
するフローチャート
【図5】実施の形態1における具体的な情報処理システ
ムの概念図
【図6】実施の形態1におけるウィンドウ管理表を示す
【図7】実施の形態1における映像の出力例を示す図
【図8】実施の形態1におけるウィンドウ管理表を示す
【図9】実施の形態1における映像の出力例を示す図
【図10】実施の形態1におけるウィンドウ管理表を示
す図
【図11】実施の形態1における映像の出力例を示す図
【図12】実施の形態1における映像の出力例を示す図
【図13】実施の形態1における映像の出力例を示す図
【図14】実施の形態1におけるウィンドウ管理表を示
す図
【図15】実施の形態1における映像の出力例を示す図
【図16】実施の形態1におけるウィンドウ管理表を示
す図
【図17】実施の形態1における映像の出力例を示す図
【図18】実施の形態1におけるウィンドウ管理表を示
す図
【図19】実施の形態1における映像の出力例を示す図
【図20】実施の形態1におけるアイコンを示す図
【図21】実施の形態1における映像の出力例を示す図
【図22】実施の形態1における具体的な情報処理シス
テムの概念図
【図23】実施の形態2における情報処理システムの構
成を示すブロック図
【図24】実施の形態2におけるサーバ装置の動作を説
明するフローチャート
【図25】実施の形態2における具体的な情報処理シス
テムの概念図
【図26】実施の形態2における情報処理装置の画面分
割の例を示す図
【図27】実施の形態2における発言履歴情報の例を示
す図
【図28】実施の形態2におけるウィンドウ管理表を示
す図
【図29】実施の形態2における映像の出力例を示す図
【図30】実施の形態2における具体的な情報処理シス
テムの概念図
【図31】実施の形態2における発言履歴情報の例を示
す図
【図32】実施の形態2におけるウィンドウ管理表を示
す図
【図33】実施の形態2における映像の出力例を示す図
【図34】実施の形態2における映像の出力例を示す図
【図35】実施の形態2におけるウィンドウ管理表を示
す図
【図36】実施の形態2における映像の出力例を示す図
【図37】実施の形態2におけるウィンドウ管理表を示
す図
【図38】実施の形態2における映像の出力例を示す図
【図39】実施の形態2におけるウィンドウ管理表を示
す図
【図40】実施の形態2における映像の出力例を示す図
【図41】実施の形態2におけるウィンドウ管理表を示
す図
【図42】実施の形態2における映像の出力例を示す図
【図43】実施の形態3における情報処理システムの構
成を示すブロック図
【図44】実施の形態3におけるサーバ装置の動作を説
明するフローチャート
【図45】実施の形態3における具体的な情報処理シス
テムの概念図
【図46】実施の形態3における映像の出力例を示す図
【図47】実施の形態3におけるウィンドウ管理表を示
す図
【図48】実施の形態3におけるウィンドウ管理表を示
す図
【図49】実施の形態3における映像の出力例を示す図
【図50】実施の形態3におけるアイコン管理表を示す
【図51】実施の形態3における映像の出力例を示す図
【図52】実施の形態3における映像の出力例を示す図
【符号の説明】
11 情報処理装置 22、232、432 サーバ装置 1101 端末映像取得部 1102 端末音声取得部 1103 端末情報送信部 1104 端末情報受信部 1105 端末情報出力部 1201 情報受信部 1202 発言者決定部 1203、23202、43202 画面構築部 1204 情報出力部 23201 発言履歴記録部 43201 討議形式取得部
フロントページの続き (72)発明者 田上 正範 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2C028 AA02 AA03 AA06 BA03 BA04 BB04 BB05 BB06 BC05 BD02 BD03 5C064 AA02 AB02 AB03 AB04 AC04 AC06 AC09 AC13 AC16 AD06 5E501 AB20 AB30 BA03 BA09 EA34 FA06 FA32 FB44

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2以上の情報処理装置から映像を含む情
    報、または映像と音声を含む情報を受信する情報受信部
    と、前記情報受信部が受信した2以上の映像を合成して
    1つの映像を構築する画面構築部と、前記画面構築部で
    合成した映像と、前記情報受信部で受信した音声を出力
    する情報出力部を具備する情報出力装置において、前記
    情報受信部が受信した情報に基づいて、発言者の情報処
    理装置を決定する発言者決定部をさらに具備し、前記発
    言者の情報処理装置から受信した映像を他の情報処理装
    置から受信した映像と視覚的に区別する映像を出力する
    ことを特徴とする情報出力装置。
  2. 【請求項2】 前記発言者の情報処理装置から受信した
    映像の配置により、前記発言者の情報処理装置から受信
    した映像を他の情報処理装置から受信した映像と視覚的
    に区別する請求項1記載の情報出力装置。
  3. 【請求項3】 前記発言者の情報処理装置から受信した
    映像を他の情報処理装置から受信した映像より大きくす
    ることにより、前記発言者の情報処理装置から受信した
    映像を他の情報処理装置から受信した映像と視覚的に区
    別する請求項1記載の情報出力装置。
  4. 【請求項4】 前記情報受信部が受信した各映像を出力
    するウィンドウを2以上構成し、当該2以上のウィンド
    ウを合成した第一の映像に、前記発言者の情報処理装置
    から受信した映像を出力するウィンドウからなる第二の
    映像を上に重ねた映像を出力する請求項1記載の情報出
    力装置。
  5. 【請求項5】 前記画面構築部が、前記情報受信部が受
    信した各映像を出力するウィンドウを2以上構成し、当
    該2以上のウィンドウを合成して1つの映像を構築し、
    前記発言者の情報処理装置から受信した映像を出力する
    ウィンドウの背景色を他の情報処理装置から受信した映
    像を出力するウィンドウの背景色と異なる背景色にする
    ことにより、前記発言者の情報処理装置から受信した映
    像を他の情報処理装置から受信した映像と視覚的に区別
    する請求項1記載の情報出力装置。
  6. 【請求項6】 前記画面構築部が、前記情報受信部が受
    信した各映像を出力するウィンドウを2以上構成し、当
    該2以上のウィンドウを合成して1つの映像を構築し、
    前記発言者の情報処理装置から受信した映像を出力する
    ウィンドウの枠の太さを他の情報処理装置から受信した
    映像を出力するウィンドウの枠の太さと異なる太さにす
    ることにより、前記発言者の情報処理装置から受信した
    映像を他の情報処理装置から受信した映像と視覚的に区
    別する請求項1記載の情報出力装置。
  7. 【請求項7】 前記画面構築部が、前記情報受信部が受
    信した各映像を出力するウィンドウを2以上構成し、当
    該2以上のウィンドウを合成して1つの映像を構築し、
    前記発言者の情報処理装置から受信した映像を出力する
    ウィンドウの枠の色を他の情報処理装置から受信した映
    像を出力するウィンドウの枠の色と異なる色にすること
    により、前記発言者の情報処理装置から受信した映像を
    他の情報処理装置から受信した映像と視覚的に区別する
    請求項1記載の情報出力装置。
  8. 【請求項8】 前記画面構築部が、前記情報受信部が受
    信した各映像を出力するウィンドウを2以上構成し、当
    該2以上のウィンドウを合成して1つの映像を構築し、
    前記発言者の情報処理装置から受信した映像を出力する
    ウィンドウの枠を点滅させることにより、前記発言者の
    情報処理装置から受信した映像を他の情報処理装置から
    受信した映像と視覚的に区別する請求項1記載の情報出
    力装置。
  9. 【請求項9】 前記画面構築部が、前記情報受信部が受
    信した各映像を出力するウィンドウを2以上構成し、当
    該2以上のウィンドウを合成して1つの映像を構築し、
    前記発言者の情報処理装置から受信した映像を出力する
    ウィンドウ内に予め決められたアイコンを出力すること
    により、前記発言者の情報処理装置から受信した映像を
    他の情報処理装置から受信した映像と視覚的に区別する
    請求項1記載の情報出力装置。
  10. 【請求項10】 前記発言者の情報処理装置から受信し
    た映像を構成するフィールドの単位時間あたりの出力フ
    ィールド数を、他の情報処理装置から受信した映像を構
    成するフィールドの単位時間あたりの出力フィールド数
    と異なる数にすることにより、前記発言者の情報処理装
    置から受信した映像を他の情報処理装置から受信した映
    像と視覚的に区別する請求項1記載の情報出力装置。
  11. 【請求項11】 前記発言者の情報処理装置から受信し
    た映像を構成するフィールドの単位時間あたりの出力フ
    ィールド数が単位時間あたり2以上のフィールド数で、
    他の情報処理装置から受信した映像の出力は静止画であ
    る請求項10記載の情報出力装置。
  12. 【請求項12】 2以上の情報処理装置から映像を含む
    情報、または映像と音声を含む情報を受信する情報受信
    部と、前記情報受信部が受信した2以上の映像を合成し
    て1つの映像を構築する画面構築部と、前記画面構築部
    で合成した映像と、前記情報受信部で受信した音声を出
    力する情報出力部を具備する情報出力装置において、前
    記情報受信部が受信した情報に基づいて、発言者の情報
    処理装置を決定する発言者決定部と、前記発言者決定部
    で決定した発言者の情報処理装置を識別する情報処理装
    置識別子を有する発言履歴情報を記録する発言履歴記録
    部をさらに具備し、前記発言履歴記録部が記録した2以
    上の発言履歴情報に基づいて、前記発言者の履歴を視覚
    的に明示する映像を出力することを特徴とする情報出力
    装置。
  13. 【請求項13】 前記2以上の発言履歴情報に基づい
    て、当該2以上の発言者の情報処理装置から受信した2
    以上の映像の配置により、前記発言者の履歴を視覚的に
    明示する映像を出力する請求項12記載の情報出力装
    置。
  14. 【請求項14】 前記2以上の発言者の情報処理装置か
    ら受信した2以上の映像を他の情報処理装置から受信し
    た映像より大きくすることにより、前記発言者の履歴の
    視覚的な明示がなされる請求項13記載の情報出力装
    置。
  15. 【請求項15】 前記2以上の発言者の情報処理装置か
    ら受信した2以上の映像を出力するウィンドウの背景色
    を他のウィンドウの背景色と異なる色にすることによ
    り、前記発言者の履歴の視覚的な明示がなされる請求項
    13記載の情報出力装置。
  16. 【請求項16】 前記2以上の発言者の情報処理装置か
    ら受信した2以上の映像を出力するウィンドウの枠の太
    さを他のウィンドウの枠の太さと異なる太さにすること
    により、前記発言者の履歴の視覚的な明示がなされる請
    求項13記載の情報出力装置。
  17. 【請求項17】 前記2以上の発言者の情報処理装置か
    ら受信した2以上の映像を出力するウィンドウの枠の色
    を他のウィンドウの枠の色と異なる色にすることによ
    り、前記発言者の履歴の視覚的な明示がなされる請求項
    13記載の情報出力装置。
  18. 【請求項18】 2以上の情報処理装置から映像を含む
    情報、または映像と音声を含む情報を受信する情報受信
    部と、前記情報受信部が受信した2以上の映像を合成し
    て1つの映像を構築する画面構築部と、前記画面構築部
    で合成した映像と、前記情報受信部で受信した音声を出
    力する情報出力部を具備する情報出力装置において、グ
    ループで討議する形式に関する情報である討議形式情報
    を取得する討議形式取得部をさらに具備し、前記討議形
    式取得部で取得した討議形式情報に基づいて前記情報受
    信部で受信した情報を出力することを特徴とする情報出
    力装置。
  19. 【請求項19】 前記形式が、n(nは2以上の整数)
    個の情報処理装置の利用者の中で、(n−1)人以上の
    利用者が発言を行う形式である場合、前記情報受信部が
    受信した各映像を出力するウィンドウを2以上構成し、
    当該2以上のウィンドウを合成した第一の映像に、前記
    (n−1)人以上の発言者の情報処理装置から受信した
    映像を出力するウィンドウを合成した第二の映像を上に
    重ねた映像を出力する請求項18記載の情報出力装置。
  20. 【請求項20】 前記形式が、n(nは2以上の整数)
    個の情報処理装置の利用者の中で、(n−1)人以上の
    利用者が発言を行う形式である場合、前記(n−1)人
    以上の発言者の情報処理装置から受信した映像を出力す
    るウィンドウを他の情報処理装置から受信した映像を出
    力するウィンドウより大きくすることにより、前記(n
    −1)人以上の発言者の情報処理装置から受信した映像
    を他の情報処理装置から受信した映像と視覚的に区別す
    る請求項18記載の情報出力装置。
  21. 【請求項21】 前記形式が、n(nは2以上の整数)
    個の情報処理装置の利用者の中で、(n−1)人以上の
    利用者が発言を行う形式である場合、前記(n−1)人
    以上の発言者の情報処理装置から受信した映像を出力す
    る配置により、前記(n−1)人以上の発言者の情報処
    理装置から受信した映像を他の情報処理装置から受信し
    た映像と視覚的に区別する請求項18記載の情報出力装
    置。
  22. 【請求項22】 前記形式が、n(nは2以上の整数)
    個の情報処理装置の利用者の中で、(n−1)人以上の
    利用者が発言を行う形式である場合、前記(n−1)人
    以上の発言者の情報処理装置から受信した映像を出力す
    るウィンドウの背景色を他の情報処理装置から受信した
    映像を出力するウィンドウの背景色と異なる色にするこ
    とにより、前記(n−1)人以上の発言者の情報処理装
    置から受信した映像を他の情報処理装置から受信した映
    像と視覚的に区別する請求項18記載の情報出力装置。
  23. 【請求項23】 前記形式が、n(nは2以上の整数)
    個の情報処理装置の利用者の中で、(n−1)人以上の
    利用者が発言を行う形式である場合、前記(n−1)人
    以上の発言者の情報処理装置から受信した映像を出力す
    るウィンドウの枠の太さを他の情報処理装置から受信し
    た映像を出力するウィンドウの枠の太さと異なる太さに
    することにより、前記(n−1)人以上の発言者の情報
    処理装置から受信した映像を他の情報処理装置から受信
    した映像と視覚的に区別する請求項18記載の情報出力
    装置。
  24. 【請求項24】 前記形式が、n(nは2以上の整数)
    個の情報処理装置の利用者の中で、(n−1)人以上の
    利用者が発言を行う形式である場合、前記(n−1)人
    以上の発言者の情報処理装置から受信した映像を出力す
    るウィンドウの枠の太さを点滅させることにより、前記
    (n−1)人以上の発言者の情報処理装置から受信した
    映像を他の情報処理装置から受信した映像と視覚的に区
    別する請求項18記載の情報出力装置。
  25. 【請求項25】 前記形式が、n(nは2以上の整数)
    個の情報処理装置の利用者の中で、(n−1)人以上の
    利用者が発言を行う形式である場合、前記(n−1)人
    以上の発言者の情報処理装置から受信した映像を出力す
    るウィンドウの枠の色を他の情報処理装置から受信した
    映像を出力するウィンドウの枠の色と異なる色にするこ
    とにより、前記(n−1)人以上の発言者の情報処理装
    置から受信した映像を他の情報処理装置から受信した映
    像と視覚的に区別する請求項18記載の情報出力装置。
  26. 【請求項26】 前記形式が、n(nは2以上の整数)
    個の情報処理装置の利用者の中で、(n−1)人以上の
    利用者が発言を行う形式である場合、前記(n−1)人
    以上の発言者の情報処理装置から受信した映像を出力す
    るウィンドウ何に予め決められたアイコンを出力するこ
    とにより、前記(n−1)人以上の発言者の情報処理装
    置から受信した映像を他の情報処理装置から受信した映
    像と視覚的に区別する請求項18記載の情報出力装置。
  27. 【請求項27】 2以上の情報処理装置から映像を含む
    情報、または映像と音声を含む情報を入力して相互に送
    受信する場合に、受信した情報に基づいて、発言者の情
    報処理装置を決定し、当該発言者の情報処理装置から受
    信した映像を他の情報処理装置から受信した映像と視覚
    的に区別する映像を出力する情報出力方法。
  28. 【請求項28】 2以上の情報処理装置から映像を含む
    情報、または映像と音声を含む情報を入力して相互に送
    受信する場合に、前記受信した情報に基づいて、発言者
    の情報処理装置を決定し、当該決定した発言者の情報処
    理装置を識別する情報処理装置識別子を有する発言履歴
    情報を記録し、前記発言履歴情報に基づいて、前記発言
    者の履歴を視覚的に明示する映像を出力する情報出力方
    法。
  29. 【請求項29】 2以上の情報処理装置から映像を含む
    情報、または映像と音声を含む情報を入力して相互に送
    受信する場合に、グループで討議する形式に関する情報
    である討議形式情報を取得し、前記討議形式情報に基づ
    いて受信した情報を出力する情報出力方法。
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