JP4980972B2 - 同軸ケーブルかしめリング - Google Patents

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    • H01R9/05Connectors arranged to contact a plurality of the conductors of a multiconductor cable, e.g. tapping connections for coaxial cables
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

本発明は、同軸コネクタが嵌め込み接続された同軸ケーブルの先端周囲に配置され、外部からの締付操作により変形して、同軸ケーブルの先端に同軸コネクタを一体的に固着させる同軸ケーブルかしめリングに関する。
従来、同軸ケーブルの先端に固定される同軸コネクタ10は、例えば、図7(a)に示すように、同軸ケーブル2の芯線4の周囲の絶縁部材6とこの絶縁部材6の周囲の編組導体8との間に挿入可能な筒状の挿入部12と、この挿入部12の一端に設けられて同軸ケーブルを位置決めするための鍔部14と、挿入部12の同軸ケーブル側とは反対側に回動自在に設けられ、接続対象となる接栓等の外部導体に螺合可能なナット部16とから構成されている。
そして、この種の同軸コネクタ10を同軸ケーブル2に固定する際には、図7(b)に示すように、挿入部12を同軸ケーブル2の編組導体8の内側に挿入した後、その周囲に同軸ケーブルかしめリング20(以下、単にかしめリング20という)を配置して、かしめリング20を締め付けることにより、同軸ケーブル2の外側から同軸ケーブル2と同軸コネクタ10の挿入部12とを一体的に固着させるのが一般的である(図7(c)参照)。
また、かしめリング20は、単にリング状に形成すると、締め付ける際に専用の工具が必要となることから、かしめリング20には、図7(d)、(e)に示すように、その外周面に、かしめリング20の中心軸を通る面を挟んで互いに平行となる一対の工具係止用突起22、24を設けることで、一般的なペンチ等でかしめリング20の締付操作を行うことができるようにしたものも知られている(例えば、特許文献1等参照)。
特開平11−8021号公報
ところで、上記のようにかしめリング20に一対の工具係止用突起22、24を設けた場合、専用工具を使用することなく、ペンチ等で、かしめリング20の締付操作を極めて簡単に行うことができるようになるのであるが、かしめリング20は、締付操作により同軸コネクタ10と同軸ケーブル2とを一旦固着させると、簡単に取り外すことはできず、その取り外しには手間がかかるという問題があった。
このため、例えば、不要となった同軸ケーブル2から同軸コネクタ10を取り外して、同軸コネクタ10を再利用しようとしても、かしめリング20があるので、同軸コネクタ10を変形させることなく取り外すのが難しく、同軸コネクタ10の再利用が難しいという問題があった。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、同軸ケーブルの先端に同軸コネクタを一体的に固着させる同軸ケーブルかしめリングにおいて、その締付操作をペンチ等で行うことができるだけでなく、同軸ケーブルからの取り外し作業も簡単に行うことができるようにすることを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、同軸コネクタが嵌め込み接続された同軸ケーブルの先端周囲に配置され、外部からの締付操作により変形して、前記同軸ケーブルの先端に前記同軸コネクタを一体的に固着させる同軸ケーブルかしめリングであって、外周には、当該かしめリングの中心軸を通る面を挟んで一対の工具係止用突起が形成され、しかも、当該かしめリングの外周面又は内周面には、当該かしめリングの一方の開口端から他方の開口端にかけて、当該かしめリングの切断を補助する溝部が形成されていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、同軸コネクタが嵌め込み接続された同軸ケーブルの先端周囲に配置され、外部からの締付操作により変形して、前記同軸ケーブルの先端に前記同軸コネクタを一体的に固着させる同軸ケーブルかしめリングであって、外周には、当該かしめリングの中心軸を通る面を挟んで一対の工具係止用突起が形成され、しかも、当該かしめリングには、外周面から内周面にかけて貫通して当該かしめリングの切断を補助する孔部が形成されていることを特徴とする。
また次に、請求項3に記載の発明は、同軸コネクタが嵌め込み接続された同軸ケーブルの先端周囲に配置され、外部からの締付操作により変形して、前記同軸ケーブルの先端に前記同軸コネクタを一体的に固着させる同軸ケーブルかしめリングであって、外周には、当該かしめリングの中心軸を通る面を挟んで一対の工具係止用突起が形成され、しかも、当該かしめリングの開口端部には、当該かしめリングの切断を補助する切り欠きが形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の同軸ケーブルかしめリングにおいては、外周に一対の工具係止用突起が形成されるだけでなく、外周面又は内周面に溝部が形成されている。
このため、請求項1に記載の同軸ケーブルかしめリングによれば、同軸コネクタが嵌め込み接続された同軸ケーブルの先端周囲に配置して、一対の工具係止用突起をペンチ等で挟み、締め付けることで、同軸ケーブルの先端に同軸コネクタを簡単に固着することができる。
またこのように固着した状態で、同軸ケーブルかしめリングを同軸ケーブルから取り外す際には、工具係止用突起をペンチ等で挟み、捻るようにすればよい。
つまり、このようにすれば、他の部分よりも引っ張り強度が弱くなっている溝部に亀裂が入り、工具係止用突起を更に引っ張ることで、同軸ケーブルかしめリングを同軸ケーブル(詳しくは同軸ケーブルと同軸コネクタとの固着部分)から簡単に取り外すことができるようになる。
よって、請求項1に記載の同軸ケーブルかしめリングによれば、不要になった同軸ケーブルから同軸コネクタを取り外して、同軸コネクタを再利用する際に、同軸コネクタを変形させることなく簡単に取り外すことができるようになり、同軸コネクタの再利用を促進することができる。
次に、請求項2に記載の同軸ケーブルかしめリングにおいては、外周に一対の工具係止用突起が形成されるだけでなく、外周面から内周面にかけて貫通した孔部が形成されている。
このため、請求項2に記載の同軸ケーブルかしめリングによれば、請求項1に記載のものと同様、ペンチ等を用いて、同軸ケーブルと同軸コネクタとを簡単に固着できると共に、工具係止用突起をペンチ等で挟み、捻ることで、固着後の同軸ケーブルから簡単に取り外すことができる。
つまり、同軸ケーブルかしめリングに孔部を形成すれば、溝部を形成した場合と同様、その部分の引っ張り強度が他の部分よりも弱くなるため、工具係止用突起をペンチ等で挟み、捻れば、同軸ケーブルから簡単に取り外すことができる。
よって、請求項2に記載の同軸ケーブルかしめリングによれば、請求項1に記載のものと同様、同軸コネクタの再利用を促進することができる。
また次に、請求項3に記載の同軸ケーブルかしめリングにおいては、外周面に一対の工具係止用突起が形成されるだけでなく、当該かしめリングの開口端部に切り欠きが形成されている。
このため、請求項3に記載の同軸ケーブルかしめリングによれば、請求項1、2に記載のものと同様、ペンチ等を用いて、同軸ケーブルと同軸コネクタとを簡単に固着できると共に、工具係止用突起をペンチ等で挟み、捻ることで、固着後の同軸ケーブルから簡単に取り外すことができる。
つまり、同軸ケーブルかしめリングの開口端部に切り欠きを形成すれば、上述の溝部や孔部を形成した場合と同様、切り欠きを形成した部分の引っ張り強度が他の部分よりも弱くなるため、工具係止用突起をペンチ等で挟み、捻れば、同軸ケーブルから簡単に取り外すことができる。
よって、請求項3に記載の同軸ケーブルかしめリングによれば、請求項1、2に記載のものと同様、同軸コネクタの再利用を促進することができる。
次に、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明(請求項1)が適用された第1実施形態の同軸ケーブルかしめリング30の構成を表す説明図であり、(a)は同軸ケーブルかしめリング30を開口端側から見た正面図、(b)は同軸ケーブルかしめリング30を開口端とは直交する方向から見た側面図である。
図1に示すように、本実施形態の同軸ケーブルかしめリング30(以下、単にかしめリング30という)は、図6に示した従来のかしめリング20と同様、その外周面に、かしめリング30の中心軸を通る面を挟んで互いに平行となる一対の工具係止用突起22、24が設けられている。
これら一対の工具係止用突起22、24は、ペンチ等で挟み、締め付けた際に、かしめリング30が変形して、工具係止用突起22、24の間隔が短くなるように、かしめリング30の全周を2分割した半周領域(図では下側半分)に、所定間隔で平行に配置されている。そして、工具係止用突起22、24において、他の突起24、22との対向面とは反対側(つまり外側)の面には、ペンチ等の工具で挟んだ際に滑り止めとなる複数の突起が形成されている。
また、かしめリング30の外周面において、工具係止用突起22、24が形成された領域とは反対側の半周領域には、当該かしめリング30の中心軸を挟んで工具係止用突起22、24の中間点と対向する位置に、溝部26が形成されている。
この溝部26は、かしめリング30の中心軸と略平行となるよう、かしめリング30の一方の開口端から他方の開口端にかけて形成されている。
なお、本実施形態のかしめリング30は、アルミ合金製であり、周知の引き抜き形成により工具係止用突起22、24や溝部26を一体形成したアルミ管を作製し、そのアルミ管を所定の長さに切断することで作製されている。
上記のように構成された本実施形態のかしめリング30によれば、図6に示した従来のかしめリング20と同様、同軸コネクタが嵌め込み接続された同軸ケーブルの先端周囲に配置して、一対の工具係止用突起22、24をペンチ等で挟み、締め付けることで、同軸ケーブルの先端に同軸コネクタを簡単に固着することができる。
またこのように固着した状態で、かしめリング30を同軸ケーブルから取り外す際には、工具係止用突起22、24をペンチ等で挟み、捻るようにすればよい。つまり、このようにすれば、他の部分よりも引っ張り強度が弱くなっている溝部26に亀裂が入り、工具係止用突起22、24を更に引っ張ることで、かしめリング30を同軸ケーブル(詳しくは同軸ケーブルと同軸コネクタとの固着部分)から簡単に取り外すことができるようになる。
よって、本実施形態のかしめリング30によれば、不要になった同軸ケーブルから同軸コネクタを取り外して、同軸コネクタを再利用する際に、同軸コネクタを変形させることなく簡単に取り外すことができるようになり、同軸コネクタの再利用を促進することができる。
なお、本実施形態のように、かしめリング30に、かしめリング30の切断を補助する溝部26を形成する場合、この溝部26は、図2に示すように、かしめリング30の内周面に設けるようにしてもよい。
また、図1及び図2に示したかしめリング30では、溝部26を、かしめリング30の中心軸を挟んで工具係止用突起22、24の中間点と対向する位置に形成しているが、溝部26を形成する位置は、適宜変更すればよく、例えば、図3に示すように、工具係止用突起22、24同士の対向面とは反対側(つまり外側)の面に沿って形成してもよい。
また更に、図1〜図3に示したかしめリング30では、溝部26を、かしめリング30の中心軸に沿って形成しているが、この溝部26は、かしめリング30の中心軸周りを回転するように螺旋状に形成してもよい。
[第2実施形態]
図4は、本発明(請求項2)が適用された第2実施形態の同軸ケーブルかしめリング40の構成を表す説明図であり、(a)は同軸ケーブルかしめリング40を開口端側から見た正面図、(b)は同軸ケーブルかしめリング40を開口端とは直交する方向から見た側面図である。
図4に示すように、本実施形態の同軸ケーブルかしめリング40(以下、単にかしめリング40という)は、第1実施形態のかしめリング30と同様、その外周面に、かしめリング40の中心軸を通る面を挟んで互いに平行となる一対の工具係止用突起22、24が設けられている。
また、かしめリング40において、上記一対の工具係止用突起22、24が突設された部分で、工具係止用突起22、24同士の対向面とは反対側(つまり外側)には、かしめリング40の外周面から内周面にかけて貫通する孔部28が穿設されている。
なお、本実施形態のかしめリング40は、アルミ合金製であり、周知の引き抜き形成により工具係止用突起22、24を一体形成したアルミ管を作製し、そのアルミ管を所定の長さに切断し、更に孔部28を穿設することで作製されている。
このように構成された本実施形態のかしめリング40によれば、第1実施形態のかしめリング30と同様、工具係止用突起22、24をペンチ等で挟み、締め付けることで、同軸ケーブルの先端に同軸コネクタを簡単に固着することができ、これらを固着した状態で、工具係止用突起22、24をペンチ等で挟み、捻るようにすれば、固着後の同軸ケーブルから簡単に取り外すことができる。
つまり、本実施形態のように、かしめリング40に孔部28を穿設しても、溝部26を形成した場合と同様、その部分の引っ張り強度が他の部分よりも弱くなるため、工具係止用突起22、24をペンチ等で挟み、捻れば、同軸ケーブルから簡単に取り外すことができる。よって、本実施形態のかしめリング40によれば、第1実施形態のかしめリング30と同様、同軸コネクタの再利用を促進することができる。
なお、本実施形態のように、かしめリング40に、かしめリング40の切断を補助する孔部28を形成する場合、この孔部28は、必ずしも工具係止用突起22、24の突設部分に形成する必要はなく、例えば、かしめリング40の中心軸を挟んで工具係止用突起22、24の中間点と対向する位置に1個だけ形成するようにしてもよい。つまり、孔部28の穿設位置や個数は、適宜設定すればよい。
[第3実施形態]
図5は、本発明(請求項3)が適用された第3実施形態の同軸ケーブルかしめリング50の構成を表す説明図であり、(a)は同軸ケーブルかしめリング50を開口端側から見た正面図、(b)は同軸ケーブルかしめリング50を開口端とは直交する方向から見た側面図である。
図5に示すように、本実施形態の同軸ケーブルかしめリング50(以下、単にかしめリング50という)は、第1、第2実施形態のかしめリング30、40と同様、その外周面に、かしめリング50の中心軸を通る面を挟んで互いに平行となる一対の工具係止用突起22、24が設けられている。
また、かしめリング50において、上記一対の工具係止用突起22、24が突設された部分で、工具係止用突起22、24同士の対向面とは反対側(つまり外側)には、かしめリング50の両開口端から内側にかけて切り欠き29が形成されている。
なお、本実施形態のかしめリング50は、アルミ合金製であり、周知の引き抜き形成により工具係止用突起22、24を一体形成したアルミ管を作製し、そのアルミ管を所定の長さに切断し、更に、両開口端側から切り欠きを形成することで作製されている。
このように構成された本実施形態のかしめリング50によれば、第1、第2実施形態のかしめリング30、40と同様、工具係止用突起22、24をペンチ等で挟み、締め付けることで、同軸ケーブルの先端に同軸コネクタを簡単に固着することができ、これらを固着した状態で、工具係止用突起22、24をペンチ等で挟み、捻るようにすれば、固着後の同軸ケーブルから簡単に取り外すことができる。
つまり、本実施形態のように、かしめリング50に切り欠き29を形成しても、溝部26や孔部28を形成した場合と同様、その部分の引っ張り強度が他の部分よりも弱くなるため、工具係止用突起22、24をペンチ等で挟み、捻れば、同軸ケーブルから簡単に取り外すことができる。よって、本実施形態のかしめリング50によれば、第1、第2実施形態のかしめリング30、40と同様、同軸コネクタの再利用を促進することができる。
なお、本実施形態のように、かしめリング50に、かしめリング50の切断を補助する切り欠き29を形成する場合、この切り欠き29は、必ずしも工具係止用突起22、24の突設部分に形成する必要はなく、例えば、かしめリング50の中心軸を挟んで工具係止用突起22、24の中間点と対向する位置に両開口端側から各々形成してもよく、或いは、一方の開口端側から形成してもよい。つまり、切り欠き29の形成位置や個数は、適宜設定すればよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定される物ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にて種々の態様をとることができる。
例えば、上記実施形態では、かしめリング30、40、50には、リングの中心軸を通る面を挟んで互いに平行となるように工具係止用突起22、24が突設されるものとして説明したが、工具係止用突起22、24は、図6(a)に示す同軸ケーブルかしめリングAのように、リングの中心軸を通る面を挟んでハの字状に広がるように突設されていてもよく、或いは、図6(b)に示す同軸ケーブルかしめリングBのように、リングの一部を変形させることで形成されていてもよい。
つまり、本発明は、リングの中心軸を通る面を挟んで略面対称となるように工具係止用突起22、24が形成されている同軸ケーブルかしめリングであれば、どのようなタイプのものであっても、上記各実施形態と同様に適用して、同様の効果を得ることができる。
また、例えば、上記実施形態では、かしめリング30、40、50はアルミ合金製であるものとして説明したが、本発明は、真鍮製の同軸ケーブルかしめリングであっても、上記実施形態と同様に適用して、同様の効果を得ることができる。
第1実施形態の同軸ケーブルかしめリングの構成を表す説明図である。 第1実施形態の同軸ケーブルかしめリングの第1の変形例を表す説明図である。 第1実施形態の同軸ケーブルかしめリングの第2の変形例を表す説明図である。 第2実施形態の同軸ケーブルかしめリングの構成を表す説明図である。 第3実施形態の同軸ケーブルかしめリングの構成を表す説明図である。 本発明を適用可能なかしめリングの他の構成例を表す説明図である。 従来の同軸ケーブルかしめリングの構成及びその使用方法を説明する説明図である。
符号の説明
2…同軸ケーブル、4…芯線、6…絶縁部材、8…編組導体、10…同軸コネクタ、12…挿入部、14…鍔部、16…ナット部、20,30,40,50,A,B…同軸ケーブルかしめリング、22,24…工具係止用突起、26…溝部、28…孔部、29…切り欠き。

Claims (3)

  1. 同軸コネクタが嵌め込み接続された同軸ケーブルの先端周囲に配置され、外部からの締付操作により変形して、前記同軸ケーブルの先端に前記同軸コネクタを一体的に固着させる同軸ケーブルかしめリングであって、
    外周には、当該かしめリングの中心軸を通る面を挟んで一対の工具係止用突起が形成され、
    しかも、当該かしめリングの外周面又は内周面には、当該かしめリングの一方の開口端から他方の開口端にかけて、当該かしめリングの切断を補助する溝部が形成されていることを特徴とする同軸ケーブルかしめリング。
  2. 同軸コネクタが嵌め込み接続された同軸ケーブルの先端周囲に配置され、外部からの締付操作により変形して、前記同軸ケーブルの先端に前記同軸コネクタを一体的に固着させる同軸ケーブルかしめリングであって、
    外周には、当該かしめリングの中心軸を通る面を挟んで一対の工具係止用突起が形成され、
    しかも、当該かしめリングには、外周面から内周面にかけて貫通して当該かしめリングの切断を補助する孔部が形成されていることを特徴とする同軸ケーブルかしめリング。
  3. 同軸コネクタが嵌め込み接続された同軸ケーブルの先端周囲に配置され、外部からの締付操作により変形して、前記同軸ケーブルの先端に前記同軸コネクタを一体的に固着させる同軸ケーブルかしめリングであって、
    外周には、当該かしめリングの中心軸を通る面を挟んで一対の工具係止用突起が形成され、
    しかも、当該かしめリングの開口端部には、当該かしめリングの切断を補助する切り欠きが形成されていることを特徴とする同軸ケーブルかしめリング。
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