JP4980924B2 - プラスチックファスナでマットレスの二つ又はそれ以上の層を固定する工具 - Google Patents

プラスチックファスナでマットレスの二つ又はそれ以上の層を固定する工具 Download PDF

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Description

本発明は、主としてマットレスの製造に関する。
マットレスは、当業界で公知であり、通常単独で使用されるか、更に別の構成要素と一緒に使用され、人が就寝することかできるベッドを構成する。従来のマットレスのタイプの多くは、ユーザに満足の行く程度の支持および快適性を提供するスプリングユニットを有する。
マットレスのスプリングユニットは、通例僅かな間隔で離されてほぼ平行に配置された上部フレームと下部フレームとで構成される。各フレーム(通常ワイヤーボックスと称する。)は、ほぼ矩形の設計の剛性の耐久性あるワイヤあるいはロッドを含み、このワイヤでフレーム自身の外周を画成している。加えるに、マットレスのスプリングユニットは、通例、一様に隔置されて配置され、上部と下部のフレームに行き渡る複数の金属スプリングあるいはコイルを含む。各スプリングの長手方向軸は、上部と下部のフレームに対して直角に延在する。当然ながら、複数のスプリングは、上部フレームに下方に押し付ける力が加わると、上部フレームを下部フレームの方向へと移動あるいは受け渡す。よって、スプリングユニットの上に寝ると、体重が複数のスプリングにより一様に吸収され、これは大変好ましいことである。
パッド形状のクッション材の層は、マットレススプリングユニットの各フレームに通例固定されている。クッション材の層は、通常約3/4インチの厚さの不織布の形態である。マットレススプリングユニットの上部と下部のフレームに固定されているクッション材の代表的な一つの形式は、Kingsdown社で製造されているFlexatran(登録商標名)クッションパッドである。
クッション材料層は、通例以下の方法でマットレススプリングユニットの各フレームに固定されている。具体的には、クッション材料層は、各フレームの表面に対して配置される。この材料の各層の外周は、それ自体のフレームのワイヤを通過してぴんと張られている。当該層の短手側は、ワイヤの周りに巻き付けられ、当該層の一部の下側に位置づけられ、これにより、ワイヤを間に挟んで前記材料の層の二倍の厚さの部分が形成される。上述のごとく二つに折られたクッション材料の層で、従来の空圧駆動のステープルガンを用いて材料層の折り返し部分を固定する。これによりワイヤをその間に捕捉する。
通例、C字形金属ステープルやリングを使用して、上記材料層の折り返し部分を約2インチの間隔で固定する。具体的には、ステープルガンが、C字形ステープルを材料層の折り返し部分に貫通させて、次いでC字型ステープルの尖った自由端部を曲げて互いに直接的に整合接触させる。
多くのハイエンドマットレスは、クッション材料層をマットレススプリングユニットの各ワイヤボックス上に固定しておいてから、密度の異なるフォームラバーを2,3または4層スプリングユニットの頂部に配置している。当然ながら、これらのフォームラバー層は、マットレスの快適度をかなり向上させるので非常に望ましい。フォームラバーの多数層をマットレススプリングユニットに配置してから、織布(キルト綿材料)の外層をスプリングユニットとフォーム層にかぶせて縫い付け、マットレスが完成する。
ここで、従来のハイエンドマットレスの製造技術では、キルト綿材料の外層をマットレス本体上に縫い付ける前に、接着剤でマットレスの特定層(そして特にフォームラバーの多数層)を相互に固定していることに注意を要する。特に隣接層の一つあるいは複数の接触面に接着剤を吹き付けている。一つあるいは複数の隣接層の接触面に接着剤を吹き付けておいて、各層は、まず互いに整合させ、次いで接触するようにされる。
マットレスの多数層を接着剤を使用して固定する上記の方法は、二三の注目すべき欠点がある。
第1の欠点として、マットレスの多数の層を接着剤で固定すると、無駄な材料が多量に生ずる。特に、材料層をうまく整合せずに相互に固定すると、層を分離すること、及びその後に層を再固定することができない。結果として、うまく整合されないで固定された材料層は、廃品として処理されることとなり、製造コストが嵩み非常に望ましくない。
第2の欠点として、マットレスの多数層を相互に接着剤で固定すると、マットレス製造中に健康を害する煙霧が発生し、潜在的危険作業環境が形成されるので非常に望ましくない。
第3の欠点として、マットレスの多数の層を接着剤で固定すると、接着剤の経年変化でしばしば可聴のぱちぱち音が生じるので、これも非常に望ましくない。
本発明の目的は、プラスチックファスナを射出する新規な改良された工具を提供することである。
本発明の他の目的は、マットレスの二つ以上の層を貫通させてプラスチックファスナを射出する新規かつ改良された工具を提供することである。
更に本発明の更に別の目的は、細長い線条の各端にクロスバーを設けた形式のプラスチックファスナを射出するべく設計された上述の工具を提供することである。
以上の目的を達成すべく、本発明の第1の概念によれば、プラスチックファスナを射出する工具が提供され、プラスチックファスナは細い線条の一端にクロスバーを有するものであり、しかして工具は、(a)ハウジング、(b)ハウジングに固定結合され、鋭い尖端を有する中空針、(c)中空針を通してプラスチックファスナのクロスバーを前進させる発射機構、(d)ハウジングにスライド可能に結合された針ガードであって、針の鋭い尖端を針ガードが保護する突出位置と針の鋭い尖端が露出する引込み位置との間でスライド可能に移動するようになった針ガードならびに(e)針ガードにスライド可能に結合され、二つ以上の設定位置で解除可能に固定されるようになった針ガードストッパーとを有し、(f)引込み位置で針ガードは、針ガードストッパーに接触し、針ガードがそれ以上引き込むのを制限し、これにより中空針の露出部分を調整するようになっている。
本発明の別の概念のよれば、プラスチックファスナを射出する工具が提供され、プラスチックファスナは細い線条一端にクロスバーを有するものであり、しかして工具は、(a)ハウジング、(b)ハウジングに固定結合され、鋭い尖端を有する中空針、(c)中空針を通してプラスチックファスナのクロスバーを前進させる発射機構、(d)ハウジングにスライド可能に結合された針ガードであって、中空針と針ガードとの相対的位置関係が中空針の、挿入のために露出する部分を規定するように構成された針ガードならびに(e)二つ以上の設定位置のいずれかに中空針を錠止する錠止部材とを有する。
本発明のさらなる種々の特徴および効果を以下の説明で明らかにする。以下の説明では、説明を補足する添付図面を参照する。添付図面は、本発明を実施する種々の実施例を図示するものである。実施例は、当業者が発明を実施可能とするための説明であり、その他の実施例も利用可能なものであり、また更に本発明の範囲から逸脱することなく、構造の変更も可能である。よって、以下の詳細な説明は限定的なものでなく、また本発明は、特許請求の範囲に記載の事項で定義されるものとする。
本発明を添付図を参照して実施例の形式で以下に詳細に説明する。同様の部分は同様の参照番号を付して説明する。
図1を参照するに、本発明の教示により構成されたマットレス(参照番号11で総称する)の一部を前方平面断面破断図で図示している。
マットレス11は、従来のマットレススプリングユニット13を有する。マットレススプリングユニット13は、僅かに間隔を置いてほぼ平行に配置された、同様な構成を有する上部および下部のフレーム15−1,15−2を含む。各フレーム15(以下での説明でワイヤボックスと称する)は、剛性の耐久性ある矩形の形状のワイヤもしくはロッド(図示せず)を含む。ワイヤは、フレーム15の外周を画成している。
マットレススプリングユニット13は、さらに上部と下部のフレーム15−1,15−2間に延在する一定間隔で配置された複数のスプリングあるいはコイル19を含んでいる。各スプリング19の長手方向軸は、上部と下部のフレーム15−1,15−2に対してほぼ直角に延在している。スプリング19は、上部フレーム15−1に下方への力が加わると、上部フレーム15−1が下部フレーム15−2に対して移動することは理解しうることである。結果として、上部フレーム上に人が寝ると人体重量が複数のスプリング19により一様に吸収され、これは非常に好ましいことである。
クッション材料層21−1は、好ましくは、マットレススプリングユニット13のフレーム15−1に固定される。同様に、好ましくは、クッション材料層21−2は、マットレススプリングユニット13のフレーム15−2に固定される。クッション材料21の各層は、好ましくは不織布パッド(登録商標名Flexatronクッションバッド)の形式であり、約3/4インチの厚さを有するものである。
クッション材料層21は、以下の方法で各マットレスに固定される。具体的には、クッション材料層21は、各フレーム15の外表面に配置される。各クッション材料層21の外周は、フレーム15のワイヤを通過して強く引っぱられる。次に、各クッション材料層21の自由端が、ワイヤの周りに巻かれ、クッション材料層21の残りの部分の下側に二つに折り返される。これにより、ワイヤを間に挟んで層21の二倍の厚さ部分が形成される。上述のようにクッション材料層21を二つに折り返した状態で、C字状ステープルあるいはその他のファスナ(図示しない)が層21の折り返し部分に貫通され、これによりクッション材料層21は、フレーム15に留められる。
材料層21をスプリングユニット13のフレーム15上に固定した状態で、異なる密度のフォームラバーの多数層をクッション材料層21−1上に正しく整合させて装着する。具体的には、第1フォームラバー層23を層21−1上に正しく整合させて装着し、第2フォームラバー層25を第1フォームラバー層23上に正しく整合させて装着し、さらに第3フォームラバー層27を第2フォームラバー層25上に正しく整合させて装着する。次いで、キルト綿材料製などの布外層29を3フォームラバー層27上に正しく整合させて装着する。
上述の方法で、スプリングユニット13にフォームラバー層23,24,25および布外層29を装着した状態で、一つあるいはそれ以上のプラスチックファスナ31を用いて以下の詳述するようにマットレス11の数多くの層を定位置に保持する。ここで、マットレス11の製造にプラスチックファスナ31を使用することは、本発明の基本的な新規な特徴である。
プラスチックファスナ31は、好ましくは従来の強力プラスチックファスナの形式である。特に、プラスチックファスナ31は、Extra Heavy Duty T−end(商標)システムの部品としてAvery Dennison社が販売している形式のH−型強力ファスナが好ましい。具体的には、プラスチックファスナ31は、クロスバー33(所謂Tバー)を画成する形状の第1端部、クロスバー35(所謂Tバー)を同様に画成する形状の第2端ならびにクロスバー33,35を繋ぐ細い線条37とを含む3インチのプラスチック部材の形式である。
プラスチックファスナ31は、好ましくはファスナストックとして通常知られているユニット形式で大量生産される。ファスナストックは、クリップ形式の集合体として構成され、すなわち、個々のプラスチックファスナ31は、互いに並置して隔置され、各クロスバー33,35が互いに平行に並べられると共に、各クロスバー35は、図23に明記するように、分離可能のコネクタ41により直交する共通ランナーバー39に接合されている。上述のファスナクリップは、通例射出成型工程で製造される。
好ましくは、プラスチックファスナ31は、クッション層21−1、フォーム層23,25,27ならびに外層29をほぼ2インチの間隔で互いに結合するのに使用される。図1に明示するように、上述の層を貫通させてファスナ31を設けることにより、クロスバー33は、外層29の頂面に当接し、しかしてクロスバー35は、クッション層21−1の底面に当接する。
さらに、本発明の概念から逸脱することなく、追加の層をマットレス11に挿入するようにしても良い。具体的には、追加の支持および快適性のためにピロウトップ41をマットレス11に挿入した構成を図2に図示する。ピロウトップ41は、当業界でVersare布と通例称する形式の薄い布層43(すなわち例えば、薄いポリエチレンの不織布シート)を含む。ピロウトップ41は、さらに、布層43に正しく整合して積層された第1、第2ならびに第3のフォーム層45,47,49を包含する。
好ましくは、ピロウトップ41は、マットレス11にフォーム層27と外層29との間で装入される。ファスナ31と同様な構成であるが、全長さが異なるファスナ50を使用して、マットレス11にピロウトップ41を挿入する前に、図2に明示するように層43,45,47、49をまとめて結合しても良い。また、ファスナ31と同様な構成であるが、全長さが異なっていても良いファスナを層21,23,25,27,43、45,47,49、29の全層を通して貫通させるようにしても良い。
ここで、本発明の概念から逸脱することなく、マットレス11から層を除去するようにしても良い。具体的には、図3に図示のマットレス51は、マットレス11の構成と異なり、マットレス51には、フォーム層23,25,27が設けられていない。マットレス51のファスナ53は、全長さがファスナ31より短いから、マットレス51は、マットレス11より薄い。
図4(a)から図4(e)を参照するに、一つ又は複数のプラスチックファスナを射出するために使用される工具の第1実施例が種々の方向から示されている。この工具は、本発明の教示により構成され、参照番号211で総称する。以下に詳述するように、工具211は、基本的に強力プラスチックファスナすなわちファスナ31をマットレス11などのマットレスの多数層を貫通させて取り付けできるように設計されている。
工具211は、圧縮空気の動力でファスナを射出する工具であり、好ましくは、カリフォルニア州パサデナのAvery Dennison社で製造販売するSPUモデルの超強力T−endファスナ射出工具であっても良い。この工具は、以下で詳述するように多くの方法で改良されている。
工具211は、剛性で耐久性ある材料で構成された保護ハウジング213を有する。図5で明瞭に図示するように、ハウジング213は、右側ケーシング215(図6(a)および図6(b)で単独に図示する)および左側ケーシング217(図7(a)および図7(b)で単独に図示する)を有する。これらのケーシングは、一箇所または複数個所でロックワッシャ219とキャップスクリュウ221との組合せで互いに固定されている。図4(a)から図4(e)に明確に図示するように、フォームラバーなどのソフトな材料で構成され、4側面を有するハンドル223(図8に単独で図示する)が、右側ケーシング215および左側ケーシング217の一部を包囲するようにして、周知の手段(すなわち例えばフックとパイル式のファスナを用いる)で定位置に設けられている。ハンドル223は、手動の工具の握りを容易にできるので非常に望ましい。
図5に明瞭に図示するように、ハウジング213は、ノーズ225(図9(a)から図9(e)に単独で図示する)を有する。ノーズ225は、一対のネジで右側ケーシング215の始端に固定されている。ノーズ225は、細長い超強力T−エンド中空溝付針229(図10(a)から図10(c)に単独で図示する)を導入するようになった長手方向ボア227を画成する形状となっている。針止め231(丸平ねじとして図4(c)に図示)がノーズ225の横断方向に延在する針錠止ボア227に挿入でき、針229をボア227内で定位置に固定(すなわち錠止)している。
針229は、従来の超強力T−エンド中空溝付針よりかなり長い長さに製造されている。好ましくは、針229は、長さがほぼ3インチであり、マットレス11の全層21−1,23,25,27,29を貫通することが可能である。針229は、ファスナ射出工具に見られる従来の溝付針と同様であり、終端235、鋭いスプーン形の尖端の形式の始端237ならびに側方横断面がほぼ円形で終端235から始端237までの針229の長さで延在するボア239とを有するものである。ボア239は、ファスナ31のクロスバー35を軸方向に導入するサイズおよび形状となっており、これによりクロスバー35は、終端235からボア239内に導入可能であり、その長さにわたり軸方向に内部を通過し、最終的にボア239から始端237を通り導出される。
工具211は、特に針229(所定長さを有する)を導入すべく設計されている。針229の長さを効率よく変更するために、工具211に針ガード組立体241が設けられている。針ガード組立体241は、ハウジング213の始端に相対的に移動可能である。この点については、後述する。
具体的には、図11(a)および図11(b)で明瞭に図示するように、針ガード組立体241は、右側ケーシング215の後面にスライド可能に装着された針ガード243(図12に単独で図示する)を有する。針ガード243は、右側ケーシング215の後面に形成された浅い矩形凹所247内で直線的にスライドするようなサイズおよび形状とされた細長アーム245を含む。アーム245は、第1端249と第2端251とを有する平らな矩形のバーである。複数の円形孔253−1〜253−9がアーム245の長さ方向に沿って設けられている。さらに、印255(ここでは文字Gと1〜7まで数字で表示)がアーム245の後面に設けられ、以下に詳述するように、使用者に、右側ケーシング215に対しての針ガード243の位置を示す可視的マーカーを提供するものである。
針ガード243は、アーム245の第1端249に直角に形成されたU字状の接触板257を更に含む。接触板257は、ほぼ平らな接触面259を有し、この接触面259は、工具211により射出されたファスナ31が貫通するマットレスの外面を圧するように設計されている。針ガード243を直線的に移動させることができるため、接触板259がハウジング213の始端に対して遠近するようになっていることが理解できる。
実質的に平らな背板261(図13に単独で図示する)が針ガード243上で右側ケーシング215の背面にネジ263で固定されている。これにより、背板261は、凹所247内で針ガード243のアーム245を保持する作用をする。せり上がった六角雌ねじナット265が背板261の外面に一体に形成され、錠止部材267(図14に単独で図示する)とねじ係合するようになっている。
錠止部材267は、引込み可能のスプリングプランジャの形式であり、中空ピン268を含んでいる。ピン268の外面は、六角ナット265内の雌ねじに係合するサイズと形状を有する雄ねじ269を含む。これにより、中空ピン268は、図11(b)に明瞭に図示するように、六角ナット265の雌ねじに雄ねじを係合させることにより背板261に確実に固定するように設計されている。第1端273と第2端275とを有するスプリングバイアスプランジャ271が中空ピン268内で軸方向に延在する。リング277がプランジャ271の第2端に設けられ、プランジャ271を後方に引く機能を有する。具体的には、後方にリング277を引くと(図11(b)の矢印A参照)、第1端273が後方に移動することになる。この後方への力を解除すると、錠止部材267の内部のスプリング(図示せず)がプランジャ271の第1端273を弾性的に前方に移動させて元の位置に戻すようになっている。
針ガード組立体241は、針229の有効長さを以下のように調節するために用いることができる。リング277に後方向きの力を加えることにより(図11(b)の矢印A参照)、プランジャ271の第1端273は、針ガード243から遠ざかる方向に後方に移動する。リング277に対してこの後方向きの力を維持すると、ユーザは、凹所247内で針ガード243を直線的にスライドできる(図11(a)の矢印Bを参照)。針ガード243が直線的に移動すると、アーム245上の印255(すなわち例えばマーカ)の各形状が背板261に形成された円形窓279と逐次整合する。これにより、窓279を介しての印の各々が逐次整合することにより、ユーザが針ガード243の各固定設定を行うための割出しの目印となる。
ユーザが特定所望位置に設定すれば(即ち、左側ケーシング215に対する針ガード243の所望の位置を設定すると)、リング277に作用する後方力Aが解除され、結果として、スプリングバイアスプランジャ271が元の位置に弾性的に復帰する。プランジャ271が元の位置に復帰すると、第1端273がアーム245の対応の孔253に嵌合し、効果的に針ガード243が定位置に錠止されるので非常に望ましい。
工具211は、針ガード243を最伸長位置に設定することにより(すなわち、背板261の窓279内に配置された文字Gによって表示される印255を用いて)針229の交換および取り付けが可能になるように設計され、この設定は、保護(G)位置すなわち安全位置の機能を果たし、針229の鋭い尖端が、図4(a)および図4(b)で明瞭に図示するように、接触板229の背後に安全に位置される。針ガード243を最伸長位置に設定しておいて、開口253−2(その他の開口253より径が大きい)がノーズ225の針錠止ボア233と軸方向に直接整合するよう位置決めされる。従って、針錠止231(開口253−2よりも小さな径の頭部を有する)全体が、針ガード243を通して完全に挿入され、次いでノーズ225の針錠止ボア233に入り込み、ボア227内の定位置に固定(錠止)される。ここで、針ロック231は、針錠止ボア233に完全に嵌まり込み、凹所247内での針ガード243のスライド能力をなんら妨げることはない。
針ガード243(および特に接触板257)を、ハウジング213に相対的な各固定位置に割出すことにより、針229の有効長さが変更される。具体的には、針ガード243の調節により、一つあるいは複数の材料層に侵入する針229の部分が調節されることになる。図15に明瞭に図示するように、針229の有効長さLは、針229の始端237から接触板257の接触面259までの距離となる。その結果、接触板257をハウジング213の前端から遠ざけるようにすれば(図15の矢印Cを参照)、針229の有効長さが減少し、逆に接触板257をハウジング231の前端に近づければ(図15の矢印C′を参照)、針229の有効長さが増大することになる。異なる長さの種々の針(工具61の場合のように)を装脱着することなく針229の有効長さを変更できるので、工具211の作動および構成がかなり単純化されるので非常に好ましいことである。
工具211は、さらに空圧駆動の射出機構を有する。具体的には、図5,図16(a)および図16(b)に明瞭に図示するように、工具211は、空圧駆動の駆動シリンダ281(図17に単独で図示する)を有し、この駆動シリンダ281は、空気室283およびこの空気室に入れ子式に装着され、空気室に相対的に軸方向移動するようになったプッシュロッド285を有している。
スライド287(図8(a)および図8(b)に単独に図示する)がプッシュロッド285の自由端に装着固定される。具体的には、スライド287は、プッシュロッド285の自由端を嵌合導入するようなサイズおよび形状の長手方向に延在するボア289(接着剤をボア289内に入れてスライド287をプッシュロッド285に固定する)を含む形状である。駆動シリンダ281の励起および非励起により、プッシュロッド285を、及びその結果としてスライド287が、長手方向に移動する。
L字状の射出ロッド291は、ピン293を用いてスライド287に固定装着されている。具体的には、ピン293は、スライド287に形成された側方に延在するボア295に固定挿入されている。次いで、射出ロッド291は、ピン293に形成された長手方向ボア297に固定装着される。射出ロッド291の長さ方向の一部がスライド287に形成された長手方向の矩形の切り欠き299を貫通して延在している。
駆動シリンダ281の励起および非励起によりスライド287を長手方向に移動させ、これにより工具211を通して射出ロッド291を直線的に前進させることとなる。特に、射出ロッド291は、針229内の長手方向ボア239を介して軸方向に突出するように選択的に整合し、以下で詳細に説明するように、針229の開口先端よりファスナ31のクロスバー35を押出す。
ここで、駆動シリンダ281の励起および非励起は、指により操作する(指操作式)弁組立体301を介して制御される。図4(a)から図4(e)、図19ならびに図20に明瞭に図示するように、弁組立体301は、弁支持ブロック303(図21に単独で図示する)を有する。この弁支持ブロックは、ロックワッシャ305とソケットヘッドキャップネジ307との組合せであり、この2つの部品は離れた2箇所に配置されている。弁支持ブロック303は右側ケーシング215の終端に固定されている。
弁組立体301は、弁支持ブロック303内に嵌め込まれた四方弁309(図22に単独で図示する)を更に含んでいる。以下で詳細に説明するように、四方弁309は、強力空気供給源(図示せず)から供給された空圧を選択的に空気室283へ導入してプッシュロッド285を二方向のいずれかに駆動するようになっている。四方弁309は、動作ボタンすなわちピストン311、入力弁313、第1出力弁315ならびに第2出力弁317を含み、各弁313,315,317は、10/32NPTのサイズを有する。
動作ボタン311は、四方弁309の作動を制御する指操作式入力手段の役割をなす。図4(c)に明瞭に図示するように、L字状トリガー319(図23に単独で図示する)が弁支持ブロック303にピン321の回りに枢動可能に装着されている。すなわち、一対のC字状のクランプ323がピン321の両端に装着されておりこれによりトリガー319がピン321上に保持される。トリガーカバー325がトリガー319の一部をスライド可能に覆っており、L字状トリガー319をスムースに操作するための表面を提供している。トリガー319は、支持ブロック303に枢動可能に装着されているため、トリガーカバー325に下方の力(すなわち例えば指により)が加えられると、トリガー319が引かれ、弁309のピストン311に接触して該ピストン311を内方に移動させることとなる。
図20に明瞭に図示するように、スイベル継手327−1,327−2,327−3(図24にその一つの継手327を単独に図示する)が、弁支持ブロック303の開口に挿入されており、四方弁309の入力弁313、第1出力弁315ならびに第2出力弁317にそれぞれ連通している。さらに、ユニバーサル継手329−1,329−2(その一つの継手329を図29に単独で図示する)が設けられ、空気室283の第1と第2の入力弁331−1,331−2にそれぞれ連通している。さらに、別のユニバーサル継手329−3が弁支持ブロック303に設けられ、ホース弁303の後方に設けられた1/8NPTサイズの強力ホース入力弁333と連通している。
1/8インチ径の第1のホース335が、ユニバーサル継手329−1をスイベル継手327−2に接続している。1/8インチ径の第2のホース337が、スイベル継手327−3をユニバーサル継手329−2に接続している。1/8インチ径の第3のホース339が、ユニバーサル継手329−3をスイベル継手327−1に接続している。
空圧動力源は、以下の方法で弁組立体301に接続でき、工具211に動力を供給している。具体的には、強力空圧動力源(図示せず)からのある長さの管が弁支持ブロック303内の大きなサイズの入力弁333に直結される。比較的大きなサイズの入力弁333により、1/4インチ内径の高容量ホースを工具211に直結可能としている。高容量のホースを工具211に直結できることは、高容量ホースと工具211の間の接続の全体的耐久性および強度がかなり改良されるので望ましいことである。継手327−1,329−3、支持ブロック303ならびにホース339は協同して、入力管の大径サイズを四方弁309の入力弁313に匹敵するサイズに相当するサイズに変換(すなわち徐々に小さくする)する機能を有するので非常に望ましい。
入力弁333の動力源を正しく結合した状態で、トリガー319に下方の力を加えると、弁309の動作ボタン311が内方に移動する。ボタン311の動作により、四方弁309が動力源から出力弁315を介して供給される空圧を管335を介して空気室283の入力弁331に導く。入力弁331−1に空圧が導入されると、空気室283からプッシュロッド285が前進し、これにより射出ロッド291が針229を介して押し付けられる(すなわち、ファスナ31のクロスバー35を針229を通して射出する)。
トリガー319から下方力を解除すると、四方弁309は、動力源から出力弁317を介して供給された空圧を管337を介して入力弁331−2に供給する。入力弁331−2への空圧の供給により、プッシュロッド285を空気室283内に引込み、これにより針229から射出ロッド291が撤退する。
上述のごとく、弁組立体301は、駆動シリンダ281の作動を制御する為に使用され、これにより工具211の射出機構の作動が制御される。ここで、工具211の射出ストロークは、一定である。言い換えれば、射出ストローク毎に射出ロッド291は、一定距離移動する。針229の有効長さLが針ガード243により簡単に調節できるので(既に詳述したように)、射出ストロークの長さを、工具211に対して調節する必要はない。むしろ、工具211は、針229の有効長さに係わらず、一定の射出ストローク長さで動作する。工具211か射出長さの変更を要せずに針229の長さを効果的に変化できるので工具211の構造および作動を著しく簡単化できるので非常に望ましい。
工具211は、さらにファスナクリップを工具211内に通してガイドし、ファスナクリップを被着するマットレスから遠ざかる方向に連続的に向かわせようにする手段を備えることが非常に望ましい、特に、図15、図19ならびに図26に明瞭に図示するように、工具211には、ファスナ31クリップを工具211にガイドするファスナガイド組立体341および使用済みランナーバー39をファスナクリップから工具211の外部へガイドするランナーバーガイド343が設けられている。
ファスナガイド組立体341(図27に単独で図示する)は、ロックワッシャ305およびソケットヘッドキャップスクリュウ307のそれぞれの離れた2箇所を用いて右側ケーシング215の始端に固定されているファスナガイド345を有する。ファスナガイド組立体341は、さらに一対のガイドカバー347−1,347−2を有し、図26に明瞭に図示するように、これら一対のガイドカバー347−1,347−2は、協同して部分的に囲まれた溝349を画成し、この溝はファスナクリップのランナーバー39、頸41ならびにクロスメンバー35を受け入れる。このファスナガイド組立体341は、図15に明瞭に図示するように、ファスナ31クリップを被着マットレスから適切に離しておくようにするために湾曲構造を有している。
ランナーバーガイド343は、細長く屈曲した管であり、平らな板344上に形成されている。この板344は、図19に明瞭に図示するように、ロックワッシャ305およびソケットヘッドスクリュウ307の組合せを用いて離れた二箇所で右側ケーシング215およびノーズ225に固定されている。ランナーバーガイド343は、ファスナ31がファスナクリップから射出された後にランナーバー319を受け入れるサイズおよび形状が取られている。これによりガイド343の屈曲構造は、図15に明瞭に図示するように、固定すべき対象物(すなわちマットレス)から離れる方向に使用済みランナーバー39を向けるようになっている。
図15、図16(a)ならびに図16(b)に明瞭に図示するように、工具211は、射出工程の前にクリップの最下端のファスナ31を針229の背後の定位置に前進させるための割出し機構が設けられている。ここで工具の割出し機構は、射出機構に結合されており、工具211の作動を簡略化しているので非常に望ましい。
割出し機構は、右側ケーシング215に形成された割出しスライドキャビティ353内に配置された細長い割出しスライド351(図28に単独で図示する)を有する。この割出しスライド351は、前面355、後面357、第1端359ならびに第2端361を有する。割出しスライド351は、以下に詳細に図示するように、キャビティ353内で直線的にスライドするようになっている。ネジ363は、スラライド351に形成されたスロット364を通して延在し、右側ケーシング215に形成されたボアにねじ係合している。ネジ365は、その線形調節を制限することなくキャビティ353内にインデックススライド351を保持するものである。前方突起365および後方突起367が割出しスライド351の両端で前面355に形成されている。
図29に明瞭に図示するように、溝369が、第1端359付近で、割出しスライドの後面357に形成されている。タブ371(図30に単独に図示する)は、溝369内にスライド可能に配置され、一対のスプリング373(その一つのスプリング373を図31に単独で図示する)により押圧されている。具体的には、タブ371およびスプリング373は、タブ371をスプリング373間に狭持した状態で溝369に直線的に配置されている。これにより、タブ371は、実質的になんら外力がなくとも溝369に中心にそろえられる。しかしながら、側方力を加えると、一つのスプリング373が圧縮されてタブ371を溝393内で僅かに移動させる。
U字状の割出しリンク373(図32に単独で図示する)は、第1端375および第2端377を有している。第1端375は、割出しスライド351に形成されたスロット379を貫通してタブ371のボア381へ突入して固定されている。割出しリンク373の第2端377は、割出し爪383と結合する。
U字状割出し爪383(図33に単独で図示する)は、ほぼ平らな前面385、ほぼ平らな後面387、開口389ならびに割出しリンク373の第2端を固定して受けるサイズおよび形状を取るボア381を有する一体的部材である。割出し爪383は、右側ケーシング215に形成された浅い凹所393に枢動可能に配置されている。弓形ワッシャ395(図34に単独で図示する)が右側ケーシング215と後面387との間に設けられ、割出し爪383を右側ケーシング215から僅かに離すようにしている。ラチェット形状の歯397が前面385から突出し、スプロケット399に形成された切り欠きと順次係合するようになっている。
スプロケット399(図35(a)から図35(d)に単独で図示する)は、円盤状部材401およびポスト403を含む。ポスト403は、割出し爪383の開口389を貫通し右側ケーシング215に形成されたボア405に突入するサイズおよび形状を有する。これにより、スプロケット401は、ポスト403の回りで右側ケーシング215に相対的に回転ができる。円盤状部材401は、平らな前面405および平らな後面407を有する。切り欠き309の第1組は、円盤状部材401の外周に沿って前面405に形成されている。さらに、第2切り欠き411(切り欠き411が切り欠き409より深くなっている)の第2の組が部材401の外周に沿って後面407に形成されている。
図46(a)に明瞭に図示するように、可撓性の戻り止め413(図37に単独で図示する)は、右側ケーシング215に形成された戻り止め凹所415にその一端で固定されている。さらに、解除ボタン417(図38(a)から図38(e)に単独で図示する)は、割出し爪383上に装着され、右側ケーシング215に形成された溝418内に少なくともその一部が突入している。具体的には、解除ボタン417は、側方断面がほぼ玉子形のハンマー419およびアーム421を含む一体的部材である。解除ボタン417は、ハンマー419の一端が溝418内に突入固定され、解除ボタンスプリング423が間に配置されてハンマー419が右側ケーシング215から遠ざかるようにハンマー419を常時押圧している。ハンマー419の反対側の端は、左側ケーシング217に形成された開口424に入る形状およびサイズを有しており、図4(a)に明瞭に図示するように、これによりハンマー419の一部が外部からアクセス可能となっている。上述のように設けられた解除ボタン417により、図36(a)に図示するように、アーム421は、割出し爪383の頂面に接触している。
工具211の割出し機構は、以下のように動作し、射出工程前にファスナクリップの最下端のファスナ31を順次割出して針229の長手方向ボアの背後に整合させる。具体的には、手動にてファスナクリップをファスナガイド組立体341の包囲溝349に装荷する(図26の矢印Dを参照)。ファスナクリップの最下端のファスナ31と連動する分離可能のコネクタ41がスプロケット399の対応する切り欠き409に整合するまでファスナクリップを工具211に装填する。以上により工具211にファスナクリップが供給されると、最下端のファスナ31のクロスバー35が針229の長手方向ボア239の背後で直接軸方向に整合する。
弁組立体301により駆動シリンダ281が動作すると、割出しスライド351の前面355に沿ってスライド287が移動する。射出工程の一環(これについては以下の詳述する)として、スライド287の前方への移動で射出ロッド291が前進する。射出ロッド291が前進すると、射出ロッド291は最下端のファスナ31のクロスバー35に接触して針229の鋭い尖端を通して該ファスナを押出す。
図39(a)は、スライド287が前方発射ストロークを開始する際の割出し機構の選択された構成要素を図示している。スライド287がその射出ストロークを継続する間に、図39(b)に図示するように、スライド287は割出しスライド351上の前方突起365と接触する。この時点(前進ストロークの完了直前)で、スライド287がさらに前進すると、割出し爪383が開口389の回りで時計方向に回転する。割出し爪383の時計方向回転により、歯397は、同様に時計方向に回転し、スプロケット399の係合切り欠き411との係合から外れ(すなわちジャンプし)、図39(c)に図示するように、スプロケット399の次の引き続く時計方向切り欠き411に係合する。
前進ストロークが完了すると、駆動シリンダ281は、図39(d)に図示するように、後方へスライド287を引き始める。スライド287の後方射出ストロークの間にスライドは287は、割出しスライド351の後方突起367に接触する。この時点(すなわち、後方ストロークの完了直前)で、スライド287がさらに前進すると、図39(e)に図示のように、割出し爪383が開口389の回りに反時計方向に回転する。割出し爪383の反時計方向の回転により、歯397が切り欠き411に係合し、ファスナストック内のファスナクリップの次の引き続くファスナ31のクロスバー35が針229の長手方向ボア239の背後に直に整合するまで、スプロケット399を反時計方向に回転させる。
ここで、戻り止め413は、各切り欠き411と順次係合して工具211内でのファスナクリップの詰まりを防ぐために割出し工程の間時計方向にスプロケット399が回転しないようにしている。工具211内でファスナクリップが詰まると、スプリング373が詰りにより生ずる力の一部を吸収できるので、工具211の主コンポーネント211が完全に破損することを防止できる。さらに、工具211から詰まったファスナクリップを開放する(引き戻す)ために、ユーザ解除ボタン417の、外部からアクセス可能な部分に内方力を加えることができる(図40の矢印Eを参照)。解除ボタン417に内方向きの力を加えることにより、解除ボタンスプリング423を圧縮し、これにより、解除ボタン417が内方に移動する。図36(a)に明瞭に図示するように、解除ボタン417は、内方(矢印Fの方向)に移動して戻り止め413がハンマー419の曲面425に沿って上に乗り上がり、その結果、スプロケット399の切り欠き411から離れる。同時に解除ボタン417が内方(矢印Fの方向)に移動すると、アーム421は、割出し爪383の前面385に当たる。割出し爪383に上述の力を加えることにより、弓形ワッシャ395が平らになり、割出し爪383の歯397がスプロケット399の切り欠き411から離れる。解除ボタン417への内方向きの力を維持している(これにより戻り止め413および割出し爪383がスプロケット399から離れる)間、スプロケット399は、反時計方向に回転し、工具211からファスナクリップを撤退させる(引き戻す)(図40の矢印G参照)。これにより詰まり状態が解消される。
使用時、工具211は、以下の方法によりマットレスの複数層をファスナ31で結合する。具体的には、強力空圧動力源(図示せず)から所定長さの管を弁支持ブロック303内の大サイズの入力弁333に直結する。ファスナクリップの最下端のファスナ31に連動する分離可能のコネクタ41がスプロケット399の対応する切り欠き409に整合するまでファスナクリップをファスナガイド組立体341の溝349内へ前進させる。これによりファスナストックが工具211に供給されると、最下端のファスナ31のクロスバー35が針299の長手方向ボア239の背後に軸方向に整合する。この時点で、工具211は、マットレスの複数層を一つあるいはそれ上の互いに固定するための準備が整う。
工具211からファスナ31を射出する前に、針ガード213を位置決めして針229の有効長さを調節することが好ましい。従って、所望の印255が右側ケーシング215の円形窓279に整合するまでリング277を引きながら針ガード243を直線的に移動させる(針ガード243が正しく設定されたことを示す)。この時、リング277に加えている力を解除し、錠止部材267を定位置で針ガード243に固定する。
特定設定で針ガード243を錠止して、図15に図示するように、ユーザは工具211のハンドル223を握り針299をマットレスの複数層に貫通させる。ここで針229が所望の層に貫通すると、接触板257の面259がマットレスの外面に当たり針229がさらに侵入することを防止する。
所望の層に針299を配置した状態を維持して、ユーザがトリガーカバー325を押圧すると、空圧駆動の前進トリガーストロークが開始される。前進トリガーストロークは、射出ロッド291が針299の長手方向ボア239を通して最下端のファスナ31のクロスバー35を前進させて該クロスバー35を針229の開口尖端から露出させる。このようにしてファスナのクロスバー35は、図1に示すように、マットレス層の下側に固定され、クロスバー33は、マットレス層の頂上側に固定される。トリガーカバー325を解除すると、後方射出工程が開始され、これにより次の引く続くファスナ31が針229の背後の定位置に割出され、更なる射出工程が行われる。
ここで本発明の概念を逸脱せずに、工具211の構造を変更することができる。例えば、工具211は、取扱の安全性を向上させるように変更可能である。
特に、図41(a)および図41(b)を参照するに、本発明の教示により構成され、一つあるいはそれ以上のプラスチックファスナを射出する、参照番号511で総称される工具の第2実施例の後部および頂部が斜視図で図示されている。ここで工具511は、強力プラスチックファスナ、例えばファスナ31をマットレス、例えばマットレス11の多数層を貫通させるために使用されるという点において工具211と同様である。
工具511は、中空針299を通してプラスチックファスナ31を射出する空圧駆動の射出機構を有しているという点で工具211と同様の構成である。工具511が工具211と異なる多少の部分について以下に詳細に説明する。
工具211と異なる第1の相違点は、工具511は、ユーザがうっかりして中空の針229の鋭い尖端237に接触する危険性防止するための安全性を向上する構成を有していることである。以下で詳細に説明するように、工具511は、中空針229の鋭い尖端237を超えて弾性的に移動する、スプリング偏奇のスライド可能に装着された針ガード513を有する。使用時、針ガード513は、針29の鋭い尖端237に不意に触れる危険からユーザを効果的に保護する伸長位置(図41(a)および図42(b)参照)と、ユーザが設定した針229の所定長さが露出し(針ガード513を越えて伸びる)て具体的な要素(すなわち例えばマットレス層)に針229が貫通することが可能な引込み位置(図41(a)および図41(b)を参照)の間でスライド可能に移動する。
図43を参照するに、工具511の後部と頂部が斜視図で図示されており、この図において工具511は、部分的に分解され、針ガード513の構成ならびに動作が工具511のその他の部分に対して明瞭に理解できるように図示されている。具体的には、針ガード513は、右側ケーシング515(工具211の右側ケーシング215を改良している)内を直線的にスライド可能になっている。次いで、針ガードストッパ517が針ガード513にスライド可能に装着され、背板519により針ガード517に定位置で保持されている。さらには、錠止ピン組立体521が背板519に装着され、以下で詳述するように、針ガード513と針ガードストッパ517に選択的に係合してこれらを定位置に錠止するようになっている。
右側ケーシング515(図44に単独で図示する)は、剛性および耐久性ある材料から構成され、一対の隆起サイドレール523が設けられている。一対のサイドレール523は、その間にトラックあるいは凹所525を画成している。以下で詳述するように、トラック525は、針ガード513と針ガードストッパ517を内部に受け入れ、ほぼ直線的経路にその移動を制限するようなサイズおよび形状を有している。細長いくぼみ527が右側ケーシング515のトラック525内に形成されている。さらに、くぼみ527内には、円筒形ポスト529およびゴム製パンパー531が固定配置されている。これらポスト529とバンパー531の機能は以下で明瞭となる。
針ガード513(図45に単独に図示する)は、右側ケーシング515のトラック525内で線形的にスライド可能に移動するようになっている。針ガード513は、ニッケル/テフロン(登録商標)被覆の鋼鉄など剛性耐久材料から形成され、細長アーム533を含んでいる。アーム533は、平らで矩形のバーであり、前面535、後面537、第1端539および第2端541を含んでいる。第1の円形開口543が細長アームの第1端付近に形成され、第2の円形開口545が細長アーム533のほぼ中間点に形成されている。さらに、フック547およびストッパ549が細長アーム533の第2端541に設けられている。フック547とストッパ549は、前面535から直角に延在してる。さらに、印550(ここでは、1から7の数の順番の番号で図示する)がアーム533の後面537に設けられ(図42(a)に明瞭に図示する)、以下に詳述するように、右側ケーシング515に相対的な針ガードストッパ517の位置に関しての可視的マーカーをユーザに提供している。
U字状の接触板551がアーム533の第1端539に固定され、これと直交するように延在している。接触板551は、ほぼ平らな接触面553を含み、この接触面553は、工具511によりファスナ31が射出されるマットレスの表面を押圧するように設計されている。針ガード513を直線的にスライド可能であるために、工具511の始端に対して接触板551を遠近させることができる。
上述のように、針ガード513は、右側ケーシング515のトラック525内で伸長位置(図41(a)および図42(b)参照)と引込み位置(図41(b)および図42(b)参照)の間で直線的にスライドするように設計されている。スプリング(図示せず)の一端が針ガード513の上のフック547に接触し、反対側の他端が右側ケーシング515のポスト529に接続している(スプリングのその他の部分はくぼみ527内に収容されている)。これにより、スプリングは、針ガード533上のストッパ549が右側ケーシング515のゴムバンパー531に当たるまで接触板551を押圧する。バンパー531にストッパ549が当たった状態で、針ガード513は、その伸長位置に位置する。この配置により、接触板551は、中空針229の鋭い尖端237の前方に位置し、中空針229がユーザの皮膚に不慮に刺さらないように保護する。しかしながら、接触面553に後方向きの力を加えると(図42(b)の矢印R参照)、針ガード513は、その引込み位置へと後方に移動し、これにより針229がマットレスの一つあるいは複数の層に貫通すべく露出する。
針ガード513の引き込む度合い(すなわち針229に対する相対的な引込み位置の配置)は、複数の異なる固定位置の設定により調節できる。結果として、針ガード299が引込み位置にある時に接触板551を超えて延在する針229の長さは、材料層を貫通して延在する針229の部分を有効に制限するように調節できる。これにより、ユーザは、針229を異なる長さの別の針と交換することなく、効果的に針の有効長さを変更できるので非常に望ましい。
針ガードストッパ517(図46に単独で図示する)は、針ガード513の後方移動の度合いを制限する役割をなし、これにより引き込み位置を効果的に確立する。針ガードストッパ517は、ニッケル/テフロン(登録商標)被覆の鋼鉄などの合成で耐久性のある材料で構成され、ほぼ平坦な板形状の細長アーム555を含む。アーム555は、前面557、後面559、第1端561ならびに第2端563を有する。複数の円形開口565がほぼ直線的配列で第1端561付近でアーム555に形成され、隣接する開口565同志は互いに同一距離の間隔を有する。さらに、拡大円弧状タブ567がアーム555の第1端561上に形成される。タブ567は、後面559に対してほぼ直角にアーム555から後方に延在する。
針ガードストッパ517がその前面557を針ガード513の後面に直接当てた状態で針ガード513に装着されている。これにより、針ガードストッパ517は、針ガード513の後面537に沿ってこれに相対的に独立した状態でスライドするようになっている。以下に詳述するように、針ガードストッパ517上のタブ567は、針ガード513上の接触板551の後面に当たるように設計される。これにより、針ガードストッパ517が定位置に固定された状態で、タブ567は、針ガード513の後方移動を制限する。結果として、針ガードストッパ517は、針ガード513の引込み位置を効果的に設定する。
図43、図47(a)、図47(b)ならびに図48を参照すると、背板519がネジ569により左側ケーシング515に固定され、針ガード513および針ガードストッパ517が右側ケーシング515内のトラック515以内で定位置に保持されている。背板519は、ほぼ平らな前面571およびほぼ平ら後面573を有する。
錠止ピン組立体521は、背板519の後面573に装着され、針ガード513および定位置に固定された針ガードストッパ517を選択的に錠止している。図48に明瞭に図示するように、錠止ピン組立体512は、背板519の後面573に固定装着されたベース575、ベース575に軸方向に装着され背板519を選択的に貫通するようになった錠止ピン577、ベース575に枢動可能に結合され、錠止ピン575に固定結合された針ガードストッパ調節レバー579ならびに針ガードストッパ調節レバー579上でベース575に枢動可能に結合された針ガード解除レバー581を有する。
ベース575は、一対のネジ585により背板519の後面573に固定された中央支持部材583を含む。錠止ピンカバー587が支持部材583の一端上に形成されている。錠止ピンカバー587は、閉止端589および開口端591を有する中空のシリンダ形状であり、開口端591が後面573に当たって配置されている。一対の相補的スロット593が互いに約180度の角度で離れて錠止ピンカバー587に形成されいてる。各スロット593は、その長さ方向の一部に直線的に延在している。ベース575は、さらに一対の隔置した肩部595を含み、各肩部595は、円形ボア597を画成している。
錠止ピン577は、ベース575のカバー587内で長手方向に移動するようになっており、相互に一体的にかつ同軸的に整合して形成された拡大第1端599および縮小第2端601を有する。第1端599は、錠止ピンカバー587内に嵌合するサイズおよび形状であり、かつ内部に貫通するボア603を画成する形状である。第2端601は、背板519の孔605に選択的に貫通するサイズと形状であり、次いで以下に詳述するように、針ガード513および針ガードストッパ517と係合する。
スプリング(図示せず)が閉止端589の内面と錠止ピン577の第1端599との間で錠止ピンカバー587内に配置されている。これにより、スプリングが錠止ピン577の第2端601を前方に弾性的に押圧し、背板519の孔509に貫通する。
針ガードストッパ調節レバー579は、U字状支持部材607を含み、U字状支持部材607には後方に延在する指圧タブ609および前方に延在する一対のアーム611が設けられ、各アーム611は、長手方向スロット613を画成する形状となっている。
U字状支持部材607は、ピン615によりベース575の肩部595に枢動可能に結合している。具体的には、ピン617は、ベース575のボア597を貫通すると共に、レバー579の孔619にも貫通するサイズおよび形状となっている。ピン617は、一対の保持リング617により定位置に保持される。このような結合により、ピン615は、レバー579を錠止および枢動可能とするピボットピンの作用をする。
さらに、レバー579のアーム611は、ピン621により錠止ピン577に固定結合されている。具体的には、ピン621は、レバー579のスロット613、錠止ピンカバー587のスロット593、錠止ピン577のボア603を通して突き出るサイズおよび形状であり、ピン621は、一対の保持リング617により定位置に保持されている。これにより、ピン615の回りでレバー579が枢動すると、錠止ピンカバー587内でほぼ直線的に経路に沿って錠止ピン577を移動させる。ここで、スロット613は、細長いので(非円形であり)、レバー579が枢動する際の僅かな水平運動成分を補償し、これにより錠止ピン577をほぼ水平の直線経路に沿って移動可能とする。
針ガード解除レバー581は、頻繁に手で操作するためのサイズおよび形状で人間工学的な設計である第1端623およびピン615によりベース575の肩部595に枢動可能に結合された第2端625を有する。針ガード解除レバー581は、針ガードストッパ調節レバー579上では、ベース575に枢動可能に結合されており、支持部材607の終端に選択的に係合するようになっている。
上述したように、錠止ピンカバー587内に配置したスプリングが錠止ピン577を前方に押圧し、第2端601が孔605を通して貫通している(図47に明瞭に図示する)。レバー579,581に力が掛からない場合、スプリングがピン577を更に前方へ押圧し、第2端601が針ガードストッパ517の開口565を貫通することが可能であり、かつ針ガード513の開口(開口543か開口545のいずれか)にも貫通可能である。これにより、錠止ピン577は、針ガード513および針ガードストッパ517を定位置で錠止可能とすることができる。
針ガード513および針ガードストッパ517を解錠するためには、ユーザは、特定のレバーを操作する必要がある。錠止ピンカバー517内への錠止ピン577の引き戻しの度合いは(および結果としてピン577が針ガードストッパ517のみから離れるか、針ガード513および針ガードストッパ517の双方から離れるか)は、レバー579、581のいずれが動作するかに依存する。特に、レバー579の指圧タブ609に適当な下方力を加えると、ピン577が完全に引込まれ、これにより針ガード513および針ガードストッパ517を開錠し、結果として、これらがスライドしながら移動する。しかしながら、レバー581の第1端623に適当な下方力を加えるとピン577が部分的にのみ引込まれ、その引っ込みの度合いは、針ガード513がスライドしながらの移動のために解錠されるが針ガードストッパ517がピン577により係合維持されるような度合いであり、結果として、スライドしながらの移動を不可能とする。
使用に際して、工具511の上述の安全機構は、以下のように用いる。工具511の不使用時、針ガード513は、通常伸長位置すなわち保護位置にスプリングにより押圧されている。言い換えれば、針ガード513は、接触板551が、針229の鋭い尖端237を超えて伸長するまで、前方に押圧される。この状態に針ガード513が位置した状態で錠止ピン577が針ガードストッパ517の開口565を通って、かつアーム533の開口545を通って伸長し、針ガード513を伸長位置に錠止する。
工具511の動作時、ユーザは所望の材料層を貫通する針229の長さ(すなわち例えば露出部分の度合い)を調整する必要がある。従って、ユーザは、針ガードストッパ517を特定の設定に調節して針ガード513の引込み具合を設定する。針ガードストッパ517の位置を設定すべく、ユーザは、トリガー579上の指圧タブ609を押し込む。トリガー579を押した状態で、ユーザは手動で針ガードストッパ517のタブ609を握り、これを調節する。ここで針ガード513の後面537に設けた印550が、ユーザが針ガード513の所望の位置を正確に位置づけることができるマーカの役割を果たす。針ガードストッパ517を所望の設定状態にして、ユーザがレバー579を開放すると錠止ピン577の第2端601が特定の開口565に貫入して針ガードストッパ517を定位置に錠止する。
針ガードストッパ517を正しい位置に設定した状態で、ユーザは、工具511を握り、レバー581の第1端623を押圧する。レバー581の第1端623は錠止ピン577の第2端601を針ガード513の開口から引き込み、これにより、針ガード513を開錠してスライド可能の移動を行わすことができる。レバー581を押し込んだ状態に維持しておいて、ユーザは、接触板551の接触面553を所望の材料層に押圧する。適当な力を与えることにより、接触板551は後方に移動し、これにより針229が露出し、所望の層を挿入貫通する。接触板551は、後面が針ガードストッパ517上のタブ567に当接するまで、連続的に後方に移動する。この当接により更なる後方移動が制限される。この時点で針ガード513は、その引込み位置に位置づけられ、マットレスの層を貫通することが可能な針229の最大長さが確立される。このように工具511を設定して、一つ又は複数のプラスチックファスナ31をマットレスの層を通して工具511により射出することができる。
射出工程が終了すると、工具511は、マットレスから除去される。スプリングで押圧されている針ガード513により、該針ガード513をその伸長位置に戻してユーザが針に刺されないように保護する。針ガード513を伸長位置に戻した状態で、ユーザは、レバー581を解放し、これにより錠止ピン577の第2端601が針ガードロック517の開口565および針ガード513の開口545に侵入し、これにより、次の使用時まで針ガード513を伸長位置に錠止するので非常に好ましい。
ここで、工具511の針229を交換するためには、針ガード513を最後方位置まで引き込まなければならない。言い換えれば、針ガード513を、細長開口543がノーズ225の針錠止ボア233と整合するよう引き込む必要がある。このように位置付けることにより、針ロックが除去でき針が交換できる。
第2の相違点は、工具511に、カウンタバランスフック631が設けられれている点である。具体的には、再び図41(a)を参照して、カウンタバランスフック631が弁支持ブロック303に固定された剛性を有するフック状部材の形式で提供される。使用に際して、工具511をカウンタバランスにより宙吊り可能として頻繁に取り扱う環境(すなわち例えば組立ライン形式の環境)に適するものとしている。
第3の相違点は、工具511に、より長いトリガーが設けられて空圧駆動のファスナ射出システムの動作を容易にしている点である。具体的には、図41(a)に明瞭に図示するように、工具211のトリガー319は、工具511のトリガー633に換えられ、トリガー633がトリガー319よりも僅かに長く、二本の指での作動を可能としている(工具211は一本指で作動される)。
第4の相違点は、工具511が、改修針錠止ネジ(図示せず)を含んでいることである。具体的には、マイナススクリュウドライバを用いて針229をノーズ225以内の定位置に錠止するための調節をするべく針ロック231を使用するよりも(工具211についての図4(c)に図示するように)、アレンレンチで調節するようにされた針ロックを用いた工具511を用いる方が好ましい。
本発明の図示の実施例は、単なる例示的なものであり、当業者であれば、これら実施例を本発明の概念を逸脱せずに種々変更しうるものである。以上の種々の変更は、添付の請求の範囲で定義される本発明の範囲以内に含まれるものである。
本発明の教示により構成されたマットレスの第1実施例を一部を破断して示す部分断面図、明確化のため示すファスナは断面で図示していない。 図1に示すマットレスに挿入可能のピロウトップの部分断面図、明確化のためファスナは断面で図示していない。 本発明の教示により構成されたマットレスの第2実施例を一部破断して示す部分断面図、明確化のためファスナは、断面で示していない。 本発明の教示により構成された、マットレスの一つ以上の層を貫通してプラスチックファスナを射出するための工具の第1実施例の前方底部を示す斜視図。 図4(a)に示す工具の前方頂部を示す斜視図。 図4(a)に示す工具の後方頂部を示す部分的に分解展開した斜視図。 図4(a)に示す工具の頂部を示す平面図。 図4(a)に示す工具の後方を示す平面図。 図4(a)に示す工具の特定構成要素の前方頂部を示す部分的に分解展開した斜視図。 図4(a)に示す工具の右側ケーシングの前方頂部を示す斜視図。 図4(a)に示す工具の右側ケーシングの後方方部を示す斜視図。 図4(a)に示す工具の左側ケーシングの前方頂部を示す斜視図。 図4(a)に示す工具の左側ケーシングの後方頂部を示す斜視図。 図4(a)に示すハンドルの後方底部を示す拡大斜視図。 図5に示す工具のノーズを示す斜視図。 図5に示す工具のノーズを示す上方平面図。 図5に示す工具のノーズを示す前方平面図。 図5に示す工具のノーズを示す右端平面図。 図5に示す工具のノーズを示す後方平面図。 図4(a)に示す針を示す斜視図。 図4(a)に示す針を示す上方平面図。 図4(a)に示す針を示す前方平面図。 図4(a)に示す工具の特定構成要素の後方上部を示す斜視図。 図4(b)に示す工具の後方上部を示す拡大部分斜視図。 図11(a)に示す針ガードの後方頂部を示す斜視図。 図11(a)に示すバックプレートの後方頂部を示す斜視図。 図11(a)に示す錠止部材の前方頂部を示す斜視図。 図4(a)に示す工具を、5個のファスナクリップを内部に装填され、かつマットレスに差込んだ状態で示す前方正面図であり、マットレスは、明確化のために断面図で図示されている。 図4(a)に示す工具の前方底部を、左側ケーシングを除去した状態で示す斜視図。 図4(a)に示す工具の前方頂部を、左側ケーシングを除去した状態で示す斜視図。 図5に示すドライブシリンダの前方上部を示す斜視図。 図5に示すスライドの前方上部右端を示す斜視図。 図5に示すスライドの後方上部左端を示す斜視図。 図4(a)に示す工具の特定構成要素の前方上部を示す分解展開斜視図。 図4(a)に示す工具の特定構成要素の前方上部を示す部分分解展開斜視図。 図19に示す弁支持ブロックの前方頂部左端を示す拡大斜視図。 図19に示す4方弁の前方底部左端を示す拡大斜視図。 図19に示すトリガーの前方頂部右端を示す拡大斜視図。 図19に示すスイベル継手の一つを示す拡大斜視図。 図19に示す自在継手の一つを示す拡大斜視図。 ファスナクリップを装填した状態で示す、図4(a)に示す工具の上方前部の部分拡大斜視図。 図4(a)に示すファスナガイド組立体の前部を示す拡大斜視図。 図5に示す割出スライド前方底部を示す拡大斜視図。 図5に示す割出スライド、タブおよび一対のスプリングの後方頂部を示す拡大斜視図。 図29に示すタブの前方頂部左端を示す拡大斜視図。 図29に示すスプリングの一つを示す拡大斜視図。 図5に示す割出リンクの前方頂部左端を示す拡大斜視図。 図5に示す割出爪を示す前方拡大斜視図。 図5に示す湾曲ワッシャの前方拡大斜視図。 図5に示すスプロケットを示す斜視図。 図5に示すスプロケットの前部を示す平面図。 図5に示すスプロケットの左端を示す平面図。 図5に示すスプロケットの後部を示す平面図。 図16(a)に示す工具の始端を示す部分拡大前方斜視図。 図16(a)に示す右側ケーシングの始端を示す部分拡大前方斜視図。 図5に示す戻り止めの底部を示す斜視図。 図5に示す解除ボタンを示す斜視図。 図5に示す解除ボタンの左端を示す平面図。 図5に示す解除ボタンの頂部を示す平面図。 図5に示す解除ボタンの後部を示す平面図。 図5に示す解除ボタンの前部を示す平面図。 図4(a)に示す工具のファスナ射出位置を割出す過程での各位置での工具を左側ケーシングを除去した状態で示す部分拡大平面図。 図4(a)に示す工具のファスナ射出位置を割出す過程での各位置での工具を左側ケーシングを除去した状態で示す前方部分拡大平面図。 図4(a)に示す工具のファスナ射出位置を割出す過程での各位置での工具を左側ケーシングを除去した状態で示す前方部分拡大平面図。 図4(a)に示す工具のファスナ射出位置を割出す過程での各位置での工具を左側ケーシングを除去した状態で示す前方部分拡大平面図。 図4(a)に示す工具のファスナ射出位置を割出す過程での各位置での工具を左側ケーシングを除去した状態で示す前方部分拡大平面図。 図4(a)に示す工具を、ファスナクリップを取り出した状態で示す部分拡大前方斜視図。 本発明の教示により構成された、マットレスの複数層にプラスチックファスナを貫通射出する工具の第2実施例を、針ガードを伸長位置に配置させて示す後方頂部斜視図。 図41(a)に示す工具を針ガードを引込位置に配置させて示す後方頂部斜視図。 図41(a)に示す工具の部分拡大斜視図。 図41(b)に示す工具の部分拡大斜視図。 図41(a)に示す工具の特定構成要素の後方頂部を示す部分分解斜視図。 図43に示す右側ケーシングの後方底部を示す拡大斜視図。 図43に示す針ガードを上方前部を示す拡大斜視図。 図43に示す針ガードストッパの後方底部を示す拡大斜視図。 図43に示す背板と錠止ピンの組立体の後方底部を示す拡大斜視図。 図43に示す背板と錠止ピンの組立体の前方底部を示す拡大斜視図。 図43に示す背板と錠止ピン組立体の後方底部を示す拡大分解展開斜視図。

Claims (16)

  1. 細い線条の一端に形成したクロスバーを含むプラスチックファスナを射出する工具にして、
    (a)ハウジング
    (b)該ハウジングに固定結合され、鋭い尖端を有する中空の針、
    (c)該中空の針を通して前記プラスチックファスナのクロスバーを前進させる射出機構、
    (d)前記ハウジングにスライド可能に結合された針ガードにして、該針ガードが前記中空の針の鋭い尖端を実質的に保護する伸長位置と該針の鋭い尖端が露出する引込み位置との間でスライド可能に移動するようにされた針ガードならびに
    (e)該針ガードにスライド可能に結合された針ガードストッパにして、二つまたはそれ以上の設定位置のいずれかの定位置に解除可能に固定されるようになった針ガードストッパ
    を有し、
    (f)前記引き込み位置で前記針ガードが前記針ガードストッパに接触し、該針ガードの更なる引込みを制限し、前記針の露出する部分を調整するようになっているプラスチックファスナ射出工具。
  2. 前記針ガードストッパが前記伸長位置にスプリングにより偏奇されている請求項1に記載の工具。
  3. 前記針ガードストッパが複数の開口を画成する形状となっている請求項1に記載の工具。
  4. さらに前記針ガードストッパの複数の開口の一つに選択的に係合して該針ガードストッパを前記ハウジングに相対的に定位置錠止する錠止ピン組立体を有する請求項3に記載の工具。
  5. 前記錠止ピン組立体は、錠止ピンを含み、該錠止ピンは、該錠止ピンが前記針ガードと前記針ガードストッパの双方に係合する第1位置、該錠止ピンが該針ガードストッパに係合するが該針ガードには係合しない第2位置ならびに該針ガードが該針ガードおよび針ガードストッパの双方から離れる第3位置で配置可能である請求項4に記載の工具。
  6. 前記錠止ピンは、前記第1位置にスプリングにより偏奇されている請求項5に記載の工具。
  7. 前記錠止ピン組立体は、針ガード解除レバーを含み、該針ガード解除レバーは、動作時前記錠止ピンを前記第2位置に配置するようになった請求項6に記載の工具。
  8. 前記錠止ピン組立体は、針ガードストッパ調節レバーを含み、該針ガードストッパ調節レバーは、動作時前記錠止ピンを前記第3位置に配置するようになっている請求項7に記載の工具。
  9. 前記針ガードは、前記伸長位置にある時に前記錠止ピン組立体により係合されるようになっている請求項8に記載の工具。
  10. 前記針ガードおよび前記針ガードストッパは、前記ハウジング内に形成された直線経路内に背板により保持されている請求項1に記載の工具。
  11. 前記錠止ピン組立体は、前記背板に装着されている請求項10に記載の工具。
  12. 前記針ガードは、細長い矩形のアームと結合されたU字状の接触板を含む請求項1に記載の工具。
  13. 前記射出機構が、
    (a)空圧駆動シリンダ
    (b)前記ハウジング内にスライド可能に設けられ、該駆動シリンダに結合されたスライド
    (c)該スライドに結合され、前記中空針から選択的に突出するように配置された射出ロッドならびに
    (d)四方弁を含み、前記駆動シリンダの作動を調整するための、指により作動可能の弁組立体
    を含む請求項1に記載の工具。
  14. 前記針が約3インチの長さである請求項3に記載の工具。
  15. (a)前記ハウジングに結合され、ランナーバーに結合された前記プラスチックファスナを前記工具へガイドするファスナガイド組立体、および、
    (b)前記ハウジングに結合され、前記プラスチックファスナが前記工具により射出された後前記ランナーバーを受けるようになったランナーバーガイド
    をさらに含む請求項1に記載の工具。
  16. 前記ファスナガイド組立体と前記ランナーバーガイドのそれぞれが屈曲され、その自由端が前記中空針の鋭い尖端から遠ざかる方向に指向している請求項3に記載の工具。
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