JP4979294B2 - 通信制御装置、及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、データ処理装置と接続可能な、ネットワークカードデバイスに代表される通信制御装置、及びその制御方法に関するものである。
印刷装置と接続可能な、印刷装置のための所望の追加機能性を備えるインテリジェント型ネットワークカードデバイスを用いるという手法が提案されている。
この場合、印刷装置本体とネットワークカードデバイスは個々にCPUを持ったインテリジェントな形態であり、通常、ネットワークカードデバイス側にネットワーク経由での各種プリントサービスの統括制御を行うプリントサーバ機能を備えている。そして、印刷装置とネットワークカードデバイスとは接続インターフェイスを介して通信を行うことで所望のサービスを実装している。
ここで、上記のネットワークカードデバイスは、上記の印刷装置と同じネットワークアドレス(例えばIPアドレス)を使用してネットワーク上の通信端末と通信を行なうことを特徴とする。このことは、ネットワーク上に存在する他の通信端末から見た場合、印刷装置とネットワークカードデバイスとがネットワーク上に存在するただ1つの通信端末として認識されることを意味している。これにより、ネットワークカードデバイス側に備えられたプリントサーバ機能などのサービスが、あたかも印刷装置本体に追加拡張されたサービスであるかのように振舞うことを可能としている。
特開2005−038011号公報
上記のネットワークカードデバイスおよび印刷装置がネットワーク上の外部装置と通信を行う際には、TCP/IPなどのネットワーク・プロトコルが用いられる。TCP/IP通信において使用されるネットワーク層のプロトコルとして近年、Internet Engineering Task Force(IETF)によって、バージョン6のIP(以下、IPv6)が提案されている。IPv6は、現在普及しているバージョン4のIP(以下、IPv4)からIPアドレス空間を拡張したものであり、それにより、インターネット世界の急速な広がりによる、グローバルアドレスの枯渇問題に対処するものである。
IPv6プロトコルでは、ある特定のネットワークプレフィクスにIEEE識別子(MACアドレス)から生成したインターフェイス識別子をつなげて自動生成するリンクローカルアドレスというものが存在する。更に、ルータから広告されたネットワークプレフィックスにIEEE識別子(MACアドレス)から生成したインターフェイス識別子をつなげて生成するステートレスアドレスや、DHCPから指定されるステートフルアドレスなども存在する。
IPv6プロトコルでは、1つの物理インターフェイスに対してこれら複数のネットワークアドレスを付与することが可能となっている。また、このネットワークアドレスは、ユーザによる手動設定やルータからの広告により、起動中はいつでもアドレスが追加・変更される可能性がある。
そのため、上述の印刷装置およびネットワークカードデバイスがIPv6プロトコルに対応した場合、両者が常に全て同じネットワークアドレスを使用することを可能とするような機構が求められる。
そのための手段として先ず印刷装置側で、新たなネットワークアドレスを取得・生成した場合に、その都度、ネットワークカードデバイスに対して所定の手段で通知するという手法が考えられる。
しかしながら印刷装置から見ると、自身が備える接続インターフェイスに常にネットワークカードデバイスが装着されているとは限らない。更に、装着されるネットワークカードデバイスに関しても、様々な種類のネットワークカードデバイスが存在する。例えばネットワーク・プロトコルにおける物理層しか備えていないネットワークカードデバイスの場合、ネットワークアドレスは不要であり、印刷装置からネットワークアドレスを受け取る手段自体を備えていない場合もある。
従って、上述の手法を採用した場合、印刷装置はまず、自身の接続インターフェイスに何らかのネットワークカードデバイスが装着されているかどうかを判定する必要が生じる。更に、装着されていた場合には、そのネットワークカードデバイスの種別を判定し、ネットワークアドレスを必要とするネットワークカードデバイスであった場合にのみ実際にネットワークアドレスを通知する、という処理が必要となる。
そもそも、ネットワークカードデバイスは印刷装置の拡張オプションとして提供されるものである。それにも関わらず、印刷装置側でネットワークカードデバイスの種別などを意識し、その種別に応じた振る舞いをするということは、新たなネットワークカードデバイスが出る度に、印刷装置側での個別対応が必要となる可能性を含んでいる。そのような事態は望ましくない。
その他の手段として、ネットワークカードデバイス側で、印刷装置とネットワーク上の通信端末との間の通信を常に監視し、通信パケットのヘッダ情報から印刷装置のネットワークアドレスを抽出するという方法が考えられる。
この方法によれば、ネットワークカードデバイスは、印刷装置が新たなネットワークアドレスを使用開始した場合にも、印刷装置側に意識させることなく、そのネットワークアドレスを取得することが可能となる。そのため、印刷装置は主体的にネットワークカードデバイスの種別を判別して何らかの処理を行なう必要は無くなる。
しかしながら、この方法では、例えば、印刷装置においてあるネットワークアドレスの値が別の値に変更された場合に、ネットワークカードデバイス側でその変更を認識することが出来ないという問題が残される。
例えば、印刷装置に割り当てられていたネットワークアドレスA及びネットワークアドレスBのうち、ネットワークアドレスAがネットワークアドレスCに変更された場合を考える。この場合において、ネットワークデバイスは、ネットワークアドレスCが新たに追加されたのか、ネットワークアドレスCがネットワークアドレスAから変更されたのかを区別できない。
これらの問題点を解決する為の手段の1つとして、印刷装置側でネットワークアドレスを取得・生成し、ネットワークカードデバイスは必要であれば自ら所定の方法で印刷装置にネットワークアドレスを問い合わせる、という方法が考えられる。ここで、具体的な問い合わせ方法としては、例えばMIB(Management Information Base)を用いる方法が挙げられる。印刷装置はMIBエージェント機能を備え、ネットワークカードデバイスはMIBクライアント機能を備える。
ネットワークカードデバイスは、印刷装置のMIBエージェントにネットワークアドレス情報の問い合わせを行い、取得した全てのネットワークアドレスを自身のネットワークアドレスとして使用する。この方法によれば、まず、印刷装置は主体的にネットワークカードデバイスの種別を判別して何らかの処理を行なう必要が無くなる。更に、印刷装置においてあるネットワークアドレスの値が変更された場合にも、その変更をネットワークカードデバイス側で認識することが可能となる。
しかしながら、この方法においても、以下のような新たな問題点がある。
すでに述べたように、IPv6プロトコルにおいては、ネットワークアドレスは常に追加・変更される可能性がある。そのため、上記手段を採用した場合、ネットワークカードデバイスは起動中は常に、一定期間毎にネットワークアドレス情報の問い合わせを印刷装置に対して行い続ける必要が生じる。
すなわち、ネットワークカードデバイスは一定期間ごとに印刷装置に対してMIBなどの問い合わせ手段でネットワークアドレスを全て取得し、前回取得した際の情報から変更が無いかどうかを判断する。そしてこの判断の結果、変更があった場合には、新たなアドレス情報をネットワークカードデバイス自身のネットワークアドレスとして設定する、という処理を繰り返し行い続ける必要がある。
起動中にこのような処理を繰り返し行い続けることは、ネットワークカードデバイスにおいても印刷装置においても作業負荷が高い。更に、アドレスの設定がそれほど頻繁には変更されない環境などにおいては、ほとんどの問い合わせは実際には不必要なものとなることが多く、冗長性が高い。
本発明は以上の問題に鑑みてなされたものであり、データ処理装置とこのデータ処理装置と接続されている通信制御装置とがネットワークアドレスを共有して使用する為に、これらの装置の処理負荷を軽減させる為の技術を提供することを目的とする。
本発明の目的を達成するために、例えば、本発明の通信制御装置は以下の構成を備える。
即ち、データ処理装置とネットワークとの間を中継すると共に、外部機器と当該ネットワークを介してデータ通信を行う通信制御装置であって、
特定のネットワークアドレスを前記外部機器が使用しているか否かを確認する為に前記ネットワークに送信するデータを、重複アドレス検出データとして前記データ処理装置から受信する受信手段と、
前記受信手段で受信した前記重複アドレス検出データを前記ネットワークに対して送信する送信手段と、
前記受信手段が前記重複アドレス検出データを前記データ処理装置から受信して、前記送信手段が前記重複アドレス検出データを前記ネットワークに対して送信した場合に、定められた期間の経過後、前記データ処理装置に割り当てられたネットワークアドレスを前記データ処理装置に対して問い合わせる問合せ手段と、
前記問合せ手段による問い合わせに応じて前記データ処理装置から通知されたネットワークアドレスを、前記通信制御装置に割り当てられたネットワークアドレスとして登録する登録手段と
を備えることを特徴とする。
本発明の構成によれば、データ処理装置とこのデータ処理装置と接続されている通信制御装置とがネットワークアドレスを共有して使用する為に、これらの装置の処理負荷を軽減させることができる。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。尚、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
[第1の実施形態]
図1は、本発明に係るデータ処理装置の好適な適用対象としての印刷装置(プリンタ)1000のハードウェア構成を示すブロック図である。
なお、同図には以下の説明で用いるハードウェア部分以外は省略している。即ち同図には、印刷装置1000に対して着脱可能に装着されている、本発明に係る通信制御装置の好適な適用対象としてのネットワークカードデバイス1500と、印刷装置1000本体側に設けられているプリンタコントローラ1600とが示されている。
先ず、ネットワークカードデバイス1500について説明する。CPU1は、フラッシュメモリとしてのフラッシュROM(FlashROM)3に格納されてるプログラムやデータを用いて、システムバス4に接続されている各部の動作制御を行う。
フラッシュROM3には、図5〜7に示すフローチャートに従った処理をCPU1に実行させるためのプログラムやデータが格納されている。更に、フラッシュROM3には、MIB(Management Information Base )クライアントプログラムも記憶されている。このMIBクライアントプログラムは、拡張インターフェイス17を介してプリンタコントローラ1600側に格納されているMIBエージェントプログラムとの間で通信を行い、プリンタ1000に関する設定情報を取得するものである。
ネットワークコントローラ(LANC)5は、ローカルエリアネットワーク(LAN)2000に接続されたホストコンピュータ等の複数の外部装置(不図示)と所定のネットワーク通信プロトコルを用いて通信を行う。具体的には、LANC5はLAN2000上の外部装置から送信される印刷データやプリンタ制御命令等の各種データを受信したりする送受信処理を行う。
拡張インターフェイスコントローラ(EXPC)7は、拡張インターフェイス17を介して接続されているプリンタコントローラ1600との間でのデータの送受信を行う。例えば、LANC5が外部装置から受けた印刷データを受け、これをプリンタコントローラ1600側に送信する処理を行う。
RAM2は、CPU1が各種の処理を実行する際に用いるワークエリアを有すると共に、各種のデータを一時的に記憶するためのエリアを有する。例えばRAM2は、図2に示すネットワークアドレステーブル201を記憶する。
図2は、ネットワークアドレステーブル201の構成例を示す図である。図2に示す如く、ネットワークアドレステーブル201には複数のネットワークアドレスが登録されている。これらはいずれも、ネットワークカードデバイス1500に割り当てられたネットワークアドレスである。従って、ネットワークカードデバイス1500は、図2に示すネットワークアドレステーブル201に登録されているそれぞれのネットワークアドレスを使用して、外部装置とのデータ通信を行うことができる。図2の例においては、ネットワークアドレステーブル201には”fe80::200:10:1”と”3ffe::200:10:1”という2つのネットワークアドレスが登録されている。従って、ネットワークカードデバイス1500はこの2つのネットワークアドレスを使用してLAN2000上の外部装置と通信を行なうことができる。
LED6は、ネットワークカードデバイス1500の動作状態を示す表示部として用いられている。例えばLANC5とLAN2000との電気的な接続状態(LINK)やネットワーク通信モード(10Baseや100Base、全二重、半二重)等の各種動作状態を、このLED6の点滅パターンや色で表示することができる。
また、このネットワークカードデバイス1500とプリンタコントローラ1600を繋ぐ拡張インターフェイス17は、図示しないコネクタで構成されており、ネットワークカードデバイス1500のみが着脱される。これにより、同じ構成を持つ別のプリンタ1000にネットワークカードデバイス1500を装着することも可能な構成となっている。
次にプリンタコントローラ1600について説明する。CPU8は、RAM14やROM9、外部メモリ10に格納されているプログラムやデータ、拡張インターフェイスコントローラ(EXPC)13を介して受信したデータを用いて、システムバス11に接続されている各部の動作制御を行う。
外部メモリ10には、プリンタ1000に関する設定情報が記述されたデータベース(MIB)と、MIBエージェント機能を実現するプログラム(MIBエージェントプログラム)も記憶されている。このMIBエージェントプログラムは上記MIBクライアントプログラムから問い合わせを受けると、上記データベースに登録されている情報のうち問い合わせに対応する情報(プリンタ1000の設定情報)を返信する。
外部メモリ10への情報の書き込みや、外部メモリ10から情報の読み出しの為の外部メモリ10へのアクセス制御についてはディスクコントローラ(DKC)15が行う。
拡張インターフェイスコントローラ13は、インターフェイス17を介してネットワークカードデバイス1500のEXPC7とのデータ通信を行うものであり、例えば、EXPC7から供給される印刷データを受信する。ラスタコントローラ12は、その印刷データを基に画像情報を生成し、生成した画像情報に基づいた画像信号をプリントエンジン16に対して出力する。
CPU8の主メモリ、ワークエリア等として機能するRAM14は、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。また、RAM14は、図3に示すネットワークアドレステーブル301を記憶する。
図3は、ネットワークアドレステーブル301の構成例を示す図である。図3に示す如く、ネットワークアドレステーブル301には複数のネットワークアドレスが登録されており、これらは、プリンタコントローラ1600に割り当てられたネットワークアドレスである。従って、プリンタコントローラ1600は図3に示すネットワークアドレステーブル301に登録されているそれぞれのネットワークアドレスを使用し、ネットワークカードデバイス1500を介して、外部装置とのデータ通信を行うことができる。図3の例においては、ネットワークアドレステーブル301には”fe80::200:10:1”と”3ffe::200:10:1”という2つのネットワークアドレスが登録されている。従って、プリンタコントローラ1600はネットワークカードデバイス1500を介して、この2つのネットワークアドレスを使用してLAN2000上の外部装置と通信を行なうことができる。
なお、ネットワークアドレステーブル301に登録されているネットワークアドレスの情報は、外部メモリ10に格納されている上述のデータベース(MIB)にも随時、CPU8によって反映される。従って、MIBクライアントプログラムがMIBエージェントプログラムに問い合わせを行うと、このMIBエージェントプログラムは、ネットワークアドレステーブル301に登録されているネットワークアドレスを示すネットワークアドレス情報を取得することができる。
操作パネル(操作部)18は、プリンタ1000の動作モード等の設定や印刷データの取り消し等の操作を行うためのボタン、プリンタ1000の動作状態を示す液晶パネルやLED等の表示部を有している。
プリントエンジン16は、既知の印刷技術を利用して、EXPC7が受信した印刷データに基づいた印刷を行う。好適な実施系として例えば電子写真方式(レーザービーム方式)やインクジェット方式、昇華(熱転写)方式等が挙げられる。
次に、以下の処理で用いる重複アドレス検出 (Duplicate Address Detection; DAD) 機能について説明する。
重複アドレス検出機能とは、IPv6プロトコルで新たに追加された機能であり、IPv6アドレスを追加する際に、そのIPv6アドレスが同一リンク上の他の端末によってすでに使用されていないかどうかを確認するものである。重複アドレス検出はRFC 2462で規定されている。
IPv6プロトコルを備えた装置は新たにIPv6アドレスを生成した際、先ずその新たに生成したIPv6アドレスを格納した近隣要請(NS:Neighbor Solicitation)メッセージを同一リンク上のすべての端末に宛てて送信する。近隣要請メッセージを受信した端末は、メッセージに格納されているIPv6アドレスを自身がすでに使用しているかどうかを判断する。使用していない場合はそのメッセージを破棄する。一方、自分がすでにそのIPv6アドレスを使用していた場合には、アドレスが重複していることを示すために、近隣通知(NA:Neighbor Advertisement)メッセージを返答する。
近隣要請メッセージの送信元の装置は、近隣要請メッセージに対する近隣通知メッセージが来るのを一定期間待ち、応答が無かった場合は、アドレスの重複は無いと判断して、そのアドレスを自身の使用するアドレスとして正式に使用開始する。一方、一定期間内に近隣通知メッセージがあった場合には、アドレス重複を回避するため、そのアドレスの使用は取りやめる。
ある装置が重複アドレス検出のための近隣要請メッセージを送信した場合、その装置は近隣要請メッセージに格納されたIPv6アドレスを新たに使用したい意思があるものと判断することができる。
図4は、プリンタコントローラ1600が行う重複アドレス検出処理のフローチャートである。なお、プリンタコントローラ1600が重複アドレス検出処理を行うのは、以下に挙げるケースである。
・ 起動時に、リンクローカルアドレスを生成する場合
・ DHCPサーバからIPv6アドレスを割り振られた場合
・ ルータからの公告通知を基にIPv6アドレスを生成する場合
・ プリンタ1000のユーザが、操作パネル18などからIPv6アドレスの手動登録を行った場合
上記ケースから分かる通り、プリンタコントローラ1600が何らかのIPv6アドレスを使用しようとした場合には、その都度必ず重複アドレス検出処理が行われる。以下の説明では例として、プリンタコントローラ1600が起動時にリンクローカルアドレスを生成する際の重複アドレス検出処理について説明する。
また、図4に示したフローチャートに従った処理をプリンタコントローラ1600に実行させるためのプログラムやデータは外部メモリ10やROM9に格納されている。そしてCPU8がこのプログラムやデータを用いてプリンタコントローラ1600を構成する各部の動作制御を行う。これにより、プリンタコントローラ1600は以下に説明する各処理を実行することになる。
CPU8はプリンタ1000への電源投入を検知すると、ステップS401で、ある特定のネットワークプレフィクスとインターフェイス識別子との組み合わせからなるリンクローカルアドレスを、仮ネットワークアドレスとして自動生成する。なお、リンクローカルアドレスについてはRFC2373で規定されている。プリンタ1000のユーザがIPv6アドレスの手動登録を行った場合に行われる重複アドレス検出処理では、ステップS401において、仮ネットワークアドレスを生成する変わりに、ユーザが入力したIPv6アドレスを取得する。
次にステップS402では、CPU8は、ステップS401で生成した仮ネットワークアドレスを格納した重複アドレス検出パケットを生成する。この重複アドレス検出パケットは近隣要請メッセージに相当する。
次にステップS403ではCPU8はEXPC13を制御するので、EXPC13は、ステップS402で生成した重複アドレス検出パケットを拡張インターフェイス17を介してネットワークカードデバイス1500に転送する。
これにより、上記重複アドレス検出パケットは、ネットワークカードデバイス1500を経由して、LAN2000上に接続されている不図示のホストコンピュータ等の外部装置に対してブロードキャストされる。ネットワークカードデバイス1500によるこのブロードキャスト処理については後述する。
上述の通りこの外部装置は重複アドレス検出パケットを受けると、この重複アドレス検出パケットに格納されている仮ネットワークアドレスを自身がすでに使用しているかどうかを判断する。そして使用していない場合はこの重複アドレス検出パケットを破棄する。一方、自身がすでにその仮ネットワークアドレスを使用していた場合には、アドレスが重複していることを示すために、近隣通知メッセージを返答する。
従ってステップS404ではCPU8は、一定期間内に外部装置からネットワークカードデバイス1500を介して近隣通知メッセージがあったか否かをチェックする。このチェックの結果、一定期間内に近隣通知メッセージを受けた場合、即ち、アドレスが重複していることを示す近隣通知メッセージを受けた場合には、処理をステップS405に進める。一方、近隣通知メッセージを一定期間内に受けなかった場合、即ち、外部装置側で重複アドレス検出パケットが破棄された場合には、処理をステップS406に進める。
近隣通知メッセージを受けたということは、プリンタコントローラ1600が生成した仮ネットワークアドレスはすでにネットワーク上の他の装置によって使用されていることを意味する。従ってステップS405では、ネットワークカードデバイス1500から近隣通知メッセージを受けた後、この仮ネットワークアドレスを破棄し、本フローチャートに従った処理を終了する。
一方、一定期間内に何らかの通知を受けていないということは近隣通知メッセージを受けていないということを意味し、プリンタコントローラ1600が生成した仮ネットワークアドレスは重複していないことを意味する。従ってステップS406では、この仮ネットワークアドレス(IPv6アドレス)をネットワークアドレステーブル301に登録(設定)する。そしてその後、本フローチャートに従った処理を終了する。なお、本ステップにおけるネットワークアドレステーブル301の更新は、適当なタイミングでもってCPU1によりMIBに反映される。
以上の処理により、仮ネットワークアドレスとしてのIPv6アドレスがネットワークアドレステーブル301に設定される。これにより、以降、プリンタコントローラ1600はこの仮ネットワークアドレスを使用した通信を行うことが可能となる。
図5は、ネットワークカードデバイス1500が行うアドレス設定処理のフローチャートである。より詳しくは、同図のフローチャートに従った処理は、プリンタコントローラ1600が図4に示したフローチャートに従った処理を実行した場合に、ネットワークカードデバイス1500が行う処理のフローチャートである。
なお、同図のフローチャートをネットワークカードデバイス1500に実行させるためのプログラムやデータは、フラッシュROM3に格納されている。そしてCPU1がこのプログラムやデータを用いてネットワークカードデバイス1500を構成する各部の動作制御を行う。これにより、ネットワークカードデバイス1500は以下に説明する各処理を実行することになる。
先ずステップS501でCPU1は、上記ステップS403でプリンタコントローラ1600から重複アドレス検出パケットが送出されたか否かをチェックする。このチェックで、拡張インターフェース17及びEXPC7を介して重複アドレス検出パケットがプリンタコントローラ1600から受信したことを検知した場合には、処理をステップS502に進め、検知していない場合には処理をステップS501に戻す。
ステップS502ではCPU1はLANC5を制御するので、LANC5はこの重複アドレス検出パケットをLAN2000上にブロードキャストする。送出先はLAN2000上に接続されている不図示のホストコンピュータ等の外部装置である。
ステップS503ではCPU1は、一定期間内に外部装置から近隣通知メッセージがあったか否かをチェックする。このチェックの結果、一定期間内に何らかの通知を受けた場合、即ち、アドレスが重複していることを示す近隣通知メッセージを受けた場合には、処理をステップS504に進める。一方、近隣通知メッセージを一定期間内に受けなかった場合、即ち、外部装置側で重複アドレス検出パケットが破棄された場合には、処理をステップS505に進める。
ステップS504ではCPU1はEXPC7を介して、近隣通知メッセージをプリンタコントローラ1600に転送する。
次にステップS505では、CPU1は、後述するアドレス設定サブルーチンの処理を行う。ステップS505における処理については図6を用いて後述する。
そして処理をステップS501に戻し、プリンタコントローラ1600からの重複アドレス検出パケットを再び待ち受ける。以降、ネットワークカードデバイス1500は、電源が落とされるまで上述のステップS501〜S505の処理を繰り返し続ける。
図6は、上記ステップS505における処理の詳細を示すフローチャートである。
先ずステップS601ではCPU1は、フラッシュROM3に格納されている上記MIBクライアントプログラムを用いて、プリンタコントローラ1600のMIBエージェントプログラムにネットワークアドレス情報を問い合わせる。
プリンタコントローラ1600のMIBエージェントプログラムは上記問い合わせを受信すると、データベース(MIB)からネットワークアドレス情報を読み出す。そして読み出したネットワークアドレス情報をネットワークカードデバイス1500に返信する。なお、データベースに登録されているネットワークアドレス情報は、ネットワークアドレステーブル301と同期しており、ネットワークアドレステーブル301に登録されている情報と同じである。
ステップS602ではCPU1は、プリンタコントローラ1600からのネットワークアドレス情報の受信を待機している。そしてプリンタコントローラ1600からネットワークアドレス情報が送信された場合にはこれを受信し、処理をステップS603に進める。なお、何らかの理由によりプリンタコントローラ1600からネットワークアドレス情報を受信することができなかった場合には本フローチャートに従った処理を終了する。
ステップS603では、CPU1はRAM2に記憶している上記ネットワークアドレステーブル201に登録されている1または複数のネットワークアドレスと、ステップS602で受信したネットワークアドレス情報が示す1または複数のネットワークアドレスとを比較する。即ち、図2に示したテーブルと図3に示したテーブルとで相違点があるか否かをチェックする。
このチェックの結果、相違点があった場合には処理をステップS605に進めるし、相違点がなかった場合には処理をステップS604に進める。ステップS604ではCPU1は、ステップS602で受信したネットワークアドレス情報を破棄し、本フローチャートに従った処理を終了する。
一方、ステップS605ではCPU1は、ステップS602で受信したネットワークアドレス情報が示す1または複数のネットワークアドレスをネットワークアドレステーブル201に登録する。なお、ステップS603及びS604を省略し、プリンタコントローラ1600からネットワークアドレス情報が送信された場合には必ずステップS605の処理を行うようにしても良い。
これ以降、ネットワークカードデバイス1500は、プリンタコントローラ1600に現在設定されているネットワークアドレスと同じネットワークアドレスを使用して、LAN2000上の外部装置との通信を行うことが可能となる。
以上の処理により、本実施形態に係るネットワークカードデバイス1500は、プリンタコントローラ1600から重複アドレス検出パケットが転送されたことをトリガとして、プリンタコントローラ1600へのネットワークアドレス情報の問い合わせを行う。
これにより、一定期間毎にネットワークアドレス情報の問い合わせを行う場合に比べて、ネットワークカードデバイス1500とプリンタコントローラ1600の双方にとって作業負荷が低く効率的な問い合わせ方法を実現することが可能となる。
[第2の実施形態]
本実施形態は、ネットワークカードデバイス1500が図5に示したフローチャートに従った処理を行う代わりに、図7に示したフローチャートに従った処理を行う点のみが、第1の実施形態とは異なる。
以降では図7のフローチャートに従った処理について説明する。
先ずステップS701でCPU1は、上記ステップS403でプリンタコントローラ1600から重複アドレス検出パケットが送出されたか否かをチェックする。このチェックで、拡張インターフェース17及びEXPC7を介して重複アドレス検出パケットがプリンタコントローラ1600から送出されたことを検知した場合には、処理をステップS702に進め、検知していない場合には処理をステップS701に戻す。
ステップS702ではCPU1はLANC5を制御するので、LANC5はこの重複アドレス検出パケットをLAN2000上にブロードキャストする。送出先はLAN2000上に接続されている不図示のホストコンピュータ等の外部装置である。
ステップS703ではCPU1は、一定期間内に外部装置から近隣通知メッセージがあったか否かをチェックする。このチェックの結果、一定期間内に近隣通知メッセージを受けた場合、即ち、アドレスが重複していることを示す近隣通知メッセージを受けた場合には、処理をステップS704に進める。一方、近隣通知メッセージを一定期間内に受けなかった場合、即ち、外部装置側で重複アドレス検出パケットが破棄された場合には、処理をステップS705に進める。
ステップS704ではCPU1はEXPC7を介して近隣通知メッセージをプリンタコントローラ1600に転送し、その後、本フローチャートに従った処理を終了する。即ち、アドレスが重複していることを示す近隣通知メッセージを受けた場合には、プリンタコントローラ1600が使用するアドレスの設定内容に変更は生じないと判断できるので、ネットワークカードデバイス1500はアドレス設定処理は行わない。そして処理をステップS701に戻し、プリンタコントローラ1600からの重複アドレス検出パケットを再び待ち受ける。以降、ネットワークカードデバイス1500は、電源が落とされるまで上述のステップS701〜S705の処理を繰り返し続ける。
一方、ステップS705では、上記ステップS505と同様の処理を行う。そして処理をステップS701に戻し、プリンタコントローラ1600からの重複アドレス検出パケットを再び待ち受ける。以降、ネットワークカードデバイス1500は、電源が落とされるまで上述のステップS701〜S705の処理を繰り返し続ける。
以上の説明により、本実施形態に係るネットワークカードデバイス1500は、プリンタコントローラ1600からの重複アドレス検出パケットをネットワーク上に送信した後、ネットワーク上の装置から応答を一定期間待ち受ける。応答があった場合、すなわち、アドレスの重複が検出された場合は、プリンタコントローラ1600におけるアドレスの設定内容に変更はないものと判断し、プリンタコントローラ1600へのアドレス情報の問い合わせは行わない。
一方、応答がない場合、すなわち、アドレスの重複が検出されなかった場合にのみ、プリンタコントローラ1600へのアドレス情報の問い合わせを行う。
これにより、プリンタコントローラ1600のアドレス設定内容に変更が生じていないタイミングでネットワークカードデバイス1500がアドレス情報の問い合わせを行ってしまう事態を、より確実に回避することが可能となる。つまり、アドレス設定サブルーチンを実行する回数をより減らすことができる。
[第3の実施形態]
上記第1,2の実施形態において、ネットワークカードデバイス1500は、プリンタ1000から物理的に切り離されて存在する別個の機器であっても良い。この場合、プリンタ1000は、内部にプリンタコントローラ1600からなる制御系を司る制御部を備えている。
また、ネットワークカードデバイス1500において、図1で示される拡張インターフェイスコントローラ(EXPC)7はシステムバス4に接続される第二のネットワークコントローラであっても良い。
またプリンタコントローラ1600において、図1で示される拡張インターフェイスコントローラ(EXPC)13は、システムバス11に接続されるネットワークコントローラであっても良い。この場合、拡張インターフェイス17は、第二のローカルエリアネットワークである。更に、ネットワークカードデバイス1500とプリンタコントローラ1600とは、この第二のローカルエリアネットワークに共に接続されている。
なお本発明は、前述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給される場合を含む。更に、そのシステム或いは装置のコンピュータが、その供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。その場合、プログラムの機能を有していれば、その形態はプログラムである必要はない。従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明には、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWがある。その他、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。その他のプログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続することによっても供給できる。この場合、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記憶媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明のクレームに含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布することも可能である。更に、所定の条件を満足するユーザに対してインターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせることも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
本発明に係るデータ処理装置の好適な適用対象としての印刷装置(プリンタ)1000のハードウェア構成を示すブロック図である。 ネットワークアドレステーブル201の構成例を示す図である。 ネットワークアドレステーブル301の構成例を示す図である。 プリンタコントローラ1600が行う重複アドレス検出処理のフローチャートである。 ネットワークカードデバイス1500が行うアドレス設定処理のフローチャートである。 ステップS505における処理の詳細を示すフローチャートである。 ネットワークカードデバイス1500が行うアドレス設定処理のフローチャートである。

Claims (9)

  1. データ処理装置とネットワークとの間を中継すると共に、外部機器と当該ネットワークを介してデータ通信を行う通信制御装置であって、
    特定のネットワークアドレスを前記外部機器が使用しているか否かを確認する為に前記ネットワークに送信するデータを、重複アドレス検出データとして前記データ処理装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した前記重複アドレス検出データを前記ネットワークに対して送信する送信手段と、
    前記受信手段が前記重複アドレス検出データを前記データ処理装置から受信して、前記送信手段が前記重複アドレス検出データを前記ネットワークに対して送信した場合に、定められた期間の経過後、前記データ処理装置に割り当てられたネットワークアドレスを前記データ処理装置に対して問い合わせる問合せ手段と、
    前記問合せ手段による問い合わせに応じて前記データ処理装置から通知されたネットワークアドレスを、前記通信制御装置に割り当てられたネットワークアドレスとして登録する登録手段と
    を備えることを特徴とする通信制御装置。
  2. 前記データ処理装置から受信した前記重複アドレス検出データを前記ネットワークに対して送信した後、前記重複アドレス検出データに対する前記外部機器からの応答を検知する検知手段を更に備え、
    前記問合せ手段は、前記検知手段が前記定められた期間内に前記外部機器からの応答を検知しない場合に、前記問い合わせを行うことを特徴とする請求項1に記載の通信制御装置。
  3. 前記登録手段により登録されるネットワークアドレスは、IPv6アドレスであることを特徴とする請求項1または2に記載の通信制御装置。
  4. 前記登録手段により予め登録されたネットワークアドレスと、前記データ処理装置から通知されたネットワークアドレスとを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較の結果、前記登録手段により予め登録されたネットワークアドレスと、前記データ処理装置から通知されたネットワークアドレスとが一致した場合には、前記データ処理装置から通知されたネットワークアドレスを破棄する破棄手段と、を更に備え、
    前記比較手段による比較の結果、前記登録手段により予め登録されたネットワークアドレスと、前記データ処理装置から通知されたネットワークアドレスとが一致しない場合には、前記登録手段は、前記データ処理装置から通知されたネットワークアドレスを新たに登録することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の通信制御装置。
  5. データ処理装置とネットワークとの間を中継すると共に、外部機器と当該ネットワークを介してデータ通信を行う通信制御装置の制御方法であって、
    特定のネットワークアドレスを前記外部機器が使用しているか否かを確認する為に前記ネットワークに送信するデータを、重複アドレス検出データとして前記データ処理装置から受信する受信工程と、
    前記受信工程で受信した前記重複アドレス検出データを前記ネットワークに対して送信する送信工程と、
    前記受信工程で前記重複アドレス検出データを前記データ処理装置から受信して、前記送信工程で前記重複アドレス検出データを前記ネットワークに対して送信した場合に、定められた期間の経過後、前記データ処理装置に割り当てられたネットワークアドレスを前記データ処理装置に対して問い合わせる問合せ工程と、
    前記問合せ工程による問い合わせに応じて前記データ処理装置から通知されたネットワークアドレスを、前記通信制御装置に割り当てられたネットワークアドレスとして登録する登録工程と
    を備えることを特徴とする通信制御装置の制御方法。
  6. コンピュータを、請求項1乃至4の何れか1項に記載の通信制御装置が有する各手段として機能させるためのコンピュータプログラム。
  7. データ処理装置とネットワークとの間を中継すると共に、外部機器と当該ネットワークを介してデータ通信を行う通信制御装置であって、
    特定のネットワークアドレスを含み且つ該特定のネットワークアドレスを前記外部機器が使用しているか否かを確認する為に前記ネットワークに対して送信されるデータを、重複アドレス検出データとして前記データ処理装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した前記重複アドレス検出データを前記ネットワークに対して送信する送信手段と、
    前記受信手段が前記重複アドレス検出データを前記データ処理装置から受信した場合に、前記送信手段が送信した前記重複アドレス検出データによって前記特定のネットワークアドレスが前記外部機器によって使用されていないことが確認されてから前記データ処理装置に割り当てられる前記特定のネットワークアドレスを前記データ処理装置から取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した前記特定のネットワークアドレスを、前記通信制御装置に割り当てられたネットワークアドレスとして登録する登録手段と
    を備えることを特徴とする通信制御装置。
  8. 外部機器とネットワークを介してデータ通信する通信制御装置であって、
    前記通信制御装置に割り当てられたネットワークアドレスを記憶する記憶手段と、
    データ処理装置と通信する第1の通信手段と、
    前記ネットワークを介して前記外部機器と通信する第2の通信手段と、
    特定のネットワークアドレスを含み且つ該特定のネットワークアドレスを前記外部機器が使用しているか否かを確認するために前記ネットワークに対して送信されるデータを、重複アドレス検出データとして前記第1の通信手段が前記データ処理装置から受信した場合に、前記重複アドレス検出データを前記第2の通信手段に送信させ、前記第1の通信手段が前記重複アドレス検出データを前記データ処理装置から受信した場合に、前記第2の通信手段が送信した前記重複アドレス検出データによって前記特定のネットワークアドレスが前記外部機器によって使用されていないことが確認されてから前記データ処理装置に割り当てられる前記特定のネットワークアドレスを取得するための問い合わせを前記第1の通信手段に送信させ、該問い合わせに応じて前記データ処理装置から送信された前記特定のネットワークアドレスを前記第1の通信手段が受信した場合、該ネットワークアドレスを前記記憶手段に登録する制御手段と
    を備えることを特徴とする通信制御装置。
  9. 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶されているネットワークアドレスと、前記データ処理装置から送信されたネットワークアドレスとを比較し、前記記憶手段に記憶されているネットワークアドレスと前記データ処理装置から送信されたネットワークアドレスとが一致した場合には、前記データ処理装置から送信されたネットワークアドレスを前記記憶手段に登録せず、前記記憶手段に記憶されているネットワークアドレスと前記データ処理装置から送信されたネットワークアドレスとが一致しない場合には、前記データ処理装置から送信されたネットワークアドレスを前記記憶手段に登録することを特徴とする請求項8に記載の通信制御装置。
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