JP4978926B2 - 定着装置 - Google Patents
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Description
上述した従来の定着装置においては、ガイド部材は、定着用回転体と一定の位置関係に設けられているから、定着用回転体と加圧用回転体との間隔寸法が変化するに伴って、加圧用回転体との隙間寸法も変化することになる。
しかしながら、圧接ニップ部近傍には、トナーや紙粉等の粉体が発生し易く、前記加圧用回転体とガイド部材との隙間寸法が小さくなった時に、その隙間に前記粉体が目詰まりを起こし易く、目詰まりした前記粉体が、加圧用回転体の回転周面に押し付けられて擦れることで、加圧用回転体の回転周面のコーティングを剥がしたり、加圧用回転体の回転周面に付着して回転駆動の抵抗となることで紙送り障害を起こしたり、更にひどい場合には回転駆動系のギアに損傷を与えると言った問題を引き起こす危険性がある。
その結果、加圧用回転体の回転周面損傷や、紙送り障害や、回転駆動系のギア損傷等の原因が排除され、定着装置の健全な状態を維持し易くなる。
定着装置Tは、装置本体1の一方に転写紙Pの入口1aが設けられ、他方に出口1cが設けられ、前記入口1aから出口1cにわたって前記転写紙Pの搬送路1bが形成されている。尚、前記搬送路1bは、前記入口1a、出口1cにおいて、画像形成装置G内の別の搬送路とそれぞれ連結されており、画像形成装置Gとしての一連の動作を可能なものとしている。
因みに、当該定着装置Tより搬送路上流側では、転写紙Pの上面に未定着トナー画像が担持され、その状態で転写紙Pが定着装置Tに搬送されてくる。そして、当該定着装置Tにおいては、転写紙Pを加熱加圧することで前記画像を定着させるものである。
装置本体1への加圧ローラ3の支持状態は、前記定着ローラ2の場合と異なり、軸受け部3Aは、前記定着ローラ2に対して遠近移動自在な状態で装置本体1に支持されていると共に、前記定着ローラ2側に付勢する付勢手段(不図示)によって押圧されている。
従って、加圧ローラ3は、定着ローラ2に対して遠近移動自在な状態で圧接するように設けられている。この加圧ローラ3と定着ローラ2との圧接面部分が、前記圧接ニップ部4に相当し、搬送路を移動する転写紙Pが圧接ニップ部4で加圧・加熱されることで転写紙Pに担持画像が定着する。
また、加圧ローラ3の回転周面3aは、弾性変形自在な合成樹脂コーティング層で構成されている。
また、ガイド部材5の三辺の内、前記入口1a側の第1縦壁部分5Aには、横方向に間隔をあけて貫通孔7が形成してあり、この貫通孔7を挿通する状態にコイルスプリング(付勢手段に相当)8が設けられている。このコイルスプリング8は、基端部を、画像装置本体G側に接当させてある一方、先端部は、ガイド部材5の三辺の内、前記出口1c側の第2縦壁部分5Cに接当させてあり、基端部側で反力を確保して、ガイド部材5を加圧ローラ3側に押圧付勢している。
また、前記第2縦壁部分5Cの長手方向の両端部には、前記加圧ローラ3の軸受け部3A外周面に当接する複数の凸部(位置決め機構)9が設けられている(図3参照)。当該実施形態においては、凸部9は、第2縦壁部分5Cの上下端部にそれぞれ一つ、両端部を合わせて合計4つ設けられている。
この凸部9は、そのすべてが前記軸受け部3Aに当接することで、前記ガイド部材5の位置を前記加圧ローラ3に対する一定の位置関係となるように追従させることができ、その結果、前記加圧ローラ3が、前記定着ローラ2側に遠近移動しても、前記ガイド部材5のガイド面先端部5aと加圧ローラ3の外周面との隙間sの寸法を一定に保ちながらガイド部材5を加圧ローラ3に追従させることができる(図1参照)。
但し、前記凸部9を前記軸受け部3Aに当接させるためには、上述のコイルスプリング8による押圧付勢力が必要となり、前記凸部9とコイルスプリング8との協同作用によってガイド部材5を加圧ローラ3に追従させることができる。
前記凸部9とコイルスプリング8とで、ガイド部材追従手段Fが構成されている。
このように、前記隙間sを一定寸法に保てることでトナーや紙粉等の粉体が前記隙間sに目詰まりを起こし難くなると共に、入口1aから入ってくる転写紙Pを加圧ローラ3に対していつも同じ相対姿勢で案内することができるようになる。その結果、紙送りをスムースに行うことができると共に、前記粉体等が加圧ローラ3に付着して回転の抵抗となるようなことを防止できる。
以下に他の実施の形態を説明する。
また、両回転体どうしの配置は、上下位置に限るものではなく、搬送路1bの位置設定に合わせて左右位置やその他の位置となることもある。
〈2〉 前記定着用回転体2は、先の実施形態で説明した加熱機構を内蔵したものに限るものではなく、例えば、定着用回転体2とは別体の加熱機構によって定着用回転体2を加熱するように構成してあってもよい。
〈3〉 前記ガイド部材は、先の実施形態で説明した形状に限るものではなく、転写紙を誘導する機能を備えたものであれば、任意の形状への変更は可能である。
また、合わせて、ガイド部材追従手段Fに関しても、先の実施形態で説明した実施構成に限るものではなく、適宜、形状変更は可能である。
3 加圧ローラ(加圧用回転体の一例)
3A 軸受け部
4 圧接ニップ部
5 ガイド部材
5a ガイド面先端部
8 コイルスプリング(付勢手段に相当)
9 凸部(位置決め機構に相当)
F ガイド部材追従手段
P 転写紙
Claims (1)
- 加熱機構によって加熱される定着用回転体が設けられ、前記定着用回転体に遠近移動自在な状態で回転周面を圧接する加圧用回転体が設けられ、未定着トナー画像を担持した状態で搬送される転写紙を、前記定着用回転体と加圧用回転体との間の圧接ニップ部に誘導するガイド部材が設けられ、前記圧接ニップ部での前記転写紙への加熱加圧によって前記画像を定着させる定着装置であって、
前記定着用回転体側に遠近移動する前記加圧用回転体に対して、前記ガイド部材のガイド面先端部が一定位置となるようにガイド部材を追従させるガイド部材追従手段が設けられ、
前記加圧用回転体は、加圧ローラで構成してあり、
前記ガイド部材追従手段は、前記ガイド部材を前記加圧用回転体側に押圧付勢する付勢手段と、前記加圧ローラの軸受け部に対して当接して前記ガイド部材の位置を前記加圧ローラの位置に追従させる位置決め機構とを備えて構成され、
前記軸受け部は円形の外周面を備え、
前記付勢手段は、前記ガイド部材と画像装置本体との間に装着したスプリングで構成してあり、
前記位置決め機構は、前記加圧ローラの両端部に設けてある前記軸受け部の前記円形の外周面の夫々に対して周方向で離れた複数位置に当接する複数の凸部を前記ガイド部材の両端部に設けて構成してある定着装置。
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