JP4977107B2 - オーバーレイネットワークのトラヒック制御システムと方法およびプログラム - Google Patents
オーバーレイネットワークのトラヒック制御システムと方法およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4977107B2 JP4977107B2 JP2008256308A JP2008256308A JP4977107B2 JP 4977107 B2 JP4977107 B2 JP 4977107B2 JP 2008256308 A JP2008256308 A JP 2008256308A JP 2008256308 A JP2008256308 A JP 2008256308A JP 4977107 B2 JP4977107 B2 JP 4977107B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow
- overlay
- network
- packet
- node
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Description
Claims (9)
- IPネットワークに接続するいくつかのオーバーレイノードによって構築される論理網であるオーバーレイネットワークにおけるトラヒック制御を、
上記IPネットワーク内で測定されたトラヒック情報を用いて行うオーバーレイネットワークのトラヒック制御システムであって、
プログラムされたコンピュータ処理を実行する手段として、
上記IPネットワーク内で測定されたフロー単位のトラヒック情報(フロー情報)を収集し、収集した該フロー情報を用いて、当該IPネットワークに対して予め定められた条件で設定された各エリア間のスループットを算出して記憶装置に記憶する第1の処理手段と、
上記オーバーレイネットワークにおけるオーバーレイノードXとオーバーレイノードY間の通信品質を要する際に、オーバーレイノードXが属するエリアA_XとオーバーレイノードYが属するエリアA_Yを上記予め定められた条件に基づき特定する第2の処理手段と、
該第2の処理手段が特定したエリアA_XとエリアA_Yの両エリアが共に上記第1の処理手段により記憶装置に記憶されているか(Yes)否か(No)を判別する第3の処理手段と、
該第3の処理手段の判別結果がYesであれば、上記エリアA_Xと上記エリアA_Y間のスループットを読み出し、読み出したスループットを上記オーバーレイノードXと上記オーバーレイノードY間の通信品質として取得し、上記第3の処理手段の判別結果がNoであれば、上記オーバーレイノードXと上記オーバーレイノードY間のスループットを測定し、該測定したスループットを当該オーバーレイノード間の通信品質として取得する第4の処理手段と
を有することを特徴とするオーバーレイネットワークのトラヒック制御システム。 - 請求項1に記載のオーバーレイネットワークのトラヒック制御システムであって、
プログラムされたコンピュータ処理を実行する手段として、
上記第4の処理手段が取得した各オーバーレイノードX,Z,Y1,Y2,・・・,Yk間の通信品質を、各オーバーレイノード間の直通路の通信品質として記憶装置に記憶する第5の処理手段と、
上記オーバーレイノードXと上記オーバーレイノードZ間で通信をする際、上記オーバーレイノードY1,Y2,…Ykを中継ノードとした迂回路を経由した場合のオーバーレイノードXからオーバーレイノードZの通信品質を算出し、該算出した迂回路の通信品質と上記直通路の通信品質とを比較し、通信品質の良い方を上記オーバーレイノードXからオーバーレイノードZへの経路として特定する第6の処理手段と
を有することを特徴とするオーバーレイネットワークのトラヒック制御システム。 - 請求項2に記載のオーバーレイネットワークのトラヒック制御システムであって、
プログラムされたコンピュータ処理を実行する手段として、
上記オーバーレイノードXがダウンロードするファイルを上記オーバーレイノードYi,Y2,・・・,Ykが保持している場合、
上記第5の処理手段が記憶装置に記憶した上記オーバーレイノードXと上記オーバーレイノードYi,Y2,・・・,Yk間の直通路の通信品質が最良のオーバーレイノードYi(i=1〜k)を特定し、特定したオーバーレイノードをダウンロード元として上記オーバーレイノードXに通知する第7の処理手段
を有することを特徴とするオーバーレイネットワークのトラヒック制御システム。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載のオーバーレイネットワークのトラヒック制御システムであって、
上記第1の処理手段は、
複数の上記IPネットワークのそれぞれで測定された上記フロー情報を収集し、収集した該フロー情報を用いて、複数のIPネットワークのそれぞれに設定された各エリア間のスループットを算出して記憶装置に記憶することを特徴とするオーバーレイネットワークのトラヒック制御システム。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載のオーバーレイネットワークのトラヒック制御システムであって、
上記第1の処理手段は、
上記IPネットワーク内の各ノードにより下記各手段の処理で算出され通知される各フローiのフロー情報を収集し、
収集したフローiのパケットにおける発信元IPアドレスを含む条件で定められる当該フローiの発信元エリアA_iおよび着信先エリアA_jを特定し、
エリアA_iからエリアA_jへ向かうフロー群のレートの平均F(A_i,A_j)を、F(A_i,A_j)=ΣR_i/Nf(R_iは該当するエリアA_iからエリアA_jへ向かうフローiのレートR_i(i=1〜Nf)、Nfは該当するエリア間のフロー数)により算出し、
算出した値を上記エリア間のスループットとして記憶装置に記憶する手段を有し、
上記IPネットワーク内の各ノードは、
N個の到着パケットに対し1個のパケットを抽出し、該パケットのヘッダ情報から当該パケットの属するフローを特定する手段と、
該手段が特定したフローが、予め用意されたユーザフロー管理テーブルにエントリされているかを判別する手段と、
上記特定したフローが上記ユーザフロー管理テーブルにエントリされておらず、当該パケットが新規フローからのパケットであった場合、上記ユーザフロー管理テーブルに当該フローiをエントリして、該フローiからのパケットが最初に到着した時刻T_first_iと該フローiからのパケットが最後に到着した時刻T_last_iとして現在の時刻を設定すると共に、当該パケットのヘッダ情報から読み出したシーケンス番号から当該パケットのサイズを減算した値を、当該パケットが最初に到着したシーケンス番号SN_first_iとして設定し、上記読み出したシーケンス番号を、当該パケットが最後に到着したパケットのシーケンス番号SN_last_iとして設定する手段と、
上記特定したフローが上記ユーザフロー管理テーブルに既にエントリされている場合、上記フローiからのパケットが最後に到着した時刻T_last_iを現在の時刻に更新し、SN_last_iを該パケットヘッダから読み出したシーケンス番号に更新する手段とを具備し、
上記各手段による処理を、予め定めた時間t0の周期で実行し、時間t0の経過時点において、「T_last_i=T_first_i」であれば、当該フローiのエントリを上記ユーザフロー管理テーブルから除外し、「T_last_i>T_first_i」であれば、上記ユーザフロー管理テーブルにエントリされている当該フローiのフローレートR_iを、R_i=(「SN_last_i」−「SN_first_i」)/(「T_last_i」−「T_first_i」)で算出することを特徴とするオーバーレイネットワークのトラヒック制御システム。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載のオーバーレイネットワークのトラヒック制御システムであって、
上記第1の処理手段は、
上記IPネットワーク内の各ノードにより下記各手段の処理で算出され通知される各フローiのフロー情報を収集し、
収集したフローiのパケットにおける発信元IPアドレスを含む条件で定められる当該フローiの発信元エリアA_iおよび着信先エリアA_jを特定し、
エリアA_iからエリアA_jへ向かうフロー群のレートの平均F(A_i,A_j)を、F(A_i,A_j)=ΣR_i/Nf(R_iは該当するエリアA_iからエリアA_jへ向かうフローiのレートR_i(i=1〜Nf)、Nfは該当するエリア間のフロー数)により算出し、
算出した値を上記エリア間のスループットとして記憶装置に記憶する手段を有し、
上記IPネットワーク内の各ノードは、
N個の到着パケットに対し1個のパケットを抽出し、該パケットのヘッダ情報から当該パケットの属するフローを特定する手段と、
該手段が特定したフローが、予め用意されたユーザフロー管理テーブルにエントリされているかを判別する手段と、
上記特定したフローが上記ユーザフロー管理テーブルにエントリされておらず、当該パケットが新規フローからのパケットであった場合、上記ユーザフロー管理テーブルに当該フローiをエントリして、該フローiからのパケットが最初に到着した時刻T_first_iと該フローiからのパケットが最後に到着した時刻T_last_iとして現在の時刻を設定すると共に、当該パケットのサイズを到着バイト数B_iとして設定する手段と、
上記特定したフローが上記ユーザフロー管理テーブルに既にエントリされている場合、上記到着バイト数B_iを上記フローiからのパケットのサイズを加算して更新する手段とを具備し、
上記各手段による処理を、予め定めた時間t0の周期で実行し、時間t0の経過時点において、「T_last_i=T_first_i」であれば、当該フローiのエントリを上記ユーザフロー管理テーブルから除外し、「T_last_i>T_first_i」であれば、上記ユーザフロー管理テーブルにエントリされている当該フローiのフローレートR_iを、R_i=(「B_i」×N)/(「T_last_i」−「T_first_i」)で算出することを特徴とするオーバーレイネットワークのトラヒック制御システム。 - 請求項1から請求項6のいずれかに記載のオーバーレイネットワークのトラヒック制御システムであって、
プログラムされたコンピュータ処理を実行する手段として、
上記第1の処理手段が算出する各エリア間のスループットを時系列で読み取り、当該スループットが予め定められた閾値を下回った場合に、当該エリア間の品質劣化を判定する手段と、
該手段が同じ時刻に複数のエリア間での品質劣化を判定した場合、各エリア間の経路上に共通なエリアの有無を判別する手段と、
有れば当該エリアを、潜在的輻輳エリアとして特定する手段と
を有することを特徴とするオーバーレイネットワークのトラヒック制御システム。 - IPネットワークに接続するいくつかのオーバーレイノードによって構築される論理網であるオーバーレイネットワークにおけるトラヒック制御を、上記IPネットワーク内で測定されたトラヒック情報を用いて行うオーバーレイネットワークのトラヒック制御方法であって、
プログラムされたコンピュータの処理手順として、請求項1から請求項7のいずれかに記載のオーバーレイネットワークのトラヒック制御システムにおける各手段が実行する処理手順を含み、
該各手段の処理手順により、上記IPネットワーク内で測定されたトラヒック情報を用いて各オーバーレイノード間の通信品質を取得することを特徴とするオーバーレイネットワークのトラヒック制御方法。 - コンピュータを、請求項1から請求項7のいずれかに記載のオーバーレイネットワークのトラヒック制御システムにおける各手段として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008256308A JP4977107B2 (ja) | 2008-10-01 | 2008-10-01 | オーバーレイネットワークのトラヒック制御システムと方法およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008256308A JP4977107B2 (ja) | 2008-10-01 | 2008-10-01 | オーバーレイネットワークのトラヒック制御システムと方法およびプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010087963A JP2010087963A (ja) | 2010-04-15 |
JP4977107B2 true JP4977107B2 (ja) | 2012-07-18 |
Family
ID=42251437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008256308A Expired - Fee Related JP4977107B2 (ja) | 2008-10-01 | 2008-10-01 | オーバーレイネットワークのトラヒック制御システムと方法およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4977107B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5528372B2 (ja) * | 2011-02-18 | 2014-06-25 | 日本電信電話株式会社 | フロー品質劣化特定装置及び方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4282556B2 (ja) * | 2004-06-30 | 2009-06-24 | 日本電信電話株式会社 | フローレベル通信品質管理装置と方法およびプログラム |
JP4271665B2 (ja) * | 2005-03-04 | 2009-06-03 | 日本電信電話株式会社 | オーバレイネットワーク対応ルーチング方法およびオーバレイノード |
JP4437976B2 (ja) * | 2005-07-06 | 2010-03-24 | 日本電信電話株式会社 | オーバーレイネットワーク通信経路計算システムと方法およびプログラム |
JP4553314B2 (ja) * | 2006-02-21 | 2010-09-29 | 日本電信電話株式会社 | オーバーレイネットワークにおける通信経路決定方法および通信経路決定システム |
JP4548792B2 (ja) * | 2006-08-22 | 2010-09-22 | 日本電信電話株式会社 | オーバーレイネットワークの通信経路制御方法および通信経路制御システムとプログラム |
-
2008
- 2008-10-01 JP JP2008256308A patent/JP4977107B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010087963A (ja) | 2010-04-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN108600102B (zh) | 一种基于智慧协同网络的柔性数据传输系统 | |
JP5742834B2 (ja) | 通信システム、経路制御装置、パケット転送装置および経路制御方法 | |
JP5300076B2 (ja) | コンピュータシステム、及びコンピュータシステムの監視方法 | |
JP5975083B2 (ja) | 通信システム、制御装置、パケット転送経路の制御方法およびプログラム | |
JP2009171194A (ja) | パケットサンプリング方法、パケットサンプリング装置、ネットワーク監視装置 | |
JP2013207748A (ja) | ネットワークシステム、及びノード装置 | |
JP2013535895A (ja) | 通信システム、ノード、統計情報収集装置、統計情報の収集方法およびプログラム | |
JP2011082858A (ja) | ネットワーク制御システムおよびネットワーク制御方法 | |
WO2011118574A1 (ja) | 通信システム、制御装置、遅延測定方法およびプログラム | |
JP2010200026A (ja) | 論理ネットワークのトラヒック制御方法とシステムおよびプログラム | |
JP2012182605A (ja) | ネットワーク制御システム及び管理サーバ | |
JP5870995B2 (ja) | 通信システム、制御装置、計算機、ノードの制御方法およびプログラム | |
JP5440200B2 (ja) | 中継装置及び帯域制御方法 | |
JP4749392B2 (ja) | オーバーレイネットワークにおける通信経路決定方法とオーバーレイノードおよびオーバーレイネットワークとプログラム | |
JP2012216961A (ja) | トラヒック制御方法及びゲートウェイ仮想化ノード装置 | |
JP6407092B2 (ja) | 負荷分散装置、負荷分散方法及びプログラム | |
JP4977107B2 (ja) | オーバーレイネットワークのトラヒック制御システムと方法およびプログラム | |
JP2000278264A (ja) | データネットワーク監視方法 | |
JP4553314B2 (ja) | オーバーレイネットワークにおける通信経路決定方法および通信経路決定システム | |
JP5965365B2 (ja) | 通信制御システム | |
Abushagur et al. | Hybrid software-defined network monitoring | |
JP2017028547A (ja) | 負荷分散装置、負荷分散システム、負荷分散方法及びプログラム | |
JP5577968B2 (ja) | ネットワーク調査方法およびネットワーク調査装置 | |
JP4852568B2 (ja) | オーバーレイネットワーク通信経路決定方法とシステムおよびプログラム | |
JP4871775B2 (ja) | 統計情報収集装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110204 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20110608 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20110608 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20110616 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20110704 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20110719 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111215 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120110 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120312 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120410 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120413 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150420 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |