JP4976540B1 - コントローラ、通信方法、およびネットワークシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】家電の不必要な動作を有効にユーザに伝えるコントローラ、通信方法、およびネットワークシステムを提供する。
【解決手段】コントローラ100は、複数の機器と複数の人感センサとの対応関係を記憶するメモリ101と、複数の機器の動作状態を受信するための通信インターフェイス105と、人を検知していない人感センサに対応する第1の機器が動作中であるか否かを判断し、第1の機器が動作中である場合に通信インターフェイスを介して人を検知している人感センサに対応する第2の機器へと第1の機器が動作中であることを示す情報を送信するためのプロセッサ110とを含む。
【選択図】図3

Description

本発明は、住宅などに配置されて当該住宅内の電気機器に接続されるコントローラの技術に関する。
住宅などに配置されて、当該住宅内の電気機器を制御するためのコントローラが提案されている。たとえば、コントローラが、エアコンや、テレビや、カーテン開閉装置や、冷蔵庫や、洗濯機や、電子レンジや、太陽電池などを制御したり、それらの装置の状態を表示したりする技術が提案されている。
特開平09−145743号公報(特許文献1)には、電流使用量検知アダプタ及びその応用システムが開示されている。特開平09−145743号公報(特許文献1)によると、電流流量検知回路部により機器に流入する電流量を検知し、電流量が異常に大きい時には制御処理部からの指令で電流遮断回路部により電流を遮断できる。また、通信処理部により、検知した電流量や電流量制御情報がバス上に接続されたコントローラと送受信でき、複数機器の利用状況把握と異常判定が可能である。
特開平09−145743号公報
現在、環境保護の観点から、家電を使用するユーザの省エネ意識をより有効に高めることが求められている。たとえば、家電が不必要に動作していることを検知して、そのことを有効にユーザに伝えることができれば有益である。
本発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、家電の不必要な動作を有効にユーザに伝えるコントローラ、通信方法、およびネットワークシステムを提供することにある。
この発明のある局面に従うと、複数の機器と複数の人感センサとの対応関係を記憶するメモリと、複数の機器の動作状態を受信するための通信インターフェイスと、人を検知していない人感センサに対応する第1の機器が動作中であるか否かを判断し、第1の機器が動作中である場合に通信インターフェイスを介して人を検知している人感センサに対応する第2の機器へ第1の機器が動作中であることを示す情報を送信するためのプロセッサとを備える、コントローラが提供される。
好ましくは、プロセッサは、通信インターフェイスを介して、第2の機器から第1の機器の動作を終了させるための命令を受け付け、当該命令に応じて、通信インターフェイスを介して第1の機器の動作を終了させる。
好ましくは、コントローラは、ディスプレイと操作部とをさらに備える。プロセッサは、第1の機器が動作中であることを示す情報をディスプレイに表示させ、操作部を介して第1の機器の動作を終了させるための命令を受け付け、当該命令に応じて、通信インターフェイスを介して第1の機器の動作を終了させる。
好ましくは、プロセッサは、通信インターフェイスを介して、第2の機器から第1の機器に対応する人感センサに対応する全ての機器の動作を終了させるための命令を受け付け、当該命令に応じて、通信インターフェイスを介して第1の機器に対応する人感センサに対応する全ての機器の動作を終了させる。
好ましくは、コントローラは、ディスプレイと操作部とをさらに備える。プロセッサは、第1の機器が動作中であることを示す情報をディスプレイに表示させ、操作部を介して第1の機器に対応する人感センサに対応する全ての機器の動作を終了させるための命令を受け付け、当該命令に応じて、通信インターフェイスを介して第1の機器に対応する人感センサに対応する全ての機器の動作を終了させる。
この発明の別の局面に従うと、複数の機器と複数の人感センサとの対応関係を記憶するメモリと通信インターフェイスとプロセッサとを備えるコントローラにおける通信方法が提供される。通信方法は、プロセッサが、通信インターフェイスを介して、複数の機器のそれぞれから動作状態を受信するステップと、プロセッサが、通信インターフェイスを介して、複数の人感センサのそれぞれから動作状態を受信するステップと、プロセッサが、人を検知していない人感センサに対応する第1の機器が動作中であるか否かを判断するステップと、プロセッサが、第1の機器が動作中である場合に通信インターフェイスを介して人を検知した人感センサに対応する第2の機器へ第1の機器が動作中であることを示す情報を送信するステップとを備える。
この発明の別の局面に従うと、複数の機器と、複数の人感センサと、コントローラとを備える、ネットワークシステムが提供される。複数の機器の各々は、動作状態をコントローラへ送信する。複数の人感センサの各々は、検知結果をコントローラへ送信する。コントローラは、複数の機器と複数の人感センサとの対応関係を記憶するメモリと、通信インターフェイスと、人を検知していない人感センサに対応する第1の機器が動作中であるか否かを判断し、第1の機器が動作中である場合に通信インターフェイスを介して人を検知した人感センサに対応する第2の機器へ第1の機器が動作中であることを示す情報を送信するためのプロセッサとを含む。
この発明の別の局面に従うと、複数の機器と、複数の人感センサと、複数の機器と複数の人感センサとの対応関係を記憶するコントローラとを備える、ネットワークシステムにおける通信方法が提供される。通信方法は、複数の機器の各々が、動作状態をコントローラへ送信するステップと、複数の人感センサの各々が、人がいることを示す情報と人がいないことを示す情報とをコントローラへ送信するステップと、コントローラが、人を検知していない人感センサに対応する第1の機器が動作中であるか否かを判断するステップと、コントローラが、第1の機器が動作中である場合に人を検知した人感センサに対応する第2の機器へ第1の機器が動作中であることを示す情報を送信するステップとを備える。
以上のように、本発明によって、家電の不必要な動作を有効にユーザに伝えるコントローラ、通信方法、およびネットワークシステムが提供される。
本実施の形態に係るネットワークシステム1の全体構成を示すイメージ図である。 本実施の形態に係るコントローラ100のディスプレイ102またはテレビ200Bのディスプレイ202を示すイメージ図である。 本実施の形態に係るホームコントローラ100のハードウェア構成を表わすブロック図である。 本実施の形態に係る家電テーブル101Aを示すイメージ図である。 本実施の形態に係るセンサテーブル101Bを示すイメージ図である。 本実施の形態に係るテレビ200Bのハードウェア構成を表わすブロック図である。 本実施の形態に係るホームコントローラ100における情報処理の処理手順を示すフローチャートである。 消去命令を受け付ける構成の第1の変形例を示すイメージ図である。 消去命令を受け付ける構成の第2の変形例を示すイメージ図である。 消去命令を受け付ける構成の第3の変形例を示すイメージ図である。 本実施の形態に係るネットワークシステム1Bの全体構成を示すイメージ図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[実施の形態1]
<ネットワークシステムの全体構成>
まず、本実施の形態に係るネットワークシステムの全体構成について説明する。図1は、本実施の形態に係るネットワークシステム1の全体構成を示すイメージ図である。
図1を参照して、本実施の形態に係るネットワークシステム1は、たとえば、住宅やオフィスなどに設置される。ネットワークシステム1は、リビングルームに設置されるエアコン200Aと、リビングルームに設置されるテレビ200Bと、子供部屋に設置されるエアコン200Cと、子供部屋に設置されるテレビ200Dと、子供部屋に設置されるライト200Eなどの家電(電気機器)を含む。
そして、ネットワークシステム1は、リビングルームに設置される人感センサ240Aと、子供部屋に設置される人感センサ240Bと、他の部屋に設置される図示しない人感センサとを含む。部屋毎に人感センサが設置されていることが好ましい。
ネットワークシステム1は、家電200A〜200E、人感センサ240A,240B、などを制御するためのホームコントローラ100を含む。ホームコントローラ100は、有線あるいは無線のネットワーク401を介して、家電200A〜200E、人感センサ240A,240B、などとデータ通信が可能である。ホームコントローラ100は、ネットワーク401として、たとえば、無線LAN、ZigBee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、有線LAN(Local Area Network)、またはPLC(Power Line Communications)などを利用する。ホームコントローラ100は、持ち運び可能であってもよいし、テーブル上に載置されたベースに着脱自在であってもよいし、部屋の壁に固設されるものであってもよい。
<ネットワークシステムの動作概要>
次に、本実施の形態に係るネットワークシステム1の動作概要について説明する。図2は、本実施の形態に係るコントローラ100のディスプレイ102またはテレビ200Bのディスプレイ202を示すイメージ図である。
図1および図2を参照して、本実施の形態に係るホームコントローラ100は、ネットワーク401を介して、住宅に設置される複数の家電200A〜200Eのそれぞれから、家電200A〜200Eの消費電力や動作状態や入力された命令などを受信する。また、ホームコントローラ100は、人感センサ240A,240Bから、人感センサ240A,240Bが配置されている部屋に人がいるか否かを示す情報(人を検知したか否かを示す情報)を受信する。
ホームコントローラ100は、後述するように部屋のIDを介して、人感センサ240A,240Bと家電200A〜200Eとを対応付けて記憶している。ただし、家電200A〜200E毎に人感センサが配置されてもよい。また、家電200A〜200Eと人感センサ240A,240Bとが直接的に対応付けられていてもよい。
ホームコントローラ100は、人感センサ240A,240Bの各々から、人感センサ240A,240Bが配置されている部屋(人感センサ240A,240Bの近傍)に人がいないことを示す情報を受信したときに、当該部屋に配置されている(当該人感センサ240A,240Bに対応する)家電200A〜200Eが動作中であるか否かを判断する。すなわち、ホームコントローラ100は、家電200A〜200Eが消し忘れられている可能性が高いか否かを判断する。換言すれば、ホームコントローラ100は、家電200A〜200Eが不必要に動作しているか否かを判断する。
ホームコントローラ100は、人がいない部屋の家電のいずれかが消し忘れられている可能性が高いと判断した場合に、当該家電のいずれかの消費電力に関する情報をディスプレイ102に表示する。あるいは、ホームコントローラ100は、テレビ200Bのディスプレイ202に家電200A〜200Eのいずれかの消費電力に関する情報を表示させる。
より詳細には、図2(a)に示すように、ホームコントローラ100は、家電200A〜200Eのいずれかが消し忘れられている可能性が高いと判断した場合に、家電200A〜200Eのいずれかが消し忘れられている可能性が高い旨を示すポップアップウィンドウ102A(通知画像ともいう。)をディスプレイ102に表示する。あるいは、ホームコントローラ100は、テレビ200Bのディスプレイ202に、ポップアップウィンドウ102Aを表示させる。
ホームコントローラ100は、ポップアップウィンドウ102A内に詳細ボタン102Bを表示する。あるいは、ホームコントローラ100は、テレビ200Bのディスプレイ202に、ポップアップウィンドウ102A内に詳細ボタン102Bを表示させる。
図2(b)に示すように、ホームコントローラ100は、ユーザからの詳細画面の表示命令(詳細ボタン102Bの押下)に応じて、ディスプレイ102またはディスプレイ202に、家電200A〜200Eのいずれかの消費電力の推移を示すグラフを表示させる。このとき、ホームコントローラ100は、ディスプレイ102またはディスプレイ202に、家電200A〜200Eの消費電力の所定期間における累積値に対応するコメントや、動作状態に関するコメントなどを表示させることが好ましい。
そして、本実施の形態においては、ホームコントローラ100は、次のページを表示するための次ボタン102Cと、当該人がいない部屋に配置されている家電200A〜200Eの動作を終了させるための決定ボタン102Dと、家電200A〜200Eの動作を許可するための無視ボタン102Eとを表示する。たとえば、ホームコントローラ100は、次のページを表示するための次ボタン102Cの選択を受け付けて、ディスプレイ102またはディスプレイ202に、人がいない部屋に配置されている他の家電200A〜200Eの詳細画面を表示させる。
ホームコントローラ100は、決定ボタン102Dの選択を受け付けて、詳細画面に表示されている家電200A〜200Eの動作を停止させる。ホームコントローラ100は、無視ボタン102Eの選択を受け付けて、詳細画面やポップアップウィンドウを閉じる。すなわち、ホームコントローラ100は、元のコンテンツを表示する。
このように、本実施の形態に係るネットワークシステム1は、家電200A〜200Eのいずれかが消し忘れられている可能性が高いと判断した場合に、ユーザにその旨を知らしめることができる。その結果、ユーザが、消し忘れた家電200A〜200Eをつけっ放しにする可能性を低減することができる。
以下、このような機能を実現するためのネットワークシステム1の具体的な構成について詳述する。
<ホームコントローラ100のハードウェア構成>
本実施の形態に係るホームコントローラ100のハードウェア構成の一態様について説明する。図3は、本実施の形態に係るホームコントローラ100のハードウェア構成を表わすブロック図である。
ホームコントローラ100は、メモリ101と、ディスプレイ102と、タブレット103と、ボタン104と、通信インターフェイス105と、スピーカ107、時計108、CPU(Central Processing Unit)110とを含む。
メモリ101は、各種のRAM(Random Access Memory)や、ROM(Read-Only Memory)や、ハードディスクなどによって実現される。たとえば、メモリ101は、読取用のインターフェイスを介して利用される、USB(Universal Serial Bus)メモリ、CD−ROM(Compact Disc - Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disk - Read Only Memory)、メモリカード、FD(Flexible Disk)、ハードディスク、磁気テープ、カセットテープ、MO(Magnetic Optical Disc)、MD(Mini Disc)、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを除く)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの、不揮発的にプログラムを格納する媒体などによっても実現される。
メモリ101は、CPU110によって実行される制御プログラムと家電テーブル101Aとセンサテーブル101Bとを記憶する。
図4は、本実施の形態に係る家電テーブル101Aを示すイメージ図である。図4を参照して、家電テーブル101Aは、家電200A〜200E毎に、家電のIDに対応付けて、家電の名前と、家電が設置されている部屋のIDと名前と、家電が動作中であるか否かを示す情報と、家電が情報を出力する機能(ディスプレイまたはスピーカなど)を有しているか否かを示す情報と、消費電力量とを格納する。より詳細には、家電テーブル101Aは、家電200A〜200Eの各々から受信した動作状態を格納している。
図5は、本実施の形態に係るセンサテーブル101Bを示すイメージ図である。図5を参照して、センサテーブル101Bは、部屋のIDと、部屋の名前と、人感センサのIDと、当該部屋あるいは人感センサの近傍に人がいるか否かを示す情報(人感センサが人を検知したか否かを示す情報)とを格納する。
図3に戻って、ディスプレイ102は、CPU110によって制御されることによって、家電200A〜200Eの動作状態を表示する。タブレット103は、ユーザの指によるタッチ操作を検出して、タッチ座標などをCPU110に入力する。CPU110は、タブレット103を介して、ユーザからの命令を受け付ける。
本実施の形態においては、ディスプレイ102の表面にタブレット103が敷設されている。すなわち、本実施の形態においては、ディスプレイ102とタブレット103とがタッチパネル106を構成する。ただし、ホームコントローラ100は、タブレット103を有していなくともよい。
ボタン104は、ホームコントローラ100の表面に配置される。決定キー、方向キー、テンキーなどの複数のボタンがホームコントローラ100に配置されても良い。ボタン104は、ユーザからの命令を受け付ける。ボタン104は、ユーザからの命令をCPU110に入力する。
通信インターフェイス105は、CPU110によって制御されることによって、ネットワーク401を介して、家電200A〜200Eとデータを送受信する。CPU110は、通信インターフェイス105を利用して、人感センサ240A,240Bともデータを送受信する。上述したように、通信インターフェイス105は、たとえば、無線LAN、ZigBee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、有線LAN、またはPLCなどを利用することによって、家電200A〜200Eとデータを送受信する。
スピーカ107は、CPU110からの命令に基づいて、音声を出力する。たとえば、CPU110は、音声データに基づいて、スピーカ107に音声を出力させる。
時計108は、CPU110からの命令に基づいて、現在の日付や時刻をCPU110に入力する。
CPU110は、メモリ101に記憶されている各種のプログラムを実行することによって、各種の情報処理を実行する。換言すれば、ホームコントローラ100における処理は、各ハードウェアおよびCPU110により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、メモリ101に予め記憶されている場合がある。また、ソフトウェアは、記憶媒体に格納されて、プログラム製品として流通している場合もある。あるいは、ソフトウェアは、いわゆるインターネットに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラム製品として提供される場合もある。
このようなソフトウェアは、図示しない読取装置を利用することによってその記憶媒体から読み取られて、あるいは、通信インターフェイス105を利用することによってダウンロードされて、メモリ101に一旦格納される。CPU110は、ソフトウェアを実行可能なプログラムの形式でメモリ101に格納してから、当該プログラムを実行する。
なお、記憶媒体としては、CD−ROM(Compact Disc - Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disk - Read Only Memory)、USB(Universal Serial Bus)メモリ、メモリカード、FD(Flexible Disk)、ハードディスク、磁気テープ、カセットテープ、MO(Magnetic Optical Disc)、MD(Mini Disc)、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを除く)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの、不揮発的にプログラムを格納する媒体が挙げられる。
ここでいうプログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
より詳細には、本実施の形態に係るCPU110は、通信インターフェイス105を介して、住宅に設置される複数の家電200A〜200Eのそれぞれから、家電200A〜200Eの消費電力や動作状態や入力された命令などを受信する。CPU110は、家電200A〜200Eの消費電力や現在の動作状態や入力された命令を時系列データとしてメモリ101に蓄積する。CPU110は、ユーザの命令に基づいて、家電200A〜200Eに関する情報をディスプレイ102に表示する。あるいは、CPU110は、通信インターフェイス105を介して情報をテレビ200Bに送信する。
CPU110は、通信インターフェイス105を介して、人感センサ240A,240Bから、人感センサ240A,240Bが人を検知したか否かを示す情報を受信する。CPU110は、家電200A〜200Eの各々の動作状態と、家電200A〜200Eの各々が配置される部屋に人がいるか否かに基づいて、家電200A〜200Eが消し忘れられている可能性が高いか否かを判断する。換言すれば、CPU110は、家電200A〜200Eが不必要に動作しているか否かを判断する。
たとえば、CPU110は、人感センサ240A,240Bの各々から、人感センサ240A,240Bが配置されている部屋に人がいないことを示す情報を受信したときに、当該部屋に配置されている(当該人感センサ240A,240Bに対応する)家電200A〜200Eが動作中であるか否かを判断する。これによって、ホームコントローラ100は、家電200A〜200Eが消し忘れられている可能性が高いか否かを判断する。
CPU110は、人が検知されなかった子供部屋の家電200C〜200Eのいずれかが動作中である場合、通信インターフェイス105を介して、テレビ200Bのディスプレイ202に当該情報を表示させる。より詳細には、CPU110は、通信インターフェイス170を介して、人を検知しなかった人感センサ240Bに対応する使用中の家電200C〜200Eに関する情報(通知情報)を、人を検知した人感センサ240Aに対応する通知機能を有する家電200Bへと送信する。
本実施の形態においては、CPU110は、人が検知されなかった子供部屋の家電200C〜200Eのいずれかが動作中である場合、当該家電200C〜200Eのいずれかが動作中であることを示す情報をディスプレイ102にも表示させる。
なお、CPU110は、部屋に人がいる状態から人がいなくなった状態へと変化した場合に、対象となる人感センサ240Bに対応する家電200C〜200Eのいずれかが動作中であるか否かを判断してもよい。
より詳細には、図2(a)に示すように、CPU110は、家電200C〜200Eのいずれかが消し忘れられている可能性が高いと判断した場合に、家電200C〜200Eのいずれかが消し忘れられている可能性が高い旨を示すポップアップウィンドウ102A(通知画像ともいう。)をディスプレイ102に表示する。あるいは、CPU110は、通信インターフェイス105を介して、テレビ200Bのディスプレイ202に、ポップアップウィンドウ102Aを表示させる。
CPU110は、ポップアップウィンドウ102A内に詳細ボタン102Bを表示する。あるいは、CPU110は、通信インターフェイス105を介して、テレビ200Bのディスプレイ202に、ポップアップウィンドウ102A内に詳細ボタン102Bを表示させる。
図2(b)に示すように、CPU110は、ユーザからの詳細画面の表示命令(詳細ボタン102Bの押下)に応じて、ディスプレイ102またはディスプレイ202に、家電200A〜200Eのいずれかの消費電力の推移を示すグラフを表示させる。このとき、CPU110は、ディスプレイ102またはディスプレイ202に、家電200A〜200Eの消費電力の所定期間における累積値に対応するコメントや、動作状態に関するコメントなどを表示させることが好ましい。
このとき、CPU110は、ディスプレイ102またはディスプレイ202に、次のページを表示するための次ボタン102Cと、当該人がいない部屋に配置されている家電200A〜200Eの動作を終了させるための決定ボタン102Dと、家電200A〜200Eの動作を許可するための無視ボタン102Eとを表示させる。
たとえば、CPU110は、次のページを表示するための次ボタン102Cの選択を受け付けて、ディスプレイ102またはディスプレイ202に、人がいない部屋に配置されている他の家電200A〜200Eに関する詳細画面を表示させる。たとえば、ディスプレイ102またはディスプレイ202は、エアコン200Cに関する詳細画面の次に、テレビ200Dに関する詳細画面を表示する。
CPU110は、決定ボタン102Dの選択を受け付けて、詳細画面に表示されている家電200A〜200Eの動作を停止させる。CPU110は、無視ボタン102Eの選択を受け付けて、詳細画面やポップアップウィンドウを閉じる。すなわち、CPU110は、元のコンテンツを表示する。
<テレビ200B,200Dのハードウェア構成>
本実施の形態に係るリビングルームに配置されるテレビ200Bのハードウェア構成の一態様について説明する。本実施の形態に係る子供部屋に配置されるテレビ200Dのハードウェア構成は、リビングルームに配置されるテレビ200Bのそれと同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。図6は、本実施の形態に係るテレビ200Bのハードウェア構成を表わすブロック図である。
図6を参照して、テレビ200Bは、メモリ201と、ディスプレイ202と、ボタン204と、通信インターフェイス205と、スピーカ207と、センサ209と、CPU210とを含む。
メモリ201は、ホームコントローラ100のメモリ101と同様に実現され得る。メモリ201は、CPU210によって実行される制御プログラムや、テレビ200Bの消費電力や、テレビ200Bに入力された命令や、テレビ200Bの動作状態などを記憶する。
ディスプレイ202は、CPU210によって制御される。より詳細には、ディスプレイ202は、図示しないTVチューナやVRAM(Video RAM)からのデータに基づいて、静止画像や動画像を表示する。
ボタン204は、テレビ200Bの表面に配置される。テレビ200Bは、決定キー、方向キー、テンキーなどの複数のボタン204を有してもよい。ボタン204は、ユーザからの命令を受け付けて、当該命令をCPU210に入力する。
通信インターフェイス205は、CPU210によって制御されることによって、ネットワーク401を介して、ホームコントローラ100とデータを送受信する。上述したように、通信インターフェイス205は、無線LAN、ZigBee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、有線LAN(Local Area Network)、またはPLC(Power Line Communications)などを利用することによって、ホームコントローラ100とデータを送受信する。
スピーカ207は、CPU210からの命令に基づいて、音声を出力する。たとえば、CPU210は、音声データに基づいて、スピーカ207に音声を出力させる。
時計208は、CPU210からの命令に基づいて、現在の日付や時刻をCPU210に入力する。
センサ209は、テレビ200Bの消費電力を測定し、消費電力をCPU210に伝える。
CPU210は、メモリ201に記憶されている各種のプログラムを実行することによって、各種の情報処理などを実行する。換言すれば、テレビ200Bにおける処理は、各ハードウェアおよびCPU210により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、メモリ201に予め記憶されている場合がある。また、ソフトウェアは、記憶媒体に格納されて、プログラム製品として流通している場合もある。あるいは、ソフトウェアは、いわゆるインターネットに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラム製品として提供される場合もある。
このようなソフトウェアは、図示しない読取装置を利用することによってその記憶媒体から読み取られて、あるいは、通信インターフェイス205を利用することによってダウンロードされて、メモリ201に一旦格納される。CPU210は、ソフトウェアを実行可能なプログラムの形式でメモリ201に格納してから、当該プログラムを実行する。なお、記憶媒体およびプログラムは、ホームコントローラ100に係る記録媒体やプログラムと同様に実現され得る。
たとえば、CPU210は、通信インターフェイス205を介して、ホームコントローラ100から人を検知しなかった人感センサ240Bに対応する使用中の家電200C〜200Eに関する情報(通知情報)を受信する。図2(a)に示すように、テレビ200BのCPU210は、ディスプレイ202に、テレビ200Dが使用中であることを示すためのポップアップウィンドウ102Aや詳細ボタン102Bを表示させる。テレビ200BのCPU210は、詳細ボタン102Bが選択されると、ディスプレイ202に、テレビ200Bの消費電力の推移や動作状態を示すテキストや画像ともに、次ボタン102Cや、決定ボタン102Dや、無視ボタン102Eを表示させる。
テレビ200BのCPU210は、次ボタン102Cが押下されると、対象となる部屋に配置されている別の家電(ライト200E)の消費電力の推移や動作状態を示すテキストや画像ともに、次ボタン102Cや、決定ボタン102Dや、無視ボタン102Eを表示させる。テレビ200BのCPU210は、決定ボタン102Dが選択されると、通信インターフェイス205を介して、表示中の家電の電源をオフするための命令をホームコントローラ100に送信する。テレビ200BのCPU210は、無視ボタン102Eが選択されると、ディスプレイ202に家電の情報を示す画面を閉じさせる。CPU210は、通信インターフェイス170を介して、無視する旨の命令をホームコントローラ100に送信する。
<その他の家電について>
本実施の形態に係るその他の家電200A〜200Eも、図6に示すテレビ200Bと同様に、消費電力を測定するためのセンサ209と、ユーザからの命令を受け付けるための入力部(ボタン204)と、消費電力と動作状態とをホームコントローラ100に送信するための通信インターフェイス205とを有していればよい。
<ホームコントローラ100における情報処理>
次に、本実施の形態に係るホームコントローラ100における情報処理について説明する。図7は、本実施の形態に係るホームコントローラ100における情報処理の処理手順を示すフローチャートである。
図7を参照して、CPU110は、通信インターフェイス105を介して、人感センサ240A,240Bからデータを受信したか否かを判断する(ステップS102)。CPU110は、人感センサ240A,240Bからデータを受信しなかった場合(ステップS102においてNOである場合)、ステップS102からの処理を繰り返す。
CPU110は、人感センサ240A,240Bからデータを受信した場合(ステップS102においてYESである場合)、当該人感センサ240A,240Bが配置されている部屋が、人がいる状態から人がいない状態へと変化したか否かを判断する(ステップS104)。すなわち、CPU110は、センサテーブル101Bを参照して、人感センサ240A,240Bに対応する状態が変化したか否かを判断する。
CPU110は、人感センサ240A,240Bに対応する状態が変化しなかった場合(ステップS104においてNOである場合)、ステップS102からの処理を繰り返す。CPU110は、人感センサ240Bに対応する状態が変化した場合(ステップS104においてYESである場合)、人感センサ240Bが配置される部屋に使用中の家電200C〜200Eがあるか否かを判断する(ステップS106)。より詳細には、CPU110は、家電テーブル101Aを参照して、人感センサ240Bに対応する部屋IDに対応する家電200C〜200Eが使用中であるか否かを判断する。
ただし、CPU110は、単に、人感センサ240A,240Bが配置されている部屋に人がいるか否かを判断してもよい。そして、CPU110は、人感センサ240Bが配置されている部屋に人がいない場合に、人感センサ240Bが配置される部屋に家電200C〜200Eのいずれかが使用中であるか否かを判断してもよい。
CPU110は、人感センサ240Bが配置される部屋に使用中の家電200C〜200Eがない場合(ステップS106においてNOである場合)、ステップS102からの処理を繰り返す。CPU110は、人感センサ240Bが配置される部屋に使用中の家電200C〜200Eがある場合(ステップS106においてYESである場合)、センサテーブル101Bを参照して、人がいる部屋を特定する(ステップS108)。CPU110は、家電テーブル101Aを参照して、人がいる部屋に配置されている家電200A〜200Bのうちの、通知機能を有するテレビ200Bを特定する(ステップS110)。
CPU110は、通信インターフェイス105を介して、テレビ200Bに、(部屋に人がいないにもかかわらずに)テレビ200D(とライト200E)が使用中であることを示す情報を送信する(ステップS112)。このとき、CPU110は、通信インターフェイス170を介して、対象となる部屋の家電200C〜200Eに関する消費電力の推移や動作状態などを示す情報も、テレビ200Bに送信する。
上述したように、図2(a)に示すように、テレビ200BのCPU210は、ディスプレイ202に、テレビ200Dが使用中であることを示すためのポップアップウィンドウ102Aや詳細ボタン102Bを表示させる。また、テレビ200BのCPU210は、詳細ボタン102Bが選択されると、ディスプレイ202に、テレビ200Bの消費電力の推移や動作状態を示すテキストや画像ともに、次ボタン102Cや、決定ボタン102Dや、無視ボタン102Eを表示させる。
テレビ200BのCPU210は、次ボタン102Cが押下されると、対象となる部屋に配置されている別の家電(ライト200E)の消費電力の推移や動作状態を示すテキストや画像ともに、次ボタン102Cや、決定ボタン102Dや、無視ボタン102Eを表示させる。テレビ200BのCPU210は、決定ボタン102Dが選択されると、通信インターフェイス205を介して、表示中の家電の電源をオフするための命令をホームコントローラ100に送信する。テレビ200BのCPU210は、無視ボタン102Eが選択されると、ディスプレイ202に家電制御用の画面を閉じさせる。CPU210は、通信インターフェイス170を介して、無視する旨の命令をホームコントローラ100に送信する。
本実施の形態においては、CPU110は、ディスプレイ102にも、テレビ200Dが使用中であることを示すためのポップアップウィンドウ102Aを表示する(ステップS114)。CPU110は、通信インターフェイス170を介して、テレビ200Bから、家電200Dの電源をオフする命令(消去命令)を受信したか否かを判断する(ステップS116)。
CPU110は、消去命令を受信した場合(ステップS116においてYESである場合)、通信インターフェイス170を介して、家電200Dに電源をオフするように命令する(ステップS118)。CPU110は、消去命令を受信しなかった場合(ステップS116においてNOである場合)、通信インターフェイス170を介して、テレビ200Bから無視する旨の命令を受信したか否かを判断する(ステップS120)。
CPU110は、無視する旨の命令を受信した場合(ステップS120においてYESである場合)、今回の通信処理を終了する。CPU110は、無視する旨の命令を受信しなかった場合(ステップS120においてNOである場合)、ステップS116からの処理を繰り返す。
本実施の形態においては、ホームコントローラ100のCPU110が、通信インターフェイス105を介して、家電200A〜200Eのそれぞれから動作状態を受信しているものとする。しかしながら、CPU110は、ステップS106において、通信インターフェイス105を介して、人感センサ240A,240Bに対応する家電200A〜200Eに、家電が動作しているか否かを問い合わせてもよい。
<消去命令を受け付ける構成の第1の変形例>
次に、消去命令を受け付ける構成の第1の変形例について説明する。図8は、消去命令を受け付ける構成の第1の変形例を示すイメージ図である。
上述したように、図2(a)に示すように、上述の実施の形態1に係るネットワークシステム1およびホームコントローラ100は、詳細ボタン102Bが選択された後に、決定ボタン102Dや無視ボタン102Eを表示するものであった。一方、本変形例においては、図8(a)に示すように、ホームコントローラ100のCPU110は、ディスプレイ102またはテレビ200Bに、近傍に人がいない家電200A〜200Eが使用中であることを示すポップアップウィンドウ102Aを表示させる際に、(詳細ボタン102Bとともに)決定ボタン102Dと無視ボタン102Eとを表示させる。
すなわち、本変形例においては、ホームコントローラ100のCPU110やテレビ200BのCPU210が、消去命令や無視命令を受け付けるタイミングや、ポップアップウィンドウ102A内に表示されるテキストが、上記の実施の形態1とは異なるものである。その他の構成は、上記の実施の形態1と同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。
<消去命令を受け付ける構成の第2の変形例>
次に、消去命令を受け付ける構成の第2の変形例について説明する。図9は、消去命令を受け付ける構成の第2の変形例を示すイメージ図である。
上述したように、図2(b)に示すように、上述の実施の形態1に係るネットワークシステム1およびホームコントローラ100は、家電200A〜200D毎に消去命令を受け付ける、すなわち家電200A〜200D毎に決定ボタン102Dや無視ボタン102Eを表示するものであった。
一方、本変形例においては、図9(b)に示すように、ホームコントローラ100のCPU110は、ディスプレイ102またはテレビ200Bに、人を検知しなかった人感センサ240Bに対応する、家電テーブル101Aに登録されている、全ての家電200C〜200Eに対する消去命令を受け付けるものである。換言すれば、ホームコントローラ100のCPU110は、ディスプレイ102またはテレビ200Bに、人がいない部屋に設置されている家電テーブル101Aに登録されている全ての家電200C〜200Eに対して、決定ボタン102Dや無視ボタン102Eを表示させる。
より詳細には、図7のステップS118において、CPU110は、消去命令を受信した場合(ステップS116においてYESである場合)、通信インターフェイス170を介して、人感センサ240Bに対応付けられている家電200C〜200Eに電源をオフするように命令する。
すなわち、本変形例においては、消去命令や無視命令の適用範囲が、上記の実施の形態1とは異なるものである。その他の構成は、上記の実施の形態1と同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。
<消去命令を受け付ける構成の第3の変形例>
次に、消去命令を受け付ける構成の第3の変形例について説明する。図10は、消去命令を受け付ける構成の第3の変形例を示すイメージ図である。
上述したように、図8(a)に示すように、第2の変形例に係るネットワークシステム1およびホームコントローラ100は、詳細ボタン102Bが選択された後に、決定ボタン102Dや無視ボタン102Eを表示するものであった。一方、本変形例においては、図10(a)に示すように、ホームコントローラ100のCPU110は、ディスプレイ102またはテレビ200Bに、近傍に人がいない家電200A〜200Eが使用中であることを示すポップアップウィンドウ102Aを表示させる際に、(詳細ボタン102Bとともに)決定ボタン102Dと無視ボタン102Eとを表示させる。
すなわち、本変形例においては、ホームコントローラ100のCPU110やテレビ200BのCPU210が、消去命令や無視命令を受け付けるタイミングや、ポップアップウィンドウ102Aに表示するテキストが、上記の第2の変形例とは異なるものである。その他の構成は、第2の変形例と同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。
[実施の形態2]
次に、本発明の実施の形態2について説明する。上述の実施の形態1に係るネットワークシステム1では、家電200A〜200Eが、動作状態や消費電力をホームコントローラ100に送信するものであった。一方、本実施の形態に係るネットワークシステム1Bでは、家電200A〜200Eの各々がホームコントローラ100に動作状態を送信できない。すなわち、家電200A〜200Eの代わりに、家電200A〜200Eに電力を供給するためのコンセントに取り付けられた通信装置(スマートタップ)が、家電200A〜200Eの各々の消費電力を測定し、消費電力をホームコントローラ100に送信するものである。
<ネットワークシステムの全体構成>
本実施の形態に係るネットワークシステム1Bの全体構成について説明する。図11は、本実施の形態に係るネットワークシステム1Bの全体構成を示すイメージ図である。
図11を参照して、本実施の形態に係るネットワークシステム1Bも、たとえば、住宅やオフィスなどに設置される。ネットワークシステム1は、リビングルームに設置されるエアコン200Aと、リビングルームに設置されるテレビ200Bと、子供部屋に設置されるエアコン200Cと、子供部屋に設置されるテレビ200Dと、子供部屋に設置されるライト200Eなどの家電(電気機器)を含む。
そして、ネットワークシステム1は、リビングルームに設置される人感センサ240Aと、子供部屋に設置される人感センサ240Bと、他の部屋に設置される図示しない人感センサとを含む。部屋毎に人感センサが設置されていることが好ましい。
本実施の形態に係るネットワークシステム1Bでは、エアコン200A用の通信装置400Aが、エアコン200Aとエアコン200Aのコンセントとの間に設置される。換言すれば、通信装置400Aがエアコン200Aのコンセントに差し込まれ、エアコン200Aのアダプタ250Aが通信装置400Aに差し込まれる。
エアコン200C用の通信装置400Cが、エアコン200Cとエアコン200Cのコンセントとの間に設置される。換言すれば、通信装置400Cがエアコン200Cのコンセントに差し込まれ、エアコン200Cのアダプタ250Cが通信装置400Cに差し込まれる。
テレビ200D用の通信装置400Dが、テレビ200Dとテレビ200Dのコンセントとの間に設置される。換言すれば、通信装置400Dがテレビ200Dのコンセントに差し込まれ、テレビ200Dのアダプタ250Dが通信装置400Dに差し込まれる。
ライト200E用の通信装置400Eが、ライト200Eとライト200Eのコンセントとの間に設置される。換言すれば、通信装置400Eがライト200Eのコンセントに差し込まれ、ライト200Eのアダプタ250Eが通信装置400Eに差し込まれる。
ネットワークシステム1は、家電200A〜200E、人感センサ240A,240B、などを制御するためのホームコントローラ100を含む。ホームコントローラ100は、有線あるいは無線のネットワーク401を介して、家電200A〜200E、人感センサ240A,240Bなどとデータ通信が可能である。ホームコントローラ100は、ネットワーク401として、たとえば、無線LAN、ZigBee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、有線LAN(Local Area Network)、またはPLC(Power Line Communications)などを利用する。ホームコントローラ100は、持ち運び可能であってもよいし、テーブル上に載置されたベースに着脱自在であってもよいし、部屋の壁に固設されるものであってもよい。
本実施の形態に係るネットワークシステム1Bは、実施の形態1に係るネットワークシステム1と比較して、ホームコントローラ100が、通信装置400A〜400Eを介して、家電200A〜200Eの消費電力を取得する点において異なるものである。より詳細には、ホームコントローラ100のCPU110が、通信インターフェイス170を介して、通信装置400A〜400Eから家電200A〜200Eの消費電力を受信する。CPU110は、家電200A〜200Eの消費電力が所定値以上である場合に、家電200A〜200Dが使用中であると判断し、家電200A〜200Eの消費電力が所定値未満である場合に、家電200A〜200Eが不使用であると判断する。
本実施の形態に係るその他の構成については、実施の形態1のそれらと同様であるため、説明を繰り返さない。
<その他の実施の形態>
本発明は、ホームコントローラ100や家電200A〜200Eや他の携帯電話などにプログラムを供給することによって達成される場合にも適用できることはいうまでもない。そして、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、本発明の効果を享受することが可能となる。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,1B ネットワークシステム、100 ホームコントローラ、101 メモリ、101A 家電テーブル、101B センサテーブル、102 ディスプレイ、102A グラフ、102B 詳細画面表示ボタン、102C 「閉じる」ボタン、103 タブレット、104 ボタン、105 通信インターフェイス、106 タッチパネル、107 スピーカ、108 時計、110 CPU、200 家電、200A エアコン、200B テレビ、200C エアコン、200D テレビ、200E ライト、201 メモリ、202 ディスプレイ、204 ボタン、205 通信インターフェイス、207 スピーカ、209 センサ、210 CPU、240A,240B 人感センサ、250A−250E アダプタ、400A−400E 通信装置、401 ネットワーク。

Claims (8)

  1. 複数の機器と複数の人感センサとの対応関係を記憶するメモリと、
    前記複数の機器の動作状態を受信するための通信インターフェイスと、
    人を検知していない人感センサに対応する第1の機器が動作中であるか否かを判断し、前記第1の機器が動作中である場合に前記通信インターフェイスを介して人を検知している人感センサに対応する第2の機器へ前記第1の機器が動作中であることを示す情報を送信するためのプロセッサとを備える、コントローラ。
  2. 前記プロセッサは、
    前記通信インターフェイスを介して、前記第2の機器から前記第1の機器の動作を終了させるための命令を受け付け、
    当該命令に応じて、前記通信インターフェイスを介して前記第1の機器の動作を終了させる、請求項1に記載のコントローラ。
  3. ディスプレイと操作部とをさらに備え、
    前記プロセッサは、
    前記第1の機器が動作中であることを示す情報を前記ディスプレイに表示させ、
    前記操作部を介して前記第1の機器の動作を終了させるための命令を受け付け、
    当該命令に応じて、前記通信インターフェイスを介して前記第1の機器の動作を終了させる、請求項1または2に記載のコントローラ。
  4. 前記プロセッサは、
    前記通信インターフェイスを介して、前記第2の機器から前記第1の機器に対応する人感センサに対応する全ての機器の動作を終了させるための命令を受け付け、
    当該命令に応じて、前記通信インターフェイスを介して前記第1の機器に対応する人感センサに対応する全ての機器の動作を終了させる、請求項1に記載のコントローラ。
  5. ディスプレイと操作部とをさらに備え、
    前記プロセッサは、
    前記第1の機器が動作中であることを示す情報を前記ディスプレイに表示させ、
    前記操作部を介して前記第1の機器に対応する人感センサに対応する全ての機器の動作を終了させるための命令を受け付け、
    当該命令に応じて、前記通信インターフェイスを介して前記第1の機器に対応する人感センサに対応する全ての機器の動作を終了させる、請求項1または4に記載のコントローラ。
  6. 複数の機器と複数の人感センサとの対応関係を記憶するメモリと通信インターフェイスとプロセッサとを備えるコントローラにおける通信方法であって、
    前記プロセッサが、前記通信インターフェイスを介して、前記複数の機器のそれぞれから動作状態を受信するステップと、
    前記プロセッサが、前記通信インターフェイスを介して、前記複数の人感センサのそれぞれから動作状態を受信するステップと、
    前記プロセッサが、人を検知していない人感センサに対応する第1の機器が動作中であるか否かを判断するステップと、
    前記プロセッサが、前記第1の機器が動作中である場合に前記通信インターフェイスを介して人を検知した人感センサに対応する第2の機器へ前記第1の機器が動作中であることを示す情報を送信するステップとを備える、通信方法。
  7. 複数の機器と、複数の人感センサと、コントローラとを備える、ネットワークシステムであって、
    前記複数の機器の各々は、動作状態を前記コントローラへ送信し、
    前記複数の人感センサの各々は、検知結果を前記コントローラへ送信し、
    前記コントローラは、
    前記複数の機器と複数の人感センサとの対応関係を記憶するメモリと、
    通信インターフェイスと、
    人を検知していない人感センサに対応する第1の機器が動作中であるか否かを判断し、前記第1の機器が動作中である場合に前記通信インターフェイスを介して人を検知した人感センサに対応する第2の機器へ前記第1の機器が動作中であることを示す情報を送信するためのプロセッサとを含む、ネットワークシステム。
  8. 複数の機器と、複数の人感センサと、前記複数の機器と前記複数の人感センサとの対応関係を記憶するコントローラとを備える、ネットワークシステムにおける通信方法であって、
    前記複数の機器の各々が、動作状態を前記コントローラへ送信するステップと、
    前記複数の人感センサの各々が、人がいることを示す情報と人がいないことを示す情報とを前記コントローラへ送信するステップと、
    前記コントローラが、人を検知していない人感センサに対応する第1の機器が動作中であるか否かを判断するステップと、
    前記コントローラが、前記第1の機器が動作中である場合に人を検知した人感センサに対応する第2の機器へ前記第1の機器が動作中であることを示す情報を送信するステップとを備える、通信方法。
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