JP4974871B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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Description

この発明はアンテナ装置に関し、特に、光制御型マルチビームアンテナ装置に関する。
従来、この種の光制御型フェーズドアレイアンテナとして、マイクロ波信号の周波数だけ周波数が異なる第1および第2のビーム光を空間に放射し、第1のビーム光を、信号光として、空間光変調器によりアレイアンテナからの放射ビームのパターンに対応した強度分布の信号光ビームに変換し、フーリエ変換レンズにより空間的にフーリエ変換するとともに、第2のビーム光を、ローカル光ビームとし、前記の信号光ビームと空間的に重ね合わせ、重ね合わされた合成ビーム光を光ファイバアレイにより空間的にサンプリングし、そのサンプリング光を複数の光電変換器によるヘテロダイン検波により、複数のマイクロ波信号に変換した後、アレイアンテナを用いて空間に放射するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−347826号公報(図1参照)
上記の従来の方式においては、空間光変調器を用いて空間的に強度分布を形成しているため、複数の信号光ビームの強度分布を同時に生成することができないため、マルチビームを形成することができない。さらに、空間光強度変調器により、信号光ビームの一部を減衰させて強度分布を形成させているため、光強度の損失が高くなるという問題点があった。
また、アレイアンテナからの放射ビームのビーム幅を細くするためには、アレイアンテナの開口を大きくする必要があるが、このとき、開口サイズの増大とともに、アンテナ素子数も増大するという問題点もあった。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたものであり、多数のビームを同時に形成し、各ビームの強度を独立に制御できるアンテナ装置を得ることを目的としている。
この発明は、信号光とローカル光との2つのレーザ光を出力する複数の光出力装置と、前記複数の光出力装置から出射する複数の信号光およびローカル光の強度を個別に制御する光強度制御手段と、前記複数の光出力装置から出射した複数の前記信号光を各々伝送する複数の信号光伝送用光ファイバと、前記複数の信号光伝送用光ファイバから空間に出射した複数の信号光ビームを空間的にフーリエ変換するフーリエ変換光学系と、前記複数の光出力装置から出射した複数の前記ローカル光を合成する光合成器と、合成された前記ローカル光を平行光に変換してローカル光ビームを出力する光学系と、フーリエ変換された前記複数の信号光ビームと前記ローカル光ビームとを空間的に合成してビーム光を形成するビーム合成器と、前記ビーム合成器で合成された前記ビーム光を空間的にサンプリングする光ファイバアレイと、前記光ファイバアレイの出力をヘテロダイン検波することによりマイクロ波信号に変換する光電変換器と、前記光電変換により発生したマイクロ波信号を空間に放射するアレイアンテナとを備え、前記の複数の信号光伝送用光ファイバの出射端の位置を、前記アレイアンテナから放射させるビームパターンと相似系とし、前記光強度制御手段は、前記光出力装置への駆動電流の値を変化させることにより前記強度を制御するか、あるいは、一定強度で出力された前記信号光および前記ローカル光の光量を変化させることにより前記強度を制御することを特徴とするアンテナ装置である。
この発明は、信号光とローカル光との2つのレーザ光を出力する複数の光出力装置と、前記複数の光出力装置から出射する複数の信号光およびローカル光の強度を個別に制御する光強度制御手段と、前記複数の光出力装置から出射した複数の前記信号光を各々伝送する複数の信号光伝送用光ファイバと、前記複数の信号光伝送用光ファイバから空間に出射した複数の信号光ビームを空間的にフーリエ変換するフーリエ変換光学系と、前記複数の光出力装置から出射した複数の前記ローカル光を合成する光合成器と、合成された前記ローカル光を平行光に変換してローカル光ビームを出力する光学系と、フーリエ変換された前記複数の信号光ビームと前記ローカル光ビームとを空間的に合成してビーム光を形成するビーム合成器と、前記ビーム合成器で合成された前記ビーム光を空間的にサンプリングする光ファイバアレイと、前記光ファイバアレイの出力をヘテロダイン検波することによりマイクロ波信号に変換する光電変換器と、前記光電変換により発生したマイクロ波信号を空間に放射するアレイアンテナとを備え、前記の複数の信号光伝送用光ファイバの出射端の位置を、前記アレイアンテナから放射させるビームパターンと相似系とし、前記光強度制御手段は、前記光出力装置への駆動電流の値を変化させることにより前記強度を制御するか、あるいは、一定強度で出力された前記信号光および前記ローカル光の光量を変化させることにより前記強度を制御することを特徴とするアンテナ装置であるので、多数のビームを同時に形成し、各ビームの強度を独立に制御することが可能である。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係る光制御型マルチビームアンテナ装置について、図面を参照しながら説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係る光制御マルチビームアンテナ装置の全体構成を示す図である。各図中、同一の符号は同一または相当部分を示す。
図1において、1−1,1−2,・・・,1−nは、それぞれ、第1から第nまでのn個のマイクロ波変調光信号発生装置(以下、E/O装置とする。)で、マイクロ波周波数で離調した信号光とローカル光の二つのレーザ光を出力する。2−1,2−2,・・・,2−nは、それぞれ、E/O装置1−1,1−2,・・・,1−nに対して1対1に設けられ、無線信号を入力する第1から第nまでのn個の無線信号入力端子である。3−1,3−2,・・・,3−nは、それぞれ、E/O装置1−1,1−2,・・・,1−nに1対1に接続され、当該E/O装置から出射した信号光を各々伝送する偏波面保存型光ファイバ(以下、PMF:Polarization Maintaining Fiberとする。)である。4−1,4−2,・・・,4−nは、それぞれ、E/O装置1−1,1−2,・・・,1−nに1対1に接続され、当該E/O装置から出射した複数のローカル光を各々伝送するPMFである。5−1,5−2,・・・,5−nは、それぞれ、PMF3−1,3−2,・・・,3−n出射端近傍に1対1に設置された、第1から第nまでのn個のコリメートレンズである。
6−1,6−2,・・・,6−nは、それぞれ、コリメートレンズ5−1,5−2,・・・,5−nから空間に放射された、第1から第nまでのn個の信号光ビームである。7は、空間に放射された信号光ビーム6−1,6−2,・・・,6−nが入射され、それらの複数の信号光ビームを空間的にフーリエ変換するフーリエ変換レンズである。8はフーリエ変換レンズ7の後段に設けられ、フーリエ変換された複数の信号光ビームと後述するコリメータレンズ12により出射されたローカル光ビームとを空間的に合成するビーム合成器であり、9はビーム合成器8の後段に設けられ、ビーム合成器8で合成されたビーム光を空間的にサンプリングするサンプリング光ファイバアレイである。10は、PMF4−1,4−2,・・・,4−nに接続され、それらのPMFによって伝送された複数のローカル光を合成する光合成器を構成する光カップラである。11は、光カップラ10に接続されたPMFである。
12は、PMF11により伝送された光カップラ10により合成されたローカル光を平行光ビームに変換するコリメータレンズである。13は、コリメータレンズ12により平行光ビームに変換された合成ローカル光ビームである。14−1,14−2,・・・,14−mは、それぞれ、サンプリング光ファイバアレイ9に接続され、サンプリング光ファイバアレイ9の出力をヘテロダイン検波することによりマイクロ波信号に変換する、第1から第mまでのm個の光電変換器である。15は、光電変換器14−1,14−2,・・・,14−mに接続され、m個のアンテナ素子を備え、光電変換により発生したマイクロ波信号を空間に放射するアレイアンテナである。16−1,16−2,・・・,16−nは、アレイアンテナ15を構成する各アンテナ素子からそれぞれ空間に放射される、第1から第nまでのn個の電波である。また、20は、各E/O装置1−1,1−2,・・・,1−nに対して制御信号を出力して、各E/O装置から出射する複数の信号光およびローカル光の強度を個別に制御する光マイクロ波発生器制御装置である。
上述した当該構成において、n個のE/O装置1−1,1−2,・・・,1−nは、それぞれ、マイクロ波周波数で離調した、CW光(CW:Continuous Wave)と、各CW光に対して無線信号入力端子2−1,2−2,・・・,2−nから入力される各無線信号で周波数がオフセットされた変調光との、2つの光を出力する。以下、各E/O装置1−1,1−2,・・・,1−nから出力されたCW光をローカル光と呼び、無線信号で変調された変調光を信号光と呼ぶ。
各信号光は、それぞれ、各PMF3−1,3−2,・・・,3−nを伝送した後、それぞれ空間に放射される。空間に放射された各信号光は、PMF3−1,3−2,・・・,3−nの出射端近傍に設置されたコリメートレンズ5−1,5−2,・・・,5−nにより、それぞれ、信号光ビーム6−1,6−2,・・・,6−nとなる。なお、各PMF3−1,3−2,・・・,3−nの出射端の位置は、アレイアンテナ15から放射させるビームパターンを構成する電波16−1,16−2,・・・,16−nと相似系となっている。このように、本実施の形態においては、PMF3−1,3−2,・・・,3−nの出射端の位置を、マルチビームをなす各ビーム方向に対応した位置に配置するようにする。また、各コリメートレンズ5−1,5−2,・・・,5−nと各PMF3−1,3−2,・・・,3−nとは信号光毎に別々に構成されていても良いし、コリメートレンズ5−1,5−2,・・・,5−nをマイクロレンズアレイとして一体で構成しても良い。
各コリメートレンズ5−1,5−2,・・・,5−nを透過した信号光ビーム6−1,6−2,・・・,6−nは、各コリメートレンズ5−1,5−2,・・・,5−n側の設置面を前側焦点面とするフーリエ変換レンズ7を透過した後、ビーム合成器8を透過して、フーリエ変換レンズ7の後側焦点面を入射面とするサンプリング光ファイバアレイ9の各光ファイバに入射し、空間的にサンプリングされる。サンプリング光ファイバアレイ9は、所定の間隔をおいて、光ファイバの長手方向が平行になるように、並置された複数本の光ファイバから構成される。なお、サンプリング光ファイバアレイ9の入射端には、各光ファイバへの入射ビーム光の結合効率を高めるためにレンズアレイを備えても良い。
一方、第1から第nのn個の各E/O装置1−1,1−2,・・・,1−nから出力した各ローカル光は、それぞれ、各PMF4−1,4−2,・・・,4−nを介して伝送されて、光カップラ10により合成され、その後、一本のPMF11により伝送された後、空間に放射される。空間に放射された各ローカル光は合成ローカル光としてコリメータレンズ12により所定のサイズで平行光ビームに変換され、合成ローカル光ビーム13になる。合成ローカル光ビーム13は、ビーム合成器8で反射して、信号光ビーム6−1,6−2,・・・,6−nと空間的に合成された後、サンプリング光ファイバアレイ9に入射し、サンプリングされる。
サンプリング光ファイバアレイ9の各光ファイバに入射した各信号光およびローカル光は、各々光ファイバ中を伝搬し、各々、光電変換器14−1,14−2,・・・,14−mに入射する。ここで、mは、光電変換器14の個数であり、サンプリング光ファイバアレイ9の光ファイバの本数、および、アレイアンテナ15のアンテナ素子数と等しい。各光電変換器14−1,14−2,・・・,14−mに入射した、各E/O装置から出力した各信号光およびローカル光は、それぞれ、各光電変換器14−1,14−2,・・・,14−mでヘテロダイン検波され、各々の周波数差となるマイクロ波にそれぞれ変換される。各マイクロ波信号は、必要に応じて、各々、マイクロ波増幅器で電力を増幅された後、アレイアンテナ15を構成する各アンテナ素子から空間に電波16−1,16−2,・・・,16−nとして放射される。
ここで、各信号光のPMF3−1,3−2,・・・,3−nからの出射位置(コリメートレンズ5−1,5−2,・・・,5−nの位置)を、フーリエ変換レンズ7の光軸からのオフセットでxとおく(なお、図1および以下の説明では簡易的に1次元で説明しているが、2次元にしてもよい)。フーリエ変換レンズ7の焦点距離をfと、サンプリング光ファイバアレイ9を構成する各光ファイバの隣接素子間隔をdoと、アレイアンテナ15の素子間隔をdaと、光の波長をλoと、マイクロ波の波長をλmとおくと、アレイアンテナ15から放射するビームの方向θm(正面方向を0度とおく)は、次式(1)とおける。
sinθm=(do/λo)/(dm/λm)・(x/f) (1)
従って、PMF3−1,3−2,・・・,3−nのビーム出射位置xによりアンテナ放射ビームの方向θmは決まる。また、図1の様に、複数の信号光を同時に出射させることにより、複数の無線信号を同時にアレイアンテナから放射させることが可能である。例えば、PMF3−1,3−2,・・・,3−nを2次元で日本列島のような分布に配置することにより、アンテナ放射ビームも日本列島を覆うように形成することができる。
各光電変換器でヘテロダイン検波されて発生するマイクロ波の強度は、各信号光強度とローカル光強度の積に比例する。ここで、各E/O装置1−1,1−2,・・・,1−nに対し、光マイクロ波発生器制御装置20からの制御信号により、各E/O装置1−1,1−2,・・・,1−nから出力する信号光およびローカル光の強度を個別に制御する。光の強度の制御は、例えば、光源となる半導体レーザへの駆動電流を変えることにより、レーザの出力光強度を制御する、あるいは、一定強度で出力したレーザ光を可変光減衰器により光量を減衰させるなど、の方法により可能である。
以上のように、各E/O装置1−1,1−2,・・・,1−nから出力させる信号光およびローカル光の一方、もしくは、両方の強度を制御することにより、アレイアンテナから放射する無線信号の強度を、ビーム毎に強弱をつけることが可能となる。これにより、例えば、衛星から日本列島を網羅するようなマルチビームを形成する場合、降雨により電波が弱くなる地域に向けたビームのみの強度を高くすることが可能となるため、少ない電力で衛星通信サービスの稼働率を向上させることが可能となる。また、複数のPMF3を並べて配置し、それらの出射端をマルチビームをなす各ビーム方向に対応した位置に配置するようにしたので、アレイアンテナから同時に多数のビームを形成することができる。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係る光制御型マルチビームアンテナ装置について図2を参照しながら説明する。図2は、この発明の実施の形態2に係る光制御型マルチビームアンテナ装置の構成を示す図である。
図2に示すように、この実施の形態2に係る光制御型マルチビームアンテナ装置においては、上記実施の形態1の構成の他に、E/O装置1−1,1−2,・・・,1−nと複数のコリメートレンズ5−1,5−2,・・・,5−kとの間に、光路切換え手段21およびPMF22−1,22−2,・・・,22−kとが設けられ、光路切換え手段21には、光路切換え手段用制御装置23が接続されている。光路切換え手段21は、複数(n個)の入力端と複数(k個)の出力端とを備え、任意の入力端と任意の出力端の接続、切換えを行うものであり、様々な装置によって実用化されているものである。光路切換え手段21は、E/O装置1−1,1−2,・・・,1−nの各々から出力した信号光を伝送するPMF3−1,3−2,・・・,3−nの出射位置を切替える。他の構成および動作は、実施の形態1と同じであるため、同一符号を付して示し、ここではその説明を省略する。
上記の実施の形態1は、各E/O装置1−1,1−2,・・・,1−nの各信号光の出射位置(PMF3−1,3−2,・・・,3−nの出射位置)を固定していることから、アンテナ放射ビームは複数の固定方向に形成することができた。本実施の形態2では、複数あるアンテナ放射ビームの方向、ビーム幅を変化させる構成について説明する。
本実施の形態2においては、各E/O装置1−1,1−2,・・・,1−nから出力した各信号光は、光路切換え手段21の各入力端子に入力される。光路切換え手段21では、光路切換え手段用制御装置23からの指令に基づいて、複数(n個)の入力端と、複数(k個)の出力端間の接続を切替える。なお、全ての入力端が、各出力端と1対1に接続されていても良いし、一つの入力端が、複数の出力端に同時に接続(複数の出力端に分配する)されていても良い。
光路切換え手段21の各出力端には各々PMF22−1,22−2,・・・,22−kが接続され、各PMF22−1,22−2,・・・,22−kを伝送した各信号光は、それぞれ、空間に放射される。放射された各信号光は、PMF22−1,22−2,・・・,22−kの出射端近傍に設置されたコリメートレンズ5−1,5−2,・・・,5−kにより、それぞれ、実施の形態1と同様に、信号光ビーム6−1,6−2,・・・,6−nとなる。なお、本実施の形態2においても、各コリメートレンズ5−1,5−2,・・・,5−kの設置面は、実施の形態1と同様に、フーリエ変換レンズ7の前側焦点面となるように設置されている。
以上の構成をしていることから、光路切換え手段21により、各E/O装置1−1,1−2,・・・,1−nから出力した各信号光ビームが空間に放射する位置を変えること、および、一つのE/O装置から出力した信号光ビームを同時に複数の位置から空間に出射させることが可能となる。
これにより、アレイアンテナから放射する複数のビームの方向を変えることが可能となる。また、同一の信号光ビームを複数の位置から空間に出射させた場合には、アレイアンテナからは同一のマイクロ波信号が複数の方向に放射するが、これらはお互いに重なり合わされるので、アレイアンテナから放射するビームの幅を広げることが可能となる。
図3に、実施の形態1におけるPMF3−1,3−2,・・・,3−nの配置とアンテナ放射ビームの強度分布との関係を示し、図4に、実施の形態2におけるPMF22−1,22−2,・・・,22−kの配置とアンテナ放射ビームの強度分布との関係を模式的に示す。図3は、PMF3−1,3−2,・・・,3−5を十字上に配置した場合の、アンテナ放射パターンを示した図であり、図4は、PMF22−1および22−2、及び、PMF22−1,22−2,22−3をそれぞれ隣接して配置し、同一の信号光を用いた場合の、アンテナ放射ビーム幅の変化を示した図である。図3および図4に示されるように、アレイアンテナから放射するビームの幅を太くできることが分かる。
以上のように、本実施の形態2においては、上記の実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、アレイアンテナから放射するビームの幅の制御が可能となる。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3に係る光制御型マルチビームアンテナ装置について図5を参照しながら説明する。図5は、この発明の実施の形態3に係る光制御型マルチビームアンテナ装置の構成を示す図である。
図5において、この実施の形態3に係る光制御型マルチビームアンテナ装置は、上記実施の形態2の構成におけるE/O装置1−1,1−2,・・・,1−nおよび光マイクロ波発生器制御装置20の代わりに、波長可変型E/O装置30−1,30−2,・・・,30−nおよび波長制御装置31が設けられている。波長制御装置31は、波長可変型E/O装置30−1,30−2,・・・,30−nから出力する各信号光と各ローカル光の波長の設定を行うための制御信号を出力する。波長可変型E/O装置30−1,30−2,・・・,30−nは、当該制御信号によって設定された波長の信号光およびローカル光を出力する。また、実施の形態2における光路切換え手段21の代わりに、波長可変型E/O装置の各々から出力した信号光を合成するための光合波手段32と、合成された各信号光を信号光の波長に基づいて異なる出力位置に分波する光波長分波手段33とが設けられている。また、実施の形態2における光路切換え手段用制御装置23は本実施の形態3においては設けられていない。他の構成については、実施の形態2と同様であるため、ここでは同一符号を付して示し、それらの説明を省略する。
波長可変型E/O装置30−1,30−2,・・・,30−nは、実施の形態1で説明したE/O装置1−1,1−2,・・・,1−nと同様に、無線信号入力端子2−1,2−2,・・・,2−nから入力した各無線信号により周波数がオフセットされた信号光と、ローカル光とを発生する。ただし、本実施の形態においては、信号光とローカル光の周波数差を保持しながら、波長が可変である。このような波長可変型E/O装置30−1,30−2,・・・,30−nは、例えば、前記のE/O装置1−1,1−2,・・・,1−nの光源であるレーザを温度を制御することにより、または、波長の異なる複数のレーザ光源を切替えて用いることにより実現できる。
波長可変型E/O装置30−1,30−2,・・・,30−nから出射した各信号光は、光合波手段32で合成され、必要に応じて、光ファイバを介して、光波長分波手段33に入力される。光波長分波手段33は、複数の波長の入力光を、当該波長に基づいて異なる出力端に分波し、出力するものであり、例えばアレイ導波路型回折格子(AWG:Arrayed Waveguide Grating)などによる実現することができる。
光波長分波手段33の各出力端(m出力)にはPMF22−1,22−2,・・・,22−kが接続され、実施の形態1と同様に、各PMF22−1,22−2,・・・,22−kの出射端は、フーリエ変換レンズ7の前側焦点面に設置されている。
以上の構成をしていることから、本実施の形態においては、上記の実施の形態2と同様の効果が得られるとともに、さらに、波長可変型E/O装置30−1,30−2,・・・,30−nを出力した各信号光ビームは、各光の波長帯を変えることにより、光波長分波装置の出力端(PMF22−1,22−2,・・・,22−kからの出射位置に相当)を変えることができる。つまり、各波長可変型E/O装置30−1,30−2,・・・,30−nの波長がアレイアンテナから放射する各マイクロ波ビームの方向となるため、波長を制御することにより、ビームの方向、幅などの制御が可能となるともに、PMFの本数を削減することができる。
実施の形態4.
この発明の実施の形態4に係る光制御型マルチビームアンテナ装置について、図面を参照しながら説明する。図6は、この発明の実施の形態4に係る光制御型マルチビームアンテナ装置の全体構成を示す図である。実施の形態1と同一の構成要素については、同一符号を付して示し、ここでは説明を省略する。
なお、本実施の形態4においては、図6に示すように、実施の形態1の構成に加えて、アレイアンテナ15の出射面に対向して第1の反射鏡40が設けられている。また、第1の反射鏡40にて反射された反射光が入射される第2の反射鏡41がさらに設けられている。なお、42は、第1の反射鏡40および第2の反射鏡41の共通の焦点である。第1の反射鏡40は、図6に示すように、その反射面が斜め上方に向くように、所定の角度だけ反射面を傾けて設置され、アレイアンテナ15から放射された電波は、その反射面で反射され、斜め上方に設けられた第2の反射鏡の反射面で再び反射される。第2の反射鏡41は、図6に示すように、その反射面が斜め下方に向くように、所定の角度だけ反射面を傾けて設置されている。このため、反射された反射光は、アレイアンテナ15から放射された電波の進行方向とほぼ平行な進行方向に進行する。
アレイアンテナ15から放射した電波は、第1の反射鏡40にて反射する。第1の反射鏡で反射した電波は、第2の反射鏡41で反射する。ここで、第1の反射鏡40と第2の反射鏡41は共焦点(共通の焦点)を成すように配置されている。この時、第1の反射鏡40の焦点および第2の反射鏡41の焦点は同一点の焦点42となる。この時、アレイアンテナ15の開口分布は第2の反射鏡41の開口上に拡大される。ここで、第1の反射鏡40の焦点距離をf1と、第2の反射鏡41の焦点距離をf2(f2>f1)とすると、拡大率はf2/f1である。
通常、アンテナから放射するビームの幅はアンテナ開口サイズの関数であり、例えば、一様励振分布の円形開口アンテナの場合、ビーム幅(3dB幅)Θは、次式(2)とおけることが知られている。ここで、λmはマイクロ波の波長、Dはアンテナの開口サイズである。
sin(Θ/2) = 0.51 × λm/D (2)
以上のように、本実施の形態においては、上記の実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、さらに、上述のように、光制御マルチビームアンテナ装置のアレイ開口サイズを、第1および第2の反射鏡40および41により、f2/f1倍に拡大できたため、放射ビームのビーム幅を細くすることが可能となる。
実施の形態5.
この発明の実施の形態5に係る光制御型マルチビームアンテナ装置について、図面を参照しながら説明する。図7は、この発明の実施の形態5に係る光制御型マルチビームアンテナ装置の全体構成を示す図である。上記の実施の形態4と同一の構成については、同一符号を付して示し、ここでは説明を省略する。本実施の形態5においては、上記の実施の形態4の構成に対して、さらに、第1の反射鏡40および第2の反射鏡41の焦点42に、焦点42近傍に達した電波のみを透過するマスク43を設置している。
アレイアンテナ15から放射した電波は、第1の反射鏡40にて反射し、第1の反射鏡の焦点42近傍に像を形成し、その後、広がりながら第2の反射鏡41に入射し、そこで反射される。
上記の実施の形態4においては、アレイアンテナ開口サイズがf2/f1倍に拡大されるが、アレイアンテナ15を構成する各素子アンテナの素子間隔もf2/f1倍に拡大されるために、最終的に第2の反射鏡41によるアンテナ放射ビームには、グレーティングローブ(図示省略)が発生する。
この時、各反射鏡40および41の焦点42近傍にも、図7に示したように、グレーティングローブ44が発生する。そこで、本実施の形態においては、マスク43を設けるようにしたため、マスク43によりグレーティングローブ44を遮蔽でき、主ビーム近傍のみを透過させることができるので、第2の反射鏡41で反射したアンテナ放射ビームにはグレーティングローブは生じない。
以上のように、本実施の形態においては、上記の実施の形態4と同様の効果が得られるとともに、さらに、本実施の形態においては、第1および第2の反射鏡40および41の近傍にマスク43を設けるようにしたため、マスク43により発生するグレーティングローブ44を遮蔽でき、主ビーム近傍のみを透過させることができるので、第2の反射鏡41で反射したアンテナ放射ビームにおけるグレーティングローブの発生を防止することができる。
なお、上記の実施の形態4および5においては、実施の形態1の構成に対して、第1および第2の反射鏡40および41を設置した構成を例に挙げて説明したが、その場合に限らず、実施の形態2または3の構成に対して、それらの反射鏡を備えても良いことは言うまでもない。
また、上記の実施の形態1乃至5において、各E/O変換装置へ入力する各無線信号は、異なるものでも良いし、同一のものでも良い。なお、全てのE/O変換装置に同一の無線信号を入力する場合は、例えば、放送やマルチキャストのように同一の信号を広いエリアに同時配信するのに適している。
本発明の実施の形態1に係る光制御型マルチビームアンテナ装置の構成を示した構成図である。 本発明の実施の形態2に係る光制御型マルチビームアンテナ装置の構成を示した構成図である。 本発明の実施の形態1に係る光制御型マルチビームアンテナ装置におけるPMFの配置とアンテナ放射パターンの強度分布との関係を示した説明図である。 本発明の実施の形態2に係る光制御型マルチビームアンテナ装置におけるPMFの配置とアンテナ放射パターンの強度分布との関係を示した説明図である。 本発明の実施の形態3に係る光制御型マルチビームアンテナ装置の構成を示した構成図である。 本発明の実施の形態4に係る光制御型マルチビームアンテナ装置の構成を示した構成図である。 本発明の実施の形態5に係る光制御型マルチビームアンテナ装置の構成を示した構成図である。
符号の説明
1−1,1−2,1−n マイクロ波変調光信号発生装置(E/O装置)、2−1,2−n 無線信号入力端子、3−1,3−n,4−1,4−n,11,22−1,22−k 偏波面保存型光ファイバ(PMF)、5−1,5−k,5−n コリメートレンズ、6−1,6−n 信号光ビーム、7 フーリエ変換レンズ、8 ビーム合成器、9 サンプリング光ファイバアレイ、10 光カップラ、12 コリメータレンズ、13 合成ローカル光ビーム、14−1,14−2,14−m 光電変換器、15 アレイアンテナ、16−1,16−n 電波、20 光マイクロ波発生器制御装置、21 光路切換え手段21、23 光路切換え手段用制御装置、30−1,30−n 波長可変型E/O装置、31 波長制御装置、32 光合波手段、33 光波長分波手段、40 第1の反射鏡、41 第2の反射鏡、42 焦点、43 マスク、44 グレーティングローブ。

Claims (5)

  1. 信号光とローカル光との2つのレーザ光を出力する複数の光出力装置と、
    前記複数の光出力装置から出射する複数の信号光およびローカル光の強度を個別に制御する光強度制御手段と、
    前記複数の光出力装置から出射した複数の前記信号光を各々伝送する複数の信号光伝送用光ファイバと、
    前記複数の信号光伝送用光ファイバから空間に出射した複数の信号光ビームを空間的にフーリエ変換するフーリエ変換光学系と、
    前記複数の光出力装置から出射した複数の前記ローカル光を合成する光合成器と、
    合成された前記ローカル光を平行光に変換してローカル光ビームを出力する光学系と、
    フーリエ変換された前記複数の信号光ビームと前記ローカル光ビームとを空間的に合成してビーム光を形成するビーム合成器と、
    前記ビーム合成器で合成された前記ビーム光を空間的にサンプリングする光ファイバアレイと、
    前記光ファイバアレイの出力をヘテロダイン検波することによりマイクロ波信号に変換する光電変換器と、
    前記光電変換により発生したマイクロ波信号を空間に放射するアレイアンテナと
    を備え、
    前記の複数の信号光伝送用光ファイバの出射端の位置を、前記アレイアンテナから放射させるビームパターンと相似系とし
    前記光強度制御手段は、前記光出力装置への駆動電流の値を変化させることにより前記強度を制御するか、あるいは、一定強度で出力された前記信号光および前記ローカル光の光量を変化させることにより前記強度を制御する
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記複数の光出力装置の各々から出力した信号光を伝送する前記信号光伝送用光ファイバの出射位置を切替える光路切換え手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記複数の光出力装置が、波長可変型の光出力装置であって、
    前記波長可変型の光出力装置から出力する各信号光と各ローカル光の波長の設定制御を行う波長可変手段と、
    前記波長可変型の光出力装置の各々から出力した前記信号光を合成する光合波手段と、
    合成された前記信号光を、当該信号光の波長に基づいて、異なる出力位置に分波する光波長分波手段と
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記アレイアンテナの出射面に対向して設けられた第1の反射鏡と、
    前記第1の反射鏡の焦点を共通の焦点とする第2の反射鏡と
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のアンテナ装置。
  5. 前記第1の反射鏡および前記第2の反射鏡の共通の前記焦点位置に設けられ、前記焦点の近傍に達した電波のみを透過する遮蔽手段をさらに備えたことを特徴とする請求項4に記載のアンテナ装置。
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