JP4937164B2 - 光制御型マルチビームアンテナ - Google Patents

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この発明は、光を用いることによって、形成される放射ビームを制御する光制御型マルチビームアンテナに関する。
従来の光制御型マルチビームアンテナは、アレイアンテナによって互いに独立な複数の放射ビーム(マルチビーム)を形成している(例えば、特許文献1参照)。
以下、この光制御型マルチビームアンテナにおいてマルチビームが形成される手順について説明する。
まず、レーザ光源で発生したレーザ光は、第1〜第3の分岐光に分岐される。続いて、第1および第2の分岐光の各々は、互いに異なる周波数を有するマイクロ波信号によって周波数変換される。周波数変換後の第1および第2の分岐光は、個別の反射型空間光強度変調素子により、放射ビームに対する所望の放射パターンに応じた強度分布を有する第1および第2の反射光に変調される。次に、第1および第2の反射光は、フーリエ変換レンズを透過した後、第3の分岐光と合成されて合成光となる。
続いて、合成光は、複数の光ファイバを含む光ファイバアレイによって光ファイバ毎にサンプリングされる。サンプリング後の合成光は、光電変換器により、複数のマイクロ波信号に光電変換される。次に、複数のマイクロ波信号の各々は、複数の放射素子を含むアレイアンテナに入力される。続いて、互いに独立な複数の放射ビームが、複数のマイクロ波信号によって給電されたアレイアンテナから空間に放射される。
特開2003−347826号公報
しかしながら、従来技術には、次のような問題点があった。
すなわち、この光制御型アンテナでは、反射型空間光強度変調素子を用いて、放射ビームに対する所望の放射パターンに応じた強度分布を、周波数変換後の第1および第2の分岐光に付加している。
そのため、反射型空間光強度変調素子で反射されない分岐光は失われることとなり、大きな光強度の損失が発生するという問題点があった。
また、マルチビームを形成する場合、例えば2ビームを形成する場合には、レーザ光源で発生したレーザ光を3つに分岐しているので、1ビームあたりの光強度が低下する。また、ビーム数を増やした場合には、さらに1ビームあたりの光強度が低下するという問題点があった。
また、この光制御型マルチビームアンテナでは、アレイアンテナからの放射ビームのビーム幅を細くすべくアンテナの開口径を大きくすると、必要となる放射素子の数が開口径の増大に伴って増加する。
そのため、アンテナの開口径が大きな場合には、放射素子の数が多くなるので、装置が大型化して、重量が重くなるという問題点があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、光強度の損失を低減するとともに、アンテナの開口径が大きな場合であっても、少ない数の放射素子でマルチビームを形成することのできる光制御型マルチビームアンテナを提供することにある。
この発明に係る光制御型マルチビームアンテナは、複数のレーザ光を発生するレーザ光発生手段と、複数のレーザ光の各々に対応して設けられ、互いに異なる周波数を有するマイクロ波信号をそれぞれ発生する複数のマイクロ波発振器と、複数のレーザ光の各々に対応して設けられ、レーザ光発生手段からのレーザ光に対して、マイクロ波発振器からのマイクロ波信号に応じた変調を施し、変調後レーザ光としてそれぞれ出力する複数の光変調器と、複数の光変調器の各々に対応して設けられ、それぞれ複数の出力端を有し、光変調器からの変調後レーザ光を、少なくとも1つの出力端から出力する複数の光路切り替え手段と、それぞれが複数の光路切り替え手段の各々に接続され、複数の光路切り替え手段からの変調後レーザ光を合成して合成レーザ光をそれぞれ出力する複数の光合成手段と、複数の光合成手段の各々に対応して設けられ、光合成手段からの合成レーザ光をマイクロ波信号にそれぞれ変換する複数の光電変換手段と、複数の光電変換手段の各々に対応して設けられ、光電変換手段からのマイクロ波信号に応じた電磁波をそれぞれ放射する複数の放射素子と、複数の放射素子に対向して設けられ、複数の放射素子からの電磁波を周波数毎に合成して反射し、互いに独立な複数の放射ビームを形成するリフレクタと、リフレクタにより形成されるそれぞれの放射ビームの放射パターンが、所望の放射パターンを有するように、複数の光路切り替え手段の動作を制御する切り替え制御手段とを備えたものである。
この発明の光制御型マルチビームアンテナによれば、光路切り替え手段は、切り替え制御手段の制御により、光変調器からの変調後レーザ光を、少なくとも1つの出力端から光合成手段に出力する。
そのため、出力されずに失われる変調後レーザ光がなく、光強度の損失を低減することができる。
また、この発明の光制御型マルチビームアンテナでは、放射素子から放射された電磁波を、リフレクタで周波数毎に合成して反射することにより、互いに独立な複数の放射ビームを形成する。
そのため、アンテナの開口径が大きな場合であっても、少ない数の放射素子でマルチビームを形成することができ、装置を小型化および軽量化することができる。
以下、この発明の各実施の形態について図に基づいて説明するが、各図において同一、または相当する部分については、同一符号を付して説明する。
なお、以下の実施の形態では、光制御型マルチビームアンテナが衛星に搭載され、N個の互いに独立な放射ビーム♯1〜♯N(マルチビーム)を形成する場合について説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る光制御型マルチビームアンテナ(以下、「マルチビームアンテナ」と称する)を示すブロック構成図である。
図1において、このマルチビームアンテナは、レーザ光源11〜1N(レーザ光発生手段)と、マイクロ波発振器21〜2Nと、光変調器31〜3Nと、熱光学型光スイッチ41〜4N(光路切り替え手段)と、光カップラー51〜5M(光合成手段)と、フォトダイオード61〜6M(光電変換手段)と、電力増幅器71〜7Mと、一次放射器81〜8M(放射素子)と、リフレクタ9と、切り替え制御手段10とを備えている。
ここで、レーザ光源11〜1N、マイクロ波発振器21〜2N、光変調器31〜3N、および熱光学型光スイッチ41〜4Nは、それぞれN個ずつ設けられている。また、光カップラー51〜5M、フォトダイオード61〜6M、電力増幅器71〜7M、および一次放射器81〜8Mは、それぞれM個ずつ設けられている。
また、熱光学型光スイッチ41〜4N、光カップラー51〜5Mおよび切り替え制御手段10により、放射ビーム♯1〜♯Nの放射パターンを設定する回路であるビームフォーミングネットワーク(Beam Forming Network)が構成されている。
以下、このマルチビームアンテナの機能について説明する。
レーザ光源11〜1Nは、波長λ1のレーザ光をそれぞれ発生し、発生したレーザ光を光変調器31〜3Nに出力する。なお、レーザ光源1(レーザ光源11〜1Nを総称する場合には、レーザ光源1と記載する)が1個であって、発生した波長λ1のレーザ光を分岐して出力してもよい。
マイクロ波発振器21〜2Nは、互いに異なる周波数(中心周波数)を有するマイクロ波信号をそれぞれ発生し、発生したマイクロ波信号を光変調器31〜3Nに出力する。なお、マイクロ波発振器21〜2Nで発生するマイクロ波信号は、それぞれ放射ビーム♯1〜♯Nに対応している。
光変調器31〜3Nは、それぞれレーザ光源11〜1Nからのレーザ光に対して、マイクロ波発振器21〜2Nからのマイクロ波信号に応じた変調を施し、変調後レーザ光として熱光学型光スイッチ41〜4Nに出力する。
ここで、光変調器31〜3Nには、外部変調器であるLN(ニオブ酸リチウム)変調器や電界吸収型(EA:Electro Absorption)変調器、または直接変調器等が用いられる。また、光変調器31〜3Nは、要求される性能、コスト、またはサイズ等に応じて、最適なものが選択される。
熱光学型光スイッチ41〜4Nは、それぞれ1個の入力端とM個の出力端とを有している。また、熱光学型光スイッチ41〜4Nの各々について、M個の出力端は、M個の光カップラー51〜5Mとそれぞれ一対一に接続されている。
ここで、熱光学型光スイッチ41〜4Nは、温度制御によって変調後レーザ光の振幅レベルを調整するとともに、入力された変調後レーザ光の光路を光のまま切り替えて出力する。
また、熱光学型光スイッチ41〜4Nは、それぞれ切り替え制御手段10からの切り替え信号(後述する)に応じて光路を切り替え、光変調器31〜3Nからの変調後レーザ光を、少なくとも1つの出力端から光カップラー51〜5Mに出力する。また、熱光学型光スイッチ41〜4Nは、それぞれ切り替え制御手段10からの振幅制御信号(後述する)に応じて、光変調器31〜3Nからの変調後レーザ光の振幅を調整して出力する。
例えば、光変調器31からの変調後レーザ光を光カップラー51のみに出力する場合には、熱光学型光スイッチ41は、光カップラー51に接続された出力端に光路を切り替え、変調後レーザ光を光カップラー51に出力する。
また、例えば光変調器31からの変調後レーザ光を光カップラー51〜5Mの全てに出力する場合には、熱光学型光スイッチ41は、光カップラー51〜5Mに接続された出力端に光路を切り替え、変調後レーザ光を分岐して光カップラー51〜5Mに出力する。
光カップラー51〜5Mは、それぞれ熱光学型光スイッチ41〜4Nの各々からの変調後レーザ光を合成して、合成レーザ光をそれぞれフォトダイオード61〜6Mに出力する。
フォトダイオード61〜6Mは、それぞれ光カップラー51〜5Mからの合成レーザ光を、光信号から電気信号であるマイクロ波信号に変換し、マイクロ波信号を電力増幅器71〜7Mに出力する。
電力増幅器71〜7Mは、それぞれフォトダイオード61〜6Mからのマイクロ波信号を所望の電力レベルまで増幅して、一次放射器81〜8Mに出力する。
一次放射器81〜8Mは、それぞれ電力増幅器71〜7Mで増幅されたマイクロ波信号によって給電(励振)され、マイクロ波信号に応じた電磁波を空間に放射する。
リフレクタ9は、一次放射器81〜8Mに対向して設けられている。また、リフレクタ9は、一次放射器81〜8Mから空間に放射された電磁波を周波数毎に合成して反射し、互いに独立な複数の放射ビーム♯1〜♯Nを形成する。
ここで、リフレクタ9を備えたアンテナ(以下、「リフレクタアンテナ」と称する)によるマルチビームの形成について説明する。なお、一般的に、リフレクタアンテナは、アレイアンテナよりも少ない放射素子数でマルチビームを形成することができる。
まず、リフレクタアンテナには、クラスターフィード給電方式が適用されている。これは、1つの放射ビームを、複数(一般的には、3個または7個程度)の一次放射器81〜8Mから放射される電磁波を合成して形成するというものである。そこで、複数の放射ビーム♯1〜♯Nについて、これら複数の一次放射器81〜8Mをそれぞれ共有することにより、放射される電磁波を合成してマルチビームを形成することができる。
なお、マルチビームを形成したときに、各放射ビーム間のアイソレーションを確保するために、マイクロ波発振器21〜2Nは、前述のように、放射ビーム♯1〜♯N毎に互いに異なる周波数を有するマイクロ波信号を発生している。これにより、フォトダイオード61〜6Mで変換されたマイクロ波信号には、それぞれマイクロ波発振器21〜2Nの各々で発生したマイクロ波信号の周波数成分が含まれることとなる。
すなわち、N個の放射ビームを形成するためには、N個のレーザ光源1、マイクロ波発振器2、光変調器3および熱光学型光スイッチ4が必要となる。また、光カップラー5、フォトダイオード6および電力増幅器7の数は、N個の放射ビームを形成するために必要となる一次放射器8の数(M)と基本的に同数となる。
続いて、切り替え制御手段10について詳細に説明する。
切り替え制御手段10は、複数の放射ビーム♯1〜♯Nに対する所望の放射パターンに応じて、熱光学型光スイッチ41〜4Nにそれぞれ切り替え信号を出力し、熱光学型光スイッチ41〜4Nの動作を制御する。
ここで、切り替え制御手段10は、メモリを有しており、放射ビーム♯1〜♯Nに対する複数の放射パターンをあらかじめメモリに記憶している。放射パターンとしては、放射ビーム♯1〜♯Nのそれぞれが均一のビーム幅を有するパターンや、特定の放射ビームが他の放射ビームよりも細いビーム幅を有する放射パターン等が考えられる。
なお、放射ビームのビーム幅は、励振される一次放射器8の数を変えることによって変化させることができる。
例えば、5個の一次放射器8を励振して1個の放射ビームを形成する場合と、3個の一次放射器8を励振して1個の放射ビームを形成する場合とについて考える。3個の一次放射器8を励振して放射ビームを形成する場合には、5個の一次放射器8を励振した場合よりもリフレクタ9の開口面分布が均一分布に近づくので、ビーム幅が細くなる。
すなわち、励振される一次放射器8の数を変えることにより、柔軟なビーム形成が可能となる。
また、切り替え制御手段10は、降雨量等外部からの状態情報に基づいて所望の放射パターンを選択し、選択した放射パターンに基づいて、熱光学型光スイッチ41〜4Nにそれぞれ切り替え信号を出力する。また、切り替え制御手段10は、選択した放射パターンに基づいて、熱光学型光スイッチ41〜4Nに対して、変調後レーザ光の振幅レベルを調整する振幅制御信号を出力する。
具体的には、熱光学型光スイッチ41に出力される切り替え信号には、放射ビーム♯1を形成するために、どの一次放射器8に光路を切り替えるのかという情報が含まれている。また、同様に、熱光学型光スイッチ42〜4Nに出力される切り替え信号には、それぞれ放射ビーム♯2〜♯Nを形成するために、どの一次放射器8に光路を切り替えるのかという情報が含まれている。
この発明の実施の形態1に係るマルチビームアンテナによれば、熱光学型光スイッチ41〜4Nは、切り替え制御手段10からの切り替え信号に応じて光路を切り替え、光変調器31〜3Nからの変調後レーザ光を、少なくとも1つの出力端から光カップラー51〜5Mに出力する。
そのため、光カップラー51〜5Mに出力されずに失われる変調後レーザ光がなく、光強度の損失を低減することができる。
また、このマルチビームアンテナでは、一次放射器81〜8Mから空間に放射された電磁波を、リフレクタ9で周波数毎に合成して反射することにより、互いに独立な複数の放射ビーム♯1〜♯Nを形成する。
そのため、アンテナの開口径が大きな場合であっても、アレイアンテナに比べて少ない数の一次放射器8でマルチビームを形成することができ、装置を小型化および軽量化することができる。
また、このマルチビームアンテナでは、特定の放射ビームについて、熱光学型光スイッチ4によって変調後レーザ光の振幅レベルを上げ、かつビーム幅が細い放射パターンを選択することにより、特定の方向に対して強度の高い放射ビームを形成することができる。
そのため、例えば衛星から日本列島を網羅するようなマルチビームを形成する場合に、降雨地域のみに強度の高い放射ビームを供給することができ、少ない電力で衛星通信サービスの稼働率を向上させることができる。
実施の形態2.
図2は、この発明の実施の形態2に係るマルチビームアンテナを示すブロック構成図である。
図2において、このマルチビームアンテナは、図1に示したレーザ光源11〜1Nに代えて、N個の波長可変型レーザ光源111〜11Nを備えている。また、このマルチビームアンテナは、図1に示した光カップラー51〜5Mに代えて、M個のアレイ導波路回折格子121〜12M(光合成手段)を備えている。
その他の構成については、上記実施の形態1と同様であり、その説明を省略する。
以下、このマルチビームアンテナの機能について説明する。上記実施の形態1と同様の機能については、その説明を省略する。
波長可変型レーザ光源111〜11Nは、互いに異なる波長λ1、λ2、・・・、λNのレーザ光をそれぞれ発生し、発生したレーザ光を光変調器31〜3Nに出力する。なお、波長可変型レーザ光源111〜11Nは、例えばレーザ光源の温度制御、または波長の互いに異なる複数のレーザ光源を切り替えて用いることによって実現される。
アレイ導波路回折格子121〜12M(AWG:Arrayed Waveguide Grating)は、それぞれ熱光学型光スイッチ41〜4Nの各々からの変調後レーザ光を合成して、合成レーザ光をそれぞれフォトダイオード61〜6Mに出力する。ここで、アレイ導波路回折格子121〜12Mは、光変調器31〜3Nにおいて互いに異なる波長λ1、λ2、・・・、λNで変調された変調後レーザ光を、波長多重して合成レーザ光を生成する。
この発明の実施の形態2に係るマルチビームアンテナによれば、アレイ導波路回折格子121〜12Mは、互いに異なる波長λ1、λ2、・・・、λNで変調された変調後レーザ光を、波長多重して合成レーザ光を生成する。
そのため、上記実施の形態1に示した光カップラー51〜5Mで変調後レーザ光を合成する際に発生する分配損失が発生せず、電力効率を向上させることができる。
この発明の実施の形態1に係る光制御型マルチビームアンテナを示すブロック構成図である。 この発明の実施の形態2に係る光制御型マルチビームアンテナを示すブロック構成図である。
符号の説明
11〜1N レーザ光源(レーザ光発生手段)、21〜2N マイクロ波発振器、31〜3N 光変調器、41〜4N 熱光学型光スイッチ(光路切り替え手段)、51〜5M 光カップラー(光合成手段)、61〜6M フォトダイオード(光電変換手段)、81〜8M 一次放射器(放射素子)、9 リフレクタ、10 切り替え制御手段、111〜11N 波長可変型レーザ光源(レーザ光発生手段)、121〜12M アレイ導波路回折格子(光合成手段)。

Claims (4)

  1. 複数のレーザ光を発生するレーザ光発生手段と、
    前記複数のレーザ光の各々に対応して設けられ、互いに異なる周波数を有するマイクロ波信号をそれぞれ発生する複数のマイクロ波発振器と、
    前記複数のレーザ光の各々に対応して設けられ、前記レーザ光発生手段からのレーザ光に対して、マイクロ波発振器からのマイクロ波信号に応じた変調を施し、変調後レーザ光としてそれぞれ出力する複数の光変調器と、
    前記複数の光変調器の各々に対応して設けられ、それぞれ複数の出力端を有し、光変調器からの変調後レーザ光を、少なくとも1つの出力端から出力する複数の光路切り替え手段と、
    それぞれが前記複数の光路切り替え手段の各々に接続され、前記複数の光路切り替え手段からの変調後レーザ光を合成して合成レーザ光をそれぞれ出力する複数の光合成手段と、
    前記複数の光合成手段の各々に対応して設けられ、光合成手段からの合成レーザ光をマイクロ波信号にそれぞれ変換する複数の光電変換手段と、
    前記複数の光電変換手段の各々に対応して設けられ、光電変換手段からのマイクロ波信号に応じた電磁波をそれぞれ放射する複数の放射素子と、
    前記複数の放射素子に対向して設けられ、前記複数の放射素子からの電磁波を周波数毎に合成して反射し、互いに独立な複数の放射ビームを形成するリフレクタと、
    前記リフレクタにより形成されるそれぞれの放射ビームの放射パターンが、所望の放射パターンを有するように、前記複数の光路切り替え手段の動作を制御する切り替え制御手段と、
    を備えたことを特徴とする光制御型マルチビームアンテナ。
  2. 前記レーザ光発生手段は、互いに等しい波長の複数のレーザ光を発生し、
    前記複数の光合成手段は、前記複数の光路切り替え手段からの互いに等しい波長を有する変調後レーザ光を合成して前記合成レーザ光を生成することを特徴とする請求項1に記載の光制御型マルチビームアンテナ。
  3. 前記レーザ光発生手段は、互いに異なる波長の複数のレーザ光を発生し、
    前記複数の光合成手段は、前記複数の光路切り替え手段からの互いに異なる波長を有する変調後レーザ光を波長多重して前記合成レーザ光を生成することを特徴とする請求項1に記載の光制御型マルチビームアンテナ。
  4. 前記複数の光路切り替え手段は、それぞれ光変調器からの変調後レーザ光の振幅を温度制御によって調整し、
    前記切り替え制御手段は、前記リフレクタにより形成されるそれぞれの放射ビームが、所望の振幅に調整された変調後レーザ光に応じて形成されるとともに、所望の放射パターンを有するように、前記複数の光路切り替え手段の動作を制御することを特徴とする請求項1から請求項3までの何れか1項に記載の光制御型マルチビームアンテナ。
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