JP4973508B2 - 画像表示装置および画像表示方法 - Google Patents
画像表示装置および画像表示方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4973508B2 JP4973508B2 JP2008001759A JP2008001759A JP4973508B2 JP 4973508 B2 JP4973508 B2 JP 4973508B2 JP 2008001759 A JP2008001759 A JP 2008001759A JP 2008001759 A JP2008001759 A JP 2008001759A JP 4973508 B2 JP4973508 B2 JP 4973508B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- image display
- signal
- cursor
- display unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
- Position Input By Displaying (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Description
そのため、ユーザは圧力を加えることで強調表示を指示する操作信号を出力する操作装置を用いて、訴求点を強調する指示を直感的な操作で行うことができ、当該画像表示装置を用いるユーザを効果的にサポートすることができる。
また、文字画像部分を自動的に識別してクローズアップした強調表示を行うことができ、当該画像表示装置を用いて文字画像部分を強調したいユーザを効果的にサポートすることができる。
そのため、文字画像部分を自動的に識別してクローズアップした強調表示を行うことができ、当該画像表示装置を用いて文字画像部分を強調したいユーザを効果的にサポートすることができる。
そのため、ユーザが訴求したい文字画像部分をより適切に強調した、効果的な強調表示を行うことができ、当該画像表示装置を用いて文字画像部分を強調したいユーザを効果的にサポートすることができる。
そのため、制御部はビデオメモリに画素データが格納されている物理アドレスの順に順次アクセスして画素データを取得することができるので、画素データの取得を高速に行うことができる。
そのため、一般画像を表示している場合において、視聴者の視線を強調表示の中心に誘導する効果を発揮し、当該画像表示装置を用いて訴求点を強調したいユーザを効果的にサポートすることができる。
そのため、ユーザは簡易な操作でカーソルのON/OFFを切り替えることができ、ユーザの操作性が増す効果がある。
そのため、ユーザは加速度を加えることで移動を指示する操作信号を出力する操作装置を用いて、カーソルを移動させる指示を直感的な操作で行うことができ、当該画像表示装置を用いるユーザを効果的にサポートすることができる。
そのため、ユーザは上記のような操作でカーソルの移動と強調表示を行う操作装置を用いて、強調表示の位置と、カーソル表示/強調表示の切り替えとを、直感的な操作で行うことができる。
そのため、ユーザは強調表示を指示するときと逆の操作で強調表示をOFFすることができ、強調表示を行うときと同様の直感的な操作性が、強調表示をOFFする際にも同様に維持される。
そのため、視聴者の視線を強調表示の中心部分に誘導しやすい、効果的な強調表示を行うことができる。
そのため、ユーザは圧力を加えることで強調表示を指示する操作信号を出力する操作装置を用いて、訴求点を強調する指示を直感的な操作で行うことができ、ユーザを効果的にサポートすることができる。
また、文字画像部分を自動的に識別してクローズアップした強調表示を行うことができ、文字画像部分を強調したいユーザを効果的にサポートすることができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る操作装置100の外観図である。
操作装置100は、後述する画像表示装置200のような電子機器を操作するための装置であり、操作信号出力部110、グリップ部120、圧力センサ130、ボタン140、係止部150aおよび150b、加速度センサ160を備える。
信号形式は、有線・無線いずれのものでもよいが、操作性を考慮すると無線通信を用いる信号形式であることが好ましい。有線の場合は、操作信号出力部110と被操作機器をケーブルなどで接続する。
また、ユーザが握りやすいように、操作装置100のグリップ部120周辺の形状は流線形に構成され、ユーザの手の形にフィットするようになっている。
グリップ部120の形状は必ずしもこれに限られるものではなく、例えば握ると凹む柔らかな素材で構成してもよい。
ボタン140は、ユーザが押下できるように構成されており、例えばON/OFFのように2値で制御できる操作入力を行うためのものである。
係止部150aおよび150bの形状は任意のものでよいが、グリップ部120を流線形に構成したこととの兼ね合いから、係止部150aおよび150bも流線形の凸形状に構成しておくと、意匠的な調和が取れて好ましい。
また、図1ではグリップ部120の上下に係止部150を設けた構成を示したが、上下のいずれか一方のみでも、その部分に関して滑り止め効果を発揮できることに変わりはない。
次に、操作装置100の内部的な機能構成について説明する。
また、ボタン140が押下された際に出力する信号を受け取り、デジタル信号化するなどの必要な処理を適宜施して、CPU180に出力する。
ここでいう操作信号とは、被操作機器に対する操作を指示伝達するための信号であり、被操作機器が備える操作信号入力部の仕様に合わせた信号形式で出力されるものである。また、操作信号の内容は、被操作機器の操作内容に対応したものとされる。
操作装置100を用いて行うことのできる操作内容は、後述する。
次に、操作装置100を用いた具体的な操作内容について、図3〜図5を用いて説明する。なお、以下の説明における被操作対象は、画像を画面表示する画像表示装置200であるとする。
ユーザは、画像表示装置200にカーソル300を表示させるときは、操作装置100のボタン140を押下する。すると、信号回路170、CPU180を介して、ボタン140が押下された旨の操作信号が操作信号出力部110より出力される。
画像表示装置200は、その操作信号を受け取り、画像を表示している画面上にカーソル300を重畳して表示する。
カーソル表示をOFFするときは、再度ボタン140を押下する。
ユーザは、画像表示装置200が表示しているカーソル300を移動させるときは、カーソル300を移動させたい方向に操作装置100本体を動かす。
すると、そのとき操作装置100に加えられた加速度を加速度センサ160が検出し、信号回路170、CPU180を介して、その加速度検出値に対応した操作信号が操作信号出力部110より出力される。
画像表示装置200は、その操作信号を受け取り、画面上のカーソル300を、ユーザが操作装置100を動かした方向に向けて移動させる。
このように、操作装置100は、図4の動作により画像表示装置200を用いるユーザを効果的に補助する機能を発揮する。
ユーザは、画像表示装置200に強調表示をさせるときは、操作装置100のグリップ部120を握る。すると、そのときグリップ部120に加えられた圧力を圧力センサ130が検出し、信号回路170、CPU180を介して、その圧力検出値に対応した操作信号が操作信号出力部110より出力される。
画像表示装置200は、その操作信号を受け取り、その時点で画面上にカーソル300が表示されている位置を強調表示する。
その後、ユーザがグリップ部120を離すと、圧力検出値を含む操作信号の入力が途切れ、画像表示装置200はこれを検出し、再度カーソル300を元の位置に表示する。
その後さらにユーザがボタン140を押下すると、カーソル300の表示がOFFされる。
強調表示の1例として、カーソル300の周辺を楕円で覆い、目立つ色彩を楕円内に付す、あるいは楕円内の明度を上げてその部分を際立たせる、といった手法が考えられる。
具体的な実装例としては、グリップ部120に加えられた圧力を圧力センサ130が検出した際に、その圧力検出値に対応した操作信号が操作信号出力部110より出力されるので、画像表示装置200は、その圧力検出値を取得し、値の大小に応じて強調効果の範囲の大きさを可変する、という手法が考えられる。
このように、操作装置100は、図5の動作により画像表示装置200を用いるユーザが訴求点を説明する際に、これを効果的に補助する機能を発揮する。
したがって、ユーザが画像表示装置200に強調表示を行うよう指示する際は、グリップ部120を握るだけでよく、また握り具合に応じて強調表示の範囲の大きさが可変されるので、直感的な操作で訴求点を強調するよう指示することができる。
そのため、簡易な操作でカーソル表示を切り替えることができるので、ユーザにとって操作性が向上する効果がある。
したがって、ユーザが画像表示装置200にカーソル300を移動するよう指示する際は、移動させたい方向に操作装置100を動かすだけでよく、またカーソル300の移動速度も操作装置100を動かす速度を可変すればよいので、直感的な操作でカーソルを操作することができる。
実施の形態1では、操作装置100の構成や操作の仕方について説明した。
本発明の実施の形態2では、画像表示装置200の構成や動作の詳細を説明する。操作装置100の構成と動作は、実施の形態1で説明したものと同様であるものとし、説明を省略する。
なお、以下の説明では、画像表示装置200の具体的な1構成として、画像表示装置200がプロジェクション機能を備える場合を説明するが、画像表示装置200の画像表示機能は必ずしもプロジェクション機能に限られるものではなく、例えば画面表示デバイスを備えた装置で画像表示機能を構成してもよい。
画像表示装置200は、操作信号入力部210、制御部220、ビデオメモリ230、画像表示部240、画像信号取得部250を備える。
制御部220は、画像表示装置200全体の動作を制御するものであり、また、操作信号入力部210が受け取った操作信号に基づき、画像表示部240の動作を制御する。
ビデオメモリ230は、画像表示部240が表示する画像の画素データを保持する。画素データの構成については、後述の図7〜図8で改めて説明する。
画像信号取得部250は、画像表示装置200が表示するための入力画像信号を取得して制御部220に出力する。具体的には、以下の(1)(2)に挙げる例のようにして、入力画像信号を取得することができる。
(1)入力端子から画像信号の供給を受ける。
(2)メモリカードに画像データを格納しておき、所定のスロットにそのメモリカードを差し込んで、同画像データを取得する。
原則として、表示画像の全ての画素について画素データを事前にビデオメモリ230内に構成しておき、画像表示部240は、この画素データに基づき画像表示を行う。本実施の形態2においては、スクリーンに投射する画像の1画素毎に、ビデオメモリ230内に画素データが構成される。
ビデオメモリ230は、少なくとも(a)画像レイヤ、(b)効果レイヤ、(c)カーソルレイヤ、の3領域を有する。各領域には、以下のような画素データが格納される。
画像表示部240が表示するための画像そのものの画素データが格納される。
(b)効果レイヤ
強調表示効果部分のみの画素データが格納される。画像表示部240は、画像レイヤと効果レイヤの画素データを重ね合わせ、最終的な表示画像を構成する。
(c)カーソルレイヤ
カーソル300部分のみの画素データが格納される。画像表示部240は、カーソル300を表示する際は、画像レイヤ〜カーソルレイヤの各画素データを重ね合わせ、最終的な表示画像を構成する。
画素データの透過度をセットする際は、個々の画素データを格納するメモリ領域に、透過度の数値を格納するために必要な領域を確保しておく。
最も簡単な手法としては、RGB3色分の画素データ24ビットに加えて、透過度を格納する領域8ビット分を加え、各画素ごとに32ビット分のメモリ領域を確保する手法が考えられる。
図8の例に即して説明すると、ビデオメモリ230には、表示画像の左上の画素データから開始して、表示画像を右方向に走査して得られる画素の順に、画素データが格納される。走査が表示画像の右端まで到達すると、1画素下がって再度左端の画素から順に走査して得られる画素の順で格納される。
このように、ビデオメモリ230内に画素データを格納する順を、表示画像を横方向に走査して得られる画素の順と一致させておくと、後に画素データを当該画像の横方向に走査するときに役立つ。詳しくは、後述の実施の形態3で改めて説明する。
次に、画像表示装置200が操作信号を受け付けた際の動作について、以下のステップ(1)〜(3)で説明する。
画像信号取得部250は、先に述べた方法で画像信号を取得し、制御部220に出力する。制御部220は、受け取った画像信号に基づき、ビデオメモリ230内に表示画像の画素データを構成する。画像表示部240は、その画素データに基づき、スクリーンに画像投射を行う。
ユーザは、操作装置100を操作し、操作装置100はその操作信号を画像表示装置200に出力する。操作信号入力部210は、その操作信号を受け付け、制御部220に出力する。
ここでいう操作とは、実施の形態1の図3〜図5で説明したような操作のことである。
制御部220は、受け取った操作信号に基づき、強調表示効果を施す場合は(b)効果レイヤに、カーソルの表示や移動を行う場合は(c)カーソルレイヤに、それぞれの操作信号の内容を反映した画素データを構成する。
画像表示部240は、その画素データに基づき、スクリーンに画像投射を行う。投射される画像の内容は、実施の形態1の図3〜図5で説明したものと同様であるため、説明は省略する。
そのためユーザは、強調表示の位置と、カーソル表示/強調表示の切り替えとを、グリップ部120を握ったり、操作装置100を動かしたりといった直感的な操作で行うことができる。
そのためユーザは、強調表示を行うときと逆の操作で強調表示をOFFすることができるので、強調表示のOFFに関しても、ONするときと同様の直感的な操作感を発揮することができる。
本発明の実施の形態3では、強調表示の効果範囲を、表示画像の内容に応じて最適に制御する動作について説明する。なお、ここでいう表示画像の内容とは、表示画像が文字画像であるか、それとも一般画像であるか、ということを指す。
本実施の形態3に係る操作装置100および画像表示装置200の構成は実施の形態1〜2と同様であるため、説明を省略する。
図9(a)に示すような文字画像の場合は、文字部分を強調表示する際は、文字部分の周辺が強調表示で覆われるように強調表示の範囲の形状と大きさを調整することが望ましい。
一方、図9(b)に示すようなその他の一般画像の場合は、どの部分を強調表示で覆うことが望ましいかは、必ずしも一意には定まらない。
制御部220は、ビデオメモリ230に画素データを構成した後、その画素データを取得して走査し、当該画像が文字画像であるか一般画像であるかを判定する。
このことを利用して、画像を横方向に走査した際に、同色のパターンが複数回繰り返して出現する場合は、その部分は文字画像であると判定することができる。
制御部220は、強調表示の範囲を定め、その範囲で強調表示を行うよう、画像表示部240に指示する。
強調表示の効果範囲を文字部分の範囲に合わせるのは、カーソル300が当該文字部分の上や周辺に存在するときのみでよい。
実施の形態2の図8で説明したように、ビデオメモリ230は、画像を横方向に走査して得られる画素の順に画素データを保持しているため、画素データを当該画像の横方向に走査するということは、ビデオメモリ230の物理アドレスの順に走査を行うことに他ならない。
この点、例えば縦方向に走査する場合は、ビデオメモリ230の物理アドレスをスキップしながら画素データを取得しなければならないため、アクセス速度が順アクセスと比較して格段に遅くなり、画像表示装置200の性能パフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性がある。
そこで、本実施の形態3では、画素データの走査は画像の横方向に行うこととした。
また、当該画像が文字画像であると判定した上で、文字部分の周辺を強調表示する際には、その文字部分の範囲に合わせて強調表示を行うよう画像表示部240に指示する。
これにより、強調したい文字部分をクローズアップして他の部分よりも際立たせることができるので、ユーザがその文字部分を訴求したい場合にこれを効果的に補助することができる。
したがって、制御部220が画素データを走査するときは、ビデオメモリ230の物理アドレスの順に画素データを読み出せばよいので、画素データへのアクセス速度が高速になり、画像表示装置200の性能パフォーマンスが向上する。
実施の形態3では、画像の文字部分を検出してその部分を強調表示することについて説明した。本発明の実施の形態4では、文字部分を強調することについて、人間が認識する視覚効果の観点を考慮した効果的な強調表示の手法を説明し、併せて文字画像以外の一般画像における強調表示についても説明する。
なお、本実施の形態4に係る操作装置100および画像表示装置200の構成は実施の形態1〜3と同様であるため、説明を省略する。
図11(a)は文字画像の強調表示、図11(b)は一般画像の強調表示、両者の間はグリップ部120に加えられる圧力(ユーザの握りの強さ)をパーセント表示したものである。
しかし、両者の強調表示の形状は、以下に説明する点で相違する。
文字画像の強調表示は、横長の偏平な楕円形でなされる。即ち、強調表示の範囲を拡大する際は、横方向の長さの拡大率を、縦方向の長さの拡大率よりも大きくする。
これは、一般に画像表示装置200を用いて文字画像を表示するのは、プレゼンテーションのように横方向に記載した文字を用いることが多い点に鑑みたものである。
そこで、本実施の形態4では、文字画像の強調表示は、横方向を長めにする偏平楕円形状を採用することとし、横方向の拡大幅を大きくするものの、縦方向にも同時に拡大することにした。
一方、一般画像の強調表示は、縦方向・横方向いずれを長めに拡大することが好ましいかは、必ずしも一意には定まらない。そこで、一般画像の強調表示を行う際は、楕円のアスペクト比を、当該画像のアスペクト比と一致させることとする。
具体的には、投射画像のスクリーン縦横サイズ、もしくはその光学的・電気的な補正後の画像縦横サイズが画像表示装置200自身で取得ないし事前設定できるため、そのアスペクト比と強調表示のアスペクト比を一致させればよい。
また、画像表示装置200に入力される画像データが、所定の形式で保存された画像ファイルである場合(例えばメモリカードから画像データを供給するような場合)は、当該画像ファイル内に画像のアスペクト比の情報が記録されていることがあるので、この情報に基づいて当該画像のアスペクト比を事前に取得するようにしてもよい。
例えば、制御部220がビデオメモリ230より取得した画素データを、画像の横方向に走査して色彩変化の傾向を取得し、色が緩やかに変化している場合は、一般画像であるものと判定する、という手法が考えられる。
どの程度の変化量を緩やかであるとするかは、例えば適当な閾値を定め、画像の一定範囲内の色変化量がその閾値を超えれば急峻な変化である、などと判定すればよい。
以上の実施の形態1〜4において、強調表示の形状を楕円形とすることを説明したが、楕円の周縁部分をぼかす表示効果をさらに加えてもよい。
そこで、上記実施の形態1〜4の説明では、文字部分の横長の形状や、画像全体のアスペクト比に鑑み、強調表示の形状は、これらの形状に合わせた楕円形とすることにしたものである。
以上の実施の形態1〜5において、操作装置100は、グリップ部120に加えられた圧力や、操作装置100に加えられた加速度に対応した操作信号を出力することを説明した。
このとき、操作信号の内容は、被操作機器(以上の説明では画像表示装置200)が解釈できるものでなければならないのは当然であるが、どの程度まで操作信号の内容を具体化すればよいかは、操作装置100と被操作機器の間で合意しておく必要がある。
具体的には、以下の(1)(2)のようにすることが例として考えられる。
(2)操作装置100は、各センサやボタン140押下の検出結果を、被操作機器が解釈できる命令形式に変換し、被操作機器に対する直接的な命令信号として、操作信号を出力する。被操作機器は、受け取った操作信号が表す命令を実行する。
上記(2)の場合は、被操作機器側の命令解釈負担は低減するが、操作装置100の仕様が被操作機器固有のものに限定される。
いずれの手法を選択するかは、操作装置100や被操作機器に求められる機能、汎用性などに鑑み、適宜最適に設計する。
一方、センサの誤検出をカットし、適正な信号のみを通知する、という機能を操作装置100側で実装することで、画像表示装置200側を作り変えることなく、センサの性能向上を機能に反映することができる。
このように、各機器の機能をどこまで求めるかは、機器の役割に応じて適宜分担されることが好ましい。
操作装置100と画像表示装置200は、必ずしも1台ずつ対応させなければならないわけではなく、1台の操作装置100で複数台の画像表示装置200を操作するように構成してもよい。反対に、1台の画像表示装置200に対して、複数台の操作装置100を組み合わせて、複数のユーザがプレゼンテーションを行う場合の利便性を図ってもよい。
例えば操作装置100と画像表示装置200を個別に製造し、製造後に両者を1ないし複数組み合わせて、画像表示システムを構成することもできる。
Claims (10)
- 画像信号を取得する画像信号取得部と、
前記画像信号取得部が取得した画像信号に基づき画像を表示する画像表示部と、
前記画像表示部の動作を制御する制御部と、
操作信号を受け取って前記制御部に出力する操作信号入力部と、
を備え、
前記操作信号入力部は、
圧力検出値を含んだ前記操作信号を受け取って前記制御部に出力し、
前記制御部は、
前記圧力検出値の大小に応じて効果範囲を定めた強調表示を行うよう前記画像表示部に指示するものであり、前記画像信号を当該画像の横方向に走査して当該画像信号の色彩変化の傾向を取得し、走査線上に同色部分が繰り返し出現する場合は、当該画像は文字画像であると判定し、当該画像が文字画像であると判定した上で前記強調表示を行うよう前記画像表示部に指示する際は、当該画像信号の文字部分の範囲に合わせて強調表示を行うよう前記画像表示部に指示し、
前記画像表示部は、
その指示に基づき前記画像信号に強調表示効果を重畳して当該画像を表示する
ことを特徴とする画像表示装置。 - 前記制御部は、
前記画像信号が文字を表示する画像信号であると判定した場合において、
前記圧力検出値に応じて前記強調表示の効果範囲を拡大するよう前記画像表示部に指示する際は、
当該強調表示の横方向の拡大量を、縦方向の拡大量よりも大きくする
ことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。 - 前記画像表示部の各画素に対応した画素データを保持するビデオメモリを備え、
前記ビデオメモリは、
前記画像信号を当該画像の横方向に走査して得られる順に前記画素データを保持し、
前記制御部は、
前記画像信号の色彩変化の傾向を取得する際に、
前記ビデオメモリに順アクセスして当該画像信号に対応する画素データを走査する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像表示装置。 - 前記制御部は、
前記画像信号が文字を表示する画像信号でないと判定した場合は、
前記強調表示のアスペクト比を当該画像信号のアスペクト比に合わせる
ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像表示装置。 - 前記操作信号入力部は、
カーソルを表示または消去すべき旨の前記操作信号を受け取って前記制御部に出力し、
前記制御部は、
その操作信号に基づきカーソルを表示または消去するよう前記画像表示部に指示し、
前記画像表示部は、
その指示に基づき前記画像信号にカーソルを重畳しまたは消去して当該画像を表示する
ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像表示装置。 - 前記操作信号入力部は、
加速度検出値を含んだ前記操作信号を受け取って前記制御部に出力し、
前記制御部は、
前記加速度検出値が表す加速度の方向に前記カーソルを移動するよう前記画像表示部に指示し、
前記画像表示部は、その指示に基づき前記カーソルを移動した当該画像を表示する
ことを特徴とする請求項5に記載の画像表示装置。 - 前記制御部は、
前記画像表示部が前記画像信号にカーソルを重畳して当該画像を表示している場合において、
前記操作信号入力部より前記圧力検出値を含んだ前記操作信号を受け取ると、
前記カーソルを消去して前記強調表示を行うよう前記画像表示部に指示し、
前記画像表示部は、
その指示に基づき前記カーソルを消去して前記強調表示を重畳した当該画像を表示する
ことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の画像表示装置。 - 前記制御部は、
前記画像表示部が前記強調表示を行っている場合において、
前記圧力検出値を含んだ前記操作信号の入力が途切れると、
前記強調表示を解除して前記カーソルを元の位置に表示するよう前記画像表示部に指示し、
前記画像表示部は、
その指示に基づき前記強調表示を解除して前記カーソルを元の位置に重畳した当該画像を表示する
ことを特徴とする請求項7に記載の画像表示装置。 - 前記画像表示部は、
前記画像信号に楕円形の強調表示効果を重畳して当該画像を表示する
ことを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の画像表示装置。 - 画像信号を取得する工程と、
取得した画像信号に基づき画像を表示する工程と、
圧力検出値を含んだ操作信号を受け取り、前記圧力検出値の大小に応じて効果範囲を定めた強調表示を行う工程とを有し、
前記強調表示を行う工程では、前記画像信号を当該画像の横方向に走査して当該画像信号の色彩変化の傾向を取得し、走査線上に同色部分が繰り返し出現する場合は、当該画像は文字画像であると判定し、当該画像が文字画像であると判定した上で前記強調表示を行う際は、当該画像信号の文字部分の範囲に合わせて前記画像信号に強調表示効果を重畳する
ことを特徴とする画像表示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008001759A JP4973508B2 (ja) | 2008-01-09 | 2008-01-09 | 画像表示装置および画像表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008001759A JP4973508B2 (ja) | 2008-01-09 | 2008-01-09 | 画像表示装置および画像表示方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009163586A JP2009163586A (ja) | 2009-07-23 |
JP4973508B2 true JP4973508B2 (ja) | 2012-07-11 |
Family
ID=40966114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008001759A Active JP4973508B2 (ja) | 2008-01-09 | 2008-01-09 | 画像表示装置および画像表示方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4973508B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02242321A (ja) * | 1989-03-15 | 1990-09-26 | Sharp Corp | 座標入力装置 |
JPH06124183A (ja) * | 1992-10-13 | 1994-05-06 | Toshiba Corp | マルチウィンドウシステム |
-
2008
- 2008-01-09 JP JP2008001759A patent/JP4973508B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009163586A (ja) | 2009-07-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8085243B2 (en) | Input device and its method | |
US20090295712A1 (en) | Portable projector and method of operating a portable projector | |
US20160018903A1 (en) | Input device for operating graphical user interface | |
JP6251957B2 (ja) | 表示装置、頭部装着型表示装置および表示装置の制御方法 | |
JP5808712B2 (ja) | 映像表示装置 | |
JP6307852B2 (ja) | 画像表示装置、及び、画像表示装置の制御方法 | |
EP4246287A1 (en) | Method and system for displaying virtual prop in real environment image, and storage medium | |
CN111052063B (zh) | 电子装置及其控制方法 | |
KR101797260B1 (ko) | 정보 처리 장치, 정보 처리 시스템 및 정보 처리 방법 | |
WO2006013783A1 (ja) | 入力装置 | |
JP2009075685A (ja) | 画像処理装置および画像処理方法、並びにプログラム | |
JP5316386B2 (ja) | ヘッドマウントディスプレイ及びそのプログラム | |
US20160349857A1 (en) | Control method and electronic device | |
JP2005301668A (ja) | 情報処理装置および情報処理プログラム | |
JP5030748B2 (ja) | 映像表示システム | |
JP6858352B2 (ja) | 画像投影装置 | |
JP2000259338A5 (ja) | ||
JP4871226B2 (ja) | 認識装置および認識方法 | |
JP4973508B2 (ja) | 画像表示装置および画像表示方法 | |
KR20180071725A (ko) | 디스플레이 장치 및 방법 | |
JP2012146017A (ja) | 電子黒板システム、電子黒板システムの制御方法、プログラムおよびその記録媒体 | |
JP2018132769A (ja) | 画像表示装置、及び、画像表示装置の制御方法 | |
JPH07234755A (ja) | 座標入力手段および情報処理装置 | |
JP2018054880A (ja) | 表示装置、情報処理装置および情報処理方法 | |
JP2005122393A (ja) | 出力装置及びその制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101209 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120112 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120131 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120222 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120313 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120326 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4973508 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150420 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |