JP4973266B2 - ソフトウェア管理方法、装置およびプログラム - Google Patents

ソフトウェア管理方法、装置およびプログラム Download PDF

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本発明は、ソフトウェアの管理に関する。
利用者がアプリケーションソフトウェアを使用する態様として、以下の方式がある。利用者が端末装置を介してアプリケーションソフトウェアの使用の要求をすると、ネットワークで接続された管理サーバは端末装置とアプリケーションソフトウェアのライセンス情報との関係に応じてアプリケーションソフトウェアの使用の可否を判定する。アプリケーションソフトウェアの使用が可能な場合、利用者は端末装置でアプリケーションソフトウェアを使用できる。一般にアプリケーションソフトウェアは、アプリケーションソフトウェアを使用する権利であるライセンスを必要とする。ライセンスに対する費用は、例えば、アプリケーションソフトウェアの使用時間に応じて決定される。上記の方式は、管理サーバと利用者の端末装置とがネットワークにより接続された状態である。このため管理サーバは利用者のアプリケーションソフトウェアの使用時間の管理をすることができる。
一方、利用者はネットワークに接続されていない端末でアプリケーションソフトウェアを使用したい場合がある。管理サーバはネットワークに接続していない端末に対するアプリケーションソフトウェアのライセンスを管理することができない。そこで管理サーバは、所定の使用期間、使用回数によって、一律に制限したアプリケーションソフトウェアのライセンス情報を付与していた。
しかしながら、アプリケーションソフトウェアのライセンスの期間に応じて課金するシステムでは、管理サーバはネットワークに接続していない端末に対するアプリケーションソフトウェアのライセンスについて適切な課金をすることができない。
特開2003−256062号公報
本発明は、ソフトウェアを使用する利用者端末とソフトウェアを管理する管理サーバとがネットワークで接続されたシステムにおいて、利用者端末がオフラインで使用するソフトウェアを管理サーバが管理する方法、装置およびプログラムの提供を目的とする。
本発明は、利用者端末が使用するソフトウェアをネットワークを介して管理する管理サーバによるソフトウェアの管理方法である。
本発明の第一の手段は、管理サーバが、利用者端末から送信された利用者識別情報およびオフラインでのソフトウェアの使用の依頼情報を受信すると、利用者識別情報とソフトウェアの使用を許可する使用可能なスケジュールが識別可能に定義されたスケジュール管理情報とが関連付けられて予め格納されたデータベースから利用者識別情報に合致するソフトウェアのスケジュール管理情報を検索し、管理サーバが、スケジュール管理情報に含まれるときにソフトウェアの起動を許可する制御プログラムを利用者端末に送信する。
本発明の第二の手段は第一の手段に加えて更に、利用者端末は、利用者端末がネットワークに接続していない状態でソフトウェアを実行した時間を計測するタイマーを有し、管理サーバは、利用者端末がネットワークに接続したときに利用者端末がネットワークに接続していない状態でソフトウェアを実行した時間情報を取得する。
本発明の管理サーバはソフトウェアの使用が可能なスケジュール管理情報に含まれるときにのみソフトウェアの起動を許可する制御プログラムを利用者端末に送信する手段を有する。その結果、利用者の使用態様に応じてオフラインで使用するアプリケーションソフトウェアの使用を管理することが可能となる。本発明により、管理サーバは、オフラインでの利用者端末のソフトウェアの使用を管理することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。なお、以降の説明では説明の簡単化のため以下のように定義する。オフラインは、利用者端末20がネットワーク50に接続していない状態である。オフラインライセンスは、管理サーバ10が管理するアプリケーションソフトウェアの使用を許可するライセンスである。
図1は、本実施例のアプリケーションソフトウェア管理システム1の構成図である。
アプリケーションソフトウェア管理システム1は、管理サーバ10、利用者端末20、管理者端末30、およびアプリケーションソフトウェア(APSW)提供サーバ40とから構成される。
管理サーバ10、利用者端末20、管理者端末30、およびアプリケーションソフトウェア提供サーバ40はネットワーク50を介して接続される。管理サーバ10およびアプリケーションソフトウェア提供サーバ40はアプリケーションソフトウェアを提供する側の装置である。利用者端末20および管理者端末30はアプリケーションソフトウェアを使用する側の装置である。本実施例では、アプリケーションソフトウェアを使用する側は会社である。会社は管理者端末30によって休日情報、営業時間帯情報などを管理サーバ10に登録する。会社の従業員は利用者端末20のアプリケーションソフトウェアを使用する。
管理サーバ10は、利用者端末20のライセンス情報を管理する。本実施例のライセンス情報は、アプリケーションソフトウェアを使用する権利の有無が格納される。アプリケーションソフトウェアは、コンピュータが処理を制御するプログラムである。アプリケーションソフトウェアアプリケーションソフトウェアは、コンピュータの基本アプリケーションソフトウェア(Operating System)上で動作し、特定の目的を果たすための機能を提供するアプリケーションソフトウェアである。
利用者端末20は、アプリケーションソフトウェアを使用する利用者によって操作される端末である。本実施例の各利用者端末20には既にアプリケーションソフトウェアが格納されている状態とする。
管理者端末30は、利用者端末20におけるオフラインでのアプリケーションソフトウェアの使用の条件を管理サーバ10に設定する端末である。図1では、説明のため、利用者端末20と管理者端末30とを別のブロックで記載している。しかし、後述のように利用者端末20と管理者端末30とは物理的な端末装置は、同一であってもよい。
アプリケーションソフトウェア提供サーバ40は各利用者端末20に提供するためのアプリケーションソフトウェアを有する。
利用者端末20からのアプリケーションソフトウェアの使用依頼があると、管理サーバ10はライセンス情報を参照する。管理サーバ10は利用者端末20のライセンス情報に応じてアプリケーションソフトウェアを利用者端末20に送信する。
次に、管理サーバ10、利用者端末20、および管理者端末30のハードウェア構成について説明する。
図2は、本実施例の管理サーバ10のハードウェア構成図である。管理サーバ10は、制御部11、メモリ12、記憶部13、入力部14、出力部15、ネットワークインターフェース部16を有し、それぞれがバス17に接続された構成である。
制御部11は管理サーバ10の全体を制御する。例えば、Central Processing Unit(CPU)である。また、制御部11はメモリ12に展開された管理プログラム131を実行する。
管理プログラム131は制御部11を利用者端末20からのアプリケーションソフトウェアのライセンス発行依頼、アプリケーションソフトウェアの使用依頼等を管理させる管理モジュールとして機能させる。
メモリ12は、記憶部13に格納された管理プログラム131が展開される記憶領域である。また、メモリ12は制御部11が管理プログラム131を実行する際に生成される種々の演算結果が格納される記憶領域である。メモリ12は例えばRandom Access Memory(RAM)である。
入力部14は管理者からの命令情報を受付ける。入力部14は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル等である。出力部15は、例えば処理結果を出力する。出力部15は、例えば、ディスプレイ(表示装置)等である。管理プログラム131は記憶部13に格納される。記憶部13は例えばハードディスク装置である。
ネットワークインターフェース部16は、インターネットあるいはLocal Area Network(LAN)等のネットワーク50に接続して、ネットワーク50経由で利用者端末20からの種々の情報の送受信を行う。また、管理サーバ10は管理プログラム131を記録した記録媒体又はプログラムのダウンロードも可能である。
管理サーバ10は利用者管理テーブル60、営業日情報テーブル70、ライセンス情報テーブル80、利用条件情報テーブル90、およびアプリケーションソフトウェア使用時間テーブル120を有する。
まず、利用者管理テーブル60について説明する。図3は本実施例の利用者管理テーブル60の構成例である。利用者管理テーブル60は利用者端末20を管理するテーブルである。利用者管理テーブル60は、会社ID情報61、利用者ID情報62、パスワード情報63、および管理者識別フラグ情報64をデータ列に有するレコード65によって構成される。会社ID情報61は、利用者端末20が属する会社を識別するための識別番号(ID(Identification))である。利用者ID情報62は利用者端末を識別するための識別番号(ID)である。パスワード情報63は、利用者端末20が管理サーバ10にログインする際に認証を行い、正規の利用者端末20であることを確認するための情報である。管理者識別フラグ情報64は、利用者ID情報62とパスワード情報63とから特定される端末が利用者端末20であるか管理者端末30であるかを特定するための情報である。例えば、管理者識別フラグ情報64の値が「1」の時は管理者であることを示し、値が「0」の場合は利用者であることを示す。利用者端末20と管理者端末30とは利用者識別番号とパスワードに関連付けられた管理者識別フラグ情報によって識別される。したがって、利用者端末20と管理者端末30とは物理的な端末装置は同一であってもよい。
次に、営業日情報テーブル70について説明する。図4は本実施例の営業日情報テーブル70の構成例である。営業日情報テーブル70は会社毎の休日を管理する。休日情報は管理者端末30から事前に登録される情報である。営業日情報テーブル70は会社ID情報71、定休日リスト情報72、および特別休日リスト情報73をデータ列に有するレコード74によって構成される。
会社ID情報71は、会社を識別するための識別番号である。利用者管理テーブル60の会社ID情報61に対応する。定休日リスト情報72は、会社の定休日情報のリストである。特別休日リスト情報73は、会社の特別休日のリストである。
次に、ライセンス情報テーブル80について説明する。図5は本実施例のライセンス情報テーブル80の構成例である。ライセンス情報テーブル80は、利用者端末20に付与したアプリケーションソフトウェアのオフラインでの使用を許可するライセンスの条件を格納する。オフラインでのライセンス情報は、利用者端末20から依頼があったときに作成され、利用者端末20に送ると共に、ライセンス情報テーブル80に登録される。
ライセンス情報テーブル80は、会社ID情報81、アプリケーションソフトウェアID情報82、利用者ID情報83、日付情報84、利用可能時間帯(開始)情報85、および利用可能時間帯(終了)情報86をデータ列に有するレコード87によって構成される。
会社ID情報81は会社を識別するための識別番号である。会社ID情報81は利用者管理テーブル60の会社ID情報61に対応する。アプリケーションソフトウェアID情報82は、アプリケーションソフトウェアを識別するための識別番号である。利用者ID情報83は、利用者端末20を識別するための識別番号である。利用者ID情報83は利用者管理テーブル60の利用者ID情報62に対応する。日付情報84は、アプリケーションソフトウェアID情報82のアプリケーションソフトウェアをオフラインでの使用が可能となる日付である。利用可能時間帯(開始)情報85および利用可能時間帯(終了)情報86は、日付情報84の日付において、アプリケーションソフトウェアID情報82のアプリケーションソフトウェアをオフラインでの使用が可能となる利用可能な開始時間と利用可能な終了時間とが格納される。
次に、利用条件情報テーブル90について説明する。図6は本実施例の利用条件情報テーブル90の構成例である。利用条件情報テーブル90は、会社およびアプリケーションソフトウェア毎に異なるアプリケーションソフトウェアの使用条件を設定するテーブルである。利用条件情報テーブル90の情報は、予め管理者端末30によって設定される。利用条件情報テーブル90は、会社ID情報91、アプリケーションソフトウェアID情報92、休日利用可否情報93、利用可能時間帯(開始)情報94、利用可能時間帯(終了)情報95、最大利用可能日数情報96、および最終利用期限情報97をデータ列に有するレコード98によって構成される。
会社ID情報91は会社を識別するための識別番号である。会社ID情報91は利用者管理テーブル60の会社ID情報61に対応する。アプリケーションソフトウェアID情報92は、アプリケーションソフトウェアを識別するための識別番号である。休日利用可否情報93は、予め設定した休日でのアプリケーションソフトウェアの使用を許可するか否かを定める情報である。利用可能時間帯(開始)情報94および利用可能時間帯(終了)情報95は、アプリケーションソフトウェアを利用することを許可する時間帯の開始時刻および終了時刻を定める情報である。
最大利用可能日数情報96は、利用者端末20からのオフラインライセンスを付与する期間を設定する。例えば、「5」の場合、利用者端末20は最大で5日間のオフラインライセンスの取得が可能となる。最終利用期限情報97は、オフラインライセンスを付与することができる最終日の情報である。例えば、会社が特定の期日以降についてはバージョンアップしたアプリケーションソフトウェアを使用したいと考えた場合に最終利用期限情報97に最終日を設定することで、オフラインの利用者端末20は、最終利用期限情報97以降の日付ではアプリケーションソフトウェアの使用ができなくなる。
図7は、本実施例のアプリケーションソフトウェア使用時間テーブル120の構成例である。管理サーバ10はアプリケーションソフトウェア使用時間テーブル120を有する。アプリケーションソフトウェア使用時間テーブル120は会社毎のアプリケーションソフトウェア毎の利用時間を記憶したテーブルである。また、アプリケーションソフトウェア使用時間テーブル120は会社毎のアプリケーションソフトウェア毎の単価情報も有する。アプリケーションソフトウェア使用時間テーブル120はアプリケーションソフトウェアの使用料金を算出する際に使用する。本実施例では使用時間に応じてアプリケーションソフトウェアの使用の料金を算出する。アプリケーションソフトウェア使用時間テーブル120は会社ID情報121、アプリケーションソフトウェアID情報122、利用時間情報123、及び単価情報124を項目に有するレコード125によって構成される。会社ID情報121は利用者管理テーブル60の会社ID情報61に対応する。アプリケーションソフトウェアID情報122は、アプリケーションソフトウェアを識別するための識別番号である。利用時間情報123はアプリケーションソフトウェアID情報122を利用した時間値の合計値である。単価情報124は単位時間当たりの料金である。
次に利用者端末20のハードウェア構成について説明する。図8は、本実施例の利用者端末20ハードウェア構成図である。利用者端末20は、制御部21、メモリ22、記憶部23、入力部24、出力部25、ネットワークインターフェース部26を有し、それぞれがバス27に接続された構成である。
制御部21は利用者端末20の全体を制御する。例えば、制御部21は管理サーバ10にネットワーク50を介して接続する。例えば、制御部21はCentral Processing Unit(CPU)である。また、制御部21はメモリ22に展開された実行判定プログラム231を実行する。
実行判定プログラム231は制御部21を、利用者端末20がオフラインでアプリケーションソフトウェアを起動するときのライセンス情報の判定モジュール、アプリケーションソフトウェアを起動する起動モジュール、オフラインライセンス情報を設定する設定モジュールとして機能させる。
メモリ22は、記憶部23に格納された実行判定プログラム231が展開される記憶領域である。また、メモリ22は制御部21が実行判定プログラム231を実行する際に生成される種々の演算結果が格納される記憶領域である。メモリ22は例えばRandom Access Memory(RAM)である。
入力部24は利用者からの命令情報を受付ける。例えば、ライセンスの取得依頼、アプリケーションソフトウェアの実行依頼などである。入力部24は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル等である。出力部25は、例えば処理結果を出力する。出力部25は、例えば、ディスプレイ(表示装置)等である。実行判定プログラム231は記憶部23に格納される。記憶部23は例えばハードディスク装置である。また、記憶部23はアプリケーションソフトウェア提供サーバ40から取得したアプリケーションソフトウェアを記憶する。
ネットワークインターフェース部26は、インターネットあるいはLocal Area Network(LAN)等のネットワーク50に接続して、ネットワーク50を経由して管理サーバ10との間で種々の情報の送受信を行う。また、利用者端末20は実行判定プログラム231を記録した記録媒体又はプログラムのダウンロードも可能である。
また利用者端末20は、端末ライセンス情報テーブル100および端末アプリケーションソフトウェア使用時間テーブル110を有する。
端末ライセンス情報テーブル100は、管理サーバ10が有するライセンス情報テーブル80の内、自己の利用者端末20に関するレコードを格納する。図9は本実施例の端末ライセンス情報テーブル100の構成例である。端末ライセンス情報テーブル100は、会社ID情報101、アプリケーションソフトウェアID情報102、日付情報103、利用可能時間帯(開始)情報104、および利用可能時間帯(終了)情報105をデータ列に有するレコード87によって構成される。
会社ID情報101は会社ID情報81と、アプリケーションソフトウェアID情報102はアプリケーションソフトウェアID情報82と、日付情報103は日付情報84と、利用可能時間帯(開始)情報104は利用可能時間帯(開始)情報85と、利用可能時間帯(終了)情報105は利用可能時間帯(終了)情報86と同じである。
図10は、本実施例の端末アプリケーションソフトウェア使用時間テーブル110の構成例である。端末アプリケーションソフトウェア使用時間テーブル110は、アプリケーションソフトウェアをオフラインで使用した時間の総和がアプリケーションソフトウェア毎に記憶される。アプリケーションソフトウェアの使用時間はアプリケーションソフトウェアの使用料金を精算するときに使用される。端末アプリケーションソフトウェア使用時間テーブル110は、利用者端末20に格納される。端末アプリケーションソフトウェア使用時間テーブル110の情報は、利用者端末20と管理サーバ10とがネットワーク50上で接続したときに管理サーバ10に送信される。
端末アプリケーションソフトウェア使用時間テーブル110は、アプリケーションソフトウェアID情報111および利用時間情報112をデータ項目に有するレコード113によって構成される。
次に管理者端末30のハードウェア構成について説明する。図11は、本実施例の管理者端末30ハードウェア構成図である。管理者端末30は、制御部31、メモリ32、記憶部33、入力部34、出力部35、ネットワークインターフェース部36を有し、それぞれがバス37に接続された構成である。
制御部31は管理者端末30の全体を制御する。例えば、制御部31は管理サーバ10にネットワーク50を介して接続する。例えば、制御部31はCentral Processing Unit(CPU)である。また、制御部31はメモリ32に展開された登録プログラム331を実行する。
登録プログラム331は制御部31を、利用者管理テーブル60、営業日情報テーブル70、利用条件情報テーブル90に登録すべき情報が入力された時に管理サーバ10に送信する登録モジュールとして機能させる。
メモリ32は、記憶部33に格納された登録プログラム331が展開される記憶領域である。また、メモリ32は制御部31が登録プログラム331を実行する際に生成される種々の演算結果が格納される記憶領域である。メモリ32は例えばRandom Access Memory(RAM)である。
入力部34は管理者からの命令情報を受付ける。例えば、利用者管理テーブル60、営業日情報テーブル70、利用条件情報テーブル90に登録すべき情報などである。入力部34は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル等である。出力部35は、例えば処理結果を出力する。出力部35は、例えば、ディスプレイ(表示装置)等である。登録プログラム331は記憶部33に格納される。記憶部33は例えばハードディスク装置である。
ネットワークインターフェース部36は、インターネットあるいはLocal Area Network(LAN)等のネットワーク50に接続して、ネットワーク50を経由して管理サーバ10との間で種々の情報の送受信を行う。また、管理者端末30は登録プログラム331を記録した記録媒体又はプログラムのダウンロードも可能である。
次に、管理者端末30が管理サーバ10に各情報を登録する処理について説明する。図12は、本実施例の管理者端末30の登録処理のフローチャートである。
管理者端末30は管理サーバ10とネットワークを介して接続する(S11)。例えば、管理者が管理者端末30に管理サーバ10のURLを入力することにより、管理者端末30が管理サーバ10のwebページの情報を取得する。管理者端末30は利用者ID情報およびパスワード情報を管理サーバ10に送信する。例えば管理者が管理者端末30にパスワード情報を入力すると、管理者端末30は自身の利用者ID情報と入力されたパスワード情報とを管理サーバ10に送信する。
管理サーバは、利用者ID情報およびパスワード情報を受信すると利用者の認証をする(S12)。具体的には、認証は、管理サーバ10が利用者管理テーブル60のレコード65の利用者ID情報62およびパスワード情報63がそれぞれ受信した利用者ID情報およびパスワード情報に合致するか否かを判定する。合致するレコード65がある場合、更に、管理サーバ10はレコード65の管理者識別フラグ情報64の値が管理者を示す値か否かを確認する。一方、合致しない場合あるいは管理者識別フラグ情報64の値が利用者を示す値の場合、管理サーバ10は、サーバ接続している端末は管理者端末30ではないと判定する。管理サーバ10は例えば、再入力すべき旨の画面情報を管理者端末30に送信する。
管理サーバ10は、管理者端末30が属する会社の各アプリケーションソフトウェアの利用条件を読み出す(S13)。具体的には、管理サーバ10は、S12で合致した利用者ID情報62に対応する会社ID情報61を読み出す。そして、管理サーバは会社ID情報61が合致する会社ID情報91を有するレコード98を利用条件情報テーブル90から読み出す。また管理サーバは会社ID情報61が合致する会社ID情報71を有するレコード74を営業日情報テーブル70から読み出す。
管理サーバ10は既存の条件情報があるか否かを判定する(S14)。S13で管理サーバ10が営業日情報テーブル70および利用条件情報テーブル90から読み出した条件情報がない場合(S14:No)、管理サーバ10は条件情報の入力画面情報を管理者端末30に送信する。一方、S13で管理サーバ10が営業日情報テーブル70および利用条件情報テーブル90から読み出した条件情報がある場合(S14:Yes)、管理サーバ10はS13で読み出した条件情報を記載した条件情報の入力画面情報を生成する(S15)。
図15は、本実施例の条件情報の入力画面140である。入力画面140は、「アプリケーションソフトウェア名」141、「利用可能期間」142、「利用可能時間帯」143、「最終利用期限」144、「定休日」145、「その他の休日」146、「休日の利用」147が入力項目となる。管理者は管理者端末30の出力部35に表示された入力画面140に所望の情報を入力する。
管理者端末30は、受付けた休日情報および利用条件を受付ける(S16)。管理者端末30は、S16で受付けた休日情報および利用条件情報を管理サーバに送信する。
管理サーバ10は、受信した休日情報および利用条件情報をそれぞれ営業日情報テーブル70および利用条件情報テーブル90に登録する(S17)。管理サーバ10は登録が完了すると、登録が完了した旨の画面を生成する(S18)。管理サーバ10は、登録が完了した旨の画面情報を管理者端末30に送信する。管理者端末30の出力部35は登録が完了した旨の画面情報を表示する。
以上の処理によって、管理者端末30は、営業日情報テーブル70および利用条件情報テーブル90の登録を行う。
次に、利用者端末20がオフラインライセンスの取得をする処理について説明する。
図13は、本実施例のオフラインライセンス発行処理のフローチャートである。
利用者端末20は、管理サーバ10にネットワーク50を介して接続する(S21)。例えば、利用者が利用者端末20に管理サーバ10のURLを入力することにより、利用者端末20が管理サーバ10のwebページの情報を取得する。利用者端末20は、利用者ID情報、パスワード情報を送信する。例えば利用者が利用者端末20にパスワード情報を入力すると、利用者端末20は自身の利用者ID情報と入力されたパスワード情報とを管理サーバ10に送信する。
管理サーバ10は、利用者ID情報およびパスワード情報を受信すると利用者の認証をする(S22)。具体的には、認証は、管理サーバ10が利用者管理テーブル60のレコード65の利用者ID情報62およびパスワード情報63がそれぞれ受信した利用者ID情報およびパスワード情報に合致するか否かを判定する。合致するレコード65がある場合、更に、管理サーバ10はレコード65の管理者識別フラグ情報64の値が利用者を示す値か否かを確認する。一方、合致しない場合あるいは管理者識別フラグ情報64の値が利用者を示す値の場合、管理サーバ10は、サーバ接続している端末は利用者端末30ではないと判定する。管理サーバ10は例えば、再入力すべき旨の画面情報を利用者端末20に送信する。
管理サーバ10は、利用者端末20に対応するアプリケーションソフトウェアの利用条件情報を読み出す(S23)。具体的には、管理サーバ10は、S22で合致した利用者ID情報62に対応する会社ID情報61を読出し、会社ID情報61が合致する会社ID情報91を有するレコード98を利用条件情報テーブル90から読み出す。以上によって、利用者端末20で使用可能なアプリケーションソフトウェアが読み出される。また、管理サーバは会社ID情報61が合致する会社ID情報71を有するレコード74を営業日情報テーブル70から読み出す。
管理サーバ10は、ライセンス取得画面情報を生成する(S24)。ライセンス取得画面情報は、利用端末20の出力部25に表示される画面情報である。ライセンス取得画面情報は、アプリケーションソフトウェアをオフラインで実行する時間帯を登録するための画面の情報である。管理サーバ10は、S24で生成したライセンス取得画面情報を送信する。
利用者端末20は、ライセンス取得希望情報を受付ける(S25)。具体的には利用者端末20はS24で管理サーバ10が生成したライセンス取得画面情報を受信し、出力部25に表示する。利用者は表示されたライセンス取得画面に所望の時間帯を登録する。ライセンス取得画面に登録された所望の時間帯の情報はライセンス取得希望情報である。利用者端末20はライセンス取得希望情報を管理サーバ10に送信する。
図16は、本実施例の利用者端末のライセンス依頼画面150である。ライセンス依頼画面150は、「アプリケーションソフトウェア名」151、「依頼時間帯」153が入力項目となる。利用者は利用者端末30の出力部35に表示されたライセンス依頼画面152に所望の情報を入力する。なお、「利用可能期間」152の項目は、利用条件情報テーブル90の最大利用可能日数情報96の内容が表示される。例えば、利用者が「アプリケーションソフトウェア」の入力項目のアプリケーションソフトウェアを選択すると、利用者端末20は選択されたアプリケーションソフトウェアID情報92に対応する最大利用可能日数情報96を利用可能期間の表示欄に表示する。利用者端末20が複数のアプリケーションソフトウェアを使用可能な場合、アプリケーションソフトウェア毎に画面を生成し、まとめて利用者端末20に送信する方式も可能である。また、S21の接続時にアプリケーションソフトウェアID情報を利用者端末20が特定し、特定されたアプリケーションソフトウェアについてのみ以降の処理を行うことも可能である。
管理サーバ10は、S23で読み出した利用条件情報と受信したライセンス取得希望情報とを比較する(S26)。
管理サーバ10はライセンス取得希望情報が利用条件情報の範囲内か否かを判定する(S27)。範囲内か否かの判定基準は種々の方式がある。例えば、1つ目は、ライセンス取得希望情報全ての時間帯が利用条件情報の時間帯に含まれている場合にのみ範囲内であると管理サーバ10が判定する方式である。この方式によれば、利用者がアプリケーションソフトウェアを使用したいと考える時間帯は全て利用できる。2つ目はライセンス取得希望情報の日付に関して利用条件情報に含まれている場合にのみ範囲内であると管理サーバ10が判定する方式である。この方式によれば、特定の日付について使用が不可となることはないため、利用者への負担が少なくなる。3つ目は、ライセンス取得希望情報の時間帯と利用条件情報の時間帯とが重複する時間帯がある場合に、管理サーバ10が重複する時間帯についてライセンス情報を発行する方式である。この方式によれば、重複する時間帯についてはライセンスが発行されるので、利用者はライセンスの発行について時間帯の計算が不要となる。
ライセンス取得希望情報が利用条件情報の範囲外の場合(S27:No)、管理サーバ10は再入力画面情報を利用者端末20に送信する。利用者端末20は再入力画面を表示する(S28)。例えば、利用者は画面に表示された再入力画面にしたがって、ライセンス取得希望情報を再度入力する。ライセンス取得希望情報が再度入力されたことを利用者端末20が再度受付け、利用者端末20はS25以降の処理を行う。一方、ライセンス取得希望情報が利用条件情報の範囲内の場合(S27:Yes)、管理サーバ10は、利用条件情報とライセンス取得希望情報とからライセンス情報を生成する(S29)。
ここで生成されるライセンス情報について説明する。図16のように、利用者のアプリケーションソフトウェアライセンスの取得を希望する期間が3月1日の9時30分から3月7日の21時00分までであるとする。
休日でのアプリケーションソフトウェアの使用が不可能である設定の場合、すなわち、利用条件情報テーブル90の休日利用可否情報93が「不可」の場合、管理サーバ10は休日の時間帯についてはライセンス情報を生成しない。管理サーバ10は、休日は営業日情報テーブル70の定休日リスト情報72および特別休日リスト情報73から取得する。営業日情報テーブル70の定休日リスト情報72および特別休日リスト情報73から取得した休日が3月3日および3月4日であるとする。管理サーバ10は営業日の日数が「5」のライセンス情報を生成する。図17は、本実施例の休日の利用が許可されていないライセンス情報160である。ライセンス情報160は、アプリケーションソフトウェアID情報、ライセンスの属性情報、およびアプリケーションソフトウェアの使用可能時間帯情報が格納される。
ライセンス情報160は、アプリケーションソフトウェアID情報の項目である「APL_ID」161に「APL1」が登録され、ライセンスの属性情報の項目である「LICENSE_TYPE」162にオフラインでのライセンスを示す「OFFLINED」が登録され、アプリケーションソフトウェアの使用可能時間帯情報の項目である「AVAILABLE_TIME」163および164にアプリケーションソフトウェアの使用可能時間帯情報が登録される。アプリケーションソフトウェアの使用可能時間帯情報は、オフラインでアプリケーションソフトウェアを使用可能な期間の情報である。アプリケーションソフトウェアの使用可能時間帯情報は、管理サーバ10は最大利用可能日数情報96が「5」であるため、3月1日の9時30分から3月1日の21時00分まで、3月2日の8時00分から3月2日の21時00分まで、3月5日の8時00分から3月5日の21時00分まで、3月6日の8時00分から3月6日の21時00分まで、3月7日の8時00分から3月7日の21時00分までとなる。図17では163が該当する。3月3日および3月4日は休日であるため除かれる。図17では164が該当する。
一方、管理サーバ10は、休日でのアプリケーションソフトウェアの使用が可能である設定の場合、すなわち、利用条件情報テーブル90の休日利用可否情報93が「可」の場合、管理サーバ10は休日の時間帯を考慮せずにライセンス情報を生成する。図18は、本実施例の休日の利用が許可されているライセンス情報170である。ライセンス情報170は、アプリケーションソフトウェアID情報、ライセンスの属性情報、およびアプリケーションソフトウェアの使用可能時間帯情報が格納される。ライセンス情報170は、アプリケーションソフトウェアID情報の項目である「APL_ID」171に「APL1」が登録され、ライセンスの属性情報の項目である「LICENSE_TYPE」172にオフラインでのライセンスを示す「OFFLINED」が登録され、アプリケーションソフトウェアの使用可能時間帯情報の項目である「AVAILABLE_TIME」173にアプリケーションソフトウェアの使用可能時間帯情報が登録される。アプリケーションソフトウェアの使用可能時間帯情報は、管理サーバ10は最大利用可能日数情報96が「5」であるため、3月1日の9時30分から3月1日の21時00分まで、3月2日の8時00分から3月2日の21時00分まで、3月3日の8時00分から3月3日の21時00分まで、3月4日の8時00分から3月4日の21時00分まで、3月5日の8時00分から3月5日の21時00分までの期間内においてオフラインでアプリケーションソフトウェアを使用可能なライセンス情報を生成する。
管理サーバ10は、S29で生成したライセンス情報を発行する(S30)。管理サーバ10は利用者端末20にライセンス情報を送信する。また、管理サーバ10は、ライセンス情報をライセンス情報テーブル80に格納する(S31)。
利用者端末20はライセンス情報を端末ライセンス情報テーブル100に格納する(S32)。
以上によって、利用者端末20は、オフラインライセンスの取得が可能となる。
次に、利用者端末20がオフラインでアプリケーションソフトウェアを実行するときの処理について説明する。図14は、本実施例のオフラインでの実行のフローチャートである。
利用者端末20は、利用者によって選択されたアプリケーションソフトウェアの情報を受付ける(S41)。利用者端末20は、端末ライセンス情報テーブル100のレコード106でアプリケーションソフトウェアID情報102がS41で受付けたアプリケーションソフトウェアID情報に合致するレコードを読出す(S42)。
利用者端末20は、現在時刻情報を取得する(S43)。例えば利用者端末20が有する時計機能から取得する。利用者端末20は、S43で取得した現在時刻がS42で読み出したライセンス情報の条件の範囲内か否かを判別する(S44)。
S43で取得した現在時刻がS42で読み出したライセンス情報の条件の範囲外の場合(S44:No)、利用者端末20は、アプリケーションソフトウェアの使用不可の旨の情報の表示する(S45)。よって利用者はアプリケーションソフトウェアの利用をすることができない。利用者は利用者端末20を再度管理サーバ10にアクセスしてオフラインライセンスの取得処理をする必要がある。一方、S43で取得した現在時刻がS42で読み出したライセンス情報の条件の範囲内の場合(S44:Yes)、利用者端末20は、アプリケーションソフトウェアを起動する(S46)。
利用者端末20は、アプリケーションソフトウェアの起動時間を測定するタイマーを起動する(S47)。利用者は、アプリケーションソフトウェアを使用することが可能となる。
また、利用者端末20は、一定時間ウェイトする(S48)。例えば、予め定めた期間(10分等)の間、ウェイト処理を実行する。
S48での一定時間のウェイト処理が完了すると、利用者端末20は、現在時刻を取得(S49)。利用者端末20は、S49で読み出した現在時刻がS42で読み出したライセンス情報の条件の範囲内か否かを判別する(S50)。
S43で取得した現在時刻がS42で読み出したライセンス情報の条件の範囲内の場合(S44:Yes)、利用者端末20では引き続きアプリケーションソフトウェアの使用をすることが可能となる。なお、利用者端末20でアプリケーションソフトウェアを終了した場合は、S46でアプリケーションソフトウェアを起動してからアプリケーションソフトウェアを終了したときまでのS47で起動したタイマーで測定された時間情報を記憶する。一方、S43で取得した現在時刻がS42で読み出したライセンス情報の条件の範囲外の場合(S44:No)、利用者端末20は、アプリケーションソフトウェアの使用不可の旨の情報を表示する(S51)。
利用者端末20は、その後、S46でアプリケーションソフトウェアを起動してからS51でアプリケーションソフトウェアの使用不可の旨の情報が表示されるときまでのS47で起動したタイマーで測定された時間情報を記憶する(S52)。その後、利用者端末20は、アプリケーションソフトウェア終了(S53)。
以上によって、オフラインでのアプリケーションソフトウェアの使用時間の情報を記憶することが可能となる。また、管理者が予め定めた時間の範囲のみに利用者にアプリケーションソフトウェアをオフラインで使用させることが可能となる。
次に利用者が利用者端末20のアプリケーションソフトウェアを利用する場合の処理について説明する。図19は、本実施例のオンラインでの実行のフローチャートである。
利用者端末20は、管理サーバ10にネットワーク50を介して接続する(S61)。例えば、利用者が利用者端末20に管理サーバ10のURLを入力することにより、利用者端末20が管理サーバ10のwebページの情報を取得する。
利用者端末20は利用者ID情報、パスワード情報、オフラインの使用時間情報、およびアプリケーションソフトウェアID情報を送信する。利用者端末20は、利用者ID情報、パスワード情報、およびアプリケーションソフトウェアのオフラインの使用時間情報を送信する。例えば利用者が利用者端末20にパスワード情報を入力すると、利用者端末20は自身の利用者ID情報と入力されたパスワード情報とを管理サーバ10に送信する。アプリケーションソフトウェアの使用時間情報は端末アプリケーションソフトウェア使用時間テーブル110のアプリケーションソフトウェアID情報111に対応する利用時間情報112である。アプリケーションソフトウェアID情報は利用者端末20にて使用を希望するアプリケーションソフトウェアの識別番号である。
管理サーバ10は、利用者ID情報およびパスワード情報を受信すると利用者の認証をする(S62)。具体的には、認証は、管理サーバ10が利用者管理テーブル60のレコード65の利用者ID情報62およびパスワード情報63がそれぞれ受信した利用者ID情報およびパスワード情報に合致するか否かを判定する。合致するレコード65がある場合、更に、管理サーバ10はレコード65の管理者識別フラグ情報64の値が利用者を示す値か否かを確認する。一方、合致しない場合あるいは管理者識別フラグ情報64の値が利用者を示す値の場合、管理サーバ10は、サーバ接続している端末は利用者端末20ではないと判定する。管理サーバ10は例えば、再入力すべき旨の画面情報を利用者端末20に送信する。
また、管理サーバ10はライセンス情報テーブル80の該当するレコードについてオフラインでのアプリケーションソフトウェアの使用時間情報を利用者端末20から受付けた旨の情報を付加する。ライセンス情報テーブル80の該当するレコードは、利用者ID情報、アプリケーションソフトウェアID情報111および現在時刻によって特定する。
管理サーバ10は、利用者端末20に対応するアプリケーションソフトウェアの利用条件情報を読み出す(S63)。具体的には、管理サーバ10は、S22で合致した利用者ID情報62に対応する会社ID情報61を読出し、会社ID情報61が合致する会社ID情報91を有するレコード98を利用条件情報テーブル90から読み出す。以上によって、利用者端末20で使用可能なアプリケーションソフトウェアが読み出される。また、管理サーバは会社ID情報61が合致する会社ID情報71を有するレコード74を営業日情報テーブル70から読み出す。
管理サーバ10は、現在時刻情報を取得する(S64)。管理サーバ10は、S64で読み出した現在時刻が利用条件の範囲内か否かを判定する(S65)。利用条件の範囲内か否かは、管理サーバ10の利用条件情報テーブル90のアプリケーションソフトウェア毎の利用可能日、利上可能時間帯情報から判断する。S64で読み出した現在時刻が利用条件の範囲内の場合、管理サーバ10は、アプリケーションソフトウェアの起動を許可する(S66)。管理サーバ10は利用者端末20にアプリケーションソフトウェアの使用の許可信号を送信する。
管理サーバ10は、タイマー起動する(S67)。タイマーは、アプリケーションソフトウェアの使用時間を計測する。管理サーバ10は、一定時間ウェイトする(S68)。例えば、予め定めた期間(10分等)の間、ウェイト処理を実行する。一定時間のウェイト処理を実行した後で管理サーバ10はS64で現在時刻を取得する。
S64で読み出した現在時刻が利用条件の範囲外の場合、管理サーバ10は、アプリケーションソフトウェアの起動を不許可とする(S69)。管理サーバ10は、タイマー停止する(S70)。管理サーバ10はタイマーで計測した時間をアプリケーションソフトウェア使用時間テーブル120の利用時間情報123に加算する。管理サーバ10は、アプリケーションソフトウェアの使用が不可である旨の情報を利用者端末20に送信する。利用者端末20は、アプリケーションソフトウェアの使用不可の旨の情報の表示し(S71)、利用者端末20は、アプリケーションソフトウェアを終了する(S72)。
次にアプリケーションソフトウェアの使用料金の算出処理について説明する。図20は、本実施例の集計処理のフローチャートである。
管理サーバ10は、会社毎、アプリケーションソフトウェア毎の使用時間を読出す(S81)。具体的には、管理サーバ10はアプリケーションソフトウェア使用時間テーブル120から1つずつレコード125を読み出す。よって、会社ID情報121およびアプリケーションソフトウェアID情報122が特定される。
管理サーバ10は、S81で読み出したレコード125にオフラインライセンスがあるか否かを判定する(S82)。具体的には、管理サーバ10は以下の処理を実行する。S81で読み出した会社ID情報121およびアプリケーションソフトウェアID情報122が合致するライセンス情報テーブル80のレコード87を読み出す。読み出したレコードの内、オフラインでのアプリケーションソフトウェアの使用時間情報を利用者端末20から受付けた旨の情報が付加されていないレコードを特定する。
管理サーバ10は、オフラインライセンスに付与した時間をS81で読み出した使用時間に追加する(S83)。具体的には、管理サーバ10は、S82のライセンス情報テーブル80の使用時間の結果情報を取得していないレコード87の時間情報を追加する。本実施例では、管理サーバ10は、該当するレコードの全ての時間帯を追加する。
管理サーバ10は、アプリケーションソフトウェアの使用料金を集計する(S84)。管理サーバ10は、S81乃至S83で求めた使用時間とアプリケーションソフトウェア使用時間テーブル120の単価情報124とから、アプリケーションソフトウェアに対する使用料金を算出する。管理サーバ10は以上の処理をアプリケーションソフトウェア使用時間テーブル120の全てのレコードについて行う。
以上から、管理サーバ10はアプリケーションソフトウェアの使用料金を算出することが可能となる。また、オフラインで使用した時間も検出することが可能となる。さらに、オフラインで使用する状況が不明の利用者端末20については、オフラインライセンスを付与した期間によって使用料金を算出することが可能となる。
本実施例のアプリケーションソフトウェア管理システム1の構成図である。 本実施例の管理サーバ10のハードウェア構成図である。 本実施例の利用者管理テーブル60の構成例である。 本実施例の営業日情報テーブル70の構成例である。 本実施例のライセンス情報テーブル80の構成例である。 本実施例の利用条件情報テーブル90の構成例である。 本実施例のアプリケーションソフトウェア使用時間テーブル120の構成例である。 本実施例の利用者端末20ハードウェア構成図である。 本実施例の端末ライセンス情報テーブル100の構成例である。 本実施例の端末アプリケーションソフトウェア使用時間テーブル110の構成例である。 本実施例の管理者端末30ハードウェア構成図である。 本実施例の管理者端末30の登録処理のフローチャートである。 本実施例のオフラインライセンス発行処理のフローチャートである。 本実施例のオフラインでの実行のフローチャートである。 本実施例の条件情報の入力画面140である。 本実施例の利用者端末のライセンス依頼画面150である。 本実施例の休日の利用が許可されていないライセンス情報160である。 本実施例の休日の利用が許可されているライセンス情報170である。 本実施例のオフラインでの実行のフローチャートである。 本実施例の集計処理のフローチャートである。
符号の説明
1 アプリケーションソフトウェア管理システム
10 管理サーバ
11 制御部
12 メモリ
13 記憶部
14 入力部
15 出力部
16 ネットワークインターフェース部
17 バス
20 利用者端末
21 制御部
22 メモリ
23 記憶部
24 入力部
25 出力部
26 ネットワークインターフェース部
27 バス
30 管理者端末
31 制御部
32 メモリ
33 記憶部
34 入力部
35 出力部
36 ネットワークインターフェース部
37 バス
40 アプリケーションソフトウェア提供サーバ
50 ネットワーク
60 利用者管理テーブル
70 営業日情報テーブル
80 ライセンス情報テーブル
90 利用条件情報テーブル
100 端末ライセンス情報テーブル
110 端末アプリケーションソフトウェア使用時間テーブル
120 アプリケーションソフトウェア使用時間テーブル
131 管理プログラム
231 実行判定プログラム
331 登録プログラム

Claims (8)

  1. 利用者端末が使用するソフトウェアをネットワークを介して管理する管理サーバによるソフトウェアの管理方法であって、
    該利用者端末から送信された利用者を識別するための利用者識別情報およびオフラインでのソフトウェアの使用の依頼情報を受信すると、該利用者識別情報と該ソフトウェアの使用を許可するスケジュールが識別可能に定義されたスケジュール管理情報とが関連付けられて予め格納されたデータベースから該利用者識別情報に合致する該スケジュール管理情報を検索し、
    グループごとに休日を識別可能に記憶したグループテーブルと、複数の前記利用者識別情報とグループとを対応付けた利用者管理テーブルと、該検索により抽出された該スケジュール管理情報とに基づいたソフトウェアの使用を許可する期間を示す期間情報を含む、ソフトウェアの使用条件を示す条件情報を生成し、
    該生成された条件情報を該利用者端末に送信する
    ことを特徴とするソフトウェア管理方法。
  2. 前記データベースに記憶されるスケジュール管理情報には、前記グループごとにソフトウェアの最大利用可能日数が定義されており、
    前記管理サーバによる、前記条件情報の生成は、
    受信した前記利用者識別情報の前記グループを前記利用者管理テーブルによって特定し、
    前記特定したグループの休日を利用日とせずに、前記グループにおける前記最大利用日数分の許可を行った場合の期間に基づき、前記ソフトウェアの使用を許可する期間を設定し、
    該設定した期間を示す期間情報を含む前記条件情報の生成を行う
    事を特徴とする請求項1に記載のソフトウェア管理方法。
  3. 前記管理サーバによる、前記ソフトウェアの使用を許可する期間の設定は、
    前記特定したグループの休日を利用日とせずに前記特定したグループにおける前記最大利用日数分の許可を行った場合の期間に、前記受信した利用希望期間が含まれる場合、前記受信した希望期間に基づき、前記ソフトウェアの使用を許可する期間を設定する
    事を特徴とする請求項2に記載のソフトウェア管理方法。
  4. 前記管理サーバによる、前記受信した希望期間に基づく前記ソフトウェアの使用を許可する期間の設定は、
    前記受信した希望期間内において、前記特定したグループの休日を除く期間を、前記ソフトウェアの使用を許可する期間として設定する
    事を特徴とする請求項3に記載のソフトウェア管理方法。
  5. 利用者端末が使用するソフトウェアをネットワークを介して管理する管理サーバであって、
    該利用者端末から送信された利用者を識別するための利用者識別情報およびオフラインでのソフトウェアの使用の依頼情報を受信すると、該利用者識別情報と該ソフトウェアの使用を許可するスケジュールが識別可能に定義されたスケジュール管理情報とが関連付けられて予め格納されたデータベースから該利用者識別情報に合致する該スケジュール管理情報を検索する検索部と、
    グループごとに休日の情報を記憶した休日テーブルと、前記利用者識別情報とグループとを対応付けた利用者管理テーブルと、該検索により抽出された該スケジュール管理情報に定義に基づき、ソフトウェアの使用を許可する期間を含むソフトウェアの使用条件を示す条件情報を生成するライセンス情報生成部と、
    該生成された条件情報を該利用者端末に送信する送信部
    を有することを特徴とするソフトウェア管理装置。
  6. 前記データベースに記憶されるスケジュール管理情報には、前記グループごとにソフトウェアの最大利用可能日数が定義されており、
    前記ライセンス情報生成部は、
    受信した前記利用者識別情報の前記グループを前記利用者管理テーブルによって特定し、
    前記特定したグループの休日を利用日とせずに、前記グループにおける前記最大利用日数分の許可を行った場合の期間に基づき、前記ソフトウェアの使用を許可する期間を設定し、
    該設定した期間を示す期間情報を含む前記条件情報の生成を行う
    事を特徴とする請求項5に記載のソフトウェア管理装置。
  7. 利用者端末が使用するソフトウェアをネットワークを介して管理する管理サーバに管理させるソフトウェア管理プログラムであって、
    該管理サーバに、
    該利用者端末から送信された利用者を識別するための利用者識別情報およびオフラインでのソフトウェアの使用の依頼情報を受信すると、該利用者識別情報と該ソフトウェアの使用を許可するスケジュールが識別可能に定義されたスケジュール管理情報とが関連付けられて予め格納されたデータベースから該利用者識別情報に合致する該スケジュール管理情報を検索させ
    グループごとに休日の情報を記憶した休日テーブルと、前記利用者識別情報とグループとを対応付けた利用者管理テーブルと、該検索により抽出された該スケジュール管理情報に定義に基づき、ソフトウェアの使用を許可する期間を含むソフトウェアの使用条件を示す条件情報を生成させ、
    該生成された条件情報を該利用者端末に送信させる
    ことを特徴とするソフトウェア管理プログラム。
  8. 前記データベースに記憶されるスケジュール管理情報には、前記グループごとにソフトウェアの最大利用可能日数が定義されており、
    前記条件情報の生成は、
    受信した前記利用者識別情報の前記グループを前記利用者管理テーブルによって特定し、
    前記特定したグループの休日を利用日とせずに、前記グループにおける前記最大利用日数分の許可を行った場合の期間に基づき、前記ソフトウェアの使用を許可する期間を設定し、
    該設定した期間を示す期間情報を含む前記条件情報の生成を行う
    事を特徴とする請求項7に記載のソフトウェア管理プログラム。
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