JP4972145B2 - 包装用容器 - Google Patents

包装用容器 Download PDF

Info

Publication number
JP4972145B2
JP4972145B2 JP2009275845A JP2009275845A JP4972145B2 JP 4972145 B2 JP4972145 B2 JP 4972145B2 JP 2009275845 A JP2009275845 A JP 2009275845A JP 2009275845 A JP2009275845 A JP 2009275845A JP 4972145 B2 JP4972145 B2 JP 4972145B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
lid
strip
shaped fracture
packaging container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009275845A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011116413A (ja
Inventor
政則 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FP Corp
Original Assignee
FP Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FP Corp filed Critical FP Corp
Priority to JP2009275845A priority Critical patent/JP4972145B2/ja
Publication of JP2011116413A publication Critical patent/JP2011116413A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4972145B2 publication Critical patent/JP4972145B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

本発明は包装用容器に関し、特に、帯状破断部を除去することで容器を少なくとも2つの部分に分離できるようにされた包装用容器に関する。
容器本体と蓋体とがヒンジ部を介して一体的に連接されてなる構造の包装容器において、熱融着等によって周囲を密封したときの開封作業を容易化するために、ヒンジ部に帯状の破断部を設けるようにした包装容器が提案されている。その一例が特許文献1に記載されており、そこでは、ヒンジ部である容器の一辺に2本のミシン目で区画される帯状の破断部を設けるようにしており、開封時に、ミシン目に沿って帯状の破断部を容器から切り離すようになっている。
また、複数の収容部を備えた包装用容器において、各収容部の間に容易に分離できる波形の分離線を形成し、使用時には、分離線に沿って個々に収容部を分離するようにした包装用容器も、特許文献2等に記載されている。
特許第4211919号公報 特開平11−301632号公報
上記のような帯状破断部を備えた包装用容器において、特に容器が合成樹脂シートを熱成形して作られたものである場合、帯状破断部を分離した後の容器側の端部にミシン目の接続部を破断させた部位の先端が先鋭なギザギザとして残るようになり、そこで指を切ったりするおそれがある。波形の分離線を設けて、そこから個々に容器を分離するようにした包装容器の場合でも、分離した後に、長い分離線の一部または全部に先鋭なギザギザが残ることがある。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、帯状破断部を除去することで容器を少なくとも2つの部分に分離できるようにした包装用容器において、帯状破断部を除去した後の容器側の分離部で指を切ったりするおそれを回避できるようにした包装用容器を提供することを課題とする。
本発明による包装用容器は、帯状破断部を除去することで容器を少なくとも2つの部分に分離できるようにされている包装用容器であって、前記帯状破断部の長手方向の両側縁側と容器側との境界は山部と谷部が連続する2本の波形線とされており、前記帯状破断部の両側縁と容器とは、図1,図2に示したごとく、前記各波形線における帯状破断部側の山部の頂部領域においてのみ互いに接続していることを特徴とする。
本発明による包装用容器では、容器側と帯状破断部側とは、帯状破断部側の山部の頂部領域においてのみ互いに接続している。そのために、帯状破断部を除去した後に分離部に形成される先鋭な突起あるいはギザギザ等は、容器側においては、その波形線部における谷部の頂部領域にのみ形成されることなる。一般に、波形線の部分をその先端側から指でなぞるような場合、山部と山部との間のピッチが指の太さの1/2程度以下(具体的には、5mm以下が好適)の場合には、谷の深さが0.3mm程度と浅いものであっても、指の表面は波形線の山部の頂部およびその近傍に接触するだけで、谷部の頂部近傍すなわち谷底近傍に触れにくくなる。
食品等の包装容器において破断部等に用いられる波形線の寸法は、通常、前記のような大きさのものであり、従って、本発明による包装用容器では、前記帯状破断部を除去した後の容器側の波形線領域を指でさわっても、その部分で指を切るという事態が生じるのをほぼ回避することができる。そのために、本発明による包装用容器は、取り扱い上できわめて安全な包装容器となり、幼児や高齢者も安心して取り扱うことのできる容器となる。
本発明による包装用容器において、前記2本の波形線は山部と谷部の位相は一致していてもよいが、好ましくは、前記2本の波形線は山部と谷部の位相がずらして構成される。より好ましくは、前記2本の波形線は、一方の波形線における山部の頂部と他方の波形線における谷部の頂部が一致するように位相をずらして構成される。
前記帯状破断部における2本の波形線において、山部と谷部の位相が一致している場合には、帯状破断部と容器との接続部は、帯状破断部の長手方向における一致した場所となり、2箇所の接続部がほぼ同時に破断されることとなる。そのために、破断に比較的大きな力を必要とする。位相をずらすことにより、2本の波形線における容器との接続部を長手方向で位置がずれた状態とすることができ、接続部を一箇所ずつ破断することができる。そのために、破断に要する力を1/2に低減することができる。結果として、帯状破断部の除去がきわめて容易となる。特に、前記2本の波形線を、一方の波形線における山部の頂部と他方の波形線における谷部の頂部が一致するように位相をずらして構成する場合には、破断時に容器側にかかる負荷をより均一化することができるので、容器を積み重ねした際などの過負荷により帯状破断部が部分的に不用意に破断してしまうような事態が生じるのも回避することができる。
本発明による包装用容器の好ましい態様において、前記帯状破断部は、その長手方向の端部に破断部摘み片を有している。このような破断部摘み片を形成することにより、帯状破断部を容器側から除去する行為が一層容易となる。
本発明による包装用容器それ自体は、任意の包装容器であってよい。前記した特許文献1に記載されるような容器本体と蓋体とからなる包装容器であって、そのヒンジ部に前記帯状破断部を形成した形態の容器であってもよく、前記した特許文献2に記載のように複数の収容部が分離可能に接続された形態の包装容器であって、各容器ごとの分離部に前記帯状破断部を形成した形態の容器であってもよい。
好ましい態様の1つとして、本発明による包装用容器は、容器本体と蓋体とが内嵌合構造によって嵌合する形態の包装用容器であり、蓋体には前記内嵌合構造部から外側に延在する蓋側摘み部が設けられており、容器本体には前記内嵌合構造部から外側に延在する容器側摘み部が設けられており、容器本体の前記内嵌合構造部の外側であって、閉蓋時に前記蓋側摘み部が位置することとなる領域を除いた領域には、閉蓋時に前記蓋体の周縁部に近接する位置に立ち上がり壁が形成されており、前記蓋側摘み部と容器側摘み部とが前記帯状破断部で連接されていることを特徴とする。
上記の包装用容器では、容器を構成する容器本体と蓋体とが内嵌合構造によって嵌合する形態であり、容器本体に所望の内容物を入れた後、閉蓋することで、内容物に対する所望の密封性が確保される。閉蓋した状態で、蓋側摘み部と容器側摘み部とは前記帯状破断部で連接した状態にあり、そのままで開蓋することは困難であり、いたずら等によって所望しない開蓋が行われるのを効果的に回避することができる。
購入者等が、意識的に開蓋を行うときには、前記帯状破断部を容器側から分離して除去することで、蓋側摘み部と容器側摘み部とを不連続状態とすることができ、購入者等は蓋側摘み部と容器側摘み部とを摘むことで、容易に開蓋することができる。そして、一度開蓋した後でも、密封構造を保持した状態で、再度閉蓋することができる。このように、開封するためには帯状破断部を除去する必要があり、蓋側摘み部と容器側摘み部とは分離された状態となっていることで、開封跡をはっきりと視認することができる。
さらに、上記形態の包装用容器は、容器本体の前記内嵌合構造部の外側であって、閉蓋時に前記蓋側摘み部が位置することとなる領域を除いた領域に、閉蓋時に前記蓋体の周縁部に近接する位置に立ち上がり壁を有している。そのために、人の指先等で蓋体の周縁部を摘み上げることはきわめて困難となり、不正を目的として開蓋されるのを一層確実に阻止することができる。
本発明による包装用容器は、使用目的等を考慮しながら、任意の材料で作ることができる。合成樹脂シートを熱成形して得られた包装用容器は、成形の容易性から特に好ましい。食材を収容する場合には、合成樹脂シートは非発泡のシートが好ましいが、発泡させた合成樹脂シートであってもよい。
本発明によれば、帯状破断部を除去することで容器を少なくとも2つの部分に分離できるようにした包装用容器において、帯状破断部を除去した後の容器側の分離部で指を切ったりするおそれを回避することのできる包装用容器が得られる。
本発明による包装用容器における帯状破断部の領域を説明する図であり、図1(a)は容器と帯状破断部が接続している状態を、図1(b)は帯状破断部を除去した後の容器側の状態を示している。 他の形態の帯状破断部を説明するための図1(a)に相当する図。 本発明による包装用容器の一形態を説明する図であり、図3(a)は容器本体と蓋体とが開いている状態を示し、図3(b)はその帯状破断部の領域を拡大して示している。 図4(a)は図3(a)に示す包装用容器の閉蓋した状態を示す図であり、図4(b)は図4(a)のb−b線に沿う拡大した断面図。 図4(a)に示す包装用容器において帯状破断部を破断した状態を示す図。 本発明による包装用容器の他の形態を開いた状態で示す図。 本発明による包装用容器のさらに他の形態を示す図。
以下、本発明を実施の形態に基づき説明する。最初に、包装用容器における帯状破断部と容器側との接続状態を、図1を参照して説明する。
図1は、包装用容器1における帯状破断部5とその近傍のみを示しており、帯状破断部5を分離することで、第1の容器部分2と第2の容器部分3とに分離される。帯状破断部5の長手方向の一方縁と第1の容器部分2の端部との間には山部と谷部が連続する第1の波形線6が存在し、帯状破断部5の長手方向の他方縁と第2の容器部分3の端部との間にも同様に山部と谷部が連続する第2の波形線7が存在している。図示のものにおいて、第1の波形線6と第2の波形線7は平行しているとともに、それぞれの山部と山部とのピッチおよび深さは同じとされている。なお、山部と山部とのピッチは1〜10mm、深さは0.3〜5mmとすることが好ましい。
また、第1の波形線6における帯状破断部5側の山部6aの頂部と第2の波形線7における帯状破断部5側の山部7aの頂部、および第1の波形線6における帯状破断部5側の谷部6bの頂部(谷底)と第2の波形線7における帯状破断部5側の谷部7bの頂部(谷底)は、帯状破断部5の長手方向において同じ位置となるようにされている。すなわち、第1の波形線6と第2の波形線7との山部と谷部の位相は一致している。
第1の容器部分2の端部と帯状破断部5とは、前記第1の波形線6の部分で基本的に切り離されているが、第1の波形線6における帯状破断部5側での各山部6aの頂部近傍においては、両者が接続した領域4aとされている。同様に、第2の容器部分3の端部と帯状破断部5とは、前記第2の波形線7の部分で基本的に切り離されているが、第2の波形線7における帯状破断部5側での各山部7aの頂部近傍においては、両者が接続した領域4bとされている。
より好ましい態様として、この例において、帯状破断部5はその長手方向の両端に破断部摘み片8,8を一体に有しており、また、第1の容器部分2および第2の容器部分3の帯状破断部5に対向している長手方向の両端部は、丸みをおびた面取り加工部9とされている。
包装用容器1を第1の容器部分2および第2の容器部分3に分離するときには、包装用容器1から帯状破断部5を切り離す。例えば第1の容器部分2が容器本体であり、第2の容器部分3が蓋体であり、容器本体と蓋体を接続するヒンジ部に前記帯状破断部5が位置する場合には、帯状破断部5を除去することで、包装用容器1は、容器本体と蓋部とに分離される。分離に当たっては、帯状破断部5の端部に設けた破断部摘み片8,8の一方または双方を引き上げることにより、帯状破断部5を容易に分離できる。
分離後の状態が、図1(b)に示される。帯状破断部5を分離することにより、容器側には、前記した容器と帯状破断部5とが接続していた領域4a,4bにおいて、分離の際に形成された突起等の残滓Sが残る。しかし、この残滓Sは、図示のように、容器側の端縁における谷部の底の部分に形成されるので、前記した波形線の山部と谷部のピッチおよび深さを適切に設定しておけば、帯状破断部5を除去した後の容器の端縁をさわったときに、その残滓Sが指に触れることを回避することができる。それにより、指が怪我するように事態が生じるのを確実に回避できる。また、図示のものでは、容器における帯状破断部5に対向している長手方向の両端部は、前記したように丸みをおびた面取り加工部9とされているので、この部分で怪我をするおそれもない。
図2は、帯状破断部5の他の形態を説明している。この帯状破断部5aでは、第1の波形線6における帯状破断部5側での山部6aの頂部と第2の波形線7における帯状破断部5側での谷部7bの頂部(谷底)、および第1の波形線6における帯状破断部5側での谷部6bの頂部(谷底)と第2の波形線7における帯状破断部5側での山部7aの頂部、とが帯状破断部5の長手方向において同じ位置となるように、第1の波形線6と第2の波形線7の山部と谷部の位相がずらされている。
図1に示した形態では、帯状破断部5を除去するときに、2つの接続領域4aと4bが同時に切断されるが、図2に示した形態では、接続領域4aと接続領域4bとが交互に切断されるようになり、2箇所を同時に分離するよりは小さい力で、各接続領域を分離することができるようになる。それにより、分離作業が容易となる利点がある。
なお、図示の例では、第1の波形線6と第2の波形線7は平行しているものとしたが、一方が他方に対して傾斜した姿勢となっていても差し支えない。また、それぞれの山部と谷部とピッチおよび深さは同じとしたが、第1の波形線6と第2の波形線7とで、山部と谷部とピッチおよび深さが異なっていてもよい。当該容器の仕様態様に応じて、適宜選択すればよい。ただし、いずれの場合にも、帯状破断部5の両側縁、すなわち第1の波形線6と第2の波形線7と容器(第1の容器部分2および第2の容器部分3)とが、帯状破断部5の山部6a,7aの頂部領域においてのみ互いに接続していることは必要である。
次に、図3〜図7を参照して、上記した帯状破断部5を備えた本発明による包装容器の具体例を説明する。
図3〜図5は、本発明による包装用容器の第1の具体例を示す。この包装用容器A1は、基材シートである厚さ0.1〜1.0mm程度のポリスチレンの延伸シートを、適宜の成形型を用いた従来知られた真空成形法、圧空成型法もしくは真空圧空成型法などにより熱成形して得られたものであり、基本的構成として、共に平面視で円形である容器本体10と蓋体20とを備えており、両者は、前記した帯状破断部5を介して一体に連続している。図示しないが、基材シートには多数個の包装用容器A1が熱成形され、成形後のシートから各包装用容器A1が打ち抜かれる。なお、この例において、容器本体10が前記した第1の容器部分2に相当し、蓋体20が第2の容器部分3に相当する。
容器本体10は、底面11と適宜高さの周囲壁12とを備え、周囲壁12の上端側は水平方向外側に延在する円環状の第1フランジ部13となっている。第1フランジ部13の外縁からは、やや内側に傾斜した姿勢(すなわち、容器上方に向けて次第に縮径した形状)の第1壁14が立ち上がっており、該第1壁14の上端側は水平方向外側に延在する円環状の第2フランジ部15となっている。
前記第2フランジ部15の外縁側は下向き壁16となっており、該下向き壁16の下端部は外側への折曲部16aとされている。そして、該折曲部16aの一部の領域からほぼ水平方向外側に延在するようにして容器側摘み部17が形成されている。
さらに、前記第2フランジ部15の上面領域には、容器上方に向けて立ち上がる立ち上がり壁18を備えた円環状の凸条19が形成されており、該凸条19は、前記した容器側摘み部17が位置する領域に対応する部分では切除されていて、凸条19のない領域19aとされている。なお、前記立ち上がり壁18は垂直壁でもよいが、好ましくは、容器上方に向けて次第に縮径した形状とするか、図4(b)に示すように、一部に内側に向けて張り出た凸条18aを備えた形状とされる。
蓋体20は、天面21と適宜高さの周囲壁22とを備える。周囲壁22の天面21と反対側の端部は水平方向外側に延在する円環状のフランジ部23となっており、該フランジ部23の外側には、円環状の蓋側凸条24が形成されている。蓋側凸条24は、水平部25と外側壁部26とを有し、外側壁部26はやや外側へ膨出する形状(閉蓋時において、容器上方へ向けて縮径する部分を含む形状)を備えている。また、外側壁部26の前記水平部25と反対側の端部からは蓋体の周縁部を構成する水平フランジ27が水平方向に延在している。
図4(b)に示すように、前記蓋側凸条24は、容器本体10に蓋体20を被せた状態(蓋をした状態)で、その水平部25の下面側が容器本体10の第1フランジ部13の上面側に密接し、外側壁部26の外側に膨出している部分の一部または全部が容器本体10の第1壁14の内側面に圧接し、さらに、水平フランジ27が第2フランジ部15に密接できるように、それらの位置と形状とが設定されている。また、水平フランジ27の水平方向への延在距離は、蓋をしたときに、その外周縁が、容器本体10の円環状の凸条19を構成する前記立ち上がり壁18にごく近接する距離とされている。
前記のように、容器本体10の立ち上がり壁(この例では、第1壁14)の内側面に、蓋体20の立ち上がり壁(この例では、蓋側凸条24の外側壁部26)が圧接して密封状態を形成する構造を少なくとも備える構成を、本発明では「容器本体と蓋体とが内嵌合構造によって嵌合する形態」と称している。従って、上記の包装用容器A1は、容器本体と蓋体とが内嵌合構造によって嵌合する形態の包装用容器を構成する。
蓋体20は、図3に示すように、容器本体10の前記容器側摘み部17に対向する位置に、水平フランジ27からほぼ水平方向に延在する蓋側摘み部28を有している。そして、容器側摘み部17と蓋側摘み部28とは、図3(b)に拡大して示すように、前記した帯状破断部5を介して、一体に成形されている。蓋側摘み部28の長さは、図4(a)に示すように、蓋をした状態で、その先端が容器本体10に形成した容器側摘み部17の先端とほぼ位置的に一致する長さとされるのが好ましい。なお、図示の例では、蓋側摘み部28の横幅は容器側摘み部17と同じ横幅とされているが、前記した容器本体の凸条19のない領域19a内に入り込めることを条件に、その横幅は異なっていてもよい。
図3(b)に示すように、帯状破断部5の一方の側縁(第1の波形線6側)が容器本体10の容器側摘み部17側となり、他方の側縁(第2の波形線7側)が蓋体20の蓋体側摘み部28側となるようにして、互いに接続しており、そこにおいて、図1で説明したように、第1の波形線6における各山部6aの頂部近傍においてのみ接続領域4aが形成され、また、第2の波形線7における各山部7aの頂部近傍においてのみ接続領域4bとされている。
なお、この例において、帯状破断部5の上下方向の幅、すなわち、第1の波形線6と第2の波形線7で挟まれる幅は、容器本体10における第2フランジ部15の外縁側に形成した下向き壁16の上下方向幅とほぼ等しいことが好ましく、それにより、閉蓋時の安定性が確保でき、また不用意に分断するのを防止できる。
使用に当たっては、図3に示す開いた状態で、容器本体10内に食材等の適宜の内容物を入れた後、前記帯状破断部5をヒンジ部として蓋体20を反転させ、閉蓋する。その状態が図4(a)(b)に示される。蓋体20に形成した前記蓋側摘み部28は、容器本体10の凸条19のない領域19a内に入り込むことができるので、図4(b)に示すように、容器本体10と蓋体20とは前記した内嵌合構造によって密閉した嵌合状態となり、内容物の密封性は確保される。さらに、蓋体20の前記内嵌合構造部の外側に位置する水平フランジ27は、容器本体10の第2フランジ部15に密接した状態となるとともに、その外周縁は、容器本体10の円環状の凸条19を構成する前記立ち上がり壁18にごく近接した位置となるので、水平フランジ27の先端から蓋体10を開けることができない。前記立ち上がり壁18を容器上方に向けて次第に縮径した形状としておくことにより、あるいは、図示したもののように、一部に内側に向けて張り出た凸条18aを備えた形状とすることにより、水平フランジ27の先端を摘んで蓋体10を開けることを一層確実に防止することができる。
包装後の包装用容器10を開蓋するには、帯状破断部5に設けた破断部摘み片8,8の一方または双方を指で摘み、引っ張ることで帯状破断部5を蓋側摘み部28と容器側摘み部17とから切り離す。その状態が、図5に示される。帯状破断部5を切り離した状態では、図示のように、蓋側摘み部28と容器側摘み部17は、指先で容易に摘める姿勢となっており、使用する者は、容易に開蓋することができる。また、両端は丸みを持った面取り加工がされているので、指先も保護される。しかも、一旦開蓋操作が行われた場合には、帯状破断部5が切り離されて蓋側摘み部28と容器側摘み部17とが分断された状態となっているので、その事実をきわめて容易に視認することができる。
さらに、前記しかつ図1(b)に示したように、帯状破断部5を分離することにより、容器側には、容器と帯状破断部5とが接続していた領域4a,4bに、分離の際に形成された突起等の残滓Sが残るが、この残滓Sは、図示のように、容器側の端縁における谷部の底の部分に形成されるので、指に怪我をすることもない。
なお、必須ではないが、図示の例において、容器本体10および蓋体20での水平方向に延在している領域、すなわち、容器本体10においては、下向き壁16の下端部に形成された外側への折曲部16aおよび容器側摘み部17、蓋体20においては、水平フランジ27および蓋側摘み部28、には、熱成形による細かな凹凸加工やエンボス加工を施されており、それにより、それらの部分の外縁線は、直線ではなく、側面視にて波形(正弦波、三角波、台形波など)をなすようにされている。これにより、それらの部分でのエッジの鋭利さが解消されるため、蓋体20を開閉する際、さらには、帯状破断部5を除去する際に、指先を保護することができる。また、容器本体10および蓋体20の水平方向に延在している領域、すなわち外周縁の強度が増し、容器本体10および蓋体20が不用意に裂断するのを防止することもできる。
図6は、本発明による包装用容器の第2の具体例を示す。この包装用容器A2は、全体形状が平面視で矩形状をなしている点でのみ、前記した平面視で円形をなす包装用容器A1と相違している。それで、図6では、図1〜図3に示す包装用容器A1における部材と同じ機能を果たす部材には同じ符号を付して、説明は省略する。ただし、包装用容器A1の説明において「円環状」とした用語は、包装用容器A2では「矩形状」と読み替える。
図7は、本発明による包装用容器の第2の具体例を示す。この包装用容器A3は、複数個(図では6個)の収容部30を備えた包装用容器であり、各収容部30の間に、図1〜図3で説明した形態の帯状破断部5が、長手方向と短手方向に設けられている。この形態の包装用容器A3でも、適所の帯状破断部5を除去することで、1個から6個の収容部30に分離することができ、分離された収容部30の帯状破断部5との分離端部において、指を切るような事態が生じるのは回避される。
S…容器から帯状破断部を分離したときに容器側に形成された突起等の残滓、
1,A1〜A3…包装用容器、
2…第1の容器部分、
3…第2の容器部分、
4a…第1の波形線側での第1の容器と帯状破断部の接続領域、
4b…第2の波形線側での第2の容器と帯状破断部の接続領域、
5…帯状破断部、
6…第1の波形線、
7…第2の波形線、
6a…第1の波形線における帯状破断部側の山部、
6b…第1の波形線における帯状破断部側の谷部、
7a…第2の波形線における帯状破断部側の山部、
7b…第2の波形線における帯状破断部側の谷部、
10…容器本体(第1の容器部分)、
13…第1フランジ部、
14…やや内側に傾斜した姿勢の第1壁、
15…第2フランジ部、
16…下向き壁、
17…容器側摘み部、
18…立ち上がり壁、
18a…立ち上がり壁に設けた内側に向けて張り出た凸条、
19…凸条、
19a…凸条のない領域、
20…蓋体(第2の容器部分)、
23…フランジ部、
24…蓋側凸条、
25…蓋側凸条の水平部、
26…蓋側凸条の外側壁部、
27…水平フランジ、
28…蓋側摘み部。

Claims (4)

  1. 帯状破断部を除去することで容器を少なくとも2つの部分に分離できるようにされている包装用容器であって、
    前記包装用容器は、容器本体と蓋体とが内嵌合構造によって嵌合する形態の包装用容器であり、
    蓋体には前記内嵌合構造部から外側に延在する蓋側摘み部が設けられており、容器本体には前記内嵌合構造部から外側に延在する容器側摘み部が設けられており、
    容器本体の前記内嵌合構造部の外側であって、閉蓋時に前記蓋側摘み部が位置することとなる領域を除いた領域には、閉蓋時に前記蓋体の周縁部に近接する位置に立ち上がり壁が形成されており、
    前記蓋側摘み部と容器側摘み部とが前記帯状破断部で連接されているとともに、
    前記帯状破断部の長手方向の両側縁側と容器側との境界は山部と谷部が連続する2本の波形線とされており、前記帯状破断部の両側縁と容器とは、前記各波形線における帯状破断部側の山部の頂部領域においてのみ互いに接続していることを特徴とする包装用容器。
  2. 前記2本の波形線は山部と谷部の位相がずらして構成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装用容器。
  3. 前記2本の波形線は、一方の波形線における山部の頂部と他方の波形線における谷部の頂部が一致するように位相をずらして構成されていることを特徴とする請求項2に記載の包装用容器。
  4. 前記帯状破断部は、その長手方向の端部に破断部摘み片を有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の包装用容器。
JP2009275845A 2009-12-03 2009-12-03 包装用容器 Active JP4972145B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009275845A JP4972145B2 (ja) 2009-12-03 2009-12-03 包装用容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009275845A JP4972145B2 (ja) 2009-12-03 2009-12-03 包装用容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011116413A JP2011116413A (ja) 2011-06-16
JP4972145B2 true JP4972145B2 (ja) 2012-07-11

Family

ID=44282229

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009275845A Active JP4972145B2 (ja) 2009-12-03 2009-12-03 包装用容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4972145B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015009892A (ja) * 2013-07-02 2015-01-19 株式会社三栄工業 蓋体を備えた包装用容器
JP2015063306A (ja) * 2013-09-24 2015-04-09 株式会社三栄工業 包装用容器
JP6316062B2 (ja) * 2014-03-31 2018-04-25 株式会社吉野工業所 容器用キャップ

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5458335U (ja) * 1977-09-30 1979-04-23
JPH066016Y2 (ja) * 1988-05-26 1994-02-16 有限会社協同技研 皿状容器
JP2000094504A (ja) * 1998-09-21 2000-04-04 Sanpaaru:Kk 発泡合成樹脂容器及びその成形装置並びに成形方法
JP4061092B2 (ja) * 2002-02-27 2008-03-12 積水化成品工業株式会社 内嵌合部を備えた蓋付き容器
JP2006036340A (ja) * 2004-07-30 2006-02-09 Yukata Package:Kk シートの切り裂き構造とその作製方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011116413A (ja) 2011-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5631421B2 (ja) 包装用容器
US3227304A (en) Can opening arrangement
US5518133A (en) Packaging tab
JP5711787B2 (ja) 包装用容器
CN106553827A (zh) 具有触发打开机构的显窃启塑料食物容器
JP4972145B2 (ja) 包装用容器
CN111132905B (zh) 安全开封盖
JP5653027B2 (ja) 包装用容器およびその製造方法
JP2011178412A (ja) 包装用容器
JP4131426B2 (ja) 開放押圧部を有する包装用容器
JP2011068365A (ja) 包装用容器
JP4885255B2 (ja) 包装用容器
CN100453414C (zh) 包装用容器及其制造方法
JP2011126568A (ja) 包装用容器
JP6230185B2 (ja) 不正改ざん防止構造付きの内嵌合包装用容器とその蓋体
JP2012224357A (ja) 複合容器
JP3535790B2 (ja) 合成樹脂製包装容器
JP4919149B2 (ja) 医療器具用容器
JP4918187B2 (ja) 容器本体と蓋体とからなる包装用容器
JP4976093B2 (ja) 包装用容器の蓋体
JP3621920B2 (ja) 容器構造
JP7706258B2 (ja) 包装用容器
JP2012062080A (ja) 紙器開封用ジッパー
JP5515361B2 (ja) 段ボールカートン
JP5260385B2 (ja) ピルファープルーフバンド付きオーバーキャップ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120301

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120321

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120406

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150413

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4972145

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250