JP4971332B2 - 無線中継装置 - Google Patents

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Description

本発明は、移動体通信において、屋内など劣悪な電波環境下における無線通信を可能とする無線中継装置に関する。
無線中継装置は、リピータ、またはブースタともいわれ、電波不感帯エリアを簡易に無線通信可能エリア(以下、「カバーエリア」と称する場合がある)にするために、基地局装置から送信された信号を受信、増幅してカバーエリア内に送信するとともに、カバーエリア内に位置する通信端末装置から送信された信号を受信・増幅して基地局装置に送信する装置である。そして、無線中継装置は、増幅するにあたり、基地局装置の報知情報から伝搬損失値を算出し、これを補うように増幅利得の制御(以下、「自動利得制御」という)を行う(非特許文献1、特許文献1、特許文献2参照)。
一般に、無線中継装置の自動利得制御の基本となる式は、無線中継装置の利得(ゲイン)をG、基地局と無線中継装置間の伝搬損失値をPathLoss、システムマージンをαとすると、次式(1)で示される。
G=PathLoss−α …(1)
上記式(1)は、非特許文献1にも開示されている。但し、非特許文献1では、G=L(PathLoss)+NFBTS−NFTB−α (NFBTSは基地局装置の雑音指数、NFTB無線中継装置の雑音指数)と規定されている。
ここで、従来の無線中継装置では、システムマージンαが固定値とされている。その固定値は、劣悪な電波環境でも設定エリアで無線通信可能とするため、フェージングなどの影響により最も受信電力値が下がった場合を基準に設定される。
NTT DoCoMo テクニカルジャーナル Vol.13 No3「屋内用FOMAブースタ装置の開発」 特開2001−69091号公報 特開2003−78463号公報
しかしながら、従来の無線中継装置では、システムマージンαが、最も受信電力値が下がった場合を基準に設定された固定値であることから、受信電力値があまり下がらない場合には、カバーエリアが無駄になってしまうという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、従来よりもカバーエリアを広くすることができる無線中継装置を提供することを目的とする。
本発明の無線中継装置は、基地局装置からの送信信号を受信および増幅してカバーエリア内に送信するとともに、前記カバーエリア内に位置する通信端末装置からの送信信号を受信および増幅して前記基地局装置に送信する無線中継装置であって、基地局装置の共通制御チャネルの送信電力値および基地局装置からの共通制御チャネルの受信電力値に基づいて伝搬損失値を算出する伝搬損失算出手段と、全受信電力値に対する基地局装置からの共通制御チャネルの受信電力値の比、基地局装置以外の周辺局からの共通制御チャネルの受信電力値、フェージングの大きさ、および、基地局装置の周波数の内の少なくとも一つ
を測定し、その少なくとも一つに基づいてシステムマージンを算出するシステムマージン算出手段と、伝搬損失値からシステムマージンを減算して利得を算出する利得算出手段と、利得を用いて自動利得制御を行う制御手段と、を備え、これにより上記の課題を解決する。
前記利得算出手段は、前記システムマージンが、予め設定された第1閾値以上であり、かつ、予め設定された第2閾値以下である場合に、前記利得を可変利得範囲の中央値に設定してもよい。
本発明によれば、全受信電力値に対する基地局装置からの共通制御チャネルの受信電力値の比、基地局装置以外の周辺局からの共通制御チャネルの受信電力値、フェージングの大きさ、および、基地局装置の周波数の内の少なくとも一つを測定し、その少なくとも一つに基づいてシステムマージンを算出するので、システムマージンαを最適な値に設定することができ、従来よりもカバーエリアの広い無線中継装置を提供することができる。
本発明の一実施形態の無線中継装置は、基地局装置からの送信信号を受信および増幅してカバーエリア内に送信するとともに、カバーエリア内に位置する通信端末装置からの送信信号を受信および増幅して基地局装置に送信する。本発明の一実施形態の無線中継装置は、基地局装置の共通制御チャネルの送信電力値および基地局装置からの共通制御チャネルの受信電力値に基づいて伝搬損失値を算出する伝搬損失算出手段と、全受信電力値に対する基地局装置からの共通制御チャネルの受信電力値の比、基地局装置以外の周辺局からの共通制御チャネルの受信電力値、フェージングの大きさ、および、基地局装置の周波数の内の少なくとも一つを測定し、その少なくとも一つに基づいてシステムマージンを算出するシステムマージン算出手段と、伝搬損失値から前記システムマージンを減算して利得を算出する利得算出手段と、利得を用いて自動利得制御を行う制御手段と、を備える。
従来の無線中継装置では、最も受信電力値が下がった場合を基準にして、システムマー
ジンを固定値に設定していたのに対して、本発明の一実施形態の無線中継装置では、システムマージン算出手段が、全受信電力値に対する基地局装置からの共通制御チャネルの受信電力値の比、基地局装置以外の周辺局からの共通制御チャネルの受信電力値、フェージングの大きさ、および、基地局装置の周波数の内の少なくとも一つを測定し、その少なくとも一つに基づいてシステムマージンを算出する。従って、無線中継装置の環境等に応じて適切なシステムマージンαを算出できるので、システムマージンαが無駄に過大な値に設定されるのを回避できる。利得算出手段は、上記式(1)に従って、伝搬損失値からシステムマージンαを減算して利得Gを算出し、制御手段は、利得Gを用いて自動利得制御を行う。αが無駄に過大な値に設定されないので、利得Gを従来よりも増大させることができる。利得Gを増大できれば、カバーエリアを増大させることができるので、結果として、本発明の一実施形態の無線中継装置は、従来の無線中継装置よりもカバーエリアを広くすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る無線中継装置を含む移動体通信システムの全体構成を示す図である。図1に示す移動体通信システムは、地下店舗、事務所等の小規模閉空間不感帯エリアである屋内に設置される無線中継装置100、屋内で使用される携帯電話機などの通信端末装置200、屋外に設置される基地局装置400と、を有する。
無線中継装置100は、対通信端末装置用の屋内アンテナ310を介して通信端末装置と無線通信を行い、RF同軸ケーブル320、屋外アンテナ330を介して基地局装置400と無線通信を行う。具体的には、無線中継装置100は、通信端末装置200から送信され、アンテナ310で受信された無線信号を増幅し、RF同軸ケーブル320、屋外アンテナ330を介して基地局装置400に再放射することで基地局装置400の受信電力値を補う。また、無線中継装置100は、基地局装置400から送信され、屋外アンテナ330、RF同軸ケーブル320で受信された無線信号を増幅し、屋内アンテナ310を介して通信端末装置200に再放射することで通信端末装置200の受信電力値を補う。
図2は、無線中継装置100の構成を示すブロック図である。図2において、無線中継装置100は、屋外側アンテナ端子101と、屋内側アンテナ端子102と、共用器103と、共用器104と、分配器105と、下り信号無線部110と、上り信号無線部120と、伝搬損失算出部130と、システムマージン算出部140と、利得算出部150と、利得制御部160と、を備える。下り信号無線部110は、低雑音増幅器111、可変減衰器112及び増幅器113を備え、上り信号無線部120は、低雑音増幅器121、可変減衰器122及び増幅器123を備える。
屋外側アンテナ端子101は、屋外に設置される基地局装置400との間で信号の送受信を行う屋外アンテナ330のRF同軸ケーブル320を接続する。屋内側アンテナ端子102は、屋内で使用される通信端末装置200との間で信号の送受信を行う屋内アンテナ310を接続する。
共用器103は、屋外側アンテナ端子101から入力された基地局装置400からの送信信号を分配器105へ出力するとともに、上り信号無線部120によって増幅された通信端末装置200からの送信信号を屋外側アンテナ端子101へ出力する。共用器104は、屋内側アンテナ端子102から出力された通信端末装置200からの送信信号を上り信号無線部120へ出力するとともに、下り信号無線部110によって増幅された基地局装置からの送信信号を屋内側アンテナ端子102へ出力する。
分配器105は、基地局装置400からの送信信号を共用器103から入力し、下り信号無線部110、伝搬損失算出部130及びシステムマージン算出部140へ分配する。
下り信号無線部110は、分配器105から出力された基地局装置400からの送信信号を、利得制御部160の制御に応じて増幅し、共用器104へ出力する。低雑音増幅器111は、共用器103から出力された基地局装置400からの送信信号を、規定の増幅率により増幅する。可変減衰器112は、低雑音増幅器111から出力された信号を、利得制御部160の制御に応じて減衰率を可変させて減衰させる。増幅器113は、可変減衰器112から出力された信号を、規定の増幅率により増幅する。
上り信号無線部120は、共用器104から出力された通信端末装置200からの送信信号を、利得制御部160の制御に応じて増幅し、共用器103へ出力する。低雑音増幅器121は、共用器104から出力された通信端末装置200からの送信信号を、規定の増幅率により増幅する。可変減衰器122は、低雑音増幅器121から出力された信号を、利得制御部160の制御に応じて減衰率を可変させて減衰させる。増幅器123は、可変減衰器122から出力された信号を、規定の増幅率により増幅する。
伝搬損失算出部130は、分配器105から出力された基地局装置からの送信信号に含まれる報知情報から、基地局装置400からの共通制御チャネルの送信電力値(Tx_Power)、及び無線中継装置100の共通制御チャネルの受信電力値(RSCP)を示す情報を抽出し、Tx_Power及びRSCPに基づいて、以下の式(2)により、伝搬損失値(PathLoss)を算出し、利得算出部150に出力する。なお、Tx_Power及びRSCPは、「3GPP規格 TS 25.215」に規定されている。
PathLoss=Tx_Power−RSCP …(2)
システムマージン算出部140は、分配器105から出力された基地局装置からの送信信号に含まれる報知情報から、希望波1チップ当たりのエネルギー対帯域内受信電力密度比(Ec/N0)を抽出し、Ec/N0等に基づいてシステムマージンαを算出し、利得算出部150に出力する。なお、システムマージンαの算出の具体的な説明は後述する。
利得算出部150は、伝搬損失算出部130から出力された伝搬損失値、及び、システムマージン算出部140から出力されたシステムマージンαに基づいて、上記式(1)により、無線中継装置100の利得Gを算出し、利得制御部160に出力する。
利得制御部160は、利得制御部160で算出された利得の値に基づいて、上り信号無線部120及び下り信号無線部110の増幅利得を制御する。
次に、システムマージンαの算出について具体的に説明する。システムマージンαは、上り回線及び下り回線のそれぞれの回線設計において、自動利得制御の運用条件を決める重要なファクタである。
システムマージンαを決定するにあたり、検討すべき項目は下り回線と上り回線とでそれぞれ異なる。下り回線では、屋内側で最低カバーしたいエリアの大きさと、無線中継装置100として最低確保しておきたいマージンとのバランスを検討する必要があり、一方、上り回線では、基地局装置の容量劣化について検討する必要がある。
本発明では、下り回線を考慮してシステムマージンαを算出する。なお、下り回線に加えて上り回線を考慮してシステムマージンαを算出してもよい。下り回線において、基地局装置の共通制御チャネルの送信電力値をL(BS)、無線中継装置の共通制御チャネル
の送信電力値をL(RE)とすると、システムマージンαは、次式(3)で示される。なお、Tx_PowerはL(BS)と等しい値である。
α=L(BS)−L(RE) …(3)
したがって、無線中継装置の共通制御チャネルの送信電力値L(RE)は、次式(4)で示される。
L(RE)=L(BS)−α …(4)
また、運用状態における最大送信電力値に対するマージンDは、無線中継装置の最大送信電力値をTmaxとすると、次式(5)で示される。
D=Tmax−L(RE) …(5)
式(4)及び式(5)から、マージンDとシステムマージンαとの関係は、次式(6)で表される。したがって、αはDの値により、決まることがわかる。
D=Tmax−L(BS)+α
α=D+L(BS)−Tmax …(6)
マージンDを決定する要因として、例えば以下のものが挙げられる。
要素1:希望波1チップ当たりのエネルギー対帯域内受信電力密度比(Ec/N0):Δ1
要素2:基地局装置以外の周辺局からの到来波の電力:Δ2
要素3:フェージングの影響:Δ3
要素4:その他、基地局装置の運用設計値:Δ4
なお、下記の説明では、Δ1、Δ2、Δ3及びΔ4を用いてマージンDやシステムマージンαを算出する場合を例示するが、本発明はこれに限定されない。Δ1、Δ2、Δ3及びΔ4のうちの少なくとも一つを用いてマージンDやシステムマージンαを算出すれば本発明と同様の効果は得られる。また、マージンDやシステムマージンαの算出方法は下記の方法に限定されず、適宜算出することが可能である。
マージンDは、例えば次式(7)で表すことができる。
D=Δ1+Δ2+Δ3+Δ4 …(7)
一般的に、無線中継装置によるエリア範囲を広く取りたい場合には、マージンDを可能な限り少なくすることが望ましい。本実施の形態は、式(3)のΔ1、Δ2、Δ3及びΔ4のマージン要素を、無線中継装置100で監視し、これらに基づいて最適なマージンD及びシステムマージンαを算出し、最適な自動利得制御を行うことができる。
以下、具体的な各マージン要素およびその算出例について説明する。
[要素1]
所定の基地局装置のカバーエリア内に存在する通信中の通信端末装置の数を反映する要素である。この要素は、例えば、希望波1チップ当たりのエネルギー対帯域内受信電力密度比(Ec/N0)を用いて表される。ここで、Ecは、基地局装置400からの共通制御チャネル(パイロットチャネル)の受信電力値(RSCPと等しい)であり、N0は無線中継装置が受信する全受信電力値である。なお、Ec/N0については、例えば3GPPの規格書(3GPP TS 25.133 V3.22.0(2005―09))の第10頁において、Ec/Ioとして説明されている。
無線中継装置100のシステムマージン算出部140および伝播損失算出部130は、
所定の基地局装置から送信された信号からEc/N0を測定し、下記式(8)に従ってΔ1を算出する。
Δ1=−Ec/N0 …(8)
以下、図3および図4を用いてより詳細に説明する。図3は、所定の基地局装置のカバーエリア内に通信中の通信端末装置が存在しない場合のEc/Noの大きさを説明するための図である。図4は、所定の基地局装置のカバーエリア内に4台の通信中の通信端末装置が存在する場合のEc/Noの大きさを説明するための図である。
所定の基地局装置のカバーエリア内に通信中の通信端末装置が存在しない場合、図3に示すように、基地局装置が送信するエネルギーの大きさは基地局装置400からの共通制御チャネルの電力値である。この場合、無線中継装置100は、上記共通制御チャネルおよび、無線中継装置100自身が有する雑音を受信するので、Ec/Noは上記共通制御チャネルの電力値と無線中継装置100自身が有する雑音との和で表される。
一方、所定の基地局装置のカバーエリア内に4台の通信中の通信端末装置が存在する場合、図4に示すように、基地局装置が送信するエネルギーの大きさは、基地局装置400からの共通制御チャネルの電力値と、基地局装置400からの4台の通信端末装置に対する通信のための送信電力との和である。この場合、無線中継装置100は、上記共通制御チャネルと、4台の通信端末装置に対する通信のための送信信号と、無線中継装置100自身が有する雑音を受信するので、Ec/Noは、上記共通制御チャネルの電力値と4台の通信端末装置に対する通信のための送信電力と無線中継装置100自身が有する雑音との和で表わされる。
所定の基地局装置のカバーエリア内に通信中の通信端末装置が存在しない場合(図3)と存在する場合(図4)とを比較すると、Ec/Noは、通信端末装置が存在しない場合の方が大きくなるので、Δ1は上記式(8)により小さくなる。また、カバーエリア内に存在する通信中の通信端末装置の数が少ないほど、Ec/Noは大きくなるので、Δ1は上記式(8)により小さくなる。結果として、システムマージンDの値を不要に大きな値にすることが無く、最終的に式(1)のゲインGを十分大きな値にすることができる。
[要素2]
希望基地局装置以外の周辺基地局装置(周辺局)からの到来波の電力による影響を反映する要素である。無線中継装置100のシステムマージン算出部140および伝播損失算出部130は、希望基地局装置および周辺局から送信された信号から共通制御チャネルの受信電力値(RSCP)を測定し、希望基地局装置からの共通制御チャネルの受信電力値(RSCP)を差し引いてΔ2を算出する。
以下、具体的なΔ2の算出例を図5を参照しながら説明する。図5は、特定の無線中継装置100の周辺に3台の基地局装置(A局、B局、C局)が配置された場合のΔ2を説明するための図である。ここで、A局、B局およびC局から無線中継装置100が受信する共通制御チャネルの電力値(RSCP)を、それぞれ、AdBm、BdBm、CdBm(A>B>C)と仮定する。希望基地局は、共通制御チャネルの受信電力値が一番高い局であるため、希望基地局はA局であり、B局およびC局は周辺局である。なお、周辺局は、無線中継装置100の受信電力限界値以上、かつ、希望基地局A局からの受信電力値未満の基地局装置である。
Δ2は、希望基地局A局と、周辺局B局およびC局とからの共通制御チャネルの受信電力値(RSCP)の総和から、希望基地局A局の共通制御チャネルの受信電力値を引いた値であるため、次式(9)であらわされる。なお、総和の計算は、dBmを真値に変更し
て足し算を行っている。
Δ2=10Log(10(A/10)+10(B/10)+10(C/10))−A
…(9)
周辺局からの共通制御チャネルの受信電力値の大きさが小さいほど、また、周辺局の数が少ないほど、Δ2は小さくなる。結果として、システムマージンDの値を不要に大きな値にすることが無く、最終的に式(1)のゲインGを十分大きな値にすることができる。
[要素3]
フェージング(マルチパスによる影響を含む)による影響を反映する要素である。フェージングはfast fading(短区間変動)とslow fading(長区間変動)との両方があり、slow fadingに注目するかfast fadingに注目するかで、Δ3を決定しても良い。
図6は、fast fadingおよびslow fadingを説明する図である。図6において、横軸は時間、縦軸は利得である。
移動伝搬路では通信端末装置周辺の建物などにより反射、回折され、路上に定在波を形成する。通信端末装置200がこの定在波の中にいると変動幅が20dB以上、変動周波数が数十Hzの激しいフェージングが起きる。この定在波によって起こるフェージングをfast fadingという。一方、伝搬路の途中にある建物などによって減衰され、数十m周期
の比較的ゆっくりしたフェージングをslow fadingという。
例えば、共通制御チャネルの受信電力値が高い場合には、基地局装置が見通せる場所に屋外アンテナを設置できたと考えることができる。この場合、フェージングは少ないと考えslow fadingをΔ3と考える。この場合は、Δ3は数dBになる。一方、共通制御チャネルの受信電力値が低い場合には、基地局装置から離れた場所に屋外アンテナが設置されたと考えることができる。この場合、フェージングの影響があると考え、Δ3の値を増やす。但し、Δ3をfast fadingの影響を考え過ぎて大きくしすぎると利得も小さくなるので配慮が必要である。
次に図7を参照しながら、上記に比べてより精度良くΔ3を決定するための方法を説明する。図7は、T時間における無線中計装置100の共通制御チャネルの受信電力値(RSCP)を表す。縦軸が共通制御チャネルの受信電力値(RSCP)を表し、横軸は時間を表す。
無線中継装置100のシステムマージン算出部140および伝播損失算出部130は、図7に示すように共通制御チャネルの受信電力値(RSCP)を検出する。次にこの共通制御チャネルの受信電力値の検出結果から、共通制御チャネルの受信電力値の中央値または平均値(R(T))を算出し、さらに、共通制御チャネルの受信電力値の最大値(MaxR)を検出する。次に下記式(10)に従ってΔ3を算出する。
Δ3(T)=MaxR ―R(T) …(10)
なお、共通制御チャネルの受信電力値の中央値または平均値(R(T))を算出する場合、検出した全ての時間の共通制御チャネルの受信電力値(RSCP)のデータを用いる必要は無く、最大または最小の端部データ(全データの数%程度)を用いないで算出してもよい。
R(T) とMaxRとの差が小さいほど、すなわち、フェージングの影響が小さいほど、Δ3は小さくなる。結果として、システムマージンDの値を不要に大きな値にすることが無く、最終的に式(1)のゲインGを十分大きな値にすることができる。
[要素4]
基地局装置の運用設計値に依存する要素である。具体的には、例えば基地局装置400が何種類の異なる周波数の電波を送信するかに依存する。
無線中継装置100のシステムマージン算出部140および伝播損失算出部130は、共通制御チャネルの受信電力値(RSCP)を測定し、周波数がいくつ含まれるかを検出する。検出した周波数の数をNとすると、下記式(11)より真数をdBに変換し、Δ4を算出する。
Δ4=10log(N) …(11)
例えば、基地局装置が2つの異なる周波数の電波を送信する場合、無線中計装置の共通制御チャネルの受信電力は3dB上がる。
無線中継装置が受信する周波数の数が小さいほど、Δ4は小さくなる。結果として、システムマージンDの値を不要に大きな値にすることが無く、最終的に式(1)のゲインGを十分大きな値にすることができる。
上記の方法により、システムマージンαを精度よく求めることができ、適切な自動利得制御が可能になる。
次に、本実施の形態に係る無線中継装置における自動利得制御の動作について図8に示すフロー図を用いて詳細に説明する。図8において、Sはフローの各ステップを示す。なお、前提として、無線中継装置100設置時に、無線中継装置100によるカバーエリアの決定、無線中継装置100の共通制御チャネルの送信電力値の決定、基地局装置の共通制御チャネルの送信電力値の決定がそれぞれ行われる。また、自動利得制御を行うタイミングとして、無線中継装置の起動時、又はRSCP、Ec/N0の所定時間内における変動幅が所定の基準値より大きい時、等が挙げられる。
まず、ステップS1で基地局装置から報知情報を受信する。次いで、ステップS2で受信した報知情報からTx_Power、RSCP、及びEc/N0を抽出する。また、基地局装置で運用しているf数についても検出する。
次いで、ステップS3で、Tx_Power及びRSCPに基づいて、PathLossを算出する。
次いで、ステップS4で、RSCPにより、フェージングの影響がどの程度であるか予測し、各要素の値を決定する。次いで、ステップS5で、上記各要素の値により上述した方法によりシステムマージンαを算出する。
次いで、ステップS6で、PathLoss及びシステムマージンαから無線中継装置100の利得を算出し、ステップS7で、ステップS6に基づく利得に応じて信号の増幅を行う。
以上のように、本実施の形態によれば、無線中継装置100はシステムマージンαを算出するシステムマージン算出部140を備えているので、システムマージンαを逐次最適な値に設定することができる。すなわち、従来の無線中継装置では、システムマージンが、最も受信電力値が下がった場合を基準にして設定された固定値であったのに対して、無線中継装置100では、システムマージンαを最適な値に設定することができる。従って、例えば無線中継装置100の設置されているエリアの電界強度が変動した場合、システムマージンを無駄に過大な値に設定することなく、電界強度に応じて最適値に設定できるので、上記(1)式の利得Gを十分大きな値にすることができる。結果として、無線中継
装置のカバーエリアを従来よりも広くすることができる。
なお、無線中継装置100は、運用中に、例えば所定の時間毎にシステムマージンαを算出することができ、上記式(1)から所定の時間毎にGを算出することができる。無線中継装置100は、システム設計上、システムマージンαの最小限界値および最大限界値を有していてもよい。システムマージンαが最小限界値または最大限界値を超えた場合には、無線中継装置100を強制的に停止させる。なお、強制的に停止させるか否かは、システムマージンαが最小限界値または最大限界値を所定時間越えたか、あるいは、所定回数超えたかを考慮して決定しても良い。
(実施の形態2)
実施の形態1により、最適なカバーエリアを提供することができた。実施の形態2では、セルブリージング機能が最大限発揮できるように、利得制御パラメータを自動的に調整する機能について説明する。
本発明の実施の形態2に係る無線中継装置の構成は、図1及び図2と同様であるため説明を省略する。
無線中継装置100により、カバーしたいエリア範囲が決まる場合には、無線中継装置100の送信電力値を予め設定することも可能である。
この場合、上記式(1)で算出される利得Gによって決定される送信電力値が、予め設定された送信電力値の範囲内にある場合には、fast fading/slow fadingを考慮したセルブリージング防止制御、すなわち、無線中継装置100の利得を可変利得範囲の中央値に近づける制御を実行する。
例えば、無線中継装置100の仕様が、最大利得「70dB」、可変利得「30dB」である場合、すなわち、可変利得範囲が「40dBから70dB」である場合、無線中継装置100は、可変利得範囲の中央値である55dBに利得を近づける制御を実行する。
図9は、本実施の形態に係る無線中継装置100の利得を可変利得範囲の中央値に合わせる効果を説明する図であり、横軸に時間、縦軸に利得をとる。
図9に示すように、無線中継装置100の利得の55dBラインを、中央線Aに合わせることにより、長区間変動の+/−の変動に最も有効に対応可能になる。
例えば、RSCP=−64dBm、Tx_Power=30dBmの場所で、利得を55dBとするためには、55dB=(30dBm−(−64dBm))−αとなり、α=39dBと決定できる。但し、このシステムマージンαは、無線中継装置100の過入力状態では、基地局装置400の干渉を抑えるために利得を下げる必要がある。また、弱電界状態では、無線中継装置100でカバーするエリア範囲を維持するために利得を上げていく必要がある。このように、無線中継装置100は、可変利得範囲の中央値に利得を近づけるセルブリージング防止制御を常に実行することができるわけではない。したがって、次式(12)に示すように、システムマージンαが、過入力から規定される閾値THmin以上、弱電界から規定される閾値THmax以下で有る場合に、無線中継装置100は、可変利得範囲の中央値に利得を近づける制御を実行する。
THmin≦ α ≦ THmax …(12)
次に、実際の適用例について図10及び図11を用いて説明する。図10及び図11は、無線中継装置100の利得と受信電力値との関係を示す図である。
無線中継装置100の最大送信電力値Tmaxが25dBm、上記式(3)により規定さ
れるDが15dBとすると、上記式(5)により、無線中継装置100の送信電力値は10dBmとなる。
また、基地局装置400の送信電力値が30dBmとすると、上記式(6)より、システムマージンαは20dBとなる。
しかし、設置エリア的に、無線中継装置100に求められる送信電力値が0dBmで良いとすれば、D=25dBで良いことになる。
この場合、図11に示すように、図10に示す利得と受信電力値を示したグラフ601は、右側にシフトする(図11の太実線グラフ701)。このことは、無線中継装置100の利得としては、グラフ601とグラフ701との間であれば良いことを示しており、この範囲において、無線中継装置100は、可変利得範囲の中央値である55dBになるように利得を制御する。
次に、本実施の形態に係る無線中継装置における自動利得制御の動作について図12に示すフロー図を用いて詳細に説明する。図12において、Sはフローの各ステップを示す。なお、前提として、無線中継装置100設置時に、無線中継装置100によるカバーエリアの決定、及び、無線中継装置100の共通制御チャネルの送信電力値の決定が行われる。また、自動利得制御を行うタイミングとして、無線中継装置の起動時、又はRSCP、Ec/N0の所定時間内における変動幅が所定の基準値より大きい時、等が挙げられる。
まず、ステップS11で基地局装置から報知情報を受信する。次いで、ステップS12で受信した報知情報からTx_Power、RSCP、及びEc/N0を抽出する。また、基地局装置で運用しているf数についても検出する。
次いで、ステップS13で、Tx_Power及びRSCPに基づいて、PathLossを算出する。
次いで、ステップS14で、RSCPにより、フェージングの影響がどの程度であるか予測し、各要素の値を決定する。次いで、ステップS15で、上記各要素の値により上述した方法によりシステムマージンαを算出する。
次いで、ステップS16で、システムマージンαが、閾値THmin以上、閾値THmax以下で有るか否かを判断する。システムマージンαが、閾値THmin以上、値THmax以下で有る場合(ステップS16;YES)、ステップS17で、可変利得範囲の中央値に近づけるように利得を制御する。一方、システムマージンαが、閾値THminより小さいか、あるいは、閾値THmaxより大きい場合(ステップS16;NO)、ステップS18で、PathLoss及びシステムマージンαから無線中継装置の利得を算出する。
そして、ステップS19で、ステップS17あるいはステップS18に基づく利得に応じて信号の増幅を行う。
このように、本実施の形態では、利得を可変利得範囲の中央値に設定するセルブリージング防止制御を実行するので、セルブリージング機能が最大限発揮できるように、利得制御パラメータを自動的に調整することができる。
以上の説明は本発明の好適な実施の形態の例証であり、本発明の範囲はこれに限定され
ることはない。無線中継装置を有するシステムであればどのような装置にも適用できる。
また、上記各実施の形態では、無線中継装置という名称を用いたが、これは説明の便宜上であり、リピータ、ブースタ等でもよい。
また、上記無線中継装置を構成する各回路部の種類、数及び接続方法などは前述した実施の形態に限られない。
2006年8月29日出願の特願2006−232428の日本出願に含まれる明細書、図面および要約書の開示内容は、すべて本願に援用される。
本発明は、基地局装置と通信端末装置との間で送受信されるべき信号を受信し、増幅し、送信する無線中継装置に用いるに好適である。
本発明の実施の形態1に係る無線中継装置を含む移動体通信システムの全体構成を示す図 本発明の実施の形態1に係る無線中継装置の構成を示すブロック図 基地局装置のカバーエリア内に通信中の通信端末装置が存在しない場合のEc/Noの大きさを説明するための図 基地局装置のカバーエリア内に4台の通信中の通信端末装置が存在する場合のEc/Noの大きさを説明するための図 無線中継装置の周辺に3台の基地局装置が配置された場合のΔ2を説明するための図 無線中継装置のfast fading/slow fadingを説明する図 T時間における無線中計装置の受信電力値を表すグラフ 本発明の実施の形態1に係る無線中継装置における自動利得制御の動作を示すフロー図 本発明の実施の形態2に係る無線中継装置の利得を中央値に合わせる効果を説明する図 本発明の実施の形態2に係る無線中継装置の利得と受信電力値の関係を示す図 本発明の実施の形態2に係る無線中継装置の利得と受信電力値の関係を示す図 本発明の実施の形態2に係る無線中継装置における自動利得制御の動作を示すフロー図

Claims (2)

  1. 基地局装置からの送信信号を受信および増幅してカバーエリア内に送信するとともに、前記カバーエリア内に位置する通信端末装置からの送信信号を受信および増幅して前記基地局装置に送信する無線中継装置であって、
    前記基地局装置の共通制御チャネルの送信電力値および前記基地局装置からの共通制御チャネルの受信電力値に基づいて伝搬損失値を算出する伝搬損失算出手段と、
    全受信電力値に対する前記基地局装置からの共通制御チャネルの受信電力値の比、前記基地局装置以外の周辺局からの共通制御チャネルの受信電力値、フェージングの大きさ、および、前記基地局装置の周波数の内の少なくとも一つを測定し、前記少なくとも一つの測定値に基づいてシステムマージンを算出するシステムマージン算出手段と、
    前記伝搬損失値から前記システムマージンを減算して利得を算出する利得算出手段と、
    前記利得を用いて自動利得制御を行う制御手段と、
    を備える無線中継装置。
  2. 前記利得算出手段は、前記システムマージンが、予め設定された第1閾値以上であり、かつ、予め設定された第2閾値以下である場合に、前記利得を可変利得範囲の中央値に設定する請求項1に記載の無線中継装置。
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