JP4918132B2 - 中継装置およびその送信制御方法 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態1に係る中継装置を含む移動体通信システムの全体構成を示す図である。図1に示す移動体通信システムは、地下店舗、事務所等の小規模閉空間不感帯エリアである屋内に設置される中継装置100、屋内で使用される携帯電話機などの通信端末装置200、屋外に設置される基地局装置400と、を有する。
図5は、本発明の実施の形態2に係る中継装置100Aの構成を示すブロック図である。なお、図5に示す中継装置100Aにおいて、図2に示した中継装置100と共通する構成部分については、図2と同一符号を付し、その説明を省略する。
図6は、本発明の実施の形態3に係る中継装置100Bの構成を示すブロック図である。なお、図6に示す中継装置100Bにおいて、図2に示した中継装置100と共通する構成部分については、図2と同一符号を付し、その説明を省略する。
PathLoss(1) = Tx_Power(BS)-RSCP …(1)
Tx_Power(MS) = PathLoss(1) + UL interference + Constant Value …(2)
MSth = Tx_Power(MS) - α …(3)
PathLoss(1) = RSCP + β …(4)
中継装置を含む通信システムの一形態として、図7に示すように、1台の親機100C−1と複数台の子機100C−2とからなる中継装置100Cと、複数の通信端末装置200と、基地局装置400と、からなる通信システムがある(携帯電話の不感地帯を解消するROFリモート基地局;東芝レビュー Vol. 59 No.11 (2004) P43-46、参照)。
図10は、本発明の実施の形態5に係る中継装置100Dの構成を示すブロック図である。また、図11は、中継装置100Dを含む移動通信システムの全体構成を示す図である。
GAIN_re = Pathloss(2) - α …(5)
PathLoss(2) = Tx_Power(BS) -RSCP(2) …(6)
Tx_Power(re) = RSCP(2) + GAIN_re …(7)
Tx_Power(re) = Tx_Power(BS) - α …(8)
Rx_Power(MS) = UL interference + Constant Value …(10)
図13は、本発明の実施の形態6に係る中継装置100Eの親機100E−1の構成を示すブロック図であり、図14は、本発明の実施の形態6に係る中継装置100Eの子機100E−2の構成を示すブロック図である。なお、図13に示す親機100E−1、図14に示す子機100E−2において、図6に示した中継装置100Bおよび図8に示した子機100C−2と共通する構成部分については、図2及び図6と同一符号を付し、その説明を省略する。ただし、フレーマ、E/O、O/Eに関しては、図8と同一番号を付していないが、その機能は同一であるので説明を省略する。
Claims (11)
- 基地局装置から送信された第1信号を受信、および増幅して下り回線で通信端末装置に送信し、前記通信端末装置から送信された第2信号を受信、および増幅して上り回線で前記基地局装置に送信する中継装置であって、
前記基地局装置の送信電力値および受信電力値に基づいて、前記基地局装置と前記通信端末装置との無線区間における第1の伝搬損失値および前記基地局装置と前記中継装置との無線区間における第2の伝搬損失値を算出する伝搬損失算出手段と、
前記第1の伝搬損失値と上り基地局干渉波レベルに基づいて前記通信端末装置の送信電力値を推定する端末送信電力推定手段と、
前記端末送信電力推定手段により推定された前記通信端末装置の送信電力値、および下り信号に対する増幅率に基づいて閾値を設定する閾値設定手段と、
前記第2の伝搬損失値の変動を補償するように上り信号の利得と下り信号の利得を設定する利得制御手段と、
前記利得制御手段に設定された利得に基づいて上り信号と下り信号を増幅/減衰する可変アッテネータと、
前記上り回線の信号のレベルが前記閾値を上回る場合、前記上り回線の信号に前記第2信号が含まれると判断し、前記上り回線の信号のレベルが前記閾値を下回る場合、前記上り回線の信号に前記第2信号が含まれないと判断するデータ解析手段と、
前記データ解析手段により前記上り回線の信号に前記第2信号が含まれていると判断した場合には前記可変アッテネータにより増幅/減衰された上り回線の信号を前記基地局装置に送信し、前記データ解析手段により前記上り回線の信号に前記第2信号が含まれていないと判断した場合には前記可変アッテネータにより増幅/減衰された上り回線の信号を終端手段に送信することにより前記上り回線の送信を停止する、ように前記上り回線の信号の送信先を前記上り回線の信号の送信タイミングに合わせて切り替える無線制御手段と、
を具備する中継装置。 - 受信したアナログの上り回線の信号をディジタルに変換するアナログディジタル変換手段と、
前記アナログディジタル変換手段から出力されたディジタルの上り回線の信号に対して所定の帯域成分のみを通過させるディジタルフィルタ手段と、
前記ディジタルフィルタ手段から出力されたディジタルの上り回線の信号をアナログ信号に変換するディジタルアナログ変換手段と、を具備し、
前記データ解析手段は、ディジタルの上り回線の信号のレベルと前記閾値との比較を行う、請求項1記載の中継装置。 - 前記ディジタルフィルタ手段から出力されたディジタルの上り回線の信号を遅延させて前記ディジタルアナログ変換手段に出力する遅延手段を具備し、
前記データ解析手段は、前記ディジタルフィルタ手段から出力されたディジタルの上り回線の信号のレベルと前記閾値との比較を行い、
前記遅延手段は、前記上り回線の信号を前記データ解析手段および無線制御手段の処理に必要な時間、遅延させることで、前記無線制御手段によって当該上り回線の信号の送信を停止するか否かの判断がなされる前に当該上り回線の信号の送信が開始されないよう制御する請求項2記載の中継装置。 - 前記データ解析手段は、前記アナログディジタル変換手段から出力されたディジタルの上り回線の信号のうち前記第2信号が送信される帯域の信号を抽出し、抽出した信号の帯域のレベルについて前記閾値との比較を行う、請求項2記載の中継装置。
- 前記データ解析手段は、前記上り回線の信号に対してフーリエ解析を行うことで前記第2信号が送信される帯域の信号を抽出する請求項4記載の中継装置。
- 前記データ解析手段は、前記上り回線の信号のレベルが前記閾値以上の場合、前記上り回線の信号に前記第2信号が含まれていると判断し、前記上り回線の信号のレベルが前記閾値未満の場合、前記上り回線の信号に前記第2信号が含まれていないと判断する、請求項1記載の中継装置。
- 基地局との間の伝搬損失値から定数を減算した値を増幅の利得として設定する自動利得設定手段を具備する請求項1記載の中継装置。
- 1台の親機に複数台の子機が光ファイバーで接続される中継装置であって、
前記子機に、前記データ解析手段および前記無線制御手段を具備する請求項1記載の中継装置。 - 前記無線制御手段は、前記上り回線の信号に前記第2信号が含まれていない場合には前記親機に出力するフレーム構造の信号のデータ部にゼロデータを挿入することにより、上り回線の信号の送信を停止する、請求項7記載の中継装置。
- 基地局と前記親機との間の伝播損失値を検出する伝搬損失値検出手段と、
前記伝搬損失値の大きさに応じて前記閾値を設定する閾値設定手段と、を具備する請求項9記載の中継装置。 - 基地局装置から送信された第1信号を受信、および増幅して下り回線で通信端末装置に送信し、前記通信端末装置から送信された第2信号を受信、および増幅して上り回線で前記基地局装置に送信する中継装置の送信制御方法であって、
前記基地局装置の送信電力値および受信電力値に基づいて、前記基地局装置と前記通信端末装置との無線区間における第1の伝搬損失値および前記基地局装置と前記中継装置との無線区間における第2の伝搬損失値を算出する伝搬損失算出工程と、
前記第1の伝搬損失値と上り基地局干渉波レベルに基づいて前記通信端末装置の送信電力値を推定する端末送信電力推定工程と、
前記端末送信電力推定工程において推定された前記通信端末装置の送信電力値および下り信号に対する増幅率に基づいて閾値を設定する閾値設定工程と、
前記第2の伝搬損失値の変動を補償するように上り信号の利得と下り信号の利得を設定する利得制御工程と、
前記利得制御工程において設定された利得に基づいて上り信号と下り信号を増幅/減衰する増幅/減衰工程と、
前記上り回線の信号のレベルが前記閾値を上回る場合、前記上り回線の信号に前記第2信号が含まれると判断し、前記上り回線の信号のレベルが前記閾値を下回る場合、前記上り回線の信号に前記第2信号が含まれないと判断するデータ解析工程と、
前記データ解析工程により前記上り回線の信号に前記第2信号が含まれていると判断した場合には前記増幅/減衰工程において増幅/減衰された上り回線の信号を前記基地局装置に送信し、前記データ解析工程により前記上り回線の信号に前記第2信号が含まれていないと判断した場合には前記増幅/減衰工程において増幅/減衰された上り回線の信号を終端手段に送信することにより前記上り回線の送信を停止する、ように前記上り回線の信号の送信先を前記上り回線の信号の送信タイミングに合わせて切り替える無線制御工程と、
を具備する送信制御方法。
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