JP4970364B2 - 光分岐結合器及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は光の分岐器及び結合器として使用可能な光分岐結合器、及びそれを内蔵した光モジュール、並びに光分岐結合器の製造方法に関する。
光通信において、光分岐結合器、及びそれを内蔵し発光素子と受光素子を有する光モジュールは極めて重要な役割を有する。例えば単線双方向光通信において、入出力端末にはLED又はLD等の発光素子からの入力用光導波路と、PD等の受光素子への出力用光導波路との、光の分岐器及び結合器が必要である。
一方、本願出願人らは、光硬化性樹脂液に、光ファイバ等から当該樹脂液の硬化光を照射すると、硬化樹脂による集光が生じることで、長尺の軸状のコアを形成する、自己形成光導波路を多数開発し、出願している。下記特許文献1乃至4はその一部である。この際、単線双方向光通信における光分岐結合器・光合分波器として、ハーフミラー又は波長選択性ミラーを介して分岐コアを上記自己形成光導波路で形成することも提案している。これにより発光素子と受光素子を有する光モジュールが容易に形成されることも示した。
特許第4011283号 特開2002−365459 特開2004−149579 特開2005−347441
自己形成光導波路を用いた光モジュールの構成例を簡単に説明する。
図6は、自己形成光導波路を用いた光モジュール900の構成図である。光モジュール900は、透明筐体90と、フォトダイオード(PD)40、発光ダイオード(LED)50及びレセプタクル902、それらを覆う外部筐体91を有する。レセプタクル902には、コネクタ201を介してプラスチック光ファイバ(POF)20が接続されている。透明筐体90内部には、ハーフミラー60と、ハーフミラー60で分岐を形成する、3つの光導波路コア39、34及び35を有する。光導波路コア39は、レセプタクル902とハーフミラー60を光接続している。光導波路コア34は、PD40とハーフミラー60を光接続している。光導波路コア35は、LED50とハーフミラー60を光接続している。この構成の光モジュール900は、外部光回線からの光信号がPOF20を介して入力され、コネクタ201、レセプタクル902、光導波路コア39の順に通過して、ハーフミラー60で反射されて、光導波路コア34を通過してPD40に導かれる。一方、LED50からの光信号が、光導波路コア35を通過して、ハーフミラー60を透過し、光導波路コア39、レセプタクル902、コネクタ201の順に通過して、POF20を介して外部光回線に出力される。
ハーフミラーを介して分岐コアを上記自己形成光導波路で形成した場合、当該分岐部分において、光分岐又は光結合は、必ずしも理想的には実施できない。例えば図6の光モジュール900において、任意の波長に対して50%反射、50%透過のハーフミラー60を用いた場合、外部光回線からの受信光は必ず3dBの損失をハーフミラー60で生ずることとなる。これに、光導波路での損失や、特に分岐部分での他の原因による損失が加わり、光分岐結合器の挿入損失は6dB程度となってしまう。
また、ハーフミラーは、一般的に、ガラス等の透明基板に誘電体多層膜を積層して作製される。このため、高価であり、光分岐結合器の製造コストを大きくしていた。
更に、ハーフミラーは基板、誘電体多層膜とも無機材料を用いることが一般的であり、有機化合物である光硬化性樹脂との接着性が弱い。例えば信頼性試験で熱履歴を加えるとしばしば剥離が生じる。これは実際に使用する際も、経時変化で剥離が生ずることを意味する。
このように、公知の文献ではハーフミラーを用いており、挿入損失が高く、コストが高く、且つ光導波路のコアと剥離しやすいとの問題があった。
そこで本発明者らは、ハーフミラーを用いない光分岐結合器の製造を検討し、本発明を完成させた。
請求項1に係る発明は、光分岐結合器において、光硬化性樹脂が充填され光導波路が形成される光導波路形成領域を有した筐体であって、該筐体の外側面から光導波路形成領域に連通した第1の孔と、該第1の孔と同一直線上に形成された第2の孔と、第2の孔の中心軸と成す角が10度以上30度以下の中心軸を有するように形成された第3の孔とを有した筐体と、第1の孔に挿入され、端面が光導波路形成領域に位置する第1の光ファイバーと、第2の孔に挿入され、端面が光導波路形成領域に位置する第2の光ファイバーと、第3の孔に挿入され、端面が光導波路形成領域に位置する第3の光ファイバーと、第1の光ファイバーの端面と、第2の光ファイバーの端面とを接続し、第1の光ファイバー及び/又は第2の光ファイバーから光導波路形成領域に導入される硬化光により、光硬化性樹脂が直線状に硬化して自己形成される光軸が直線の第1のコアと、第3の光ファイバーの端面と、第1のコアとを直接接続し、第3の光ファイバーから光導波路形成領域に導入される硬化光により、光硬化性樹脂が直線状に硬化して自己形成される光軸が直線の第2のコアと、第1のコア及び第2のコアよりも低い屈折率を有した樹脂であって、光導波路形成領域を充填して硬化されたクラッドと、を有し、第1のコアの光軸と第2のコアの光軸の成す角度が、10度以上30度以下であることを特徴とする。
尚、本明細書では光導波路と光導波路のコアを区別する立場を取る。光導波路とはコアとその周囲の屈折率差により、コア内部を光が伝送可能となっているものである。
請求項2に係る発明は、第1のコアと第2のコアが、いずれも同じ光硬化性樹脂の硬化物から成ることを特徴とする。
なお、本明細書には、光分岐結合器の、第1の光入出力端には、コネクタを用いて光ファイバを接続可能なレセプタクルが設けられており、第2の光入出力端には、受光素子が設けられており、第3の光入出力端には、発光素子が設けられていることを特徴とする光モジュールも記載されている。
尚、この光モジュールにおいて、光入出力端に受光素子又は発光素子が設けられているとは、当該光入出力端と受光素子又は発光素子が光接続されていることを意味し、必ずしも直接接合しているものに限定されないものとする。例えば使用波長の光に対して透明である材料を介して、当該光入出力端と受光素子又は発光素子とが相対しているものは含まれるものとする。
請求項3に係る発明は、光分岐結合器の製造方法において、光硬化性樹脂が充填され光導波路が形成される光導波路形成領域を有した筐体であって、該筐体の外側面から光導波路形成領域に連通した第1の孔と、該第1の孔と同一直線上に形成された第2の孔と、第2の孔の中心軸と成す角が10度以上30度以下の中心軸を有するように形成された第3の孔とを有した筐体を用いて、第1の光ファイバーを、その端面が光導波路形成領域に位置するように、第1の孔に挿入し、第2の光ファイバーを、その端面が光導波路形成領域に位置するように、第2の孔に挿入し、第3の光ファイバーを、その端面が光導波路形成領域に位置するように、第3の孔に挿入し、光導波路形成領域に光硬化性樹脂を充填し、第1の光ファイバー及び/又は第2の光ファイバーから光導波路形成領域に硬化光を導入し、硬化光により、光硬化性樹脂が直線状に硬化して自己形成される光軸が直線の第1のコアを、第1の光ファイバーの端面と、第2の光ファイバーの端面とを接続するように形成し、第1のコアが形成された後に、第3の光ファイバーから光導波路形成領域に硬化光を導入し、硬化光により、光硬化性樹脂が直線状に硬化して自己形成される光軸が直線の第2のコアを、第3の光ファイバーの端面と、第1のコアとを直接接続するように形成し、第1のコア及び第2のコアよりも低い屈折率を有した樹脂を光導波路形成領域を充填して硬化させてクラッドを形成し、第1のコアの光軸と第2のコアの光軸の成す角度が、10度以上30度以下となるようにしたことを特徴とする光分岐結合器の製造方法である。
本発明は、ハーフミラーを用いないで、2本の光軸が10度以上30度以下の角度を成す接続された2本の光導波路のコアを有する光分岐結合器である。これは以下に示す通り、自己形成光導波路の製造技術により容易に形成できる。
尚、軸状(略円柱状)の2本の光導波路のコアの光軸の成す角度が10度未満であると、それらの接続部が長くなり、また第2及び第3の光入出力端を十分に離すことが困難となって、設計及び製造時の光軸合わせが困難となる他、光分岐結合器全体の大きさが大きくなりすぎるため好ましくない。また、軸状(略円柱状)の2本の光導波路のコアの光軸の成す角度が30度を越えると、第1及び第3の光入出力端間の光損失が大きくなるので好ましくない。これは接続部で第2の光導波路のコアから第1の光導波路のコアへの入射角度又はその逆方向の入射角度が大きくなり過ぎるためである。軸状(略円柱状)の2本の光導波路のコアの光軸の成す角度は、より好ましくは15度以上25度未満である。
本発明によれば、高価なハーフミラー等を使用しないで光分岐結合器を製造できるので、部品コスト低減と工程数の減少及び簡略化により、製造コスト全体を抑制することができる。
また、ハーフミラー等を使用しないことで、分岐付近に設ける必要のある空間が小さくなり、全体を小型化できる。
更に無機材料の使用点数を減らせれるので、コア等の光硬化性樹脂の剥離を生じる可能性を減らすことができる。
本発明の光導波路は自己形成光導波路により容易に形成できる。この場合、上記特許文献1乃至4に示された様々な手法を用いることができる。尚、コアのみを形成して、クラッドを形成しない、即ちコア周囲の空気をクラッドとした光分岐結合器及び光モジュールとしても良い。
自己形成光導波路を形成するための光硬化性樹脂液は、入手可能な任意のものを適用できる。硬化機構も、ラジカル重合、カチオン重合其の他任意である。硬化光は一般的にはレーザ光が好ましい。レーザの波長と強度で、光硬化性樹脂液の硬化速度を調整すると良い。尚、光硬化開始剤(光重合開始剤)は光硬化性樹脂液とレーザの波長に応じ、入手可能な任意のものを適用できる。これらについては、本願出願人が共願人である例えば特許文献3に次のものが列挙されている。
構造単位中にフェニル基等の芳香族環を一つ以上含んだものが高屈折率、脂肪族系のみからなる場合は低屈折率となる。屈折率を下げるために構造単位中の水素の一部をフッ素に置換したものであっても良い。
脂肪族系としてはエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、テトラプロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、1,3-プロパンジオール、1,4-ブタンジオール、1,5-ペンタンジオール、1,6-ヘキサンジオール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール等の多価アルコール。
芳香族系としてはビスフェノールA、ビスフェノールS、ビスフェノールZ、ビスフェノールF、ノボラック、o-クレゾールノボラック、p-クレゾールノボラック、p-アルキルフェノールノボラック等の各種フェノール化合物等。
これら、あるいはこれらから任意に1種乃至複数種選択された多価アルコールのオリゴマー(ポリエーテル)の構造を有する比較的低分子(分子量3000程度以下)骨格に、反応基として次の官能基等を導入したもの。
〔ラジカル重合性材料〕
ラジカル重合可能なアクリロイル基等のエチレン性不飽和反応性基を構造単位中に1個以上、好ましくは2個以上有する光重合性モノマー及び/又はオリゴマー。エチレン性不飽和反応性基を有するものの例としては、(メタ)アクリル酸エステル、イタコン酸エステル、マレイン酸エステル等の共役酸エステルを挙げることができる。
〔カチオン重合性材料〕
カチオン重合可能なオキシラン環(エポキシド)、オキセタン環等の反応性エーテル構造を構造単位中に1個以上、好ましくは2個以上有する、光重合性のモノマー及び/又はオリゴマー。オキシラン環(エポキシド)としては、オキシラニル基の他、3,4-エポキシシクロヘキシル基なども含まれる。またオキセタン環とは、4員環構造のエーテルである。
〔ラジカル重合開始剤〕
ラジカル重合性モノマー及び/又はオリゴマーから成るラジカル重合性材料の重合反応を光によって活性化する化合物である。具体例としては、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル及びベンゾインプロピルエーテル等のベンゾイン類、アセトフェノン、2,2-ジメトキシ-2-フェニルアセトフェノン、2,2-ジエトキシ-2-フェニルアセトフェノン、1,1-ジクロロアセトフェノン、1-ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2-メチル-1-(4-(メチルチオ)フェニル)-2-モルホリノプロパン-1-オン及びN,N-ジメチルアミノアセトフェノン等のアセトフェノン類、2-メチルアントラキノン、1-クロロアントラキノン及び2-アミルアントラキノン等のアントラキノン類、2,4-ジメチルチオキサントン、2,4-ジエチルチオキサントン、2-クロロチオキサントン及び2,4-ジイソプロピルチオキサントン等のチオキサントン類、アセトフェノンジメチルケタール及びベンジルジメチルケタール等のケタール類、ベンゾフェノン、メチルベンゾフェノン、4,4'-ジクロロベンゾフェノン、4,4'-ビスジエチルアミノベンゾフェノン、ミヒラーズケトン及び4-ベンゾイル-4'-メチルジフェニルサルファイド等のベンゾフェノン類、並びに2,4,6-トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキシド等が挙げられる。尚、ラジカル重合開始剤は単独で使用しても、2種以上を併用しても良く、また、これらに限定されることはない。
〔カチオン重合開始剤〕
カチオン重合性モノマー及び/又はオリゴマーから成るカチオン重合性材料の重合反応を光によって活性化する化合物である。具体例としては、ジアゾニウム塩、ヨードニウム塩、スルホニウム塩、セレニウム塩、ピリジニウム塩、フェロセニウム塩、ホスホニウム塩、チオピリニウム塩が挙げられるが、熱的に比較的安定であるジフェニルヨードニウム、ジトリルヨードニウム、フェニル(p-アニシル)ヨードニウム、ビス(p-t-ブチルフェニル)ヨードニウム、ビス(p-クロロフェニル)ヨードニウムなどの芳香族ヨードニウム塩、ジフェニルスルホニウム、ジトリルスルホニウム、フェニル(p-アニシル)スルホニウム、ビス(p-t-ブチルフェニル)スルホニウム、ビス(p-クロロフェニル)スルホニウムなどの芳香族スルホニウム塩等のオニウム塩光重合開始剤が好ましい。芳香族ヨードニウム塩および芳香族スルホニウム塩等のオニウム塩光重合開始剤を使用する場合、アニオンとしてはBF4 -、AsF6 -、SbF6 -、PF6 -、B(C6F5)4 -などが挙げられる。尚、カチオン重合開始剤は単独で使用しても、2種以上を併用しても良く、また、これらに限定されることはない。
本発明に係る光分岐結合器100を作製した。図1はその写真図である。光分岐結合器100は、3つのプラスチック光ファイバ(POF)21、22及び23を有する光分岐結合器である。
光分岐結合器100の筐体10は図2の設計図により作製された。図2.Aは筐体10の平面図、図2.Bは筐体10の正面図である。
図2.A及び図2.Bに示される通り、筐体10は略D字状の側壁部11と、底部12を有し、それらにより囲まれ、且つ上部が開いた略半円柱状の領域Vを有する。また、筐体10は、円柱側面状の孔部である3つの光ファイバ挿入口121、122及び123を有する。円柱側面状の孔部である光ファイバ挿入口121は、側壁11の平面状の背部111から中心軸が垂直に前後方向となるように形成されている。円柱側面状の孔部である光ファイバ挿入口122は、その中心軸が光ファイバ挿入口121の中心軸の延長上に配置されるように、側壁11の半円柱状の前面部112に形成される。また、円柱側面状の孔部である光ファイバ挿入口123は、その中心軸の延長が光ファイバ挿入口121の中心軸の延長と20度の角度を成して交わる位置に、側壁11の半円柱状の前面部112に形成される。略半円柱状の領域Vは、当該半円柱状の底面の半円部分が、半径5mm程度で形成された。光ファイバ挿入口121は、当該半円柱の中心軸から約1mmの位置に一方の開口を有する。
尚、筐体10は、必ずしも透明材料で形成する必要は無いが、内部の視認が容易となるよう、光分岐結合器100用の筐体10は、透明合成樹脂により作製した。
図1の光分岐結合器100は、上述の自己形成光導波路の技術により製造された。図3にその手順を概念図で示す。
図3は光分岐結合器100の構成を示す断面図(平面図)である。また、光導波路コア31及び32を製造する際の、光硬化性樹脂の硬化物の成長方向を矢印で示した。
即ち、光分岐結合器100は、図3に示す通り次の構成を有する。略D字状の側壁部を有する筐体10の、図2の光ファイバ挿入口121、122及び123に3つのプラスチック光ファイバ(POF)21、22及び23を挿入した。POF21、22及び23の端面210、220及び230は、コアが露出したものであり、特許請求の範囲に言う第1、第2及び第3光入出力端に順に対応する。
次に、筐体10内部の略半円柱状の領域Vに、未硬化の液状のアクリル系光硬化性樹脂を充填した。尚、当該樹脂は光重合開始剤が混合されたものであった。
次にPOF21から波長約408nmのレーザ光を導入し、POF21の端面210から略半円柱状の領域Vに充填した液状のアクリル系光硬化性樹脂に導入し、硬化物を形成した。当該硬化物は軸状(円柱状)で、その径がPOF21のコア径と同程度であった。当該硬化物は成長して最終的にPOF22の端面220に達し、POF21の端面210とPOF22の端面220とを光接続する長さ約4mmの光導波路コア31が形成された。
次に、POF23の端面230から波長約408nmのレーザ光を略半円柱状の領域Vに充填した液状のアクリル系光硬化性樹脂に導入し、硬化物を形成した。当該硬化物は軸状(円柱状)で、その径がPOF23のコア径と同程度であった。当該硬化物は成長して最終的に光導波路コア31と接続し、光導波路コア32が形成された。こののち、未硬化の光硬化性樹脂を排出し、コア表面を洗浄した。
次に、より低屈折率の光硬化性樹脂液を筐体10に充填し、紫外線を照射して硬化させ、クラッドとした。光導波路コア31は各請求項の構成における第1の光導波路のコアであり、また、光導波路コア32は各請求項の構成における第2の光導波路のコアである。
図1の写真図及び図3の構成図に示された光分岐結合器100の挿入損失を測定した。図4はその測定方法の構成図である。図4.Aに示される通り、波長650nmのモノクロ光源70と光検出器80とを、長さ1mのPOF20で接続し、光検出器の測定値(光量)を初期値とした。
次に、光分岐結合器100でモノクロ光源70と光検出器80とを接続し光検出器の測定値(光量)の初期値との差異(減衰量)を測定した。この際、光分岐結合器100の長さ1mのPOF21をモノクロ光源70に接続し、光分岐結合器100の長さ1mのPOF22を光検出器80に検出した場合(図4.B)と、光分岐結合器100の長さ1mのPOF23をモノクロ光源70に接続し、光分岐結合器100の長さ1mのPOF21を光検出器80に検出した場合とで減衰量測定を行った。
比較例として、図6に示すような光分岐結合器の分岐部分に波長650nmに対して反射率及び透過率のいずれも50%となるハーフミラーを配置した場合の減衰量測定を行った。
本実施例に係る光分岐結合器100の挿入損失は、POF21からPOF22(光導波路コア31)へは2.5dB、POF23からPOF21(光導波路コア32から31)へは5dBと良好であった。
一方、比較例に係るハーフミラーを用いた光分岐結合器の挿入損失は6dBとなった。
このように、本発明によれば、第1及び第2の光入出力端間が4mmと極めて小型で、挿入損失が2.5dBと極めて小さい光分岐結合器が形成できる。この際、第3の光入出力端から第1の光入出力端への光伝搬における挿入損失も5dBと、ハーフミラーを有する光分岐結合器に比較して挿入損失が小さいものとなった。
図5は、本発明に係る光モジュール200の構成を示す平面図である。
図5の光モジュール200は、透明筐体10’と、透明筐体の内部にハーフミラーを用いずに分岐部33を形成する第1の光導波路コア31と第2の光導波路コア32を有する。第1の光導波路コア31と第2の光導波路コア32は光硬化性樹脂の硬化物から成り、自己形成光導波路の技術により製造される。また、光モジュール200は、第1の光導波路コア31の端面である第1の光入出力端311で光接続するレセプタクル102、第1の光導波路コア31の端面である第2の光入出力端312と透明筐体10’を介して光接続するPD40、第2の光導波路コア32の端面である第3の光入出力端323と透明筐体10’を介して光接続するLED50を有する。図5の光モジュール200のレセプタクル102は、対応するコネクタ201を用いてPOF20を接続可能である。上述の通り、本発明に係る光モジュール200は、極めて小型で挿入損失が極めて小さい。また、ハーフミラーを有しないので、経時変化により光硬化性樹脂の硬化物から成るコアの剥離の可能性が、ハーフミラーを有する光モジュールよりも小さい。
本発明は、光通信回線の入出力端末モジュールとして有用である。特に単線双方向の光LANにおいて有用である。
本発明の実施例1に係る光分岐結合器100の写真図。 光分岐結合器100に用いる筐体10の平面図(2.A)及び正面図(2.B) 光分岐結合器100の構成を示す断面図(平面図)。 実施例1における、初期値測定時の構成図(4.A)及び減衰量測定時の構成図(4.B)。 本発明の実施例2に係る光モジュール200の構成を示す平面図。 従来例に係る光モジュール900の構成を示す平面図。
100:光分岐結合器
10、10’、90:(透明)筐体
102、902:レセプタクル
11:筐体10の略D字状の側壁
12:筐体10の底部
111:筐体10の側壁の背部
112:筐体10の側壁の前面部
121、122、123:円柱状の孔部である光ファイバ挿入口
V:筐体10の側壁11と底部12で囲まれた領域
20、21、22、23:プラスチック光ファイバ(POF)
210:220:230:POFの端面
201:コネクタ
31:光導波路コア
311:第1の光入出力端
312:第2の光入出力端
323:第3の光入出力端
32:光導波路コア
33:光導波路コア31と光導波路コア32の接続部である分岐部
34、35、39:光導波路コア
40:フォトダイオード(PD)
50:発光ダイオード(LED)
60:ハーフミラー
91:外部筐体

Claims (3)

  1. 光分岐結合器において、
    光硬化性樹脂が充填され光導波路が形成される光導波路形成領域を有した筐体であって、該筐体の外側面から前記光導波路形成領域に連通した第1の孔と、該第1の孔と同一直線上に形成された第2の孔と、前記第2の孔の中心軸と成す角が10度以上30度以下の中心軸を有するように形成された第3の孔とを有した筐体と、
    前記第1の孔に挿入され、端面が前記光導波路形成領域に位置する第1の光ファイバーと、前記第2の孔に挿入され、端面が前記光導波路形成領域に位置する第2の光ファイバーと、前記第3の孔に挿入され、端面が前記光導波路形成領域に位置する第3の光ファイバーと、
    前記第1の光ファイバーの前記端面と、前記第2の光ファイバーの前記端面とを接続し、前記第1の光ファイバー及び/又は前記第2の光ファイバーから前記光導波路形成領域に導入される硬化光により、前記光硬化性樹脂が直線状に硬化して自己形成される光軸が直線の第1のコアと、
    前記第3の光ファイバーの前記端面と、前記第1のコアとを直接接続し、前記第3の光ファイバーから前記光導波路形成領域に導入される硬化光により、前記光硬化性樹脂が直線状に硬化して自己形成される光軸が直線の第2のコアと、
    前記第1のコア及び前記第2のコアよりも低い屈折率を有した樹脂であって、前記光導波路形成領域を充填して硬化されたクラッドと、
    を有し、
    前記第1のコアの光軸と前記第2のコアの光軸の成す角度が、10度以上30度以下であることを特徴とする光分岐結合器。
  2. 前記第1のコアと前記第2のコアとが、いずれも同じ光硬化性樹脂の硬化物から成ることを特徴とする請求項1に記載の光分岐結合器。
  3. 光分岐結合器の製造方法において、
    光硬化性樹脂が充填され光導波路が形成される光導波路形成領域を有した筐体であって、該筐体の外側面から前記光導波路形成領域に連通した第1の孔と、該第1の孔と同一直線上に形成された第2の孔と、前記第2の孔の中心軸と成す角が10度以上30度以下の中心軸を有するように形成された第3の孔とを有した筐体を用いて、
    第1の光ファイバーを、その端面が前記光導波路形成領域に位置するように、前記第1の孔に挿入し、
    第2の光ファイバーを、その端面が前記光導波路形成領域に位置するように、前記第2の孔に挿入し、
    第3の光ファイバーを、その端面が前記光導波路形成領域に位置するように、前記第3の孔に挿入し、
    前記光導波路形成領域に光硬化性樹脂を充填し、
    前記第1の光ファイバー及び/又は前記第2の光ファイバーから前記光導波路形成領域に硬化光を導入し、
    前記硬化光により、前記光硬化性樹脂が直線状に硬化して自己形成される光軸が直線の第1のコアを、前記第1の光ファイバーの前記端面と、前記第2の光ファイバーの前記端面とを接続するように形成し、
    第1のコアが形成された後に、前記第3の光ファイバーから前記光導波路形成領域に硬化光を導入し、
    前記硬化光により、前記光硬化性樹脂が直線状に硬化して自己形成される光軸が直線の第2のコアを、前記第3の光ファイバーの前記端面と、前記第1のコアとを直接接続するように形成し、
    前記第1のコア及び前記第2のコアよりも低い屈折率を有した樹脂を前記光導波路形成領域を充填して硬化させてクラッドを形成し、
    前記第1のコアの光軸と前記第2のコアの光軸の成す角度が、10度以上30度以下となるようにしたことを特徴とする光分岐結合器の製造方法。
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