JP4969294B2 - 投写型画像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、投写型画像表示装置に関し、特に、当該投写型画像表示装置のスクリーンの振動技術に関するものである。
背面投写型プロジェクションテレビ等の投写型画像表示装置によって表示される画像の高画質化または高輝度化のために、光源として、例えば、レーザーを用いることができる。しかし、当該レーザーを使用した場合、ランプを光源に用いた従来のプロジェクションテレビよりも、いわゆるシンチレーションと呼ばれるスペックルパターンによる画面のぎらつき現象が顕著に現れる。
シンチレーションを低減する従来の手法として、スクリーンの画像表示面に対して垂直方向(面直角方向)、スクリーンの長手方向、またはスクリーンの幅方向(面内方向で縦又は横方向)のいずれかの方向に当該スクリーンを振動させるものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開昭55−65940号公報(第4〜6頁、第1図および第2図)
しかしながら、上記文献の技術によれば、面直角方向にスクリーンを振動させた場合に解像度が劣化するという問題がある。
また、前記縦方向または前記横方向にスクリーンを振動させた場合には、スクリーンが断続的に移動する。このため、当該スクリーンが停止した時に、強いシンチレーションが発生する。したがって、この場合においてはシンチレーションを十分に低減することができない。
即ち、スクリーンが、移動と停止とを繰り返して断続的に移動する場合には、当該スクリーンが停止した時には強くシンチレーション(ギラツキ現象)が発生し、当該スクリーンが移動している時には当該シンチレーションが見えなくなる。このため、当該シンチレーション(ギラツキ現象)が時間の経過とともに強弱の変化(ぎらついたり、ぎらつかなかったりの変化)を繰り返すという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、シンチレーションの発生が低減された、高品位な画像表示が可能な投写型画像表示装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる投写型画像表示装置は、入力される画像信号に応じて、光を照射する光学エンジン部と、光学エンジン部から出射した光が入射され、該光を平行光として出射するフレネルレンズと、フレネルレンズから出射した平行光を拡散させて拡散光として出射する拡散部と、平行光が出射する面と平行な面内でフレネルレンズを所定の軌道で連続的に移動させる駆動部と、少なくともフレネルレンズと拡散部とを支持する支持部と、フレネルレンズと支持部とをフレネルレンズの面内方向において移動可能に連結する連結部と、を備え、連結部は、平行光が出射する面に略垂直に立設された弾性屈曲可能な複数のロッドで構成され、弾性屈曲可能なロッドは、弾性屈曲可能なロッドの一端に固着されて弾性屈曲可能なロッドと支持部とを固着して連結する第1の部材と、弾性屈曲可能なロッドの他端に固着されて弾性屈曲可能なロッドとフレネルレンズとを固着して連結する第2の部材と、を備えて構成され、連結部に、第1の部材と第2の部材との相互の移動範囲を制限するリミッタ部を備えること、を特徴とする。
この発明によれば、フレネルレンズを該フレネルレンズの面鉛直方向に移動することなく連続的に移動させることができ、または拡散部を該拡散部の面鉛直方向に移動することなく連続的に移動させることができるため、シンチレーションを効果的に低減して、高品位な画像を表示可能な投写型画像表示装置を得ることができる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかる投写型画像表示装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は以下の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる投写型画像表示装置の投写光学系の構成を示す構成図である。図1に示すように、枠体1は断面が凹形状に形成される。そして、当該枠体1は、フレネルレンズ21とレンチキュラーレンズ・スクリーン22とを重ね合わせて構成されるスクリーン2を保持する。なお、レンチキュラーレンズ・スクリーン22は、レンチキュラーレンズシート、散乱層、ブラックストライプなどが積層されて構成され(図示せず)、拡散部として作用する。
光学エンジン100は、スクリーン2に背面から画像を投写する。当該光学エンジン100は、光源としてのレーザーモジュール101と、レーザーモジュール101から出社された光を入力信号に応じて空間変調して画像を形成する空間変調素子としてのDMD(デジタルマイクロミラーデバイス)102と、DMDで形成した画像をスクリーン2に拡大して投写する投写光学系103と、を含む。
枠体1の凹部底部には段差部1bが形成されている。そして、この段差部1bと枠体1の内面1aとの間にレンチキュラーレンズ・スクリーン22が保持される。
フレネルレンズ21は、スクリーン(フレネルレンズ21)の面内方向に移動できるように枠体1との間に所定のクリアランスCを有して保持されている。
図2は、実施の形態1にかかるスクリーン2を正面から見た正面図である。枠体1には、モータ(図示せず)、および、当該モータによって駆動されるカム41を備えた駆動手段40が設けられる。フレネルレンズ21の下縁に形成された凸部21aには、伝達部材30が固着される。なお、当該伝達部材30は、凸部21aから下方へ延在するように設けられる。また、当該伝達部材30には、カム41が挿入される穴31が形成されている。
次に、駆動手段40の動作について図3を使用して説明する。図3は、駆動手段40の動作を説明するための図である。駆動手段40のモータが回転すると、カム41が回転運動する。このカム41は、円形の軸で構成されるが、当該円形の中心は、当該軸の回転中心に対して所定距離オフセットされる。なお、図3中の「e」は、オフセット量である。そして、モータの回転によって、このカム41は図3に示す矢印Rの方向に円運動する。この結果、フレネルレンズ21は、このカム41の回転に応じて動作する伝達部材30を介して、スクリーン面(フレネルレンズ21面)と平行な面内で円形の軌跡で周期的に移動する(図2図中矢印)。このため、フレネルレンズ21はどの瞬間も停止することなく何れかの方向へ連続的な移動を行なうため、シンチレーションが低減された状態が保たれる。すなわち、フレネルレンズ21は移動と停止とを繰り返して断続的に移動するのではなく、どの瞬間も停止することなく連続的な移動を行なうため、時間の経過とともにシンチレーション(ギラツキ現象)強弱の変化(ぎらついたり、ぎらつかなかったりの変化)が生じることがなくシンチレーションが低減された状態が保たれる。
しかしながら、このような構成の投写型画像表示装置においては、フレネルレンズ21には、光学エンジン100より拡散して発せられた光が、画面内のほぼ全域にわたって斜めに入射する。このため、フレネルレンズ21が上記のようにスクリーン面内方向(フレネルレンズ面内方向)を移動する際に、当該フレネルレンズ21がわずかでもスクリーン面(フレネルレンズ面)と鉛直な方向に移動すると、光学エンジン100からの光がフレネルレンズ21へ入射する位置が変化し、画面(スクリーン)に表示される画像に歪が発生する。
これに対して、フレネルレンズ21を固定して、レンチキュラーレンズ・スクリーン22だけを移動させることが考えられるが、レンチキュラーレンズ・スクリーン22は、最も観察者側に配置されているため、観察者の接触その他の外部要因により、当該部材の移動が阻害されることが考えられる。したがって移動が阻害されることなく、シンチレーションを低減するためには、スクリーン面(フレネルレンズ面)鉛直方向に移動することなく、フレネルレンズ21を連続的に移動させることが求められる。
図4および図5を用いて、本実施の形態におけるフレネルレンズの支持ユニット50の構成について説明する。図4は、本実施の形態におけるフレネルレンズ21の支持方式を示したものである。図4に示すように、フレネルレンズ21の端部から枠体1に向けて、フレネルレンズ21の面内方向と鉛直な方向に、計4本の支持ユニット50が設けられている。支持ユニット50の一端はフレネルレンズ21に、他端は枠体1に結合されている。また、フレネルレンズ21は、下端の2つのバネ42により、その自重を支えるよう構成されている。
図5は、図4におけるフレネルレンズ21の支持ユニット50の形状を示した断面図である。支持ユニット50は、例えばピアノ線のように屈曲方向に弾性を有するワイヤ51の両端に略直方体形状のブロック部材52が一体成型にて構成されている。そして、一端のブロック部材52が枠体1に、他端のブロック部材52がフレネルレンズ21に、それぞれ接着などにより固着されている。
以上のような、本実施の形態におけるフレネルレンズの支持ユニット50においては、フレネルレンズ21がスクリーン(フレネルレンズ21)の面内方向に円運動をする際、フレネルレンズ21を支持する各ワイヤ51は、屈曲方向の弾性によって例えば図6のように変形し、フレネルレンズ21と枠体1との距離Lを変えずに保った状態でフレネルレンズ21の上方向への移動を案内する。
フレネルレンズ21がスクリーン(フレネルレンズ21)の面内方向に図6の状態から180度回転したときの各ワイヤ51の状態を図7に示す。この状態においても各ワイヤ51は、屈曲方向の弾性によりフレネルレンズ21と枠体1との距離Lを保った状態でフレネルレンズ21の下方向への移動を案内する。図6および図7は、フレネルレンズの円運動時における支持ユニット50の支持状態の一例を示した側面図である。
このようにフレネルレンズ21の円運動中において、各ワイヤ51は、フレネルレンズ21の面に鉛直なワイヤ軸51aを中心とした屈曲姿勢を維持したまま、フレネルレンズ21の移動を案内する。これにより、各支持点での枠体1とフレネルレンズ21との距離が同一に保たれるため枠体1に対してフレネルレンズ21が傾くことがなく、フレネルレンズ21は、スクリーン(フレネルレンズ21)の面内方向に移動することができる。
したがって、この支持ユニット50を用いて投写型画像表示装置を構成することにより、フレネルレンズ21をスクリーン(フレネルレンズ21)面鉛直方向に移動することなく、連続的に移動させることができ、シンチレーションが低減された状態が保たれる。すなわち、フレネルレンズ21の移動の際に画像にひずみが発生することがなく、安定してシンチレーションを低減することができるとともに、観察者の接触等外部要因による移動が阻害されることがない。
例えば枠体1に支持面を設け(例えば図1の1c)、フレネルレンズ21をこの支持面1cに沿って摺動させることによりフレネルレンズ21面内の運動を案内する手法も考えられる。この場合には、フレネルレンズ21の移動時にフレネルレンズ21と支持面1cとの間に摩擦を生じるため、摩擦によるフレネルレンズ21や支持面1cの削れや、移動負荷の変化が想定される。
しかしながら、上述したような本実施の形態にかかる構成では、ワイヤ51によってフレネルレンズ21を支持してフレネルレンズ21の面内での運動を案内することにより、摩擦による弊害が生じない。
また、例えば枠体1に溝状のガイドを設けてフレネルレンズ21の移動を案内する手法も考えられる。この場合には、溝状のガイドには動作のためのクリアランスを設ける必要があり、このクリアランスが、そのままフレネルレンズ21の傾きの原因になる。
しかしながら、上述したような本実施の形態にかかる構成では、フレネルレンズ21の動作のためのクリアランスを必要としないため、傾きを生じることがない。さらに、上述したような本実施の形態にかかる構成では、ワイヤ51は、ピアノ線のようなバネ鋼線を用いて実現できるため、安価に支持機構を構成することができる。
上述したように、本実施の形態にかかる投写型画像表示装置によれば、シンチレーションを効果的に低減して、高品位な画像を表示可能な投写型画像表示装置を安価に実現することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、屈曲方向に弾性を有するワイヤの両端に略直方体形状のブロック部材が設けられた構成とされた支持ユニットを用いた投写型画像表示装置について説明したが、ワイヤの代わりに剛体ロッドを用いることできる。実施の形態2では、剛体ロッドを用いて支持ユニットを構成した場合の投写型画像表示装置について説明する。なお、本実施の形態にかかる投写型画像表示装置の構成は、支持ユニット50の代わりに支持ユニット50を用いること以外は、図1〜図4を用いて説明した実施の形態1にかかる投写型画像表示装置の構成と同じである。したがって、以下では、支持ユニット60について説明する。
図8〜図10を用いて、本実施の形態における支持ユニット60の構成について説明する。図8は本実施の形態における支持ユニット60を説明するための断面図である。支持ユニット60は、両端に球体ジョイント部64が固着された剛体からなる剛体ロッド61を有し、球体ジョイント部64と接する凹部を有するブロックベース62と球体ジョイント部64と接する凹部を有するブロックカバー63とにより球体ジョイント部64を挟み込むように保持している。
以上のように構成される本実施の形態におけるフレネルレンズの支持ユニット60においては、フレネルレンズ21が面内方向に円運動をする際、各剛体ロッド61は球体ジョイント部64がブロックベース62内およびブロックカバー63内において回転することによりフレネルレンズ21と枠体1との距離Lを変えずに保った状態で剛体ロッド61の位置(軸方向)を自在に変更することができる。すなわち、支持ユニット60においては、剛体ロッド61の端部を中心とした面内回転自由度を有するジョイント部が実現されている。
すなわち、剛体ロッド61の端部である球体ジョイント部64がブロックベース62内およびブロックカバー63内において回転することで、4つの各剛体ロッド61はフレネルレンズ21の面内方向に鉛直な軸61aを中心とし軸61aとの傾きを同じ傾きで維持したままフレネルレンズ21の移動を案内することで各支持点での枠体1とフレネルレンズ21との距離が同一に保たれる。このため、枠体1に対してフレネルレンズ21が傾くことがなく、フレネルレンズ21はスクリーン(フレネルレンズ21)の面内方向に移動することができる。このため、フレネルレンズ21の移動の際に画像にひずみが発生することがなく、安定してシンチレーションを低減することができるとともに、観察者の接触等外部要因による移動が阻害されることがない。
これにより、フレネルレンズ21が面内方向に円運動をする際、たとえば図9に示すようにフレネルレンズ21が上方に移動した場合には、支持ユニット60はフレネルレンズ21と枠体1との距離Lを変えずに保った状態でフレネルレンズ21の上方向への移動を案内する。また、フレネルレンズ21がスクリーン(フレネルレンズ21)の面内方向に図9の状態から180度回転したときの支持ユニット60の状態を図10に示す。この状態においては支持ユニット60は、球体ジョイント部64の回転により、フレネルレンズ21と枠体1との距離Lを変えずに保った状態でフレネルレンズ21の下方向への移動を案内する。
また、上述したようなフレネルレンズの支持ユニット60においては、剛体ロッド61によりフレネルレンズ21の面内円運動を支持してフレネルレンズ21の面内での運動を案内することにより、摩擦による弊害が生じない。すなわち、フレネルレンズの支持ユニット60においては、剛体ロッド61によりフレネルレンズ21の面内円運動を支持しているので、フレネルレンズ21の移動時のフレネルレンズ21と枠体1との摩擦による削れや、移動負荷の変化が生じない。
また、フレネルレンズの支持ユニット60においては、動作のためのクリアランスを必要としないので、フレネルレンズ21の傾きを生じることもない。また、動作のためのクリアランスを必要としないので、フレネルレンズ21の傾きを生じることもない。
上述したように、支持ユニット60を用いて投写型画像表示装置を構成することにより、フレネルレンズ21をスクリーン(フレネルレンズ21)面鉛直方向に移動することなく、連続的に移動させることができ、シンチレーションが低減された状態が保たれる。したがって、本実施の形態にかかる投写型画像表示装置によれば、シンチレーションを効果的に低減して、高品位な画像を表示可能な投写型画像表示装置を安価に実現することができる。
実施の形態3.
実施の形態2では、ブロックベースとブロックカバーとの凹部により球体ジョイント部を回転自在に支持する場合について説明したが、剛体ロッドのブロック部材との係合部をテーパ穴とすることでも各々ジョイント部を回転自在に支持することが可能である。実施の形態3では、ブロック部材における剛体ロッドとの係合部としてテーパ穴を用いて支持ユニットを構成した場合の投写型画像表示装置について説明する。なお、本実施の形態にかかる投写型画像表示装置の構成は、支持ユニット50の代わりに支持ユニット50を用いること以外は、図1〜図4を用いて説明した実施の形態1にかかる投写型画像表示装置の構成と同じである。したがって、以下では、支持ユニット70について説明する。
図11〜図13を用いて、本実施の形態における支持ユニット70の構成について説明する。図11は本実施の形態における支持ユニット70を説明するための断面図である。支持ユニット70は、剛体ロッド71、ブロック部材72、第1の止め輪73、板バネ74より構成されている。
各ブロック部材72には、各外側の主面(枠体1に接続されるブロック部材72においては枠体1の主面、フレネルレンズ21に接続されるブロック部材72においてはフレネルレンズ21の主面)から各内側の主面(各支持ユニット70においてブロック部材72同士が対向する側の主面)に向かって径が大きくなるような略円錐状のテーパを有するテーパ穴72aが、略中央部に設けられている。剛体ロッド71は、このテーパ穴72aに挿通されている。
また、該剛体ロッド71は、テーパ穴72aに挿通された状態で、それぞれの端部に各々第1の止め輪73が取り付けられている。そして、剛体ロッド71は、ブロック部材72に第1の止め輪73を押し付ける方向に、該剛体ロッド71の端面を板バネ74により押圧付勢されることにより、剛体ロッド71のそれぞれの端部の位置がブロック部材72に対して固定されている。したがって、剛体ロッド71は該剛体ロッド71の中心軸方向において押圧付勢されている。また、テーパ穴72a内において、剛体ロッド71は遊挿状態、すなわち空間的に余裕のある状態で挿入されている。
以上のように構成される本実施の形態におけるフレネルレンズの支持ユニット70においては、フレネルレンズ21が面内方向に円運動をする際、各剛体ロッド71はジョイント部がブロック部材72に設けられたテーパ穴72a内において回転することによりフレネルレンズ21と枠体1との距離Lを変えずに保った状態で剛体ロッド71の位置(軸方向)を自在に変更することができる。すなわち、支持ユニット70においては、剛体ロッド71の端部を中心とした面内回転自由度を有するジョイント部が実現されている。
そして、ジョイント部の4つの剛体ロッド71が該剛体ロッド71の端部を中心として回転移動することで、4つの各剛体ロッド71はフレネルレンズ21の面内方向に鉛直な軸71aを中心とし、軸71aとの傾きを4つの剛体ロッド71において同じ傾きで維持したままフレネルレンズ21の移動を案内することで各支持点での枠体1とフレネルレンズ21との距離が同一に保たれる。このため、枠体1に対してフレネルレンズ21が傾くことがなく、フレネルレンズ21はスクリーン(フレネルレンズ21)の面内方向に移動することができる。このため、フレネルレンズ21の移動の際に画像にひずみが発生することがなく、安定してシンチレーションを低減することができるとともに、観察者の接触等外部要因による移動が阻害されることがない。
これにより、フレネルレンズ21が面内方向に円運動をする際、たとえば図12に示すようにフレネルレンズ21が上方に移動した場合には、支持ユニット70はフレネルレンズ21と枠体1との距離Lを変えずに保った状態でフレネルレンズ21の上方向への移動を案内する。また、フレネルレンズ21がスクリーン(フレネルレンズ21)の面内方向に図12の状態から180度回転したときの支持ユニット70の状態を図13に示す。この状態においては支持ユニット70は、フレネルレンズ21と枠体1との距離Lを変えずに保った状態でフレネルレンズ21の下方向への移動を案内する。
また、上述したようなフレネルレンズの支持ユニット70においては、剛体ロッド71によりフレネルレンズ21の面内円運動を支持してフレネルレンズ21の面内での運動を案内することにより、摩擦による弊害が生じない。すなわち、フレネルレンズの支持ユニット70においては、剛体ロッド71によりフレネルレンズ21の面内円運動を支持しているので、フレネルレンズ21の移動時のフレネルレンズ21と枠体1との摩擦による削れや、移動負荷の変化が生じない。
また、フレネルレンズの支持ユニット70においては、動作のためのクリアランスを必要としないので、フレネルレンズ21の傾きを生じることもない。また、動作のためのクリアランスを必要としないので、フレネルレンズ21の傾きを生じることもない。
上述したように、支持ユニット70を用いて投写型画像表示装置を構成することにより、フレネルレンズ21をスクリーン(フレネルレンズ21)面鉛直方向に移動することなく、連続的に移動させることができ、シンチレーションが低減された状態が保たれる。したがって、本実施の形態にかかる投写型画像表示装置によれば、シンチレーションを効果的に低減して、高品位な画像を表示可能な投写型画像表示装置を安価に実現することができる。
実施の形態4.
実施の形態3では、支持ユニットにおいて、剛体ロッドを該剛体ロッドの中心軸方向に押圧付勢することで剛体ロッドが該剛体ロッドの端部を中心とした面内回転自由度を有するジョイント部を構成した場合について説明したが、実施の形態4では、テーパ穴のテーパ方向を反対にして且つ剛体ロッドを該剛体ロッドの中心軸方向に引張付勢することで剛体ロッドが該剛体ロッドの端部を中心とした面内回転自由度を有するジョイント部を構成する場合の投写型画像表示装置について説明する。なお、本実施の形態にかかる投写型画像表示装置の構成は、支持ユニット50の代わりに支持ユニット50を用いること以外は、図1〜図4を用いて説明した実施の形態1にかかる投写型画像表示装置の構成と同じである。したがって、以下では、支持ユニット80について説明する。
図14〜図16を用いて、本実施の形態における支持ユニット80の構成について説明する。図14本実施の形態における支持ユニット80を説明するための断面図である。支持ユニット80は、剛体ロッド81、ブロック部材82、第1の止め輪83a、第2の止め輪83b、板バネ84より構成されている。剛体ロッド81には、あらかじめ決められた位置に第1の止め輪83aが取り付けられている。
各ブロック部材82には、各内側の主面(各支持ユニット80においてブロック部材82同士が対向する側の主面)から、各外側の主面(枠体1に接続されるブロック部材82においては枠体1の主面、フレネルレンズ21に接続されるブロック部材82においてはフレネルレンズ21の主面)に向かって径が大きくなるような略円錐状のテーパを有するテーパ穴82aが、略中央部に設けられている。剛体ロッド81は、このテーパ穴82aに挿通されている。
また、該剛体ロッド71は、テーパ穴72aに挿通された状態で、それぞれの端部に各々第2の止め輪83bが取り付けられている。そして、この第2の止め輪83bは、第2の止め輪83bをブロック部材82から離す方向(第1の止め輪83aがブロック部材82に対して押し付けられる方向)に、各々板バネ84によって付勢されている。したがって、剛体ロッド81は該剛体ロッド81の中心軸方向において引張付勢されている。これにより、剛体ロッド81のそれぞれの端部の位置がブロック部材82に対して固定されている。また、テーパ穴82a内において、剛体ロッド81は遊挿状態、すなわち空間的に余裕のある状態で挿入されている。
以上のように構成される本実施の形態におけるフレネルレンズの支持ユニット80においては、フレネルレンズ21が面内方向に円運動をする際、各剛体ロッド81はジョイント部がブロック部材82に設けられたテーパ穴82a内において回転することによりフレネルレンズ21と枠体1との距離Lを変えずに保った状態で剛体ロッド81の位置(軸方向)を自在に変更することができる。すなわち、支持ユニット70においては、剛体ロッド71の端部を中心とした面内回転自由度を有するジョイント部が実現されている。
そして、ジョイント部の4つの剛体ロッド81が該剛体ロッド81の端部を中心として回転移動することで、4つの各剛体ロッド81はフレネルレンズ21の面内方向に鉛直な軸81aを中心とし、軸81aとの傾きを4つの剛体ロッド81において同じ傾きで維持したままフレネルレンズ21の移動を案内することで各支持点での枠体1とフレネルレンズ21との距離が同一に保たれる。このため、枠体1に対してフレネルレンズ21が傾くことがなく、フレネルレンズ21はスクリーン(フレネルレンズ21)の面内方向に移動することができる。このため、フレネルレンズ21の移動の際に画像にひずみが発生することがなく、安定してシンチレーションを低減することができるとともに、観察者の接触等外部要因による移動が阻害されることがない。
これにより、フレネルレンズ21が面内方向に円運動をする際、たとえば図15に示すようにフレネルレンズ21が上方に移動した場合には、支持ユニット80はフレネルレンズ21と枠体1との距離Lを変えずに保った状態でフレネルレンズ21の上方向への移動を案内する。また、フレネルレンズ21がスクリーン(フレネルレンズ21)の面内方向に図15の状態から180度回転したときの支持ユニット80の状態を図16に示す。この状態においては支持ユニット80は、フレネルレンズ21と枠体1との距離Lを変えずに保った状態でフレネルレンズ21の下方向への移動を案内する。
また、上述したようなフレネルレンズの支持ユニット80においては、剛体ロッド81によりフレネルレンズ21の面内円運動を支持してフレネルレンズ21の面内での運動を案内することにより、摩擦による弊害が生じない。すなわち、フレネルレンズの支持ユニット80においては、剛体ロッド81によりフレネルレンズ21の面内円運動を支持しているので、フレネルレンズ21の移動時のフレネルレンズ21と枠体1との摩擦による削れや、移動負荷の変化が生じない。
上述したように、支持ユニット80を用いて投写型画像表示装置を構成することにより、フレネルレンズ21をスクリーン(フレネルレンズ21)面鉛直方向に移動することなく、連続的に移動させることができ、シンチレーションが低減された状態が保たれる。したがって、本実施の形態にかかる投写型画像表示装置によれば、シンチレーションを効果的に低減して、高品位な画像を表示可能な投写型画像表示装置を安価に実現することができる。
実施の形態5.
実施の形態1においては、支持ユニット50は、両端にブロック部材を有する弾性を有するワイヤで構成されていたが、弾性を有するワイヤのみでフレネルレンズ21を支持する場合、衝撃や過電流等によりワイヤに過大な負荷がかかった際にワイヤの塑性変形や座屈が考えられる。また、実施の形態3、4においては、剛体ロッド端面を板バネによって付勢しているため、衝撃や過電流等により支持ユニットに過大な負荷がかかった場合、板バネが塑性変形することが考えられる。実施の形態5ではこれらの点をさらに改良した投写型画像表示装置について説明する。なお、本実施の形態にかかる投写型画像表示装置の構成は、支持ユニットを改良していること以外は、図1〜図4を用いて説明した実施の形態1にかかる投写型画像表示装置の構成と同じである。したがって、以下では、支持ユニットについて説明する。
図17〜図19を用いて実施の形態1の変形例であり支持ユニット50にリミッタ機構を設けた例について説明する。図17は本実施の形態における支持ユニット50を説明するための断面図である。支持ユニット50は、例えばピアノ線のように屈曲方向に弾性を有するワイヤ51の両端に略直方体形状のブロック部材52が一体成型にて構成されている。そして、一端のブロック部材52が枠体1に、他端のブロック部材52がフレネルレンズ21に、それぞれ接着などにより固着されている。
また、両端のブロック部材52には、ワイヤ51の外周に各々径の異なる略円筒形の第1の第1のカバー91と第2のカバー92とが、各々が重なり合うように、すなわち径方向において第1のカバー91が第2のカバー92を内包できるように円運動半径「e」以上の空間「e+」を有して配設されている。
以上のような、本実施の形態における支持ユニット50のリミッタ機構においては、例えばスクリーン(フレネルレンズ21)の面内方向と鉛直な方向に衝撃荷重F1がかかった場合には、図18に示すようにワイヤ51はたわんで変形するが、第2のカバー92の端面とブロック部材52とが当接することで、これ以上のワイヤ51の変形は抑制される。このため、ワイヤ51が塑性変形など過度の変形により破損することが防止される。
また、例えばスクリーン(フレネルレンズ21)の面内方向に衝撃荷重F2が加わった場合、または過電流により仕様以上の駆動力を生じた場合には、図19に示すようにワイヤ51は変形するが、第1のカバー91の内周面と第2のカバー92の外周面とが当接することで、これ以上のワイヤ51の変形は抑制される。このため、ワイヤ51が塑性変形など過度の変形により破損することが防止される。
図20は、実施の形態2の変形例であり、支持ユニット60にリミッタ機構を設けた例を説明する断面図である。図20においては、上述した支持ユニット60の構成において、両側のブロックカバー63には、剛体ロッド61の外周に各々径の異なる略円筒形の第1のカバー91と第2のカバー92とが、各々が重なり合うように、すなわち径方向において第1のカバー91が第2のカバー92を内包できるように円運動半径「e」以上の空間「e+」を有して配設されている。
この場合においても、例えばスクリーン(フレネルレンズ21)の面内方向に衝撃荷重F2が加わった場合、または過電流により仕様以上の駆動力を生じた場合に、第1のカバー91の内周面と第2のカバー92の外周面とが当接することで、フレネルレンズ21の過度の移動は抑制される。このため、剛体ロッド61が過度の変形などにより破損することが防止される。
図21は、実施の形態3の変形例であり、支持ユニット70にリミッタ機構を設けた例を説明する断面図である。図21においては、上述した支持ユニット70の構成において、両端のブロック部材72には、剛体ロッド71の外周に各々径の異なる略円筒形の第1のカバー91と第2のカバー92とが、各々が重なり合うように、すなわち径方向において第1のカバー91が第2のカバー92を内包できるように円運動半径「e」以上の空間「e+」を有して配設されている。
この場合においても、例えばスクリーン(フレネルレンズ21)の面内方向に衝撃荷重F2が加わった場合、または過電流により仕様以上の駆動力を生じた場合に、第1のカバー91の内周面と第2のカバー92の外周面とが当接することで、フレネルレンズ21の過度の移動は抑制される。このため、剛体ロッド71が過度の変形などにより破損することが防止される。
図22は、実施の形態4の変形例であり、支持ユニット80にリミッタ機構を設けた例を説明する断面図である。図22においては、上述した支持ユニット80の構成において、両端のブロック部材82には、剛体ロッド81の外周に各々径の異なる略円筒形の第1のカバー91と第2のカバー92とが、各々が重なり合うように、すなわち径方向において第1のカバー91が第2のカバー92を内包できるように円運動半径「e」以上の空間「e+」を有して配設されている。
この場合においても、例えばスクリーン(フレネルレンズ21)の面内方向に衝撃荷重F2が加わった場合、または過電流により仕様以上の駆動力を生じた場合に、第1のカバー91の内周面と第2のカバー92の外周面とが当接することで、フレネルレンズ21の過度の移動は抑制される。このため、剛体ロッド81が過度の変形などにより破損することが防止される。
なお、上述した各実施の形態においては、フレネルレンズ21を移動させているが、さらにフレネルレンズ21とは別体の拡散シートなどの拡散部材を追加し、それのみを移動させてもよい。また、レンチキュラーレンズ・スクリーン22のみを移動させても良い。
また、上述した各実施の形態においては、1つの支持ユニットに対するワイヤまたはロッドの本数は1本に限られるものではなく、複数本配設されていても良い。
また、上述した各実施の形態においては、支持ユニットはフレネルレンズ21の端部4箇所に配置するものとして説明したが、支持ユニットの配置数は3箇所以上であればいくつ配置さていても良い。
また、上述した各実施の形態においては、フレネルレンズ21と支持ユニットとは、接着などにより固着されるものとして説明したが、ネジ止めなどの締結手段を用いても良い。
以上のように、本発明にかかる投写型画像表示装置は、家庭または業務用の投写型画像表示装置に有用であり、特に、大画面の投写型画像表示装置に適している。
本発明の実施の形態1にかかる投写型画像表示装置の投写光学系の構成を示す構成図である。 本発明の実施の形態1にかかるスクリーンを正面から見た正面図である。 本発明の実施の形態1にかかる駆動手段の動作を説明するための図である。 本発明の実施の形態1にかかるフレネルレンズの支持方式を示した図である。 本発明の実施の形態1にかかるフレネルレンズの支持ユニットの形状を示した断面図である。 本発明の実施の形態1にかかるフレネルレンズの円運動時における支持ユニットの支持状態の一例を示した側面図である。 本発明の実施の形態1にかかるフレネルレンズの円運動時における支持ユニットの支持状態の一例を示した側面図である。 本発明の実施の形態2にかかるフレネルレンズの支持ユニットを説明するための断面図である。 本発明の実施の形態2にかかるフレネルレンズの円運動時における支持ユニットの支持状態の一例を示した側面図である。 本発明の実施の形態2にかかるフレネルレンズの円運動時における支持ユニットの支持状態の一例を示した側面図である。 本発明の実施の形態3にかかるフレネルレンズの支持ユニットを説明するための断面図である。 本発明の実施の形態3にかかるフレネルレンズの円運動時における支持ユニットの支持状態の一例を示した側面図である。 本発明の実施の形態3にかかるフレネルレンズの円運動時における支持ユニットの支持状態の一例を示した側面図である。 本発明の実施の形態4にかかるフレネルレンズの支持ユニットを説明するための断面図である。 本発明の実施の形態4にかかるフレネルレンズの円運動時における支持ユニットの支持状態の一例を示した側面図である。 本発明の実施の形態4にかかるフレネルレンズの円運動時における支持ユニットの支持状態の一例を示した側面図である。 本発明の実施の形態5にかかるフレネルレンズの支持ユニットを説明するための断面図である。 本発明の実施の形態5にかかるフレネルレンズの円運動時における支持ユニットのスクリーン鉛直方向荷重に対するリミッタ機構の動作の一例を示した断面図である。 本発明の実施の形態5にかかるフレネルレンズの円運動時における支持ユニットのスクリーン鉛直方向荷重に対するリミッタ機構の動作の一例を示した断面図である。 本発明の実施の形態5にかかるフレネルレンズ他の支持ユニットを説明するための断面図である。 本発明の実施の形態5にかかるフレネルレンズ他の支持ユニットを説明するための断面図である。 本発明の実施の形態5にかかるフレネルレンズ他の支持ユニットを説明するための断面図である。
符号の説明
1 枠体
2 スクリーン
21 フレネルレンズ
22 レンチキュラーレンズ・スクリーン
30 伝達部材
40 駆動手段
41 カム
42 コイルバネ
50、60、70、80 支持ユニット
51 ワイヤ
52、72、82 ブロック部材
61、71、81 ロッド
62 ブロックベース
63 ブロックカバー
64 球体ジョイント部
72a、82a テーパ穴
73、83a 第1の止め輪
83b 第2の止め輪
74、84 板バネ
91 第1のカバー
92 第2のカバー
100 光学エンジン
102 DMD(デジタルマイクロミラーデバイス)
103 投写光学系

Claims (8)

  1. 入力される画像信号に応じて、光を照射する光学エンジン部と、
    前記光学エンジン部から出射した前記光が入射され、該光を平行光として出射するフレネルレンズと、
    前記フレネルレンズから出射した前記平行光を拡散させて拡散光として出射する拡散部と、
    前記平行光が出射する面と平行な面内で前記フレネルレンズを所定の軌道で連続的に移動させる駆動部と、
    少なくとも前記フレネルレンズと前記拡散部とを支持する支持部と、
    前記フレネルレンズと前記支持部とを前記フレネルレンズの面内方向において移動可能に連結する連結部と、
    を備え、
    前記連結部は、前記平行光が出射する面に略垂直に立設された弾性屈曲可能な複数のロッドで構成され、
    前記弾性屈曲可能なロッドは、
    前記弾性屈曲可能なロッドの一端に固着されて前記弾性屈曲可能なロッドと前記支持部とを固着して連結する第1の部材と、
    前記弾性屈曲可能なロッドの他端に固着されて前記弾性屈曲可能なロッドと前記フレネルレンズとを固着して連結する第2の部材と、
    を備えて構成され、
    前記連結部に、前記第1の部材と前記第2の部材との相互の移動範囲を制限するリミッタ部を備えること、
    を特徴とする投写型画像表示装置。
  2. 入力される画像信号に応じて、光を照射する光学エンジン部と、
    前記光学エンジン部から出射した前記光が入射され、該光を平行光として出射するフレネルレンズと、
    前記フレネルレンズから出射した前記平行光を拡散させて拡散光として出射する拡散部と、
    前記拡散光が出射する面と平行な面内で前記拡散部を所定の軌道で連続的に移動させる駆動部と、
    少なくとも前記フレネルレンズと前記拡散部とを支持する支持部と、
    前記拡散部と前記支持部とを前記拡散部の面内方向において移動可能に連結する連結部と、
    を備え、
    前記連結部は、前記平行光が出射する面に略垂直に立設された弾性屈曲可能な複数のロッドで構成され、
    前記弾性屈曲可能なロッドは、
    前記弾性屈曲可能なロッドの一端に固着されて前記弾性屈曲可能なロッドと前記支持部とを固着して連結する第1の部材と、
    前記弾性屈曲可能なロッドの他端に固着されて前記弾性屈曲可能なロッドと前記拡散部とを固着して連結する第2の部材と、
    を備えて構成され、
    前記連結部に、前記第1の部材と前記第2の部材との相互の移動範囲を制限するリミッタ部を備えること、
    を特徴とする投写型画像表示装置。
  3. 入力される画像信号に応じて、光を照射する光学エンジン部と、
    前記光学エンジン部から出射した前記光が入射され、該光を平行光として出射するフレネルレンズと、
    前記フレネルレンズから出射した前記平行光を拡散させて拡散光として出射する拡散部と、
    前記平行光が出射する面と平行な面内で前記フレネルレンズを所定の軌道で連続的に移動させる駆動部と、
    少なくとも前記フレネルレンズと前記拡散部とを支持する支持部と、
    前記フレネルレンズと前記支持部とを前記フレネルレンズの面内方向において移動可能に連結する連結部と、
    を備え、
    前記連結部は、前記平行光が出射する面に略垂直に立設された剛体からなる複数のロッドで構成されていること、
    を特徴とする投写型画像表示装置。
  4. 前記剛体からなるロッドは、
    前記剛体からなるロッドの一端を中心に回転自在に支持し、前記剛体からなるロッドと前記支持部とを連結する第1の部材と、
    前記剛体からなるロッドの他端を、該他端を中心に回転自在に支持するとともに前記剛体からなるロッドと前記フレネルレンズとを連結する第2の部材と、
    を備えて構成されることを特徴とする請求項に記載の投写型画像表示装置。
  5. 前記連結部に、前記第1の部材と前記第2の部材との相互の移動範囲を制限するリミッタ部を備えること、
    を特徴とする請求項に記載の投写型画像表示装置。
  6. 入力される画像信号に応じて、光を照射する光学エンジン部と、
    前記光学エンジン部から出射した前記光が入射され、該光を平行光として出射するフレネルレンズと、
    前記フレネルレンズから出射した前記平行光を拡散させて拡散光として出射する拡散部と、
    前記拡散光が出射する面と平行な面内で前記拡散部を所定の軌道で連続的に移動させる駆動部と、
    少なくとも前記フレネルレンズと前記拡散部とを支持する支持部と、
    前記拡散部と前記支持部とを前記拡散部の面内方向において移動可能に連結する連結部と、
    を備え、
    前記連結部は、前記平行光が出射する面に略垂直に立設された剛体からなる複数のロッドで構成されていること、
    を特徴とする投写型画像表示装置。
  7. 前記剛体からなるロッドは、
    前記剛体からなるロッドの一端を中心に回転自在に支持し、前記剛体からなるロッドと前記支持部とを連結する第1の部材と、
    前記剛体からなるロッドの他端を、該他端を中心に回転自在に支持するとともに前記剛体からなるロッドと前記拡散部とを連結する第2の部材と、
    を備えて構成されることを特徴とする請求項に記載の投写型画像表示装置。
  8. 前記連結部に、前記第1の部材と前記第2の部材との相互の移動範囲を制限するリミッタ部を備えること
    を特徴とする請求項に記載の投写型画像表示装置。
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