JP4967910B2 - 通信システム、歩行者用交通信号灯器及び交通信号制御機 - Google Patents
通信システム、歩行者用交通信号灯器及び交通信号制御機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4967910B2 JP4967910B2 JP2007202286A JP2007202286A JP4967910B2 JP 4967910 B2 JP4967910 B2 JP 4967910B2 JP 2007202286 A JP2007202286 A JP 2007202286A JP 2007202286 A JP2007202286 A JP 2007202286A JP 4967910 B2 JP4967910 B2 JP 4967910B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- signal lamp
- intersection
- optical unit
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Support Of Aerials (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
Description
このような路車間通信を無線によって行なう場合、無線通信の見通しを確保する観点から、歩道等に設置した支柱から車道側にアームを張り出し、このアーム上に通信装置のアンテナを取り付けている。また、前記アームを設けなくても見通しが確保できる場合、前記支柱にアンテナを取り付けることが可能となる。
そこで、道路には車両感知器や光ビーコンのヘッド等が設置されているため、これらを取り付けている支柱やアームにアンテナを併設することが考えられる。しかし、この場合においても、美観の点で好ましくない。
また、一般的に、歩行者用信号灯器は(車両用信号灯器に比べて)低い位置に設置される。低い位置にある歩行者用信号灯器の光学ユニットにアンテナ(第1アンテナ)が組み込まれていることから、このアンテナによる電波は遠くまで飛びにくい。このため、このアンテナを、歩行者用信号灯器の設置位置の近傍である領域(交差点内、交差点の路側又は交差点の出入り口部分の道路)に対する指向性を有するものとしやすい。
また、第2アンテナを車両用信号灯器が有する光学ユニットに組み込ませることで、当該第2アンテナを目立たなくすることができ、さらに、第2アンテナ設置用の専用の支柱を不要とすることができる。そして、第2アンテナによって、歩行者用信号灯器の設置位置から離れた道路上の領域を通信領域とすることができる。
また、一般的に、車両用信号灯器は、歩行者用信号灯器に比べて高い位置に設置される。高い位置にある車両用信号灯器の光学ユニットに第2アンテナが組み込まれていることから、この第2アンテナによる電波を遠くまで飛ばしやすい。このため、この第2アンテナを、前記設置位置である交差点から離れた道路上の領域に対する指向性を有するアンテナとしやすい。
これによれば、第1アンテナのアンテナ素子を、光学ユニット内に格納し目立たなくすることができる。そして、第1アンテナのアンテナ素子が光学ユニット内に格納されていても、このアンテナ素子は、発光体の前端よりも後方に設けられているため、アンテナ素子が、発光体による前方への発光(灯光)の妨げになることを防止することができる。
これによれば、第1アンテナを、カバー部材から発光体の前端までの範囲として光学ユニットに組み込ませることができる。これにより、アンテナを目立たなくすることができる。そして、アンテナ素子は発光体の前端よりも前方に設けられているが、アンテナ素子は可視光透過性を有しているため、発光体による前方への発光(灯光)の妨げになることを防止することができる。
〔通信システム全体について〕
図1はこの発明の通信システムの実施の一形態を説明する道路の斜視図である。この通信システムは、道路に設置されている歩行者用信号灯器1を備えており、この歩行者用信号灯器1は、複数(図例では上下の二つ)の光学ユニット2と、この光学ユニット2に組み込まれているアンテナ4とを有している。
歩行者用信号灯器1は、十字路にある交差点Xに設置されている。なお、図1では説明を容易とするために、歩行者用信号灯器1を一つのみ示しているが、図2の平面図に示しているように、交差点Xの四角部のそれぞれに、歩行者用信号灯器1は設置されている。
また、後に説明するが、この通信システムは、この交差点Xに設置されている車両用信号灯器51(図1参照)を備えている。車両用信号灯機51は道路の上方位置に設置されている。この車両用信号灯器51についても、交差点Xに複数設置されている。
図3は歩行者用信号灯器1の正面図である。図1と図3とにおいて、交差点Xにおける路側に支柱40が設置されており、この支柱40に、歩行者用信号灯器1が道路に向けられて取り付けられている。
図3において、歩行者用信号灯器1は、上下に二つの光学ユニット2と、これら光学ユニット2を組み込んでいる筐体3とを有している。上の光学ユニット2は赤の灯色を有しており、下の光学ユニット2は青の灯色を有している。各光学ユニット2にはひさし3aが取り付けられている。
また、制御装置5は、後述するアンテナ4を介した無線通信制御を行うように構成することができるが(あるいは無線通信制御を行う装置を同一筐体内に内蔵させることができるが)、別々の装置としても良い。別々とする場合、前記無線通信制御を行う装置は、信号灯器1の点灯等を制御する制御装置の近傍(同一の支柱40)に設置することが好ましい。
基板8は、その表面や裏面に配線パターンが形成されており、LED7の端子37と繋がっている。基板8上には複数のLED7が面状に広がって配設されている。
マスク板22は、透明板(透明樹脂板)に遮光膜を部分的に施したものであって、図4に示しているように、人形図柄の透光部22a及びこの透光部22a以外の部分を遮光する遮光部22bが設けられている。
拡散板23はLED7の光を拡散させる部材であり、樹脂製とすることができる。拡散板23はマスク板22の後方に設けられている。
そして、この光学ユニット2に第1アンテナ4が組み込まれている。図4〜図6に示している第1アンテナ4はパッチアンテナであり、パッチ素子11とグランド素子12とを有している。図5において、パッチ素子11とグランド素子12とは、前記光学ユニット2内に、つまり前記収容空間部Sに、格納(収容)されている。これにより、歩行者用信号灯器1の光学ユニット2のそれぞれに第1アンテナ4が組み込まれた構成となる。パッチ素子11とグランド素子12の形態等については、後に説明する。
図1において、歩行者用信号灯器1の設置位置付近に、つまり同じ交差点Xに、車両用信号灯器51が設置されている。この車両用信号灯器51は、後にも説明するが、歩行者用信号灯器1と同様に、発光体としてLEDを有する光学ユニット52を複数(図1では三つ)備えている。そして、光学ユニット52に第2アンテナ54が組み込まれている。この第2アンテナ54は、交差点Xから離れた道路上の第2領域A2に対する指向性を有するように構成されている。
図1に示しているように、歩行者用信号灯器1の光学ユニット2は、交差点X及びその近傍に存在する歩行者に対して灯色を示すことを主に目的としている。このために、歩行者用信号灯器1は、車両用信号灯器51に比べて低い位置に設置されている。さらに、歩行者用信号灯器1の光学ユニット2の投光方向は、交差点Xから離れた遠方ではなく、交差点X乃至その近傍の領域に向けられれば充分である。
このために、制御装置5は各種情報を予め入手している(記憶している)。これによれば、情報が第1アンテナ4から送信され、これを車両C1が受信することにより、車両C1はこの情報に基づいて例えば運転支援制御を行なうことができる。
この情報が第1アンテナ4から送信され、これを車両C1が受信することにより、車両C1は、交差点内においてまたは交差点通過後に、この情報を運転支援制御に活用することができる。
または他の運転支援制御として、交差点Xに存在している車両C1が第1アンテナ4から受信した情報が、その車両C1がその交差点Xを通り過ぎた後の走行方向前方の道路情報や、交差点Xに向かって走行している別の車両についての車両情報であって、この情報が危険予知に関するものである場合、車載機はドライバに対してその旨を音声によって報知したり、ヘッドアップディスプレイやナビゲーション装置の画面上に文字や図柄によって報知したりすることができる。
第1アンテナ4の構造について説明する。
図5と図6とにおいて、第1アンテナ4はパッチアンテナであり、パッチ素子11とグランド素子12とを有している。パッチ素子1は、矩形の平面状に形成されており、基板8から前方へ立設した支持部材13によって支持されかつ固定されている。支持部材13は絶縁部材からなる。そして、パッチ素子11は、カバー部材9からLED7の前端39までの範囲Aに設けられている。
なお、ここではカバー部材9を凹凸の曲面としたが、信号灯器1がLED灯器であれば、平面とすることもできる。
そして、歩行者用信号灯器1は歩行者等に対して見通しが良い位置に設置されることから、このアンテナ指向性によって、交差点Xにおける車両C1(図1参照)の車載機や歩行者の携帯端末との間で、良好な通信状態が得られる。
グランド素子12とパッチ素子11との間が空気のみによって絶縁されている場合、両者の間隔は20〜30mm程度であるが、グランド素子12とパッチ素子11との間に絶縁部材として樹脂板が設けられていてもよく(図示せず)、この場合、両者間の誘電率が変化するため両者の間隔を前記値よりも小さくすることができる。この絶縁部材としては、例えば、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタラート、フッ素樹脂板、ガラスエポキシ、FRP又はポリアセタール板がある。なお、この絶縁部材について、フッ素樹脂、ガラスエポキシ、ポリアセタール等のように、光の透過性が乏しい素材を採用し、LED7の前端39よりも前方に配置する場合には、可視光透過性を確保するため、この絶縁部材に開口部(孔)を有する構造とすれば良い。
また、グランド素子12とパッチ素子11とは平行に配置されていてもよいが、アンテナ指向性を斜め前方に調整するために、例えばアンテナ指向性が左前方又は右前方に向くように、パッチ素子11及びグランド素子12の一方又は双方が、基板8に対して傾いて配置されていてもよい。
これにより、グランド素子12がLED7に干渉することがないように、グランド素子12の孔14にLED7を挿し入れ、グランド素子12を所定の位置に設置することができる。そして、この形態によれば、グランド素子12はLED7の前端39よりも後方となるため、グランド素子12がLED7による前方への発光(灯光)の妨げになることを防止することができる。
なお、グランド素子12に形成している前記開口部の構成としては、図示しているように、素子に孔14をあけて素子と干渉しないようにLED7を配置することができ、または、図示しないが、孔は設けていないが、例えば素子の導電体部分(導体部分)を蛇行状に配置して(導電体部分を一筆書きになるように配置して)、素子と干渉しないようにLED7を配置することもできる。
なお、図1の制御装置5から延びるLED7用の電源ケーブル(図示せず)が、収容部材6の底部6aに取り付けた端子部(図示せず)を介して、LED用基板8と接続されている。
LED7の前端39よりも前方にあるパッチ素子11は、このLED7の前方への投光を阻害しないように、パッチ素子11の厚さ方向(前後方向)に、可視光透過性を有している(可視光に対して透明である)。
なお、ここにいうパッチ素子11における可視光透過性とは、パッチ素子11の導電体部分(導体部分)が透明又は半透明である場合のみならず、パッチ素子11を構成する導電体部分は可視光を遮断するが、パッチ素子11の導電体部分が設けられていない部分を可視光がすり抜けて、パッチ素子11の後方において発光された可視光がパッチ素子11の前方に到達する状態をも含む。
また、パッチ素子11のメッシュ数(メッシュ粗さ)は変更自在であり、粗くしてパッチ素子11の面を四分割した網目状金属素子としてもよい(図示せず)。これ以外に、図示しないが、一面を二分割したもの、三分割したもの等であってもよい。
なお、導線の強度を確保するため、導線の径(幅)は0.5mm以上が好ましく、一方で光の透過率を高めるために、2mm以下とすることが好ましい。ただし、導線を樹脂板の上に蒸着させる方法などによって製造する場合には、強度について考慮する必要性が乏しいため、その導線の幅は0.5mm以下であっても良い。
板部材16を利用する場合の具体例としては、板部材16の面に、例えば線幅10μmであってピッチ(メッシュの間隔)を100μmとする導線部からなる微細なメッシュを形成すればよい。このように板部材16に微細なメッシュを形成する場合、線幅が1μm以上で50μm以下であり、ピッチが50μm以上で1000μm以下とするのが好ましい。
なお、メッシュ形状は、図示したような四角形状に限らず、三角形状、ハニカム形状とすることができ、また、全体として放射形状(蜘蛛の巣形状)等とすることができる。
なお、光学ユニット2の収容部材6は、鋼板、アルミ又は樹脂製である。カバー部材9は、レンズであり、ガラス又は樹脂製である。
なお、ここではカバー部材9を凹凸の曲面としたが、信号灯器1がLED灯器であれば、カバー部材9をレンズではなく、平面なガラス等の平板とすることもできる。
すなわち、カバー部材9の後面9aにパッチ素子11が形成されている。つまり、パッチ素子11はカバー部材9の後面9aに引っ付いて形成されている。この場合、パッチ素子11は、カバー部材9の凹曲面に沿った曲面形状のものである。
そして、グランド素子12は、LED7の前端39よりも前方に設けられている。
さらに、図5のパッチ素子11を板部材16に形成している場合と同様に、図9において、光学ユニット2は、可視光透過性のある板部材17(図9の二点鎖線)を有しており、グランド素子12をこの板部材17の前面又は後面に形成することができる。なお、板部材17に対するグランド素子12の形成方法は、前記パッチ素子11の場合と同様である。
また、図9のグランド素子12は、マスク板22及び拡散板23よりも後方に設けられているが、他の形態として、(図示しないが)マスク板22及び拡散板23よりも前方に設けられていてもよい。
さらに、他の形態として、LED基板8に形成した回路配線(配線パターン部)を、前記グランド素子として使用(兼用)することもできる。
また、図9の実施形態では、パッチ素子11をカバー部材9の後面9aに設けているが、表面9bに設けてもよい(図示せず)。この場合、表面9bに形成したパッチ素子11の上にさらに保護用のカバーシート(図示せず)を被せて設けるのが好ましい。このカバーシートは可視光透過性を有するものである。
そして、第1アンテナ4が歩行者用信号灯器1の光学ユニット2に組み込まれていることから、アンテナ設置用の専用の支柱を不要とすることができる。また、パッチ素子11はLED7の前端39よりも前方に設けられているが、パッチ素子11は可視光透過性を有しているため、LED7による前方への発光(灯光)の妨げになることを防止することができる。
さらに、アンテナ4が露出した状態(突出した状態)にないため、信号灯器1を取り付けるための支柱40及びアーム41(図1)の設計において、アンテナ4が受ける風荷重を追加的に考慮する必要がない。また、アンテナ4に対する防雨、防錆、防塵についても追加的に考慮する必要がない。
図10は、第1アンテナ4が組み込まれている光学ユニット2の他の実施の形態を示している断面図である。この実施形態の第1アンテナ4は、前記と同様にパッチアンテナであり、パッチ素子11は、基板8から前方へ離れて設けられているが、LED7の前端39(レンズ部38の前端39)よりも後方に位置している。
グランド素子12は、前記図5の実施形態と同じであり、前後方向について基板8とLED7の前端39との間の位置であり、かつ、パッチ素子11の後方に設けられている。
この実施形態によれば、所望の性能となるパッチアンテナ4とするため、パッチ素子11とグランド素子12との間に、前後方向の所定の広い間隔を設けることができる。つまり、前記のとおり、使用周波数を715MHz〜725MHzとするために、グランド素子12とパッチ素子11との前後方向の間隔を所定の値(10〜40mm)に確保し易くなる。
図11と図12は、第1アンテナ4が組み込まれている光学ユニット2の別の実施の形態を示している正面図と断面図である。この実施形態の第1アンテナ4は、平衡型のアンテナである。
この実施の形態では、カバー部材9とLED7の前端39との間にアンテナ用基板16が設けられており、このアンテナ用基板16上に第1アンテナ4が形成されている。このアンテナ用基板16には、さらにストリップ線路31が形成されており、ストリップ線路31も光学ユニット2に組み込まれている。
アンテナ用基板16は誘電体の基板であり、可視光透過性を有する材質からなる。材質の具体例としては、ガラス、ポリカーボネート、アクリル又はポリエチレンテレフタラートがある。また、アンテナ用基板16の厚さは1mm程度である。
この場合においても、アンテナ4及びストリップ線路31を、カバー部材9の後面9a及び前面9bにパターン形成したメッシュ構造による線路とすることができ、また、パターン形成した薄膜導電体による線路とすることができる。これにより、アンテナ4及びストリップ線路31は、前後方向について可視光透過性を有するものとなる。
また、この場合、表面9bに形成したストリップ線路31の上にさらに保護用のカバーシートを被せて設けるのが好ましい。このカバーシートは可視光透過性を有するものである。
図13はこの発明の通信システムが備えている車両用信号灯器51の実施の一形態を示す正面図である。
交差点X(図1参照)の路側に支柱が設置され、図13において、この支柱90から車道側にアーム91が張り出されて設けられており、このアーム91に車両用信号灯器51が取り付けられている。
第2アンテナ54はパッチアンテナであり、パッチ素子61とグランド素子62とを有している。すなわち、図16において、パッチ素子61とグランド素子62とが、前記光学ユニット52内に、つまり前記収容空間部Sに、格納(収容)されている。
なお、ここではカバー部材59を凹凸の曲面としたが、車両用信号灯器51がLED灯器であれば、平面とすることもできる。
また、車両用信号灯器51はドライバへの視認性に鑑みて、通常、基板58自体を少し下方に傾けて設置してある。そのため、パッチ素子61及びグランド素子62を基板58に平行に取り付けることによって、アンテナ54の指向性も下方に向くが、路車間での無線通信領域を限定的としたり確実性を増したりすることを目的として、基板58よりもさらに下方に傾けるようにしても良い。
また、グランド素子62の構成、その他の部材の構成についても、歩行者用信号灯器1の場合と同じであるため、説明を省略する。
また、信号灯器が有する発光体はLED以外に電球であってもよい。また、図2では、対向している一対の歩行者用信号灯器1のうちの一方にのみ、アンテナ4を設けた構成としているが、双方にアンテナ4を設けてもよい。
2 光学ユニット
4 第1アンテナ
7 LED(発光体)
9 カバー部材
11 パッチ素子(アンテナ素子)
12 グランド素子(アンテナ素子)
51 車両用信号灯器
52 光学ユニット
54 第2アンテナ
A1 第1領域
A2 第2領域
X 交差点
Claims (5)
- 道路の交差点に設置される歩行者用交通信号灯器であって、
発光体を有する光学ユニットと、
前記光学ユニットに組み込まれ、道路における設置位置の近傍である領域に対して指向性を有しているアンテナと、を備え、
前記アンテナを用いて、前記交差点に存在する通信相手との間で無線通信を行うことを特徴とする歩行者用交通信号灯器。 - 道路の交差点に設置される歩行者用信号灯器と、前記交差点であって前記歩行者用信号灯器の設置位置付近に設置される車両用信号灯器とを備え、
前記歩行者用信号灯器は、発光体を有する光学ユニットと、この光学ユニットに組み込まれ前記交差点内、前記交差点の路側又は前記交差点の出入り口部分の道路に対して指向性を有している第1アンテナとを有し、
前記車両用信号灯器は、発光体を有する光学ユニットと、この光学ユニットに組み込まれ前記交差点から離れた道路上の領域に対する指向性を有している第2アンテナとを有し、
前記第1アンテナを用いて、前記交差点に存在する通信相手との間で無線通信を行い、前記第2アンテナを用いて、前記交差点に向かって走行してくる車両の車載機との間で無線通信を行うことを特徴とする通信システム。 - 前記第1アンテナは、前記発光体の前端よりも後方に設けられた状態として前記光学ユニット内に格納されているアンテナ素子を有している請求項2に記載の通信システム。
- 前記歩行者用信号灯器が有している前記光学ユニットは、可視光透過性を有し前記発光体を前方で覆うカバー部材を有し、
前記第1アンテナは、前記カバー部材から前記発光体の前端までの範囲に設けられているアンテナ素子を有し、
前記アンテナ素子は可視光透過性を有している請求項2に記載の通信システム。 - 請求項1に記載の歩行者用信号灯器に接続され、前記歩行者用信号灯器の点灯及び消灯を行なう交通信号制御機であって、
前記アンテナを介して、前記交差点に存在する前記通信相手に対して、前記歩行者用信号灯器の表示に関する信号情報を送信するように構成されていることを特徴とする交通信号制御機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007202286A JP4967910B2 (ja) | 2007-08-02 | 2007-08-02 | 通信システム、歩行者用交通信号灯器及び交通信号制御機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007202286A JP4967910B2 (ja) | 2007-08-02 | 2007-08-02 | 通信システム、歩行者用交通信号灯器及び交通信号制御機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009037490A JP2009037490A (ja) | 2009-02-19 |
JP4967910B2 true JP4967910B2 (ja) | 2012-07-04 |
Family
ID=40439322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007202286A Active JP4967910B2 (ja) | 2007-08-02 | 2007-08-02 | 通信システム、歩行者用交通信号灯器及び交通信号制御機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4967910B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015097358A (ja) * | 2013-11-15 | 2015-05-21 | 株式会社フジクラ | アンテナ |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5050942B2 (ja) * | 2008-03-12 | 2012-10-17 | 住友電気工業株式会社 | 灯器 |
JP6511258B2 (ja) * | 2014-12-13 | 2019-05-15 | 株式会社ヨコオ | 車載用アンテナ装置 |
JP6433317B2 (ja) * | 2015-01-29 | 2018-12-05 | 学校法人 中村産業学園 | Led信号灯 |
KR102589218B1 (ko) | 2023-07-12 | 2023-10-16 | 한국건설기술연구원 | 교통신호 표시용 모듈 및 이를 이용한 교통신호 표시장치 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3783368B2 (ja) * | 1997-10-21 | 2006-06-07 | 三菱電機株式会社 | 横断歩道横断支援システム |
US6442473B1 (en) * | 1999-01-28 | 2002-08-27 | International Business Machines Corporation | Method and apparatus for presenting traffic information in a vehicle |
JP2002208086A (ja) * | 2001-01-11 | 2002-07-26 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 横断支援システム |
JP4414709B2 (ja) * | 2003-09-22 | 2010-02-10 | 富士防災株式会社 | 教育用交通信号装置 |
JP2006172174A (ja) * | 2004-12-16 | 2006-06-29 | Seiwa Electric Mfg Co Ltd | フードおよび信号機 |
JP2007079631A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-29 | Teruya:Kk | 交差点内における自動車の交通監視及び歩行弱者のための信号機制御システム |
-
2007
- 2007-08-02 JP JP2007202286A patent/JP4967910B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015097358A (ja) * | 2013-11-15 | 2015-05-21 | 株式会社フジクラ | アンテナ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009037490A (ja) | 2009-02-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101743573B (zh) | 灯装置、用于灯装置的天线单元、通信系统以及交通信号控制器 | |
JP4967910B2 (ja) | 通信システム、歩行者用交通信号灯器及び交通信号制御機 | |
JP5239842B2 (ja) | 交通信号灯器 | |
JP5092737B2 (ja) | 灯器、交通信号灯器、交通信号制御機、及びアンテナユニット | |
JP4556969B2 (ja) | 通信システム及び交通信号制御機 | |
JP5228906B2 (ja) | 交通信号灯器 | |
JP5119776B2 (ja) | 交通信号灯器用のアンテナユニット、交通信号灯器及び交通信号制御機 | |
JP2010163749A (ja) | 交通信号設備 | |
JP5194821B2 (ja) | 灯器、交通信号灯器、交通信号制御機、及びアンテナユニット | |
JP5109831B2 (ja) | アンテナユニット、灯器、交通信号灯器及び交通信号制御機 | |
JP4655068B2 (ja) | アンテナユニット、灯器及び交通信号制御機 | |
JP5228871B2 (ja) | 交通信号灯器 | |
JP5050942B2 (ja) | 灯器 | |
JP4985597B2 (ja) | パッチアンテナ、灯器および交通信号灯器 | |
JP4655069B2 (ja) | アンテナユニット、灯器、交通信号灯器及び交通信号制御機 | |
JP4983966B2 (ja) | 交通信号灯器 | |
JP5088405B2 (ja) | 交通信号灯器及び交通信号制御機 | |
JP4983702B2 (ja) | アンテナユニット、灯器、交通信号灯器及び交通信号制御機 | |
JP5287209B2 (ja) | 交通信号灯器 | |
JP5088129B2 (ja) | 灯器、交通信号灯器、交通信号制御機、及びアンテナユニット | |
JP5152000B2 (ja) | 交通信号設備 | |
JP2010176233A (ja) | 灯器、交通信号灯器、及び灯器の反射防止ユニット | |
JP5246412B2 (ja) | 灯器 | |
JP5262340B2 (ja) | 灯器及び灯器の製造方法 | |
CN117981167A (zh) | 多功能性抱杆组件 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100326 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110908 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110913 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111109 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120306 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120319 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150413 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4967910 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |