JP4967391B2 - 地域データ作成装置、地域データ作成方法、地域データ作成プログラム、プログラム記録媒体、および、電子地図作成装置 - Google Patents
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Description
まず、本発明において、電子地図上の地域データを作成する際に利用する道路の方面案内標識の情報について、図10、図11を用いて説明する。図10は、道路の方面案内標識の一例を示す模式図であり、図10(A)、図10(B)のいずれも交差点の直前の位置に設置された方面案内標識の一例を示している。図10(A)、図10(B)に示すように、方面案内標識に記されている方面名称(すなわち、本発明における地域名称)は、例えば「市ヶ谷」、「国分寺」などと概ね慣用的な名称で表現されている。また、方面案内標識に用いられる方面名称(地域名称)としては、「案内標識の表示地名に関する基準(案)について」(昭61.7.23発行)にも記載されているように、「地方生活圏の中心都市」、「二次生活圏の中心地」が選定基準として挙げられていることから、ある程度、使用者からの参照要求頻度が高いものが選択されていると考えることができる。
次に、本発明による地域データ作成装置における第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明による地域データ作成装置の構成の一例を示すブロック構成図である。
次に、図1に示す地域データ作成装置10における地域データの作成例について説明する。図2は、図1に示す地域データ作成装置10の方面案内地図データベース12に記憶されている道路ネットワークと方面案内標識が設置された交差点と方面名称との一例を模式的に示す模式図であり、リンクaに該当する道路セグメントを進行している車両の進行方向にあるノード1(交差点)には、リンクa(道路セグメント)から進入するノード1(交差点)の直前に設置されている方面案内標識の方面案内情報として、左折が上大岡、直進が杉田、右折が金沢の方面である旨が記憶されている例を示している。
次に、図1に示した地域データ作成装置10によって作成した地域データに関する作用について説明する。図4は、本発明による地域データ作成装置10において、道路ネットワークに対応付けて方面案内地図データベース12に記憶された方面名称、方面情報に基づいて、地域データが決定される様子の一例を模式的に説明した説明図である。
次に、図1に示した地域データ作成装置10の動作の一例について、図5に示すフローチャートを参照しながら説明する。図5は、本発明による地域データ作成装置10の地域データ作成処理におけるメイン動作の一例を説明するフローチャートであり、本発明による地域データ作成方法、地域データ作成プログラムの一例を示すものである。
以上の本発明の第1の実施形態の詳細な説明から明らかなように、本発明においては、次のような効果を奏することができる。すなわち、道路の交差点付近に設置されて、比較的入手しやすく、かつ、整備された道路の方面案内標識に表記された方面案内情報に基づいて、使用者にとって自然で違和感のない地域データを作成することができ、さらに、一定の手順に従って人手によらず自動的に作成することができるので、同様のデータを人手に任せて作成する場合に比べて、地域データの作成やメンテナンスの時間を大幅に短縮することができる。
次に、本発明による地域データ作成装置における第2の実施形態について説明する。前述した第1の実施形態においては、道路ネットワーク上での名称追跡処理において、方面案内標識は存在しているものの、追跡対象とする名称に対応付けられていないノードを検出した時点で、直ちに、該ノードを名称中絶点として、当該名称の地域領域に属するものと見なしていた。しかし、実際に、道路に設置された方面案内標識を順次追っていった場合、当該名称が付与された地域領域に到達するまで、必ずしも、当該名称が道路の各方面案内標識に連続して表記されている、という保証はない。
次に、図1に示した地域データ作成装置10の動作の図5のフローチャートとは異なる例について、図6に示すフローチャートを参照しながら説明する。図6は、本発明による地域データ作成装置10の地域データ作成処理におけるメイン動作の図5と異なる例を説明するフローチャートであり、本発明による地域データ作成方法、地域データ作成プログラムの図5とは異なる例を示すものである。
以上の本発明の第2に実施形態の詳細な説明から明らかなように、本実施形態によれば、前述した第1の実施形態における効果に加えて、さらに、次のような効果を奏することができる。
次に、本発明による地域データ作成装置における第3の実施形態について説明する。本実施形態は、第1、第2の実施形態における地域領域の決定方法とは異なる決定方法を説明するものである。
図7は、本発明による地域データ作成装置の構成の図1と異なる例を示すブロック構成図であり、第3の実施形態に適用する地域データ作成装置の一構成例を示すものである。
次に、本実施形態における地域データ作成装置10Aの作用について説明する。図8は、本発明による地域データ作成装置10Aにおいて、道路ネットワークに対応付けて方面案内地図データベース12に記憶された方面名称、方面情報に基づいて、地域データが決定される様子の図4とは異なる例を模式的に説明した説明図であり、図4の道路ネットワークと同じノードN、リンクLによって構成されている。
次に、第3の実施形態における地域データの作成処理について、図9に示すフローチャートを参照しながら説明する。図9は、本発明による地域データ作成装置の地域データ作成処理におけるメイン動作の図5とは更に異なる例を説明するフローチャートであり、本発明の第3の実施形態として、本発明による地域データ作成方法、地域データ作成プログラムの図5とはさらに異なる例を示すものである。
以上の本発明の第3の実施形態の詳細な説明から明らかなように、本第3の実施形態においては、次のような効果を奏することができる。すなわち、第1、第2の実施形態と同様、道路の交差点付近に設置されて、比較的入手しやすく、かつ、整備された道路の方面案内標識に表記された情報に基づいて、使用者にとって自然で違和感のない地域データを作成することができ、さらに、一定の手順に従って人手によらず自動的に作成することができるので、同様のデータを人手に任せて作成する場合に比べて、地域データの作成やメンテナンスの時間を大幅に短縮することができる。
Claims (29)
- 車両の道路案内用を含む各種用途に使用される電子地図上の各地域を示す地域データを作成する地域データ作成装置において、道路ネットワークと、道路に設置されている方面案内標識に表記された方面名称、方面方向を含む案内情報と、を記憶する方面案内地図データベースを備え、
前記方面案内地図データベースは、道路の接続位相構造を、道路ネットワーク上の交差点を示すノードと該交差点間を接続した道路セグメントを示すリンクとをノード・リンクデータとして記憶し、かつ、道路ネットワーク上の各交差点近傍に設置された前記方面案内標識に表記された前記方面名称、方面方向を、当該交差点を示す前記ノードと当該ノードからの各方面方向を示す前記リンクとに対応付けて記憶し、
前記方面案内地図データベースに記憶された前記方面名称の中からいずれか一つの方面名称を、前記地域データを構成する地域名称として選択し、選択された当該方面名称と同一の名称に対応付けられた道路ネットワーク上の前記ノード・リンクデータを、前記方面案内地図データベースから全て集めて保持する同一名称選択手段と、前記同一名称選択手段に保持された前記ノード・リンクデータの中からいずれか一つのノードを選択し、前記道路ネットワーク上で、前記地域名称として選択された当該方面名称を検索対象として、選択された前記ノードから検索を開始して、検索対象の当該方面名称と同一の名称に対応付けられたノード・リンクデータを、順次たどるように追跡していく同一名称追跡手段と、前記同一名称追跡手段における名称追跡処理の実行において、追跡した先のノードに接続されている全てのリンクについて、現在追跡中の検索対象の当該方面名称と同一の名称が対応付けられていない場合、当該ノードを名称中絶点として保持する名称中絶点保持手段と、前記同一名称追跡手段における名称追跡処理の実行において、前記名称中絶点に到達した場合、もしくは、既に追跡済みのノードに到達した場合、現在実行中の名称追跡処理を終了し、前記同一名称選択手段に保持された前記ノード・リンクデータのうち他の未追跡のノードを選択して新たに前記同一名称追跡手段における名称追跡処理を開始するように、前記同一名称追跡手段の実行を制御する名称追跡処理制御手段と、前記同一名称選択手段に保持された前記ノード・リンクデータ全てに対して前記同一名称追跡手段における名称追跡処理が終了した時点で、前記名称中絶点保持手段に保持された一群の前記名称中絶点の分布範囲を全てあるいはあらかじめ定められた割合で包含する幾何図形を、検索対象の当該方面名称と同一の名称となる前記地域名称が示す地域領域として近似する点群図形近似手段と、をさらに備える
ことを特徴とする地域データ作成装置。 - 前記同一名称選択手段は、集められた前記ノード・リンクデータのノード位置の分布に基づいて、必要に応じて、近接するノード同士をまとめる処理を行い、前記同一名称追跡手段は、前記同一名称選択手段においてまとめられたノード・リンクデータごとに、個別に、前記地域名称として選択された当該方面名称と同一の名称の追跡処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の地域データ作成装置。
- 前記名称追跡処理制御手段は、前記地域名称として選択された当該方面名称を検索対象とする、前記同一名称追跡手段における名称追跡処理の実行において、いかなる前記ノード・リンクデータにも対応付けられていないノードに到達した場合、前記同一名称追跡手段における名称追跡処理を終了することなく、当該ノードに接続されたリンクのうちあらかじめ定められた追跡方向のリンクに対して、前記同一名称追跡手段における名称追跡処理を継続するように制御し、前記名称中絶点保持手段は、前記同一名称追跡手段における名称追跡処理の実行において到達した、いかなる前記ノード・リンクデータにも対応付けられていない前記ノードを、仮の名称中絶点として登録することを特徴とする請求項1または2に記載の地域データ作成装置。
- 前記名称追跡処理制御手段が、いかなる前記ノード・リンクデータにも対応付けられていない前記ノードに到達した以後も、前記同一名称追跡手段における名称追跡処理を継続するために用いる前記追跡方向のリンクとして、当該ノードへの進入リンクと同じ路線番号または同じ路線名称に属するリンク、あるいは、当該ノードへの進入リンクとの接続角度があらかじめ定めた所定範囲内にあって、前記進入リンクとの角度が180度に最も近いリンク、を少なくとも含んでいることを特徴とする請求項3に記載の地域データ作成装置。
- 前記名称追跡処理制御手段は、前記地域名称として選択された当該方面名称を検索対象とする、前記同一名称追跡手段における名称追跡処理の実行において、前記名称中絶点に到達した場合、前記同一名称追跡手段における名称追跡処理を終了する代わりに、前記名称中絶点に到達した以後も、あらかじめ定められた停止条件が満たされるまで、前記名称中絶点に接続されたリンクのうちあらかじめ定められた追跡方向のリンクに対して、前記同一名称追跡手段における名称追跡処理を継続するように制御し、前記名称中絶点保持手段は、前記名称中絶点に到達した時点では、当該名称中絶点に該当するノードを仮の名称中絶点として登録するにとどめ、以降継続される前記同一名称追跡手段における名称追跡処理の実行中に、あらかじめ定めた前記追跡方向のリンクにおいて検索対象の当該方面名称と同一の名称に対応付けられたノード・リンクデータが再び検出された場合、登録されていた前記仮の名称中絶点を破棄することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の地域データ作成装置。
- 前記名称追跡処理制御手段が、前記同一名称追跡手段における名称追跡処理の実行の継続を停止させるための前記停止条件として、前記同一名称追跡手段における名称追跡処理があらかじめ定めた所定の追跡範囲の境界域まで到達して該追跡範囲より外のノード・リンクデータへ移動しようとしてしまった場合、今までの追跡方向に対して逆方向のリンクにおいて検索対象の当該方面名称と同一の名称に対応付けられたノード・リンクデータを検出した場合、あるいは、仮の名称中絶点として登録された前記ノードに接続されたリンクのいずれもあらかじめ定めた追跡方向の前記リンクに該当していない場合、のいずれかを少なくとも含んでいることを特徴とする請求項5に記載の地域データ作成装置。
- 前記名称中絶点保持手段は、前記名称追跡処理制御手段において前記停止条件が満たされた場合、前記仮の名称中絶点として登録されていたノードを前記名称中絶点として本登録することを特徴とする請求項5または6に記載の地域データ作成装置。
- 前記名称追跡処理制御手段が、前記仮の名称中絶点として登録されるノードに到達した以後も、前記同一名称追跡手段における名称追跡処理を継続するために用いる前記追跡方向のリンクとして、当該ノードへの進入リンクと同じ路線番号または同じ路線名称に属するリンク、あるいは、当該ノードへの進入リンクとの接続角度があらかじめ定めた所定範囲内にあって、前記進入リンクとの角度が180度に最も近いリンク、を少なくとも含んでいることを特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載の地域データ作成装置。
- 前記名称中絶点保持手段は、前記地域名称として選択された当該方面名称と同一の名称に対応付けられたノード・リンクデータが、同一リンクの両端に位置する2つのノードにおいて当該リンクの互いに相反する方向にそれぞれ存在していた場合、当該方面名称に関する前記名称中絶点として、当該リンクの両端に位置する2つの前記ノードのいずれか一方もしくは両者を登録することを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の地域データ作成装置。
- 前記点群図形近似手段は、前記地域名称の地域領域を示す地域データとして近似する幾何図形として、前記名称中絶点保持手段に保持された一群の前記名称中絶点の分布範囲を全てあるいはあらかじめ定められた割合で包含する領域を、前記地域名称が示す地域領域として近似することを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の地域データ作成装置。
- 前記点群図形近似手段は、前記名称中絶点保持手段に保持された一群の前記名称中絶点それぞれの分布位置に対する重心位置を求め、さらに、前記名称中絶点保持手段に保持された各前記名称中絶点のうち前記重心位置から最も遠距離にある前記名称中絶点と前記重心位置との間の距離を算出して、前記重心位置を中心とし、算出された前記距離を半径とする円形領域を、前記地域名称が示す地域領域として近似することを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の地域データ作成装置。
- 前記方面案内地図データベースに記憶された前記方面名称の中からいずれか一つの方面名称を、前記地域データを構成する地域名称として選択し、選択された当該方面名称と同一の名称に対応付けられた道路ネットワーク上の前記ノード・リンクデータを、前記方面案内地図データベースから全て集めて保持する同一名称選択手段と、前記同一名称選択手段に保持された前記ノード・リンクデータのノードそれぞれの分布領域よりも内側の領域であって、かつ、該ノードそれぞれの所在位置を包含しない範囲で最大の領域となる最大間隙領域を求める最大間隙領域決定手段と、を少なくとも備え、前記最大間隙領域決定手段によって求められた前記最大間隙領域を、前記地域名称が示す地域領域として近似することを特徴とする請求項3に記載の地域データ作成装置。
- 前記最大間隙領域決定手段は、前記同一名称選択手段に保持された各前記ノード・リンクデータのノードそれぞれの分布位置に対する重心位置を求め、さらに、前記同一名称選択手段に保持された各前記ノード・リンクデータのノードのうち前記重心位置から最も近距離にあるノードと前記重心位置との間の距離を算出して、前記重心位置を中心とし、算出された前記距離を半径とする円の内側領域を、前記地域名称が示す地域領域として近似する前記最大間隙領域とすることを特徴とする請求項12に記載の地域データ作成装置。
- 車両の道路案内用を含む各種用途に使用される電子地図を作成する電子地図作成装置において、前記電子地図上の各地域を示す地域データを作成するための手段として、請求項1ないし13のいずれかに記載の地域データ作成装置を用いることを特徴とする電子地図作成装置。
- 車両の道路案内用を含む各種用途に使用される電子地図上の各地域を示す地域データを、地域データ作成装置により作成する地域データ作成方法において、
道路ネットワークと、道路に設置されている方面案内標識に表記された方面名称、方面方向を含む案内情報と、を記憶した方面案内地図データベースに、道路の接続位相構造を、道路ネットワーク上の交差点を示すノードと該交差点間を接続した道路セグメントを示すリンクとをノード・リンクデータとして記憶する道路ネットワーク記憶ステップと、
道路ネットワーク上の各交差点近傍に設置された前記方面案内標識に表記された前記方面名称、方面方向を、当該交差点を示す前記ノードと当該ノードからの各方面方向を示す前記リンクとに対応付けて前記方面案内地図データベースに記憶する方面名称記憶ステップと、
前記地域データ作成装置が、前記方面案内地図データベースに記憶された前記方面名称の中からいずれか一つの方面名称を、前記地域データを構成する地域名称として選択し、選択された当該方面名称と同一の名称に対応付けられた道路ネットワーク上の前記ノード・リンクデータを、前記方面案内地図データベースから全て集めて保持する同一名称選択ステップと、
前記地域データ作成装置が、前記同一名称選択ステップにより保持された前記ノード・リンクデータの中からいずれか一つのノードを選択し、前記道路ネットワーク上で、前記地域名称として選択された当該方面名称を検索対象として、選択された前記ノードから検索を開始して、検索対象の当該方面名称と同一の名称に対応付けられたノード・リンクデータを、順次たどるように追跡していく同一名称追跡ステップと、
前記同一名称追跡ステップにおける名称追跡処理の実行において、追跡した先のノードに接続されている全てのリンクについて、現在追跡中の検索対象の当該方面名称と同一の名称が対応付けられていない場合、当該ノードを名称中絶点として保持する名称中絶点保持ステップと、
前記同一名称追跡ステップにおける名称追跡処理の実行において、前記名称中絶点に到達した場合、もしくは、既に追跡済みのノードに到達した場合、現在実行中の名称追跡処理を終了し、前記同一名称選択ステップにより保持された前記ノード・リンクデータのうち他の未追跡のノードを選択して新たに前記同一名称追跡ステップにおける名称追跡処理を開始するように、前記同一名称追跡ステップの実行を制御する名称追跡処理制御ステップと、
前記地域データ作成装置が、前記同一名称選択ステップにより保持された前記ノード・リンクデータ全てに対して前記同一名称追跡ステップにおける名称追跡処理が終了した時点で、前記名称中絶点保持ステップにより保持された一群の前記名称中絶点の分布範囲を全てあるいはあらかじめ定められた割合で包含する幾何図形を、検索対象の当該方面名称と同一の名称となる前記地域名称が示す地域領域として近似する点群図形近似ステップと、
を含むことを特徴とする地域データ作成方法。 - 前記同一名称選択ステップは、集められた前記ノード・リンクデータのノード位置の分布に基づいて、必要に応じて、近接するノード同士をまとめる処理を行い、前記同一名称追跡ステップは、前記同一名称選択ステップによりまとめられたノード・リンクデータごとに、個別に、前記地域名称として選択された当該方面名称と同一の名称の追跡処理を行うステップを含むことを特徴とする請求項15に記載の地域データ作成方法。
- 前記名称追跡処理制御ステップは、前記地域名称として選択された当該方面名称を検索対象とする、前記同一名称追跡ステップにおける名称追跡処理の実行において、いかなる前記ノード・リンクデータにも対応付けられていないノードに到達した場合、前記同一名称追跡ステップにおける名称追跡処理を終了することなく、当該ノードに接続されたリンクのうちあらかじめ定められた追跡方向のリンクに対して、前記同一名称追跡ステップにおける名称追跡処理を継続するように制御し、前記名称中絶点保持ステップは、前記同一名称追跡ステップにおける名称追跡処理の実行において到達した、いかなる前記ノード・リンクデータにも対応付けられていない前記ノードを、仮の名称中絶点として登録するステップを含むことを特徴とする請求項15または16に記載の地域データ作成方法。
- 前記名称追跡処理制御ステップにおける、いかなる前記ノード・リンクデータにも対応付けられていない前記ノードに到達した以後も、前記同一名称追跡手段における名称追跡処理を継続するために用いる前記追跡方向のリンクは、当該ノードへの進入リンクと同じ路線番号または同じ路線名称に属するリンク、あるいは、当該ノードへの進入リンクとの接続角度があらかじめ定めた所定範囲内にあって、前記進入リンクとの角度が180度に最も近いリンク、を少なくとも含んでいることを特徴とする請求項17に記載の地域データ作成方法。
- 前記名称追跡処理制御ステップは、前記地域名称として選択された当該方面名称を検索対象とする、前記同一名称追跡ステップにおける名称追跡処理の実行において、前記名称中絶点に到達した場合、前記同一名称追跡ステップにおける名称追跡処理を終了する代わりに、前記名称中絶点に到達した以後も、あらかじめ定められた停止条件が満たされるまで、前記名称中絶点に接続されたリンクのうちあらかじめ定められた追跡方向のリンクに対して、前記同一名称追跡ステップにおける名称追跡処理を継続するように制御するステップを含み、前記名称中絶点保持ステップは、前記名称中絶点に到達した時点では、当該名称中絶点に該当するノードを仮の名称中絶点として登録するにとどめ、以降継続される前記同一名称追跡ステップにおける名称追跡処理の実行中に、あらかじめ定めた前記追跡方向のリンクにおいて検索対象の当該方面名称と同一の名称に対応付けられたノード・リンクデータが再び検出された場合、登録されていた前記仮の名称中絶点を破棄するステップを含むことを特徴とする請求項15ないし18のいずれかに記載の地域データ作成方法。
- 前記停止条件は、前記同一名称追跡ステップにおける名称追跡処理があらかじめ定めた所定の追跡範囲の境界域まで到達して該追跡範囲より外のノード・リンクデータへ移動しようとしてしまった場合、今までの追跡方向に対して逆向きのリンクにおいて検索対象の当該方面名称と同一の名称に対応付けられたノード・リンクデータを検出した場合、あるいは、仮の名称中絶点として登録された前記ノードに接続されたリンクのいずれもあらかじめ定めた追跡方向の前記リンクに該当していない場合、の少なくともいずれか一つの条件であることを特徴とする請求項19に記載の地域データ作成方法。
- 前記名称中絶点保持ステップは、前記名称追跡処理制御ステップにおいて前記停止条件が満たされた場合、前記仮の名称中絶点として登録されていたノードを前記名称中絶点として本登録するステップを含むことを特徴とする請求項19または20に記載の地域データ作成方法。
- 前記名称追跡処理制御ステップにおける、前記仮の名称中絶点として登録されるノードに到達した以後も、前記同一名称追跡ステップにおける名称追跡処理を継続するために用いる前記追跡方向のリンクは、当該ノードへの進入リンクと同じ路線番号または同じ路線名称に属するリンク、あるいは、当該ノードへの進入リンクとの接続角度があらかじめ定めた所定範囲内にあって、前記進入リンクとの角度が180度に最も近いリンク、を少なくとも含んでいることを特徴とする請求項19ないし21のいずれかに記載の地域データ作成方法。
- 前記名称中絶点保持ステップは、前記地域名称として選択された当該方面名称と同一の名称に対応付けられたノード・リンクデータが、同一リンクの両端に位置する2つのノードにおいて当該リンクの互いに相反する方向にそれぞれ存在していた場合、当該方面名称に関する前記名称中絶点として、当該リンクの両端に位置する2つの前記ノードのいずれか一方もしくは両者を登録するステップを含むことを特徴とする請求項15ないし22のいずれかに記載の地域データ作成方法。
- 前記点群図形近似ステップは、前記地域名称の地域領域を示す地域データとして近似する幾何図形として、前記名称中絶点保持ステップにより保持された一群の前記名称中絶点の分布範囲を全てあるいはあらかじめ定められた割合で包含する領域を、前記地域名称が示す地域領域として近似するステップを含むことを特徴とする請求項15ないし23のいずれかに記載の地域データ作成方法。
- 前記点群図形近似ステップは、前記名称中絶点保持ステップにより保持された一群の前記名称中絶点それぞれの分布位置に対する重心位置を求め、さらに、前記名称中絶点保持手段に保持された各前記名称中絶点のうち前記重心位置から最も遠距離にある前記名称中絶点と前記重心位置との間の距離を算出して、前記重心位置を中心とし、算出された前記距離を半径とする円形領域を、前記地域名称が示す地域領域として近似するステップを含むことを特徴とする請求項15ないし23のいずれかに記載の地域データ作成方法。
- 前記地域データ作成装置が、前記同一名称選択ステップにより保持された前記ノード・リンクデータのノードそれぞれの分布領域よりも内側の領域であって、かつ、該ノードそれぞれの所在位置を包含しない範囲で最大の領域となる最大間隙領域を求める最大間隙領域決定ステップをさらに含み、
前記最大間隙領域決定ステップによって求められた前記最大間隙領域は、前記地域名称が示す地域領域として近似されることを特徴とする請求項15に記載の地域データ作成方法。 - 前記最大間隙領域決定ステップは、前記同一名称選択ステップにより保持された各前記ノード・リンクデータのノードそれぞれの分布位置に対する重心位置を求め、さらに、前記同一名称選択ステップに保持された各前記ノード・リンクデータのノードのうち前記重心位置から最も近距離にあるノードと前記重心位置との間の距離を算出して、前記重心位置を中心とし、算出された前記距離を半径とする円の内側領域を、前記地域名称が示す地域領域として近似する前記最大間隙領域とするステップを含むことを特徴とする請求項26に記載の地域データ作成方法。
- 請求項15ないし27のいずれかに記載の地域データ作成方法を、コンピュータにより実行可能なプログラムとして実現していることを特徴とする地域データ作成プログラム。
- 請求項28に記載の地域データ作成プログラムを、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録していることを特徴とするプログラム記録媒体。
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