JP4966754B2 - 偏心揺動減速装置 - Google Patents

偏心揺動減速装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4966754B2
JP4966754B2 JP2007153350A JP2007153350A JP4966754B2 JP 4966754 B2 JP4966754 B2 JP 4966754B2 JP 2007153350 A JP2007153350 A JP 2007153350A JP 2007153350 A JP2007153350 A JP 2007153350A JP 4966754 B2 JP4966754 B2 JP 4966754B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eccentric
pair
bearings
connecting member
carriers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007153350A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008304019A (ja
Inventor
清次 峯岸
雄二 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP2007153350A priority Critical patent/JP4966754B2/ja
Publication of JP2008304019A publication Critical patent/JP2008304019A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4966754B2 publication Critical patent/JP4966754B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Retarders (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)
  • Support Of The Bearing (AREA)

Description

本発明は、偏心揺動減速装置に係る。
例えば特許文献1において、図5及び図6に示されるような偏心揺動減速装置が開示されている。
この偏心揺動減速装置10は、入力軸に相当する偏心体軸14に設けられた偏心体16A、16Bによって、外歯歯車18A、18Bが内歯歯車22の半径方向内側で偏心揺動する構成としたものである。
外歯歯車18A、18Bの軸方向両側には、一対の第1、第2キャリヤ24A、24Bが配置され、外歯歯車18A、18Bの内ピン孔36A、36Bを貫通する内ピン(連結体)26によって連結されている。
第1、第2キャリヤ24A、24Bは、一対の玉軸受28A、28Bによってケーシング20に回転可能に支持されており、このうち第2キャリヤ24Bが出力軸30と一体化されている。
外歯歯車18A、18Bは、偏心体16A、16Bに玉軸受32A、32Bを介して組み付けられている。又、偏心体軸14は、玉軸受34A、34Bを介して第1、第2キャリヤ24A、24Bによって支持されている。
外歯歯車18A、18Bの外周にはトロコイド歯形等の外歯27が設けられ、内歯歯車22と内接噛合している。内歯歯車22の内歯はこの開示例では外ピン29が外ピン孔31に遊嵌され、回転し易く保持された構造とされている。
入力軸に相当する偏心体軸14が回転すると、偏心体16A、16Bが一体的に回転する。この偏心体16A、16Bの回転により、外歯歯車18A、18Bも偏心体軸14の周りで揺動回転を行なおうとするが、内歯歯車22によってその自転が規制されているため、外歯歯車18A、18Bは該内歯歯車22に内接しながらほとんど揺動のみを行なうことになる。
今、例えば外歯歯車18A、18Bの外歯27の歯数をN、内歯歯車22の内歯(外ピン29)歯数をN+1とした場合、その歯数差は1である。そのため、偏心体軸14の1回転毎に、外歯歯車18A、18Bはケーシング20に固定された内歯歯車22に対して1歯分だけずれる(自転する)ことになる。これは、偏心体軸14の1回転が外歯歯車18A、18Bの−1/Nの回転に減速されたことを意味する。なお、−の符号は回転方向が逆になっていることを示している。
外歯歯車18A、18Bの回転は、内ピン26及び内ピン孔36A、36Bの隙間によってその揺動成分が吸収され、自転成分のみが該内ピン26を介して第2キャリヤ24B、更には該第2キャリヤ24Bと一体化されている出力軸30へと伝達される。
なお、この開示例では、内歯歯車22がケーシング20と一体化されて固定状態に維持され、第1、第2キャリヤ24A、24Bが内ピン26を介して外歯歯車18A、18Bの自転成分と同期して回転するように構成されていたが、出力軸30側を固定し(第1、第2キャリヤ24A、24Bを固定し)、外歯歯車18A、18Bの自転成分を該第1、第2キャリヤ24A、24Bと同期させることによって拘束し、内歯歯車22側を出力系とする、いわゆる枠回転型として使用することも可能である。
特許第2888673号公報
しかしながら、このような構造の偏心揺動減速装置を、例えばショベルカー等の屋外で使用される作業機械の旋回駆動装置に適用した場合、該ショベルカーは必ずしも平坦な地面上で作業をする訳ではないため、出力軸が傾くことによって出力軸にラジアル方向の強い偏荷重が掛かることがある。出力軸に強い偏荷重が掛かると、該出力軸と一体化されているキャリヤ(図示の例では第2キャリヤ24B)が触れ回る現象が発生し、外歯歯車18A、18Bの円滑な偏心揺動が阻害される。
本発明は、このような従来の問題を解消するためになされたものであって、出力軸に強い偏荷重が掛かるような状況で使用する場合であっても、外歯歯車が円滑に揺動回転できるような偏心揺動減速装置を提供することをその課題としている。
本発明は、偏心体軸に設けられた偏心体によって、外歯歯車が内歯歯車の半径方向内側で偏心揺動する偏心揺動減速装置において、前記外歯歯車の軸方向両側に配置されると共に該外歯歯車を貫通する連結体によって連結され、該外歯歯車の自転成分と同期する一対のキャリヤと、該一対のキャリヤにそれぞれ組み込まれ、前記偏心体軸を両持ち支持する一対の軸受と、を備え、該一対の軸受が、互いに正面合わせとされ、且つ該偏心体軸の前記キャリヤに対する軸方向移動を規制する与圧が可能な軸受で構成され、且つ前記キャリヤの一方が、被駆動側の連結部材と半径方向に隙間を有して連結され、前記一方のキャリヤの回転中心位置と同軸に前記連結部材が連結される構成とすることにより、上記課題を解決したものである。
本発明においては、外歯歯車の軸方向両側に一対のキャリヤが配置され、各キャリヤは連結体によって強固に連結される。偏心体軸は、この一対のキャリヤにそれぞれ組み込まれた一対の軸受によって両持ち支持される。この一対の軸受は、互いに「正面合わせ」の態様で組み込まれ、偏心体軸に対して軸方向に与圧可能である。即ち、偏心体軸はキャリヤに対して軸方向の移動が規制される。その上で、キャリヤの一方が被駆動側の連結部材と半径方向に隙間を有した連結態様で連結される。
この結果、たとえ被駆動側の連結部材にラジアル方向の偏荷重等が掛かったとしても、当該偏荷重がキャリヤ側に伝わり難く、仮に伝わったとしても、一対のキャリヤは連結体を介して強固に連結されており、且つ、偏心体軸は、この強固に連結された一対のキャリヤ体にがた無く(常に芯が出た状態で)両持ち支持されることになる。
なお、外歯歯車は、ニードル軸受を介して偏心体に軸方向移動可能に嵌合されるように構成すると、偏心体軸を与圧可能な軸受によりキャリヤに対して軸方向に移動させて、固定させ易く、更に万一、一対のキャリヤと偏心体軸の塊が軸方向に移動したとしても、外歯歯車が偏心体上を軸方向に移動することによってより円滑に回転できるように対応でき、内歯歯車との円滑な噛合を開始、或いは維持することができる。
本発明によれば、たとえ負荷側からラジアル方向の偏荷重等が掛かったとしても、円滑に回転を開始或いは続けることのできる偏心揺動減速装置を得ることができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態の一例に係る偏心揺動減速装置110の縦断面図、図2は、図1の矢示II−II線に沿う断面図である。
又、図3は、この偏心揺動減速装置110が適用されるショベルカー180の全体概略透視図である。
図3を参照して、ショベルカー180は、走行用キャタピラ182の上部に運転席184を含む車体本体186が旋回可能に載置されている。車体本体186からは、ブーム188、アーム190、及びアタッチメント192が片持ち状態で据え付けられている。車体本体186は、ベース側に内歯歯車194が固定されており、この内歯歯車194にピニオン196が噛合することにより、軸心198の周りで車体本体186が旋回できるような構成とされている。偏心揺動減速装置110は、このピニオン196を回転させるために用いられる。
図1及び図2を参照して、偏心揺動減速装置110について詳細に説明する。
この偏心揺動減速装置110は、モータMと、偏心揺動型の減速機111と、前述のピニオン196を一体的に備える連結部材150と、を備える。
モータMと減速機111は、ボルト152を介して一体化されている。モータMの出力軸(モータ軸)154は、スプライン156を介して入力軸112と連結されている。
入力軸112は偏心体軸114を兼用している。偏心体軸114を支持しているアンギュラ玉軸受134A、134Bについては後述する。偏心体軸114の外周には偏心体116A、116Bが一体的に形成されている。
減速機111の機構学的な減速のメカニズム自体は先の従来例と基本的に同一である。即ち、偏心体116A、116Bの外周に案内されて外歯歯車118A、118Bが内歯歯車122の半径方向内側で偏心揺動する構成とされている。
偏心体116A、116Bの外周には外歯歯車118A、118Bが、ニードル軸受132A、132Bを介して装着されている。ニードル軸受132A、132Bについては後述する。
外歯歯車118A、118Bは、該外歯歯車118A、118Bを軸方向に貫通する内ピン孔136A、136Bを備え、この内ピン孔136A、136Bを内ローラ138A、138Bを介して内ピン126が貫通(遊嵌)している。内ローラ138A、138Bは、内ピン126と外歯歯車118A、118Bとの間にあってこれらの部材126、118A、118Bとの摺動抵抗を低減するためのものである。内ピン126は、第1、第2キャリヤ124A、124Bに圧入・固定されており、該第1、第2キャリヤ124A、124Bを強固に連結する連結体として機能すると共に、外歯歯車118A、118Bの自転成分を取り出すための部材として機能する。外歯歯車118A、118Bの外周にはトロコイド歯形の外歯127が形成されており、内歯歯車122の内歯を構成する外ピン129と噛合している。外ピン129は、内歯歯車122に形成された外ピン孔131に回転自在に嵌合している。
内歯歯車122は、ケーシング120と一体化され、この実施形態では固定状態に維持されている。また、第2キャリヤ124Aが、連結部材150と、該第2キャリヤ124A及び連結部材150の双方に互いに半径方向に隙間を有して形成されたスプライン160を介して連結されている。連結部材150には、前記ピニオン196が一体的に形成されており、自動調心ころ軸受162、164を介してケーシング120に支持されている。
ここで、各部材の組み込み構造について詳細に説明すると、連結部材150は、被駆動側からのラジアル方向、あるいはスラスト方向の荷重を直接受けるため、一対の自動調心ころ軸受162、164によってケーシング120に可動的に支持されている。スプライン160が、この連結部材150の半径方向及び軸方向の双方の動きを許容している。
第1、第2キャリヤ124A、124Bは、外歯歯車118A、118Bの軸方向両側に配置され、それぞれ玉軸受128A、128Bによってケーシング120に回転自在に支持されている。偏心体軸114は、この一対の第1、第2キャリヤ124A、124Bに、アンギュラ玉軸受134A、134Bを介して両持ち支持されている。
このアンギュラ玉軸受134A、134Bは、いわゆる「正面合わせ」の状態で組み込まれ、反モータ側のアンギュラ玉軸受134Bが第2キャリヤ124Bの段差部124B1と偏心体軸114の段差部114Bとの間に挟持され、且つ、モータM側のアンギュラ玉軸受134Aが偏心体軸114の段差部114A及び第1キャリヤ124Aに植設された止め輪140とに挟持されている。
図4に示されるように、この止め輪140とアンギュラ玉軸受134Aの外輪134A1との間にはシム142が介在され、このシム142の厚さd(零、即ちシムなしの態様を含む)を適宜に選択することにより、アンギュラ玉軸受134A、134Bによる偏心体軸114に対する与圧の程度が調整できるようになっており、このシム142厚さdが与圧の調整機能を果たしている。
また、偏心体116A、116Bと外歯歯車118A、118Aとの間に介在される前記ニードル軸受132A、132Bは、アンギュラ玉軸受134A、134Bの間に隙間δ1、あるいはδ2を有して配置され、その軸方向の動きが規制されている。逆に言うならば、ニードル軸受132A、132Bは、この隙間δ1、あるいはδ2の範囲内で軸方向に移動可能である。
次にこの実施形態に係る偏心揺動減速装置110の作用を説明する。
モータMのモータ軸154が回転すると、スプライン156を介して減速機111の入力軸112が回転する。これにより該入力軸112と一体化されている偏心体軸114が回転し、偏心体116A、116Bが一体的に回転する。偏心体116A、116Bが回転すると、外歯歯車118A、118Bも偏心体116A、116Bの周りで揺動回転を行なおうとするが、内歯歯車122によってその自転が規制されているため、外歯歯車118A、118Bは、該内歯歯車122に内接しながらほとんど揺動のみを行なうことになる。
この実施形態では、外歯歯車118A、118Bの外歯127の歯数が34、内歯歯車122の内歯(外ピン129)の歯数が36で、その歯数差が2であるため、入力軸112(偏心体軸114)の1回転毎に、外歯歯車118A、118Bは、ケーシング120に固定された内歯歯車122に対して2歯分だけずれる(自転する)ことになる。これは、入力軸112(偏心体軸114)の1回転が外歯歯車118A、118Bの−2/34の回転に減速されたことを意味する。なお、−の符号は回転方向が逆になっていることを示している。
外歯歯車118A、118Bの回転は、内ピン126(内ローラ138A、138B)と内ピン孔136A、136Bとの隙間によってその揺動成分が吸収され、自転成分のみが該内ピン126を介して第2キャリヤ124Bに伝達され、更には、該第2キャリヤ124Bとスプライン160を介して連結されている連結部材150に伝達される。
連結部材150の先端には、前述のショベルカー180のピニオン196(図3参照)が一体的に形成されており、このピニオン196が該ショベルカー180のベース側に備えられた内歯歯車194と噛合することにより、車体本体186が軸心198を中心に旋回する。
ここで、本実施形態においては、被駆動側の連結部材150が、一対の自動調心ころ軸受162、164を介して支持されているため、この連結部材150自体がケーシングに対して可動的であり、しかも、第2キャリヤ124Bが該連結部材150と半径方向に隙間を有したスプラインによって連結されている。そのため、たとえ被駆動側からラジアル方向やスラスト方向の荷重がかかったとしても、該荷重がキャリヤ側(第2キャリヤ124B側)に伝わり難い。即ち、減速機111が負荷側からの影響をそもそもほとんど受けない状態を基本的に形成することができる。
又、仮に、これらの外乱要素が減速機111側にまで伝わってきたとしても、以下のような作用により、外歯歯車118A、118Bは円滑な回転を開始でき、また該円滑な回転を維持することができる。
即ち、本実施形態においては、外歯歯車118A、118Bの軸方向両側に一対備えられた第1、第2キャリヤ124A、124Bが、内ピン(連結体)126を介して強固に連結されており、且つ、偏心体軸114はアンギュラ玉軸受134A、134Bに与圧が与えられた状態でこの強固に連結された第1、第2キャリヤ124A、124Bに(がた無く)両持ち支持されている。そのため、第1、第2キャリヤ124A、124B及び偏心体軸114は、「大きな塊」として一体化され、偏心体軸114は第1、第2キャリヤ124A、124Bに対してがたつくことがない。
なお、偏心体軸114の与圧の程度の調整は、モータM側のアンギュラ玉軸受134Aの外輪134A1と止め輪140との間に介在されるシム142の厚さdを適宜に選択することによって行なえるようになっているため、各部材の製造誤差や組付誤差等が存在したとしても、常に所定の与圧を発生させることができる。
更に、偏心体116A、116Bと外歯歯車118A、118Bとの嵌合が、ニードル軸受132A、132Bを介して行なわれており、このニードル軸受132A、132Bが隙間δ1、あるいはδ2の存在により軸方向に移動可能であるため、外歯歯車118A、118Bも又偏心体116A、116Bに対して軸方向に移動可能である。
そのため、万一第1、第2キャリヤ124A、124B及び偏心体軸114を含む大きな塊が全体として玉軸受128A,128Bの隙間分水平方向に移動したとしても、該外歯歯車118A、118Bは、軸方向の荷重を受けないため回転がより円滑となる方向に自動的に移動することができ、常に円滑な回転を行うことができる。尤も、本発明においては、外歯歯車が偏心体に対して軸方向に動くことができるのは、少なくとも完成された製品においては必ずしも必須の要件ではない。ただ、偏心体軸を正面合わせとされる軸受の間に与圧しながら嵌合する際には、外歯歯車が偏心体軸に対して軸方向動けるのは必須である。そのため、これを保障するニードル軸受での支持は、この点で有効である。偏心体軸をキャリヤに嵌合・固定した後は、外歯歯車の軸方向の動きは、必ずしも保障されなくても良い(例えば、結果として隙間がなくなったようなときは、ないままでも良い)。
なお、偏心体軸を支持する与圧可能な一対の軸受は、この例のようなアンギュラ玉軸受のほか、円錐ころ軸受であってもよい。また、与圧支持される偏心体軸は、この例のような「減速装置の半径方向中央に1本ある偏心体軸で構成される構造」のほか、公知の「同位相で回転する複数の偏心体軸で構成される構造」であってもよい。
例えばショベルカーの旋回装置のように、負荷側から特に半径方向の偏荷重のかかる場面で適用される偏心揺動減速装置に最適である。
本発明に係る偏心揺動減速装置の一例を示す縦断面図 図1の矢示II−II線に沿う断面図 上記偏心揺動減速装置が適用されるショベルカーの全体概略透視図 アンギュラ玉軸受の与圧調整を行なうためにシムが配備されている様子を示す部分拡大図 従来の偏心揺動減速装置の一例を示す縦断面図 図5の矢VI−VI線に沿う断面図
符号の説明
110…偏心揺動減速装置
111…減速機
112…入力軸
114…偏心体軸
116A、116B…偏心体
118A、118B…外歯歯車
120…ケーシング
122…内歯歯車
124A、124B…第1、第2キャリヤ
126…内ピン
128A、128B…玉軸受
132A、132B…ニードル軸受
134A、134B…アンギュラ玉軸受
136A、136B…内ピン孔
138A、138B…内ローラ
140…止め輪
142…シム
150…連結部材
162、164…自動中心ころ軸受
180…ショベルカー
194…内歯歯車
196…ピニオン

Claims (4)

  1. 偏心体軸に設けられた偏心体によって、外歯歯車が内歯歯車の半径方向内側で偏心揺動する偏心揺動減速装置において、
    前記外歯歯車の軸方向両側に配置されると共に該外歯歯車を貫通する連結体によって連結され、該外歯歯車の自転成分と同期する一対のキャリヤと、
    該一対のキャリヤにそれぞれ組み込まれ、前記偏心体軸を両持ち支持する一対の軸受と、を備え、
    該一対の軸受が、互いに正面合わせとされ、且つ該偏心体軸の前記キャリヤに対する軸方向移動を規制する与圧が可能な軸受で構成され、且つ
    前記キャリヤの一方が、被駆動側の連結部材と半径方向に隙間を有して連結され、前記一方のキャリヤの回転中心位置と同軸に前記連結部材が連結されることを特徴とする偏心揺動減速装置。
  2. 請求項1において、
    前記連結部材にピニオンが一体形成され、且つ該連結部材が一対の軸受で支持されることを特徴とする偏心揺動減速装置。
  3. 請求項2において、
    前記連結部材を支持する一対の軸受が、自動調心軸受であることを特徴とする偏心揺動減速装置。
  4. 請求項2または3において、
    前記連結部材を支持する一対の軸受のうち、前記ピニオン側の軸受の方が大きいことを特徴とする偏心揺動減速装置。
JP2007153350A 2007-06-08 2007-06-08 偏心揺動減速装置 Active JP4966754B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007153350A JP4966754B2 (ja) 2007-06-08 2007-06-08 偏心揺動減速装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007153350A JP4966754B2 (ja) 2007-06-08 2007-06-08 偏心揺動減速装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008304019A JP2008304019A (ja) 2008-12-18
JP4966754B2 true JP4966754B2 (ja) 2012-07-04

Family

ID=40232913

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007153350A Active JP4966754B2 (ja) 2007-06-08 2007-06-08 偏心揺動減速装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4966754B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015014087B4 (de) * 2015-11-03 2017-11-09 Sew-Eurodrive Gmbh & Co Kg Getriebe

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61198751U (ja) * 1985-06-03 1986-12-12
JP2743285B2 (ja) * 1989-06-05 1998-04-22 住友重機械工業株式会社 遊星歯車増減速装置
JPH04296245A (ja) * 1991-03-26 1992-10-20 Kayaba Ind Co Ltd 減速機
JP3034766B2 (ja) * 1994-09-01 2000-04-17 住友重機械工業株式会社 ギヤドモータのシリーズ
JP2000065162A (ja) * 1998-08-24 2000-03-03 Teijin Seiki Co Ltd 減速機
JP3481875B2 (ja) * 1998-12-01 2003-12-22 住友重機械工業株式会社 減速装置及びこれを用いたコンクリートミキサー車のドラム駆動装置
JP2005106214A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Koyo Seiko Co Ltd 転がり軸受装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008304019A (ja) 2008-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4847892B2 (ja) 揺動内接噛合遊星歯車装置及びその偏心体軸の製造方法
KR101186125B1 (ko) 요동내접맞물림 유성기어장치
JP2008304020A (ja) 偏心揺動減速装置及びそのキャリヤ及び偏心体軸の支持方法
JP5828321B2 (ja) 変速歯車装置
JP5121696B2 (ja) 減速装置
US8317649B2 (en) Output gear-equipped reduction device and method of assembling the same
JP5746093B2 (ja) 産業用ロボットの手首装置
EP2479456B1 (en) Eccentric oscillation gear device and method for producing eccentric oscillation gear device
JP4747128B2 (ja) 偏心揺動減速装置
KR20080095796A (ko) 편심요동 감속장치
JP4783666B2 (ja) 内接噛合型の遊星歯車装置
JP2010065803A (ja) 偏心揺動型歯車装置
JP4966754B2 (ja) 偏心揺動減速装置
JP3034617B2 (ja) 複列式内接噛合遊星歯車構造
EP3358217A1 (en) Speed reducer
KR20110025079A (ko) 유성 감속기
JP2008267491A (ja) 遊星歯車減速機
JP2008038941A (ja) 偏心揺動歯車装置
JP2007127156A (ja) 遊星歯車動力伝達装置
JP2014005900A (ja) 偏心揺動型歯車装置
JP2007182987A (ja) 差動揺動型減速機、差動揺動型減速機の製造方法、減速機およびコロ軸受
JP2007100843A (ja) 揺動内接遊星歯車装置及びギヤドモータ
JP4632852B2 (ja) 産業用ロボットの旋回部構造
JP4680764B2 (ja) 揺動内接式の遊星歯車装置及びこれらのシリーズ
JP3830021B2 (ja) 遊星歯車式減速機の内ピン支持構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090713

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110510

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110809

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111007

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111206

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120223

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20120301

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120327

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120402

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4966754

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150406

Year of fee payment: 3