JP4966575B2 - 生体加温装置 - Google Patents
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Description
この生体加温装置の利用は、癌細胞を選択的に壊死させるために患部を集中的に加温する局部温熱療法(ハイパーサーミヤ法)に適しており、特に、微粒子の感磁発熱体を生体内に配し、生体外から交番磁界を印加して発熱させるのに、好適なものである。
しかしながら、生体加温装置を用いた局部温熱療法の効果を高めるには、患部のところでは磁束が生体の内奥部まで高密度のまま到達するとともに、正常な体表面では磁束密度が低くなる、という特性の強化が求められる。
そして、生体包囲型でもソレノイドコイルに遊挿可能な磁性体を設けることにより、磁束の集中と分散を生体内部で自在かつ明瞭に行えるようになった(特許文献5参照)。
一方、加温するべき患部は、多くの場合、生体の中心部より外側に偏倚して位置している。そして、ソレノイドコイルの巻き線が作る磁束は、その高密度領域が巻き線寄りの環状領域に位置しているから、コイル径が大きく周長の長い生体包囲ソレノイドタイプの場合、ソレノイドコイルの磁束のうち患部の加温に寄与するのは実質的にはソレノイドコイル全周のうちの患部に近い一角に限られることとなり、患部から遠い方角の部分は、患部の加温にほとんど役立っておらず、この部分のコイルインピーダンスは、加温という観点では高周波電源に負荷をもたらすだけの無益な存在となっている。
しかしながら、コイルインピーダンスが大きいと、所要のコイル電流を確保するのに高い電圧をソレノイドコイルに印加しなければならないので、その分だけ出力の大きな高周波電源が必要になってコストが嵩むうえ、安全確保のための絶縁対策などにも高品質の部材等が必要になって更にコストが嵩む。
そこで、ソレノイドコイル内の患部に近い一角に所期の密度の磁束を発生可能であってコイルインピーダンスの小さい生体包囲ソレノイドタイプ生体加温装置を実現することが第1技術課題となる。
そこで、上記一部分に係るソレノイドコイルの巻き線から離れた中心部寄りの部位に所期の密度の磁束を発生することの可能な生体包囲ソレノイドタイプ生体加温装置を実現することが第2技術課題となる。
また、「直線状」とは、いわゆる「真っ直ぐ」な形状に限らず、インダクタンス増に寄与するような巻線曲率に類しない程度の緩やかな撓みや折れ曲がりを有する形状をも含めた形状を指している。例えば、上記D字状コイル(横断面D字形のソレノイドコイル)の製作過程で「円弧状」部分を形成する際の反作用として生じた撓みの形状などである。
因みに、上記した「直線状」の形状の好適範囲は「円弧状」部分の形状によって異なっており、両形状の大まかな平均曲率半径の比において、「直線状部分の平均曲率半径:円弧状部分の平均曲率半径」が「10:1」以上であれば、この発明の作用効果が十分に奏される。
より具体的には、生体保持具が前記ソレノイドコイルの直線状部分に寄っている場合、前記副ソレノイドコイルはその捲回密度について前記生体保持具の非偏倚側が密になっており前記生体保持具の偏倚側が粗になっており、生体保持具が前記ソレノイドコイルの円弧状部分に寄っている場合、前記副ソレノイドコイルはその捲回密度について前記生体保持具の偏倚側が密になっており前記生体保持具の非偏倚側が粗になっている。
さらに、本発明の生体加温装置(請求項8)は、上記の請求項7記載の生体加温装置であって更に、前記磁性体に磁束収束用の中実状磁性体と磁束拡散用の中空状磁性体とが含まれていることを特徴とする。
また、本発明の生体加温装置(請求項10)は、上記の請求項8,請求項9記載の生体加温装置であって更に、前記中実状磁性体にその内部温度を検出する内部温度検出部材が付設されていることを特徴とする。
また、本発明の生体加温装置(請求項12)は、上記の請求項8〜請求項11記載の生体加温装置であって更に、前記中空状磁性体は強磁性材料と高分子材料の複合体であることを特徴とする。
また、本発明の生体加温装置(請求項13)は、上記の請求項12記載の生体加温装置であって更に、前記複合体は可撓性を有するベルト状部材であることを特徴とする。
また、本発明の生体加温装置(請求項15)は、上記の請求項6〜請求項14記載の生体加温装置であって更に、前記磁性体を冷却する磁性体冷却手段が設けられていることを特徴とする。
また、本発明の生体加温装置(請求項17)は、上記の請求項6記載の生体加温装置であって更に、前記磁性体は、頂部に向かって断面積が小さくなって行く形態を有し、その頂部を作用端面とするものであることを特徴とする。
したがって、この発明によれば、ソレノイドコイルの巻き線から離れた中心部寄りに患部が位置していてもそこに所期の密度の磁束を収集させることの可能な生体包囲ソレノイドタイプ生体加温装置を実現することができる。
したがって、この発明によれば、磁束の集中と分散を生体内奥部でも自在かつ明瞭に行える生体加温装置を実現することができる。
そして、このような局所的な磁束の集中と分散が、上述した本願の基本発明(請求項1〜請求項5)による比較的大局的な磁束の集中・分散と相まって、患部に所要の強い交番磁束を照射することが効率良く且つ安全になされることとなる。
したがって、この発明によれば、磁束の集中と分散を生体深奥部でも自在かつ明瞭に行える生体加温装置を実現することができる。
したがって、この発明によれば、磁束の集中と分散を生体深奥部でもより自在かつ明瞭に行える生体加温装置を実現することができる。
そのため、その検出温度に基づいて高周波電源の出力抑制を行う等のことで、生体の不所望な加熱を防止することができる。
したがって、この発明によれば、磁束の集中と分散を生体深奥部でもより自在かつ明瞭に行える生体加温装置であって磁束集中能力が高くても安全な装置を実現することができる。
そのため、その検出温度に基づいて高周波電源の出力抑制を行う等のことで、磁性体の不所望な昇温を防止することができる。磁性体は、温度に応じて磁気特性が変化する性質があり、具体的には昇温に伴って磁束集中能力が低下するので、治療効果を確保するには、使用時に作用端面を生体の患部に向ける中実状磁性体の温度を常温近くに維持するのが有効である。そこで、中実状磁性体に小形ソレノイドコイルが付設されていて発熱量が多いときなど、検出温度に応じて中実状磁性体を冷却すると特に良い。
副ソレノイドコイル21は、ソレノイドコイル17と同じく横置き状態で可動寝台15を遊挿しうるものであるが、ソレノイドコイル17に内挿されるので、ソレノイドコイル17より一回り小さく、横断面形状において可動寝台15の非偏倚側が円弧状で可動寝台15の偏倚側が直線状になっている。また、長さがソレノイドコイル17より短く、素線径がソレノイドコイル17より細く、巻きピッチが細かくて捲回密度がソレノイドコイル17より密になっている。
これに対し、副ソレノイドコイル21は、円弧状部分の直径が470mm程度で、素線径が10mm程度で、捲回ピッチが20mm程度で、捲回数が4程度である。
このような副ソレノイドコイル21は、ソレノイド軸方向における中央かその近傍でソレノイドコイル17に固定して内挿され或いは可動寝台15と共に又は単独で軸方向移動されてソレノイドコイル17に内挿され、同位相での通電を簡便かつ確実に行うためソレノイドコイル17と直列に接続される。
この場合、患者8の身体のうち密巻部23a寄りの患部8aには上述の生体加温装置20と同じく磁束9が集中するのに対し、患者8の身体のうち粗巻部23b寄りの正常部位では磁束9が生体加温装置20のときより分散するので、正常部位に掛かる負担が少なくなる。他は生体加温装置20のときと同様である。
患部8aが足や手にあるような場合、患部8aを囲む状態で副ソレノイドコイル25を足や手に外嵌し、患部8a及び副ソレノイドコイル25がソレノイドコイル17の中空に入るところに可動寝台15を止め、他は生体加温装置20,22について上述したのと同様にして磁束9を発生させれば、磁束9が患部8aに対して集中的に照射される。
また、患部8aが胴体にあるような場合には、副ソレノイドコイル25をソレノイドコイル17から出すとともに、副ソレノイドコイル25への給電を絶ち、ソレノイドコイル17だけに給電すれば、生体加温装置10について上述したのと同様の磁束照射が行われる。
この生体加温装置26は、乳癌などの局部温熱療法に好適なものであり、上述した生体加温装置20,22と相違するのは、ソレノイドコイル17の中空に遊挿可能な磁性体27が追加された点である。
したがって、この生体加温装置26にあっては、患者8に不所望な副作用的損傷を与えることなく、乳癌等の患部すなわち生体の局所には高密度の磁束を照射して十分に加温することができる。
磁性体29a,29bは、何れも、焼結フェライトなどの強磁性体からなり、太さがテーパ状に変化する筒状体であるが、筒状枠体16よりも径が小さく長さが半分未満で、軸方向に分離配置しても筒状枠体16の中空に遊挿しうるものとなっている。筒状枠体16より細いとは言っても、可動寝台15を挿通可能な程度には太い。
なお、磁性体29a,29bの形状については、テーパ状の筒体を図示したが、副ソレノイドコイル21,23同様、横断面D字形にしても良く、具体的には可動寝台15偏倚側部分を可動寝台15と平行な平面に変形しても良い。
中空状磁性体50は、その中空に可動寝台15を挿通させた状態で且つ図示しないスライド機構にて軸方向へ即ち可動寝台15の長手方向へ相対移動可能な状態で、可動寝台15に装着されており、中実状磁性体40は、一部を可動寝台15から上に突き出す状態で、可動寝台15に差し込み固定され、架台14とケーブル31で接続されている。副ソレノイドコイル21又は23は可動寝台15の長手方向において中空状磁性体50と中実状磁性体40との中間に移動して固定できるよう設置されている。
そのため、この生体加温装置30にあっては、患者8に不所望な副作用的損傷を与えることなく、前立腺癌等の患部すなわち生体の深奥部の局所に高密度の磁束を照射して、そこだけを十分に加温することができる。
上記の各形態では、可動寝台15を横送りするようになっていたが、その代わりにソレノイドコイル17や副ソレノイドコイル21等を移動させても良く、可動寝台15とソレノイドコイル17等を何れも移動させるようにしても良い。
また、上記の各形態では、可動寝台15もソレノイドコイル17も横置きされていたが、それらは、縦置きでも良く、傾斜していても良い。
さらに、生体保持具は、ソレノイドコイル17の直線状部分17b側に偏倚した可動寝台15に限られない。例えば、溝形樋状部材でソレノイドコイル17の円弧状部分17aの内面にピッタリ嵌るものでも良く、患者8が寄り掛かったり掴まり立ちして使用するようになっていても良い。
また、一台の高周波電源11でソレノイドコイル17と副ソレノイドコイル21又は23と小形ソレノイドコイル44とに給電するようになっていたが、各ソレノイドコイル毎に個別の高周波電源(個別の高周波出力部を含む)を設置し夫々の位相を揃える制御の下で稼働させても良く、高周波電源の共用と専用とが共存していても良い。
10…生体加温装置、11…高周波電源、12…ケーブル、
13…マッチングボックス、14…架台、
15…可動寝台(生体保持具)、16…筒状枠体、
17…ソレノイドコイル、17a…円弧状部分、17b…短絡線状部分、
20…生体加温装置、21…副ソレノイドコイル、
22…生体加温装置、23…副ソレノイドコイル、
23a…密巻部、23b…粗巻部、
24…生体加温装置、25…副ソレノイドコイル、
26…生体加温装置、27…磁性体、
28…生体加温装置、29a,29b…磁性体、
30…生体加温装置、31…ケーブル、34…高周波電線、
35,36…信号線、37…配管、38…冷却水循環装置、
40…中実状磁性体、41…磁性体本体、42…作用端面、
43…非作用端面、44…小形ソレノイドコイル、
45…体表面温度検出部材、46…内部温度検出部材、47…冷媒流路、
50…中空状磁性体、51…磁性体本体、52…筒状枠体
Claims (17)
- 生体を中空内に遊挿しうる大きさの筒状コイルであって通電時には前記中空内でコイル軸方向に延びる磁束を発生させるソレノイドコイルと、これに給電するための高周波電源と、前記生体を横たわらせて載せた状態で前記ソレノイドコイルの前記中空内に遊挿しうる可動寝台などの生体保持具とを備えた生体加温装置において、前記ソレノイドコイルはその横断面に係る輪郭の形状が該輪郭の周方向における過半区間では円弧状であって残りの区間では直線状であり且つ前記直線状区間が総て前記生体保持具より下方に位置しており前記円弧状区間が前記生体保持具より上方の部分を占めており而も前記円弧状区間がそれを延長して仮想円を想定しうるものであり前記直線状区間が前記仮想円の内側を通って前記円弧状区間の両端を短絡経路で結んでおり、更に、前記ソレノイドコイルに比べて長さが短く且つ捲回密度が密なコイルであって前記の又は別設の高周波電源から給電される副ソレノイドコイルが前記ソレノイドコイルに完全に内挿されていることにより、前記ソレノイドコイルの軸方向における前記副ソレノイドコイル配置部位ではアンペアターンが増加して前記ソレノイドコイルの径方向の磁束到達距離が延伸するとともに磁束が絞られるようになっていることを特徴とする生体加温装置。
- 生体を中空内に遊挿しうる大きさの筒状コイルであって通電時には前記中空内でコイル軸方向に延びる磁束を発生させるソレノイドコイルと、これに給電するための高周波電源と、前記生体を横たわらせて載せた状態で前記ソレノイドコイルの前記中空内に遊挿しうる可動寝台などの生体保持具とを備えた生体加温装置において、
前記ソレノイドコイルはその横断面に係る輪郭の形状が該輪郭の周方向における過半区間では円弧状であって残りの区間では直線状であり且つ前記直線状区間が総て前記生体保持具より下方に位置しており前記円弧状区間が前記生体保持具より上方の部分を占めており而も前記円弧状区間がそれを延長して仮想円を想定しうるものであり前記直線状区間が前記仮想円の内側を通って前記円弧状区間の両端を短絡経路で結んでおり、
更に、前記ソレノイドコイルより小さく且つ短くて前記ソレノイドコイルに遊挿可能な磁性体を設け、この磁性体を前記生体保持具と共に前記ソレノイドコイルの前記中空内に入れることにより、前記ソレノイドコイルの前記中空内でそこの磁束を前記磁性体のところでは集中させるが他のところでは分散させながら前記生体保持具上に照射するようになっていることを特徴とする生体加温装置。 - 生体を中空内に遊挿しうる大きさの筒状コイルであって通電時には前記中空内でコイル軸方向に延びる磁束を発生させるソレノイドコイルと、これに給電するための高周波電源と、前記生体を横たわらせて載せた状態で前記ソレノイドコイルの前記中空内に遊挿しうる可動寝台などの生体保持具とを備えた生体加温装置において、前記ソレノイドコイルに比べて長さが短く且つ捲回密度が密なコイルであって前記の又は別設の高周波電源から給電される副ソレノイドコイルが前記ソレノイドコイルに完全に内挿されていることにより、前記ソレノイドコイルの軸方向における前記副ソレノイドコイル配置部位ではアンペアターンが増加して前記ソレノイドコイルの径方向の磁束到達距離が延伸するとともに磁束が絞られるようになっていることを特徴とする生体加温装置。
- 前記副ソレノイドコイルはその捲回密度について前記ソレノイドコイルの円弧状部分に寄った側が密になっており前記ソレノイドコイルの直線状部分に寄った側が粗になっていることを特徴とする請求項1又は請求項3の何れかに記載された生体加温装置。
- 前記副ソレノイドコイルが前記ソレノイドコイルから出し入れ自在なものであることを特徴とする請求項1,請求項3,及び請求項4のうち何れか一項に記載された生体加温装置。
- 前記ソレノイドコイルより小さく且つ短くて前記ソレノイドコイルに遊挿可能な磁性体を設け、この磁性体を前記生体保持具と共に前記ソレノイドコイルの前記中空内に入れることにより、前記ソレノイドコイルの前記中空内でそこの磁束を前記磁性体のところでは集中させるが他のところでは分散させながら前記生体保持具上に照射するようになっていることを特徴とする請求項1,請求項3,請求項4,及び請求項5のうち何れか一項に記載された生体加温装置。
- 前記磁性体が複数設けられ、それらが前記ソレノイドコイルの軸方向に分離配置されている、ことを特徴とする請求項2又は請求項6記載の生体加温装置。
- 前記磁性体に磁束収束用の中実状磁性体と磁束拡散用の中空状磁性体とが含まれていることを特徴とする請求項7記載の生体加温装置。
- 前記中実状磁性体の作用端面に、該作用端面と対向する生体表面の温度を検出する体表面温度検出部材が付設されていることを特徴とする請求項8記載の生体加温装置。
- 前記中実状磁性体にその内部温度を検出する内部温度検出部材が付設されていることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の生体加温装置。
- 前記中実状磁性体は、頂部に向かって断面積が小さくなって行く形態を有し、その頂部を作用端面とするものであることを特徴とする請求項8乃至請求項10に記載の生体加温装置。
- 前記中空状磁性体は強磁性材料と高分子材料の複合体であることを特徴とする請求項8乃至請求項11の何れかに記載された生体加温装置。
- 前記複合体は可撓性を有するベルト状部材であることを特徴とする請求項12記載の生体加温装置。
- 前記中実状磁性体に、前記の又は別設の高周波電源から給電される小形ソレノイドコイルが付設されていることを特徴とする請求項8乃至請求項13の何れかに記載された生体加温装置。
- 前記磁性体を冷却する磁性体冷却手段が設けられていることを特徴とする請求項2又は請求項6乃至請求項14のうち何れか一項に記載された生体加温装置。
- 前記磁性体が前記生体保持具に装着されていることを特徴とする請求項2又は請求項6乃至請求項15のうち何れか一項に記載された生体加温装置。
- 前記磁性体は、頂部に向かって断面積が小さくなって行く形態を有し、その頂部を作用端面とするものであることを特徴とする請求項2又は請求項6記載の生体加温装置。
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