JPH0533165Y2 - - Google Patents

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JPH0533165Y2
JPH0533165Y2 JP14180088U JP14180088U JPH0533165Y2 JP H0533165 Y2 JPH0533165 Y2 JP H0533165Y2 JP 14180088 U JP14180088 U JP 14180088U JP 14180088 U JP14180088 U JP 14180088U JP H0533165 Y2 JPH0533165 Y2 JP H0533165Y2
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JP
Japan
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patient
bed
device body
cover
electromagnetic coil
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JP14180088U
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JPH0263861U (ja
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  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
  • Magnetic Treatment Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は磁気治療装置に係り、特に、治療効果
の向上を図つたものに関する。
(従来の技術) 第3図及び第4図を参照して従来例を説明す
る。第3図は磁気治療装置の全体構成を示す断面
図であり、又、第4図は第3図の−断面図で
ある。
図中符号1は装置本体であり、この装置本体1
にはベツド3が設置されている。このベツド3上
に患者mが仰向けに横たわる。上記装置本体1に
は電磁コイル5が図中左右方向に移動可能に設置
されている。上記電磁コイル5は第4図に示すよ
うにその横断面形状が略逆U字状をなしており、
患者mの任意の一部を上方から覆うように配置さ
れている。
上記電磁コイル5は移動機構7により移動され
る。すなわち電磁コイル5の下端は移動台車9に
固定されており、この移動台車9は装置本体1に
ベツド3と平行に敷設された一対のレール11,
11上を4個の車輪13を介して走行移動する。
上記走行台車9はチエーン(又はベルト)15に
固定されており、このチエーン15は装置本体1
の長手方向両端に配置された一対のプーリ17,
19に巻回されている。上記プーリ19側には駆
動モータ21が設置されていて、この駆動モータ
21の回転はチエーン23を介して上記プーリ1
9に伝達され、このプーリ19の回転によりチエ
ーン15が移動し、それによつて上記走行台車9
ひいては電磁コイル5が移動する。
上記構成によると、例えば走行台車9を適宜の
方向に所定量移動させることにより、電磁コイル
5を患者mの患部に位置させる。その状態で電磁
コイル5に電流(例えば、正弦波電流、三角波電
流、矩形波電流等)を流して磁気を発生させ、こ
の磁気により治療をなす。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来の構成によると次のような問題があ
る。
まず磁力線の方向が患者mを挟む方向になつて
いないので、治療効果が低いという問題があつ
た。これは電磁コイル5の形状に起因するもので
ある。
次に磁力線による治療の場合には、患者mが感
ずることができる何等の外的刺激も与えられない
ので、患者mが治療効果を体感できないという問
題があつた。
本考案はこのような点に基づいてなされたもの
でその目的とするところは、磁力線の方向を患者
を挟む方向として治療効果を高めるとともに、患
者が治療効果を体感できる磁気治療装置を提供す
ることにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するべく本願考案の第1請求項
による磁気治療装置は、装置本体と、この装置本
体に設置され患者が横たわるベツドと、上記装置
本体に上記ベツドの長手方向に移動可能に設置さ
れ横断面形状が略U字状をなし患者を下方及び両
側方から覆うように位置する電磁コイルとを具備
したことを特徴とするものである。
第2請求項による磁気治療装置は、装置本体
と、この装置本体に設置され患者が横たわるベツ
ドと、上記装置本体に上記ベツドの長手方向に移
動可能に設置された電磁コイルと、上記装置本体
に設けられ患者の足方より温熱を供給する温熱治
療機構と、上記装置本体に設置され患者を包囲す
るカバーとを具備したことを特徴とするものであ
る。
第3請求項による磁気治療装置は、装置本体
と、この装置本体に設置され患者が横たわるベツ
ドと、上記装置本体に上記ベツドの長手方向に移
動可能に設置され横断面形状が略U字状をなし患
者を下方及び両側方から覆うように位置する電磁
コイルと、上記装置本体に設けられ患者の足方よ
り温熱を供給する温熱治療機構と、上記装置本体
に設置され患者を包囲するカバーとを具備したこ
とを特徴とするものである。
(作用) まず第1請求項による磁気治療装置の場合に
は、電磁コイルの形状を工夫したものであり、電
磁コイルはその横断面形状が略U字状をなしてお
り、患者の患部を下方及び両側方から覆うように
位置する。これによつて磁力線の方向を患者を挟
む方向とすることができ、治療効果を向上させる
ことができる。
第2請求項による磁気治療装置の場合には、患
者の足方から温熱を供給する温熱治療機構を設置
するとともに、患者を包囲するカバーを設置し、
上記温熱治療装置により温熱を供給して、その熱
気をカバーにより維持するものである。これによ
つて治療効果の向上はもとより、患者の治療効果
の体感を可能とする。
第3請求項による磁気治療装置は、第1請求項
及び第2請求項の構成を組合せたものであり、よ
り高い治療効果を得ることができる。
(実施例) 第1図及び第2図を参照して本考案の一実施例
を説明する。尚、従来と同一部分には同一符号を
付して示しその説明は省略する。
本実施例の電磁コイル101は第2図に示すよ
うにその横断面形状が略U字状をなしていて、患
者mを下方及び両側方から包囲するような形状と
なつている。これは磁力線の方向を患者mを挟む
ような方向とするためである。
次に装置本体1の患者mの足方位置には温熱治
療機構103が設けられている。この温熱治療機
構103は、遠赤外線温熱器105と、フアン1
07と、電源109とから構成されている。上記
遠赤外線温熱器105より発生する熱気はフアン
107により患者mに足方から供給される。
一方患者mはカバー111により頭部を除いて
上方から包囲されている。このカバー111は上
記温熱治療機構103より供給される熱気を維持
する機能をなす。尚、上記カバー111は開閉式
となつているとともに、患者mの頭部側端部は患
者m方向に折曲げられており、熱気の維持効果を
高める形状となつている。
以上本実施例によると以下のような効果を奏す
ることができる。
まず電磁コイル101は、その横断面形状が略
U字状であつて、患者mを下方及び両側方から包
囲するような形状となつているので、発生する磁
力線が患者mを挟む方向に指向し、それによつて
治療効果を向上させることができる。
又、温熱治療機構103及びカバー111によ
り、温熱治療を施す構成としているので、治療効
果を向上させることができるとともに、患者mが
治療効果を体感することができる。
そして、上記カバー111は開閉式であるの
で、患者mのベツド3への出入りに支障を来すこ
とはなく、又、カバー111の患者mの頭部側端
部は下方に折曲げられているので、熱気を保持す
る上で効果的である。
(考案の効果) 以上詳述したように本考案による磁気治療装置
によると、治療効果の向上を図る事ができるとと
もに、患者の治療効果の体感を可能とする等その
効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示す図
で、第1図は磁気治療装置の全体構成を示す断面
図、第2図は第1図の−断面図、第3図及び
第4図は従来例を示す図で、第3図は磁気治療装
置の全体構成を示す断面図、第4図は第3図の
−断面図である。 1……装置本体、3……ベツド、7……移動機
構、101……電磁コイル、103……温熱治療
機構、111……カバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 装置本体と、この装置本体に設置され患者が
    横たわるベツドと、上記装置本体に上記ベツド
    の長手方向に移動可能に設置され横断面形状が
    略U字状をなし患者を下方及び両側方から覆う
    ように位置する電磁コイルとを具備したことを
    特徴とする磁気治療装置。 (2) 装置本体と、この装置本体に設置され患者が
    横たわるベツドと、上記装置本体に上記ベツド
    の長手方向に移動可能に設置された電磁コイル
    と、上記装置本体に設けられ患者の足方より温
    熱を供給する温熱治療機構と、上記装置本体に
    設置され患者を包囲するカバーとを具備したこ
    とを特徴とする磁気治療装置。 (3) 装置本体と、この装置本体に設置され患者が
    横たわるベツドと、上記装置本体に上記ベツド
    の長手方向に移動可能に設置され横断面形状が
    略U字状をなし患者を下方及び両側方から覆う
    ように位置する電磁コイルと、上記装置本体に
    設けられ患者の足方より温熱を供給する温熱治
    療機構と、上記装置本体に設置され患者を包囲
    するカバーとを具備したことを特徴とする磁気
    治療装置。
JP14180088U 1988-10-29 1988-10-29 Expired - Lifetime JPH0533165Y2 (ja)

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JP14180088U JPH0533165Y2 (ja) 1988-10-29 1988-10-29

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Publication Number Publication Date
JPH0263861U JPH0263861U (ja) 1990-05-14
JPH0533165Y2 true JPH0533165Y2 (ja) 1993-08-24

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ID=31407193

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JP14180088U Expired - Lifetime JPH0533165Y2 (ja) 1988-10-29 1988-10-29

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JP (1) JPH0533165Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007267875A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Nano Therapy Kenkyusho:Kk 生体加温装置
US8214053B2 (en) 2006-08-29 2012-07-03 Nanotherapy Co., Ltd. Body heating device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007267875A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Nano Therapy Kenkyusho:Kk 生体加温装置
US8214053B2 (en) 2006-08-29 2012-07-03 Nanotherapy Co., Ltd. Body heating device

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JPH0263861U (ja) 1990-05-14

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