JP4964724B2 - テープ貼付方法及びテープ貼付装置 - Google Patents

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Description

本発明は、物品の周囲に粘着テープを貼り付ける方法及び装置に関し、さらに詳しくは、容器と蓋の境界等を封止するように物品の外周を一周するように粘着テープを貼り付ける方法及び装置に関する。
フィルム等の片面に粘着面を設けた粘着テープは、一方の物を他方に固定したり、複数の物を一つに束ねたり、内容物がこぼれないように容器と蓋との境界を封止するなど、様々な目的で利用されている。
一時的に物品を固定する場合など、簡易的に粘着テープを利用するときには、粘着テープの貼り付け具合、例えば、しわや気泡の有無、貼り付けの強度などはそれ程問題とはならない。しかし、長時間にわたり強固に物品を固定する必要がある場合や、小さな隙間からもこぼれやすい内容物や外界から遮蔽する必要がある内容物等を収めた容器とその蓋との境界を封止する場合などには、粘着テープの貼り付け具合も重要になる。例えば、貼り付けた粘着テープにしわや気泡が生じていると、容器の密封性を保てなかったり、遊びが生じて物品の固定力が弱くなったりと、粘着テープを貼り付けた目的を果たせないことがある。
また、多数の物品を強固に結束する場合や、容器と蓋との境界の封止等を目的とする場合には、物品の外周を一周するように粘着テープを貼り付けることが好ましい。しかし、このような容器等の外周を一周するように粘着テープの貼り付けを自動的に行おうとすると、粘着テープの両端で粘着面同士が接触し、容器等と粘着テープとの間に隙間が生じてしまう。こうしたことから、容器等を封止するために全周にわたる密着性が重要な場合には、粘着テープの貼り付けを自動化せず、手作業で行われることも多い。
一方、容器等の全周にわたる密着性,密封性が重要でなく、強固な結束力だけが求められるような場合には、粘着テープの両端を重ね合わせるような粘着テープの貼り付けを自動的に行う方法が知られている。例えば、多数の線材の側面に順に板バネを押し当てるようにして粘着テープの貼り付けを行い、粘着テープの両端を重ね合わせることで強固に線材を結束する方法が知られている(特許文献1)。
特開平5−254514号公報
一方、容器等の外周を一周するように粘着テープを貼り付ける場合には、比較的長い粘着テープを扱うために、粘着テープの貼り付け位置が不安定になり、粘着テープの貼付位置が所定位置からずれやすいという問題がある。
また、容器等の外周を一周するように、かつ、全周にわたってしわや気泡が生じないような粘着テープの貼り付けは、前述のように自動化が難しく、また、自動化しても複雑な動作を必要とし、粘着テープの貼り付けに時間がかかってしまうという問題がある。
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであり、所定の位置に正確に粘着テープを貼り付けるとともに、全周にわたってしわや気泡が生じず、かつ自動的に高速に粘着テープの貼り付けを行う方法及び装置を提供することを目的とする。
本発明のテープ貼付装置は、所定の長さに切り取られ、裏面が粘着面となった粘着テープを物品の周囲に貼り付けるテープ貼付装置であり、前記粘着テープと略同じ幅のガイド溝を有し、前記粘着テープの長手方向に移動自在となるように前記粘着テープを前記ガイド溝に吸着して展延保持するとともに、該粘着テープを前記物品の表面に押し当てる押圧部を互いに対向する端部に各々有し、かつ、互いに近づく方向に付勢されている1対のテープ貼付ヘッドと、前記1対のテープ貼付ヘッドの間に前記物品を通すように、前記1対のテープ貼付ヘッドを移動させるテープ貼付ヘッド移動手段と、を備え、前記1対のテープ貼付ヘッドの間を前記物品が通過するときに、前記1対のテープ貼付ヘッドに対する前記物品の相対的な移動にともなって、前記1対のテープ貼付ヘッドに展延保持された前記粘着テープが各々のテープ貼付ヘッドから引き出され、前記押圧部によって前記粘着テープを前記物品の表面に押し当てて貼り付けることを特徴とする。
また、前記押圧部は、前記1対のテープ貼付ヘッドに展延保持された前記粘着テープの長手方向に垂直な直線に沿って前記粘着テープを前記物品の側面に押し当てるローラからなることを特徴とする。
また、前記1対のテープ貼付ヘッドは、各々のテープ貼付ヘッドが展延保持する前記粘着テープの長さが異なり、前記テープ貼付ヘッド移動手段は、保持する長さが短い方のテープ貼付ヘッドに展延保持された前記粘着テープの終端部分を前記物品に貼り付けると、前記1対のテープ貼付ヘッドを退避させ、保持する長さが長い方のテープ貼付ヘッドに展延保持された前記粘着テープの終端部分を、前記粘着テープの長手方向に垂直な直線に沿って前記物品に押し当てながら移動して前記物品に貼り付ける終端貼付部を備え、前記粘着テープの両端を重ね合わせるように前記物品に前記粘着テープを貼り付けることを特徴とする。
本発明のテープ貼付方法は、所定の長さに切り取られ、裏面が粘着面となった粘着テープを物品の周囲に貼り付けるテープ貼付方法であり、前記粘着テープと略同じ幅のガイド溝を有し、前記粘着テープを前記物品の側面に押し当てる押圧部を互いに対向する端部に各々有し、かつ、互いに近づく方向に付勢されている1対のテープ貼付ヘッドに、前記粘着テープを吸着して展延保持するテープ保持ステップと、前記1対のテープ貼付ヘッドの各々のテープ貼付ヘッドの間に前記物品を通すように前記1対のテープ貼付ヘッドを移動することで、前記1対のテープ貼付ヘッドに展延保持された前記粘着テープを各々のテープ貼付ヘッドから引き出しながら、前記押圧部によって前記粘着テープを前記物品の側面に押し当てて貼り付けるテープ貼付ステップと、を備えることを特徴とする。
また、前記押圧部による前記粘着テープの前記物品の側面への押し当ては、前記1対のテープ貼付ヘッドに展延保持された前記粘着テープの長手方向に垂直な直線に沿った押し当てであることを特徴とする。
また、前記1対のテープ貼付ヘッドは各々のテープ貼付ヘッドが展延保持する前記粘着テープの長さが異なるとともに、前記1対のテープ貼付ヘッドは保持する長さが短い方のテープ貼付ヘッドに展延保持された前記粘着テープの終端部分を前記物品に貼り付けると退避し、保持する長さが長い方のテープ貼付ヘッドに展延保持された前記粘着テープの終端部分を、前記粘着テープの長手方向に垂直な直線に沿って前記物品に押し当てながら移動して前記物品に貼り付ける終端部貼付部によって、前記粘着テープの両端を重ね合わせるように前記物品に前記粘着テープを貼り付けることを特徴とする。
本発明によれば、所定の位置に正確に粘着テープを貼り付けることができるとともに、外周を一周するように粘着テープを貼り付ける場合にも、全周にわたってしわや気泡が生じず、かつ、高速に粘着テープの貼り付けを行うことができる。
図1に示すように、テープ貼付装置10は、例えば直方体状の容器の周囲を一周するように粘着テープ11を貼り付ける装置であり、第1テープ貼付ヘッド13a、第2テープ貼付ヘッド13b、ヘッド移動部15(テープ貼付ヘッド移動手段)、エアシリンダ22a,b、ポンプ23a,b、テープ引出部25等から構成される。
粘着テープ11は、幅12mm厚さ0.1mm程度の樹脂製で、片面(裏面)が粘着面12となっている。この粘着テープ11は、所定の位置に固定された状態で、ロール状に収納されている。テープ引出部25は、第1テープ貼付ヘッド13a、第2テープ貼付ヘッド13bの前面と平行な方向に移動自在に設けられており、ロール状の粘着テープ11を容器の外周の長さに応じた所定の長さ分だけ引き出す。また、テープ引出部25によって引き出された粘着テープ11は、容器の外周に応じた所定の長さに切り取られ、第1テープ貼付ヘッド13aと第2テープ貼付ヘッド13bとに吸着され、展延保持される。
第1テープ貼付ヘッド13a及び第2テープ貼付ヘッド13b(1対のテープ貼付ヘッド)は、横長の直方体形状となっており、互いに近づく向きに付勢されている。また、第1テープ貼付ヘッド13a及び第2テープ貼付ヘッド13bは、互いの前面を平行に保ったまま、容器の配置された前方へと移動自在に設けられている。このような、第1テープ貼付ヘッド13a及び第2テープ貼付ヘッド13bの前方への移動や、容器に粘着テープを貼り付けた後の第1テープ貼付ヘッド13a及び第2テープ貼付ヘッド13bの後方への退避等の前後移動は、ヘッド移動部15によって行われる。
また、第1テープ貼付ヘッド13a及び第2テープ貼付ヘッド13bは、容器の配置された前方への移動と同時に、この前方への移動方向に垂直な方向にスライドして移動自在に設けられている。すなわち、第1テープ貼付ヘッド13aと第2テープ貼付ヘッド13bとの間が開閉自在になるように設けられている。この第1テープ貼付ヘッド13aと第2テープ貼付ヘッド13bとの間に容器が通され、第1テープ貼付ヘッド13aと第2テープ貼付ヘッド13bとで保持している粘着テープが容器の周囲に貼り付けられる。
第1テープ貼付ヘッド13aは、所定の長さに切り取られた粘着テープ11の表面を吸着し、第2テープ貼付ヘッド13bとともにまっすぐに展延して保持するテープ貼付ヘッドであり、テープガイド24aとローラ26a(押圧部)とから構成される。
テープガイド24aは、略直方体形状に形成されており、その長手方向に垂直な方向(前方)に移動自在に設けられているとともに、長手方向に平行にスライドするように移動自在に設けられている。このテープガイド24aの前面には、粘着テープ11の幅と略同じ幅のガイド溝21aが設けられている。また、ガイド溝21aには、複数の吸気孔27が設けられており、これらの吸気孔27からポンプ23aによってエアを吸引することによって粘着テープ11はガイド溝21aに吸着され保持される。
ポンプ23aは、テープガイド24aの移動を妨げない十分な長さのフレキシブルな吸気管によってテープガイド24aに接続されており、前述のように吸気孔27からエアを吸引する。
エアシリンダ22aは、テープガイド24aに接続されており、テープガイド24をローラ26aの設けられた方向、すなわち第2テープ貼付ヘッド13bの方向に常時所定の力で付勢している。したがって、第1テープ貼付ヘッド13aと第2テープ貼付ヘッド13bとの間に容器が通されるときに、第1テープ貼付ヘッド13aは全体として前方に移動しながらも、その長手方向にスライドする。すなわち、第1テープ貼付ヘッド13aはローラ26aで容器に当接しながら、容器の面に沿って移動する。
ローラ26aは、テープガイド24aの長手方向の一端に、具体的にはテープ貼付ヘッド21bに対向する側の端部に、テープガイド24aと一体に設けられている。また、ローラ26aは、テープガイド24aの長手方向と移動方向とに垂直な軸の周りに回転自在に設けられている。また、ローラ26aは粘着テープ11を貼り付ける容器の外周の所定位置に、粘着テープ11を押し当てて貼り付ける。このとき、ローラ26aは粘着テープ11の長手方向に垂直な直線に沿って粘着テープ11を容器の面に押し当てるように、回転しながら容器の面に沿って移動される。
一方、第2テープ貼付ヘッド13bは、粘着テープ11の表面を吸着し、第1テープ貼付ヘッド13aとともにまっすぐに展延して保持するテープ貼付ヘッドであり、テープガイド24bとローラ26b(押圧部)とから構成される。
テープガイド24bは、テープガイド24aと同様に略直方体形状に形成され、前面をテープガイド24aと平行に保ったまま前方に移動自在となるように設けられているとともに、長手方向に平行にスライドするように移動自在に設けられている。このテープガイド24bの長さは、テープガイド24aの長さよりも短く設けられている。したがって、テープガイド24bが保持する粘着テープ11の長さは、テープガイド24aが保持する粘着テープ11の長さよりも短い。
また、テープガイド24bの前面には、粘着テープ11の幅と略同じ幅のガイド溝21bが設けられている。このガイド溝21bにはガイド溝21aと同様の吸気孔27が複数設けられており、これらの吸気孔27によって粘着テープ11の他端はガイド溝21bに吸着され保持される。
ポンプ23bは、テープガイド24bの移動を妨げない十分な長さのフレキシブルな吸気管によってテープガイド24bに接続されており、前述のようにテープガイド24bの吸気孔27からエアを吸引する。
エアシリンダ22bはテープガイド24bに接続されており、テープガイド24bをローラ26bが設けられている方向、すなわち第1テープ貼付ヘッド13aの方向に常時所定の力で付勢している。したがって、第1テープ貼付ヘッド13aと第2テープ貼付ヘッド13bとの間に容器が通されるときに、第2テープ貼付ヘッド13bは全体として前方に移動しながらも、その長手方向にスライドする。すなわち、第2テープ貼付ヘッド13bはローラ26bで容器に当接しながら、容器の面に沿って移動する。
ローラ26bは、テープガイド24bの長手方向の第1テープ貼付ヘッド13aに対向する側の端に、テープガイド24bと一体に設けられており、テープガイド24bの長手方向と移動方向とに垂直な軸の周りに回転自在に設けられている。また、ローラ26bは粘着テープ11を貼り付ける容器の外周の所定位置に、粘着テープ11を押し当てて貼り付ける。このとき、ローラ26bは粘着テープ11の長手方向に垂直な直線に沿って粘着テープ11を容器の面に押し当てるように、回転しながら移動する。
図2に示すように、粘着テープ11を貼り付ける容器28(物品)は、例えば直方体形状の容器であり、外周に粘着テープ11を貼り付けられる。この容器28は、第1テープ貼付ヘッド13a及び第2テープ貼付ヘッド13bの前方に固定して配置され、また、容器28は一つの角が第1テープ貼付ヘッド13と第2テープ貼付ヘッド13bとの境界の正面になるように配置される。したがって、第1テープ貼付ヘッド13a及び第2テープ貼付ヘッド13bが前方に移動されると、容器28は角からローラ26a及びローラ26bの間に割り込む。
また、所定の位置に固定して配置されるロール状の粘着テープ11の近傍には、テープカッター31が設けられている。このテープカッター31は、テープ引出部25によって引き出された粘着テープ11をロールから切断する。したがって、切り取られた所定の長さの粘着テープ11が第1テープ貼付ヘッド13a及び第2テープ貼付ヘッド13bによって保持され、容器28の表面に貼り付けられる。
さらに、容器28のさらに前方には終端部貼付ローラ29(終端貼付部)が設けられている。この終端部貼付ローラ29は、第1テープ貼付ヘッド13a及び第2テープ貼付ヘッド13bによって容器28の外周に貼り付けられた粘着テープ11の終端部分を重ね合わせるように貼り付けるローラであり、容器28の面の形状に沿って移動自在に設けられている。この終端部貼付ローラ29の移動は、終端部貼付ローラ移動部30によって行われる。
上述のように構成されるテープ貼付装置10は、図3〜6に示すように、所定の長さの粘着テープ11aをロール状の粘着テープ11から切り取ると同時に、この粘着テープ11aを吸着して保持し(テープ保持ステップ)、容器28の外周を一周するように貼り付ける(テープ貼付ステップ)。
まず、図3(A)に示すように、第1テープ貼付ヘッド13a及び第2テープ貼付ヘッド13bがロール状の粘着テープ11やテープ引出部25よりも後方に移動される。このとき、テープ引出部25はロール状の粘着テープ11の方向へ移動し、粘着テープ11の端を把持する。粘着テープ11は、容器28が配置されている前方に裏面である粘着面12を向けるように配置されており、第1テープ貼付ヘッド13a及び第2テープ貼付ヘッド13bは粘着面12の表面側に配置されている。
そして、テープ引出部25によってロール状の粘着テープ11から所定の長さの粘着テープ11が引き出されると、図3(B)に示すように、第1テープ貼付ヘッド13a及び第2テープ貼付ヘッド13bは前方へと移動される。このとき、引き出された粘着テープ11は、ガイド溝21a,bに嵌まり込み、吸着される。
引き出された粘着テープ11が第1テープ貼付ヘッド13a及び第2テープ貼付ヘッド13bに吸着して保持されると同時に、図3(C)に示すように、テープ引出部25は把持していた粘着テープ11の端を離し、第1テープ貼付ヘッド13a及び第2テープ貼付ヘッド13bの移動の妨げとならない所定の位置へと退避される。また、同時に、粘着テープ11は、テープカッター31によってロール状の粘着テープ11から切り取られ、所定の長さの粘着テープ11aだけがテープ貼付ヘッド15にまっすぐに展延して保持される。なお、この粘着テープ11aの長さは、容器28の外周の長さよりも若干長くなっており、後述するように、粘着テープ11aの両端は重ね合わされるようにして容器28に貼り付けられる。
こうして所定の長さに切り取られた粘着テープ11aを保持すると、図3(D)に示すように、第1テープ貼付ヘッド13a及び第2テープ貼付ヘッド13bは容器28の配置されている前方に移動する。このとき、粘着テープ11aは、ガイド溝21a,bに沿って吸着されているから、第1テープ貼付ヘッド13a及び第2テープ貼付ヘッド13bの前面に、カールすることなく、まっすぐに展延して保持されている。また、第1テープ貼付ヘッド13aと第2テープ貼付ヘッド13bは各々の前面を平行に保ったまま移動し、粘着テープ11aは真直ぐに保持されたまま容器28へと移動される。さらに、第1テープ貼付ヘッド13a及び第2テープ貼付ヘッド13bが容器28に向けて前方に移動される間、第1テープ貼付ヘッド13a及び第2テープ貼付ヘッド13bは、ロール26a,bが接触する方向に常時付勢されており、第1テープ貼付ヘッド13aと第2テープ貼付ヘッド13bとの間に間隔が生じないようになっている。
第1テープ貼付ヘッド13a及び第2テープ貼付ヘッド13bの前面が容器28に到達すると、図4(A)に示すように、容器28の一つの角が第1テープ貼付ヘッド13aと第2テープ貼付ヘッド13bとの間に進入する。このとき、容器28の側面と第1テープ貼付ヘッド13aとがなす角と、容器28の側面と第2テープ貼付ヘッド13bとがなす角は等しくなるように容器28は配置されている。例えば、直方体形状の容器28の場合には、第1テープ貼付ヘッド13aとこれに最も近い容器28の側面とがなす角は45度であり、第2テープ貼付ヘッド13bとこれに最も近い容器28の側面とがなす角もまた45度となるように配置されている。
このように角がある容器に粘着テープを貼り付ける場合には、第1テープ貼付ヘッド13aとこれに最も近い容器の側面とがなす角と、第2テープ貼付ヘッド13bとこれに最も近い容器28の側面とがなす角とが等しくなるように、容器28が配置されていることが好ましい。このように容器28を配置することで、第1テープ貼付ヘッド13a,第2テープ貼付ヘッド13bによって左右から容器28が押圧される力が等しくなり、粘着テープ11aに伸びなどを生じさせることなく均一に粘着テープ11を貼り付けることができる。
第1テープ貼付ヘッド13a及び第2テープ貼付ヘッド13bの前面が容器28の角に到達した後も、これらは前方に移動し、図4(B)に示すように、容器28の外周に粘着テープ11aが貼り付けられる。このとき、第1テープ貼付ヘッド13a及び第2テープ貼付ヘッド13bは全体として前方に移動するにつれて、第1テープ貼付ヘッド13a,第2テープ貼付ヘッド13bは容器の面に沿って各々の長手方向にスライド移動する。すなわち、第1テープ貼付ヘッド13aは容器28の面に沿って移動し、第2テープ貼付ヘッド13bは容器28の他の面に沿って移動する。
同時に、第1テープ貼付ヘッド13a,第2テープ貼付ヘッド13bに展延保持されている粘着テープ11aは、これらのテープ貼付ヘッドに対する容器28の相対的な移動にともなって、各々のテープ貼付ヘッドから引き出され、順に容器28の表面に貼り付けられる。すなわち、容器28の外周に粘着テープ11が貼り付けられるときには、粘着テープ11aは吸着されながらもガイド溝21a,b内を移動される。すなわち、粘着テープ11は、吸着によって適度な張力を保たれながらガイド溝21a,bに沿って真直ぐに移動され、ロール状に収納されていたことによる反りや粘着テープ11aの長さに起因するズレなどは生じず、容器28の所定の位置に正しく貼り付けられる。
さらに、粘着テープ11aが貼り付けられるときには、図5に示すように、ローラ26a,bが粘着テープ11aを容器28の側面に押し当てながら移動する。ローラ26a,bによる粘着テープ11aの押圧は、面状の押圧ではなく、粘着テープ11aの長手方向に垂直な直線(押圧線)33a,bに沿った直線状の押圧となっている。この押圧線33a,bは、第1テープ貼付ヘッド13a及び第2テープ貼付ヘッド13bの移動,ローラ26a,bの回転にともないテープ貼付部32を徐々に移動する。また、ローラ26a,bが押圧線33a,bに沿って粘着テープ11aを押圧する圧力は、エアシリンダ22a,bによるものであり、略一定の圧力に保たれている。こうして、粘着テープ11aは、気泡やしわなどを生じることなく、テープ貼付部32に沿って真直ぐに貼り付けられる。
さらに、上述のような粘着テープ11の貼り付けは、第1テープ貼付ヘッド13a及び第2テープ貼付ヘッド13bが容器28の他の角を通過するときにも同様であり、図6(A)に示すように、第1テープ貼付ヘッド13a及び第2テープ貼付ヘッド13b、容器28の角を通過し、容器28の外周を一周するようにテープ貼付部32に粘着テープ11aを貼り付ける。このとき、第1テープ貼付ヘッド13a及び第2テープ貼付ヘッド13bは、粘着テープ11aを保持する部分が短い第2テープ貼付ヘッド15が、粘着テープ11aを貼り付け終わるところまで移動し、この点からは逆に粘着テープ11やテープ引出部25が配置された後方へと折り返して移動する。
第1テープ貼付ヘッド13a及び第2テープ貼付ヘッド13bが容器28の後方に退避すると、図6(B)に示すように、第1テープ貼付ヘッド13aに保持されていた粘着テープ11aの終端部分は容器28の面から突出し、未だテープ貼付部32に貼り付けられていない状態となっている。また、テープ貼付ヘッド15が容器28の後方に折り返して後方に移動されると同時に、終端部貼付ローラ29が移動し、容器28から突出している粘着テープ11aの終端部分を第2テープ貼付ヘッド13bが当接していた面へと折り返すようにして貼り付ける。終端部貼付ローラ29もまた円筒状のローラであり、粘着テープ11aを押圧するときには、粘着テープ11aの長手方向に垂直な直線状に押圧する。したがって、第1テープ貼付ヘッド13a及び第2テープ貼付ヘッド13bが粘着テープ11aを容器28に押し当てるのと略同様の条件で粘着テープ11aの終端部分は容器28に貼り付けられる。このとき、粘着テープ11aの終端部分は、既にガイド溝21aからは離れているが、容器28から突出する部分は短いために、テープ貼付部32に沿って曲がることなく略真直ぐに貼り付けられる。
こうして終端部分まで容器28に貼り付けられた粘着テープ11aは、容器28の外周を一周するようにテープ貼付部32に沿って貼り付けられているとともに、両端が重なり合うようにして貼り付けられている。
上述のように、テープ貼付装置10は粘着テープ11aを第1テープ貼付ヘッド13a及び第2テープ貼付ヘッド13bのガイド溝21a,bに吸着して保持し、これを容器28に貼り付けるから、容器28の所定の位置(テープ貼付部32)に正しく貼り付けることができる。すなわち、外周の長い容器等であっても、粘着テープの貼付位置がずれてしまったり、粘着テープがまがってしわが生じてしまうことなく、正確に粘着テープを貼り付けることができる。
また、前述のように、粘着テープ11はロール状に収納されており、通常、このロールが0.3mm程度の範囲でずれのある乱巻き状態であるため、粘着テープ11(11a)の供給位置は粘着テープ11aの長手方向に対して垂直な方向に0.3mm程度はずれてしまう。しかし、上述のようにテープ貼付ヘッド15はガイド溝21a,bに沿って粘着テープ11aを吸着するから、このようなロール状に収納されていることに起因する粘着テープ11aの貼り付け位置のズレはなく、テープ貼付部32に正確に粘着テープ11を貼り付けることができる。
また、粘着テープ11がロール状に収納されていると、ここから切り取られた粘着テープ11aも粘着面12側にカールしており、このまま容器28に貼り付けようとすれば不要な箇所で粘着面12が容器と接触してしまう。しかし、第1テープ貼付ヘッド13a及び第2テープ貼付ヘッド13bは、粘着面12を前方に向けて、粘着テープ11aをガイド溝21a,bに吸着するから、粘着テープ11aをカールさせずに保持し、不要な箇所で容器と粘着テープ11aとが接触してしまうことを防ぐことができる。
また、第1テープ貼付ヘッド13a及び第2テープ貼付ヘッド13bは、張力を適度に保ちながら吸着して保持し、かつ、ローラ26a,bによって長手方向に垂直な押圧線に沿って直線的に粘着テープ11aを容器28に押し当てて貼り付けるから、粘着テープ11aの粘着面12と容器28のテープ貼付部32の面とが触れ合うことはなく、貼り付けた粘着テープ11aの下に気泡が入り込むことが防がれる。したがって、粘着テープ11aの密着性は良好であり、粘着テープ11aを貼り付けられた容器28の密封性も良好に保たれる。
さらに、終端部貼付ローラ29を設けたことで、粘着テープ11aの終端部分においても、粘着テープ11aの下に気泡が入り込むことなく、容器28の全周にわたり密着性,密封性を良好に粘着テープ11aを貼り付けることができる。
また、テープ貼付装置10は、第1テープ貼付ヘッド13a及び第2テープ貼付ヘッド13bが容器28の形状に応じて自動的にスライド移動するから、テープ貼付ヘッド15の前後移動と終端部貼付ローラ29の移動という簡単な動作制御によって粘着テープ11aを容器28に貼り付けることができ、高速に粘着テープ11の貼り付けを行うことができる。
また、粘着テープ11aが第1テープ貼付ヘッド13a,第2テープ貼付ヘッド13bに保持される部分の長さを、第1テープ貼付ヘッド13a側で長く、第2テープ貼付ヘッド13b側で短くし、終端部貼付ローラ29で第1テープ貼付ヘッド13a側に保持されていた粘着テープ11aの終端部分を折り返して貼り付けることにより、容器28の外周を一周するように、かつ、粘着テープ11aの両端を重ねるように、粘着テープ11aを容易に貼り付けることができる。
なお、上述の実施形態では、終端部貼付ローラ29は、容器28の一つの側面沿って移動され、容器28の側面から突出した粘着テープ11aの終端部分を折り返して貼り付けるものであるが、テープ貼付ヘッド15によって押し当てて貼り付けられた部分から移動するように設けることが好ましい。
例えば、図7に示すように、終端部貼付ローラ41(終端貼付部)は、第1テープ貼付ヘッド13aが粘着テープ11aを容器28に押し当てた最後の部分から、容器28の側面に沿って角を越えて移動することが好ましい。
図7(A)に示すように、第1テープ貼付ヘッド13a及び第2テープ貼付ヘッド13bは、第2テープ貼付ヘッド13bが粘着テープ11aの一端を押し当てて貼り付けるところまで前方に移動し、ここから逆に後方へと退避される。このとき、第1テープ貼付ヘッド13aは、第2テープ貼付ヘッド13bよりも長く粘着テープ11aを保持しているから、粘着テープ11aの他端(終端部分)は未だ容器28には貼り付けられていない。終端部貼付ローラ41は、この第1テープ貼付ヘッド13aが粘着テープ11aを最後に押し当てた部分から、粘着テープ11aに当接し、テープ貼付部32に沿って移動自在に設けられる。
図7(B)に示すように、この終端部貼付ローラ41は、テープ貼付ヘッド15が後方に退避されると同時に、この第1テープ貼付ヘッド13aが粘着テープ11aを容器28に押し当てた最後の部分にを再度押し付けるように、容器28の側面まで移動される。
そして、図7(C)に示すように、終端部貼付ローラ41は、第1テープ貼付ヘッド13aが当接していた面に沿って平行に移動し、粘着テープ11aの終端部分をこの面に押し当て、貼り付ける。このとき、終端部貼付ローラ41は、第1テープ貼付ヘッド13aのローラ26aと同様に、直線的に粘着テープ11aを容器28に押し当てながら移動する。
こうして終端部貼付ローラ41が容器28の角に至ると、図7(D)に示すように、終端部貼付ローラ41はこの角の角度に応じて90度向きを変え、第2テープ貼付ヘッド13bが当接していた面に沿って移動する。したがって、粘着テープ11aの終端部分は容器28の角に沿って折り返され、既に容器28に貼り付けられているもう一方の端に重なるように貼り付けられる。
このように、第1テープ貼付ヘッド13aが粘着テープ11aを押し当てて貼り付けた最後の部分から容器28の形状に沿って移動する終端部貼付ローラ41を設けることによって、貼り付けた粘着テープ11aの下に気泡が入り込むことがより確実に防がれる。また、上述の実施形態の終端部貼付ローラ29に比べれば多少動作が複雑にはなるが、粘着テープ11aの終端部分も短く、終端部貼付ローラ41の移動距離も小さいから、十分に高速に粘着テープ11aの貼り付けを行うことができる。
なお、上述の実施形態では、直方体形状の容器28の外周に粘着テープ11aを貼り付ける例を示すが、これに限らず、他の形状の容器であっても密着性,密封性を良好に、粘着テープを貼り付けることができる。例えば、円筒状の容器や他の多角柱状の容器等にも、テープ貼付装置10は粘着テープをしわや気泡を生じることなく粘着テープを高速に貼り付けることができる。
また、上述の実施形態は、ローラ26a,bによって粘着テープ11aを容器28に貼り付けるため、厳密に見れば粘着テープ11が最初に貼り付けられる容器28の角の部分で粘着テープ11aはローラ26a,bによって容器28に押し当てられてはいない。しかし、ローラ26a,bの径を十分に小さく設けることにより、粘着テープ11が最初に容器28に接触する部分においても、しわや気泡を生じることなく、ローラ26a,bによって押し当てて貼り付けられたものと略同じ条件で粘着テープ11aは貼り付けられる。
なお、上述の実施形態では、略凹凸のない容器28の表面に粘着テープ11aを貼り付けるが、これに限らず、テープ貼付部32が溝状になっている場合にもテープ貼付装置10によって粘着テープを好適に貼り付けることができる。
また、上述の実施形態では、容器28に粘着テープを貼り付ける例を示すが、これに限らず、何らかの内容物を入れて密封するためだけでなく、いくつかのものを束ねたりまとめたりするために粘着テープを巻きつける場合にも、テープ貼付装置10を好適に用いることができる。
なお、上述の実施形態では、第1テープ貼付ヘッド13a及び第2テープ貼付ヘッド13bが互いの前面を平行に保ちながら移動するが、これに限らず、くの字型などの配置となっていても良い。すなわち、粘着テープを吸着して保持することができれば、必ずしも前面を平行とする必要はない。
また、上述の実施形態では、第1テープ貼付ヘッド13a,第2テープ貼付ヘッド13bを、それぞれエアシリンダ22a,bによって互いに近づく向きに付勢されているが、これに限らず、バネ等の周知の付勢部材によって、第1,第2テープ貼付ヘッド13a,bを互いに近づく向きに付勢しても良い。
また、上述の実施形態で示すように、粘着テープ11aを容器28に押し当てる部材としては、回転自在に設けられたローラ26a,bや終端部貼付ローラ29等が好ましいが、これに限らず、展延保持された粘着テープ11aを、その長手方向に垂直な直線に沿って容器28の表面に押し当てられるものであれば良い。例えば、回転自在のローラ26a,bの替わりに、回転しないようにテープガイドに取り付けられた円筒状の部材によって粘着テープ11aを容器28の表面に押し当てて貼り付けても良い。また、こうした場合には形状も円筒状に限らず、粘着テープ11aに伸びなどを生じさせ難い形状であれば良い。
テープ貼付装置の構成を概略的に示す斜視図である。 テープ貼付ヘッドに対する容器の位置を示す説明図である。 テープ貼付ヘッドに粘着テープを吸着して保持する様子を示す説明図である。 容器の周囲に粘着テープを貼り付ける様子を示す説明図である。 ローラが粘着テープを容器に押し当てて貼り付ける様子を示す斜視図である。 粘着テープの終端部分を容器に貼り付ける様子を示す説明図である。 より確実に気泡が入り込むことを防ぐ終端部貼付ローラの動作を示す説明図である。
符号の説明
10 テープ貼付装置
11,11a 粘着テープ
12 粘着面
13a 第1テープ貼付ヘッド
13b 第2テープ貼付ヘッド
15 ヘッド移動部(テープ貼付ヘッド移動手段)
21a,b ガイド溝
22a,b エアシリンダ
23a,b ポンプ
24a,b テープガイド
25 テープ引出部
26a,b ローラ(押圧部)
27 吸気孔
28 容器(物品)
29,41 終端部貼付ローラ(終端貼付部)
31 テープカッター
32 テープ貼付部
33a,b 押圧線

Claims (6)

  1. 所定の長さに切り取られ、裏面が粘着面となった粘着テープを物品の周囲に貼り付けるテープ貼付装置において、
    前記粘着テープと略同じ幅のガイド溝を有し、前記粘着テープの長手方向に移動自在となるように前記粘着テープを前記ガイド溝に吸着して展延保持するとともに、該粘着テープを前記物品の表面に押し当てる押圧部を互いに対向する端部に各々有し、かつ、互いに近づく方向に付勢されている1対のテープ貼付ヘッドと、
    前記1対のテープ貼付ヘッドの間に前記物品を通すように、前記1対のテープ貼付ヘッドを移動させるテープ貼付ヘッド移動手段と、
    を備え、
    前記1対のテープ貼付ヘッドの間を前記物品が通過するときに、前記1対のテープ貼付ヘッドに対する前記物品の相対的な移動にともなって、前記1対のテープ貼付ヘッドに展延保持された前記粘着テープが各々のテープ貼付ヘッドから引き出され、前記押圧部によって前記粘着テープを前記物品の表面に押し当てて貼り付けること
    を特徴とするテープ貼付装置。
  2. 前記押圧部は、前記1対のテープ貼付ヘッドに展延保持された前記粘着テープの長手方向に垂直な直線に沿って前記粘着テープを前記物品の側面に押し当てるローラからなることを特徴とする請求項1記載のテープ貼付装置。
  3. 前記1対のテープ貼付ヘッドは、各々のテープ貼付ヘッドが展延保持する前記粘着テープの長さが異なり、
    前記テープ貼付ヘッド移動手段は、保持する長さが短い方のテープ貼付ヘッドに展延保持された前記粘着テープの終端部分を前記物品に貼り付けると、前記1対のテープ貼付ヘッドを退避させ、
    保持する長さが長い方のテープ貼付ヘッドに展延保持された前記粘着テープの終端部分を、前記粘着テープの長手方向に垂直な直線に沿って前記物品に押し当てながら移動して前記物品に貼り付ける終端貼付部を備え、
    前記粘着テープの両端を重ね合わせるように前記物品に前記粘着テープを貼り付けることを特徴とする請求項1または2記載のテープ貼付装置。
  4. 所定の長さに切り取られ、裏面が粘着面となった粘着テープを物品の周囲に貼り付けるテープ貼付方法において、
    前記粘着テープと略同じ幅のガイド溝を有し、前記粘着テープを前記物品の側面に押し当てる押圧部を互いに対向する端部に各々有し、かつ、互いに近づく方向に付勢されている1対のテープ貼付ヘッドに、前記粘着テープを吸着して展延保持するテープ保持ステップと、
    前記1対のテープ貼付ヘッドの各々のテープ貼付ヘッドの間に前記物品を通すように前記1対のテープ貼付ヘッドを移動することで、前記1対のテープ貼付ヘッドに展延保持された前記粘着テープを各々のテープ貼付ヘッドから引き出しながら、前記押圧部によって前記粘着テープを前記物品の側面に押し当てて貼り付けるテープ貼付ステップと、
    を備えることを特徴とするテープ貼付方法。
  5. 前記押圧部による前記粘着テープの前記物品の側面への押し当ては、前記1対のテープ貼付ヘッドに展延保持された前記粘着テープの長手方向に垂直な直線に沿った押し当てであることを特徴とする請求項4記載のテープ貼付方法。
  6. 前記1対のテープ貼付ヘッドは各々のテープ貼付ヘッドが展延保持する前記粘着テープの長さが異なるとともに、前記1対のテープ貼付ヘッドは保持する長さが短い方のテープ貼付ヘッドに展延保持された前記粘着テープの終端部分を前記物品に貼り付けると退避し、
    保持する長さが長い方のテープ貼付ヘッドに展延保持された前記粘着テープの終端部分を、前記粘着テープの長手方向に垂直な直線に沿って前記物品に押し当てながら移動して前記物品に貼り付ける終端部貼付部によって、前記粘着テープの両端を重ね合わせるように前記物品に前記粘着テープを貼り付けることを特徴とする請求項4または5記載のテープ貼付方法。
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