JP4963837B2 - イカ釣用ヤエン - Google Patents

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本発明は、イカ釣りに使用されるヤエンの構造に関するものである。
イカ釣りにおいて、ヤエンと称される掛け針を用いた釣法(ヤエン釣法)が知られている。従来のヤエンの構造は、図10に示すようなものである。
同図が示すように、ヤエン釣法では、生きているベイトフィッシュ1が使用される。釣人は、このベイトフィッシュ1をロッド及びリールを用いてキャストし、海中を泳がせることによってイカ2のバイトを誘う。ベイトフィッシュ1にイカ2がバイトすると、ヤエン3が投入される。ヤエン3は、ベイトフィッシュ1が取り付けられた釣糸4に引っ掛けられて海中へ誘導される。ヤエン3は、ベイトフィッシュ1の位置までスライドされ、ヤエン3の先端部に設けられた掛針5、6がイカ2に掛かるようになっている。ヤエン3は、金属製の本体7を備えており、この本体7の先端部に上記掛針5、6が取り付けられ、中央部ないし後端部に一対の釣糸ガイド8、9が設けられている。この釣糸ガイド8、9が釣糸4に引っ掛けられることにより、ヤエン2が釣糸3に沿ってスライドするようになっている。なお、ヤエン3が円滑にスライドするために、本体7に重錘10が設けられている。
ところで、釣人がイカ2を確実に取り込むためには、掛針5、6が確実にイカ2に掛かることが必要であるが、同図が示すように、一般に、ヤエン3がイカ2に到達した時点では、釣糸4の角度その他の種々の要因から掛針5、6とイカ2との距離dが大きくなる傾向にあり、このことが原因となってイカが逃げてしまうことが少なくない。そのため、上記距離dを小さくするために従来から種々の改良が試みられている(例えば、特許文献1〜特許文献9参照)。
特開2002−320433号公報 実用新案登録第3082308号公報 特開2005−110578号公報 特許第3580799号公報 特開2003−325086号公報 実用新案登録第3087326号公報 特開2003−245028号公報 特開2003−23936号公報 特開2002−51676号公報
ヤエン3は一般に同図が示すような一直線状に形成されているために、上記距離dが大きくなってしまう。実釣において釣人は、ヤエン3が同図に示す位置に到達したと判断したときに釣竿を操作して釣糸4のテンションを緩める。釣糸4が撓むと錘10が急速に沈下し、ヤエン3は、釣糸ガイド8を支点として同図において時計回りに回動する。これにより、掛け針5、6とイカ2との距離dが小さくなり、ヤエン3が確実にイカ2に引っ掛かる。ところが、イカ2の近傍に到達したヤエン3を前述のように操作するためには熟練が必要であり、一般に釣人は、ヤエン3の操作に失敗し、イカ2を逃がしてしまう。
このため、従来では、本体7が長手方向に二分割され、掛け針5、6が設けられた前部分が上方へ(イカ2側へ)回動することができるようになっているヤエンが提供されている。この前部分が後部分に対して回動自在に設けられることによって、掛け針5、6がイカ2に掛かった場合は、水面に対する釣糸4の角度θが大きくなったとしても、掛け針5、6がイカ2から外れにくく、したがって、イカ2を取り込みやすくなる。しかしながら、釣人にとって掛け針5、6をイカ2に掛けるまでの動作は従来とかわらず、熟練が必要である。
本発明はかかる背景のもとになされたものであり、ヒットしたイカに確実に引っ掛かるヤエンを提供することである。
(1) 上記目的が達成されるため、本発明に係るイカ釣り用ヤエンは、線状に形成された後本体と、上方に突出するように後本体に設けられ、釣糸が長手方向に沿ってスライド自在に挿通される釣糸挿通部と、後本体の長手方向に延びる倒伏姿勢と後本体に対して上方へ起立する起立姿勢との間で姿勢変化すると共に常時は自重によって倒伏姿勢となるように中間部が後本体の先端に回動自在に連結された前本体と、前本体の先端部に上方に突出するように設けられた掛針と、上方に突出するように前本体の後端に設けられ、後本体が釣糸に沿って当該釣糸の先端側へスライドし、当該釣糸の先端に設けられた餌が当接することによって前本体を起立姿勢へ変化させる姿勢変化支援部材とを備える。当該姿勢変化支援部材は、釣糸が長手方向に沿ってスライド自在に挿通され且つ前本体が回動したときに釣糸に対して当該回動方向に沿って相対的に変位するように当該回動方向に延びる環状に形成されている。
イカ釣りの実釣では、釣糸の先端に生き餌(典型的にはアジ)が連結され、これが海中に投入され泳がされる。この餌にイカがバイトすると、釣人は、イカ釣用ヤエンを投入する。具体的には、釣糸挿通部に釣糸を挿通し、当該釣糸に沿ってヤエンを海中に進入させる。このヤエンは、釣糸に沿ってスライドし、上記餌の位置に達する。ヤエンの前本体は常時においてその自重によって倒伏姿勢となるが、加えて、この釣糸は、前述のような環状に形成された姿勢変化支援部材を挿通するから、海中に進入したヤエンは、倒伏姿勢を維持したまま釣糸に絡むことなく円滑にスライドし上記餌に達する。ヤエンが餌に達すると、当該餌が前本体の姿勢変化支援部材に当接し、これにより、前本体が起立姿勢となる。すなわち、前本体が後本体に対して屈曲し、上方へ跳ね上がる。これにより、前本体に設けられた掛針がイカに確実に引っ掛かる。ここで、従来のヤエンでは、釣人が釣糸を引っ張ると、ヤエンが釣糸挿通部を支点して回動し、掛針がイカから外れてしまう傾向にあった。しかし、本発明に係るヤエンでは、前本体が上方に屈曲して掛針がイカに引っ掛かっている状態でさらに釣糸が引っ張られると、相対的に上記餌が上記姿勢変化支援部材を押圧することになり、したがって、前本体が一層上方に屈曲して上記掛針がより確実にイカに引っ掛かる。また、後本体が前本体の中間部に連結されることから、前本体は、自重の作用を利用して姿勢変化することになる。したがって、前本体の姿勢を変化させるために錘その他ヤエンの重量が増加する手段が不要であり、その結果、ヤエンの軽量設計が可能である。
(2) ここで、0.1Ncm以上0.4Ncm以下のモーメントによって上記前本体が倒伏姿勢から起立姿勢へ変化するように当該前本体部の中間部の位置が設定されているのが好ましい。
この構成では、前本体は、常時は上記倒伏姿勢にあるが、上記姿勢変化支援部材に小さな力が作用しただけで上記起立姿勢に変化することになる。したがって、海中に進入したヤエンが上記餌に到達し、この餌が姿勢変化支援部材に接触すると直ちに前部材が跳ね上がってイカに引っ掛かる。
(3) 上記起立角度を一定範囲に規制する回動規制部がさらに設けられているのが好ましい。
これにより、前本体は極端に上方に跳ね上がることが規制される。したがって、掛針がイカに確実にフッキングすることができると共にイカから容易に外れることが防止される。
(4) 釣糸に沿って水中を移動する後本体の姿勢を安定させるための姿勢安定部材がさらに設けられてもよい。
ヤエンは海中を進むものであるから、海水の抵抗が大きい。仮に海中を進む前本体又は後本体の回りに強い乱流が発生すると、ヤエンが迅速に上記餌まで到達することができなくなるおそれがある。本発明では、上記姿勢安定部材が設けられているから、水中を移動する後本体の姿勢が安定し、したがって、ヤエンは、素早く上記餌に達することができる。
(5) 上記後本体は、中間部で上下方向に屈曲可能に形成されていてもよい。
釣人が釣糸を巻き取ってイカを寄せてきた場合には、釣糸と海面との角度が大きくなる。このため、ヤエンが釣糸挿通部を中心にして回動し、ヤエンがイカから外れやすくなってしまう傾向にある。しかし、本発明では、後本体が上方向に屈曲することにより、前本体に設けられた掛針がイカから外れることが防止される。
この発明によれば、イカ釣用ヤエンがイカに到達すれば直ちに屈曲して掛針がイカに引っ掛かり、しかも一旦イカに引っ掛かったヤエンは、容易に外れることはない。したがって、釣人は、ヒットしたイカを確実に取り込むことができる。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係るイカ釣用ヤエン(以下、単に「ヤエン」と称される。)の斜視図である。
同図が示すように、このヤエン20は、前本体21と後本体22とを備えており、後本体22の先端部23が前本体21の中間部24に連結されている。本実施形態に係るヤエン20の特徴とするところは、後述のように前本体21と後本体22とが連結されている点であり、これにより、ヤエン20がきわめて簡単に屈曲されるようになっている点である。そして、実釣において、ヤエン20が後述の要領で屈曲されることにより、確実にイカに引っ掛かるようになっている。
後本体22は、主軸部25と、第1釣糸挿通部26及び第2釣糸挿通部27とを備えている。
主軸部25は、例えば線状のステンレス鋼から構成されている。このステンレス鋼の線径は、0.5mm〜2.0mm程度に設定され得る。もっとも、主軸部25を構成する材料はステンレス鋼に限定されるものではなく、防錆処理が施された種々の金属のほか樹脂も採用され得る。後本体22の先端部23、すなわち主軸部25の先端部23は、同図が示すように当該主軸部25の長手方向に直交する方向に屈曲されている。この先端部23は、後述される支持パイプ28に嵌め込まれている。
本実施形態では、主軸部25に錘29が設けられている。この錘29は、鉛からなり、同図が示すように紡錘形に形成されている。錘29を構成する材料は、鉛に代えてタングステン、真鍮その他の比重の大きい金属が採用されてもよい。この錘29に軸方向に延びる貫通孔(不図示)が設けられている。主軸部25は、この貫通孔に挿通されており、これにより、錘29は、主軸部25に沿って長手方向にスライド自在となっている。ただし、主軸部25の後方にスライド規制部30が設けられている。このスライド規制部30は、円柱状に形成されており、その中心が主軸部25の中心と一致するように固定されている。このスライド規制部30は、錘29よりも前方に配置されており、スライド規制部30の外形寸法は、錘29に設けられた貫通孔の内径寸法よりも大きく設定されている。したがって、錘29は、スライド規制部30を挿通させることができず、主軸部25の後端との間でのみスライドすることができるようになっている。
さらに、主軸部25の前方にリング部材31(回動規制部)が設けられている。このリング部材31も主軸部25と同様の材料から構成されている。このリング部材31は、同図が示すように上下方向に延びる細長環状に形成されている。上記前本体21は、このリング部材31に挿通されている。このリング部材31が設けられることによる作用効果については後述される。
第1釣糸挿通部26は、主軸部25の後端に連続して一体的に形成されている。したがって、この第1釣糸挿通部26も主軸部25と同様の材料から構成されている。第1釣糸挿通部26は、主軸部25に連続し、上方へ延びる延設部32と、この延設部32の先端に設けられた糸係合部33とを有する。延設部32は、主軸部25に略直交しており、この延設部32の先端部が環状に巻回されることによって糸係合部33が形成されている。したがって、釣糸34は、糸係合部33の巻回方向に沿って当該糸係合部33に巻き掛けられることによって容易に糸係合部33内に進入することができると共に、当該巻回方向と逆方向に巻回されない限り容易に糸係合部33から外れてしまうことがない。釣糸34が糸係合部33に挿入されると、釣糸34は、糸係合部33に対して長手方向に円滑にスライドすることが可能である。
第2釣糸挿通部27は、ローラ支持部35とガイド部36とを備えている。ガイド部36は、主軸部25と同様の材料で構成されており、第1脚部37、ガイドリング38及び第2脚部39を有する。第1脚部37及びガイドリング38は、一体的に形成されており、線状のステンレス鋼が屈曲されることにより構成されている。具体的には、略L字状に形成された第1脚部37の上方に連続して、上記ステンレス鋼が環状に巻回されることによってガイドリング38が形成されている。したがって、釣糸34は、ガイドリング38の巻回方向に沿って当該ガイドリング38に巻き掛けられることによって容易にガイドリング38内に進入することができると共に、当該巻回方向と逆方向に巻回されない限り容易にガイドリング38から外れてしまうことがない。釣糸34がガイドリング38に挿入されると、釣糸34は、ガイドリング38に対して長手方向に円滑にスライドすることが可能である。また、第2脚部39は第1脚部37と同様に線状のステンレス鋼からなり、主軸部25とガイドリング38の近傍とを連結している。
図2は、図1における部分拡大斜視図であって、ローラ支持部35の構造を詳細に示している。また、図3は図2におけるA−矢視図であり、図4は、図3におけるIV−IV断面図である。
ローラ支持部35は、図2が示すように、プーリ機構41を有している。プーリ機構41は、プーリ44と、プーリ44を後述する支持機構45を介して支持する支持フレーム46とを有している。支持フレーム46は、フレーム本体47と脚部48とを有する。脚部48は、主軸部25と同様の材料からなる。脚部48は、略L字状に形成されており、一端部が主軸部25に固定されている。本実施形態では、脚部48は、同図が示すように、例えばかしめ部材49を用いて主軸部25にかしめられている。なお、このかしめ部材49は、脚部48を上記ガイド部36の第1脚部37と共に主軸部25に固定している。また、この脚部48の他端部は、フレーム本体47に固着されている。当該固着構造については後述される。
フレーム本体47は、例えばステンレス鋼(SUS304)や樹脂により構成されている。フレーム本体47は、図3が示すように本体上部50と本体下部51とを有し、これらが一体的に形成されている。本体下部51は、図3及び図4が示すように、図中右側部分が中空構造に形成されており、図中左側が中実構造に形成されている。そして、上記脚部48の他端部は、本体下部51の図中右側から本体下部51に挿入され、本体下部51の中実部分を貫通している。これにより、脚部38の他端部が本体下部51に固定されている。
本体上部50は、断面形状が略コ字状となるように形成されており、一対の側板52、53を有している。プーリ44は、この側板53に支持されている。側板52は、側板53よりも高さ寸法が小さく設定されている。図3が示すように、側板52の上縁は、側板53に支持されたプーリ44の周面に沿うように円弧状に形成されている。そして、この側板52の上縁とプーリ44の周面との間に、隙間54が形成されている。この隙間54は、後述するように釣糸34が挿通されるためのものであり、その寸法は釣糸34の太さに対応させて適宜設定される。
また、側板52の上縁には、図4が示すようにC面55が形成されている。これにより、側板52の上縁は、側板52の外側に向かって開いた傾斜面となっている。さらに、側板52の外側面56は、プーリ44の外側面57と同一面上に存在している。上記C面55の機能及び側板42とプーリ44とが同一面上に配置されていることによる作用効果については、後述される。
側板53は、プーリ44の軸方向に沿って側板52と対向配置されており、図4が示すように、プーリ44の外側面58側に配置されている。側板53には、ピン挿通孔59が設けられている。このピン挿通孔59は、後述する支持ピン60が挿通支持されるようになっている。
プーリ44は、例えばポリアセタール(POM)等により構成されている。図4が示すように、プーリ44は、略V字状の溝61が形成されている。ヤエン30が釣糸34に係合するときは、釣糸34が溝61に嵌り込むようになっている。また、プーリ44の周面に、C面68が形成されている。このC面68の機能については後述される。
プーリ44は、支持機構45によって上記フレーム本体47に支持されている。支持機構45は、上記支持ピン60と、ブシュ62と、軸受63と、スペーサ64とを有している。
軸受63は、本実施形態ではボール軸受が採用されている。図4が示すように、軸受63の外輪は、プーリ44の内側に嵌め込まれている。ブシュ62は、例えばステンレス鋼(SUS304)等により構成されている。ブシュ62は、円筒状に形成されており、軸受63の内輪の内側に嵌め込まれている。ブシュ62の内面には、雌ねじが形成されている。また、スペーサ64は、例えばステンレス鋼(SUS304)等により構成されている。スペーサ64は、リング状に形成されており、フレーム本体47の側板53と軸受63との間に介在され、軸受63の位置決めを行っている。支持ピン60は、例えばステンレス鋼(SUS304)等により構成されている。支持ピン60の軸部には雄ねじが形成されている。支持ピン60は、上記側板53の外側から上記ピン挿通孔59に挿通され、スペーサ64及びブシュ62を貫通している。支持ピン60の雄ねじとブシュ62の雌ねじが噛み合っており、支持ピン60が締め込まれることによって軸受63、ブシュ62及びスペーサ64と共にプーリ44が片持ち状に支持される。このようにプーリ44が支持されることによって、プーリ44は、支持ピン60を中心として回転自在となっている。
図1が示すように、前本体21は、例えば線状のステンレス鋼から構成されている。このステンレス鋼の線径は、0.5mm〜2.0mm程度に設定され得る。もっとも、前本体21を構成する材料はステンレス鋼に限定されるものではなく、防錆処理が施された種々の金属のほか樹脂も採用され得る。前本体21は、真直に延びる主軸部70と、この主軸部70の後端に連続し、上方へ延びる屈曲部71(姿勢変化支援部材)とを有する。本実施形態では、これら主軸部70及び屈曲部71は、単一のステンレス鋼が屈曲されることにより構成されているが、両者が別部材として構成され、既知の固着手段によって固着されていても良いことは勿論である。詳述すれば、主軸部70の後端部は、当該主軸部70の長手方向に直交する方向(同図では手前方向)に膨出された膨出部72が形成され、さらにこの膨出部72に連続し、主軸部70と直交するように手先方向に延びる交差部73が形成されている。そして、この交差部73に連続して上記屈曲部71が形成されている。
屈曲部71は、上方へ延びる脚部74と、この脚部74の先端に設けられた糸係合部75とを有する。この糸係合部75は、脚部74の上部が環状に巻回されることによって形成されている。したがって、釣糸34は、糸係合部75の巻回方向に沿って当該糸係合部75に巻き掛けられることによって容易に糸係合部75内に進入することができると共に、当該巻回方向と逆方向に巻回されない限り容易に糸係合部75から外れてしまうことがない。釣糸34が糸係合部75に挿入されると、釣糸34は、糸係合部75に対して長手方向に円滑にスライドすることが可能である。
前本体21の中間部24に上記支持パイプ28が取り付けられている。前述のように、後本体22の先端部23は、この支持パイプ28に挿通支持されており、これにより、前本体21が後本体22に対して屈曲する。支持パイプ28が上記中間部24に位置することから、前本体12は、その重心位置よりも若干後方の位置を後本体に22によって支持されることになる。具体的には、前本体21の全長をLとすれば、その先端から0.6L〜0.7Lの位置に上記支持パイプ28が取り付けられている。これにより、前本体21は、自重の作用によって常時支持パイプ28を中心として図1において矢印76の方向に回転する。前本体21が矢印76の方向に回転すると、前本体21の交差部73が後本体22の主軸部25に当接し、前本体21は、常に上記倒伏姿勢となる。なお、本実施形態では、上記交差部73が後本体22に当接することによって前本体21の矢印76の方向への回動が規制されるようになっているが、前本体21を倒伏姿勢に維持するために前本体21の回動規制を行う手段としては、他の種々のものが採用され得る。
前本体21は、前述のように、その重心近傍を後本体22に支持されているから、支持パイプ28を中心とする小さなモーメントが前本体21に作用した場合であっても、前本体21は直ちに上記矢印76と反対方向に回転し、図6が示すような姿勢(起立姿勢)に変化する。もっとも、支持パイプ28を中心とするモーメントの作用が無くなれば、前本体21は再び倒伏姿勢に復帰する。支持パイプ28が上記中間部24に位置することから、前本体21が倒伏姿勢から起立姿勢へと変化するために必要なモーメントは、0.2Ncm程度である。ただし、このモーメントは、上記中間部24の位置が変更されることにより、0.1Ncm〜0.4Ncmに設定され得る。ただし、上記モーメントは、0.3Ncm以下に設定されるのがより望ましい。
前本体21の先端部、すなわち主軸部70の先端部に掛針77〜79が設けられている。本実施形態では3つの掛針77〜79が設けられているが、この数量は特に限定されるものではない。各掛針77〜79は上方に突出するように配置されている。これにより、掛針77〜79は、イカに引っ掛かりやすくなっている。一般に、掛針の数が多くなれば、上記支持パイプ28は、上記中間部24よりも前方に取り付けられ、また、掛針の数が少なくなれば、上記支持パイプ28は、上記中間部24よりも後方に取り付けられ、このように支持パイプ28の取付位置が調整されることにより、前述のように、0.2Ncm程度のモーメントによって前本体21が起立姿勢に変化するように設定されている。ただし、前述のように、前本体21は、0.1Ncmないし0.4Ncmのモーメントにより姿勢変化するように設定され得るから、上記支持パイプ28は、具体的には、最後端の掛針(本実施形態では、掛針79)から10mm以上後方であって、且つ上記屈曲部71の基端である交差部73から10mm以上前方の領域に取り付けられる。言い換えれば、当該領域に上記支持パイプ28が配置されることにより、上記前本体21に0.4Ncm以下のモーメントが作用し、当該前本体21は、起立姿勢へと変化することができる。
本実施形態に係るヤエン20は、イカ釣りの実釣において次のようにして使用される。図5及び図6は、本実施形態に係るヤエン20の使用要領を示す模式図である。
まず、釣人は、釣糸34の先端に餌としてアジ80を生きたまま取り付け、これを海中へ投入し泳がせる(図1参照)。イカがアジに食いついけば、図5が示すように、釣人は、釣糸34をヤエン20の第1釣糸挿通部26及び第2釣糸挿通部27に挿通すると共に、前本体21の糸係合部75にも釣糸34を挿通する。これにより、ヤエン20は、釣糸34に沿って海中に進入し、上記アジ80の位置に達する(図6参照)。ヤエン20の前本体21は常時において倒伏姿勢となっているから、海中に進入したヤエン20は、図5が示すように釣糸34に絡むことなく円滑にスライドしてアジ80に達する。
図6が示すように、ヤエン20がアジ80に達すると、アジ80が相対的に前本体21の屈曲部71に当接する。前述のように、前本体21は、その中間部24に配置された支持パイプ28(図1参照)を中心とするモーメントが作用した場合に、当該モーメントがきわめて小さい場合であっても直ちに起立姿勢に変化するから、アジ80が屈曲部71に当接すれば、前本体21は素早く起立姿勢へと変化する。すなわち、前本体21が後本体22に対して屈曲し、図6が示すように上方へ跳ね上がる。これにより、掛針77〜79がイカ81に確実に引っ掛かる。
従来のヤエンでは、この状態において釣人が釣竿を操作して釣糸34をさらに引っ張ると、ヤエン20が第2釣糸挿通部27を支点して回動し、掛針77〜79がイカ81から外れてしまう傾向にあった。しかし、本実施形態に係るヤエン20では、前本体21が起立姿勢にあるときに釣糸34が引っ張られたとしても、アジ80が相対的に屈曲部71を押圧することになり、したがって、前本体21が当該起立姿勢を維持する。つまり、前本体21が一層上方に屈曲して掛針77〜79がより確実にイカ81に引っ掛かる。このように、本実施形態に係るヤエン20は、イカ81に確実に引っ掛かり、しかも一旦イカ81に引っ掛かっかれば容易に外れることはない。したがって、釣人は、ヒットしたイカ81を確実に取り込むことができる。加えて、本実施形態に係るヤエン20では、前本体21の自重の作用を利用して当該前本体21が倒伏姿勢を維持し、しかも迅速に起立姿勢へと変化することができるので、前本体21の姿勢変化を支援する錘等が不要である。したがって、ヤエン20は、軽量設計が可能である。軽量化されたヤエン20は、イカ81に対して違和感を与えず、またいわゆる根掛かりがしにくくなるという利点がある。
特に、本実施形態では、前本体21は、0.4Ncm以下のモーメントが作用することによって起立姿勢へと変化するから、海中に進入したヤエン20がアジ80に到達すると瞬時に跳ね上がってイカ81に引っ掛かる。これにより、ヤエン20は、一層確実にイカ81に引っ掛かり、釣人は、より高い確率でイカ81を取り込むことができるという利点がある。
また、本実施形態では、後本体22に上記リング部材31が設けられている。前本体21の主軸部70は、このリング部材31に挿通されているから、前本体21が起立姿勢へと変化すると、前本体21の主軸部70がリング部材31の下端に当接する。したがって、前本体21が起立姿勢となった場合であっても、図6が示すように極端に上方に跳ね上がることが規制される。そのため、掛針77〜79がイカ81に確実にフッキングすることができると共に、掛針77〜79がイカ81から容易に外れることがより確実に防止されるという利点がある。
なお、本実施形態では、釣糸34に沿ってヤエン20がスライドする際に、釣糸34は、プーリ44に巻き掛けられ、当該プーリ44を介して釣糸34に支持されることとなる。つまり、釣糸34と第2釣糸挿通部27とが転がり接触し、ヤエン20はきわめて円滑に海中へ誘導されるという利点がある。また、第2釣糸挿通部27は、ガイドリング38を備えているから、釣糸34は確実にプーリ34と係合し、容易に外れることはない。したがって、実釣において、風や波等によってヤエン20に予定されない外力が加わった場合であっても、ヤエン20は、釣糸34から脱落することがない。しかも、ガイドリング38は、プーリ44の径方向に延びているから(図1参照)、ヤエン20が海中へ誘導されるときに、釣糸34がプーリ44の径方向にずれた場合であっても、すなわち、図5においてヤエン20が下方へ傾斜した場合であっても、釣糸34がプーリ44から外れることが防止される。
また、上記プーリ44を支持するプーリ機構41は、図4が示すようにプーリ44を軸受63を介して回転自在に支持しているから、プーリ44は、きわめて円滑に回転することができる。これにより、ヤエン20は、釣糸34に沿って一層円滑に移動することができ、ヒットしたイカ81までの距離が大きい場合であっても、ヤエン20は確実にイカ81に到達することができるという利点がある。特に、軸受63は、アンチラストベアリングが採用されるのが好ましい。アンチラストベアリングは、海水等に対してきわめて高い耐腐食性がある。したがって、プーリ44は、ベアリングの腐食に起因して回転性能が低下することがなく、長期にわたって円滑な回転が可能となる。なお、本実施形態では、軸受63としてボール軸受が採用されているが、これに限定されるものではなく、すべり軸受等が採用されていてもよい。
さらに、釣糸34がプーリ44に係合されるときは、プーリ44と支持フレーム46との隙間54からプーリ44の溝61へ導入される。支持フレーム46のフレーム本体47は、図3が示すように、プーリ44の周面に沿って湾曲されているが、支持フレーム46に上記C面55が形成されているから、釣糸34は、上記隙間44からプーリ34内へ簡単に導入される。しかも、フレーム本体47が前述のように湾曲され、しかもプーリ44の周面と対向配置されているから、釣糸34が一旦プーリ44の溝61へ導入された後は、簡単にプーリ34から外れることはない。加えて、本実施形態では、プーリ44の周面に上記C面68(図4参照)が設けられているので、釣糸34はプーリ44内に一層容易に挿入されると共に、プーリ44から一層外れにくくなる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明される。
図7は、本発明の第2の実施形態に係るイカ釣用ヤエンの斜視図である。
本実施形態に係るヤエン85が上記第1の実施形態に係るヤエン20と異なるところは、ヤエン85が海中を進行するときにその姿勢を安定させるための姿勢安定部材86が設けられている点、及び後本体22が長手方向に二分割されており、上下方向に屈曲可能となっている点である。なお、その他の構成については、上記ヤエン20と同様である。
姿勢安定部材86は、ステンレス鋼等の耐腐食性の高い金属や樹脂からなる。本実施形態では、姿勢安定部材86は、後本体22に設けられている。具体的には、姿勢安定部材86は、三角形の薄肉板状に形成されており、ガイド部36の第1脚部37と第2脚部39との間に嵌め込まれ、固定されている。
後本体22は、その略中央部(中間部)で二分割されており、前部87及び後部88を有する。前部87の後端部89は、上記先端部23と同様に主軸部25の長手方向に直交する方向に屈曲されている。また、後部88の所定位置に支持パイプ90が設けられている。この支持パイプ90は、前本体21に設けられた支持パイプ28と同様の構成である。前部87の後端部89は、この支持パイプ90に回動自在に嵌め込まれている。したがって、後部88は、前部87に対して矢印91の方向に回動し、上下方向に屈曲可能となっている。ただし、後部88に上記錘29が設けられているので、後部88は常時は同図において時計回りに回動する。この後部88の先端に当接部92が設けられており、後部88が時計回りに回動することによって当接部92が前部87に下方から当接する。これにより、後部88は、図7が示すように前部87に対して真直な姿勢となる。なお、本実施形態では、後本体22が略中央部で二分割されているが、分割位置は、他の位置に設定されていてもよい。その場合、仮に上記錘29が設けられていなくても、後部88が自重の作用によって常時前部87に対して真直な姿勢となるように、上記分割位置が設定されるのが好ましい。
本実施形態に係るヤエン85は、姿勢安定部材86が設けられているから海中での姿勢が安定する。ヤエン85は海中に投入されると、アジ80に到達するまで海中を進むものであり、海水の抵抗が大きい。仮に海中を進むヤエン85の周り、例えば前本体21又は後本体22の周囲に強い乱流が発生すると、ヤエン85が減速され、迅速にアジ80まで到達することができなくなるおそれがある。しかし、本実施形態に係るヤエン85では、上記姿勢安定部材86によってヤエン85の周囲の海水が整流される。特に、この姿勢安定部材86が後本体22に設けられているから、海中を移動する後本体22の姿勢が安定し、ヤエン85は、素早くアジ80に到達してイカ81に引っ掛かる。なお、本実施形態では、姿勢安定部材86が後本体22に設けられているが、前本体21に設けられていてもよい。要するに、ヤエン85が海中を進む際に当該ヤエン85の周囲の海水を整流してヤエン85の姿勢を安定させることができる位置に姿勢安定部材86が配置されていればよい。
図8は、本実施形態に係るヤエン85の使用状態を示す模式図である。
このヤエン85では、後本体22が二分割されており、後本体22の後部88が上下方向に屈曲可能となっている。釣人がヤエン85を海中に投入し、リールを使用して釣糸34を巻き取ることにより、イカ81を手前側へ寄せる。この場合、同図が示すように、釣糸34と海面との角度θが大きくなる。このため、仮に後本体22が分割されていなければ、ヤエン85がプール44を支点として反時計方向に回動しやすくなる。つまり、掛針77〜79がイカ81から外れやすくなる。しかし、本実施形態に係るヤエン85では、上記角度θが大きくなるに伴って後部88が同図が示すように上方向に屈曲することができ、これにより、一旦イカ81に引っ掛かった掛針77〜79がイカ81から外れにくくなるという利点がある。
図9は、上記各実施形態の変形例に係るヤエン100の斜視図である。
上記各実施形態では、前本体21の姿勢を倒伏姿勢から起立姿勢へと変化させるためのモーメントは、上記支持パイプ28の取付位置が変更されることにより調整されていた。しかし、上記モーメントの調整は、上記支持パイプ28の取付位置の調整のほか、同図が示すように、前本体21の主軸部70にバランスウェイト93を設けることによって行われてもよい。具体的には、バランスウェイト93は、前本体21の主軸部70と同様に線状のステンレス鋼から構成されており、これが上記交差部73に接続され、当該主軸部70の軸方向に沿って後方に延びている。このバランスウェイト93が所定の長さに設定されることにより、上記モーメントが所望の値に調整される。なお、バランスウェイト93が、上記主軸部70の軸方向に伸縮可能に設けられていてもよい。バランスウェイト93を伸縮させるための構造としては、ピストン・シリンダ構造が採用され得る。この場合には、実釣において釣人がバランスウェイト93の長さを調整することによって上記モーメントを自由に調整することができる。
また、上記各実施形態では、上記支持パイプ28は前本体21の上側に取り付けられているが、同図が示すように、支持パイプ28が前本体21の下側に取り付けられていてもよいことは勿論である。なお、後本体22の主軸部25の先端部23は、図1及び図7が示すように、当該主軸部25の長手方向に対して右側に屈曲して形成されているが、当該先端部23は、当該主軸部25の長手方向に対して左側に屈曲して形成されていてもよい。
本発明は、イカ釣りに使用されるヤエンに適用され得る。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るヤエンの斜視図である。 図2は、図1における部分拡大斜視図である。 図3は、図2におけるA−矢視図である。 図4は、図3におけるIV−IV断面図である。 図5は、本発明の第1の実施形態に係るヤエンの使用要領を示す模式図である。 図6は、本発明の第1の実施形態に係るヤエンの使用要領を示す模式図である。 図7は、本発明の第2の実施形態に係るヤエンの斜視図である。 図8は、本発明の第2の実施形態に係るヤエンの使用状態を示す模式図である。 図9は、本発明の各実施形態の変形例に係るヤエンの斜視図である。 図10は、従来のヤエンの構造を示す正面図である。
20・・・ヤエン
21・・・前本体
22・・・後本体
23・・・後本体の先端部
24・・・前本体の中間部
26・・・第1釣糸挿通部
27・・・第2釣糸挿通部
31・・・リング部材
77・・・掛針
78・・・掛針
79・・・掛針
80・・・アジ
81・・・イカ
85・・・ヤエン
86・・・姿勢安定部材
87・・・前部
88・・・後部
89・・・後端部
93・・・バランスウェイト
100・・・ヤエン

Claims (5)

  1. 線状に形成された後本体と、
    上方に突出するように後本体に設けられ、釣糸が長手方向に沿ってスライド自在に挿通される釣糸挿通部と、
    後本体の長手方向に延びる倒伏姿勢と後本体に対して上方へ起立する起立姿勢との間で姿勢変化すると共に常時は自重によって倒伏姿勢となるように中間部が後本体の先端に回動自在に連結された前本体と、
    前本体の先端部に上方に突出するように設けられた掛針と、
    上方に突出するように前本体の後端に設けられ、後本体が釣糸に沿って当該釣糸の先端側へスライドし、当該釣糸の先端に設けられた餌が当接することによって前本体を起立姿勢へ変化させる姿勢変化支援部材とを備え
    当該姿勢変化支援部材は、
    釣糸が長手方向に沿ってスライド自在に挿通され且つ前本体が回動したときに釣糸に対して当該回動方向に沿って相対的に変位するように当該回動方向に延びる環状に形成されているイカ釣用ヤエン。
  2. 0.1Ncm以上0.4Ncm以下のモーメントによって上記前本体が倒伏姿勢から起立姿勢へ変化するように当該前本体部の中間部の位置が設定されている請求項1に記載のイカ釣用ヤエン。
  3. 上記起立角度を一定範囲に規制する回動規制部がさらに設けられている請求項1又は2に記載のイカ釣用ヤエン。
  4. 釣糸に沿って水中を移動する後本体の姿勢を安定させるための姿勢安定部材がさらに設けられている請求項1から3のいずれかに記載のイカ釣用ヤエン。
  5. 上記後本体は、中間部で上下方向に屈曲可能に形成されている請求項1から4のいずれかに記載のイカ釣用ヤエン。

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