JP4963625B2 - 遊技台 - Google Patents

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Description

本発明は、スロットマシン、パチンコ機等に代表される遊技台に関する。
近年の遊技台は、コインを投入してスタートレバーを操作することでリールが回転し、ストップボタンを操作することでリールを停止させ、内部抽選によって入賞役を内部決定し、表示窓上に内部決定に応じた予め定められた図柄の組合せが表示されると入賞が成立し、コインの払い出しを伴う入賞役が成立した場合には、所定枚数のコインが払い出されるようになっており、ここでの内部抽選は、予め定められた条件において取得されたカウンタ値と抽選データとを比較して内部当選の有無が判定される。成立する入賞役は、小役と呼ばれる入賞役や、短期間で多くのコインを獲得できるビッグボーナスやレギュラーボーナスなどのボーナス入賞役などがある。ボーナス入賞役に内部当選した場合には、成立したゲームで入賞が発生しなかった場合でも次回以降のゲームに当選フラグが持ち越される一方、小役の場合は、当選フラグが次回以降のゲームに持ち越されないのが一般的である。
つまり、遊技者がコインを獲得するためには、内部抽選に当選することだけでは不十分で、入賞ライン上に入賞図柄を停止表示可能なタイミングで停止操作を行う必要があるわけであるが、その停止操作のタイミングが悪いと入賞が発生しない、いわゆる「取りこぼし」が発生してしまう。このような事態を発生させないように、停止操作を行うべきポイント(俗にDDTポイントと言う)がいくつか存在し、そのポイントにて停止操作を行えば、遊技者が取りこぼしを発生させることなく、有利にゲームを進めることが可能となる。
一方、このような遊技台における遊技者の関心は、ボーナス入賞役が内部当選したか否かという点に集約される傾向にある。よって近年の遊技台では、様々な方法で「ボーナスが内部当選した」或いは「ボーナスが内部当選したかもしれない」といった情報を遊技者に提供することで期待感を高め、ゲーム性の向上を図っている。具体的には、ボーナスが内部当選した場合にのみ停止表示される特殊な停止出目(俗に言うリーチ目)を設定したり、一定の確率でランプや液晶表示装置にてボーナスが内部当選したことを遊技者に報知するといった方法が考案されている。特に液晶表示装置は多彩な演出が可能なため、例えば複数ゲームに渡って物語風にボーナスが内部当選したか否かを報知するような遊技台も考案されている。
特開2003−24506号公報
しかしながら、遊技者が「取りこぼし」を発生させないように毎ゲームDDTポイントを狙って停止操作を行っていると、ボーナスが内部当選したそのゲームにおいて「リーチ目」が停止表示されてしまったり、逆にボーナス入賞役が成立していないことを示す「ハズレ目」が表示されることがある。そのときに、液晶表示装置にて連続演出が行われていると、遊技者はボーナス入賞役が内部当選していないことが分かっているのに、長々と偽りの期待感を煽る演出を見せられることになり、遊技者の遊技意欲を減退させてしまうことがあった。
それでは、DDTポイントを狙って停止表示された場合に「リーチ目」が停止表示されないような構成にすればいいかというと、遊技者によっては液晶演出によってボーナスが内部当選したことを報知されるよりも、「リーチ目」にてボーナスの成立を察知したいという者もおり、様々な遊技者のニーズを同時に満たすことができなかった。
本発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、遊技者の多彩なニーズに対応できる遊技台を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る遊技台は、複数種類の図柄が配置された複数のリールと、予め定められた入賞役の抽選を行う抽選手段と、前記リールに対応して設けられ、リールを停止させるための停止手段と、前記抽選手段の抽選結果に応じて、前記リールの停止位置が定められた複数の停止テーブルと、前記抽選手段の抽選に基づいて、前記複数の停止テーブルより前記抽選結果に対応する図柄組合せを表示させるための停止テーブルを選択する停止テーブル選択手段と、前記停止手段の操作及び選択された前記停止テーブルに基づいて、回転中のリールを所定の範囲内で停止させる停止制御手段と、を備えた遊技台であって、前記リールの少なくとも一つには、同一の入賞図柄とされた第一入賞図柄および第二入賞図柄が、互いに前記所定の範囲外に離れて配置されており、1のゲームにおいて、ボーナス入賞役と、前記入賞図柄を含む図柄の組合せに対応する小役入賞役と、を同時に内部当選可能に構成し、前記リールは、表示窓において、第一の段の図柄位置と、該第一の段とは異なる第二の段の図柄位置と、を有し、前記リール停止制御手段は、前記ボーナス入賞役が非内部当選中で、かつ前記小役入賞役が内部当選中において、前記第一入賞図柄を前記第一の段の図柄位置と前記第二の段の図柄位置のいずれにも引き込み可能な第一の位置で停止操作が行われた場合には、前記第一入賞図柄を前記第一の段の図柄位置に停止させ、前記第二入賞図柄を前記第一の段の図柄位置と前記第二の段の図柄位置のいずれにも引き込み可能な第二の位置で停止操作が行われた場合には、前記第二入賞図柄を前記第一の段の図柄位置に停止させる前記リールの停止制御を行い、前記ボーナス入賞役が内部当選中で、かつ前記小役入賞役が内部当選中において、前記第一の位置のうちの予め定められた特定位置で停止操作が行われた場合には、前記第一入賞図柄を前記第二の段の図柄位置に停止させ、前記第一の位置のうちの前記特定位置以外の位置で停止操作が行われた場合には、前記第一入賞図柄を前記第一の段の図柄位置に停止させ、前記第二の位置で停止操作が行われた場合には、前記第二入賞図柄を前記第一の段の図柄位置に停止させる前記リールの停止制御を行うことを特徴とする。
上記態様の一例として、後述する実施形態においては、同一のリール帯の中で、小役を取りこぼさずに獲得できる停止位置を2箇所設け、第1のポイントでの停止操作では複数の遊技状態において共通の停止出目を持たせ、第2のポイントでは遊技状態によって異なる停止出目を持たせるように構成している。よって、第1のポイントにおける停止出目では現在の遊技状態を正確に把握できないが、第2の停止ポイントにて、適正なタイミングで停止操作を行うと、その遊技状態でしか出現しない停止出目で停止表示されることがあり、現在の遊技状態を把握することが可能となる。よって、第1のポイントを狙いながら遊技を行うことで、曖昧な期待感を持たせながら遊技を行いことができ、また第2のポイントを狙いながら遊技を行うことで、特定の遊技状態(例えばボーナスの内部当選)を即座に知ることもできるので、遊技者が選択できるゲーム性を多様化させ、遊技の興趣を高めることができる。
また、本発明の別の態様では、更に、前記第一の段の図柄位置は、複数の入賞ライン上に位置する図柄位置であり、前記第二の段の図柄位置は、単一の入賞ライン上に位置する図柄位置であることを特徴とする。
上記態様の一例として、後述する実施形態においては、第一の段の図柄位置は、3枚のコインを投入したときに上段水平入賞ラインおよび右下がり入賞ラインという複数の入賞ライン上に位置するリール110位置の上段、または3枚のコインを投入したときに下段水平入賞ラインおよび右上がり入賞ラインという複数の入賞ライン上に位置するリール110位置の下段であり、第二の段の図柄位置は、3枚のコインを投入したときに単一の入賞ライン上に位置するリール110位置の中段である。
また、本発明の別の態様では、更に、前記リールは、表示窓において、上段、中段及び下段の図柄位置を有し、前記第一の段は、前記下段であり、前記第二の段は、前記中段であり、前記特定位置は、前記第二の段の図柄位置であることを特徴とする。
上記態様の一例として、後述する実施形態においては、第一の段は、3枚のコインを投入したときに下段水平入賞ラインおよび右上がり入賞ラインという複数の入賞ライン上に位置するリール110位置の下段であり、第二の段は、3枚のコインを投入したときに単一の入賞ライン上に位置するリール110位置の中段である。
以上説明したように本発明の遊技台によれば、液晶演出を最後まで楽しみたい遊技者は、第1の停止ポイントを狙って期待感を最後まで持続させることが可能であり、また、リーチ目を見たい遊技者は第2の停止ポイント狙うことでリーチ目を堪能することもでき、遊技者のニーズに合わせて多彩なゲーム性を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
以下、本発明の好適な実施の形態について添付図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るスロットマシン100の斜視図である。
図1に示すスロットマシン100の本体101の中央内部には、外周面に複数種類の図柄が配置されたリールが3個(左リール110、中リール111、右リール112)収納され、スロットマシン100の内部で回転できるように構成されている。本実施形態において、各図柄は帯状部材に等間隔で適当数(例えば21図柄)印刷され、この帯状部材が所定の円形枠材に貼り付けられて各リール110乃至112が構成されている。
リール110乃至112上の図柄は、遊技者から見ると、表示窓113から縦方向に概ね3つ表示され、合計9つの図柄が見えるようになっている。そして、各リール110乃至112を回転させることにより、遊技者から見える図柄の組合せが変動することとなる。なお、本実施形態では、3個のリールをスロットマシン100の中央内部に備えているが、リールの数やリールの設置位置はこれに限定されるものではない。
また、各々のリール110乃至112の背面には、表示窓113に表示される個々の図柄を照明するためのバックライト(図示省略)が配置されている。バックライトは、各々の図柄ごとに遮蔽されて個々の図柄を均等に照射できるようにすることが望ましい。
なお、スロットマシン内部において各々のリールの近傍には、投光部と受光部から成る光学式センサが設けられており、この光学式センサの投光部と受光部のあいだを、リールに設けられた一定の長さの遮光片が通過するように構成されている。このセンサの検出結果に基づいてリール上の図柄位置を判定し、目的とする図柄が入賞ライン114上に表示されるようにリール110乃至112を停止させる。
入賞ライン表示ランプ120は、有効となる入賞ラインを示すランプである。有効となる入賞ラインは、スロットマシン100に投入された遊技媒体(例えばコイン)の投入枚数によって予め定まっている。例えば、コインが1枚投入された場合、中段の水平入賞ラインが有効となり、コインが2枚投入された場合、上段水平入賞ラインと下段水平入賞ラインが追加された3本が有効となり、コインが3枚投入された場合、右下り入賞ラインと右上り入賞ラインが追加された5本が入賞ラインとして有効になる。なお、入賞ラインの数については5本に限定されるものではない。
スタートランプ121は、リール110乃至112が回転することができる状態にあることを遊技者に知らせるランプである。再遊技ランプ122は、前回の遊技において入賞役の一つである再遊技に入賞した場合に、今回の遊技が再遊技可能であること(コインの投入が不要)を遊技者に知らせるランプである。告知ランプ123は、後述する内部抽選において、特定の入賞役(具体的には、ビッグボーナスやレギュラーボーナス等のボーナス)に内部当選していることを遊技者に知らせるランプである。コイン投入ランプ124は、コインの投入が可能であることを知らせるランプである。リールパネルランプ128は、演出用のランプである。コイン投入ボタン130、MAXBETボタン131は、スロットマシン100に電子的に貯留されているコインを所定の枚数分投入するためのボタンである。
本実施形態においては、コイン投入ボタン130が押下される毎に1枚ずつ最大3枚まで投入され、MAXBETボタン131が押下されると3枚投入されるようになっている。コイン投入口134は、遊技を開始するに当たって遊技者がコインを投入するための投入口である。すなわち、コインの投入は、コイン投入ボタン130又はMAXBETボタン131により電子的に投入することもできるし、コイン投入口134から実際のコインを投入することもできる。
払出枚数表示器125は、何らかの入賞役に入賞した結果、遊技者に払出されるコインの枚数を表示するための表示器である。遊技回数表示器126は、ビッグボーナスゲーム中(BBゲーム中)の遊技回数や所定の入賞役の入賞回数等を表示するための表示器である。貯留枚数表示器127は、スロットマシン100に電子的に貯留されているコインの枚数を表示するための表示器である。
スタートレバー135は、リール110乃至112の回転を開始させるためのレバーである。即ち、コイン投入口134に所望するコイン枚数を投入して、スタートレバー135を操作すると、リール110乃至112が回転を開始することとなる。
ストップボタンユニット136には、ストップボタン137乃至139が設けられている。ストップボタン137乃至139は、スタートレバー135の操作によって回転を開始したリール110乃至112を個別に停止させるためのボタンである。なお、各ストップボタン137乃至139の内部に発光体を設けてもよく、ストップボタン137乃至139の操作が可能である場合、該発光体を点灯させて遊技者に知らせることもできる。
貯留/精算ボタン132は、スロットマシン100に電子的に貯留されたコインを精算し、コイン払出口155より受皿210に排出するための精算機能と、コイン投入口134に投入された4枚以降のコインや入賞により獲得したコインを最大50枚まで電子的に貯留する貯留機能と、を切換えるためのボタンである。
コイン返却ボタン133は、投入されたコインが詰まった場合に押下してコインを取り除くためのボタンである。
ドアキー140は、スロットマシン100の前面扉102のロックを解除するためのキーを挿入する孔である。コイン払出口155は、コインを払出すための払出口である。コイン受皿210は、コイン払出口155から払出されたコインを溜めるための器である。
音孔160は、スロットマシン100内部に設けられているスピーカの音を外部に出力するための孔である。
上部ランプ150、サイドランプ151、中央ランプ152、腰部ランプ153、下部ランプ154は遊技を盛り上げるための装飾用のランプである。
灰皿部200は、煙草の吸殻を入れるための容器であり、受け皿210の内側にネジ止めされている。
リールパネル161は、表示窓113を有するパネルであり、タイトルパネル162は、そのスロットマシンの機種名や各種のデザインが描かれるパネルである。
スロットマシン100の上部には、本実施形態の特徴となる扉付液晶表示ユニット600が設けられている。
次に、図2、図3、図4を用いて、スロットマシン100の制御部の回路構成について詳細に説明する。スロットマシン100は、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300より送信された信号に応じて各種機器を制御する副制御部(1)400と、副制御部(1)400より送信された信号に応じて扉付液晶表示装置600等を制御する副制御部(2)500と、から構成されている。
まず、図2を用いて、スロットマシン100の主制御部300について説明する。主制御部300は、主制御部300の全体を制御するための演算処理装置であるCPU310や、CPU310が各ICや各回路と信号の送受信を行うためのデータバス及びアドレスバスを備え、そのほか、以下に述べる構成を有する。
クロック補正回路314は、水晶発振器311から発振されたクロックを分周してCPU310に供給する回路である。例えば、水晶発振器311の周波数が12MHzの場合に、分周後のクロックは6MHzとなる。CPU310は、クロック回路314により分周されたクロックをシステムクロックとして受け入れて動作する。
また、CPU310には、後述するセンサやスイッチの状態を常時監視するための監視周期やモータの駆動パルスの送信周期を設定するためのタイマ回路315がバスを介して接続されている。CPU310は、電源が投入されると、データバスを介してROM312の所定エリアに格納された分周用のデータをタイマ回路315に送信する。タイマ回路315は、受信した分周用のデータを基に割り込み時間を決定し、この割り込み時間ごとに、割り込み要求をCPU310に送信する。CPU310は、この割込み要求を契機に、各センサ等の監視や駆動パルスの送信を実行する。例えば、CPU310のシステムクロックを6MHz、タイマ回路315の分周値を1/256、ROM312の分周用のデータを44に設定した場合、この割り込みの基準時間は、256×44÷6MHz=1.877msとなる。
また、CPU310には、各ICを制御するためのプログラム、入賞役の内部抽選時に用いる抽選データ、リールの停止位置等を記憶しているROM312や、一時的なデータを保存するためのRAM313が接続されている。
また、CPU310には、外部の信号を受信するための入力インターフェイス360が接続され、割込み時間ごとに入力インターフェイス360を介して、コイン受付センサ320、スタートレバーセンサ321、ストップボタンセンサ322、コイン投入ボタンセンサ323、MAXBETボタンセンサ324、精算/貯留スイッチ325の状態を検出し、各センサを監視している。
コイン受付センサ320は、コイン投入口134の内部の通路に2個設置されており、コインの通過有無を検出する。スタートレバーセンサ321は、スタートレバー135に設置されており、遊技者によるスタート操作を検出する。ストップボタンセンサ322は、各々のストップボタン137乃至139に設置されており、遊技者によるストップボタンの操作を検出する。
コイン投入ボタンセンサ323は、コイン投入ボタン130に設置されており、RAM313に電子的に貯留されているコインを遊技用のコインとして投入する場合の投入操作を検出する。たとえば、CPU310は、コイン投入ボタン130に対応するコイン投入センサ323がHレベルになった場合に、電子的に貯留コインを1枚投入する。MAXBETボタン131に対応するMAXBETボタンセンサ324がHレベルになった場合に、電子的に貯留コインを3枚投入する。なお、MAXBETボタン131が押された際、貯留されているコイン枚数が2枚の場合は2枚投入され、1枚の場合は1枚投入される。
精算/貯留スイッチ325は、精算/貯留ボタン132に設けられている。精算/貯留スイッチ132が一回押されると、貯留されているコインを精算し、もう一回押されると、払い出されるコインが電子的に貯留される貯留モードとなる。
なお、以上の各センサは、非接触式のセンサであっても接点式のセンサであってもよい。
CPU310には、さらに、入力インターフェイス(2)361、出力インターフェイス370、出力インターフェイス(2)371がアドレスデコード回路350を介してアドレスバスに接続されている。CPU310は、これらのインターフェイスを介して外部のデバイスと信号の送受信を行っている。
入力インターフェイス(2)361には、インデックスセンサ326が接続されている。インデックスセンサ326は、具体的には、リールの取付台の所定位置に設置されており、リールに設けた遮光片がこのインデックスセンサ326を通過するたびにHレベルになる。CPU310は、この信号を検出すると、リールが1回転したものと判定し、リールの回転位置情報をゼロにリセットする。
出力インターフェイス370には、リールを駆動させるためのリールモータ駆動部330と、ホッパー(バケットにたまっているコインをコイン払出口155から払出すための装置)のモータを駆動するためのホッパーモータ駆動部331と、遊技ランプ340(具体的には、入賞ライン表示ランプ120、スタートランプ121、再遊技ランプ122、告知ランプ123、コイン投入ランプ124等)と、7セグメント表示器341(払出枚数表示器125、遊技回数表示器126、貯留枚数表示器127等)が接続されている。
また、CPU310には、乱数発生回路317がデータバスを介して接続されている。乱数発生回路317は、水晶発振器311及び水晶発振器316から発振されるクロックに基いて、一定の範囲内で値をインクリメントし、そのカウント値をCPU310に出力することのできるインクリメントカウンタであり、後述する入賞役の内部抽選をはじめ各種抽選処理に使用される。本発実施形態における乱数発生回路317は、2つの乱数カウンタを備えている。例えば、水晶発振器311のクロック周波数を用いて0〜65535までの値をインクリメントするカウンタと、水晶発振器316のクロック周波数を用いて0〜16777215までの値をインクリメントするカウンタが備えている。
また、CPU310のデータバスには、副制御部400にコマンドを送信するための出力インターフェイス(2)371が接続されている。
次に図3及び図4を用いて、スロットマシン100の副制御部について説明する。本実施形態では処理負担の分散のために、副制御部を副制御部(1)と副制御部(2)に分けて構成している。
図3は副制御部(1)を示す制御ブロック図である。副制御部(1)400は、主制御部300より送信された主制御コマンド等に基づいて副制御部(1)400の全体を制御する演算処理装置であるサブCPU(1)410や、サブCPU(1)410が各IC、各回路と信号の送受信を行うためのデータバス及びアドレスバスを備え、以下に述べる構成を有する。
クロック補正回路414は、水晶発振器411から発振されたクロックを補正し、補正後のクロックをシステムクロックとしてサブCPU(1)410に供給する回路である。
また、サブCPU(1)410にはタイマ回路415がバスを介して接続されている。サブCPU(1)410は、所定のタイミングでデータバスを介してROM412の所定エリアに格納された分周用のデータをタイマ回路415に送信する。タイマ回路415は、受信した分周用のデータを基に割り込み時間を決定し、この割り込み時間ごとに、割り込み要求をサブCPU(1)410に送信する。サブCPU(1)410は、この割込み要求のタイミングをもとに、各ICや各回路を制御する。
また、サブCPU(1)410には、副制御部(1)400の全体を制御するための命令及びデータ、バックライトの点灯パターンや各種表示器を制御するためのデータが記憶されたROM412や、データ等を一時的に保存するためのRAM413が各バスを介して接続されている。
また、サブCPU(1)410には、外部の信号を送受信するための入出力インターフェイス460が接続されており、入出力インターフェイス460には、各リール110乃至112の図柄を背面より照明するためのバックライト420、前面扉102の開閉を検出するための扉センサ421、RAM413のデータをクリアにするためのリセットスイッチ422が接続されている。
サブCPU(1)410には、データバスを介して主制御部300から主制御コマンドを受信するための入力インターフェイス461が接続されており、入力インターフェイス461を介して受信したコマンドに基づいて、遊技全体を盛り上げる演出処理等が実行される。
また、サブCPU(1)410のデータバスとアドレスバスには、音源IC480が接続されている。音源IC480は、サブCPU(1)410からの命令に応じて音声の制御を行う。また、音源IC480には、音声データが記憶されたサウンドROM481が接続されており、音源IC480は、サウンドROM481から取得した音声データをアンプ482で増幅させてスピーカ483から出力する。
サブCPU(1)410には、主制御部300と同様に、外部ICを選択するためのアドレスデコード回路450が接続されており、アドレスデコード回路450には、主制御部300からのコマンドを受信するための入力インターフェイス461、副制御部(2)500からの信号を入力するための入力インターフェイス(2)471、時計IC423、7セグメント表示器440への信号を出力するための出力インターフェイス(2)472が接続されている。時計IC423が接続されていることで、サブCPU(1)410は、現在時刻を取得することが可能である。7セグメント表示器440は、遊技台の内部に設けられており、たとえば副制御部(1)400に設定された所定情報を店の係員が確認できるようになっている。
更に、出力インターフェイス470には、デマルチプレクサ419が接続されている。デマルチプレクサ419は、出力インターフェイス470から送信された信号を各表示部等に分配する。即ち、デマルチプレクサ419は、サブCPU(1)410から受信されたデータに応じて上部ランプ150、サイドランプ151、中央ランプ152、腰部ランプ153、下部ランプ154、リールパネルランプ128、タイトルパネルランプ170、払出口ストロボ171を制御する。タイトルパネルランプ170は、タイトルパネル162を照明するランプであり、払出口ストロボ171は、払い出し口の内側に設置されたストロボタイプのランプである。
なお、サブCPU(1)410は、副制御部(2)500への信号送信は、デマルチプレクサ419を介して実施する。逆に、サブCPU(1)410は、入力インターフェイス(2)471を介して副制御部(2)500からの信号を受信する。すなわち、サブCPU(1)410は、デマルチプレクサ419と入力インターフェイス(2)471を介して副制御部(2)500と双方向通信を行う。
次に、図4を用いて、スロットマシン100の副制御部(2)500について説明する。副制御部(2)500は、演算処理装置であるサブCPU(2)510や、各IC、各回路と信号の送受信を行うためのデータバス及びアドレスバスを備え、以下に述べる構成を有する。
クロック補正回路514は、水晶発振器511から発振されたクロックを補正して、補正後のクロックをシステムクロックとしてサブCPU(2)510に供給する回路である。
また、サブCPU(2)510にはタイマ回路515がバスを介して接続されている。サブCPU(2)510は、所定のタイミングでデータバスを介してROM512の所定エリアに格納された分周用のデータをタイマ回路515に送信する。タイマ回路515は、受信した分周用のデータを基に割り込み時間を決定し、この割り込み時間ごとに、割り込み要求をサブCPU(2)510に送信する。サブCPU(2)510は、この割込み要求のタイミングをもとに、各ICや各回路を制御する。
サブCPU(2)510は、副制御部(1)400の出力インターフェイス470、デマルチプレクサ419を介して出力されたサブCPU(1)410からの信号を、入力インターフェイス520およびバスを介して受信し、副制御部(2)500全体を制御する。また、サブCPU(2)510は、必要に応じて、出力インターフェイス521を介して、副制御部(1)400に信号を送信する。
ROM512には、副制御部(2)500全体を制御するためのプログラムやデータが記憶されている。RAM513は、サブCPU(2)510で処理されるプログラムのワークエリア等を有する。ROM512やRAM513は、バスを介してサブCPU(2)510に接続されている。
また、サブCPU(2)510には、バスを介して、画像CPU530、モータ電源制御回路(左)540、モータ電源制御回路(右)550、モータドライバ(左)542、モータドライバ(右)552、センサ(左)543、センサ(右)553が接続されている。
画像CPU530には、バスを介して、画像ROM531、画像RAM532、VDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサー)534が接続されている。
画像ROM531には、画像CPU530で処理されるプログラムが格納されている。画像RAM532は、画像CPU530で処理されるプログラムのワークエリア等を有する。またVDP534には、図示はしないが画像データが格納されたROMと制御用のRAMが接続されている。VDP534で生成された画像データはD/Aコンバータ537を介して液晶表示装置600に送信され、実際の画像が表示される。
モータ(左)541は、左扉を移動させるためのモータであり、モータ(右)551は、右扉を移動させるためのモータである。各モータはパルスモータである。
モータ電源制御回路(左)540は、左扉用のモータ(左)541への駆動電圧を設定するための回路であり、本実施形態では、+5Vと+12Vの電圧を選択的に供給可能である。モータドライバ(左)542は、サブCPU(2)510からの信号をもとに、左扉用のモータ(左)541を駆動するICである。
また、モータ電源制御回路(右)550は、右扉用のモータ551への駆動電圧を設定するための回路であり、前述と同様、+5Vと+12Vの電圧を選択的に供給可能である。モータドライバ(右)552は、サブCPU(2)510からの信号をもとに、右扉用のモータ(右)551を駆動するICである。
センサ(左)543は、左扉用のセンサであり、センサ(右)553は右扉用のセンサである。
次に、図5を用いて左リール110、中リール111、右リール112について説明する。
それぞれのリールには、回転方向に対し0〜20までの図柄位置ナンバーが割り当てられた21個の図柄が配置されている。図柄は、上述した内部抽選役に対応した「リプレイ」、「チェリー」、「ベル」、「スイカ」、「赤7」、「白7」と、入賞ライン114に図柄が揃っても入賞とはならない「ブランク」とから構成されている。
次に、図6及び図7を用いて停止テーブルについて説明する。
図6は、停止テーブル郡を示す図である。停止テーブルはまず、そのときの遊技状態によって「通常遊技中停止テーブル群」、「ボーナス内部当選中停止テーブル群」、「ボーナス中停止テーブル群」の中から1つの停止テーブル群が選択され、選択された停止テーブル群の中で、そのゲームに成立した入賞役を参照して、今回のゲームで使用される停止テーブルが選択される。例えば、現在の遊技状態が「通常遊技」で、内部当選役が「チェリー」だった場合、図6上段の停止テーブル群に示すように、停止テーブル「CherryTu」が選択される。また、現在の遊技状態が「ボーナス内部当選」で、内部当選役が「チェリー」であった場合、図6下段の停止テーブル群に示すように、停止テーブル「CherryTb」が選択される。更に停止テーブルからは、その時の操作順序などを参照して、具体的な停止制御パターンが決定される。
図7は、入賞役「チェリー」が内部当選したときに使用される停止制御パターンについて示した図である。図7左側は、「通常遊技」における入賞役「チェリー」が成立した場合に使用される停止テーブル「CherryTu」について、3枚掛け、左リール110が第1停止されるときに使用される停止テーブルである。図の左側「No.」は図柄位置ナンバーを表している。右側の○印は停止操作された場合に、中段の水平入賞ラインに停止することを表しており、↑印は、たとえその位置で停止操作されたとしてもリールが滑って○印の位置で停止することを表している。例えば、左側の通常遊技中のチェリー当選において、図柄位置ナンバー9番の「リプレイ」が中段に表示されたときに停止操作を行った場合、左リール110はその位置で停止するのではなく、2図柄滑って7番の「ブランク」が中段に表示される位置で停止する。この場合表示窓113には、上からチェリー−ブランク−ベルが表示される。このように、停止操作された時点では、入賞役「チェリー」は表示窓113内に表示されていなかったが、停止テーブルに従って入賞ライン上に停止するように停止制御が行われる。
ここで、更に停止制御パターンについて詳細に考察する。本実施例において、小役と呼ばれる入賞役は「チェリー」、「ベル」、「スイカ」であるが、これらの入賞役は内部当選のフラグを次ゲーム以降に持ち越すことができないので、内部当選したゲームにおいて入賞を成立させないと、成立した内部当選役を取りこぼすことになる。よって、多くのコインを獲得するためには、取りこぼしのないような位置で停止操作を行うこと必要であり、そのような停止操作位置を本実施例では「DDTポイント」と呼ぶ。図7左側の停止テーブルにおいて、DDTポイントを探ってみると、「スイカ」と「チェリー」を引き込める範囲(本実施例では4コマ)で停止操作を行う必要があるので、2番から7番の間、及び14番から19番の2箇所がDDTポイントとなる。具体的には、例えば7番の位置で停止操作を行った場合に仮に「スイカ」が内部当選していたとき、3番の「ベル」が中段に表示される位置までリールを滑らせる制御が可能であり、上段に「スイカ」を表示させることができるが、8番の位置では、4番の「リプレイ」の位置までしかリールを滑らせることができないので、入賞役「スイカ」を取りこぼしてしまう。
また図7左側の通常遊技中のチェリー当選の停止制御パターンでは、入賞役「チェリー」の入賞態様が必ず上段及び下段で成立するような構成となっている。即ち、6番の「チェリー」は、表示窓113に「リプレイ−ブランク−チェリー」又は「チェリー−ブランク−ベル」の入賞態様で、また、18番の「チェリー」は、「リプレイ−ブランク−チェリー」又は「チェリー−ブランク−ベル」の入賞態様でしか入賞しない。よって中段における「チェリー」入賞は発生しない構成となっている。
一方、図7右側のBB内部当選中のチェリー当選の停止制御パターンを考察すると、18番チェリーは、図7左側の停止テーブルと同様に上段又は下段でしか入賞しないが、6番の位置で停止操作を行うと、即座にリールが停止し「ブランク−チェリー−ブランク」の入賞態様が発生する。
即ち、14番から19番までのDDTポイントを狙って遊技を行っている場合においてチェリーが入賞した場合、そのときの遊技状態は、通常遊技中(即ちボーナス未成立)又はBB内部当選中の両方の可能性があり、遊技者はボーナスが成立したかもしれないという期待感をもって遊技を行うことができる。仮にその時液晶表示装置600にて演出が行われていた場合は、演出の最後まで期待感を持続させることが可能である。
一方、2番から7番までのDDTポイントを狙って遊技を狙って遊技を行っていた場合、仮に今回の遊技状態が「ボーナス内部当選中」であるとき、うまく6番の「チェリー」を中段に狙うことができれば、「ブランク−チェリー−ブランク」の入賞態様にてチェリー入賞を発生させることができる。これは通常遊技中には発生しない入賞態様なので、「ブランク−チェリー−ブランク」はボーナスが内部当選したことが確定する停止態様、即ち「リーチ目」であると言える。
このように、液晶演出を最後まで楽しみたい遊技者は、14番から19番のDDTポイントを狙って、期待感を最後まで持続させることが可能であり、また、リーチ目を見たい遊技者は2番から7番までのDDTポイントにおける6番チェリーを中段に狙うことでリーチ目を堪能することも可能であるので、遊技者のニーズに合わせて多彩なゲーム性を提供することができる。
次に、本実施形態のスロットマシンの制御に関する説明を行う。
図8は、本実施形態のスロットマシン100における遊技の基本的制御を示すフローチャートである。このメイン処理は、CPU310が中心になって行い、電源断等を検知しないかぎり実行を繰り返す。
S101では、コイン投入に関する処理を行う。ここでは、コインの投入の有無をチェックし、投入されたコインの枚数に応じて入賞ライン表示ランプ120を点灯させる。なお、前回の遊技で再遊技に入賞した場合はコインの投入が不要である。
S102では、遊技のスタート操作に関する処理を行う。ここでは、スタートレバー135が操作されたか否かのチェックを行い、スタート操作されたと判定した場合は、S103において、投入されたコイン枚数に応じて、有効な入賞ライン114を確定する。
S104では、S105で実行される内部役抽選処理において使用する乱数を、乱数発生器317から取得する。
S105では、S104で取得した乱数値と、ROM312に格納されている入賞役抽選データテーブルを用いて、入賞役の内部抽選を行う。
S106では、使用する停止テーブル及び停止制御パターンを選択する。詳細は後述する。
S107では、入賞判定を行う。ここでは、有効化された入賞ライン114上に、入賞役に対応する図柄組合せが表示された場合にその入賞役に入賞と判定する。例えば、有効化された入賞ライン114上に、「ベル−ベル−ベル」が揃っていたならばベル入賞と判定する。また、「7−7−7」が揃っていたならばBB入賞と判定する。入賞結果は、入賞結果コードとして格納される。
S108では、払い出しのある何らかの入賞役に入賞していれば、その入賞役に対応する枚数のコインを払い出す。
S109では、遊技状態制御処理を実行する。この遊技状態制御処理では、遊技の種類を移行するための制御が行われ、例えば、BB入賞の場合には、次回からBBゲームを開始できるよう準備し、BBゲームの最終遊技では、次回から通常遊技が開始できるよう準備する。
以上により1ゲームが終了し、以降、これを繰り返すことにより遊技が進行することとなる。
なお、主制御部300から副制御部(1)400には、必要に応じて、各種のコマンド(主制御コマンド)が送信される。すなわち、スタートレバー操作コマンド(スタートレバーの受け付けを示すコマンド:S102)、第1停止操作コマンド(第1停止操作が行われたリールを示す情報が格納され、第1停止操作が行われた時点で送信されるコマンド:S106)、第1リール停止コマンド(第1停止したリールを示す情報が格納され、第1リールの停止時に送信されるコマンド:S106)、同様に、第2停止操作コマンド、第2リール停止コマンド、第3停止操作コマンド、第3リール停止コマンド(S106)、入賞判定情報コマンド(入賞結果を格納したコマンド:S107)、遊技状態コマンド(現在の遊技状態を識別するための遊技状態コマンド:S109)などが送信される。
図9はリール制御処理を示すフローチャートである。
先ずCPU310は、今回の停止処理に使用される停止テーブルを選択するために、S150にて引き込み制御準備処理を実行する(詳細は後述)。次にS151でRAM313のリール停止状況ステータスをストップボタンの受付状態に設定し、S152にてストップボタンの受付を監視する。
ストップボタンの受付があった場合には、次に停止制御処理を実行する間はストップボタンの受付を拒否するために、S153でリール停止状況ステータスをストップボタン受付禁止中にし、副制御部(1)400にストップボタン受付コマンドを送信し、リール停止処理(詳細は後述)を実行する。
次にS156でRAM313のリール回転中情報をチェックして、現在全リールが停止中であるか否かの判別を行い、全て停止している場合はメイン処理に復帰する。回転中のリールがある場合は、次にS157で停止しているリールの数が1つか否かを判別し、1つの場合は第2停止準備処理を実行して、S151に戻る。停止しているリールが1つではない場合は、2つ停止しているということなので、S159で第3停止準備処理を実行してS151に戻る。
図10は引き込み制御準備処理を示すフローチャートである。
まずCPU310は、S250でRAM313に格納された今回のゲームにおいて成立した内部当選役をチェックする。
次にS251で、現在の遊技状態をチェックして、現在の遊技状態がボーナス中か否かを判別して、ボーナス中の場合は、S255でBB中停止テーブル群から停止テーブルを選択する。ボーナス中でなければ、次にS252で現在の遊技状態がボーナス内部当選中であるか否かを判別して、ボーナス内部当選中の場合は、S254でボーナス内部当選中停止テーブル群から停止テーブルを選択する。ボーナス内部当選中でなければ、通常遊技中であるということなので、S253で通常遊技中停止テーブル群から停止テーブルを選択する。
次にS256で、選択された停止テーブル群からS250にてチェックした内部当選役に応じて停止制御パターンを選択し、選択された停止制御パターンをS257でRAM313に格納する。
図11はリール停止処理を示すフローチャートである。
まずCPU310は、S200で、RAM313のリール回転中情報をチェックして、現在全てのリールが回転中か否かを判別し、全てが回転中の場合には、S204で上述した引き込み制御準備処理にて選択された停止制御パターンに基づいて第1リール停止制御処理を実行する。全てのリールが回転中でなければ、次にS201で停止リールは1つか否かを判別し、1つであれば、第2停止ということであるから、S203で第2リール停止制御処理を実行する。停止リールが1つではない場合は、回転しているリールは最後の1つということなので、S202で最終リール停止制御処理を実行する。
次に、S205で、今回の停止制御処理で使用したリール関連情報、例えばリール停止済み情報や停止受付済み情報などをクリア(初期化)し、S206で表示窓113に停止表示された停止態様をRAM313に格納し、S207で停止リール情報を設定し、S208で副制御部(1)400に、リール停止に関連する情報を送信する。
以上、単独で入賞を構成する入賞役「チェリー」が内部当選した場合について説明したが、他の小役入賞役について内部当選した場合に置き換えて構成してもよい。
さらに、本発明は、前述のスロットマシンの実機の動作を家庭用ゲーム機用として擬似的に実行するようなゲームプログラムにおいても、本発明を適用してゲームを実行することができる。その場合、ゲームプログラムを記録する記録媒体は、DVD−ROM、CD−ROM、FD(フレキシブルディスク)、その他任意の記録媒体を利用できる。
以上、本発明の実施例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではない。また、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
本発明の一実施形態に係るスロットマシンの外観を示す斜視図である。 本発明の制御部を示すブロック図である。 本発明の副制御部(1)を示すブロック図である。 本発明の副制御部(2)を示すブロック図である。 本発明のリール帯を示す図である。 本発明の停止テーブル群を示す図である。 本発明の3枚掛け通常遊技中のチェリー当選における左第1停止時において使用される停止制御パターン及び3枚掛けBB内部当選中のチェリー当選における左第1停止時において使用される停止制御パターンを示す図である。 本発明のメイン処理を示すフローチャートである。 本発明のリール制御処理を示すフローチャートである。 本発明の引き込み制御準備処理を示すフローチャートである。 本発明のリール停止処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100 スロットマシン
300 主制御部
400 副制御部(1)
500 副制御部(2)
700 液晶表示装置

Claims (3)

  1. 複数種類の図柄が配置された複数のリールと、
    予め定められた入賞役の抽選を行う抽選手段と、
    前記リールに対応して設けられ、リールを停止させるための停止手段と、
    前記抽選手段の抽選結果に応じて、前記リールの停止位置が定められた複数の停止テーブルと、
    前記抽選手段の抽選に基づいて、前記複数の停止テーブルより前記抽選結果に対応する図柄組合せを表示させるための停止テーブルを選択する停止テーブル選択手段と、
    前記停止手段の操作及び選択された前記停止テーブルに基づいて、回転中のリールを所定の範囲内で停止させる停止制御手段と、
    を備えた遊技台であって、
    前記リールの少なくとも一つには、同一の入賞図柄とされた第一入賞図柄および第二入賞図柄が、互いに前記所定の範囲外に離れて配置されており、
    1のゲームにおいて、ボーナス入賞役と、前記入賞図柄を含む図柄の組合せに対応する小役入賞役と、を同時に内部当選可能に構成し、 前記リールは、表示窓において、第一の段の図柄位置と、該第一の段とは異なる第二の段の図柄位置と、を有し、
    前記リール停止制御手段は、
    前記ボーナス入賞役が非内部当選中で、かつ前記小役入賞役が内部当選中において、
    前記第一入賞図柄を前記第一の段の図柄位置と前記第二の段の図柄位置のいずれにも引き込み可能な第一の位置で停止操作が行われた場合には、前記第一入賞図柄を前記第一の段の図柄位置に停止させ、前記第二入賞図柄を前記第一の段の図柄位置と前記第二の段の図柄位置のいずれにも引き込み可能な第二の位置で停止操作が行われた場合には、前記第二入賞図柄を前記第一の段の図柄位置に停止させる前記リールの停止制御を行い、
    前記ボーナス入賞役が内部当選中で、かつ前記小役入賞役が内部当選中において、
    前記第一の位置のうちの予め定められた特定位置で停止操作が行われた場合には、前記第一入賞図柄を前記第二の段の図柄位置に停止させ、前記第一の位置のうちの前記特定位置以外の位置で停止操作が行われた場合には、前記第一入賞図柄を前記第一の段の図柄位置に停止させ、前記第二の位置で停止操作が行われた場合には、前記第二入賞図柄を前記第一の段の図柄位置に停止させる前記リールの停止制御を行うことを特徴とする遊技台。
  2. 請求項1記載の遊技台であって、
    前記第一の段の図柄位置は、複数の入賞ライン上に位置する図柄位置であり、
    前記第二の段の図柄位置は、単一の入賞ライン上に位置する図柄位置であることを特徴とする遊技台。
  3. 請求項1または2記載の遊技台であって、
    前記リールは、表示窓において、上段、中段及び下段の図柄位置を有し、
    前記第一の段は、前記下段であり、
    前記第二の段は、前記中段であり、
    前記特定位置は、前記第二の段の図柄位置であることを特徴とする遊技台。
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