JP4963141B2 - 情報提供装置および方法、並びにプログラム格納媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報提供装置および方法、並びにプログラム格納媒体に関し、特に、情報処理装置の要求に対応してデータを提供する情報提供装置および方法、並びにプログラム格納媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、パーソナルコンピュータの機能が向上し、テキストデータだけでなく、画像データも編集することができるようになってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、画像データの利用を希望している他の利用者を探すことは、大変に手間がかかり、また、他の利用者の利用に提供されている画像データを探すことも手間がかかるという問題があった。
【0004】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、画像などのデータを、簡単に、多数の他の使用者が利用できるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の情報提供装置は、情報処理装置が送信したデータの、記録領域への記録を制御する記録制御手段と、データに対応するサムネイルを生成する生成手段と、情報処理装置の要求に対応して、サムネイルとともに、他の情報処理装置に対してデータを共有するか否かを示す情報、並びにデータのタイトル、カテゴリ、および紹介文のうちいずれかを示す関連情報の設定をするための設定画面を表示させ、データの属性として設定する設定手段と、設定手段により、他の情報処理装置に対してデータを共有する旨の属性の設定がされているとき、他の情報処理装置からの要求に対応して、サムネイルを他の情報処理装置に送信する送信手段と、設定手段により、他の情報処理装置に対してデータを共有する旨の属性の設定がされているとき、他の情報処理装置からの要求に対応して送信されたサムネイルに対応するデータを、他の情報処理装置の要求に応じて、他の情報処理装置に提供する提供手段とを含むことを特徴とする。
【0007】
設定手段は、他の情報処理装置にデータを提供するとき、属性として、有料か否かを更に設定するようにすることができる。
【0008】
設定手段は、属性として、他の情報処理装置にデータを提供するときの料金を更に設定するようにすることができる。
【0009】
情報提供装置は、料金を、他の情報処理装置にデータを提供するとき、情報処理装置側から他の情報処理装置側に支払われる金額とすることができる。
【0010】
請求項5に記載の情報提供方法は、情報処理装置が送信したデータの、記録領域への記録を制御する記録制御ステップと、データに対応するサムネイルを生成する生成ステップと、情報処理装置の要求に対応して、サムネイルとともに、他の情報処理装置に対してデータを共有するか否かを示す情報、並びにデータのタイトル、カテゴリ、および紹介文のうちいずれかを示す関連情報の設定をするための設定画面を表示させ、データの属性として設定する設定ステップと、設定ステップの処理により、他の情報処理装置に対してデータを共有する旨の属性の設定がされているとき、他の情報処理装置からの要求に対応して、サムネイルの他の情報処理装置への送信を制御する送信制御ステップと、設定ステップの処理により、他の情報処理装置に対してデータを共有する旨の属性の設定がされているとき、他の情報処理装置からの要求に対応して送信されたサムネイルに対応するデータを、他の情報処理装置の要求に応じて、他の情報処理装置に提供する提供ステップとを含むことを特徴とする。
【0011】
請求項6に記載のプログラム格納媒体のプログラムは、情報処理装置が送信したデータの、記録領域への記録を制御する記録制御ステップと、データに対応するサムネイルを生成する生成ステップと、情報処理装置の要求に対応して、サムネイルとともに、他の情報処理装置に対してデータを共有するか否かを示す情報、並びにデータのタイトル、カテゴリ、および紹介文のうちいずれかを示す関連情報の設定をするための設定画面を表示させ、データの属性として設定する設定ステップと、設定ステップの処理により、他の情報処理装置に対してデータを共有する旨の属性の設定がされているとき、他の情報処理装置からの要求に対応して、サムネイルの他の情報処理装置への送信を制御する送信制御ステップと、設定ステップの処理により、他の情報処理装置に対してデータを共有する旨の属性の設定がされているとき、他の情報処理装置からの要求に対応して送信されたサムネイルに対応するデータを、他の情報処理装置の要求に応じて、他の情報処理装置に提供する提供ステップとを含むことを特徴とする。
【0012】
請求項1に記載の情報提供装置、請求項5に記載の情報提供方法、および請求項6に記載のプログラム格納媒体においては、情報処理装置が送信したデータの、記録領域への記録が制御され、データに対応するサムネイルが生成され、情報処理装置の要求に対応して、サムネイルとともに、他の情報処理装置に対してデータを共有するか否かを示す情報、並びにデータのタイトル、カテゴリ、および紹介文のうちいずれかを示す関連情報の設定をするための設定画面が表示され、データの属性として設定され、他の情報処理装置に対してデータを共有する旨の属性の設定がされているとき、他の情報処理装置からの要求に対応して、サムネイルが他の情報処理装置に送信され、他の情報処理装置に対してデータを共有する旨の属性の設定がされているとき、他の情報処理装置からの要求に対応して送信されたサムネイルに対応するデータが他の情報処理装置の要求に応じて他の情報処理装置に提供される。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係る動画編集システムの一実施の形態の構成を示す図である。パーソナルコンピュータ1−1は、ブラウザプログラム11−1を実行して、インターネット2を介して、動画編集用サーバ3へのログインを要求する。動画編集用サーバ3にログインした後、パーソナルコンピュータ1−1は、動画編集用サーバ3から供給されたデータを基に、ユーザ映像管理データベース4が記録している、使用者が所有する動画像、静止画像、または音声などのデータ(以下、素材データと称する)を編集するための画面を表示する。
【0014】
パーソナルコンピュータ1−1は、パーソナルコンピュータ1−1が記録している動画像、静止画像、または音声などのデータをインターネット2を介して、動画編集用サーバ3に送信する。動画編集用サーバ3は、受信した動画像、静止画像、または音声などのデータを、ユーザ映像管理データベース4に、素材データとしてユーザ映像管理データベース4の使用者に対応する領域にパーソナルコンピュータ1−1の使用者のユーザIDと対応させて記録させる。
【0015】
ユーザ映像管理データベース4に記録されている素材データの内、選択したものを、例えば、パーソナルコンピュータ1−2などにも利用できる(以下、共有していると称する)ようにするとき、パーソナルコンピュータ1−1は、動画編集用サーバ3に、共有する旨の素材データの属性を設定させる。
【0016】
ユーザ映像管理データベース4が記録している素材データの属性には、他の使用者に利用を許可する(共有する)か否か、他の使用者の利用が有料か否か、タイトル名、およびジャンルなどが含まれる。
【0017】
パーソナルコンピュータ1−1は、共有している素材データを利用するとき、動画編集用サーバ3から供給されたデータを基に、ユーザ映像管理データベース4が記録している、共有している素材データを編集するための画面を表示する。
【0018】
パーソナルコンピュータ1−1は、ユーザ映像管理データベース4が使用者のユーザIDと対応させて記録している素材データ、または共有している素材データを、動画編集用サーバ3に編集させ、編集により生成された動画像のデータをユーザ映像管理データベース4に記録させる。
【0019】
パーソナルコンピュータ1−2は、ブラウザプログラム11−2を実行して、インターネット2を介して、動画編集用サーバ3へのログインを要求する。動画編集用サーバ3にログインした後、パーソナルコンピュータ1−2は、動画編集用サーバ3から供給されたデータを基に、ユーザ映像管理データベース4が記録している、素材データを編集するための画面を表示する。
【0020】
パーソナルコンピュータ1−2は、パーソナルコンピュータ1−2が記録している動画像、静止画像、または音声などのデータをインターネット2を介して、動画編集用サーバ3に送信する。動画編集用サーバ3は、受信した動画像、静止画像、または音声などのデータを、ユーザ映像管理データベース4に、素材データとしてユーザ映像管理データベース4の使用者に対応する領域にパーソナルコンピュータ1−2の使用者のユーザIDと対応させて記録させる。
【0021】
ユーザ映像管理データベース4に記録されている素材データの内、選択したものを、例えば、パーソナルコンピュータ1−1などにも利用できるように共有するとき、パーソナルコンピュータ1−2は、動画編集用サーバ3に、共有する旨の素材データの属性を設定させる。
【0022】
ユーザ映像管理データベース4が記録している素材データの属性には、他の使用者に利用を許可する(共有する)か否か、他の使用者の利用が有料か否か、タイトル名、およびジャンルなどが含まれる。
【0023】
パーソナルコンピュータ1−2は、共有している素材データを利用するとき、動画編集用サーバ3から供給されたデータを基に、ユーザ映像管理データベース4が記録している、共有している素材データを編集するための画面を表示する。
【0024】
パーソナルコンピュータ1−2は、ユーザ映像管理データベース4が使用者のユーザIDと対応させて記録している素材データ、または共有している素材データを、動画編集用サーバ3に編集させ、編集により生成された動画像のデータをユーザ映像管理データベース4に記録させる。
【0025】
動画編集用サーバ3は、動画編集プログラム12を実行して、インターネット2を介して、パーソナルコンピュータ1−1からログインを要求されたとき、ユーザ情報管理データベース7に記録されているパーソナルコンピュータ1−1の使用者のデータを基に、ログインを許可するか否かを判定する。
【0026】
動画編集用サーバ3は、インターネット2を介して、パーソナルコンピュータ1−2からログインを要求されたとき、ユーザ情報管理データベース7に記録されているパーソナルコンピュータ1−2の使用者のデータを基に、ログインを許可するか否かを判定する。
【0027】
動画編集用サーバ3は、インターネット2を介して、パーソナルコンピュータ1−1または1−2から動画像、静止画像、または音声のデータなどを受信する。動画編集用サーバ3は、ユーザ映像管理データベース4に、受信した動画像、静止画像、または音声のデータなどを使用者のユーザIDと対応させて素材データとして記録させる。
【0028】
動画編集用サーバ3は、インターネット2を介して、パーソナルコンピュータ1−1から編集を要求されたとき、編集用テンポラリスペース6にパーソナルコンピュータ1−1に対応する編集用のメモリ空間を確保する。動画編集用サーバ3は、インターネット2を介して、パーソナルコンピュータ1−2から編集を要求されたとき、編集用テンポラリスペース6にパーソナルコンピュータ1−2に対応する編集用のメモリ空間を確保する。
【0029】
動画編集用サーバ3は、パーソナルコンピュータ1−1の要求に対応して、ユーザ映像管理データベース4から素材データを読み出して、読み出した素材データを編集用テンポラリスペース6に確保したメモリ空間(パーソナルコンピュータ1−1に対応する)にロードする(動画編集用サーバ3が編集可能な状態に記録する)。メモリ空間にロードされる素材データは、パーソナルコンピュータ1−1の使用者が所有している素材データのみならず、例えば、パーソナルコンピュータ1−2の使用者が利用を許可している素材データ(共有している素材データ)を含む。
【0030】
動画編集用サーバ3は、編集用テンポラリスペース6のメモリ空間にロードされた素材データを編集して、編集された結果である動画像のデータを生成する。動画編集用サーバ3は、動画像などの素材データを編集する十分な処理能力を有し、パーソナルコンピュータ1−1では実質的に実行できないような特殊効果などを含む編集の処理を迅速に実行する。
【0031】
動画編集用サーバ3は、編集して得られた動画像データを、編集用テンポラリスペース6のパーソナルコンピュータ1−1に対応する編集用のメモリ空間に記録する。
【0032】
動画編集用サーバ3は、パーソナルコンピュータ1−1の要求に対応して、編集して得られた動画像データをパーソナルコンピュータ1−1に送信し、パーソナルコンピュータ1−1に編集して得られた動画像を表示させる。また、動画編集用サーバ3は、パーソナルコンピュータ1−1の要求に対応して、編集して得られた動画像データを素材データとして、ユーザ映像管理データベース4に、ユーザ映像管理データベース4の使用者に対応する領域にパーソナルコンピュータ1−1の使用者のユーザIDと対応させて記録させる。
【0033】
動画編集用サーバ3は、パーソナルコンピュータ1−2の要求に対応して、ユーザ映像管理データベース4から素材データを読み出して、読み出した素材データを編集用テンポラリスペース6に確保したメモリ空間(パーソナルコンピュータ1−2に対応する)にロードする(動画編集用サーバ3が編集可能な状態に記録する)。メモリ空間にロードされる素材データは、パーソナルコンピュータ1−2の使用者が所有している素材データのみならず、例えば、パーソナルコンピュータ1−1の使用者が利用を許可している素材データ(共有している素材データ)を含む。
【0034】
動画編集用サーバ3は、編集用テンポラリスペース6のメモリ空間にロードされた素材データを編集して、編集された結果である動画像のデータを生成する。動画編集用サーバ3は、編集して得られた動画像データを、編集用テンポラリスペース6のパーソナルコンピュータ1−2に対応する編集用のメモリ空間に記録する。
【0035】
動画編集用サーバ3は、パーソナルコンピュータ1−2の要求に対応して、編集して得られた動画像データをパーソナルコンピュータ1−2に送信し、パーソナルコンピュータ1−2に編集して得られた動画像を表示させる。また、動画編集用サーバ3は、パーソナルコンピュータ1−2の要求に対応して、編集して得られた動画像データを素材データとして、ユーザ映像管理データベース4に、ユーザ映像管理データベース4の使用者に対応する領域にパーソナルコンピュータ1−2の使用者のユーザIDと対応させて記録させる。
【0036】
動画編集用サーバ3は、パーソナルコンピュータ1−1または1−2から所定の素材データの属性が送信されたとき、ユーザ映像管理データベース4が記録している、対応する素材データの属性を更新する。動画編集用サーバ3は、素材データに共有する旨の属性が設定されたとき、その素材データに関するデータを共有映像管理データベース5に記録させる。
【0037】
ユーザ映像管理データベース4は、動画編集用サーバ3のハードディスクなどのメモリ空間、および動画編集用サーバ3が実行するデータベースエンジンなどで構成され、使用者に対応させた所定の大きさの領域毎に分割され、その領域毎に、素材データと共に、素材データを所有する使用者のユーザID、素材データを特定するデータIDなどを記録する。
【0038】
共有映像管理データベース5は、動画編集用サーバ3のハードディスクなどのメモリ空間、および動画編集用サーバ3が実行するデータベースエンジンなどで構成され、共有される素材データに対応するデータID、共有される素材データを所有するユーザIDなどを記録する。すなわち、共有映像管理データベース5は、素材データを特定するデータおよび素材データに関係するデータを記録し、素材データそのものを記録しない。
【0039】
編集用テンポラリスペース6は、動画編集用サーバ3のハードディスクのメモリ空間、または動画編集用サーバ3のメインメモリのメモリ空間などから構成され、編集に利用される素材データおよび編集して得られた動画像データを記録する。編集用テンポラリスペース6のメモリ空間は、動画編集用サーバ3が編集をするとき、編集を要求するパーソナルコンピュータ1−1または1−2毎に所定の大きさの領域が、動画編集用サーバ3に素材データのロード(編集のための一時的な記録)および編集用として確保される。素材データのロード(編集のための一時的な記録)および編集用に確保された編集用テンポラリスペース6のメモリ空間は、動画編集用サーバ3が編集を終了したとき、開放される。
【0040】
編集用テンポラリスペース6は、動画編集用サーバ3により管理され、パーソナルコンピュータ1−1または1−2から直接アクセスできない。
【0041】
ユーザ情報管理データベース7は、動画編集用サーバ3のハードディスクなどのメモリ空間、および動画編集用サーバ3が実行するデータベースエンジンなどで構成され、パーソナルコンピュータ1−1または1−2などの使用者を特定するユーザID、およびパスワードなどを記録する。
【0042】
以下、パーソナルコンピュータ1−1およびパーソナルコンピュータ1−2を個々に区別する必要がないとき、単に、パーソナルコンピュータ1と称する。以下、ブラウザプログラム11−1およびブラウザプログラム11−2を個々に区別する必要がないとき、単に、ブラウザプログラム11と称する。
【0043】
図2は、動画編集用サーバ3の構成を説明する図である。CPU(Central Processing Unit)31は、データベースエンジンまたは動画編集プログラム12などの各種のアプリケーションプログラムや、OS(Operating System)を実際に実行する。ROM(Read-only Memory)32は、一般的には、CPU31が使用するプログラムや演算用のパラメータのうちの基本的に固定のデータを格納する。RAM(Random-Access Memory)33は、CPU31の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータを格納する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバス34により相互に接続されている。
【0044】
ホストバス34は、ブリッジ35を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス36に接続されている。
【0045】
キーボード38は、CPU31に各種の指令を入力するとき、使用者により操作される。ポインティングデバイス39は、ディスプレイ40の画面上のポイントの指示や選択を行うとき、使用者により操作される。ディスプレイ40は、液晶表示装置またはCRT(Cathode Ray Tube)などから成り、各種情報をテキストやイメージで表示する。HDD(Hard Disk Drive)41は、ハードディスクを駆動し、それらにCPU31によって実行するプログラムや情報を記録または再生させる。
【0046】
ドライブ42は、装着されている磁気ディスク61、光ディスク62、光磁気ディスク63、または半導体メモリ64に記録されているデータまたはプログラムを読み出して、そのデータまたはプログラムを、インターフェース37、外部バス36、ブリッジ35、およびホストバス34を介して接続されているRAM33に供給する。
【0047】
これらのキーボード38乃至ドライブ42は、インターフェース37に接続されており、インターフェース37は、外部バス36、ブリッジ35、およびホストバス34を介してCPU31に接続されている。
【0048】
通信部43は、インターネット2が接続され、CPU31、またはHDD41から供給されたデータ(例えば、ブラウザプログラム11−1または11−2に編集を指示させるための画面を表示させるデータなど)を、所定の方式のパケットに格納して、インターネット2を介して、送信するとともに、インターネット2を介して、受信したパケットに格納されているデータ(例えば、動画像、静止画像、音声などのデータなど)をCPU31、RAM33、またはHDD41に出力する。
【0049】
通信部43は、外部バス36、ブリッジ35、およびホストバス34を介してCPU31に接続されている。
【0050】
なお、パーソナルコンピュータ1−1または1−2は、動画編集用サーバ3と同様の構成を有しているので、その説明は、省略する。
【0051】
図3は、ユーザ情報管理データベース7が記録しているパーソナルコンピュータ1−1または1−2などの使用者を特定するユーザID、パスワードなどのデータの例を示す図である。ユーザ情報管理データベース7は、使用者を特定するユーザIDに対応させて、その使用者のパスワード、その使用者に対応するユーザ映像管理データベース4のユーザエリアを示すディレクトリ情報、およびその使用者のその時点でのサービス利用料(例えば、所定の期間の使用者に対する課金の積算された金額を示す)などを記録している。
【0052】
図3の例において、ユーザ情報管理データベース7は、ユーザIDがaaaaaである使用者のパスワードが、*****(パスワードは、実際には、アルファベット、数字、または特殊文字などで構成される文字列から成る。以下同じ。)であり、ユーザIDがaaaaaである使用者のユーザ映像管理データベース4のユーザエリアが、user\aaaaaのディレクトリであり、ユーザIDがaaaaaである使用者のサービス利用料が、2000円であることを示すデータを記録している。
【0053】
ユーザ情報管理データベース7は、ユーザIDがbbbbbである使用者のパスワードが、*****であり、ユーザIDがbbbbbである使用者のユーザ映像管理データベース4のユーザエリアが、user\bbbbbのディレクトリであり、ユーザIDがbbbbbである使用者のサービス利用料が、1800円であることを示すデータを記録している。
【0054】
同様に、ユーザ情報管理データベース7は、ユーザIDがcccccである使用者のパスワードが、*****であり、ユーザIDがcccccである使用者のユーザ映像管理データベース4のユーザエリアが、user\cccccのディレクトリであり、ユーザIDがcccccである使用者のサービス利用料が、3500円であることを示すデータを記録している。
【0055】
ユーザID、パスワード、およびディレクトリ情報は、パーソナルコンピュータ1の使用者による動画編集システムの利用に先立って、動画編集用サーバ3の管理者などにより、ユーザ情報管理データベース7に記録される。
【0056】
図4は、ユーザ映像管理データベース4が記録している素材データを特定するデータID、およびユーザIDなどのデータの例を示す図である。
【0057】
ユーザ映像管理データベース4は、動画像、静止画像、若しくは音声のデータなどの素材データを格納しているファイルと共に、素材データを特定するデータIDに対応させて、その素材データの所有している使用者を特定するユーザID、その素材データが格納されているファイルが記録されているディレクトリ、そのファイルの名称であるファイル名、その素材データのタイトル、その素材データのカテゴリ、その素材データの紹介文、他の利用者にその素材データの利用を許可するか否かを示す共有フラグ、その素材データを他の利用者が利用するとき有料か否かを示す有料フラグ、および有料であるときの料金などを記録している。
【0058】
図4の例において、ユーザ映像管理データベース4は、データIDがxxxxxである素材データを所有している使用者のユーザIDがaaaaaであり、データIDがxxxxxである素材データを格納しているファイルが記録されているディレクトリがuser\aaaaa\movie1であり、データIDがxxxxxである素材データを格納しているファイルのファイル名がgolf.movであり、データIDがxxxxxである素材データのタイトルがゴルフであり、データIDがxxxxxである素材データのカテゴリがスポーツであり、および、データIDがxxxxxである素材データの紹介文が******(紹介文は、実際には、平仮名、カタカナ、漢字、アルファベット、数字、または特殊文字などで構成される文字列から成る。以下同じ。)であることを示すデータ、並びに他の利用者にその素材データの利用を許可しないことを示す0である共有フラグを格納している。
【0059】
ユーザ映像管理データベース4は、データIDがyyyyyである素材データを所有している使用者のユーザIDがaaaaaであり、データIDがyyyyyである素材データを格納しているファイルが記録されているディレクトリがuser\aaaaa\movie1であり、データIDがyyyyyである素材データを格納しているファイルのファイル名がfish.movであり、データIDがyyyyyである素材データのタイトルが釣りであり、データIDがyyyyyである素材データのカテゴリがスポーツであり、およびデータIDがyyyyyである素材データの紹介文が******であることを示すデータ、並びに他の利用者にその素材データの利用を許可することを示す1である共有フラグ、およびその素材データを他の利用者が利用するとき無料であることを示す0である有料フラグを格納している。
【0060】
同様に、ユーザ映像管理データベース4は、データIDがzzzzzである素材データを所有している使用者のユーザIDがaaaaaであり、データIDがzzzzzである素材データを格納しているファイルが記録されているディレクトリがuser\aaaaa\movie2であり、データIDがzzzzzである素材データを格納しているファイルのファイル名がtravel.movであり、データIDがzzzzzである素材データのタイトルが旅であり、データIDがzzzzzである素材データのカテゴリが旅であり、および、データIDがzzzzzである素材データの紹介文が******であることを示すデータ、並びに他の利用者にその素材データの利用を許可することを示す1である共有フラグ、その素材データを他の利用者が利用するとき有料であることを示す1である有料フラグ、およびその素材データを利用する料金が200円であることを示すデータを格納している。
【0061】
他の利用者が、料金が200円に設定された素材データを編集に利用したとき、他の利用者のサービス利用料には、200円が加算され、その素材データを所有している利用者のサービス利用料から、200円が減算される。ただし、サービス利用料は、0またはプラスの範囲の値で、マイナスの値にはならない。
【0062】
なお、料金はマイナスの値とすることが可能である。使用者が、例えば、宣伝用の動画像などの素材データにマイナスの料金を設定した場合、他の使用者がその素材データを使用すると、他の使用者のサービス利用料は減少し、使用者のサービス利用料は増加する。すなわち、使用者は、他の使用者に料金を支払って、他の使用者に宣伝用の動画像などを利用させることができる。
【0063】
また、共有している素材データを利用すると、使用者および他の使用者に所定のポイントが加算または減算されるようにしてもよい。この場合、動画編集用サーバ3の管理者は、例えば、図示せぬWebサーバでパーソナルコンピュータ1の使用者の要求を受け付けて、このポイントを使用者が所望するサービスまたは商品と交換する。
【0064】
更に、ユーザ映像管理データベース4は、課金の処理のため、ユーザIDに対応させて、使用者のクレジット番号を記録するようにしてもよい。
【0065】
図5は、共有映像管理データベース5が記録しているパーソナルコンピュータ1−1または1−2などの使用者を特定するユーザID、およびデータIDなどのデータの例を示す図である。共有映像管理データベース5は、共有フラグが1に設定された素材データ(すなわち、共有されている素材データ)を特定するデータID、その素材データの所有者を特定するユーザID、およびその素材データを他の利用者が利用するとき有料か否かを示す有料フラグなどを記録している。
【0066】
図5の例において、共有映像管理データベース5は、データIDがyyyyyである素材データの所有者のユーザIDがaaaaaであり、およびその素材データを他の利用者が利用するとき無料であることを示す0である有料フラグを格納している。
【0067】
共有映像管理データベース5は、データIDがzzzzzである素材データの所有者のユーザIDがaaaaaであり、およびその素材データを他の利用者が利用するとき有料であることを示す1である有料フラグを格納している。
【0068】
共有映像管理データベース5は、データIDがhhhhhである素材データの所有者のユーザIDがcccccであり、およびその素材データを他の利用者が利用するとき有料であることを示す1である有料フラグを格納している。
【0069】
次に、パーソナルコンピュータ1が動画編集用サーバ3に動画像、静止画像、または音声などの素材データを編集させるときに、パーソナルコンピュータ1が表示する画面について説明する。
【0070】
図6は、パーソナルコンピュータ1が、インターネット2を介して、動画編集用サーバ3に接続したとき、ブラウザプログラム11が表示させる初期画面を示す図である。
【0071】
初期画面には、ユーザIDを入力するフィールド101、パスワードを入力するフィールド102、およびログインの要求を動画編集用サーバ3に送信させるボタン103が配置されている。図6に示す例において、フィールド101には、パーソナルコンピュータ1の使用者を特定するユーザIDである”ano”が入力され、フィールド102には、パーソナルコンピュータ1の使用者のパスワードである”****”(実際には、数字、アルファベット、または特殊文字などからなる文字列)が入力されている。
【0072】
図6に示す状態から、ボタン103がクリックされると、ブラウザプログラム11は、パーソナルコンピュータ1に、インターネット2を介して、入力されたユーザIDおよびパスワードと共に、ログインの要求を動画編集用サーバ3に送信させる。
【0073】
ログインが要求されたとき、動画編集用サーバ3は、受信したユーザIDおよびパスワードが、ユーザ情報管理データベース7に登録されているか否かを判定する。ユーザIDおよびパスワードがユーザ情報管理データベース7に登録されていないと判定された場合、動画編集用サーバ3は、ログインできない旨を示す画面(図示せず)を表示させるデータをインターネット2を介して、パーソナルコンピュータ1に送信し、それ以後の動画の編集の処理を実行しない。
【0074】
受信したユーザIDおよびパスワードが、ユーザ情報管理データベース7に登録されていると判定された場合、動画編集用サーバ3は、ユーザ映像管理データベース4からユーザIDに対応して記録されている素材データを読み出して、サムネイルを生成して(素材データが動画像のデータの場合、最初の画面などからサムネイルが生成される。生成の処理は、データの方式に対応して実行され、例えば、JPEG(Joint Photographic Experts Group)方式のデータの場合、ファィルのヘッダに格納されているサムネイルのデータを抽出する。)、サムネイルを表示させる画面のデータをパーソナルコンピュータ1に送信する。
【0075】
図7は、パーソナルコンピュータ1が使用者の所有する素材データに対応するサムネイルを表示させる画面のデータを受信したとき、ブラウザプログラム11が表示させるユーザ映像サムネイル表示画面を示す図である。
【0076】
ユーザ映像サムネイル表示画面には、サムネイルを表示させるフィールド111、動画像、静止画像、または音声のデータなどを動画編集用サーバ3に送信させる処理を実行させるためのボタン112、ユーザ映像管理データベース4に記録されている素材データの属性を編集する処理を実行させるためのボタン113、および動画像の編集を動画編集用サーバ3に実行させる処理を実行するボタン114などが配置されている。
【0077】
フィールド111には、更に、1つの素材データに対応するサムネイルをその属性に対応するアイコンと共に表示するサムネイル表示フィールド121−1乃至121−9が配置されている。
【0078】
図7に示す例において、ブラウザプログラム11は、サムネイル表示フィールド121−1に、サムネイルに対応する素材データが静止画像のデータであることを示すカメラを模したアイコンと共に、静止画像である素材データのサムネイルを表示する。
【0079】
ブラウザプログラム11は、サムネイル表示フィールド121−2に、サムネイルに対応する素材データが動画画像のデータであることを示すビデオカメラを模したアイコン、動画像の再生を指示するアイコン、および動画像の再生を停止させるアイコンと共に、動画像である素材データのサムネイルを表示する。
【0080】
同様に、ブラウザプログラム11は、サムネイル表示フィールド121−3乃至121−9に、素材データのサムネイルと共に、素材データの方式に対応したアイコンを表示する。
【0081】
動画像、静止画像、または音声のデータなどを動画編集用サーバ3に送信させる処理を実行させるためのボタン112がクリックされたとき、ブラウザプログラム11は、図8に示すダイアログボックスを表示する。図8に例を示すダイアログボックスには、送信するデータが格納されているファイルのファイル名を入力するフィールド131、および送信を開始させるボタン132が配置されている。
【0082】
例えば、図8に示すように、フィールド131にファイル名”golf.mov”が入力されている場合、ボタン132がクリックされると、ブラウザプログラム11は、ファイル名が”golf.mov”であるファイルに格納されているデータを、例えば、HTTP(HyperText Transfer Protocol)の手続きに基づき、インターネット2を介して、動画編集用サーバ3に送信する。
【0083】
動画編集用サーバ3は、インターネット2を介して、パーソナルコンピュータ1から受信したデータを、パーソナルコンピュータ1の使用者が所有する素材データとしてユーザ映像管理データベース4に記録させる。
【0084】
図7に示す、サムネイル表示フィールド121−1乃至121−9のいずれかを選択して、ユーザ映像管理データベース4に記録されている素材データの属性を編集する処理を実行させるためのボタン113がクリックされたとき、ブラウザプログラム11は、選択したサムネイル表示フィールド121−1乃至121−9に対応する素材データの属性を編集するための、ダイアログボックスを表示する。
【0085】
図9は、サムネイルに対応する素材データの属性を編集するための、ダイアログボックスの例を示す図である。図9に例を示すダイアログボックスには、素材データのサムネイルを表示するフィールド141、素材データのタイトルを入力するためのフィールド142、素材データのカテゴリを入力するためのフィールド143、素材データの紹介文を入力するためのフィールド144、素材データを共有する設定を選択するボタン145−1、素材データを共有しない設定を選択するボタン145−2(ボタン145−1およびボタン145−2は、いずれか1つが選択される)が配置されている。
【0086】
更に、図9に例を示すダイアログボックスには、共有した素材データの利用を有料に設定するボタン146−1、共有した素材データの利用を無料に設定するボタン146−2(ボタン146−1およびボタン146−2は、いずれか1つが選択される)、共有した素材データの利用を有料に設定したときの料金を入力するフィールド147、および素材データの属性の送信を開始させるボタン148が配置されている。
【0087】
図9のダイアログボックスの例において、フィールド142には、素材データのタイトルとして”旅”が入力され、フィールド143には、素材データのカテゴリとして”旅”が入力され、フィールド144には、素材データの紹介文として”秋の遠足”が入力されている。また、図9のダイアログボックスの例において、素材データを共有する設定を選択するボタン145−1が選択され、共有した素材データの利用を有料に設定するボタン146−1が選択され、フィールド147には、利用料金として200円が入力されている。
【0088】
図9に示す状態から、ボタン148がクリックされると、ブラウザプログラム11は、パーソナルコンピュータ1に、フィールド142乃至フィールド147の入力または設定に対応した属性を、インターネット2を介して、動画編集用サーバ3に送信させる。動画編集用サーバ3は、属性を受信したとき、ユーザ映像管理データベース4に、図4を参照して説明したように、その素材データのデータIDに対応させて、属性を格納させる。
【0089】
その素材データを共有する旨の属性を受信したとき、動画編集用サーバ3は、素材データに対応するデータID、その素材データを所有する使用者のユーザID、およびその素材データの利用が有料か否かを示す有料フラグを、共有映像管理データベース5に格納させる。
【0090】
図7に示す、動画像の編集を動画編集用サーバ3に実行させる処理を実行するボタン114がクリックされたとき、ブラウザプログラム11は、図10に例を示す、編集画面を表示する。編集画面には、動画編集用サーバ3に、ユーザ映像管理データベース4から素材データのロードを開始させる読み込みボタン151が配置されている。
【0091】
読み込みボタン151がクリックされたとき、ブラウザプログラム11は、パーソナルコンピュータ1に、インターネット2を介して、素材データのロードを要求するデータを送信させる。素材データのロードを要求するデータを受信した動画編集用サーバ3は、ユーザ映像管理データベース4からパーソナルコンピュータ1の使用者が所有する動画像、静止画像、または音声などの素材データなどを読み出して、読み出した素材データに対応するサムネイルを生成して、サムネイルを表示させるデータをインターネット2を介して、パーソナルコンピュータ1に送信する。
【0092】
サムネイルを表示させるデータを受信したパーソナルコンピュータ1は、例えば、図11に示す編集素材選択画面を表示する。
【0093】
編集素材選択画面には、1つの素材データに対応するサムネイルを素材データの内容に対応するアイコンと共に表示するサムネイル表示フィールド161−1乃至161−9、選択した素材データを編集用テンポラリスペース6の作業用のスペースにロードさせるボタン162、パーソナルコンピュータ1の使用者が所有する全ての素材データを編集用テンポラリスペース6の作業用のスペースにロードさせるボタン163、および共有されている素材データのサムネイルを表示させる処理を開始するボタン164が配置されている。
【0094】
例えば、サムネイル表示フィールド161−3、サムネイル表示フィールド161−5、およびサムネイル表示フィールド161−7が選択されている場合、ボタン162がクリックされたとき、ブラウザプログラム11は、パーソナルコンピュータ1に、サムネイル表示フィールド161−3に対応する素材データ、サムネイル表示フィールド161−5に対応する素材データ、およびサムネイル表示フィールド161−7に対応する素材データのロードの要求を、インターネット2を介して動画編集用サーバ3に送信する。
【0095】
動画編集用サーバ3は、サムネイル表示フィールド161−3に対応する素材データ、サムネイル表示フィールド161−5に対応する素材データ、およびサムネイル表示フィールド161−7に対応する素材データのロードの要求を受信したとき、編集用テンポラリスペース6に編集用のメモリ空間を確保し、サムネイル表示フィールド161−3に対応する素材データ、サムネイル表示フィールド161−5に対応する素材データ、およびサムネイル表示フィールド161−7に対応する素材データをユーザ映像管理データベース4から読み出して、編集用テンポラリスペース6の編集用のメモリ空間にロードする(動画編集用サーバ3が編集可能な状態に記録する)。
【0096】
サムネイル表示フィールド161−3に対応する素材データ、サムネイル表示フィールド161−5に対応する素材データ、およびサムネイル表示フィールド161−7に対応する素材データをユーザ映像管理データベース4からロードしたとき、動画編集用サーバ3は、サムネイル表示フィールド161−3に対応する素材データ、サムネイル表示フィールド161−5に対応する素材データ、およびサムネイル表示フィールド161−7に対応する素材データをロードした旨を示すデータを、インターネット2を介して、パーソナルコンピュータ1に送信する。
【0097】
サムネイル表示フィールド161−3に対応する素材データ、サムネイル表示フィールド161−5に対応する素材データ、およびサムネイル表示フィールド161−7に対応する素材データをロードした旨を示すデータを受信したとき、パーソナルコンピュータ1は、図12に示すように、ロードした素材データのサムネイルを編集画面の所定の領域に表示させる。
【0098】
ボタン163がクリックされたとき、ブラウザプログラム11は、パーソナルコンピュータ1に、使用者が所有する全ての素材データのロードの要求を、インターネット2を介して動画編集用サーバ3に送信する。
【0099】
動画編集用サーバ3は、使用者が所有する全ての素材データのロードの要求をを受信したとき、編集用テンポラリスペース6に編集用のメモリ空間を確保し、使用者が所有する全ての素材データをユーザ映像管理データベース4から読み出して、編集用テンポラリスペース6の編集用のメモリ空間にロードする。
【0100】
使用者が所有する全ての素材データをユーザ映像管理データベース4からロードしたとき、動画編集用サーバ3は、使用者が所有する全ての素材データをロードした旨を示すデータを、インターネット2を介して、パーソナルコンピュータ1に送信する。
【0101】
使用者が所有する全ての素材データをロードした旨を示すデータを受信したとき、パーソナルコンピュータ1は、ロードしたデータのサムネイルを編集画面の所定の領域に表示させる。
【0102】
ボタン164がクリックされたとき、ブラウザプログラム11は、パーソナルコンピュータ1に、共有されている素材データのサムネイルの要求を、インターネット2を介して動画編集用サーバ3に送信する。
【0103】
動画編集用サーバ3は、共有されている素材データのサムネイルの要求を受信したとき、共有映像管理データベース5から共有されている素材データのデータIDを読み出す。
【0104】
動画編集用サーバ3は、編集用テンポラリスペース6に編集用のメモリ空間を確保し、共有映像管理データベース5から読み出したデータIDに対応する素材データを、ユーザ映像管理データベース4から読み出して、サムネイルを生成して、サムネイルを表示させるデータをパーソナルコンピュータ1に送信する。
【0105】
図13は、パーソナルコンピュータ1が共有されている素材データのサムネイルを表示させるデータを受信したとき、ブラウザプログラム11が表示させる共有映像サムネイル表示画面を示す図である。共有映像サムネイル表示画面には、共有されている1つの素材データに対応するサムネイルを素材データの内容に対応するアイコンと共に表示するサムネイル表示フィールド171−1乃至171−9、および選択した素材データを動画編集用サーバ3にロードさせるボタン172が配置されている。
【0106】
例えば、サムネイル表示フィールド171−1、サムネイル表示フィールド171−4、およびサムネイル表示フィールド171−6が選択されている場合、ボタン172がクリックされたとき、ブラウザプログラム11は、パーソナルコンピュータ1に、サムネイル表示フィールド171−1に対応する素材データ、サムネイル表示フィールド171−4に対応する素材データ、およびサムネイル表示フィールド171−6に対応する素材データのロードの要求を、インターネット2を介して動画編集用サーバ3に送信する。
【0107】
動画編集用サーバ3は、サムネイル表示フィールド171−1に対応する素材データ、サムネイル表示フィールド171−4に対応する素材データ、およびサムネイル表示フィールド171−6に対応する素材データのロードの要求を受信したとき、編集用テンポラリスペース6に編集用のメモリ空間を確保し、サムネイル表示フィールド171−1に対応する素材データ、サムネイル表示フィールド171−4に対応する素材データ、およびサムネイル表示フィールド171−6に対応する素材データをユーザ映像管理データベース4から読み出して、編集用テンポラリスペース6の編集用のメモリ空間にロードする。
【0108】
サムネイル表示フィールド171−1に対応する素材データ、サムネイル表示フィールド171−4に対応する素材データ、およびサムネイル表示フィールド171−6に対応する素材データをロードしたとき、動画編集用サーバ3は、サムネイル表示フィールド171−1に対応する素材データ、サムネイル表示フィールド171−4に対応する素材データ、およびサムネイル表示フィールド171−6に対応する素材データをロードした旨を示すデータを、インターネット2を介して、パーソナルコンピュータ1に送信する。
【0109】
サムネイル表示フィールド171−1に対応する素材データ、サムネイル表示フィールド171−4に対応する素材データ、およびサムネイル表示フィールド171−6に対応する素材データをロードした旨を示すデータを受信したとき、パーソナルコンピュータ1は、ロードした素材データのサムネイルを編集画面の所定の領域に表示させる。
【0110】
編集画面には、図14に示すように、更に、編集の素材となるテキストを入力するウィンドウ(図14の例では、テキスト”Personal Casting”が入力されている。ウィンドウの詳細は、図28を参照して後述する)などが配置されている。
【0111】
次に、編集画面の詳細について説明する。
【0112】
図15は、編集画面の一部の表示例を表している。同図に示すように、編集画面の左上方には、素材トレイ201が表示される。素材トレイ201には、図10を参照して説明した、読み込みボタン151が表示されている。なお、素材トレイ201は、図16に拡大して示されている。
【0113】
編集用テンポラリスペース6の編集用のメモリ空間にロードされ、動画像の編集対象とされた動画像または静止画像などの素材データは、素材トレイ201に素材クリップ211として表示される。図16に拡大して示されているように、素材クリップ211の右側には、その素材データのタイトル、動画像と静止画像の区別、並びに、再生時間が表示されている。スクロールバー212は、素材クリップ211の数が多くなり、素材トレイ201の範囲内にすべてを表示できなくなった場合に、素材クリップ211をスクロールさせるとき、使用者により操作される。
【0114】
なお、編集の対象(編集用テンポラリスペース6にロードされた素材データ。以下、素材クリップと称する。)とすることが可能なデータのファイルは、図17に示すような.MOV,.AVIといった拡張子を有する動画像のファイル、.BMP,.GIF,.JPG,.PNG,.PCTといった拡張子を有する静止画像のファイル、または.WAV,.AIFといった拡張子を有する音楽のファイルとすることができる。
【0115】
素材トレイ201の右側には、再生画面221が表示されている。使用者により、図示せぬポインティングデバイスが操作され、素材トレイ201に表示されている素材クリップ211のうち、所定のものが指定され、再生ボタン231が操作されると、その指定された画像が、再生画面221に再生表示される。この時、再生が進むにつれて、再生位置表示ボタン235は、左側から右側に再生位置に応じて、その表示位置が移動する。
【0116】
図18にも示すように、ポインタ234Lにより開始点を指定し、ポインタ234Rにより、終了点を指定することで、動画像像の所定の範囲をトリミングすることができる。トリミングされた場合、そのファイルのうちの、トリミングされた画像データだけが、実質的な編集対象の画像とされる。
【0117】
指定範囲再生ボタン232が操作されると、このようにしてトリミングされた範囲だけが再生画面221に表示される。巻戻しボタン236が操作された場合、再生画面221の表示画像が時間的に、新しい画像から古い画像の方向に巻戻し表示される。早送りボタン237が操作された場合には、再生画面221に表示されている画像が早送りされる。
【0118】
ストーリ再生モードの状態でモードボタン233が操作されると、モードが編集モードに変更され、編集モードの状態において、モードボタン233が操作されると、モードは、ストーリ再生モードに変更される。
【0119】
編集モードにおいて、例えば、再生ボタン231が操作されると、その時素材トレイ201の中から指定されている素材クリップ211が再生画面221に表示されるが、ストーリ再生モードが設定されている状態において、再生ボタン231が操作されると、後述するように、出力トレイ291に表示されている(編集用テンポラリスペース6に記録されているデータに対応する)、自動または手動で編集されたストーリ(シナリオ)が、始めから終わりまで再生される。
【0120】
マニュアルで(自動編集ではなく)編集処理を行うとき、使用者は、素材トレイ201に表示されている素材クリップ211の中から、所定のものを選択し、図19に示す画像トラック301上の複数の画像表示部301Aの任意の位置にドラッグアンドドロップすることで、所望のシナリオ(ストーリ)を作成する。一旦所定の画像表示部301Aにドラッグアンドドロップした画像(素材クリップ)は、さらに他の位置の画像表示部301A上にドラッグアンドドロップすることで移動させることが可能である。
【0121】
出力ボタン304は、マニュアルで編集されたストーリに対応する動画像をユーザ映像管理データベース4に保存するとき、操作される。
【0122】
使用者は、素材トレイ201上に音楽データのファイルが存在する場合には、そのファイルのアイコン(素材クリップ211)を出力トレイ291上のBGMトラック302にドラッグアンドドロップすることで、その音声をBGMとして対応させることができる。BGMトラック302上の音楽情報が割り当てられた長さは、その音楽情報の長さに対応している。従って、その音楽情報の長さが短い場合には、さらに別の音楽情報をBGMドラッグ302上にドラッグアンドドロップすることで割り当てることができる。
【0123】
再生画面221の右側には、ボリュームボタン241、色調ボタン242、及び再生速度ボタン243が表示されている。ボリュームボタン241が操作されると、図20に示すようなウィンドウ331がボリュームボタン241の下に表示される。使用者は、調整バー332を操作することで、編集対象とされている音声の出力時の音量を調整することができる。
【0124】
色調ボタン242が操作されると、図21に示すようなウィンドウ341が、色調ボタン242の下に表示される。この例においては、使用者は、調整バー342を操作することで、X線、ハイコントラスト、そのまま、セピア、またはモノクロのうちのいずれかの色調を選択することができる。
【0125】
再生速度ボタン243が操作されると、図22に示すようなウィンドウ351が、再生速度ボタン243の下に表示される。使用者は、調整バー352を操作することで、画像の再生速度を速くしたり、遅くしたり、調整することができる。
【0126】
再生速度ボタン243の下側には、エフェクト表示ボタン244が表示されている。使用者は、後述する図23に表示されている選択ボタンアイコン364、または図24に表示されている選択ボタンアイコン362を、エフェクト表示ボタン244にドラッグアンドドロップすることで、そのエフェクトを、再生画面221に表示されている素材に対して、割り当てることができる。
【0127】
ボリュームボタン241乃至エフェクト表示ボタン244の右側には、特殊効果トレイ261が表示されている。この特殊効果トレイ261には、タグ271−1乃至271−4が表示されている。
【0128】
タグ271−2が選択されると、図23に示されるように、テキストウィンドウが表示される。このウィンドウには、編集対象とされている画像361が表示される。フォントボタン362は、エフェクトを付与するテキストのフォントを選択するとき操作される。テキスト入力ウィンドウ363には、使用者がキーボード4を操作することで入力したテキストが表示される。選択ボタンアイコン364は、テキスト(文字列)に対して付加するエフェクトを選択するとき操作される。スクロールバー365は、選択ボタンアイコン364をスクロールさせるとき操作される。
【0129】
選択ボタンアイコン364のうち、所定のものをエフェクト表示ボタン244上にドラッグアンドドロップすることで、テキスト入力ウィンドウ363にその時入力表示されているテキストに対して、選択ボタンアイコン364で選択したテキストエフェクト(テキストアニメーション)を付加することができる。選択ボタンアイコン364をエフェクト表示ボタン244にドラッグアンドドロップした後、再生ボタン231を操作すると、選択したテキストエフェクトを付加した画像が、再生画面221に直ちに表示される。このようにして、使用者は、テキストエフェクトをリアルタイムで確認することができる。
【0130】
図23の例においては、「斜め合体」のテキストアニメーションが再生画面221に表示されている。
【0131】
図24は、タグ271−3が選択された場合の表示例を表している。このタグ271−3が選択されると、同図に示すように、エフェクトウィンドウが表示される。このウィンドウには、編集対象とされている画像381が表示されるとともに、その下方にアニメーションエフェクトを選択するための選択ボタンアイコン362が表示される。スクロールバー363は、選択ボタンアイコン362をスクロールさせるとき操作される。
【0132】
この場合にも、選択ボタンアイコン362のうち、所定のものをエフェクト表示ボタン244上にドラッグアンドドロップすることで、所定のアニメーションエフェクトを選択することができる。この選択を行った後、再生ボタン231が操作されると、再生画面221にアニメーションエフェクトが付加された画像がリアルタイムで表示される。図24の例においては、「ときめき」のアニメーションエフェクトが表示されている。
【0133】
図25は、タグ271−4が選択された場合の表示例を表している。この場合、同図に示すように、トランジションウィンドウが表示される。このウィンドウには、選択ボタンアイコン391が表示され、使用者は、複数の選択ボタンアイコン391の中から所定のものを選択することができる。この選択が行われた場合、表示部393にその選択されたトランジションに対応する模式的な画像が表示される。スクロールバー392が操作された場合、選択ボタンアイコン391がスクロールされる。
【0134】
使用者は、所定の選択ボタンアイコン391を選択した後、それを図26に示す画像トラック301のトランジション表示部301Bにドラッグアンドドロップすることで、その前後に隣接する画像表示部301Aに表示されている画像(素材クリップ)に対してトランジションを付加することができる。
【0135】
例えば、ワイプのトランジションが設定された場合、図27に示すように、図の左側に表示されている画像が徐々に右側に移動しながら、次第に右側に表示されている画像を隠すようにして、トランジションが行われる。
【0136】
タグ271−1が選択されると、図28に拡大して示されているように、自動編集のためのシェーカウィンドウが表示される。このシェーカウィンドウには選択ボタン281−1乃至281−5が表示されている。この選択ボタン281−1乃至281−5には、それぞれ、所定のシナリオ(ストーリ)が予め対応されている。各シナリオには、それぞれ予め設定された所定の音楽が対応されており、その音楽は、図28の最も左側の選択ボタン281−1に対応するものが最もテンポの遅いものとされ、最も右側の選択ボタン281−5に対応するものが、最も速く激しいものとされている。それらの間の選択ボタン281−2乃至281−4に対応する音楽は、それぞれ、その中間のテンポの音楽とされている。
【0137】
具体的には、選択ボタン281−1にはアンビエント音楽(環境音楽)が、選択ボタン281−2にはピアノ曲が、選択ボタン281−3にはジャズ音楽が、選択ボタン281−4にはヒップホップ音楽が、そして選択ボタン281−5にはテクノ調音楽が、それぞれ対応付けられている。
【0138】
従って、これらの音楽に対応して、選択ボタン281−1に対応するシナリオを構成するシーンの数は比較的少ないもの(シーンの変化数が少ないもの)とされている。これに対して、選択ボタン281−5に対応されているシナリオは、そのシーン数が多いもの(シーンの変化の回数が多いもの)とされている。なお、選択ボタン281−1乃至281−5に対応しているシナリオの長さは、全て同一とされ、この例においては、30秒とされている。
【0139】
ループボタン282は、自動編集により生成する30秒のシナリオが、繰り返し再生されることを前提とするものとするとき、使用者により操作される。テキストシェイクボタン283は、テキスト(文字)をシェイクする時、使用者により操作される。このテキストシェイクボタン283が操作されると、ウィンドウ284が表示され、使用者は、このウィンドウ284に、図示せぬキーボードを操作することで、編集対象とする(テキストシェイクする)テキスト(文字列)を入力することができる。この例においては、「頑張ろう」、「順子ちゃん」、「ハッピー!!」の3つの文字列が入力表示されている。
【0140】
シェイクボタン285は、シェイク(自動編集)を開始するとき、使用者により操作される。動画編集用サーバ3が実行するシェイク(自動編集)の処理の詳細については、図41乃至図43のフローチャートを参照して後述する。
【0141】
シェイクボタン285がクリックされて、動画編集用サーバ3がシェイクを実行しているとき、パーソナルコンピュータ1は、図29に例を示す、動画編集用サーバ3がシェイクを実行中であることを示す画面を表示する。動画編集用サーバ3のシェイクが終了したとき、パーソナルコンピュータ1は、図30に例を示す、動画編集用サーバ3のシェイクが終了したことを示す画面を表示する。
【0142】
動画編集用サーバ3のシェイクが終了したことを示す画面を表示している場合、図示せぬキーボードが操作されたとき、パーソナルコンピュータ1は、図31に例を示す、シェイクされた画像を再生、または保存するための確認画面を表示させる。
【0143】
図31に示す確認画面には、シェイクされた画像の再生を指示するボタン401、編集用テンポラリスペース6に記録されているシェイクされた画像の使用者映像管理データベース4への記録を指示するボタン402、および再度シェイクを実行するため図14に例を示す状態に戻るボタン403が配置されている。
【0144】
次に、パーソナルコンピュータ1および動画編集用サーバ3による処理について説明する。
【0145】
図32は、パーソナルコンピュータ1および動画編集用サーバ3による画像の編集の全体の処理を説明するフローチャートである。ステップS11において、動画編集用サーバ3の動画編集用プログラム12は、インターネット2を介して、パーソナルコンピュータ1から送信された、ユーザIDおよびパスワードのデータを基に、ログインの処理を実行する。ステップS11の処理において、パーソナルコンピュータ1から送信された、ユーザIDおよびパスワードのデータが正当でないと判定された場合、ステップS12以降の処理は、スキップされ、処理は終了する。
【0146】
ステップS11の処理において、パーソナルコンピュータ1から送信された、ユーザIDおよびパスワードのデータが正当であると判定された場合、ステップS12に進み、パーソナルコンピュータ1のブラウザプログラム11は、動画編集用サーバ3から使用者が所有する素材データのサムネイルを受信して、サムネイルを表示させる。
【0147】
ステップS13において、ボタン112がクリックされたとき、パーソナルコンピュータ1のブラウザプログラム11は、動画編集用サーバ3に素材データをアップロードさせる処理を実行させる。
【0148】
ステップS14において、ボタン113がクリッククリックされたとき、パーソナルコンピュータ1のブラウザプログラム11は、動画編集用サーバ3に、素材データの属性の設定の処理を実行させる。
【0149】
ステップS15において、ボタン162がクリックされたとき、パーソナルコンピュータ1のブラウザプログラム11は、動画編集用サーバ3に、ユーザ映像管理データベース4に記録されている、使用者が所有する素材データをロードさせる処理を実行させる。
【0150】
ステップS16において、ボタン172がクリックされたとき、パーソナルコンピュータ1のブラウザプログラム11は、動画編集用サーバ3に、ユーザ映像管理データベース4に記録されている、共有している素材データをロードさせる処理を実行させる。
【0151】
ステップS17において、シェイクボタン285がクリックされたとき、パーソナルコンピュータ1のブラウザプログラム11は、動画編集用サーバ3に、ステップS15またはステップS16の処理でロードした素材データを基に、自動編集の処理を実行させる。
【0152】
ステップS18において、ボタン401がクリックされたとき、パーソナルコンピュータ1のブラウザプログラム11は、動画編集用サーバ3に、ステップS17の自動編集の処理で生成した動画像を送信させ、パーソナルコンピュータ1が動画像を表示する、確認の処理を実行する。
【0153】
ステップS19において、ボタン402がクリックされたとき、パーソナルコンピュータ1は、動画編集用サーバ3に、編集用テンポラリスペース6に記録されている自動編集の処理で生成された動画像を、ユーザ映像管理データベース4に記録させ、処理は終了する。
【0154】
このように、動画編集用サーバ3は、パーソナルコンピュータ1の要求に対応して、パーソナルコンピュータ1の使用者が所有する素材データ、および共有している素材データなどを基に、自動編集して、動画像を生成し、生成した動画像をユーザ映像管理データベース4に、使用者のユーザIDに対応させて記録させることができる。
【0155】
次に、図32のステップS11の処理に対応する、ログインの処理の詳細を図33のフローチャートを参照して説明する。ステップS1101において、ブラウザプログラム11は、図6に示すボタン103がクリックされたか否かを判定し、ボタン103がクリックされていないと判定された場合、ボタン103がクリックされるまで、ステップS1101の処理を繰り返す。
【0156】
ステップS1101において、ボタン103がクリックされたと判定された場合、ステップS1102に進み、ブラウザプログラム11は、フィールド101に入力されたユーザIDを読み取る。ステップS1103において、ブラウザプログラム11は、フィールド102に入力されたパスワードを読み取る。
【0157】
ステップS1104において、ブラウザプログラム11は、ステップS1102の処理で読み取ったユーザID、およびステップS1103の処理で読み取ったパスワードを、インターネット2を介して、動画編集用サーバ3に送信する。
【0158】
ステップS2101において、動画編集プログラム12は、パーソナルコンピュータ1が送信したユーザIDおよびパスワードを受信する。ステップS2102において、動画編集プログラム12は、ユーザ情報管理データベース7に記録されているユーザIDおよび対応するパスワードを基に、受信したユーザIDおよびパスワードが正当であるか否かを判定し、受信したユーザIDおよびパスワードが正当であると判定された場合、ステップS2103に進み、ユーザ情報管理データベース7がユーザIDに対応して記録されているディレクトリ情報を基に、ユーザ映像管理データベース4のユーザエリア(例えば、所定のフォルダ)にログインして、処理は終了する。
【0159】
ステップS2102において、受信したユーザIDおよびパスワードが正当でないと判定された場合、ステップS2103の処理はスキップされ、動画編集プログラム12は、ユーザ映像管理データベース4へのアクセスを許可せず、以下で説明する処理は実行されない。
【0160】
以上のように、パーソナルコンピュータ1が正当なユーザIDおよびパスワードを送信したとき、動画編集用サーバ3は、ユーザ映像管理データベース4の所定のユーザエリアにアクセスできるようになる。パーソナルコンピュータ1が正当でないユーザIDおよびパスワードを送信したとき、動画編集用サーバ3は、以後の処理を実行せず、パーソナルコンピュータ1によるアクセスは拒絶される。
【0161】
次に、図32のステップS12の処理に対応する、使用者が所有する素材データのサムネイルの表示の処理の詳細を図34のフローチャートを参照して説明する。ステップS2201において、動画編集プログラム12は、ユーザ映像管理データベース4のログインしたユーザエリアから、ユーザIDに対応するファイル名を読み出し、読み出したファイル名に対応するファイルに格納されている素材データを読み込む。
【0162】
ステップS2202において、動画編集プログラム12は、ステップS2201の処理で読み込んだファイルに格納されているデータを基に、サムネイルを生成する。ステップS2203において、動画編集プログラム12は、ステップS2202の処理で生成したサムネイルをインターネット2を介してパーソナルコンピュータ1に送信する。
【0163】
ステップS1201において、ブラウザプログラム11は、動画編集用サーバ3が送信したサムネイルを受信する。ステップS1202において、ブラウザプログラム11は、ステップS1201の処理で受信したサムネイルを、表示して、処理は終了する。
【0164】
このように、パーソナルコンピュータ1は、使用者がユーザ映像管理データベース4に記録させている動画像のデータなどのサムネイルを表示させることができる。
【0165】
次に、図32のステップS13の処理に対応する、動画像のデータなどのアップロードの処理の詳細を図35のフローチャートを参照して説明する。ステップS1301において、ブラウザプログラム11は、図8に示すダイアログボックスを表示する。ステップS1302において、ブラウザプログラム11は、フィールド131に入力された、アップロードする動画像などのデータが格納されているファイルのファイル名を読み込む。
【0166】
ステップS1303において、ブラウザプログラム11は、送信を指示するボタン132がクリックされたか否かを判定し、ボタン132がクリックされていないと判定された場合、ステップS1302に戻り、ファイル名の読み込みの処理を繰り返す。
【0167】
ステップS1303において、ボタン132がクリックされたと判定された場合、ステップS1304に進み、ブラウザプログラム11は、ステップS1302の処理で読み取ったファイル名のファイルを開いて、ファイルに格納されているデータをインターネット2を介して、動画編集用サーバ3に送信する。
【0168】
ステップS2301において、動画編集プログラム12は、ブラウザプログラム11が送信したデータを受信する。ステップS2302において、動画編集プログラム12は、受信したデータにデータIDを割り当てて、ユーザ映像管理データベース4に、ブラウザプログラム11の使用者に対応するユーザエリア(ユーザ情報管理データベース7がユーザIDに対応させて記録しているディレクトリ情報により特定される)に素材データとして記録させる。
【0169】
ステップS2303において、動画編集プログラム12は、ユーザ映像管理データベース4に、図4を参照して説明した、生成したデータIDと共に、そのデータIDに対応する属性を記録させて、ユーザ映像管理データベース4に記録されているデータを更新させ、処理は終了する。
【0170】
このように、動画編集用サーバ3は、ユーザ映像管理データベース4に、パーソナルコンピュータ1から受信した動画像のデータなどを記録させると共に、生成したデータID(素材データに対応する)と属性を記録させることができる。
【0171】
次に、図32のステップS14の処理に対応する、素材データの属性の設定の処理の詳細を図36のフローチャートを参照して説明する。ステップS1401において、ブラウザプログラム11は、図7に示すサムネイル表示フィールド121−1乃至121−9のいずれかを選択して、属性を編集する素材データを選択する。
【0172】
ステップS1402において、ブラウザプログラム11は、素材データの属性を編集する処理を実行させるためのボタン113がクリックされたか否かを判定し、ボタン113がクリックされていないと判定された場合、ステップS1401に戻り、素材データの選択の処理を繰り返す。
【0173】
ステップS1402において、ボタン113がクリックされたと判定された場合、ステップS1403に進み、ブラウザプログラム11は、図9に示すデータの属性を編集するためのダイアログボックスを表示する。ステップS1404において、ブラウザプログラム11は、フィールド141、フィールド142、およびフィールド143などに設定された、素材データの属性を読み取る。
【0174】
ステップS1405において、ブラウザプログラム11は、属性の送信を開始させるボタン148がクリックされたか否かを判定し、属性の送信を開始させるボタン148がクリックされていないと判定された場合、ステップS1404に戻り、素材データの属性を読み込む処理を繰り返す。
【0175】
ステップS1405において、属性の送信を開始させるボタン148がクリックされたと判定された場合、ステップS1406に進み、ブラウザプログラム11は、データIDと共に、ステップS1404の処理で読み取った素材データの属性を、インターネット2を介して、動画編集用サーバ3に送信する。
【0176】
ステップS2401において、動画編集プログラム12は、パーソナルコンピュータ1が送信した、データIDと共に、素材データの属性を受信する。ステップS2402において、動画編集プログラム12は、データIDに対応する、受信した素材データの属性をユーザ映像管理データベース4に登録する。
【0177】
ステップS2403において、動画編集プログラム12は、素材データの属性を基に、属性が送信された素材データを共有するか否かを判定し、属性が送信された素材データを共有すると判定された場合、ステップS2404に進み、素材データに対応するデータID、ユーザID、および有料フラグなどを共有映像管理データベース5に登録して、処理は終了する。共有する旨の属性が登録された素材データは、その素材データを所有していない他の使用者のパーソナルコンピュータ1から読み出され、利用されることが可能になる。
【0178】
ステップS2403において、属性が送信された素材データを共有しないと判定された場合、共有映像管理データベース5への登録の処理は必要ないので、ステップS2404の処理はスキップされ、処理は終了する。
【0179】
以上のように、動画編集用サーバ3は、パーソナルコンピュータ1から受信した素材データの属性をユーザ映像管理データベース4に登録すると共に、共有が設定されている素材データに対応するデータID、ユーザID、および有料フラグなどを共有映像管理データベース5に登録することができる。
【0180】
次に、図32のステップS15の処理に対応する、使用者が所有する素材データのロードの処理の詳細を図37のフローチャートを参照して説明する。ステップS1501において、ブラウザプログラム11は、ユーザIDと共に使用者の素材データのロードの要求を、インターネット2を介して、動画編集用サーバ3に送信する。
【0181】
ステップS2501において、動画編集プログラム12は、インターネット2を介して、パーソナルコンピュータ1から送信された、ユーザIDと使用者の素材データのロードの要求を受信する。ステップS2502において、動画編集プログラム12は、受信したユーザIDがユーザ情報管理データベース7に記録されているか否かをチェックする。受信したユーザIDがユーザ情報管理データベース7に記録されていないとき、動画編集用サーバ3は、処理を終了させ、以下の処理を実行しない。
【0182】
受信したユーザIDがユーザ情報管理データベース7に記録されているとき、ステップS2503に進み、動画編集プログラム12は、ユーザ情報管理データベース7からユーザIDに対応するディレクトリ情報を読み出し、読み出したディレクトリ情報を基にユーザ映像管理データベース4から使用者が所有する素材データをデータIDと共に読み込む。ステップS2504において、動画編集プログラム12は、ステップS2503の処理で読み込まれた素材データを基に、サムネイルを生成する。
【0183】
ステップS2505において、動画編集プログラム12は、データIDに対応させて生成したサムネイルをインターネット2を介して、パーソナルコンピュータ1に送信する。
【0184】
ステップS1502において、ブラウザプログラム11は、動画編集用サーバ3が送信したデータIDとサムネイルを受信する。ステップS1503において、ブラウザプログラム11は、図11に例を示す画面にサムネイルを表示する。
【0185】
ステップS1504において、ブラウザプログラム11は、サムネイル表示フィールド161−1乃至161−9の選択を基に、素材データの選択を読み込む。ステップS1505において、ブラウザプログラム11は、選択したデータを編集用テンポラリスペース6の作業用のスペースにロードさせるボタン162がクリックされたか否かを判定し、ボタン162がクリックされていないと判定された場合、ステップS1504に戻り、素材データの選択を読み込む処理を繰り返す。
【0186】
ステップS1505において、ボタン162がクリックされたと判定された場合、ステップS1506に進み、ブラウザプログラム11は、インターネット2を介して、選択された素材データのデータIDを動画編集用サーバ3に送信する。
【0187】
ステップS2506において、動画編集プログラム12は、パーソナルコンピュータ1から送信されたデータIDを受信する。ステップS2507において、動画編集プログラム12は、編集用テンポラリスペース6に作業用のスペースを確保する。ステップS2507の処理で確保される編集用テンポラリスペース6の作業用のスペースは、素材データをロード(記録)し、素材データを編集するのに十分な大きさのメモリ空間である。
【0188】
ステップS2508において、動画編集プログラム12は、ユーザ映像管理データベース4から、受信したデータIDに対応する使用者が所有する素材データを読み込み、編集用テンポラリスペース6の作業用のスペースにロードする。
【0189】
ステップS2509において、動画編集プログラム12は、選択された使用者が所有する素材データをロードした旨のデータを、インターネット2を介して、パーソナルコンピュータ1に送信する。
【0190】
ステップS1507において、ブラウザプログラム11は、選択された使用者が所有する素材データをロードした旨のデータを受信する。ステップS1508において、ブラウザプログラム11は、図12に示す画面により、選択された使用者が所有するデータをロードした旨を表示し、処理は終了する。
【0191】
このように、動画編集用サーバ3は、パーソナルコンピュータ1の使用者が選択した素材データを編集用テンポラリスペース6の作業用のスペースにロードする。編集用テンポラリスペース6の作業用のスペースに選択されたデータがロードされたとき、ブラウザプログラム11は、その素材データをロードした旨を表示する。
【0192】
次に、図32のステップS15の他の処理に対応する、使用者が所有する全ての素材データのロードの処理の詳細を図38のフローチャートを参照して説明する。ステップS1601乃至ステップS1603の処理は、図37に示すステップS1501乃至ステップS1503の処理とそれぞれ同様であるので、その説明は省略する。
【0193】
ステップS1604において、使用者が所有する全ての素材データをロードさせるボタン163がクリックされたか否かを判定し、ボタン163がクリックされていないと判定された場合、ステップS1604の処理に戻り、判定の処理を繰り返す。
【0194】
ステップS1604において、ボタン163がクリックされたと判定された場合、ステップS1605に進み、ブラウザプログラム11は、インターネット2を介して、全ての素材データのロードの要求を動画編集用サーバ3に送信する。
【0195】
ステップS2606において、動画編集プログラム12は、パーソナルコンピュータ1から送信された、全ての素材データのロードの要求を受信する。ステップS2607において、動画編集プログラム12は、編集用テンポラリスペース6に作業用のスペースを確保する。ステップS2608において、動画編集プログラム12は、ユーザ映像管理データベース4から、使用者が所有する全ての素材データを読み込み、編集用テンポラリスペース6の作業用のスペースにロードする。
【0196】
ステップS2609において、動画編集プログラム12は、使用者が所有する全ての素材データをロードした旨のデータを、インターネット2を介して、パーソナルコンピュータ1に送信する。
【0197】
ステップS1606において、ブラウザプログラム11は、使用者が所有する全ての素材データをロードした旨のデータを受信する。ステップS1607において、ブラウザプログラム11は、図12に示す画面により、使用者が所有する全ての素材データをロードした旨を表示し、処理は終了する。
【0198】
このように、パーソナルコンピュータ1の要求に対応して動画編集用サーバ3は、パーソナルコンピュータ1の使用者が所有する全ての素材データを編集用テンポラリスペース6の作業用のスペースにロードする。編集用テンポラリスペース6の作業用のスペースに使用者が所有する全ての素材データがロードされたとき、パーソナルコンピュータ1は、その旨を表示する。
【0199】
次に、図32のステップS16の処理に対応する、共有している素材データのロードの処理の詳細を図39のフローチャートを参照して説明する。ステップS1701において、ブラウザプログラム11は、ユーザIDと共に共有している素材データのロードの要求を、インターネット2を介して、動画編集用サーバ3に送信する。
【0200】
ステップS2701において、動画編集プログラム12は、インターネット2を介して、パーソナルコンピュータ1から送信された、ユーザIDと共に共有している素材データのロードの要求を受信する。ステップS2702において、動画編集プログラム12は、受信したユーザIDがユーザ情報管理データベース7に記録されているか否かをチェックする。受信したユーザIDがユーザ情報管理データベース7に記録されていないと判定されたとき、動画編集プログラム12は、処理を終了させ、以後の処理を実行しない。
【0201】
ステップS2702において、受信したユーザIDがユーザ情報管理データベース7に記録されていると判定されたとき、ステップS2703に進み、動画編集プログラム12は、共有映像管理データベース5から共有している素材データのデータIDを読み出し、読み出したデータIDを基にユーザ映像管理データベース4から共有している素材データを読み込む。すなわち、共有している素材データを読み込む処理において、動画編集プログラム12は、データIDに対応する素材データを、ユーザ映像管理データベース4の、他の使用者に対応するユーザエリアから読み込む。
【0202】
ステップS2704において、動画編集プログラム12は、ステップS2703の処理で読み込まれた素材データを基に、サムネイルを生成する。
【0203】
ステップS2705において、動画編集プログラム12は、データIDに対応させて生成したサムネイルを、インターネット2を介して、パーソナルコンピュータ1に送信する。
【0204】
ステップS1702において、ブラウザプログラム11は、動画編集用サーバ3が送信したデータIDと共有している素材データのサムネイルを受信する。ステップS1703において、ブラウザプログラム11は、図13に例を示す画面に共有している素材データのサムネイルを表示する。
【0205】
ステップS1704において、ブラウザプログラム11は、サムネイル表示フィールド171−1乃至171−9の選択を基に、素材データの選択を読み込む。ステップS1705において、ブラウザプログラム11は、選択した素材データを編集用テンポラリスペース6の作業用のスペースにロードさせるボタン172がクリックされたか否かを判定し、ボタン172がクリックされていないと判定された場合、ステップS1704に戻り、素材データの選択を読み込む処理を繰り返す。
【0206】
ステップS1705において、ボタン172がクリックされたと判定された場合、ステップS1706に進み、ブラウザプログラム11は、インターネット2を介して、選択された素材データに対応するデータIDを動画編集用サーバ3に送信する。
【0207】
ステップS2706において、動画編集プログラム12は、パーソナルコンピュータ1から送信されたデータIDを受信する。ステップS2707において、動画編集プログラム12は、データIDに対応する有料フラグを共有映像管理データベース5にから読み出して、ロードするデータが有料か否かを判定し、有料であると判定された場合、ステップS2708に進み、ユーザ映像管理データベース4からデータIDに対応する料金を読み出して、ユーザ情報管理データベース7のサービス利用料を更新して、課金する。
【0208】
ステップS2707において、有料でないと判定された場合、課金の処理は必要ないので、ステップS2708の処理はスキップされ、処理はステップS2709に進む。
【0209】
ステップS2709において、動画編集プログラム12は、編集用テンポラリスペース6に作業用のスペースを確保する。ステップS2710において、動画編集プログラム12は、ユーザ映像管理データベース4から、受信したデータIDに対応する共有している素材データを読み込み、編集用テンポラリスペース6の作業用のスペースにロードする。
【0210】
ステップS2711において、動画編集プログラム12は、選択された共有している素材データをロードした旨のデータを、インターネット2を介して、パーソナルコンピュータ1に送信する。
【0211】
ステップS1707において、ブラウザプログラム11は、選択された共有している素材データをロードした旨のデータを受信する。ステップS1708において、ブラウザプログラム11は、選択された共有している素材データをロードした旨を表示し、処理は終了する。
【0212】
このように、動画編集用サーバ3は、パーソナルコンピュータ1の使用者が選択した共有している素材データを、編集用テンポラリスペース6の作業用のスペースにロードして、その素材データが有料のとき、課金の処理を実行する。編集用テンポラリスペース6の作業用のスペースに選択された、共有している素材データがロードされたとき、パーソナルコンピュータ1は、その素材データをロードした旨を表示する。
【0213】
次に、図32のステップS17の処理に対応する、自動編集の処理の詳細を図40のフローチャートを参照して説明する。ステップS1801において、ブラウザプログラム11は、ウィンドウ284に入力されたテキストを読み込む。ステップS1802において、ブラウザプログラム11は、選択ボタン281−1乃至281−5のいずれかの選択、ループボタン282、またはテキストシェイクボタン283の選択などの自動編集の設定を読み込む。
【0214】
ステップS1803において、ブラウザプログラム11は、シェイクボタン285がクリックされたか否かを判定し、シェイクボタン285がクリックされていないと判定された場合、ステップS1801に戻り、テキストの読み込みおよび設定の読み込みの処理を繰り返す。
【0215】
ステップS1803において、シェイクボタン285がクリックされたと判定された場合、ステップS1804に進み、ブラウザプログラム11は、ステップS1801の処理で読み込んだテキスト、およびステップS1802の処理で読み込んだ自動編集の設定を、インターネット2を介して、動画編集用サーバ3に送信する。
【0216】
ステップS2801において、動画編集プログラム12は、パーソナルコンピュータ1が送信したテキストおよび自動編集の設定を受信する。ステップS2802において、動画編集プログラム12は、インターネット2を介して、パーソナルコンピュータ1に自動編集の処理中を示す画面のデータを送信する。
【0217】
ステップS1805において、ブラウザプログラム11は、動画編集用サーバ3が送信した自動編集の処理中を示す画面のデータを受信する。ステップS1806において、ブラウザプログラム11は、図29に例を示す、自動編集の処理中を示す画面を表示する。
【0218】
ステップS2803において、動画編集プログラム12は、シェーカ処理を実行する。シェーカ処理の詳細は、図41乃至図43のフローチャートを参照して後述する。
【0219】
ステップS2804において、動画編集プログラム12は、シェーカ処理により生成された動画像のデータを、編集用テンポラリスペース6の作業用のスペースに1つのファイルとして保存する。ステップS2805において、動画編集プログラム12は、インターネット2を介して、パーソナルコンピュータ1に自動編集の処理を終了した旨を示す画面のデータを送信する。
【0220】
ステップS1805において、ブラウザプログラム11は、動画編集用サーバ3が送信した自動編集の処理を終了した旨を示す画面のデータを受信する。ステップS1806において、ブラウザプログラム11は、図30に例を示す、自動編集の処理を終了した旨を示す画面を表示し、処理は終了する。
【0221】
このように、パーソナルコンピュータ1は、動画編集用サーバ3に自動編集の処理を実行させることができる。
【0222】
次に、図41乃至図43のフローチャートを参照して、図40のステップS2803のシェーカ処理(自動編集処理)の詳細について説明する。なお、以下の処理は、特に、説明しない限り、基本的に動画編集プログラム12により実行される。最初にステップS51において、編集用テンポラリスペース6の作業用のスペースにロードされている素材データを素材クリップとして読み込み処理が実行される。すなわち、上述したように、動画編集プログラム12は、ユーザ映像管理データベース4から使用者により指定された素材データなどを自動編集処理の対象(素材クリップ)として編集用テンポラリスペース6の作業用のスペースにロードしている。
【0223】
なお、この時取り込まれる素材データは、ユーザ映像管理データベース4に記録されているものだけでなく、インターネット2を介して、図示せぬWebサーバから取り込まれたものや、ドライブ42により磁気ディスク61、光ディスク62、光磁気ディスク63、または半導体メモリ64などより取り込まれたものとすることも可能である。
【0224】
次に、ステップS52に進み、動画編集プログラム12は、シェイク対象として、テキストが受信されていれば、その受信されたテキストを取り込む処理を実行する。すなわち、使用者は、自動編集処理を行うとき、タグ271−1を操作して、シェイカーウィンドウを表示させる(図28)。そしてテキストシェイクを行う場合、使用者は、さらに、テキストシェイクボタン283を操作する。これにより、図28に示すように、ウィンドウ284が表示される。この時、使用者は、キーボードなどを操作して、シェイクすべきテキストを入力する。パーソナルコンピュータ1はこのテキストを取り込み、ウィンドウ284に表示させる。
【0225】
入力されたテキストは、シェーカ処理の実行に先立って、図20のステップS2801の処理で動画編集用サーバ3に受信されている。
【0226】
また、使用者は、5つの選択ボタン281−1乃至281−5から1つを指定する。この選択ボタン281−1乃至281−5には、それぞれ所定のシナリオ(動画編集用サーバ3に記録されている。)が予め対応されており、この選択ボタン281を選択することで、そのシナリオを選択することになる。動画編集プログラム12は、選択ボタン281の選択に対応したデータを図20のステップS2801の処理で受信している。
【0227】
そこで、動画編集プログラム12は、ステップS53において、選択ボタン281−1乃至281−5の選択の設定を読み取る処理を実行する。
【0228】
例えば、選択ボタン281−1には、図44(A)に示すようなシナリオが対応されている。このシナリオは、シーン1乃至シーン4の4つのシーンにより構成されている。シーン1乃至シーン4は、それぞれ時間T1乃至T4の長さを有している。そして、この例の場合、シーン1には、アニメーション効果が付加され、シーン2には、モノクロの色調整処理が行われる。そしてシーン1とシーン2の間には、トランジションが付加される。さらにこのシナリオには、音楽M1が対応されている。
【0229】
その詳細は後述するが、動画編集プログラム12は、素材トレイ201に表示された素材クリップの画像情報の中から所定のものをランダムに選択して、シーン1乃至シーン4に割り当てる処理を実行する。その結果、この予め用意されたシナリオに沿った編集処理が、動画編集プログラム12により、自動的に行われることになる。
【0230】
図44(B)は、選択ボタン281−2に対応されているシナリオを表している。このシナリオは、シーン1乃至シーン5の5つのシーンにより構成されており、それぞれのシーンの長さは、T11乃至T15とされている。シーン2にはセピア色、シーン3にはランダム効果、シーン4とシーン5の間にはトランジションが付加されている。そして、音楽は、M2とされている。
【0231】
図示は省略するが、このようなシナリオが選択ボタン281−3乃至281−5にも対応され、予め用意されている。
【0232】
選択ボタン281−1乃至281−5の選択の設定は、シェーカ処理の実行に先立って、図20のステップS2801の処理で動画編集用サーバ3に受信されている。
【0233】
ステップS54において、動画編集プログラム12は、ループの設定を読み取る処理を実行する。すなわち、使用者は、編集して得られたシナリオを連続して繰り返し再生することを前提とするとき、ループボタン282を操作する。動画編集プログラム12は、ループボタン282の設定に対応したデータを図20のステップS2801の処理で受信している。この操作が行われたとき、ステップS54において、動画編集プログラム12は、ループボタン282の設定に対応したデータを記憶する。
【0234】
例えば、選択ボタン281−1に対応されているシナリオは、基本的に図44(A)に示すように構成されているのであるが、ループボタン282が操作されない場合の(連続して繰り返し再生しないことを前提とする)シーンは、より正確には、例えば図45(A)に示すように構成されている。すなわち、シーン1(SC1)の冒頭には、フェードインする部分SC1’が形成されており、最後のシーン4(SC4)には、フェードアウトする部分SC4’が形成されている。また、音楽M1にも、その最後には、無音部分M1’が形成されている。
【0235】
従って、図45(A)に示すように構成されているシナリオに基づいて編集された情報を、敢えて連続して繰り返し再生すると、図45(B)に示すようになる。すなわち、フェードインの部分SC1’により再生が開始され、シーン1、シーン2、シーン3、シーン4が再生された後、フェードアウトの部分SC4’により、1回目の再生が終了する。そしてそれに続いて、再び、フェードインのシーンSC1’の画像の再生が開始され、シーン1、シーン2、シーン3、シーン4と再生され、再びフェードアウト部分SC4’が表示される。音楽も、1回目の再生と2回目の再生の境界部分Aにおいては、無音部分M1’が再生される。従って、視聴者は、境界部分Aにおいて、一旦再生が終了したことを容易に認識することができる。
【0236】
これに対して、選択ボタン281−1が選択された後、さらにループボタン282も操作された場合には、図45(C)に示すようなシナリオが選択される。
【0237】
このシナリオは、シーン1乃至シーン4の4つのシーンにより構成されているが、シーン1の先頭と、シーン4の最後は、シーン4に続けて、シーン1が再生されたとしても、その変化が、例えば、シーン1とシーン2との切り替え、或いは、シーン2とシーン3の切り替え、さらには、シーン3とシーン4の切り替えのタイミングと同様に、シーンは変わるが、1つのシナリオが終了したと認識されないような構成とされている。すなわち、単に、画面が切り替えられたに過ぎないと認識され得るような構成とされている。
【0238】
同様に、音楽M1の先頭から終端部までの再生に続けて、再び音楽M1を連続して再生したとしても、その部分において、シーンが終了したと認識されないような構成とされている。
【0239】
その結果、図45(D)に示すように、シーン1乃至シーン4に続けて、再びシーン1乃至シーン4が連続して再生されたとしても、その境界部分Aにおいて、視聴者が1回目の再生が終了し、2回目の再生が開始されたと、直感的に認識する可能性は少ない。
【0240】
このように、動画編集プログラム12は、選択ボタン281−1乃至281−5に対応して、連続して繰り返し再生されないことを前提とするシナリオと、連続して繰り返し再生することを前提とするシナリオの2つのシナリオを有している。そして、ループボタン282が操作されない場合、前者が選択され、操作された場合、後者が選択される。
【0241】
次に、ステップS55において、動画編集プログラム12は、ループが指定されているか否か、すなわち、ループボタン282が操作されたか否かを判定する。ループが指定されていると判定された場合、ステップS56に進み、動画編集プログラム12は、選択ボタン281−1乃至281−5のうち、操作されたものに対応するループ用のシナリオを選択する。これに対して、ステップS55において、ループが指定されていないと判定された場合、ステップS57において、動画編集プログラム12は、選択ボタン281−1乃至281−5のうち、選択されたものに対応する非ループ用のシナリオを選択する。
【0242】
ステップS56、またはステップS57の処理の後、ステップS58に進み、動画編集プログラム12は、ステップS51の処理で読み込んだ素材クリップのそれぞれに、ID(識別番号)を割り当てる。そしてステップS59において、動画編集プログラム12は、素材クリップのうちの1つを乱数で選択する。換言すれば、ステップS58の処理で割り当てたIDの中から1つのIDをランダムに選択することで、1つの素材クリップが選択される。
【0243】
ステップS60において、動画編集プログラム12は、ステップS59の処理で選択された素材クリップをステップS56、またはステップS57の処理で選択されたシナリオ中の1つのシーン(今の場合、最初のシーン)に対応させる。
【0244】
ステップS61において、全てのシーンに対する素材クリップの対応付け処理が終了したか否かが判定され、まだ終了していない場合、ステップS59に戻り、それ以降の処理が繰り返し実行される。このようにして、例えば、図44(A)に示すシーン1、シーン2、シーン3、シーン4に対して、それぞれ所定の素材クリップが対応付けされる。
【0245】
ステップS61において、全てのシーンに対する対応付け処理が終了したと判定された場合、ステップS62に進み、動画編集プログラム12は、1つのシーンを選択する。例えば、ここで、先頭のシーンが選択される。ステップS63において、動画編集プログラム12は、ステップS62で選択されたシーンの長さが、そのシーンに対応付けられた素材クリップの長さより短いか否かを判定する。選択されたシーンの長さが対応づけられた素材クリップの長さより短い場合には、ステップS64に進み、動画編集プログラム12は、素材クリップの中のシーンに対応させる部分を乱数で決定する。例えば、素材クリップの長さが5秒であり、対応するシーンの長さが1秒である場合、5秒間のうちの、どの1秒間の画像をそのシーンに対応させるかが、1から5までの数字を乱数で発生させて、決定される。
【0246】
一方、ステップS63において、選択されたシーンの長さが対応づけられた素材クリップの長さより短くないと判定された場合、ステップS65に進み、動画編集プログラム12は、素材クリップの長さをシーンの長さに合うように延長する処理を実行する。例えば、素材クリップの長さが1秒であり、シーンの長さが5秒であるような場合、素材クリップの長さを5倍に延長することで(1/5倍の速度で再生することで)、すなわち、スローモーション再生させることで、素材クリップの長さとシーンの長さが対応される。
【0247】
ステップS64、またはステップS65の処理の後、ステップS66に進み、動画編集プログラム12は、そのシナリオでは、そのシーンにエフェクトが指定されているか否かを判定する。例えば、今、処理対象とされているシーンが、図44(A)におけるシーン1である場合、このシーン1には、アニメーション効果が指定されている。このような場合、ステップS67に進み、動画編集プログラム12は、エフェクトが決定されているか否かを判定する。すなわちエフェクトの指定には、図44(A)のシーン1における場合のように、エフェクトがアニメーション効果というように、既に決定されている場合と、例えば、図44(B)のシーン3における場合のように、ランダム効果として指定されている場合がある。ランダム効果の場合、エフェクトを付加することは決められているが、どのエフェクトを適用するのかはまだ決定されていない。したがって、このような場合には、ステップS68に進み、動画編集プログラム12は、予め用意されている、例えば、24個のエフェクトの中から、乱数を発生させ、1つのエフェクトを決定する。
【0248】
ステップS67で、エフェクトが既に決定されていると判定された場合、またはステップS68で、エフェクトが決定された場合、ステップS69に進み、動画編集プログラム12は、シーンに対応された素材クリップに対して、決定されたエフェクトを対応させる。
【0249】
ステップS66において、シーンにエフェクトが指定されていないと判定された場合、ステップS67乃至ステップS69の処理は不要であるので省略される。
【0250】
次にステップS70において、動画編集プログラム12は、トランジションの指定がなされているか否かを判定する。トランジションの指定が成されている場合には、ステップS71に進み、動画編集プログラム12は、次の素材クリップとの間にトランジションを設定する。これにより、例えば、現在処理対象とされているシーンと次に処理対象とされているシーンの画面が切り替えられる時、例えば、図27に示すようなワイプ効果が付与されて、画面が切り替えられることになる。
【0251】
ステップS70において、トランジションの指定がないと判定された場合、ステップS71の処理は、不要であるので、スキップされる。
【0252】
ステップS72において、動画編集プログラム12は、テキストが取り込まれているか否かを判定する。すなわち、上述したように、テキストシェイクを行う場合には、ステップS52において、その対象とされるテキストが取り込まれている。この場合、ステップS73に進み、動画編集プログラム12は、今、処理対象とされているシーンにおいて、テキストをシェイクするか否かをランダムに決定する。ステップS74において、動画編集プログラム12は、テキストシェイクをすると決定されたか否かを判定し、テキストシェイクをすると決定されたと判定された場合、ステップS75に進み、取り込まれているテキストの中から1つのテキストをランダムに選択する。例えば、図28に示すように、3つのテキストが取り込まれている場合、そのうちの1つのテキストが今処理対象とされているシーンに対応されるものとして選択される。
【0253】
次に、ステップS76において、動画編集プログラム12は、テキストの挿入位置をランダムに決定する。この例の場合、テキストの挿入位置は、画面の中央、右上、左上、左下、右下の5つとされており、この5つの位置から、1つの位置がランダムに決定される。
【0254】
ステップS74において、テキストシェイクをしないと判定された場合、ステップS75とステップS76の処理はスキップされる。また、ステップS72において、テキストが取り込まれていないと判定された場合には、ステップS73乃至ステップS76の処理はスキップされる。
【0255】
次にステップS77において、全てのシーンに対する処理が終了したか否かが判定され、まだ全てのシーンに対する処理が終了していない場合には、ステップS62に戻り、次のシーンに対して、上述した場合と同様の処理が実行される。
【0256】
ステップS77において、全てのシーンに対する処理が終了したと判定された場合、処理は終了する。
【0257】
以上のシェーカ処理を、模式的に説明すると、図46に示すようになる。
【0258】
すなわち、この例の場合、素材クリップとして、素材クリップCL1乃至CL5が、指定されている。また、使用者が指定した選択ボタン281の操作により、1つのシナリオが決定されている。このシナリオは、この例の場合、シーンSC1乃至SCnのn個のシーンで構成されている。このうちシーンSC3は、セピア色の色調整が行われ、シーンSCn-1には、ランダム効果が付与され、シーンSCnは、セピア色の色調整が行われる。また、シーンSC2とSC3の間、シーンSC3とSC4の間、シーンSCn-1とシーンSCnの間には、それぞれ、トランジションが形成される。シーンSC1の長さは2秒、シーンSC2の長さは2.2秒、シーンSC3の長さは4.0秒、シーンSCn-3の長さは1秒、シーンSCn-1の長さは5秒、シーンSCnの長さは3秒とされている。また、このシーンに対応する音楽も予め決定されている。これらは既に、動画編集プログラム12により予め用意されているものである。
【0259】
これに対して、動画編集プログラム12は、5個の素材クリップCL1乃至CL5の中から所定のものをランダムに選択し、各シーンSC1乃至SCnに割り当てる。そして、例えば、シーンSCn-3に素材クリップCL5が割り当てられた場合、シーンSCn-3の長さは1秒であるのに対して、素材クリップCL5の長さは、1秒以上存在する。そこで、この場合、素材クリップCL5の再生時刻がt1からt4までの間のうちの、ランダムに選択された時刻t2からt3までの間の1秒の長さの部分がシーンSCn-3に割り当てられる。
【0260】
このようにして、使用者は素材クリップを指定するだけで、自動的に、所定の編集処理された画像情報を得ることができる。素材クリップの割り当ては、ランダムに決定されるため、同一の素材クリップを選択したとしても、基本的には異なる編集結果が得られることになる。
【0261】
次に、図32のステップS18の処理に対応する、自動編集の処理により生成された動画像の確認の処理の詳細を図47のフローチャートを参照して説明する。ステップS1901において、ブラウザプログラム11は、インターネット2を介して、動画編集用サーバ3に、自動編集により生成された動画像の再生の要求を送信する。
【0262】
ステップS2901において、動画編集プログラム12は、パーソナルコンピュータ1が送信した、自動編集により生成された動画像の再生の要求を受信する。ステップS2902において、動画編集プログラム12は、自動編集により生成された動画像のデータを編集用テンポラリスペース6の作業用のスペースに記録されているファイルから読み出して、インターネット2を介して、パーソナルコンピュータ1に送信する。
【0263】
ステップS1902において、ブラウザプログラム11は、動画編集用サーバ3が送信した動画像のデータを受信する。ステップS1903において、ブラウザプログラム11は、受信した動画像のデータを再生し、処理は終了する。
【0264】
このように、ブラウザプログラム11は、自動編集により生成された動画像を再生するので、パーソナルコンピュータ1の使用者は、自動編集により生成された動画像を確認し、保存するか否かの判断をすることができる。
【0265】
次に、図32のステップS19の処理に対応する、自動編集の処理により生成された動画像のデータの保存の処理の詳細を図48のフローチャートを参照して説明する。ステップS11001において、ブラウザプログラム11は、インターネット2を介して、動画編集用サーバ3に、自動編集により生成された動画像のデータの保存の要求を送信する。
【0266】
ステップS21001において、動画編集プログラム12は、パーソナルコンピュータ1が送信した、自動編集により生成された動画像のデータの保存の要求を受信する。ステップS21002において、動画編集プログラム12は、データIDを生成して、編集用テンポラリスペース6の作業用のスペースのファイルに格納されている、編集されたデータにデータIDを割り当てて、ユーザ映像管理データベース4の使用者用のスペースに保存する。ステップS21003において、動画編集プログラム12は、ユーザ映像管理データベース4に、図4を参照して説明した、生成したデータIDと共に、そのデータIDに対応するデータを記録させて、ユーザ映像管理データベース4に記録されているデータを更新させ、処理は終了する。
【0267】
このように、ブラウザプログラム11は、自動編集により生成された動画像のデータをユーザ映像管理データベース4に記録させることができる。
【0268】
以上のように、動画編集用サーバ3は、インターネット2を介してパーソナルコンピュータ1から送信された動画像、静止画像、または音声のデータを素材データとしてユーザ映像管理データベース4に記録させ、パーソナルコンピュータ1の要求に対応して、ユーザ映像管理データベース4に記録されている所有している素材データを基に、自動的に動画像を生成することができる。
【0269】
また、動画編集用サーバ3は、パーソナルコンピュータ1の要求に対応して、ユーザ映像管理データベース4に記録されている共有している素材データを基に、自動的に動画像を生成することができる。
【0270】
パーソナルコンピュータ1の使用者は、ユーザ映像管理データベース4に記録された、自動的に生成した動画像データの属性を設定することで、更に、自動的に生成した動画像データの共有を設定することができる。
【0271】
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム格納媒体からインストールされる。
【0272】
コンピュータにインストールされ、コンピュータによって実行可能な状態とされるプログラムを格納するプログラム格納媒体は、図2に示すように、磁気ディスク61(フロッピディスクを含む)、光ディスク62(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク63(MD(Mini-Disc)を含む)、若しくは半導体メモリ64などよりなるパッケージメディア、または、プログラムが一時的若しくは永続的に格納されるROM32や、HDD41などにより構成される。プログラム格納媒体へのプログラムの格納は、必要に応じてルータ、モデムなどの通信部43を介して、ローカルエリアネットワーク、インターネット2、デジタル衛星放送といった、有線または無線の通信媒体を利用して行われる。
【0273】
なお、本明細書において、プログラム格納媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0274】
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
【0275】
【発明の効果】
請求項1に記載の情報提供装置、請求項5に記載の情報提供方法、および請求項6に記載のプログラム格納媒体によれば、データを、簡単に、多数の他の使用者が利用できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る動画編集システムの一実施の形態の構成を示す図である。
【図2】動画編集用サーバ3の構成を説明する図である。
【図3】ユーザ情報管理データベース7が記録しているデータの例を説明する図である。
【図4】ユーザ映像管理データベース4が記録しているデータの例を説明する図である。
【図5】共有映像管理データベース5が記録しているデータの例を説明する図である。
【図6】パーソナルコンピュータ1が表示する画面の例を説明する図である。
【図7】パーソナルコンピュータ1が表示する画面の例を説明する図である。
【図8】パーソナルコンピュータ1が表示する画面の例を説明する図である。
【図9】パーソナルコンピュータ1が表示する画面の例を説明する図である。
【図10】パーソナルコンピュータ1が表示する画面の例を説明する図である。
【図11】パーソナルコンピュータ1が表示する画面の例を説明する図である。
【図12】パーソナルコンピュータ1が表示する画面の例を説明する図である。
【図13】パーソナルコンピュータ1が表示する画面の例を説明する図である。
【図14】パーソナルコンピュータ1が表示する画面の例を説明する図である。
【図15】パーソナルコンピュータ1が表示する画面の例を説明する図である。
【図16】パーソナルコンピュータ1が表示する画面の例を説明する図である。
【図17】編集の対象を説明する図である。
【図18】パーソナルコンピュータ1が表示する画面の例を説明する図である。
【図19】パーソナルコンピュータ1が表示する画面の例を説明する図である。
【図20】パーソナルコンピュータ1が表示する画面の例を説明する図である。
【図21】パーソナルコンピュータ1が表示する画面の例を説明する図である。
【図22】パーソナルコンピュータ1が表示する画面の例を説明する図である。
【図23】パーソナルコンピュータ1が表示する画面の例を説明する図である。
【図24】パーソナルコンピュータ1が表示する画面の例を説明する図である。
【図25】パーソナルコンピュータ1が表示する画面の例を説明する図である。
【図26】パーソナルコンピュータ1が表示する画面の例を説明する図である。
【図27】パーソナルコンピュータ1が表示する画面の例を説明する図である。
【図28】パーソナルコンピュータ1が表示する画面の例を説明する図である。
【図29】パーソナルコンピュータ1が表示する画面の例を説明する図である。
【図30】パーソナルコンピュータ1が表示する画面の例を説明する図である。
【図31】パーソナルコンピュータ1が表示する画面の例を説明する図である。
【図32】画像の編集の全体の処理を説明するフローチャートである。
【図33】ログインの処理を説明するフローチャートである。
【図34】サムネイルの表示の処理を説明するフローチャートである。
【図35】アップロードの処理を説明するフローチャートである。
【図36】属性の設定の処理を説明するフローチャートである。
【図37】使用者が所有する素材データのロードの処理を説明するフローチャートである。
【図38】使用者が所有する素材データのロードの他の処理を説明するフローチャートである。
【図39】共有している素材データのロードの処理を説明するフローチャートである。
【図40】自動編集の処理を説明するフローチャートである。
【図41】シェーカ処理を説明するフローチャートである。
【図42】シェーカ処理を説明するフローチャートである。
【図43】シェーカ処理を説明するフローチャートである。
【図44】シナリオを説明する図である。
【図45】シーンを説明する図である。
【図46】シェーカ処理を模式的に説明する図である。
【図47】動画像の確認の処理を説明するフローチャートである。
【図48】動画像のデータの保存の処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1−1,1−2 パーソナルコンピュータ, 2 インターネット, 3 動画編集用サーバ, 4 ユーザ映像管理データベース, 5 共有映像管理データベース, 6 編集用テンポラリスペース, 7 ユーザ情報管理データベース, 11−1,11−2 ブラウザプログラム, 12 動画編集プログラム, 31 CPU, 32 ROM, 33 RAM, 41 HDD, 43 通信部, 61 磁気ディスク, 62 光ディスク, 63 光磁気ディスク, 64 半導体メモリ, 201 素材トレイ, 211 素材クリップ, 221 再生画面, 231 再生ボタン, 241 ボリュームボタン, 242 色調ボタン, 243 再生速度ボタン, 244 エフェクト表示ボタン, 261 特殊効果トレイ, 271−1乃至271−4 タグ, 281−1乃至281−5 選択ボタン, 282 ループボタン, 283 テキストシェイクボタン, 291 出力トレイ, 301 画像トラック, 301A 画像表示部, 301B トランジション表示部, 302 BGMトラック
Claims (6)
- 情報処理装置に対応する記録領域を有し、前記記録領域に記録されているデータを前記情報処理装置に提供する情報提供装置において、
前記情報処理装置が送信した前記データの、前記記録領域への記録を制御する記録制御手段と、
前記データに対応するサムネイルを生成する生成手段と、
前記情報処理装置の要求に対応して、前記サムネイルとともに、他の情報処理装置に対して前記データを共有するか否かを示す情報、並びに前記データのタイトル、カテゴリ、および紹介文のうちいずれかを示す関連情報の設定をするための設定画面を表示させ、前記データの属性として設定する設定手段と、
前記設定手段により、前記他の情報処理装置に対して前記データを共有する旨の前記属性の設定がされているとき、前記他の情報処理装置からの要求に対応して、前記サムネイルを前記他の情報処理装置に送信する送信手段と、
前記設定手段により、前記他の情報処理装置に対して前記データを共有する旨の前記属性の設定がされているとき、前記他の情報処理装置からの要求に対応して送信された前記サムネイルに対応する前記データを、前記他の情報処理装置の要求に応じて、前記他の情報処理装置に提供する提供手段と
を含むことを特徴とする情報提供装置。 - 前記設定手段は、前記他の情報処理装置に前記データを提供するとき、前記属性として、有料か否かを更に設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。 - 前記設定手段は、前記属性として、前記他の情報処理装置に前記データを提供するときの料金を更に設定する
ことを特徴とする請求項2に記載の情報提供装置。 - 前記料金は、前記他の情報処理装置に前記データを提供するとき、前記情報処理装置側から前記他の情報処理装置側に支払われる金額である
ことを特徴とする請求項3に記載の情報提供装置。 - 情報処理装置に対応する記録領域を有し、前記記録領域に記録されているデータを前記情報処理装置に提供する情報提供装置の情報提供方法において、
前記情報処理装置が送信した前記データの、前記記録領域への記録を制御する記録制御ステップと、
前記データに対応するサムネイルを生成する生成ステップと、
前記情報処理装置の要求に対応して、前記サムネイルとともに、他の情報処理装置に対して前記データを共有するか否かを示す情報、並びに前記データのタイトル、カテゴリ、および紹介文のうちいずれかを示す関連情報の設定をするための設定画面を表示させ、前記データの属性として設定する設定ステップと、
前記設定ステップの処理により、前記他の情報処理装置に対して前記データを共有する旨の前記属性の設定がされているとき、前記他の情報処理装置からの要求に対応して、前記サムネイルの前記他の情報処理装置への送信を制御する送信制御ステップと、
前記設定ステップの処理により、前記他の情報処理装置に対して前記データを共有する旨の前記属性の設定がされているとき、前記他の情報処理装置からの要求に対応して送信された前記サムネイルに対応する前記データを、前記他の情報処理装置の要求に応じて、
前記他の情報処理装置に提供する提供ステップと
を含むことを特徴とする情報提供方法。 - 情報処理装置に対応する記録領域を有し、前記記録領域に記録されているデータを前記情報処理装置に提供する情報提供処理用のプログラムであって、
前記情報処理装置が送信した前記データの、前記記録領域への記録を制御する記録制御ステップと、
前記データに対応するサムネイルを生成する生成ステップと、
前記情報処理装置の要求に対応して、前記サムネイルとともに、他の情報処理装置に対して前記データを共有するか否かを示す情報、並びに前記データのタイトル、カテゴリ、および紹介文のうちいずれかを示す関連情報の設定をするための設定画面を表示させ、前記データの属性として設定する設定ステップと、
前記設定ステップの処理により、前記他の情報処理装置に対して前記データを共有する旨の前記属性の設定がされているとき、前記他の情報処理装置からの要求に対応して、前記サムネイルの前記他の情報処理装置への送信を制御する送信制御ステップと、
前記設定ステップの処理により、前記他の情報処理装置に対して前記データを共有する旨の前記属性の設定がされているとき、前記他の情報処理装置からの要求に対応して送信された前記サムネイルに対応する前記データを、前記他の情報処理装置の要求に応じて、前記他の情報処理装置に提供する提供ステップと
を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが格納されているプログラム格納媒体。
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