JP4962447B2 - 内燃機関の振動低減装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の駆動に伴って発生する振動を抑制するための内燃機関の振動低減装置に関する。
内燃機関は、内部で燃料を燃焼させることで発生した熱エネルギによりピストンを往復移動させて回転エネルギとして取り出すものであることから、この燃焼(爆発)に伴って振動が発生する。そして、この内燃機関は、一般的に複数の気筒を有しており、各気筒で燃焼(爆発)タイミングがばらつくことから回転振動が発生する。
この内燃機関の回転振動を低減するものとして、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1に記載された内燃機関の振動低減装置は、エンジンに対してフライホイールに加えてモータジェネレータを設け、両者を補機駆動ベルトで連結することで機械的な振動系を構成し、モータジェネレータが電気的なばねとなるように両者の回転角変位の差に比例した制御トルクを発生し、且つ、反共振周波数が機関回転数に同調するようにそのばね定数を制御することで、広い回転数領域で振動を低減するものである。
特開2004−190531号公報
ところで、内燃機関では、上述したように、複数の気筒における燃焼(爆発)タイミングがばらつくことから回転振動が発生し、この振動が低周波振動である場合には、アイドル運転領域にて乗心地が悪化してしまう。上述した従来の内燃機関の振動低減装置では、エンジンとモータジェネレータが補機駆動ベルトにより駆動連結されているとき、この補機駆動ベルトにおけるトルク伝達/共振を利用して内燃機関の振動を低減している。この補機駆動ベルトにより伝達される振動は低周波振動であることから、内燃機関のアイドル運転領域にておける乗心地を改善することができる。
一方、車両が所定速度、所定回転数で走行しているとき、内燃機関の振動は高周波振動となり、車両の操縦安定性を低下させてしまう。この場合、内燃機関の振動は高周波振動であることから、従来の内燃機関の振動低減装置のように、補機駆動ベルトにおけるトルク伝達/共振を利用して振動を低減することはできない。そのため、この車両走行時における内燃機関の高周波振動を低減する目的で、別途、振動抑制のための装置を搭載しなければならず、コストの増加や重量の増加などを招いている。
本発明は、このような問題を解決するためのものであって、内燃機関の運転状態に拘らず振動を抑制可能とする内燃機関の振動低減装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の内燃機関の振動低減装置は、機関本体がマウントを介して車体に搭載されると共に、クランクシャフトの回転により駆動可能な補機を有する内燃機関において、前記マウントの変位を検出または推定するマウント変位検出推定手段と、該マウント変位検出推定手段が検出または推定した前記マウントの変位に基づいて前記補機の負荷トルクを設定する補機負荷トルク設定手段と、を備え、前記機関本体は、クランクシャフトの軸線に対してその左右両側が左右のマウントを介して車体に支持され、前記クランクシャフトの左方または右方に前記補機が装着され、前記マウント変位検出推定手段は、前記左右のマウントの変位の総和を検出または推定することを特徴とするものである。
本発明の内燃機関の振動低減装置では、前記補機負荷トルク設定手段は、前記マウントの変位が最小となるように前記補機の負荷トルクを設定することを特徴としている。
本発明の内燃機関の振動低減装置では、前記補機負荷トルク設定手段は、前記内燃機関におけるクランクシャフトの軸周りのロール量に基づいて前記マウントの変位が最小となるように前記補機の回転軸の軸周りのロール量を設定して前記補機の負荷トルクを設定することを特徴としている。
本発明の内燃機関の振動低減装置では、前記マウント変位検出推定手段は、前記クランクシャフトに交差する水平方向における前記機関本体の加速度に基づいて前記左右のマウントの変位の偏差を設定し、この偏差に基づいて変位を検出または推定することを特徴としている。
本発明の内燃機関の振動低減装置では、前記内燃機関の負荷トルクを検出または推定する機関負荷トルク検出推定手段を設け、前記補機負荷トルク設定手段は、前記内燃機関の負荷トルクと前記マウントの変位に基づいて前記補機の負荷トルクを設定することを特徴としている。
本発明の内燃機関の振動低減装置では、前記内燃機関のクランクシャフトと前記補機の回転軸が無端の伝達ベルトにより駆動伝達可能に連結され、前記伝達ベルトにおける伝達特性と前記クランクシャフトの回転数に基づいて前記補機から前記伝達ベルトを通して前記機関本体へ伝達されるベルト伝達負荷トルクを検出または推定するベルト伝達負荷トルク検出推定手段を設け、前記補機負荷トルク設定手段は、ベルト伝達負荷トルクを考慮して前記補機の負荷トルクを設定することを特徴としている。
本発明の内燃機関の振動低減装置によれば、マウントの変位を検出または推定するマウント変位検出推定手段と、マウントの変位に基づいて補機の負荷トルクを設定する補機負荷トルク設定手段とを設け、機関本体がクランクシャフトの軸線に対してその左右両側が左右のマウントを介して車体に支持され、クランクシャフトの左方または右方に補機が装着され、マウント変位検出推定手段は、左右のマウントの変位の総和を検出または推定している。従って、マウントの変位に基づいて補機の負荷トルクを設定するため、内燃機関の運転状態に拘らず振動を抑制可能とすることができる。
以下に、本発明に係る内燃機関の振動低減装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施例1に係る内燃機関の振動低減装置を表すエンジン概略構成図、図2は、実施例1のエンジンの支持構造を表す概略図、図3は、実施例1の内燃機関の振動低減装置におけるエンジンの振動抑制制御を表すフローチャートである。
実施例1の内燃機関の振動低減装置において、図1に示すように、シリンダブロック11上にシリンダヘッド12が締結されており、このシリンダブロック11に形成された複数のシリンダボア13にピストン14がそれぞれ上下移動自在に嵌合している。そして、シリンダブロック11の下部にクランクケース15が締結され、このクランクケース15内にクランクシャフト16が回転自在に支持されており、各ピストン14はコネクティングロッド17を介してこのクランクシャフト16にそれぞれ連結されている。本実施例では、シリンダブロック11、シリンダヘッド12、クランクケース15等によりエンジン本体(機関本体)10が構成されている。
燃焼室18は、シリンダブロック11におけるシリンダボア13の壁面とシリンダヘッド12の下面とピストン14の頂面により構成されており、この燃焼室18は、上部(シリンダヘッド12の下面)の中央部が高くなるように傾斜したペントルーフ形状をなしている。そして、この燃焼室18の上部、つまり、シリンダヘッド12の下面に吸気ポート19及び排気ポート20が対向して形成されており、この吸気ポート19及び排気ポート20に対して吸気弁21及び排気弁22の下端部がそれぞれ位置している。この吸気弁21及び排気弁22は、シリンダヘッド12に軸方向に沿って移動自在に支持されると共に、吸気ポート19及び排気ポート20を閉止する方向(図1にて上方)に付勢支持されている。また、シリンダヘッド12には、吸気カムシャフト23及び排気カムシャフト24が回転自在に支持されており、吸気カム及び排気カムが吸気弁21及び排気弁22の上端部に接触している。
なお、図示しないが、クランクシャフト16に固結されたクランクシャフトスプロケットと、吸気カムシャフト23及び排気カムシャフト24にそれぞれ固結された各カムシャフトスプロケットとは、無端のタイミングチェーンが掛け回されており、クランクシャフト16と吸気カムシャフト23と排気カムシャフト24が連動可能となっている。
従って、クランクシャフト16に同期して吸気カムシャフト23及び排気カムシャフト24が回転すると、吸気カム及び排気カムが吸気弁21及び排気弁22を所定のタイミングで上下移動することで、吸気ポート19及び排気ポート20を開閉し、吸気ポート19と燃焼室18、燃焼室18と排気ポート20とをそれぞれ連通することができる。この場合、この吸気カムシャフト23及び排気カムシャフト24は、クランクシャフト16が2回転(720度)する間に1回転(360度)するように設定されている。そのため、エンジンは、クランクシャフト16が2回転する間に、吸気行程、圧縮行程、膨張行程、排気行程の4行程を実行することとなり、このとき、吸気カムシャフト23及び排気カムシャフト24が1回転することとなる。
また、このエンジンの動弁機構は、運転状態に応じて吸気弁21及び排気弁22を最適な開閉タイミングに制御する吸気可変動弁機構(VVT:Variable Valve Timing-intelligent)25となっている。この吸気可変動弁機構25は、吸気カムシャフト23の軸端部にVVTコントローラ26が設けられて構成され、オイルコントロールバルブ27からの油圧をこのVVTコントローラ26の図示しない進角室及び遅角室に作用させることによりカムスプロケットに対する吸気カムシャフト23の位相を変更し、吸気弁21の開閉時期を進角または遅角することができるものである。この場合、吸気可変動弁機構25は、吸気弁21の作用角(開放期間)を一定としてその開閉時期を進角または遅角する。また、吸気カムシャフト23には、その回転位相を検出するカムポジションセンサ28が設けられている。
吸気ポート19には、吸気マニホールド29を介してサージタンク30が連結され、このサージタンク30に吸気管31が連結されており、この吸気管31の空気取入口にはエアクリーナ32が取付けられている。そして、このエアクリーナ32の下流側にスロットル弁33を有する電子スロットル装置34が設けられている。
排気ポート20には、排気マニホールド35を介して排気管36が連結されており、この排気管36には排気ガス中に含まれる有害物質を浄化処理する三元触媒37及びNOx吸蔵還元型触媒38が装着されている。この三元触媒37は、空燃比(排気空燃比)がストイキのときに排気ガス中に含まれるHC、CO、NOxを酸化還元反応により同時に浄化処理するものである。NOx吸蔵還元型触媒38は、空燃比(排気空燃比)がリーンのときに排気ガス中に含まれるNOxを一旦吸蔵し、排気ガス中の酸素濃度が低下したリッチ燃焼領域またはストイキ燃焼領域にあるときに、吸蔵したNOxを放出し、添加した還元剤としての燃料によりNOxを還元するものである。
シリンダヘッド12には、燃焼室18に直接燃料を噴射するインジェクタ39が装着されており、このインジェクタ39は、吸気ポート19側に位置して水平上端から下方に所定角度傾斜して配置(図1では、簡略化のために水平に記載している。)されている。各気筒に装着されるインジェクタ39は、図示しないが、デリバリパイプに連結され、このデリバリパイプは、燃料供給管及び燃料ポンプを介して燃料タンクに連結されている。シリンダヘッド12には、燃焼室18の上方に位置して混合気に着火可能な点火プラグ40が装着されている。この点火プラグ40は、燃焼室18の混合気に対して火花放電により着火可能なものとなっている。
また、シリンダブロック11には、補機としてのオルタネータ41が装着されており、図2に詳細に示すように、クランクシャフト16に固結されたクランクシャフトプーリ42と、オルタネータ41の駆動軸に固結されたオルタネータプーリ43との間には、無端の伝達ベルト44が掛け回されている。そして、このオルタネータ41はバッテリ45と電気的に接続されている。従って、クランクシャフト16の回転が伝達ベルト44によりオルタネータ41に伝達され、このオルタネータ41が駆動して発電し、発電された電力がバッテリ45に充電される。
車両には、電子制御ユニット(ECU)51が搭載されており、このECU51は、インジェクタ39の燃料噴射タイミング、点火プラグ40の点火時期などを制御可能となっており、検出した吸入空気量、吸気温度、スロットル開度、アクセル開度、エンジン回転数、冷却水温などのエンジン運転状態に基づいて燃料噴射量、燃料噴射時期、点火時期などを決定している。
即ち、吸気管31の上流側にはエアフローセンサ52及び吸気温センサ53が装着され、計測した吸入空気量及び吸気温度をECU51に出力している。電子スロットル装置34にはスロットルポジションセンサ54が設けられ、アクセルペダルにはアクセルポジションセンサ55が設けられており、現在のスロットル開度及びアクセル開度をECU51に出力している。クランクシャフト16にはクランク角センサ56が設けられ、検出したクランク角度をECU51に出力し、ECU51はクランク角度に基づいて各気筒における吸気行程、圧縮行程、膨張行程、排気行程を判別すると共に、エンジン回転数を算出する。また、シリンダブロック11には水温センサ57が設けられており、検出したエンジン冷却水温をECU51に出力している。
また、排気管36における三元触媒37より上流側に、空燃比(A/F)センサ58が設けられ、三元触媒37より下流側に、酸素(O)センサ59が設けられている。このA/Fセンサ58及びOセンサ59は、燃焼室18から排気ポート20及び排気マニホールド35を通して排気管36に排気された排気ガスの排気空燃比(酸素量)を検出し、検出した排気空燃比をECU51に出力している。ECU51は、A/Fセンサ58及びOセンサ59が検出した排気空燃比をフィードバックし、エンジン運転状態に応じて設定された目標空燃比と比較することで、燃料噴射量を補正している。
また、ECU51は、エンジン運転状態に基づいて吸気可変動弁機構25を制御可能となっている。即ち、低温時、エンジン始動時、アイドル運転時や軽負荷時には、排気弁22の閉止時期と吸気弁21の開放時期のオーバーラップをなくすことで、排気ガスが吸気ポート19または燃焼室18に吹き返す量を少なくし、燃焼安定及び燃費向上を可能とする。また、中負荷時には、このオーバーラップを大きくすることで、内部EGR率を高めて排ガス浄化効率を向上させると共に、ポンピングロスを低減して燃費向上を可能とする。更に、高負荷低中回転時には、吸気弁21の閉止時期を進角することで、吸気が吸気ポート19に吹き返す量を少なくし、体積効率を向上させる。そして、高負荷高回転時には、吸気弁21の閉止時期を回転数にあわせて遅角することで、吸入空気の慣性力に合わせたタイミングとし、体積効率を向上させる。
このように構成された実施例1の内燃機関の振動低減装置にて、図2に示すように、本実施例のエンジン本体10は、車体60上に左右のマウント61,62を介して搭載されている。この場合、エンジン本体10は、クランクシャフト16の軸線が車両の前後方向に沿って配置されるように、車体60に搭載される。そして、エンジン本体10は、クランクシャフト16の軸線に対してその左右両側が左右のマウント61,62を介して車体60上に支持され、このクランクシャフト16の左方、つまり、マウント62側にオルタネータ41が装着されている。
そして、このエンジン本体10にて、実施例1の内燃機関の振動低減装置は、マウント61,62の変位を検出または推定するマウント変位検出推定手段と、マウント61,62の変位に基づいてオルタネータ41の負荷トルクを設定する補機負荷トルク設定手段とを設けている。この場合、補機負荷トルク設定手段は、マウント61,62の変位が最小となるようにオルタネータ41の負荷トルクを設定している。
具体的には、エンジンの負荷トルクを検出または推定する機関負荷トルク検出推定手段を設け、補機負荷トルク設定手段は、エンジンの負荷トルクに基づいてマウント61,62の変位が最小となるようにオルタネータ41の負荷トルクを設定している。
なお、本実施例では、機関負荷トルク検出推定手段とマウント変位検出推定手段と補機負荷トルク設定手段として、ECU51が機能する。
また、実施例1の内燃機関の振動低減装置にて、補機負荷トルク設定手段は、エンジンにおけるクランクシャフト16の軸周りのロール量に基づいてマウント61,62の変位が最小となるようにオルタネータ41の回転軸の軸周りのロール量を設定し、オルタネータ41の負荷トルクを設定する。
また、実施例1の内燃機関の振動低減装置にて、マウント変位検出推定手段は、左右のマウント60,61の変位の総和を検出または推定する。そして、このマウント変位検出推定手段は、クランクシャフト16に交差する水平方向におけるエンジン本体10の加速度に基づいて左右のマウント61,62の変位の偏差を設定し、この偏差に基づいて変位を検出または推定する。
また、実施例1の内燃機関の振動低減装置にて、エンジンのクランクシャフト16とオルタネータ41の回転軸が無端の伝達ベルト44により駆動伝達可能に連結され、この伝達ベルト44における伝達特性とクランクシャフト16の回転数に基づいてオルタネータ41から伝達ベルト44を通してエンジン本体10へ伝達されるベルト伝達負荷トルクを検出または推定するベルト伝達負荷トルク検出推定手段(ECU51)を設け、補機負荷トルク設定手段は、ベルト伝達負荷トルクを考慮してオルタネータ41の負荷トルクを設定する。
ここで、実施例1の内燃機関の振動低減装置によるエンジン振動抑制制御について、図3のフローチャートに基づいて説明する。なお、以下に説明する制御を実施するにあたり、図示しないが、車両の速度(車速)を検出する車速センサと、車両の横加速度を検出する横加速度センサが設けられている。
本実施例の内燃機関の振動低減装置におけるエンジン振動抑制制御において、図2及び図3に示すように、ステップS11にて、ECU51は、図示しない車速センサが検出した現在の車速が所定速度Kより大きいかどうかを判定する。この場合、所定速度Kとは、車両の操縦安定性が考慮される領域を指定する速度であり、例えば、60km/hである。ここで、現在の車速が所定速度K以下であると判定されたら、何もしないでこのルーチンを抜ける。一方、現在の車速が所定速度Kより大きいと判定されたら、ステップS12にて、ECU51は、エンジン爆発一次トルク、つまり、エンジン負荷トルクTengを推定する。
即ち、ステップS12では、エアフローセンサ52が検出した吸入空気量Airと、クランク角センサ56が検出したクランク角度からECU51が算出したエンジン回転数(エンジン回転速度)Neと、点火プラグ40による点火時期Tigとに基づいて、ECU51は、エンジン負荷トルクTengを算出する。この場合、点火時期Tigは、エンジン運転状態に応じて設定されたものである。そして、ECU51は、吸入空気量Airとエンジン回転数Neと点火時期Tigとに基づいて、エンジン負荷トルクTengを算出するためのマップを事前に用意しておき、このマップからエンジン負荷トルクTengを求めればよい。
eng=f(Air,Ne,Tig)
ステップS13にて、ECU51は、横加速度センサが検出した車両の横加速度Gyが所定横加速度Kより小さいかどうかを判定する。走行する車両が旋回していたり、カント路などを走行している場合には、車両に横加速度が作用しており、この所定横加速度Kは、横加速度Gyが後述するマウント61,62の変位に大きな影響を与える領域を指定するものである。ここで、横加速度Gyが所定横加速度K以上であると判定されたら、横加速度Gyがマウント61,62の変位に大きな影響を与えるとして、ステップS14にて、制御量左右補正値を演算する。
即ち、ステップS14では、左右のマウント61,62に作用する荷重の比を求め、この比に応じた補正値R(R,R)を求める。具体的には、エンジン本体10の質量M、エンジン本体10のロールセンタから重心までの距離R、マウント61,62のばね定数k、エンジン本体10のロールセンタから各マウント61,62までの距離L(L,L)、クランクシャフト16の軸周りの慣性モーメントIeng、クランクシャフト16の軸周りのロール量θとすると、下記数式(ロールセンタ周りの運動方程式)が成り立つ。
eng×dθ=Gy×M×R−2k×L×θ
そして、このロールセンタ周りの運動方程式を解くと、横加速度Gyによる荷重kLから下記の関係となる補正値R(R,R)が算出される。
(1/2)Mg+kLθ:(1/2)Mg−kLθ=R:R
なお、gは、重力加速度である。
なお、ステップS13にて、横加速度Gyが所定横加速度Kより小さいと判定されたときには、横加速度Gyがマウント61,62の変位に大きな影響を与えないことから、制御量左右補正値は、R=Rとして予め設定してある。
続いて、ステップS15にて、ECU51は、負荷トルク制御量、つまり、ステップS12で推定したエンジン負荷トルクTengを低減させるためのオルタネータ41による負荷トルクTloadを算出する。即ち、オルタネータ41の軸中心からクランクシャフト14の軸中心までの距離d、オルタネータ41の軸中心から左右のマウント61,62までの距離d(d,d)、エンジン本体10におけるオルタネータ41の軸周りの慣性モーメントIload、オルタネータ41の軸周りのロール量φ、左右のマウント61,62の上下変位x(x,x)とすると、高周波振動に対しては、マウント61,62のばねの共振点を突破して自由運動とみなされることから、下記数式が成り立つ。
eng×dθ=Teng
load×dφ=−Tload
=±L×θ−(±d×φ)
従って、左右のマウント61,62の上下変位x(x,x)に横加速度Gyによる補正値R(R,R)を考慮した振動の総和Σd×Rが最小となるようにオルタネータ負荷トルクTloadを求める。即ち、マウント61,62の上下変位x,xの2回微分が振動となることから、これらに各補正値R,Rを乗算したものの和が最小となるように、クランクシャフト16の軸周りのロール量θを考慮してオルタネータ41の軸周りのロール量φを算出し、オルタネータ負荷トルクTloadを算出する。
一方、エンジンのクランクシャフト16とオルタネータ41の各プーリ42,43との間に伝達ベルト44が掛け回され、駆動伝達可能に連結されていることから、オルタネータ41の振動が伝達ベルト44を介してクランクシャフト16に伝達されることで、エンジンの振動を増幅させる可能性がある。そのため、ステップS16にて、伝達ベルト44における伝達特性マップとクランクシャフト16の回転数(エンジン回転数)に基づいて、エンジン燃焼(爆発)周波数での負荷トルクからクランクシャフト16への伝達ゲインG(ベルト伝達負荷トルク)を求める。この場合、伝達特性マップは、エンジンの始動時などに、オルタネータ41の負荷トルクを変化させ、エンジン回転数への伝達特性を測定することで定期的に更新すればよい。なお、エンジン回転数に代えて、クランクシャフト16の実際のトルクを計測して使用してもよい。
ステップS17にて、ECU51は、伝達ゲインGからオルタネータ負荷トルクTloadがクランクシャフト16に与える影響がエンジン負荷トルクTengに比べて大きくなるときのガード処理を行う。即ち、オルタネータ負荷トルクTloadを、Tload<Teng×(K/G)の領域内に規制する。まお、Kは、1/(2×プーリ比)とし、クランクシャフト16上でトルク変動を増大させない範囲で制御を行うようにすればよい。
そして、ステップS18にて、ECU51は、求めたオルタネータ負荷トルクTloadと現在のエンジン回転数に基づいて、オルタネータ41への界磁電流またはON/OFFのデューティ信号を制御信号として出力し、このオルタネータ41を駆動制御する。従って、エンジン負荷トルクTengに対して、オルタネータ負荷トルクTloadが発生することで、エンジンの高周波振動が抑制される。なお、オルタネータ41への指令値が高周波成分に基づくものであることから、オルタネータ41の発電収支には影響しない。
このように実施例1の内燃機関の振動低減装置にあっては、エンジン本体10がマウント61,62を介して車体60に搭載されると共に、クランクシャフト16の回転により駆動可能なオルタネータ41が設けられて構成され、ECU51は、エンジン負荷トルクを推定すると共に、マウント61,62の変位を推定し、エンジン負荷トルクとマウント61,62の変位に基づいてオルタネータ41におけるオルタネータ負荷トルクを設定している。
従って、エンジン負荷トルクとマウント61,62の変位に基づいてオルタネータ41の負荷トルクを設定するため、車両の走行時に、伝達ベルト44によりトルク伝達が行われない高周波領域においても、エンジン振動を効果的に抑制することができ、エンジンの運転状態に拘らず振動を抑制可能とすることで、車両の操縦安定性を向上することができる。
また、実施例1の内燃機関の振動低減装置では、ECU51は、エンジン負荷トルクに基づいてマウント61,62の変位が最小となるようにオルタネータ負荷トルクを設定している。従って、高周波領域においても、エンジン振動を効果的に抑制することができる。
また、実施例1の内燃機関の振動低減装置では、エンジンにおけるクランクシャフト16の軸周りのロール量に基づいてマウント61,62の変位が最小となるようにオルタネータ41の回転軸の軸周りのロール量を設定し、オルタネータ41の負荷トルクを設定する。従って、オルタネータ41のロール量によりエンジンにおけるクランクシャフト16のロール量を打ち消すことで、マウント61,62の変位を効果的に抑制することができる。
また、実施例1の内燃機関の振動低減装置では、左右のマウント60,61の変位の総和を検出または推定し、クランクシャフト16に交差する水平方向におけるエンジン本体10の加速度に基づいて左右のマウント61,62の変位の偏差を設定し、この偏差に基づいて変位を検出または推定する。従って、車両の旋回走行時やカント路の走行時に、左右のマウント61,62の変位差を適正に把握することで、エンジン振動を適正に抑制することができる。
また、実施例1の内燃機関の振動低減装置では、クランクシャフト16とオルタネータ41との伝達ベルト44における伝達特性とクランクシャフト16の回転数に基づいてオルタネータ41から伝達ベルト44を通してエンジン本体10へ伝達されるベルト伝達負荷トルクを推定し、ベルト伝達負荷トルクを考慮してオルタネータ41の負荷トルクを設定している。従って、低周波領域から高周波領域まで、エンジン振動を効果的に抑制することができる。
図4は、本発明の実施例2に係る内燃機関の振動低減装置におけるエンジンの振動抑制制御を表すフローチャートである。なお、本実施例の内燃機関の振動低減装置における全体構成は、上述した実施例1とほぼ同様であり、図1及び図2を用いて説明すると共に、この実施例で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
実施例2の内燃機関の振動低減装置では、マウント61,62の変位を直接計測(検出)する変位計を設け、ECU51は、計測したマウント61,62の変位が最小となるようにオルタネータ41の負荷トルクを設定している。
ここで、実施例2の内燃機関の振動低減装置によるエンジン振動抑制制御について、図4のフローチャートに基づいて説明する。
本実施例の内燃機関の振動低減装置におけるエンジン振動抑制制御において、図4に示すように、ステップS21にて、ECU51は、車速センサが検出した現在の車速が所定速度Kより大きいかどうかを判定する。ここで、現在の車速が所定速度K以下であると判定されたら、何もしないでこのルーチンを抜ける。一方、現在の車速が所定速度Kより大きいと判定されたら、ステップS22にて、ECU51は、横加速度センサが検出した車両の横加速度Gyが所定横加速度Kより小さいかどうかを判定する。ここで、横加速度Gyが所定横加速度K以上であると判定されたら、横加速度Gyがマウント61,62の変位に大きな影響を与えるとして、ステップS23にて、制御量左右補正値を演算する。
即ち、ステップS23では、左右のマウント61,62に作用する荷重の比を求め、この比に応じた補正値R(R,R)を求める。具体的には、前述した実施例1と同様に、下記数式(ロールセンタ周りの運動方程式)を解いて、横加速度Gyによる荷重kLから補正値R(R,R)を算出する。
eng×dθ=Gy×M×R−2k×L×θ
(1/2)Mg+kLθ:(1/2)Mg−kLθ=R:R
続いて、ステップS24にて、ECU51は、負荷トルク制御量、つまり、計測した左右のマウント61,62の上下変位を低減されるためのオルタネータ41による負荷トルクTloadを算出する。即ち、オルタネータ41の軸中心からクランクシャフト14の軸中心までの距離d、オルタネータ41の軸中心から左右のマウント61,62までの距離d(d,d)、エンジン本体10におけるオルタネータ41の軸周りの慣性モーメントIload、オルタネータ41の軸周りのロール量φ、左右のマウント61,62の上下変位x(x,x)とすると、高周波振動に対しては、マウント61,62のばねの共振点を突破して自由運動とみなされることから、下記数式が成り立つ。
load×dφ=−Tload
φ×d=x
従って、左右のマウント61,62の上下変位x(x,x)に横加速度Gyによる補正値R(R,R)を考慮した振動の総和Σd×Rが最小となるようにオルタネータ負荷トルクTloadを求める。即ち、マウント61,62の上下変位x,xの2回微分が振動となることから、これらに各補正値R,Rを乗算したものの和が最小となるように、オルタネータ41の軸周りのロール量φを算出し、オルタネータ負荷トルクTloadを算出する。
一方、ステップS25にて、伝達ベルト44における伝達特性マップとクランクシャフト16の回転数(エンジン回転数)に基づいて、エンジン燃焼(爆発)周波数での負荷トルクからクランクシャフト16への伝達ゲインG(ベルト伝達負荷トルク)を求める。ステップS26にて、ECU51は、伝達ゲインGからオルタネータ負荷トルクTloadがクランクシャフト16に与える影響がエンジン負荷トルクTengに比べて大きくなるときのガード処理を行う。
そして、ステップS27にて、ECU51は、求めたオルタネータ負荷トルクTloadと現在のエンジン回転数に基づいて、オルタネータ41への界磁電流またはON/OFFのデューティ信号を制御信号として出力し、このオルタネータ41を駆動制御する。従って、エンジン負荷トルクTengに対して、オルタネータ負荷トルクTloadが発生することで、エンジンの高周波振動が抑制される。
このように実施例2の内燃機関の振動低減装置にあっては、ECU51は、マウント61,62の変位を実測し、このマウント61,62の変位に基づいてオルタネータ41におけるオルタネータ負荷トルクを設定している。即ち、マウント61,62の変位が最小となるようにオルタネータ負荷トルクを設定している。
従って、エンジン負荷トルクとマウント61,62の変位に基づいてオルタネータ41の負荷トルクを設定するため、車両の走行時に、伝達ベルト44によりトルク伝達が行われない高周波領域においても、エンジン振動を効果的に抑制することができ、エンジンの運転状態に拘らず振動を抑制可能とすることで、車両の操縦安定性を向上することができる。
なお、上述した各実施例では、補機をオルタネータ41として説明したが、これに限定されるものではなく、内燃機関により駆動可能なウォータポンプ、エアコンなどとしてもよい。
以上のように、本発明に係る内燃機関の振動低減装置は、内燃機関本体のマウントの変位に基づいて補機の負荷トルクを設定することで、内燃機関の運転状態に拘らず振動を抑制するものであり、いずれの内燃機関にも有用である。
本発明の実施例1に係る内燃機関の振動低減装置を表すエンジン概略構成図である。 実施例1のエンジンの支持構造を表す概略図である。 実施例1の内燃機関の振動低減装置におけるエンジンの振動抑制制御を表すフローチャートである。 本発明の実施例2に係る内燃機関の振動低減装置におけるエンジンの振動抑制制御を表すフローチャートである。
符号の説明
10 エンジン本体(機関本体)
41 オルタネータ(補機)
51 電子制御ユニット、ECU(マウント変位検出推定手段、補機負荷トルク設定手段、機関負荷トルク検出推定手段)
60 車体
61,62 マウント

Claims (6)

  1. 機関本体がマウントを介して車体に搭載されると共に、クランクシャフトの回転により駆動可能な補機を有する内燃機関において、
    前記マウントの変位を検出または推定するマウント変位検出推定手段と、
    該マウント変位検出推定手段が検出または推定した前記マウントの変位に基づいて前記補機の負荷トルクを設定する補機負荷トルク設定手段と、
    を備え
    前記機関本体は、クランクシャフトの軸線に対してその左右両側が左右のマウントを介して車体に支持され、前記クランクシャフトの左方または右方に前記補機が装着され、前記マウント変位検出推定手段は、前記左右のマウントの変位の総和を検出または推定することを特徴とする内燃機関の振動低減装置。
  2. 前記補機負荷トルク設定手段は、前記マウントの変位が最小となるように前記補機の負荷トルクを設定することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の振動低減装置。
  3. 前記補機負荷トルク設定手段は、前記内燃機関におけるクランクシャフトの軸周りのロール量に基づいて前記マウントの変位が最小となるように前記補機の回転軸の軸周りのロール量を設定して前記補機の負荷トルクを設定することを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の振動低減装置。
  4. 前記マウント変位検出推定手段は、前記クランクシャフトに交差する水平方向における前記機関本体の加速度に基づいて前記左右のマウントの変位の偏差を設定し、この偏差に基づいて変位を検出または推定することを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の内燃機関の振動低減装置。
  5. 前記内燃機関の負荷トルクを検出または推定する機関負荷トルク検出推定手段を設け、前記補機負荷トルク設定手段は、前記内燃機関の負荷トルクと前記マウントの変位に基づいて前記補機の負荷トルクを設定することを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の内燃機関の振動低減装置。
  6. 前記内燃機関のクランクシャフトと前記補機の回転軸が無端の伝達ベルトにより駆動伝達可能に連結され、前記伝達ベルトにおける伝達特性と前記クランクシャフトの回転数に基づいて前記補機から前記伝達ベルトを通して前記機関本体へ伝達されるベルト伝達負荷トルクを検出または推定するベルト伝達負荷トルク検出推定手段を設け、前記補機負荷トルク設定手段は、ベルト伝達負荷トルクを考慮して前記補機の負荷トルクを設定することを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の内燃機関の振動低減装置。
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