JP4962030B2 - モールド幅変更用アクチュエータ - Google Patents

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本発明は、連続鋳造を行うモールドの幅を変更するためのアクチュエータに関するものである。
連続鋳造を行うモールド(特に、鋼スラブの連続鋳造用のモールド)は、一対の長辺部材と一対の短辺部材とによって構成されているのが一般的である。この種のモールドにおいては、長辺部材に対して短辺部材がスライド可能に配設されているとともに、それぞれの短辺部材にモールド幅変更用アクチュエータが設けられており、モールド幅変更用アクチュエータの駆動によって短辺部材の相互間距離を変更することで鋳造中に鋳片の幅を変更することが可能である。
モールド幅変更用アクチュエータとしては、通常、ステッピングシリンダが用いられている。ステッピングシリンダは、駆動源となるステッピングモータと、ステッピングモータによって回転駆動されるボールネジと、ボールネジの回転変位に応じてピストンロッドが進退移動する油圧シリンダとを備えて構成されたもので、油圧シリンダのアクチュエータ本体がフレーム等の固定体に保持されている一方、ピストンロッドの先端部がモールドの短辺部材に連結されている。
上記のように構成されたモールド幅変更用アクチュエータでは、コントローラからパルス信号が与えられると、パルス信号に応じてステッピングモータが回転し、このステッピングモータによってボールネジが回転駆動される。ボールネジが回転すると、例えばその回転変位に応じて油圧シリンダのピストンロッドに対するスプールの位置が変更されることになり、アクチュエータ本体に対してピストンロッドが進退移動する。この結果、長辺部材に対して短辺部材が移動するため、モールドを通過する鋳片の幅が変更されることになる。
この種のモールド幅変更用アクチュエータにおいては、ステッピングモータに回転検出器が設けられており、この回転検出器の検出結果に基づいてその動作が制御されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−50694号公報
ところで、特許文献1に記載された回転検出器は、パルス信号に対するステッピングモータの回転変位のずれ(脱調)を検出することはできるものの、アクチュエータ本体に対するピストンロッドの進退移動を直接監視するものではない。このため、回転検出器の検出結果に基づいてモールドにおける短辺部材の位置や姿勢を正確に制御するためには、ピストンロッドの実際の位置とステッピングモータの回転変位との調整を頻繁に実施する必要があり、保守作業の煩雑化を招来する虞れがある。
上述した問題を解決するには、例えばアクチュエータ本体の先端部にピストンロッドの変位量を検出する変位センサを設けることが考えられる。しかしながら、モールド幅変更用アクチュエータは、アクチュエータ本体の先端部が高温、かつモールドパウダー等の粉塵に曝された状態となる。このため、アクチュエータ本体の先端部に変位センサを配設した場合には、高温の影響や粉塵の影響に起因して変位センサに故障等のトラブルが多発する虞れがある。
本発明の目的は、上記実情に鑑みて、保守作業の煩雑化やトラブルが頻発する事態を招来することなくモールドにおける短辺部材の移動を正確に制御することのできるモールド幅変更用アクチュエータを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に係るモールド幅変更用アクチュエータは、一対の長辺部材と一対の短辺部材とによって構成される連続鋳造用モールドを適用対象とし、ボールネジの回転変位に応じてピストンロッドをアクチュエータ本体の先端部から進退移動させることにより、前記長辺部材に対して前記短辺部材を移動させるモールド幅変更用アクチュエータにおいて、前記ボールネジの回転変位を検出するロータリエンコーダを前記アクチュエータ本体の基端部に配設し、さらに、ステッピングモータ及びロータリエンコーダを個々に支持する軸受を有したカバー部材によってボールネジの従動ギアとロータリエンコーダの入力ギアとの歯合部位を覆うようにしたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係るモールド幅変更用アクチュエータは、上述した請求項1において、前記アクチュエータ本体の基端部にステッピングモータを配設するとともに、前記ボールネジにおいて前記アクチュエータ本体の基端部に対応する端部に従動ギアを固着し、この従動ギアに前記ステッピングモータの駆動ギアを歯合させることによって前記ボールネジを回転させる一方、前記従動ギアを介して前記ロータリエンコーダが前記ボールネジの回転変位を検出することを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係るモールド幅変更用アクチュエータは、上述した請求項1において、前記ステッピングモータ及び前記ロータリエンコーダをそれぞれ前記アクチュエータ本体の基端部外表面に配設したことを特徴とする。
本発明によれば、ピストンロッドの進退移動の基準となるボールネジの回転変位を検出する回転変位検出手段を設けているため、この回転変位検出手段の検出結果に基づいてピストンロッドを進退移動させれば、モールドにおける短辺部材の位置や姿勢をより正確に制御することが可能となる。しかも、モールドから離隔したアクチュエータ本体の基端部に回転変位検出手段を配設しているため、高温の影響やモールドパウダー等の粉塵の影響によるトラブルの発生を可及的に減少させることができる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るモールド幅変更用アクチュエータの好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態であるモールド幅変更用アクチュエータを示したものである。ここで例示するモールド幅変更用アクチュエータ10は、図2及び図3に示すように、一対の長辺部材LMと一対の短辺部材SMとによって構成される連続鋳造用のモールドMを適用対象とし、モールドMの長辺部材LMに対して短辺部材SMを移動させるためのものである。
図1に示すように、モールド幅変更用アクチュエータ10は、いわゆる直動型と称されるものであり、アクチュエータ本体20及びピストンロッド30を備えている。
アクチュエータ本体20は、モールド幅変更用アクチュエータ10のベースとなるもので、その内部にシリンダ室21を有している。アクチュエータ本体20のシリンダ室21は、横断面が一様な円形となる円柱状に形成したもので、その基端部がアクチュエータ本体20の基端壁22によって閉塞され、かつその先端部がアクチュエータ本体20の先端壁23に形成したロッド摺動孔23aを介して外部に開口している。ロッド摺動孔23aは、シリンダ室21よりも細径に形成した円形の開口であり、その中心をシリンダ室21の軸心Cに合致させる位置に設けてある。
ピストンロッド30は、ピストン部31と作動ロッド部32とを一体に構成したものである。ピストン部31は、アクチュエータ本体20のシリンダ室21に嵌合する外径を有した円柱状を成しており、シリンダ室21に摺動可能に嵌合することにより、シリンダ室21にロッド側油室21a及びヘッド側油室21bを画成している。作動ロッド部32は、アクチュエータ本体20のロッド摺動孔23aに嵌合する外径を有した円柱状を成すもので、ピストン部31におけるロッド側油室21aに位置する端面から互いの軸心Cを合致させた状態で設けてある。この作動ロッド部32は、アクチュエータ本体20に対してピストンロッド30を最も縮退した位置に配置した場合にも、アクチュエータ本体20の先端壁23から外部に突出するに十分な長さに構成してあり、その先端部が連結ピンPを介してモールドMの短辺部材SMに揺動可能に連結してある。図2及び図3に示すように、本実施の形態では、短辺部材SMの上方となる部位及び下方となる部位にそれぞれモールド幅変更用アクチュエータ10を連結することにより、連続鋳造用モールドMの鋳片幅変更装置を構成している。それぞれのモールド幅変更用アクチュエータ10は、連結ピンPが水平方向に延在するように設けてあり、短辺部材SMに対して各連結ピンPの軸心回りに相対的に揺動することが可能である。
また、ピストンロッド30には、図1に示すように、スリーブ33及びネジ収容部34が設けてある。スリーブ33は、ピストン部31においてヘッド側油室21bに対向する端面からピストンロッド30の軸心Cを中心として形成した比較的太径となる円柱状の孔であり、その内端部がピストンロッド30の内部で閉塞している。このスリーブ33には、その内部にスプール40が収容してある。スプール40は、円柱状を成す基部41の両端にそれぞれ太径の円柱状を成すバルブ部42を有したもので、バルブ部42をスリーブ33の内周面に嵌合させた状態でスリーブ33の軸心Cに沿って移動可能、かつピストンロッド30に対して軸心回りの回転が規制された状態で配設してある。
このスプール40は、ピストンロッド30に対する占位位置を変更することにより、スリーブ33に開口した3つのポート35a,35b,35cの接続態様を切り替えるためのものである。3つのポート35a,35b,35cは、スリーブ33の軸心方向に沿って互いに異なる位置に開口したもので、ピストンロッド30の先端部側に位置するものから第1ポート35a、第2ポート35b、第3ポート35cとして順次形成してある。第1ポート35aは、ロッド側油室21aとの間を連通する第1油路36aのスリーブ側開口端であり、第2ポート35bは、ヘッド側油室21bとの間を連通する第2油路36bのスリーブ側開口端である。第3ポート35cは、ピストン部31の外周面に形成したドレン室37との間を連通する第3油路36cのスリーブ側開口端となる。
これら3つのポート35a,35b,35cに対してスプール40は、常態位置に占位した場合にバルブ部42によって第1ポート35a及び第3ポート35cを共に閉塞するとともに、第2ポート35bを開放した状態に維持する。この常態位置からスプール40を先端部側に移動させると、第3ポート35cが閉塞された状態で第1ポート35aが第2ポート35bと連通した状態に切り替わり、ロッド側油室21aとヘッド側油室21bとが互いに連通した状態となる。一方、常態位置からスプール40を基端部側に移動させると、第1ポート35aが閉塞された状態で第3ポート35cが第2ポート35bと連通した状態に切り替わり、ヘッド側油室21bとドレン室37とが連通した状態となる。図には明示していないが、スプール40には、その中心部に軸心Cに沿って雌ネジ孔が形成してある。
ネジ収容部34は、スリーブ33の内端面からピストンロッド30の軸心Cを中心として形成した比較的細径となる円柱状の孔であり、その内端がピストンロッド30の内部で閉塞している。このネジ収容部34には、その内部にボールネジ50が収容してある。ボールネジ50は、ネジ収容部34に収容することのできる外径を有した長尺の円柱状部材であり、その外周面にネジ溝50aを有し、かつその基端部に従動ギア51を有している。
このボールネジ50は、その先端部がネジ収容部34に収容され、かつその中間部がネジ溝50aを介してスプール40の雌ネジ孔(図示せず)に螺合し、さらに従動ギア51を備えた基端部がアクチュエータ本体20の基端壁22に形成した挿通孔22aを介してアクチュエータ本体20の外部に突出している。図からも明らかなように、ボールネジ50とスリーブ33の基端開口との間には、ボールネジ50を自身の軸心C回りの回転を許容するとともに、ヘッド側油室21bからスリーブ33への圧油の浸入を阻止するスリーブ側シール部材52が設けてある。また、アクチュエータ本体20の基端壁22とボールネジ50との間には、ボールネジ50を自身の軸心C回りの回転を許容するとともに、挿通孔22aを介してヘッド側油室21bの圧油が外部に漏出するのを阻止する本体側シール部材53が設けてある。
一方、モールド幅変更用アクチュエータ10には、アクチュエータ本体20の基端面にカバー部材60を介してステッピングモータ70及びロータリエンコーダ(回転変位検出手段)80が配設してある。ステッピングモータ70は、パルス信号が与えられた場合にこのパルス信号に応じて段階的に回転変位するもので、その出力軸に固着した駆動ギア71を介してボールネジ50の従動ギア51に歯合している。ロータリエンコーダ80は、入力ギア81が回転した場合にその回転変位に応じた検出信号を出力するもので、入力ギア81を介してボールネジ50の従動ギア51に歯合している。カバー部材60は、ボールネジ50の従動ギア51、ステッピングモータ70の駆動ギア71及びロータリエンコーダ80の入力ギア81の周囲を囲繞するカバーとして機能するとともに、ステッピングモータ70及びロータリエンコーダ80をアクチュエータ本体20の基端面に保持させるためのブラケットとして機能するものである。
図1に示すコントローラ90は、アクチュエータ本体20に対してピストンロッド30を進退移動させる場合に、その目標移動量に応じたパルス信号を与えるとともに、ロータリエンコーダ80から出力される検出信号に基づいてアクチュエータ本体20に対するピストンロッド30の移動量を演算し、この演算した移動量と目標移動量との偏差がゼロとなるように、次に与えるパルス信号を決定するものである。
以下、上述したモールド幅変更用アクチュエータ10の動作について説明する。尚、以下においては、図1に示すように、モールド幅変更用アクチュエータ10のロッド側油室21aに油圧ポンプ100が接続してあるとともに、ドレン室37がドレンタンク101に接続してあるものとする。
いま、コントローラ90からピストンロッド30を進出移動させるためのパルス信号をステッピングモータ70に与えると、このパルス信号に応じてステッピングモータ70が所定の方向に回転する。ステッピングモータ70が回転すると、駆動ギア71及び従動ギア51を介してボールネジ50が回転し、このボールネジ50の回転変位に応じてスプール40がピストンロッド30に対して先端部側に移動する。この結果、ロッド側油室21aとヘッド側油室21bとが互いに連通するため、それぞれの油室21a,21bに油圧ポンプ100からの油圧が作用することになり、両者の受圧面積の相違からアクチュエータ本体20に対してピストンロッド30が進出移動することになる。ピストンロッド30が進出移動すると、相対的にスプール40が基端部側に移動して常態位置に復帰することになるため、その位置を保持する。以降、ステッピングモータ70に対してパルス信号の出力を継続することにより、アクチュエータ本体20に対してピストンロッド30が順次進出移動することになる。
一方、コントローラ90からピストンロッド30を縮退移動させるためのパルス信号をステッピングモータ70に与えると、このパルス信号に応じてステッピングモータ70が先とは逆方向に回転する。ステッピングモータ70が逆方向に回転すると、駆動ギア71及び従動ギア51を介してボールネジ50が先とは逆方向に回転し、このボールネジ50の回転変位に応じてスプール40がピストンロッド30に対して基端部側に移動する。この結果、ヘッド側油室21bとドレン室37とが連通するため、ロッド側油室21aにのみ油圧ポンプ100からの油圧が作用することになり、アクチュエータ本体20に対してピストンロッド30が縮退移動することになる。ピストンロッド30が縮退移動すると、相対的にスプール40が先端部側に移動して常態位置に復帰することになるため、その位置を保持する。以降、ステッピングモータ70に対してパルス信号の出力を継続することにより、アクチュエータ本体20に対してピストンロッド30が順次縮退移動することになる。
これらの動作の間、モールド幅変更用アクチュエータ10のロータリエンコーダ80からコントローラ90に対して検出信号が与えられ、この検出信号に基づいてアクチュエータ本体20に対するピストンロッド30の移動量が演算されている。さらにコントローラ90は、演算した移動量と目標移動量との偏差がゼロとなるように次に与えるパルス信号を決定し、決定したパルス信号をモールド幅変更用アクチュエータ10のステッピングモータ70に出力している。
ここで、ロータリエンコーダ80の出力する検出信号は、ステッピングモータ70自体の回転変位に基づくものではなく、ボールネジ50の基端部に固着した従動ギア51の回転変位に基づくものである。つまり、ロータリエンコーダ80は、ピストンロッド30の進退移動の基準となるボールネジ50の回転変位を検出し、この回転変位に応じた検出信号を出力するものである。従って、上記モールド幅変更用アクチュエータ10によれば、頻繁に調整作業を行わずとも、アクチュエータ本体20に対するピストンロッド30の進退移動をより正確に制御することが可能となる。これにより、図2に示すように、モールドMにおいては、長辺部材LMに対して短辺部材SMを正確に移動させることが可能となり、例えば、連続鋳造中においてモールドMを通過する鋳片SGの幅を正確に制御することができるようになる。
しかも、ロータリエンコーダ80の配設位置は、高温、かつモールドパウダー等の粉塵に曝されるモールドMから最も離隔したアクチュエータ本体20の基端側に位置する基端壁22の外表面であり、さらにボールネジ50の従動ギア51とロータリエンコーダ80の入力ギア81との歯合部位に関しては、これをカバー部材60によって覆うようにしたものである。従って、ロータリエンコーダ80の構成部品に対する高温の影響や粉塵の影響を可及的に低減することができ、これらの影響に起因した故障等のトラブルが多発する事態を防止することが可能となるため、これらのトラブルに対応するための保守作業も著しく減少することになる。
尚、上述した実施の形態では、ボールネジを駆動するための駆動源としてステッピングモータを適用したものを例示しているが、必ずしもステッピングモータを適用する必要はなく、指令信号に応じて回転駆動するものであれば、その他の回転型駆動源を適用しても構わない。
また、上述した実施の形態では、ボールネジの回転変位をピストンロッドの進退移動に変換させる手段として、このボールネジに螺合するスプールを直動させ、ピストンロッドに形成した油路の接続態様を切り替えるものを例示しているが、これらの構成はあくまでも例示のためであって、その他の手段を適用してボールネジの回転変位をピストンロッドの進退移動に変換させても良い。
本発明の実施の形態であるモールド幅変更用アクチュエータの構造を概念的に示す断面側面図である。 図1に示したモールド幅変更用アクチュエータを適用した連続鋳造用モールドの鋳片幅変更装置を示す概念図である。 図2に示した鋳片幅変更装置の平面図である。
符号の説明
10 モールド幅変更用アクチュエータ
20 アクチュエータ本体
21 シリンダ室
22 基端壁
23 先端壁
30 ピストンロッド
31 ピストン部
32 作動ロッド部
33 スリーブ
34 ネジ収容部
40 スプール
50 ボールネジ
50a ネジ溝
51 従動ギア
70 ステッピングモータ
71 駆動ギア
80 ロータリエンコーダ
81 入力ギア
90 コントローラ

Claims (3)

  1. 一対の長辺部材と一対の短辺部材とによって構成される連続鋳造用モールドを適用対象とし、ボールネジの回転変位に応じてピストンロッドをアクチュエータ本体の先端部から進退移動させることにより、前記長辺部材に対して前記短辺部材を移動させるモールド幅変更用アクチュエータにおいて、
    前記ボールネジの回転変位を検出するロータリエンコーダを前記アクチュエータ本体の基端部に配設し、さらに、ステッピングモータ及びロータリエンコーダを個々に支持する軸受を有したカバー部材によってボールネジの従動ギアとロータリエンコーダの入力ギアとの歯合部位を覆うようにしたことを特徴とするモールド幅変更用アクチュエータ。
  2. 前記アクチュエータ本体の基端部にステッピングモータを配設するとともに、前記ボールネジにおいて前記アクチュエータ本体の基端部に対応する端部に従動ギアを固着し、この従動ギアに前記ステッピングモータの駆動ギアを歯合させることによって前記ボールネジを回転させる一方、前記従動ギアを介して前記ロータリエンコーダが前記ボールネジの回転変位を検出することを特徴とする請求項1に記載のモールド幅変更用アクチュエータ。
  3. 前記ステッピングモータ及び前記ロータリエンコーダをそれぞれ前記アクチュエータ本体の基端部外表面に配設したことを特徴とする請求項1に記載のモールド幅変更用アクチュエータ。
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