JP4961897B2 - レーザー照射装置、レーザー照射方法、薄膜半導体装置の製造方法、及び表示装置の製造方法 - Google Patents

レーザー照射装置、レーザー照射方法、薄膜半導体装置の製造方法、及び表示装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4961897B2
JP4961897B2 JP2006231506A JP2006231506A JP4961897B2 JP 4961897 B2 JP4961897 B2 JP 4961897B2 JP 2006231506 A JP2006231506 A JP 2006231506A JP 2006231506 A JP2006231506 A JP 2006231506A JP 4961897 B2 JP4961897 B2 JP 4961897B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
laser beam
fins
line
laser light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006231506A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008060098A (ja
Inventor
啓介 尾本
稔 中島
正利 稲垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2006231506A priority Critical patent/JP4961897B2/ja
Priority to KR1020070080625A priority patent/KR20080020480A/ko
Priority to TW096130220A priority patent/TW200830384A/zh
Priority to US11/844,502 priority patent/US8084707B2/en
Priority to CN2007101485457A priority patent/CN101185988B/zh
Publication of JP2008060098A publication Critical patent/JP2008060098A/ja
Priority to US13/307,204 priority patent/US20120067856A1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4961897B2 publication Critical patent/JP4961897B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/02Positioning or observing the workpiece, e.g. with respect to the point of impact; Aligning, aiming or focusing the laser beam
    • B23K26/06Shaping the laser beam, e.g. by masks or multi-focusing
    • B23K26/073Shaping the laser spot
    • B23K26/0738Shaping the laser spot into a linear shape
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/02Positioning or observing the workpiece, e.g. with respect to the point of impact; Aligning, aiming or focusing the laser beam
    • B23K26/06Shaping the laser beam, e.g. by masks or multi-focusing
    • B23K26/064Shaping the laser beam, e.g. by masks or multi-focusing by means of optical elements, e.g. lenses, mirrors or prisms
    • B23K26/066Shaping the laser beam, e.g. by masks or multi-focusing by means of optical elements, e.g. lenses, mirrors or prisms by using masks
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/005Optical devices external to the laser cavity, specially adapted for lasers, e.g. for homogenisation of the beam or for manipulating laser pulses, e.g. pulse shaping

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Recrystallisation Techniques (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)

Description

本発明は、ライン状のレーザー光を被照射体に照射するレーザー照射装置とレーザー照射方法に関し、さらにはライン状のレーザー光の照射によって半導体膜を結晶化する薄膜半導体装置の製造方法及び表示装置の製造方法に関する。
近年、多結晶シリコン膜に代表される結晶質半導体膜を用いた薄膜トランジスタ(以下、「TFT」と記す)が、例えば液晶表示装置や有機EL(Electro Luminescence)表示装置などの表示装置において、画素のスイッチング素子や、画素を制御するための駆動回路を形成する素子として用いられている。
非晶質シリコン膜(アモルファスシリコン膜)などの非晶質半導体膜を結晶化させる方法として、レーザー光(レーザービーム)を用いた方法が知られている(例えば、特許文献1を参照)。この方法では、レーザー照射装置を用いてライン状のレーザー光を非晶質の半導体膜に照射することにより、半導体膜をレーザー光で加熱して結晶化させる。通常、結晶化に使用されるレーザー光はパルスレーザー光であり、このパルスレーザー光で半導体膜を瞬間的に加熱して結晶化することにより、結晶質の半導体膜を得ている。
図5は従来のレーザー照射装置の構成例を概略的に示すもので、(A)は側面図、(B)は平面図である。レーザー照射装置は、光学系51と、一対の切り出し部材52と、テーブル53とを備えている。
光学系51は、図示しないレーザー光源から出力されたレーザー光の断面(光軸に垂直な断面)をライン状に形成するものである。一対の切り出し部材52は、光学系51でライン状に形成されたレーザー光(線状ビーム)LBを、当該レーザー光LBのライン長手方向(図の左右方向)に沿うX方向で所定の長さに切り出すものである。
テーブル53は、被照射体となる半導体膜が形成された基板54を支持するものである。基板54の主面(上面)には、レーザー照射前の段階で、非晶質の半導体膜55が形成されている。また、テーブル53は、図示しないテーブル移動機構によって移動可能に支持されている。
上記構成からなるレーザー照射装置を用いて、レーザー光照射対象領域56内の半導体膜55を結晶化させる場合は、被照射体となる半導体膜55付きの基板54をテーブル53に載せて支持するとともに、図示しないレーザー光源から出射されたレーザー光の断面形状を光学系51でライン状に変換することにより、光学系51から基板54に向けてライン状のレーザー光LBを照射する。その際、ライン状のレーザー光LBの一部(ライン長手方向の端部側)を一対の切り出し部材52で遮光することにより、基板54のレーザー光照射対象領域56のサイズに合わせて、レーザー光LBを所定の長さに切り出す。

また、基板54上の広い面積にレーザー光を照射するために、レーザー光LBを照射するタイミングに同期して、テーブル54を一定のピッチでY方向に順に移動させる。その結果、レーザー光LBの照射によって半導体膜55が結晶化される。
特開2001−156017号公報
しかしながら、上記従来のレーザー照射装置においては、一対の切り出し部材52でレーザー光LBを切り出すときに、各々の切り出し部材52の表面(上面)でレーザー光が上方に反射し、この反射光が半導体膜の結晶化工程に悪い影響を及ぼすという問題があった。
具体的な影響としては、(1)切り出し部材52からの反射光がレーザー光源まで戻り、レーザー光の出力が変動する、(2)切り出し部材52からの反射光が光路に戻ってレーザー光と干渉することにより、レーザー光の強度が変動したり、レーザー光の局所的な強度不均一をもたらしたりする、(3)切り出し部材52からの反射光によって光学系51の光学素子が加熱され、これに伴う光学素子の熱膨張によってレーザー光の光路が変動したり、レーザー光の強度が変動したり、レーザー光の強度分布が不均一になったりする。
本発明に係るレーザー照射装置は、被照射体に照射されるレーザー光の断面をライン状に形成する光学系と、この光学系によってライン状に形成されたレーザー光をライン長手方向で所定の長さに切り出すとともに、この切り出しのための遮光部に、レーザー光を取り込んで吸収する複数のフィンが設けられた切り出し部材とを備えるものである。
また、本発明に係るレーザー照射方法は、レーザー光の断面をライン状に形成するとともに、ライン状のレーザー光をライン長手方向で所定の長さに切り出して被照射体に照射する際に、レーザー光の切り出しを行なう切り出し部材の遮光部に複数のフィンを設け、これらのフィンにレーザー光を取り込んで吸収させるものである。
本発明に係るレーザー照射装置及びレーザー照射方法においては、レーザー光の切り出しを行なう切り出し部材の遮光部に複数のフィンを設け、これらのフィンにレーザー光を取り込んで吸収させることにより、切り出しのために遮光されるレーザー光が、従来のように切り出し部材の表面で反射することがなくなる。
本発明によれば、切り出し部材の遮光部に照射されるレーザー光を複数のフィンに取り込んで吸収することにより、切り出しのために遮光されるレーザー光が切り出し部材の表面で反射しなくなるため、切り出し部材で反射したレーザー光による悪影響を防止することができる。
以下、本発明の具体的な実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係るレーザー照射装置の構成例を概略的に示すもので、(A)は側面図、(B)は平面図である。レーザー照射装置は、光学系1と、一対の切り出し部材2と、テーブル3とを備えている。
光学系1は、図示しないレーザー光源から出力されたレーザー光の断面(光軸に垂直な断面)をライン状に形成するものである。レーザー光源は、例えばパルス発振型のエキシマレーザーを発振源として、パルスレーザーからなるレーザー光を出力するものである。光学系1は、例えば円筒型レンズなどの光学素子を用いて構成されるものである。この光学系1では、レーザー光源から出力されたレーザー光を、例えばラインの長さ(長手寸法)が300mm、ラインの幅(短手寸法)が100〜500μmといったライン状のレーザー光LBに変換する。
一対の切り出し部材2は、光学系1でライン状に形成されたレーザー光(線状ビーム)LBを、当該レーザー光LBのライン長手方向(図の左右方向)に沿うX方向で所定の長さに切り出すものである。各々の切り出し部材2は、例えばアルミニウムなどの金属材料からなる板状の部材であって、例えば図示しないブラケット等の取り付け用部材を用いてテーブル3から所定の距離だけ上方に離間した位置に取り付けられている。また、一対の切り出し部材2は、X方向と平行な同一の直線上で所定の間隔をあけて対向する状態に配置されている。レーザー光LBを切り出す長さは、一対の切り出し部材2の間隔(対向距離)によって決まる。このため、一対の切り出し部材2は、後述するレーザー光照射対象領域に合わせてレーザー光LBの切り出し長さを調整できるように、レーザー光LBのライン長手方向(X方向)で互いに接近離間する方向に移動可能に設けられている。
テーブル3は、被照射体となる半導体膜が形成された基板4を支持するものである。基板4としては、例えばガラス基板、半導体基板(シリコン基板等)、プラスチック基板などが用いられる。基板4の主面(上面)には、レーザー照射前の段階で、例えば非晶質シリコン膜からなる非晶質の半導体膜5が形成されている。また、テーブル3は、図示しないテーブル移動機構によって移動可能に支持されている。テーブル移動機構によるテーブル3の移動は、上記ライン長手方向に垂直なY方向でレーザー光の照射位置を固定したまま、基板4上に設定されたレーザー光照射対象領域6全体にレーザー光LBを照射するために行なわれる。
また、上述した一対の切り出し部材2には、それぞれ複数のフィン7が設けられている。各々のフィン7は、切り出し部材2の上面側においてレーザー光LBの切り出しのための遮光部(被照射体への照射が不要なレーザー光LBが照射される部分)に設けられている。
図2は図1におけるC部の拡大図である。図から分かるように、各々のフィン7は、レーザー光LBの光軸に対して傾斜する状態で切り出し部材2の上面に取り付けられている。フィン7は、例えばアルミニウムなどの金属材料からなる薄板状の部材であって、内角が鈍角となるように折り曲げられている。この折り曲げ部を境にしてフィン7を第1の部分7Aと第2の部分7Bに区分すると、第1の部分7Aは、例えば図示しないネジ等の固定手段を用いて切り出し部材2に固定され、第2の部分7Bは、切り出し部材2の上面から斜めに起立するように配置されている。
フィン7の第2の部分7Bは、切り出しのための遮光部に入射するレーザー光LBが第2の部分7Bの表面(傾斜面)で反射したときに、この反射したレーザー光の向きがライン長手方向(X方向)で外向きとなるように傾斜している。ここで記述する「外向き」とは、ライン長手方向でレーザー光LBの長さの中心位置から遠ざかる方向をいう。このような向きでフィン7の第2の部分7Bを傾斜させることにより、第2の部分7Bで反射したレーザー光が、一対の切り出し部材2の間を通過するレーザー光(結晶化のためのレーザー光)LBの光路に戻ることを確実に防止することができる。
また、フィン7の第2の部分7Bの傾斜角度θは、切り出し部材2の上面(フィン7の取り付け面)がレーザー光LBの光軸と直角をなすものとすると、切り出し部材2の上面を基準にして、例えばθ=45°〜75°の範囲内に設定されている。ちなみに、フィン7が傾斜する向きや角度は、一方の切り出し部材2に取り付けられたすべてのフィン7に共通したものとなっており、一対(左右)の切り出し部材2で比較すると、フィン7が傾斜する角度θは共通であるが、フィン7が傾斜する向きは逆向きになっている。また、フィン7の第1の部分7Aは、表面及び裏面がサンドブラスト処理などによって粗面化処理されていることが望ましく、フィン7の第2の部分7Bは、表面及び裏面が研磨処理などによって鏡面仕上げされていることが望ましい。
また、複数のフィン7は、少なくともレーザー光LBが照射される部分をすべてカバーするように、X方向(レーザー光のライン長手方向)に一列に並ぶように配列されている。このようにフィン7を配列することにより、X方向を広範囲にわたってフィン7で覆うことができる。こうしたフィン7の配列状態においては、レーザー光LBの光軸方向(上方)から複数のフィン7を見たときに、フィン7の第1の部分7Aが、これに隣り合うフィン7の第2の部分7Bで完全に隠れるように、例えば、フィン7の折り曲げ部を基点に、X方向における第2の部分7Bの端部までの長さL1と、X方向で隣り合うフィン7の第1の部分7Aの端部までの長さL2の大小関係が、L1≧L2に設定されている。
さらに、一対の切り出し部材2の相対向する側の端部(レーザー光LBの切り出し口の部分)2Aは、鋭角(鋭利)なナイフエッジ形状に形成されるとともに、上記フィン7の第2の部分7Bと同様にレーザー光LBの光軸に対してナイフエッジ部分を上向きにして傾斜し、この傾斜部2Aがフィン配列の一部をなしている。切り出し部材2の端部2Aを鋭角なナイフエッジ形状とした理由は、切り出し部材2の端部2Aで反射したレーザー光LBが上方(光学系1)に戻ることを防止するためである。
続いて、本発明に係るレーザー照射方法、薄膜半導体装置の製造方法、表示装置の製造方法について説明する。まず、本発明に係るレーザー放射方法は、レーザー光の断面をライン状に形成するとともに、このライン状のレーザー光をライン長手方向で所定の長さに切り出して被照射体に照射する際に、上述のようにレーザー光LBの切り出しを行なう切り出し部材2の遮光部に複数のフィン7を設け、これらのフィン7にレーザー光LBを取り込んで吸収させるものである。
また、本発明に係る薄膜半導体装置の製造方法は、レーザー光の断面をライン状に形成するとともに、このライン状のレーザー光をライン長手方向で所定の長さに切り出して半導体膜に照射することにより、半導体膜を結晶化する工程を有し、この結晶化工程に上記のレーザー照射方法、すなわちレーザー光LBの切り出しを行なう切り出し部材2の遮光部に複数のフィン7を設け、これらのフィン7にレーザー光LBを取り込んで吸収させる方法を適用したものである。この薄膜半導体装置の製造方法は、例えば、ガラス基板を用いたTFTアレイの製造方法として適用可能である。
また、本発明に係る表示装置の製造方法は、レーザー光の断面をライン状に形成するとともに、このライン状のレーザー光をライン長手方向で所定の長さに切り出して半導体膜に照射することにより、半導体膜を結晶化する工程を有し、この結晶化工程に上記のレーザー照射方法、すなわちレーザー光LBの切り出しを行なう切り出し部材2の遮光部に複数のフィン7を設け、これらのフィン7にレーザー光LBを取り込んで吸収させる方法を適用したものである。この表示装置の製造方法は、例えば、画素のスイッチング素子や、画素を制御するための駆動回路を形成する素子にTFTを用いた液晶表示装置や有機EL表示装置の製造方法として適用可能である。
以下に、レーザー照射方法の詳細を説明する。まず、上記構成からなるレーザー照射装置を用いて、レーザー光照射対象領域6内の半導体膜5を結晶化させる場合は、被照射体となる半導体膜5付きの基板4をテーブル3に載せて支持するとともに、図示しないレーザー光源から出射されたレーザー光(パルスレーザー等)の断面形状を光学系2でライン状に変換することにより、光学系1から基板4に向けてライン状のレーザー光LBを照射する。
その際、ライン状のレーザー光LBの一部(ライン長手方向の端部側)を一対の切り出し部材2で遮光することにより、基板4のレーザー光照射対象領域6のサイズに合わせて、レーザー光LBを所定の長さに切り出す。一般に、半導体膜の結晶化に使用されるライン状のレーザー光は平行光であるため、一対の切り出し部材2によるレーザー光LBの切り出し長さ(X方向のレーザー光LBの長さ)は、基板4のレーザー光照射対象領域6の長さ(X方向のレーザー光照射対象領域6の長さ)に合わせて、レーザー照射前に調整される。
また、基板4上の広い面積にレーザー光を照射するために、レーザー光LBを照射するタイミングに同期して、テーブル4を一定のピッチでY方向に順に移動させる。より具体的に記述すると、ライン状に形成したレーザー光LBの幅(Y方向の寸法)よりも狭いピッチ刻みでテーブル3をY方向に順に移動させながら、各々の移動位置で基板4上の半導体膜5にレーザー光LBを照射することにより、レーザー光照射対象領域6内の半導体膜5に対して複数回ずつレーザー光LBを照射する。その結果、レーザー光LBの照射によって半導体膜5は瞬間的に加熱されて溶解し、冷却固化する際に結晶化される。ここではテーブル3をY方向に移動させるものとしたが、これに代えてレーザー光LBをY方向に走査させてもよい。
また、一対の切り出し部材2でレーザー光LBを切り出す場合、上述のように一対の遮光部2に対して、それぞれレーザー光LBの切り出しのための遮光部にフィン7を設けておく。これにより、被照射体となる半導体膜5付きの基板4に照射されずに切り出し部材2で遮られるレーザー光LBは、切り出し部材2の上面側で切り出しのための遮光部に入射する。この遮光部(基板4への照射が不要なレーザー光LBが照射される部分)には、上述のように複数のフィン7が設けられている。このため、遮光部に入射したレーザー光LBは、上記図2に示すように、X方向で隣り合うフィン7の間に取り込まれる。
こうして取り込まれたレーザー光LBは、X方向で隣り合うフィン7の間で、互いに向かい合う第2の部分7Bの表裏面(鏡面)を反射面として何度も反射を繰り返しながら、徐々にフィン7の奥側(第1の部分7Aに近づく方向)へと進む。そして、フィン7の間で反射を繰り返す間にレーザー光LBが減衰していき、最終的にはフィン7の内部(X方向で隣り合うフィン7の間)でレーザー光LBが吸収される。このため、切り出し部材2でレーザー光LBを切り出す場合に、従来のように切り出し部材の表面(上面)でレーザー光が上方に反射することがなくなる。したがって、切り出し部材2で反射したレーザー光LBによる悪影響を防止することができる。
具体的には、切り出し部材2からの反射光がレーザー光源まで戻ることがないため、レーザー光の出力変動を防止することができる。また、切り出し部材2からの反射光が光路に戻ってレーザー光と干渉することがないため、レーザー光の強度変動や、レーザー光の局所的な強度不均一を解消することができる。また、切り出し部材2からの反射光によって光学系1の光学素子が加熱されることがないため、光学素子の温度変化に伴うレーザー光の光路変動や強度変動、さらには強度分布を不均一を解消することができる。このため、基板4上に設定されたレーザー光照射対象領域6全体に均一にレーザー光LBを照射することができる。
また、薄膜半導体装置の製造方法に本発明のレーザー照射方法を適用すれば、安定したレーザー出力で、狙いとする位置に的確にレーザー光を照射することができるため、基板4上の半導体膜5を均一に結晶化することができる。このため、TFTの特性バラツキを低減することができる。
また、表示装置のなかでも、特に、有機EL表示装置の場合は、レーザー光の照射による半導体膜の結晶化工程において、レーザー光の出力変動や光路変動、出力プロファイル変化の影響で結晶性が不均一になると、その影響が表示画面の輝度のバラツキとなって顕在化しやすい。このため、有機EL表示装置の製造方法に本発明のレーザー照射方法を適用すれば、輝度のバラツキを抑えて画質を向上させることができる。
また、上述のようにレーザー光LBをフィン7に取り込んで吸収すると、この吸収によってフィン7が発熱することも考えられるが、フィン7は、もともとアルミニウムなどの高い熱伝導性の材料(金属材料等)で形成され、構造的にも熱を放出しやすいものとなっている。このため、レーザー光LBの吸収によって発生した熱をフィン7から効率良く逃がすことができる。この結果、金属板からなるフィン7の熱変形や切り出し部材2の熱変形を有効に防止することができる。
図3は1パルスあたりのレーザー出力の変動を調べた実験結果を示す図である。図中、グラフの縦軸はレーザー出力(強度)、横軸は時間を示している。図から分かるように、フィン7を設けた場合(フィン有り)と設けない場合(フィン無し)で比較すると、前者の方が後者よりも高いレーザー出力が得られている。このレーザー出力の差は、切り出し部材の表面で上方に反射したレーザー光が、戻り光となってレーザー光源に到達し、その影響でレーザー出力に変動(出力の損失)が生じていることを示している。
図4はレーザー照射前後におけるレーザー光の位置変動を調べた実験結果を示すもので、(A)はフィン無しの場合、(B)はフィン有りの場合である。図中、グラフの縦軸はレーザー出力、横軸はレーザー光のライン短手方向(幅方向)の位置を示している。図から分かるように、フィン無しの場合は、レーザー照射前とレーザー照射後で、レーザー光の位置にずれ(光路変動)が生じ、レーザー出力のプロファイル(トップハット型の形状)にも若干の変化が認められた。これに対して、フィン有りの場合は、レーザー照射前とレーザー照射後で、レーザー光の位置にずれが発生せず、レーザー出力のプロファイルにもまったく変化が認められなかった。
なお、一対の切り出し部材2に設けられるフィン7は、上記実施形態とは逆の向きで傾斜させても、フィン7を設けない場合に比較すれば格段の効果が期待できる。また、フィン7の構成としては、第1の部分7Aから一旦垂直に第2の部分7Bを立ち上げ、第2の部分7Bの上側だけを傾斜させたものでもよい。
本発明の実施形態に係るレーザー照射装置の構成例を示す図である。 図1におけるC部の拡大図である。 レーザー出力の変動を調べた実験結果を示す図である。 レーザー光の位置変動を調べた実験結果を示す図である。 従来のレーザー照射装置の構成例を示す図である。
符号の説明
1…光学系、2…切り出し部材、3…テーブル、4…基板、5…半導体膜、7…フィン、LB…レーザー光

Claims (6)

  1. 被照射体に照射されるレーザー光の断面をライン状に形成する光学系と、
    前記光学系によってライン状に形成されたレーザー光をライン長手方向で所定の長さに切り出すとともに、前記切り出しのための遮光部に、前記レーザー光を取り込んで吸収する複数のフィンが設けられた切り出し部材と
    を備え、
    前記複数のフィンは、当該フィンの傾斜部で反射したレーザー光の向きが前記ライン長手方向で外向きとなるように傾斜しているレーザー照射装置。
  2. 前記複数のフィンは、前記レーザー光の光軸に対して傾斜する状態で、前記ライン長手方向に配列されている請求項1記載のレーザー照射装置。
  3. 前記切り出し部材は、その端部が鋭角なナイフエッジ形状に形成されるとともに、前記レーザー光の光軸に対してナイフエッジを上向きにして傾斜し、フィン配列の一部をなしている請求項1または請求項2記載のレーザー照射装置。
  4. レーザー光の断面をライン状に形成するとともに、前記ライン状のレーザー光をライン長手方向で所定の長さに切り出して被照射体に照射する際に、
    前記レーザー光の切り出しを行なう切り出し部材の遮光部に複数のフィンを、当該フィンの傾斜部で反射したレーザー光の向きが前記ライン長手方向で外向きとなるように傾斜させて設け、前記複数のフィンにレーザー光を取り込んで吸収させるレーザー照射方法。
  5. レーザー光の断面をライン状に形成するとともに、前記ライン状のレーザー光をライン長手方向で所定の長さに切り出して基板上の半導体膜に照射することにより、前記半導体膜を結晶化する工程を有する薄膜半導体装置の製造に当たって
    前記レーザー光の切り出しを行なう切り出し部材の遮光部に複数のフィンを、当該フィンの傾斜部で反射したレーザー光の向きが前記ライン長手方向で外向きとなるように傾斜させて設け、前記複数のフィンにレーザー光を取り込んで吸収させる薄膜半導体装置の製造方法。
  6. レーザー光の断面をライン状に形成するとともに、前記ライン状のレーザー光をライン長手方向で所定の長さに切り出して基板上の半導体膜に照射することにより、前記半導体膜を結晶化する工程を有する表示装置の製造に当たって
    前記レーザー光の切り出しを行なう切り出し部材の遮光部に複数のフィンを、当該フィンの傾斜部で反射したレーザー光の向きが前記ライン長手方向で外向きとなるように傾斜させて設け、前記複数のフィンにレーザー光を取り込んで吸収させる表示装置の製造方法。
JP2006231506A 2006-08-29 2006-08-29 レーザー照射装置、レーザー照射方法、薄膜半導体装置の製造方法、及び表示装置の製造方法 Expired - Fee Related JP4961897B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006231506A JP4961897B2 (ja) 2006-08-29 2006-08-29 レーザー照射装置、レーザー照射方法、薄膜半導体装置の製造方法、及び表示装置の製造方法
KR1020070080625A KR20080020480A (ko) 2006-08-29 2007-08-10 레이저 조사 장치, 레이저 조사 방법, 박막 반도체 장치의제조 방법 및 표시 장치의 제조 방법
TW096130220A TW200830384A (en) 2006-08-29 2007-08-15 Laser irradiation apparatus, laser irradiation method, fabrication method for thin film semiconductor device and fabrication method for display apparatus
US11/844,502 US8084707B2 (en) 2006-08-29 2007-08-24 Laser irradiation apparatus, laser irradiation method, fabrication method for thin film semiconductor device and fabrication method for display apparatus
CN2007101485457A CN101185988B (zh) 2006-08-29 2007-08-29 激光照射装置及照射方法、装置的制造方法
US13/307,204 US20120067856A1 (en) 2006-08-29 2011-11-30 Laser irradiation apparatus, laser irradiation method, fabrication method for thin film semiconductor device and fabrication method for display apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006231506A JP4961897B2 (ja) 2006-08-29 2006-08-29 レーザー照射装置、レーザー照射方法、薄膜半導体装置の製造方法、及び表示装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008060098A JP2008060098A (ja) 2008-03-13
JP4961897B2 true JP4961897B2 (ja) 2012-06-27

Family

ID=39150069

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006231506A Expired - Fee Related JP4961897B2 (ja) 2006-08-29 2006-08-29 レーザー照射装置、レーザー照射方法、薄膜半導体装置の製造方法、及び表示装置の製造方法

Country Status (5)

Country Link
US (2) US8084707B2 (ja)
JP (1) JP4961897B2 (ja)
KR (1) KR20080020480A (ja)
CN (1) CN101185988B (ja)
TW (1) TW200830384A (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4961897B2 (ja) * 2006-08-29 2012-06-27 ソニー株式会社 レーザー照射装置、レーザー照射方法、薄膜半導体装置の製造方法、及び表示装置の製造方法
GB201016046D0 (en) * 2010-09-24 2010-11-10 Renishaw Plc A method of forming an optical device
CN106449407B (zh) * 2016-07-08 2019-05-31 清华大学 环形栅薄膜晶体管及其制备方法
CN106057680B (zh) * 2016-07-08 2019-05-31 清华大学 环形栅薄膜晶体管及其制备方法
JP6803189B2 (ja) 2016-10-06 2020-12-23 株式会社日本製鋼所 レーザ照射装置及び半導体装置の製造方法
CN106932944B (zh) * 2017-04-28 2020-06-30 上海天马有机发光显示技术有限公司 一种显示面板及其制作方法
CN107492515A (zh) * 2017-08-10 2017-12-19 京东方科技集团股份有限公司 激光退火设备和激光退火方法
CN107749554B (zh) * 2017-11-24 2019-10-22 武汉华星光电半导体显示技术有限公司 准分子激光处理装置及其激光收集装置
CN109950144B (zh) * 2019-04-08 2021-10-22 京东方科技集团股份有限公司 一种激光退火设备
CN115841973B (zh) * 2023-02-17 2023-04-28 成都莱普科技股份有限公司 一种用于晶圆激光退火的挡光环及其制备方法

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2147284C3 (de) * 1971-09-22 1980-10-30 Messer Griesheim Gmbh, 6000 Frankfurt Vorrichtung zur Unterstützung von mit einem Laserstrahl zu schneidender Werkstücke
US4026273A (en) * 1976-03-08 1977-05-31 University Of Kentucky Research Foundation Solar fluid heater with electromagnetic radiation trap
JPS54118848A (en) * 1978-03-08 1979-09-14 Komatsu Mfg Co Ltd Laser beam scanning apparatus
JPS557658A (en) * 1978-06-30 1980-01-19 Matsushita Electric Works Ltd Photo-electric type smoke detector
US4682855A (en) * 1985-02-11 1987-07-28 Director-General Of Agency Of Industrial Science And Technology Laser-light absorber and method for absorbing laser light
LU86927A1 (de) * 1987-06-19 1988-07-14 Europ Communities Kontinuierlich variables laserstrahl-daempfungsglied
JP3254650B2 (ja) * 1993-09-30 2002-02-12 ブラザー工業株式会社 レーザ加工装置およびその加工方法
JPH08233736A (ja) * 1995-02-27 1996-09-13 Nohmi Bosai Ltd 微粒子検出センサ
US5948200A (en) * 1996-07-26 1999-09-07 Taiyo Yuden Co., Ltd. Method of manufacturing laminated ceramic electronic parts
TW340296B (en) * 1997-02-21 1998-09-11 Ricoh Microelectronics Kk Method and apparatus of concave plate printing, method and apparatus for formation of wiring diagram, the contact electrode and the printed wiring nickel substrate
DE19722799A1 (de) * 1997-05-30 1998-12-03 Hauni Maschinenbau Ag Verfahren zum Bearbeiten eines Streifens und Anordnung in einer Filteransetzmaschine
JP2001023918A (ja) * 1999-07-08 2001-01-26 Nec Corp 半導体薄膜形成装置
JP3751772B2 (ja) * 1999-08-16 2006-03-01 日本電気株式会社 半導体薄膜製造装置
GB9922576D0 (en) * 1999-09-24 1999-11-24 Koninkl Philips Electronics Nv Laser system
JP2001156017A (ja) 1999-11-29 2001-06-08 Semiconductor Energy Lab Co Ltd レーザー装置及びレーザー光を用いた熱処理方法並びに半導体装置の作製方法
KR100558678B1 (ko) * 2001-06-01 2006-03-10 엘지.필립스 엘시디 주식회사 폴리실리콘 결정화방법
FR2849794B1 (fr) * 2003-01-09 2006-05-05 S M T C Latte pour table de machine de decouple laser
DE10354808A1 (de) * 2003-11-21 2005-06-30 Siemens Ag Verfahren zur Abschattung von Streustrahlung vor einem Detektorarray
TWI227949B (en) * 2004-01-02 2005-02-11 Toppoly Optoelectronics Corp Laser annealing apparatus for producing poly silicon membrane layer and its method of using laser crystallized to form poly silicon membrane thereof
WO2005093801A1 (en) * 2004-03-26 2005-10-06 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Laser irradiation method and laser irradiation apparatus
JP4961897B2 (ja) * 2006-08-29 2012-06-27 ソニー株式会社 レーザー照射装置、レーザー照射方法、薄膜半導体装置の製造方法、及び表示装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US8084707B2 (en) 2011-12-27
JP2008060098A (ja) 2008-03-13
US20120067856A1 (en) 2012-03-22
KR20080020480A (ko) 2008-03-05
US20080053969A1 (en) 2008-03-06
TWI362694B (ja) 2012-04-21
CN101185988B (zh) 2011-12-14
TW200830384A (en) 2008-07-16
CN101185988A (zh) 2008-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4961897B2 (ja) レーザー照射装置、レーザー照射方法、薄膜半導体装置の製造方法、及び表示装置の製造方法
US6943086B2 (en) Laser annealing apparatus, TFT device and annealing method of the same
US8170072B2 (en) Laser annealing method and apparatus
JP5231234B2 (ja) ラインビームとして整形されたレーザー光を生成するためのシステム
US8598588B2 (en) Systems and methods for processing a film, and thin films
KR101407143B1 (ko) 박막의 라인 스캔 순차적 횡방향 고형화
US7317179B2 (en) Systems and methods to shape laser light as a homogeneous line beam for interaction with a film deposited on a substrate
KR20110094022A (ko) 박막 결정화를 위한 시스템 및 방법
KR20080103390A (ko) 결정화 장치 및 결정화 방법
KR20100028008A (ko) 반도체 층의 구조를 변경시키는 프로세스 및 장치
MX2012006043A (es) Sistemas y metodos para la solidificacion lateral secuencial de impulso no periodico.
US7964453B2 (en) Method and system for spatially selective crystallization of amorphous silicon
JP5214662B2 (ja) 多結晶シリコン薄膜の製造方法
US20110097907A1 (en) Laser annealing method and apparatus
JP2006156676A (ja) レーザアニール方法
TWI605493B (zh) 雷射回火方法以及雷射回火裝置
KR101963510B1 (ko) 레이저 결정화 장치 및 그 방법
CN213366530U (zh) 激光退火装置
KR101301282B1 (ko) 비정질 실리콘 결정화용 레이저 조사 장치
JP7161758B2 (ja) レーザアニール装置
JP2003289052A (ja) 半導体の結晶化方法及びそれに用いるレーザ照射装置
JP5454911B2 (ja) アニール処理体の製造方法およびレーザアニール装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090116

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20091013

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20091013

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091028

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111206

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120131

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120228

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120312

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150406

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees