JP4959509B2 - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関に搭載されて噴孔から燃料を噴射する燃料噴射弁に関する。
内燃機関の出力トルク及びエミッション状態を精度良く制御するには、燃料噴射弁から噴射される燃料の噴射量及び噴射開始時期等、その噴射形態を精度良く制御することが重要である。そこで従来より、噴射に伴い変動する燃料の圧力を検出することで、実際の噴射形態を検出する技術が提案されている。
例えば、噴射に伴い燃圧が下降を開始した時期を検出することで実際の噴射開始時期を検出したり、噴射に伴い生じた燃圧の下降量を検出することで実際の噴射量を検出することを図っている。このように実際の噴射形態を検出できれば、その検出値に基づき噴射形態を精度良く制御することができる。
このような燃圧の変動を検出するにあたり、コモンレール(蓄圧容器)に直接設置された燃圧センサ(レール圧センサ)では、噴射に伴い生じた燃圧変動がコモンレール内で緩衝されてしまうため、正確な燃圧変動を検出することができない。そこで、特許文献1記載の発明では、燃圧センサを、コモンレールから燃料噴射弁に燃料を供給する高圧配管のうちコモンレールとの接続部分に設置することで、噴射に伴い生じた燃圧変動がコモンレール内で緩衝する前に、その燃圧変動を検出することを図っている。
特開2000−265892号公報
しかしながら、噴射に伴い噴孔で生じた燃圧変動は高圧配管中にて少なからず減衰する。よって、コモンレールとの接続部分に設置された特許文献1記載の燃圧センサでは、当該燃圧変動を精度良く検出するには未だ不十分である。そこで本発明者らは、燃圧センサを燃料噴射弁に搭載することで、高圧配管のさらに下流側に燃圧センサを設置することを検討した。この検討の結果、燃圧センサを燃料噴射弁に搭載しようとすると以下の問題が生じることが明らかになった。
すなわち、燃圧センサは、検出対象となる高圧燃料の圧力を受けて弾性変形した部材の歪(弾性変形量)を検出するセンサ素子と、センサ素子から出力される圧力検出値としての電気信号を増幅する回路部品とを備えることが一般的である。一方、燃料噴射弁は、噴孔へ高圧燃料を流通させる高圧通路を内部に形成するとともに、噴孔を開閉する開閉機構を収容する金属製のボディーを備えていることが一般的である。
そして、燃料噴射弁は燃焼室近傍に配置されるため、金属製の前記ボディーは高温となる。特に、ディーゼルエンジンや直噴式ガソリンエンジンの如くシリンダヘッドにボディーを取り付ける場合には、ボディーの温度は例えば140℃程度にまで上昇する。したがって、燃圧センサを燃料噴射弁に搭載するにあたり、ボディーからの熱により回路部品が影響を受けてしまい、回路部品の性能及び信頼性が損なわれることが懸念される。つまり、検出対象が同じ燃圧であったとしても、熱影響の有無により回路部品からの増幅出力値は異なってくる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、ボディーからの熱による影響を回路部品が受けることを抑制することで、噴射に伴い生じる燃圧変動を精度良く検出できるよう燃圧センサを搭載可能にした燃料噴射弁を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段、及びその作用効果について記載する。
請求項1記載の発明では、
内燃機関に搭載されて噴孔から燃料を噴射する燃料噴射弁において、
前記噴孔へ高圧燃料を流通させる高圧通路を内部に形成するとともに、前記噴孔を開閉する開閉機構を収容する金属製のボディーと、
前記ボディーに取り付けられて前記高圧燃料の圧力を検出する燃圧センサと、
前記燃圧センサから出力される圧力検出値としての電気信号を増幅する回路部品と、
前記ボディーと前記回路部品との間に介在するよう配置された断熱部材と、
を備えることを特徴とする。
これによれば、金属製のボディーとは別部材の断熱部材をボディーに取り付け、その断熱部材を、ボディーと回路部品との間に介在するよう配置している。そのため、ボディーからの熱が回路部品に伝わりにくくなるので、ボディーからの熱による影響を回路部品が受けることを抑制できる。したがって、燃圧検出の精度低下を回避しつつ燃圧センサを燃料噴射弁に搭載することができる。
さらに、請求項記載の発明では、
前記燃圧センサは、前記ボディーに取り付けられ、前記高圧燃料の圧力を受けて弾性変形する金属製の起歪体と、前記起歪体に取り付けられるとともに前記回路部品に配線接続され、前記起歪体にて生じた歪の大きさを電気信号に変換して前記圧力検出値を出力するセンサ素子と、を有して構成され、
前記断熱部材は、前記起歪体と前記回路部品との間に介在するよう配置されていることを特徴とする。
このように、燃圧センサを、金属製の起歪体及びセンサ素子から構成する場合には、起歪体もボディーと同様にして高温となる。これに対し上記請求項記載の発明によれば、断熱部材を、起歪体と回路部品との間に介在するよう配置している。そのため、起歪体からの熱が回路部品に伝わりにくくなるので、起歪体からの熱による影響を回路部品が受けることを抑制できる。しかも、ボディーからの熱に対する断熱部材と起歪体からの熱に対する断熱部材とを兼用させているので、別々に断熱部材を備えた場合に比べて部品点数削減を図ることができる。
加えて、請求項1記載の発明では、前記断熱部材は、前記回路部品に電気接続されたコネクタ端子及び前記回路部品を保持しており、前記断熱部材、前記コネクタ端子及び前記回路部品は、一体に組み付けられた組付体を構成することを特徴とする。これによれば、断熱部材に、コネクタ端子及び回路部品を保持する機能を備えさせることとなるので、断熱部材とは別に保持部材を備える場合に比べて部品点数削減を図ることができる。
請求項記載の発明では、前記断熱部材には、前記ボディーの側から前記回路部品の側に貫通する貫通穴が形成され、前記貫通穴には前記起歪体が配置され、前記回路部品が実装される絶縁基板と、前記起歪体のうち前記センサ素子が取り付けられる取付面とが同一平面上に位置するよう、前記断熱部材は形成されていることを特徴とする。これによれば、センサ素子と回路部品とを配線接続するにあたり、その接続の作業性を向上できる。特に、ワイヤボンディングにより配線接続する場合には、接続作業性を効果的に向上できる。
請求項記載の発明では、前記断熱部材の材質は樹脂、ゴム及びセラミックのいずれかであることを特徴とする。これらの材質は断熱性に優れるため、断熱部材に用いて好適である。さらに、これらの材質は熱膨張係数が小さいため、断熱部材が熱膨張して、回路部品と他の部品との配線(例えばワイヤボンド等)が損傷するおそれを低減できる。
以下、本発明を具体化した各実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について図1及び図2を用いて説明する。図1は本実施形態に係るインジェクタ(燃料噴射弁)の概略内部構成を示す模式的な断面図、図2は図1を詳細に説明する拡大図である。
まず、図1に基づいて、インジェクタの基本的な構成、作動について説明する。インジェクタは、コモンレール(図示せず)内に蓄えられた高圧燃料を、ディーゼル内燃機関の気筒内に形成された燃焼室E1に噴射するものであり、開弁時に燃料を噴射するノズル1、電荷の充放電により伸縮するピエゾアクチュエータ2(開閉機構)、ピエゾアクチュエータ2により駆動されてノズル1の背圧を制御する背圧制御機構3(開閉機構)を備えている。
ノズル1は、噴孔11が形成されたノズルボディー12、ノズルボディー12の弁座に接離して噴孔11を開閉するニードル13、ニードル13を閉弁向きに付勢するスプリング14を備えている。
ピエゾアクチュエータ2は、ピエゾ素子を多数積層してなる積層体(ピエゾスタック)により構成されている。ピエゾ素子は圧電効果により伸縮する容量性の負荷であり、その充電と放電とで伸長状態と縮小状態とが切り替えられる。これにより、ピエゾスタックはニードル13を作動させるアクチュエータとして機能する。
背圧制御機構3のバルブボディー31内には、ピエゾアクチュエータ2の伸縮に追従して移動するピストン32、ピストン32をピエゾアクチュエータ2側に向かって付勢する皿ばね33、ピストン32に駆動される球状の弁体34が収納されている。ちなみに、図1ではバルブボディー31を1つの部品として図示しているが、実際には複数に分割されている。
略円筒状のインジェクタボディー4は、その径方向中心部に、インジェクタ軸線方向(図1の上下方向)に延びる段付き円柱状の収納孔41が形成されており、この収納孔41にピエゾアクチュエータ2および背圧制御機構3が収納されている。また、略円筒状のリテーナ5をインジェクタボディー4に螺合させることにより、インジェクタボディー4の端部にノズル1が保持されている。
ノズルボディー12、インジェクタボディー4、およびバルブボディー31には、コモンレールから常に高圧燃料が供給される高圧通路6が形成され、インジェクタボディー4およびバルブボディー31には、図示しない燃料タンクに接続される低圧通路7が形成されている。また、これらのボディー12,4,31は金属製であり、内燃機関のシリンダヘッドE2に形成された挿入穴E3に挿入配置されている。インジェクタボディー4にはクランプKの一端と係合する係合部42(押付面)が形成されており、クランプKの他端をシリンダヘッドE2にボルトで締め付けることにより、クランプKの一端が係合部42を挿入穴E3に向けて押し付けることとなる。これにより、インジェクタは挿入穴E3内に押し付けられた状態で固定される。
ニードル13における噴孔11側の外周面とノズルボディー12の内周面との間には、高圧室15が形成されている。この高圧室15は、ニードル13が開弁方向に変位した際に噴孔11と連通する。また、高圧室15には、高圧通路6を介して常に高圧燃料が供給されている。ニードル13における反噴孔側には背圧室16が形成されている。この背圧室16には前述したスプリング14が配置されている。
バルブボディー31には、バルブボディー31内の高圧通路6とノズル1の背圧室16とを連通させる経路中に高圧シート面35が形成され、バルブボディー31内の低圧通路7とノズル1の背圧室16とを連通させる経路中に低圧シート面36が形成されている。そして、高圧シート面35と低圧シート面36との間に前述した弁体34が配置されている。
インジェクタボディー4には、図2に示すように高圧配管HPと接続される高圧ポート43(高圧配管接続部)、及び低圧配管LP(リーク配管)と接続される低圧ポート44(リーク配管接続部)が形成されている。なお、低圧ポート44は、図1に示すようにクランプKに対して噴孔側に配置してもよいし、図2に示すようにクランプKに対して反噴孔側に配置してもよい。高圧ポート43についても同様にして、クランプKに対して反噴孔側でも噴孔側でもよい。
本実施形態では、コモンレールから高圧配管HPを通じて高圧ポート43に供給される燃料は、円筒状インジェクタボディー4の外周面側から供給される。インジェクタに供給された燃料は、高圧通路6のうちインジェクタ軸線方向(図1の上下方向)に対して垂直に延びる高圧ポート43内の部分6a,6b(図2参照)を流通した後、インジェクタ軸線方向(図1の上下方向)に延びる部分6c(図2参照)に流入する。その後、高圧室15及び背圧室16に向けて流通する。
高圧通路6c(第1通路部)と高圧通路6b(第2通路部)とは略直角に交差してエルボ形状を構成するが、その交差部6dからは、インジェクタボディー4の反噴孔側に分岐して、高圧通路6cの同軸上にて延びる分岐通路6eが形成されている。この分岐通路6eにより、高圧通路6b,6c内の燃料は後述する燃圧センサ50に導入される。
ちなみに、高圧ポート43内の高圧通路6a,6bには、小径部6bに対して通路断面を拡大した大径部6aが形成されており、この大径部6aには、高圧燃料中の異物を捕捉するフィルタ45(図2参照)が配置されている。
上記構成において、ピエゾアクチュエータ2が縮んだ状態では、図1に示すように弁体34が低圧シート面36に接して背圧室16は高圧通路6と接続され、背圧室16には高圧の燃料圧が導入される。そして、この背圧室16内の燃料圧とスプリング14とによってニードル13が閉弁向きに付勢されて噴孔11が閉じられている。
一方、ピエゾアクチュエータ2に電圧が印加されてピエゾアクチュエータ2が伸びた状態では、弁体34が高圧シート面35に接して背圧室16は低圧通路7と接続され、背圧室16内は低圧になる。そして、高圧室15内の燃料圧によってニードル13が開弁向きに付勢されて噴孔11が開かれ、この噴孔11から燃焼室E1へ燃料が噴射される。
ここで、噴孔11からの燃料噴射に伴い高圧通路6の高圧燃料の圧力は変動する。この圧力変動を検出する燃圧センサ50が、インジェクタボディー4に取り付けられている。燃圧センサ50により検出された圧力変動波形中に、噴孔11からの噴射開始に伴い燃圧が下降を開始した時期を検出することで、実際の噴射開始時期を検出することができる。また、噴射終了に伴い燃圧が上昇を開始した時期を検出することで、実際の噴射終了時期を検出することができる。また、これらの噴射開始時期及び噴射終了時期に加え、噴射に伴い生じた燃圧の下降量を検出することで、噴射量を検出することができる。
次に、燃圧センサ50の単体構造、及び燃圧センサ50のインジェクタボディー4への取付構造について、図2を用いて説明する。
燃圧センサ50は、分岐通路6e内の高圧燃料の圧力を受けて弾性変形するステム51(起歪体)と、ステム51にて生じた歪の大きさを電気信号に変換して圧力検出値として出力する歪ゲージ52(センサ素子)とを備えて構成されている。金属製ステム51の材料には、超高圧を受けることから高強度であること、及び、熱膨張による変形が少なく歪ゲージ52への影響が少ない(つまり低熱膨張係数である)こと、が求められ、具体的には、Fe,Ni,CoまたはFe,Niを主体とし、析出強化材料としてTi,Nb,Al又はTi,Nbが加えられた材料を選定し、プレス、切削や冷間鍛造等により形成できる。
ステム51は、高圧燃料を内部に導入する導入口51aが一端に形成された円筒形状の円筒部51bと、円筒部51bの他端を閉塞する円板形状のダイヤフラム部51cとを備えて構成されている。導入口51aから円筒部51b内に流入した高圧燃料の圧力を、円筒部51bの内面51d及びダイヤフラム部51cで受け、これによりステム51全体が弾性変形することとなる。
ここで、円筒部51b及びダイヤフラム部51cは、図2中の一点鎖線に示す軸線J1に対して軸対称形状に形成されている。そのため、高圧燃料を受けて弾性変形する際には、ステム51は軸対称に変形する。なお、ステム51の軸線J1とインジェクタボディー4の軸線J2とは平行であるとともに、ステム51の軸線J1がインジェクタボディー4の軸線J2に対してずれるよう、燃圧センサ50はオフセット配置されている。
円筒状インジェクタボディー4のうち反噴孔側の端面には、ステム51の円筒部51bが挿入される凹部46が形成されている。凹部46の内周面には雌ネジ部が形成され、円筒部51bの外周面には雄ネジ部51eが形成されている。そして、インジェクタボディー4の軸線J2方向外側からステム51を凹部46に挿入した後、円筒部51bの外周面に形成された面取り部51fを工具で締め付けることにより、円筒部51bの雄ネジ部51eを凹部46の雌ネジ部に螺合させる。
凹部46の底面には、導入口51aを囲うように環状に延びるシール面46aが形成されている。円筒部51bのうち一端側(反ダイヤフラム側)には、前記シール面46aと密着する環状のシール面51gが形成されている。したがって、円筒部51bの雄ネジ部51eを凹部46の雌ネジ部に螺合させて締結させる締結力により、円筒部51bのシール面51gが凹部46のシール面46aに押し付けられる。これにより両シール面46a,51gにてインジェクタボディー4とステム51とはメタルタッチシールされる。
当該メタルタッチシールにより、分岐通路6e内の高圧燃料がインジェクタボディー4とステム51との接触面を伝ってインジェクタボディー4の外部に漏れ出てしまうことを防止している。なお、両シール面46a,51gは軸線J1に対して垂直に拡がる形状であり、フラットシール構造となっている。
歪ゲージ52は、ダイヤフラム部51cの取付面51h(導入口51aと反対側の面)に、図示しない絶縁膜を介して貼り付けられている。したがって、円筒部51b内に流入した高圧燃料の圧力によりステム51が拡大するよう弾性変形した時、ダイヤフラム部51cに生じた歪の大きさ(弾性変形量)を歪ゲージ52が検出することとなる。なお、ダイヤフラム部51c及び円筒部51bの一部は凹部46の外方に位置し、ダイヤフラム部51cは軸線J1に対して垂直に拡がる形状である。
取付面51hと同一平面上には絶縁基板53が並べて配置されており、絶縁基板53には、電圧印加回路及び増幅回路を構成する回路部品54が実装されている。これらの回路は、ワイヤボンドWにより歪ゲージ52と接続されている。電圧印加回路から電圧印加された歪ゲージ52は、図示しない他の抵抗素子とブリッジ回路を構成するとともに、ダイヤフラム部51cにて生じた歪の大きさに応じて抵抗値が変化する。これにより、ダイヤフラム部51cの歪に応じてブリッジ回路の出力電圧が変化し、当該出力電圧が高圧燃料の圧力検出値として増幅回路に出力される。増幅回路は、歪ゲージ52(ブリッジ回路)から出力される圧力検出値を増幅し、増幅した信号をセンサ用端子55に出力する。
なお、駆動用端子56は、ピエゾアクチュエータ2に接続された正極及び負極のリード線21(駆動用配線)と接続され、ピエゾアクチュエータ2に電力供給するための端子である。ピエゾアクチュエータ2の駆動電力は高電圧(例えば160〜170V)であるとともに、ピエゾアクチュエータ2の充放電毎にオンオフが繰り返される。
センサ用端子55及び駆動用端子56はモールド樹脂60(断熱部材)により一体化されている。モールド樹脂60は、略円筒状インジェクタボディー4の反噴孔側の端面上に配置される本体部61、本体部61から噴孔側に延出するボス部62、及び本体部61から噴孔側に延出する円筒部63を備えて構成されている。
本体部61には、燃圧センサ50が挿入配置される貫通穴61aが形成されており、ダイヤフラム部51cの取付面51hは、本体部61の反噴孔側に露出している。また、本体部61の反噴孔側の面には前述の絶縁基板53が取り付けられている。これにより、取付面51hと絶縁基板53とが同一平面上に並べて配置されることとなる。取付面51h上の歪ゲージ52、回路部品54及び絶縁基板53等は、本体部61の反噴孔側に形成された凹部61b内に収容され、当該凹部61bは樹脂製の蓋部材64により閉塞されている。
ボス部62は、インジェクタボディー4に形成されたリード線21の配索穴47に挿入されている。これにより、モールド樹脂60はインジェクタボディー4に対して径方向に位置決めされる。また、ボス部62には軸線J2方向に貫通して延びる貫通穴62aが形成されており、リード線21は貫通穴62aに挿入配置されている。リード線21の一端及び駆動用端子56の一端56aは本体部61の反噴孔側に露出しており、これらの端部同士が溶接等により電気接続されている。
円筒部63は、略円筒状インジェクタボディー4の外周面に沿って延びる形状であり、インジェクタボディー4の外周面と円筒部63の内周面との間はOリングS1(シール部材)によって環状にシールされている。当該シールにより、インジェクタボディー4外部の水が、インジェクタボディー4とモールド樹脂60との接触面を伝って歪ゲージ52及びリード線21に浸入することを防止する。なお、リード線21に水が付着してしまうと、リード線21を伝って駆動用端子56及び回路部品54等に水が浸入することが懸念される。
モールド樹脂60により一体化された状態のセンサ用端子55及び駆動用端子56は、樹脂製のコネクタハウジング70内に保持されている。つまり、センサ用端子55、駆動用端子56及びコネクタハウジング70により1つのコネクタを構成している。コネクタハウジング70は、外部配線とコネクタ接続されるコネクタ接続部71、モールド樹脂60を内部に保持する本体部72、及び本体部72から噴孔側に延出する円筒部73を備えて構成されている。
本体部72及び円筒部73は、モールド樹脂60の本体部61、蓋部材64及び円筒部63の外表面に沿った形状に形成されており、コネクタハウジング70とモールド樹脂60とは溶着等の手段により互いに結合している。なお、本体部72には環状の溶着部72aが形成されており、これにより、インジェクタボディー4外部の水が、コネクタハウジング70の円筒部73内周面とモールド樹脂60の円筒部73の外周面との接触面を伝って、コネクタ接続部71内にて露出しているセンサ用端子55及び駆動用端子56に浸入することを防止する。
円筒部73の噴孔側端部には係止部72bが形成されており、インジェクタボディー4に形成された係合部48と係合する。これにより、コネクタハウジング70及びモールド樹脂60はインジェクタボディー4に対して軸線J1方向に位置決めされる。
次に、燃圧センサ50及びコネクタハウジング70等のインジェクタボディー4への組み付け手順を簡単に説明する。
はじめに、インジェクタボディー4の収納孔41及び凹部46に、ピエゾアクチュエータ2及び燃圧センサ50をそれぞれ組み付ける。燃圧センサ50の組み付けについては、先述した通り、燃圧センサ50を軸線J2方向外側から凹部46に挿入した後、面取り部51fを工具で締め付けることで、両シール面46a,51gにてインジェクタボディー4とステム51とをメタルタッチシールさせる。一方、センサ用端子55及び駆動用端子56をモールド樹脂60により一体化するとともに、モールド樹脂60に、回路部品54が実装された状態の絶縁基板53を組み付ける。
次に、センサ用端子55、駆動用端子56及び絶縁基板53が保持された状態のモールド樹脂60を、ピエゾアクチュエータ2及び燃圧センサ50が組み付けられた状態のインジェクタボディー4に組み付ける。具体的には、モールド樹脂60のボス部62を配索穴47に挿入すると同時に、リード線21を貫通穴62aに挿入させ、かつ、本体部61の貫通穴61aに燃圧センサ50を挿入する。これにより、取付面51hと絶縁基板53とが同一平面上に並べて配置されることとなる。
次に、絶縁基板53上の図示しないランドと取付面51h上の歪ゲージ52とを、ワイヤボンディングマシンを用いてワイヤボンドWにより電気接続する。また、凹部61b内に露出したリード線21の一端21aと駆動用端子56の一端56aとを、溶接により電気接続する。
次に、モールド樹脂60の凹部61bに蓋部材64を溶着や接着剤等により取り付けて、歪ゲージ52、回路部品54及び絶縁基板53等を凹部61b内にて密閉する。次に、コネクタハウジング70をモールド樹脂60に組み付ける。具体的には、モールド樹脂60に一体化された状態のセンサ用端子55及び駆動用端子56をコネクタ接続部71内部に配置すると同時に、モールド樹脂60の本体部61をコネクタハウジング70の本体部72内部に配置し、かつ、コネクタハウジング70の係止部72bをインジェクタボディー4の係合部48に係合させる。
以上により、燃圧センサ50及びコネクタハウジング70等のインジェクタボディー4への組み付けが完了する。この組み付け完了状態において、インジェクタボディー4と増幅回路等の回路部品54との間にはモールド樹脂60が介在することとなる。また、ステム51と回路部品54との間にもモールド樹脂60が介在することとなる。ここで、インジェクタは、シリンダヘッドE2の挿入穴E3に挿入配置されているため高温(例えば約140℃)となるため、回路部品54が熱により破損してしまうことが懸念される。
これに対し、本実施形態に係る回路部品54及び絶縁基板53は、金属製のインジェクタボディー4及び金属製のステム51と直接接触することなく、モールド樹脂60が介在している。よって、モールド樹脂60がインジェクタボディー4及びステム51からの熱に対する回路部品54の断熱部材として機能している。よって、回路部品54が熱破損するとの懸念を解消している。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)金属製のインジェクタボディー4とは別部材の断熱部材60をボディー4に取り付け、その断熱部材60を、ボディー4と回路部品54との間に介在するよう配置している。そのため、ボディー4からの熱が回路部品54に伝わりにくくなるので、ボディー4からの熱による影響を回路部品54が受けることを抑制できる。したがって、燃圧検出の精度低下を回避しつつ燃圧センサ50をインジェクタに搭載することができる。
さらに本実施形態によれば、断熱部材60を、金属製のステム51と回路部品54との間に介在するよう配置している。そのため、ステム51からの熱による影響を回路部品54が受けることをも抑制できる。しかも、ボディー4からの熱に対する断熱部材60とステム51からの熱に対する断熱部材60とを兼用させているので、別々に断熱部材を備えた場合に比べて部品点数削減を図ることができる。
(2)高圧燃料の燃圧を検出する燃圧センサ50をインジェクタボディー4に搭載するにあたり、燃圧センサ50を歪ゲージ52及びステム51から構成し、インジェクタボディー4に取り付けられたステム51に歪ゲージ52を貼り付ける。したがって、ステム51はボディー4と別体に構成されているので、熱膨張収縮により生じるボディー4の内部応力がステム51に伝播される際に、その伝搬ロスを大きくできる。つまり、ステム51をボディー4とは別体に構成することで、ボディー4の歪によるステム51への影響が小さくなる。よって、歪ゲージ52をボディー4に直接貼り付けた場合に比べて、ボディー4に生じる歪の影響を歪ゲージ52が受けることを抑制できる。したがって、燃圧センサ50による燃圧検出の精度低下を回避しつつ、燃圧センサ50をインジェクタに搭載することができる。
(3)ステム51に熱膨張係数が小さい材質を採用しているので、ステム51自体が熱膨張収縮して歪みが生じてしまうことを抑制できる。また、ボディー4全体を熱膨張係数が小さい材質にする場合に比べて、ステム51のみを熱膨張係数が小さい材質にすればよいので、材料コストの低減を図ることができる。
(4)ステム51は軸対称形状に形成されているので、高圧燃料の圧力を受けてダイヤフラム部51cが弾性変形する際に、その変形が軸対称となり、燃圧に比例して精度良く変形することとなる。よって、ダイヤフラム部51cの歪の大きさを歪ゲージ52で検出するにあたり、その検出精度を向上できる。
(5)ダイヤフラム部51cは、ボディー4の凹部46の外方に位置するので、ボディー4の熱膨張収縮による歪の影響を受けにくくなる。よって、ボディー4に生じる歪の影響を歪ゲージ52が受けることをより一層低減でき、燃圧センサ50による燃圧検出の精度を向上できる。
(6)歪ゲージ52が取り付けられた取付面51hと、回路部品54が実装された絶縁基板53とを、同一平面上に並べて配置している。そのため、歪ゲージ52と回路部品54とをワイヤボンディングマシンを用いてワイヤボンドWにより電気接続する作業を行うにあたり、その接続作業の作業性を向上できる。
(7)ステム51の雄ネジ部51eをボディー4の雌ネジ部に螺合させて締結させる締結力により、ステム51のシール面51gがボディー4のシール面46aに押し付けられる。これにより両シール面46a,51gにてボディー4とステム51とをメタルタッチシールする。そのため、高圧の燃料に対してボディー4とステム51との間の容易にシールすることができる。
(8)高圧通路6b,6cから分岐して燃圧センサ50へ高圧燃料を導入する分岐通路6eを形成するので、分岐通路6e内においては、高圧通路6b,6c内に比べて燃料の流れを殆ど無くすことができる。そして、燃料流れが殆ど生じない分岐通路6eの高圧燃料を燃圧センサ50は検出することとなるので、燃料の流れによる燃圧センサ50の検出精度悪化を回避できる。
(9)ここで、高圧通路6から分岐通路6eを分岐させると、ボディー4のうち両通路6,6eが交差する部分(分岐する部分)に応力が集中しやすくなるため、ボディー4の強度確保を考慮する必要が生じる。そこで本実施形態では、2本の高圧通路6c,6bが交差する交差部6dから分岐通路6eを分岐させるとともに、高圧通路6cの同軸上にて延びる形状に分岐通路6eを形成する。そのため、応力集中が懸念される箇所である交差部の数を減らすことができ、好適である。
(10)ここで、ボディー4には、クランプK、高圧配管HP及び低圧配管LP等の外部部材から外力が作用する。すなわち、ボディー4の係合部42には、シリンダヘッドE2の挿入穴E3に向けて押し付けられる力(外力)がクランプKから作用する。また、高圧配管HP及び低圧配管LPが所定位置からずれた状態で高圧ポート43及び低圧ポート44に締結されていると、これらポート43,44の部分には、所定位置に戻ろうとする向きの力(外力)が配管HP,LPから作用する。そして、このように外部部材K,HP,LPからの外力がボディー4に作用すると、ボディー4のうちシリンダヘッドE2に支持される部分と外力が作用する部分42,43,44との間にて、ボディー4の内部応力が高くなる。すると、ボディー4に組み付けられた燃圧センサ50は、このような外力による内部応力の影響を受けることで、圧力検出の精度低下を招くことが懸念される。
このような懸念に対し、本実施形態では、燃圧センサ50のボディー4への取り付け位置を、ボディー4のうち、高圧ポート43、低圧ポート44及び係合部42に対してシリンダヘッドE2の反対側の部分としている。そのため、ボディー4のうち内部応力が高くなる部分(つまり、シリンダヘッドE2に支持される部分と外力作用部42,43,44との間の部分)から外れた箇所に燃圧センサ50が位置することとなる。よって、ボディー4に生じる内部応力の影響を燃圧センサ50が受けることを抑制でき、ひいては燃圧センサ50の検出精度向上を図ることができる。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、燃圧センサ50をインジェクタボディー4に組み付けるにあたり、円筒状ボディー4の軸線J2方向外方から組み付け可能に構成されている。これに対し、図3に示す本実施形態では、円筒状ボディー4の径方向外方から組み付け可能に構成されている。具体的には、ステム51の円筒部51bが挿入される凹部461は、円筒状ボディー4の外周面に形成されている。したがって、ステム51とメタルタッチシールするボディー4のシール面461aは、軸線J2に対して平行に拡がる向きに形成されている。
また、第1実施形態に係るインジェクタの高圧ポート43は、高圧配管HPをインジェクタの径方向に接続する向きに形成されているが、本実施形態に係るインジェクタの高圧ポート431は、高圧配管HPをインジェクタの軸線J2方向に接続する向きに形成されている。具体的には、円筒状ボディー4の反噴孔側端面に高圧ポート431は形成されている。
また、分岐通路6eは、フィルタ45が配置される大径部6aから分岐している。そのため、容積の大きい大径部6aにてアキュムレート効果を発揮させることができ、ノイズとしての圧力脈動が低減された状態の燃圧を検出することができる。
ここで、高圧通路6a,6bから分岐通路6eを分岐させると、ボディー4のうち両通路が交差する部分(分岐する部分)に応力が集中しやすくなるため、ボディー4の強度確保を考慮する必要が生じる。この点を鑑みれば、分岐通路6eを小径部6bから分岐させることで、ボディー4の強度向上を図るようにしてもよい。
(他の実施形態)
上記各実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。また、本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、各実施形態の特徴的構造をそれぞれ任意に組み合わせるようにしてもよい。
・上記各実施形態では、断熱部材60にモールド樹脂を採用しているが、断熱部材60の材質として、樹脂に替えてゴム、セラミックを採用してもよい。また、内部に多数の気泡が形成された発泡性樹脂を採用して、断熱性向上を図るようにしてもよい。
・上記各実施形態では、センサ用端子55及び駆動用端子56の両端子55,56をモールド樹脂60により一体化させているが、両端子55,56の各々を別々のモールド樹脂により保持させるようにしてもよい。但し、この場合であっても、2つのモール樹脂体を1つのコネクタハウジング70内に保持させて、コネクタ数低減を図ることが望ましい。
・両端子55,56を保持させる保持機能を断熱部材60に備えさせることを廃止して、両端子55,56を保持する保持部材を断熱部材60とは別に備えさせるように構成してもよい。
・上記各実施形態では、ステム51及び歪ゲージ52から燃圧センサ50を構成しているが、ステム51を廃止して、歪ゲージ52をインジェクタボディー4に直接取り付けるようにしてもよい。この場合、ボディー4のうち歪ゲージ52が取り付けられる取付面と、回路部品54が実装される絶縁基板53とが同一平面上に位置するよう構成して、歪ゲージ52と回路部品54との配線接続の作業性向上を図ることが望ましい。
・上記各実施形態では、断熱部材としてのモールド樹脂60をコネクタハウジング70内に配置させているが、コネクタハウジング70の外部に断熱部材60が位置するようにしてもよい。
・上記各実施形態では、ステム51の歪量を検出するセンサ素子として歪ゲージ52を採用しているが、圧電素子等、他のセンサ素子を採用してもよい。
・上記各実施形態では、回路部品54が実装された絶縁基板53を歪ゲージ52と同一平面状に並べて配置しているが、絶縁基板53及び歪ゲージ52を軸線J1方向に積層配置してもよい。
・インジェクタボディー4に対する燃圧センサ50の取付位置に関し、上記各実施形態では、ボディー4のうちシリンダヘッドE2の挿入穴E3の外方に位置する部分に燃圧センサ50を取り付けている。これに対し、シリンダヘッドE2の挿入穴E3の内部に位置する部分に燃圧センサ50を取り付けるようにしてもよい。
・上記各実施形態では、ディーゼルエンジンのインジェクタに本発明を適用しているが、ガソリンエンジン、特に、燃焼室E1に燃料を直接噴射する直噴式のガソリンエンジンに本発明を適用してもよい。
本発明の第1実施形態に係るインジェクタの概略内部構成を示す模式的な断面図である。 燃圧センサの単体構造、及び燃圧センサのインジェクタボディーへの取付構造について、図1を詳細に説明する拡大図である。 本発明の第2実施形態に係るインジェクタの概略内部構成を示す模式的な断面図である。
符号の説明
2…ピエゾアクチュエータ(開閉機構)、3…背圧制御機構(開閉機構)、4…インジェクタボディー、6,6a,6b,6c…高圧通路、11…噴孔、50…燃圧センサ、51…ステム(起歪体)、52…歪ゲージ(センサ素子)、54…回路部品、60…モールド樹脂(断熱部材)。

Claims (3)

  1. 内燃機関に搭載されて噴孔から燃料を噴射する燃料噴射弁において、
    前記噴孔へ高圧燃料を流通させる高圧通路を内部に形成するとともに、前記噴孔を開閉する開閉機構を収容する金属製のボディーと、
    前記ボディーに取り付けられて前記高圧燃料の圧力を検出する燃圧センサと、
    前記燃圧センサから出力される圧力検出値としての電気信号を増幅する回路部品と、
    前記ボディーと前記回路部品との間に介在するよう配置された断熱部材と、
    を備え
    前記燃圧センサは、
    前記ボディーに取り付けられ、前記高圧燃料の圧力を受けて弾性変形する金属製の起歪体と、
    前記起歪体に取り付けられるとともに前記回路部品に配線接続され、前記起歪体にて生じた歪の大きさを電気信号に変換して前記圧力検出値を出力するセンサ素子と、
    を有して構成され、
    前記断熱部材は、前記起歪体と前記回路部品との間に介在するよう配置され、前記回路部品に電気接続されたコネクタ端子及び前記回路部品を保持しており、
    前記断熱部材、前記コネクタ端子及び前記回路部品は、一体に組み付けられた組付体を構成することを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 前記断熱部材には、前記ボディーの側から前記回路部品の側に貫通する貫通穴が形成され、
    前記貫通穴には前記起歪体が配置され、
    前記回路部品が実装される絶縁基板と、前記起歪体のうち前記センサ素子が取り付けられる取付面とが同一平面上に位置するよう、前記断熱部材は形成されていることを特徴とする請求項に記載の燃料噴射弁。
  3. 前記断熱部材の材質は樹脂、ゴム及びセラミックのいずれかであることを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料噴射弁。
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