JP4958805B2 - 撮像装置及びその表示制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像領域画像のうち一部の領域を拡大した拡大画像を表示する機能を有する撮像装置に関する。
デジタルカメラ等の撮像装置には、撮像画角や被写体の状況を確認したり、記録された画像を閲覧したりするためのディスプレイが設けられている。
ただし、小型化が進む撮像装置に設けられるディスプレイのサイズには限界があり、また解像度も、撮像により記録される画像の解像度よりもはるかに低いため、ディスプレイ上で被写体の状況を細部まで確認することは困難である。
このため、特許文献1には、シャッタボタンが半押し操作されると、オートフォーカスの対象となるフォーカス領域を高解像度で拡大表示することで、被写体の詳細な状況や被写体に対する実際のフォーカス状態を確認し易くした撮像装置が開示されている。
特開2003−179798号公報
特許文献1には、シャッタボタンの半押し操作に応じてフォーカス領域を拡大表示することのみが記載されている。しかしながら、実際のカメラの使用においては、拡大表示が必要ではない場合もある。例えば、撮像装置は、オートフォーカスによって被写体にピントが合った状態でそのフォーカス状態を保持する、いわゆるAFロック機能を有する場合がある。AFロック機能は、被写体に対してピントを合わせた状態で撮像画角を変更したり、ピントを合わせた被写体が撮像に適した状態になるまで待って撮像を行ったりするときに使用される。
このようなAFロック機能が使用されている状態で、フォーカス領域から被写体が動いてしまうと、その後にシャッタボタンが半押し操作されることによってフォーカス領域が拡大表示されてもそこには被写体は表示されない。
また、一旦、拡大表示によって被写体やフォーカス状態を詳細に確認してAFロック機能を使用した後に、再度被写体を拡大表示しても、あまり意味がなく、かえってユーザに煩わしさを感じさせる可能性もある。
そこで、本発明は、AFロック機能を使用している状態において、拡大表示を適切に行うことができるようにした撮像装置及びその表示制御方法を提供する。
本発明の一側面としての撮像装置は、撮像素子と、画像を表示する表示手段と、フォーカス制御の開始を指示する第1の操作手段と、フォーカス状態の保持を指示する第2の操作手段と、撮像素子からの出力を用いて生成された撮像領域画像を表示手段に表示させ、第1の操作手段の操作に応じて撮像領域画像のうち一部の領域を拡大した拡大画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、第2の操作手段の操作に応じてフォーカス状態が保持されたときの撮像領域画像に含まれる被写体を記憶する記憶手段とを有する。そして、表示制御手段は、表示手段に撮像領域画像のうち被写体を含む領域の拡大画像が表示されている間に第2の操作手段が操作されてフォーカス状態が保持されている状態であり、かつ該拡大画像の表示が解除された状態において第1の操作手段が再操作された場合に、該再操作時の撮像領域画像内に記憶手段に記憶された被写体が含まれるか否かを判別する。さらに、表示制御手段は、該記憶された被写体が含まれると判別したときは、表示手段に該再操作時の撮像領域画像のうち該被写体を含む領域の拡大画像を表示させ、該記憶された被写体が含まれないと判別したときは、表示手段に拡大画像を表示させずに撮像領域画像を表示させることを特徴とする。
また、本発明の他の一側面としての撮像装置は、撮像素子と、画像を表示する表示手段と、フォーカス制御の開始を指示する第1の操作手段と、フォーカス状態の保持を指示する第2の操作手段と、撮像素子からの出力を用いて生成された撮像領域画像を表示手段に表示させ、第1の操作手段の操作に応じて撮像領域画像のうち一部の領域を拡大した拡大画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、第2の操作手段の操作に応じてフォーカス状態が保持されたときの第1の撮像領域画像を記憶する記憶手段とを有する。そして、表示制御手段は、表示手段に該一部の領域の拡大画像が表示されている間に第2の操作手段が操作されてフォーカス状態が保持されている状態であり、かつ該拡大画像の表示が解除された状態において第1の操作手段が再操作された場合に、該再操作時の第2の撮像領域画像が前記第1の撮像領域画像と一致するか否かを判別する。さらに、表示制御手段は、第2の撮像領域画像が第1の撮像領域画像と一致すると判別したときは、表示手段に該一部の領域の拡大画像を表示させ、第2の撮像領域画像が第1の撮像領域画像と一致しないと判別したときは、表示手段に拡大画像を表示させずに撮像領域画像を表示させることを特徴とする。
また、本発明の他の一側面としての撮像装置は、撮像素子と、画像を表示する表示手段と、フォーカス制御の開始を指示する第1の操作手段と、フォーカス状態の保持を指示する第2の操作手段と、撮像素子からの出力を用いて生成された撮像領域画像を表示手段に表示させ、第1の操作手段の操作に応じて撮像領域画像のうち一部の領域を拡大した拡大画像を表示手段に表示させる表示制御手段とを有する。そして、表示制御手段は、表示手段に拡大画像が表示されている間に第2の操作手段が操作されてフォーカス状態が保持されている状態であり、かつ該拡大画像の表示が解除された状態において第1の操作手段が再操作された場合は、表示手段に拡大画像を表示させずに撮像領域画像を表示させることを特徴とする。
また、本発明の他の一側面としての表示制御方法は、撮像素子と、画像を表示する表示手段と、フォーカス制御の開始を指示する第1の操作手段と、フォーカス状態の保持を指示する第2の操作手段とを有し、撮像素子からの出力を用いて生成された撮像領域画像を表示手段に表示させ、第1の操作手段の操作に応じて、撮像領域画像のうち一部の領域を拡大した拡大画像を前記表示手段に表示させる撮像装置に適用される。該表示制御方法は、第2の操作手段の操作に応じてフォーカス状態が保持されたときの撮像領域画像に含まれる被写体を記憶する記憶ステップと、表示手段に撮像領域画像のうち被写体を含む領域の拡大画像が表示されている間に前記第2の操作手段が操作されてフォーカス状態が保持されている状態であり、かつ該拡大画像の表示が解除された状態において第1の操作手段が再操作された場合に、該再操作時の撮像領域画像内に記憶手段に記憶された被写体が含まれるか否かを判別する判別ステップと、該判別ステップにおいて該記憶された被写体が含まれると判別されたときは、表示手段に該再操作時の撮像領域画像のうち該被写体を含む領域の拡大画像を表示させ、該記憶された被写体が含まれないと判別したときは、表示手段に拡大画像を表示させずに撮像領域画像を表示させる表示ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明の他の一側面としての表示制御方法は、撮像素子と、画像を表示する表示手段と、フォーカス制御の開始を指示する第1の操作手段と、フォーカス状態の保持を指示する第2の操作手段とを有し、撮像素子からの出力を用いて生成された撮像領域画像を表示手段に表示させ、第1の操作手段の操作に応じて撮像領域画像のうち一部の領域を拡大した拡大画像を表示手段に表示させる撮像装置に適用される。該表示制御方法は、第2の操作手段の操作に応じてフォーカス状態が保持されたときの第1の撮像領域画像を記憶する記憶ステップと、表示手段に該一部の領域の拡大画像が表示されている間に第2の操作手段が操作されてフォーカス状態が保持されている状態であり、かつ該拡大画像の表示が解除された状態において第1の操作手段が再操作された場合に、該再操作時の第2の撮像領域画像が第1の撮像領域画像と一致するか否かを判別する判別ステップと、該判別ステップにおいて第2の撮像領域画像が第1の撮像領域画像と一致すると判別されたときは、表示手段に該一部の領域の拡大画像を表示させ、第2の撮像領域画像が第1の撮像領域画像と一致しないと判別されたときは、表示手段に拡大画像を表示させずに撮像領域画像を表示させる表示ステップとを有することを特徴とする。
さらに、本発明の他の一側面としての表示制御方法は、撮像素子と、画像を表示する表示手段と、フォーカス制御の開始を指示する第1の操作手段と、フォーカス状態の保持を指示する第2の操作手段とを有し、撮像素子からの出力を用いて生成された撮像領域画像を表示手段に表示させ、第1の操作手段の操作に応じて撮像領域画像のうち一部の領域を拡大した拡大画像を表示手段に表示させる撮像装置に適用される。該表示制御方法は、表示手段に拡大画像が表示されている間に第2の操作手段が操作されてフォーカス状態が保持されている状態であり、かつ該拡大画像の表示が解除された状態において第1の操作手段が再操作された場合は、表示手段に拡大画像を表示させずに撮像領域画像を表示させることを特徴とする。
本発明によれば、フォーカス状態を保持するAFロック機能を使用している状態において、拡大画像の表示を適切に行う撮像装置を実現することができる。
以下、本発明の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明の実施例である撮像装置としてのデジタルカメラの構成を示す。
図1において、100はデジタルカメラ(以下、カメラという)である。カメラ100において、10は撮像光学系としての撮像レンズ、12は絞り機能を備えたシャッタである。14は光学像(被写体像)を光電変換して電気信号を出力するCCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子である。16は撮像素子14からのアナログ信号出力をデジタル信号に変換するA/D変換器である。
18はタイミング発生部であり、撮像素子14、 A/D変換器16及びD/A変換器26にクロック信号を供給する。該タイミング発生部18は、メモリ制御部22及び後述するシステム制御部50により制御される。
20は画像処理部(画像生成手段)であり、A/D変換器16又はメモリ制御部22からのデジタル撮像信号に対して、画素補間処理、色変換処理、AWB(オートホワイトバランス)処理等の各種画像処理を行う。これにより、画像データが生成される。
また、画像処理部20は、生成した画像データを用いて所定の演算処理を行う。システム制御部50は、その演算結果に基づいて、露光制御部40、フォーカス制御部42及びフラッシュ48を制御する。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。また、画像処理部20は、生成した画像データを用いて所定の演算処理を行い、その演算結果に基づいて、TTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理を行う。
メモリ制御部22は、A/D変換器16、タイミング発生部18、画像処理部20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30及び圧縮・伸長部32を制御する。
画像処理部20からの画像データ又はA/D変換器16からのデジタル撮像信号は、メモリ制御部22を介して画像表示メモリ24又はメモリ30に書き込まれる。
28はLCD等により構成される画像表示部(表示手段)である。画像表示メモリ24に書き込まれた表示用画像データ(以下、EVF画像という)は、D/A変換器26を介して画像表示部28に送られる。EVF画像が画像表示部28で表示されることにより、電子ファインダ(EVF)機能が実現される。
なお、EVF画像は、撮像素子14の有効撮像面のほぼ全体からの出力に基づいて生成される画像(全撮像画角の画像)である。言い換えれば、EVF画像は、カメラ100によって撮像される撮像領域全体に対応した画像である。以下の説明において、EVF画像を、撮像領域画像ともいう。
メモリ30は、生成された静止画像や動画像を格納する。また、メモリ30は、システム制御部50の作業領域としても使用される。
32は適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長部であり、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータを再びメモリ30に書き込む。
40はシャッタ12を制御する露光制御部であり、フラッシュ48と連携したフラッシュ調光機能も有する。
42はフォーカス制御部であり、システム制御部50とともに撮像レンズ10のオートフォーカス制御(AF処理)を行う。AF処理の詳細については後述する。AF処理により、合焦目標となる被写体に対する撮像レンズ10の合焦状態が得られる。
44は撮像レンズ10のズーミングを制御するズーム制御部である。
46はレンズバリア102の動作を制御するバリア制御部である。フラッシュ48は、被写体に対して照明光を照射し、AF補助光の投光機能や前述したフラッシュ調光機能も有している。
露光制御部40及びフォーカス制御部42はTTL方式を用いて制御されている。すなわち、システム制御部50は、画像処理部20において生成された画像データを用いた演算結果に基づいて、露光制御部40及びフォーカス制御部42を制御する。システム制御部50は、フォーカス制御部42とともに、フォーカス制御手段を構成する。また、システム制御部50は、露光制御部40及びフォーカス制御部42のほか、カメラ100全体の動作を制御する。
さらに、システム制御部50は、表示制御手段としても機能し、画像表示部28でのEVF画像の表示や、後述する拡大画像の表示を制御する。
52はシステム制御部50の動作用の定数、変数、コンピュータプログラム等のデータを記憶するメモリである。
54は情報表示部であり、文字、画像、音声等を用いてカメラ100の動作状態やメッセージ等を示す情報を出力する。情報表示部54は、液晶表示素子やスピーカ等により構成されている。情報表示部54は、一部の情報を光学ファインダ104を介してファインダ画面内に表示する。
56は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、EEPROM等が用いられる。
60はモードダイアルであり、撮像モード(静止画撮像モードや動画撮像モード)、再生モード等の各機能を切り替え設定するために操作される。また、モードダイアル60は、カメラ100の電源をオン/オフする電源スイッチとしても機能する。
62は撮像準備スイッチ(SW1)であり、不図示のシャッタボタンの第1ストローク操作(半押し操作:第1の操作)によりONとなり、測光結果に基づくAE処理や、AF処理等の撮像準備動作の開始を指示する。シャッタボタンと撮像準備スイッチ(SW1)62とにより、第1の操作手段が構成される。
64は撮像記録スイッチ(SW2)であり、シャッタボタンの第2ストローク操作(全押し操作:第2の操作)によりONとなり、撮像記録動作を開始させる。ここにいう撮像記録動作は、シャッタ12の開閉動作、撮像素子14からの撮像信号に基づいて画像処理部20にて画像データを生成する動作、画像データをメモリ制御部22を介してメモリ30に書き込む動作を含む。また、メモリ30から画像データを読み出して、圧縮・伸長部32で圧縮し、記録媒体120に記録する動作も含む。これら一連の撮像記録動作は、記録用画像の取得動作ということもできる。
66は画像表示ON/OFFスイッチであり、画像表示部28の点灯(表示)と消灯を設定することができる。
68はクイックレビューON/OFFスイッチであり、撮像直後に撮像画像データを自動再生するクイックレビュー機能の有効/無効を設定する。なお、本実施例では、画像表示部28をOFFとした場合におけるクイックレビュー機能の設定をする機能を備える。
70は各種ボタンやタッチパネル等を含む操作部であり、カメラ100の機能選択や各種設定を行うためのメニュー画面を表示させたり、メニュー項目を決定したりするために操作される。操作部70は、フォーカス状態の保持を指示する第2の操作手段としてのAFロック設定ボタン70aも含む。
80は電源制御部であり、電池残量の検出を行う電池検出部、電池からの電源電圧を所定の動作電圧に変換するDC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ部等を含む。
86は電池であり、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池が使用される。82,84は電池86とカメラ100との電気的接続を行うためのコネクタである。
90は記録媒体120との通信を行うためのカードコントローラであり、91は記録媒体120との通信インタフェースである。92は記録媒体120に接続されるコネクタである。記録媒体120には、カメラ100から出力される圧縮画像データや音声データが書き込まれる。記録媒体120は、半導体メモリや光ディスク等により構成される。
98はコネクタ92に記録媒体120が装着されているか否かを検知する記録媒体着脱検知器である。
110は通信部であり、RS232C、USB、IEEE1394、無線通信等の通信機能を有する。
112は通信部110を介してカメラ100に他の機器を接続するコネクタであり、無線通信を行う場合はアンテナが接続される。
101は被写体検出手段としての顔検出部である。該顔検出部101は、画像処理部20で生成された画像データや画像表示メモリ24に保存された画像データの解析を行い、画像データ内の人物の顔と推定される領域(顔領域)を検出する。顔検出部101では、顔領域を検出したときに、その検出した顔の人物の顔としての確からしさ、入力画像データ中の顔領域の位置及びサイズ等の顔情報も出力する。また、検出した顔の特徴点の特徴量も出力する。
102は、判別手段としての画像比較部である。画像表示メモリ24やメモリ30に記憶された2つの画像に対して、色情報を基に画像のパターンマッチングを行い、画像間の差異を検出する。
システム制御部50、該顔検出部101及び画像比較部102により、表示制御手段が構成される。
次に、図2を用いて、本実施例における表示処理(表示制御方法)及び撮像処理について説明する。これらの処理は、システム制御部50が、メモリ52に格納されたコンピュータプログラムに従って前述した各部を制御することにより実行される。また、このことは、後述する他の実施例でも同じである。
ステップS200では、システム制御部50は、顔検出部101に顔検出処理を行わせる。顔検出部101は、画像表示メモリ24に格納されているEVF画像(撮像領域画像)を入力画像として顔検出処理を行う。顔検出は、予めパターンとして記憶された人物の目や口等の特徴点の配置や色を、入力画像中の特徴点と比較する等の手法を用いて行うことができる。なお、顔検出処理を、画像処理部20で生成された撮像領域全体に対応する画像データ(撮像領域画像)に対して行ってもよい。
入力画像から顔が1つだけ検出された場合は、その顔を主被写体の顔として特定する。また、入力画像から複数の顔が検出された場合は、システム制御部50は、顔検出部101から出力された顔についての確からしさやサイズ等の顔情報を用いて、検出された複数の顔の中から主被写体と推定される人物の顔を選別し、主被写体の顔として特定する。
こうして特定された主被写体の顔を含む領域を、システム制御部50は、オートフォーカスにおける合焦目標領域であるAF領域(フォーカス領域)として設定する。このとき、システム制御部50は、画像表示部28に、AF領域をユーザが容易に認識できるように、該AF領域を囲む枠を表示させてもよい。また、入力画像から顔が検出されなかった場合は、予め設定された領域(例えば、画像中央の領域)をAF領域として設定する。
ステップS201では、システム制御部50は、撮像準備スイッチ(SW1)62が押された(ONした)か否かを判別する。押されていない場合は、ステップS200に戻る。撮像準備スイッチ(SW1)62が押された場合はステップS202に進む。
ステップS202では、システム制御部50は、このステップ以前にユーザによってAFロック設定ボタン70aが操作され、AFロック機能が設定されている状態(AFロック状態)にあるか否かをチェックする。AFロック機能は、AFロック設定ボタン70aが操作された時点での撮像レンズ10のフォーカス状態を保持する機能である。AFロック状態でなければ、ステップS206に進む。
ステップS206では、システム制御部50は、ステップS200で設定されたAF領域に対して、フォーカス制御部42を通じてAF処理(フォーカス制御)を実行し、合焦状態を得る。さらに、AF領域に含まれる主被写体に対する露出が適正になるように、露光制御部40を通じてAE処理を行う。
次にステップS207では、システム制御部50は、撮像領域画像の一部の領域であるAF領域を拡大した拡大画像を、撮像領域画像上に重ねるようにして画像表示部28に表示させる。図5には、画像処理部20における拡大画像の生成方法を示している。
画像表示部28に表示される撮像領域画像(表示用データ)は、撮像素子14から読み出された撮像記録用の撮像データ(撮像用データ)の一部の画素データを取り出して、画像表示部28の縦横の画素数に一致する画素数を有する画像として作成される。図5中の撮像用データのうちグレーの部分が、該撮像用データから取り出される画素データである。
これに対し、拡大表示する領域については、図5中の太枠内に示すように、表示用データよりも画素データの取り出し率を大きくして作成される。画素データの取り出し率を大きくすることで、撮像領域画像の部分に比べて拡大された画像が得られるとともに、その拡大画像に含まれる被写体の詳細を表示することができる。
このように、本実施例では、撮像領域画像中のAF領域を他の領域と異なる拡大率で表示することで、AF領域内の主被写体の詳細をユーザが容易に確認することができる。撮像領域画像中に拡大画像(細枠により囲まれた画像)を表示した例を図6に示す。
図6では、被写体となる2人の人物を撮像するシーンを示している。まず、顔検出処理によって、左側の人物の顔が主被写体として設定されたものとする。この場合、左側の人物の顔を含む領域がAF領域として設定され、該AF領域に対するAF処理時にAF枠内の画像が拡大表示される。
次に、ステップS208(記憶ステップ)では、システム制御部50は、内部メモリ(記憶手段)50aに、AF領域内の画像データを記憶する。すなわち、図6に示す左側の人物の顔を含む領域の画像データを記憶する。このことは、撮像領域画像内に含まれる主被写体を記憶することに相当する。
次に、ステップS209では、システム制御部50は、ユーザによってAFロック設定ボタン70aが操作されたか否かをチェックする。すなわち、画像表示部28に撮像領域画像のうち主被写体を含むAF領域の拡大画像が表示されている間にAFロック設定ボタン70aが操作されてフォーカス状態が保持されている状態になったか否かをチェックする。AFロック設定ボタン70aが操作された場合は、ステップS210に進み、内部メモリ50aにAF枠のデータやAFロック状態であることを記憶する。また、この際に、画像表示部28にAFロック状態であることを示す表示を行ってもよい。この後、ステップS211に進む。AFロック設定ボタン70aが操作されていない場合は、ステップS209からステップS211に進む。
次に、ステップS211では、システム制御部50は、撮像準備スイッチ(SW1)62がまだ押され続けているか否かをチェックする。撮像準備スイッチ(SW1)62が押され続けられている場合は、ステップS212に進む。
ステップS212では、撮像記録スイッチ(SW2)64が押されたか否かをチェックする。撮像記録スイッチ(SW2)64が押されていなければ、ステップS209に戻る。撮像記録スイッチ(SW2)64が押された場合は、ステップS213において撮像処理(撮像記録動作)を行う。
一方、ステップS211において、撮像準備スイッチ(SW1)62が押されていなければ、ステップS214に進む。
ステップS214では、システム制御部50は、画像表示部28におけるAF枠の拡大表示を終了(解除)し、通常の撮像領域画像(EVF画像)を表示する状態に復帰する。
そして、ステップS215では、システム制御部50は、ユーザが操作部70に含まれるAFロック解除ボタン(図示せず)を操作して、AFロックを解除したか否かをチェックする。AFロックが解除された場合は、ステップS216において、AFロック解除処理を行う。ここでは、システム制御部50は、内部メモリ50aに記憶していたAF領域のデータや該AF領域内の画像データを消去する。また、画像表示部28にAFロック状態であることを表示していた場合は、該表示を消す。その後、ステップS200に戻る。
また、ステップS215においてAFロックが解除されていない場合は、そのままステップS200に戻る。
そして、ステップS201において、システム制御部50は、撮像準備スイッチ(SW1)62が押されたか否かをチェックする。ステップS215からこのステップに移行した場合の該チェックは、AFロック状態で、かつAF枠の拡大画像の表示が解除された状態において撮像準備スイッチ(SW1)62が再操作されたか否かのチェックに相当する。撮像準備スイッチ(SW1)62が再操作された場合は、ステップS202に進み、撮像準備スイッチ(SW1)62が再操作されていない場合は、ステップS200に戻る。
ここでは、ステップS202ではAFロック状態であるとして、ステップS203に進む。
ステップS203(判別ステップ)では、システム制御部50は、画像比較部102に主被写体検出処理を行わせる。具体的には、ステップS208で内部メモリ50aに記憶した主被写体を含む画像(つまりは主被写体)が、現在(撮像準備スイッチ62の再操作時)において画像表示部28に表示されている撮像領域画像内に含まれる(存在する)か否かを判別させる。画像比較部102は、内部メモリ50aに記憶されていた画像と画像メモリ24内の撮像領域画像とでパターンマッチング処理を行うことで、内部メモリ50aに記憶した主被写体を含む画像が現在の撮像領域画像に含まれているか否かを判別する。
次に、ステップS204において、画像比較部102によって、内部メモリ50aに記憶した主被写体を含む画像が現在の撮像領域画像に含まれていると判別された場合は、システム制御部50は、ステップS205に進む。
ステップS205(表示ステップ)では、システム制御部50は、現在の撮像領域画像のうち、ステップS204において内部メモリ50aに記憶した主被写体を含む画像が検出された領域の拡大画像を表示する。その後、ステップS212に進む。
一方、ステップS204において、内部メモリ50aに記憶した主被写体を含む画像が現在の撮像領域画像に含まれていないと判別された場合は、拡大画像の表示を行うことなくステップS212に進む。
本実施例によれば、図6に示す撮像構図でAFロックされた後、主被写体が移動したりカメラが動いたりして図7に示すような撮像構図に変化しても、撮像準備スイッチ(SW1)62が再操作されるだけで、主被写体を含むAF枠の画像が拡大表示される。したがって、効率良く、再度主被写体の詳細を確認することができる。
一方、図6に示す撮像構図でAFロックされた後、主被写体が撮像領域から外れて図8のような撮像構図に変化した場合は、拡大表示は行われない。これにより、AFロックの対象である主被写体が存在しない状態で被写体が拡大表示され、ユーザが煩わしさを感じることを防止できる。
図3には、本発明の実施例2であるカメラにおける表示処理及び撮像処理を示している。なお、本実施例のカメラの基本的な構成は、顔検出部101及び画像比較部102がないことを除いて実施例1のカメラと同じであり、共通する構成要素には実施例1と同符号を付す。
まず、ステップS301では、システム制御部50は、撮像準備スイッチ(SW1)62が押されたか否かを判別する。押されていない場合は、このステップを繰り返す。押された場合はステップS302に進む。
ステップS302では、システム制御部50は、このステップ以前にユーザによってAFロック設定ボタン70aが操作され、AFロック状態にあるか否かをチェックする。AFロック状態でなければ、ステップS306に進む。
ステップS306では、システム制御部50は、予め設定されたAF領域に対して、フォーカス制御部42を通じてAF処理(フォーカス制御)を実行し、合焦状態を得る。さらに、AF領域に含まれる主被写体に対する露出が適正になるように、露光制御部40を通じてAE処理を行う。
次に、ステップS307では、システム制御部50は、撮像領域画像の一部の領域であるAF領域を拡大した拡大画像を、撮像領域画像上に重ねるようにして画像表示部28に表示させる。
次に、ステップS308(記憶ステップ)では、システム制御部50は、内部メモリ50aに、このときに画像表示部28に表示されている撮像領域画像(第1の撮像領域画像)を記憶する。
次に、ステップS309では、システム制御部50は、ユーザによってAFロック設定ボタン70aが操作されたか否かをチェックする。すなわち、画像表示部28に撮像領域画像のうち主被写体を含むAF領域の拡大画像が表示されている間にAFロック設定ボタン70aが操作されてフォーカス状態が保持されている状態になったか否かをチェックする。AFロック設定ボタン70aが操作された場合は、ステップS310に進み、内部メモリ50aにAF枠のデータやAFロック状態であることを記憶する。また、この際に、画像表示部28にAFロック状態であることを示す表示を行ってもよい。この後、ステップS311に進む。AFロック設定ボタン70aが操作されていない場合は、ステップS309からステップS311に進む。
次に、ステップS311では、システム制御部50は、撮像準備スイッチ(SW1)62がまだ押され続けているか否かをチェックする。撮像準備スイッチ(SW1)62が押され続けられている場合は、ステップS312に進む。
ステップS312では、撮像記録スイッチ(SW2)64が押されたか否かをチェックする。撮像記録スイッチ(SW2)64が押されていなければ、ステップS309に戻る。撮像記録スイッチ(SW2)64が押された場合は、ステップS313において撮像処理(撮像記録動作)を行う。
一方、ステップS311において、撮像準備スイッチ(SW1)62が押されていなければ、ステップS314に進む。
ステップS314では、システム制御部50は、画像表示部28におけるAF枠の拡大表示を終了(解除)し、通常の撮像領域画像(EVF画像)を表示する状態に復帰する。
そして、ステップS315では、システム制御部50は、ユーザが操作部70に含まれるAFロック解除ボタン(図示せず)を操作して、AFロックを解除したか否かをチェックする。AFロックが解除された場合は、ステップS316において、AFロック解除処理を行う。ここでは、システム制御部50は、内部メモリ50aに記憶していたAF枠のデータや撮像領域画像の画像データを消去する。また、画像表示部28にAFロック状態であることを表示していた場合は、該表示を消す。その後、ステップS301に戻る。
また、ステップS315においてAFロックが解除されていない場合は、そのままステップS301に戻る。
そして、ステップS301において、システム制御部50は、撮像準備スイッチ(SW1)62が押されたか否かをチェックする。ステップS315からこのステップに移行した場合の該チェックは、AFロック状態で、かつAF枠の拡大画像の表示が解除された状態において撮像準備スイッチ(SW1)62が再操作されたか否かのチェックに相当する。撮像準備スイッチ(SW1)62が再操作された場合は、ステップS302に進み、再操作されていない場合は、ステップS301を繰り返す。
ここでは、ステップS302ではAFロック状態であるとして、ステップS303に進む。
ステップS303(判別ステップ)では、システム制御部50は、画像比較部102に撮像領域画像の比較処理を行わせる。具体的には、ステップS308で内部メモリ50aに記憶した第1の撮像領域画像が、現在(撮像準備スイッチ62の再操作時)において画像表示部28に表示されている撮像領域画像(第2の撮像領域画像)に一致するか否かを判別させる。画像比較部102は、内部メモリ50aに記憶されていた第1の撮像領域画像の特徴点と画像メモリ24内の第2の撮像領域画像の特徴点とを複数抽出し、その座標や色情報を比較する等して、両撮像領域画像が一致しているか否かを判別する。
次に、ステップS304において、画像比較部102によって第1及び第2の撮像領域画像が一致していると判別された場合は、システム制御部50は、ステップS305に進む。
ステップS305(表示ステップ)では、システム制御部50は、現在の撮像領域画像のうち、AFロックを設定したときの主被写体を含むAF領域内の画像の拡大表示を行う。その後、ステップS312に進む。
一方、ステップS304において、第1及び第2の撮像領域画像が一致していないと判別された場合は、AF領域内の画像の拡大表示を行うことなくステップS312に進む。
例えば図9に示すように、撮像領域画像の中央部にてAF領域が設定された状態でAFロックを行い、次に実際に撮像を行うために図10に示すような撮像構図に変更されたものとする。そして、図10の撮像構図において、再度、撮像準備スイッチ(SW1)62が押されても、中央部のAF領域には主被写体が存在せず、拡大しても意味がない。このため、このようなときは拡大表示を行わない。
すなわち、本実施例では、ユーザが意図してAFロック後に撮像構図を変更するような場合(第1及び第2の撮像領域画像が一致しない場合)には、撮像準備スイッチ(SW1)62が再操作されても、拡大表示を行わない。これにより、意味のない拡大表示によって、ユーザに煩わしさを感じさせることを防止することができる。
図4には、本発明の実施例3であるカメラにおける表示処理及び撮像処理を示している。なお、本実施例のカメラの基本的な構成は、顔検出部101及び画像比較部102がないことを除いて実施例1のカメラと同じであり、共通する構成要素には実施例1と同符号を付す。
まず、ステップS401では、システム制御部50は、撮像準備スイッチ(SW1)62が押された(ONした)か否かを判別する。押されていない場合は、このステップを繰り返す。押された場合はステップS402に進む。
ステップS402では、システム制御部50は、このステップ以前にユーザによってAFロック設定ボタン70aが操作され、AFロック機能が設定されている状態(AFロック状態)にあるか否かをチェックする。AFロック状態でなければ、ステップS403に進む。
ステップS403では、システム制御部50は、予め設定されたAF領域に対して、フォーカス制御部42を通じてAF処理(フォーカス制御)を実行し、合焦状態を得る。さらに、AF領域に含まれる主被写体に対する露出が適正になるように、露光制御部40を通じてAE処理を行う。
次に、ステップS404では、システム制御部50は、撮像領域画像の一部の領域であるAF領域を拡大した拡大画像を画像表示部28に表示させる。
次に、ステップS405では、システム制御部50は、ユーザによってAFロック設定ボタン70aが操作されたか否かをチェックする。すなわち、画像表示部28に撮像領域画像のうち主被写体を含むAF領域の拡大画像が表示されている間にAFロック設定ボタン70aが操作されてフォーカス状態が保持されている状態になったか否かをチェックする。AFロック設定ボタン70aが操作された場合は、ステップS406に進み、内部メモリ50aにAF枠のデータやAFロック状態であることを記憶する。また、この際に、画像表示部28にAFロック状態であることを示す表示を行ってもよい。この後、ステップS407に進む。AFロック設定ボタン70aが操作されていない場合は、ステップS405からステップS407に進む。
ステップS407では、システム制御部50は、撮像準備スイッチ(SW1)62がまだ押され続けているか否かをチェックする。撮像準備スイッチ(SW1)62が押されて続けられている場合は、ステップS408に進み、撮像記録スイッチ(SW2)64が押されたか否かをチェックする。撮像記録スイッチ(SW2)64が押されていなければ、ステップS405に戻る。撮像記録スイッチ(SW2)64が押された場合は、ステップS409において撮像処理(撮像記録動作)を行う。
一方、ステップS407において、撮像準備スイッチ(SW1)62が押されていなければ、ステップS410に進む。
ステップS410では、システム制御部50は、画像表示部28におけるAF枠の拡大表示を終了(解除)し、通常の撮像領域画像(EVF画像)を表示する状態に復帰する。
そして、ステップS411では、システム制御部50は、ユーザが操作部70に含まれるAFロック解除ボタン(図示せず)を操作して、AFロックを解除したか否かをチェックする。AFロックが解除された場合は、ステップS412において、AFロック解除処理を行う。ここでは、システム制御部50は、内部メモリ50aに記憶していたAF枠のデータを消去したり、画像表示部28にAFロック状態であることを表示していた場合には該表示を消したりする。その後、ステップS401に戻る。
また、ステップS411においてAFロックが解除されていない場合は、そのままステップS401に戻る。
そして、ステップS401において、システム制御部50は、撮像準備スイッチ(SW1)62が押されたか否かをチェックする。ステップS411からこのステップに移行した場合の該チェックは、AFロック状態で、かつAF枠の拡大画像の表示が解除された状態において撮像準備スイッチ(SW1)62が再操作されたか否かのチェックに相当する。撮像準備スイッチ(SW1)62が再操作された場合は、ステップS402に進み、再操作されていない場合は、ステップS401を繰り返す。
ここでは、ステップS402ではAFロック状態であるとして、ステップS408に進む。すなわち、AFロック状態で、かつ拡大画像の表示が解除された状態で撮像準備スイッチ(SW1)62が再操作されても、AF領域内の画像の再度の拡大表示を行わない。
これにより、一度、ユーザがAF領域内の主被写体の拡大表示を通じて主被写体を詳細に確認した上でAFロック機能を使用している状態で、撮像準備スイッチ62の再操作によって拡大表示が行われ、ユーザに煩わしさを感じさせることを防止できる。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
本発明の実施例であるデジタルカメラの構成を示すブロック図。 実施例1における処理を示すフローチャート。 実施例2における処理を示すフローチャート。 実施例3における処理を示すフローチャート。 実施例における拡大表示例を示す図。 実施例1における画像表示例を示す図。 実施例1における他の画像表示例を示す図。 実施例1におけるさらに別の画像表示例を示す図。 実施例2における画像表示例を示す図。 実施例2における他の画像表示例を示す図。
符号の説明
10 撮像レンズ
14 撮像素子
20 画像処理部
24 画像表示メモリ
28 画像表示部
40 露光制御部
42 フォーカス制御部
50 システム制御部
50a 内部メモリ
62 撮像準備スイッチ
64 撮像記録スイッチ
70 操作部
70a AFロック設定ボタン
100 デジタルカメラ
101 顔検出部
102 画像比較部

Claims (6)

  1. 撮像素子と、
    画像を表示する表示手段と、
    フォーカス制御の開始を指示する第1の操作手段と、
    フォーカス状態の保持を指示する第2の操作手段と、
    前記撮像素子からの出力を用いて生成された撮像領域画像を前記表示手段に表示させ、前記第1の操作手段の操作に応じて撮像領域画像のうち一部の領域を拡大した拡大画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記第2の操作手段の操作に応じてフォーカス状態が保持されたときの撮像領域画像に含まれる被写体を記憶する記憶手段とを有し、
    前記表示制御手段は、
    前記表示手段に撮像領域画像のうち被写体を含む領域の拡大画像が表示されている間に前記第2の操作手段が操作されてフォーカス状態が保持されている状態であり、かつ該拡大画像の表示が解除された状態において前記第1の操作手段が再操作された場合に、該再操作時の撮像領域画像内に前記記憶手段に記憶された被写体が含まれるか否かを判別し、
    前記記憶された被写体が含まれると判別したときは、前記表示手段に前記再操作時の撮像領域画像のうち該被写体を含む領域の拡大画像を表示させ、前記記憶された被写体が含まれないと判別したときは、前記表示手段に拡大画像を表示させずに撮像領域画像を表示させることを特徴とする撮像装置。
  2. 撮像素子と、
    画像を表示する表示手段と、
    フォーカス制御の開始を指示する第1の操作手段と、
    フォーカス状態の保持を指示する第2の操作手段と、
    前記撮像素子からの出力を用いて生成された撮像領域画像を前記表示手段に表示させ、前記第1の操作手段の操作に応じて撮像領域画像のうち一部の領域を拡大した拡大画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記第2の操作手段の操作に応じてフォーカス状態が保持されたときの第1の撮像領域画像を記憶する記憶手段とを有し、
    前記表示制御手段は、
    前記表示手段に前記一部の領域の拡大画像が表示されている間に前記第2の操作手段が操作されてフォーカス状態が保持されている状態であり、かつ該拡大画像の表示が解除された状態において前記第1の操作手段が再操作された場合に、該再操作時の第2の撮像領域画像が前記第1の撮像領域画像と一致するか否かを判別し、
    前記第2の撮像領域画像が前記第1の撮像領域画像と一致すると判別したときは、前記表示手段に前記一部の領域の拡大画像を表示させ、前記第2の撮像領域画像が前記第1の撮像領域画像と一致しないと判別したときは、前記表示手段に拡大画像を表示させずに撮像領域画像を表示させることを特徴とする撮像装置。
  3. 撮像素子と、
    画像を表示する表示手段と、
    フォーカス制御の開始を指示する第1の操作手段と、
    フォーカス状態の保持を指示する第2の操作手段と、
    前記撮像素子からの出力を用いて生成された撮像領域画像を前記表示手段に表示させ、前記第1の操作手段の操作に応じて撮像領域画像のうち一部の領域を拡大した拡大画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段とを有し、
    前記表示制御手段は、前記表示手段に拡大画像が表示されている間に前記第2の操作手段が操作されてフォーカス状態が保持されている状態であり、かつ該拡大画像の表示が解除された状態において前記第1の操作手段が再操作された場合は、前記表示手段に拡大画像を表示させずに撮像領域画像を表示させることを特徴とする撮像装置。
  4. 撮像素子と、画像を表示する表示手段と、フォーカス制御の開始を指示する第1の操作手段と、フォーカス状態の保持を指示する第2の操作手段とを有し、前記撮像素子からの出力を用いて生成された撮像領域画像を前記表示手段に表示させ、前記第1の操作手段の操作に応じて、撮像領域画像のうち一部の領域を拡大した拡大画像を前記表示手段に表示させる撮像装置の表示制御方法であって、
    前記第2の操作手段の操作に応じてフォーカス状態が保持されたときの撮像領域画像に含まれる被写体を記憶する記憶ステップと、
    前記表示手段に撮像領域画像のうち被写体を含む領域の拡大画像が表示されている間に前記第2の操作手段が操作されてフォーカス状態が保持されている状態であり、かつ該拡大画像の表示が解除された状態において前記第1の操作手段が再操作された場合に、該再操作時の撮像領域画像内に前記記憶手段に記憶された被写体が含まれるか否かを判別する判別ステップと、
    該判別ステップにおいて前記記憶された被写体が含まれると判別されたときは、前記表示手段に前記再操作時の撮像領域画像のうち該被写体を含む領域の拡大画像を表示させ、前記記憶された被写体が含まれないと判別したときは、前記表示手段に拡大画像を表示させずに撮像領域画像を表示させる表示ステップとを有することを特徴とする撮像装置の表示制御方法。
  5. 撮像素子と、画像を表示する表示手段と、フォーカス制御の開始を指示する第1の操作手段と、フォーカス状態の保持を指示する第2の操作手段とを有し、前記撮像素子からの出力を用いて生成された撮像領域画像を前記表示手段に表示させ、前記第1の操作手段の操作に応じて撮像領域画像のうち一部の領域を拡大した拡大画像を前記表示手段に表示させる撮像装置の表示制御方法であって、
    前記第2の操作手段の操作に応じてフォーカス状態が保持されたときの第1の撮像領域画像を記憶する記憶ステップと、
    前記表示手段に前記一部の領域の拡大画像が表示されている間に前記第2の操作手段が操作されてフォーカス状態が保持されている状態であり、かつ該拡大画像の表示が解除された状態において前記第1の操作手段が再操作された場合に、該再操作時の第2の撮像領域画像が前記第1の撮像領域画像と一致するか否かを判別する判別ステップと、
    該判別ステップにおいて前記第2の撮像領域画像が前記第1の撮像領域画像と一致すると判別されたときは、前記表示手段に前記一部の領域の拡大画像を表示させ、前記第2の撮像領域画像が前記第1の撮像領域画像と一致しないと判別されたときは、前記表示手段に拡大画像を表示させずに撮像領域画像を表示させる表示ステップとを有することを特徴とする撮像装置の表示制御方法。
  6. 撮像素子と、画像を表示する表示手段と、フォーカス制御の開始を指示する第1の操作手段と、フォーカス状態の保持を指示する第2の操作手段とを有し、前記撮像素子からの出力を用いて生成された撮像領域画像を前記表示手段に表示させ、前記第1の操作手段の操作に応じて撮像領域画像のうち一部の領域を拡大した拡大画像を前記表示手段に表示させる撮像装置の表示制御方法であって、
    前記表示手段に拡大画像が表示されている間に前記第2の操作手段が操作されてフォーカス状態が保持されている状態であり、かつ該拡大画像の表示が解除された状態において前記第1の操作手段が再操作された場合は、前記表示手段に拡大画像を表示させずに撮像領域画像を表示させることを特徴とする撮像装置の表示制御方法。
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