JP4958423B2 - 液体吐出ヘッドの製造方法 - Google Patents

液体吐出ヘッドの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4958423B2
JP4958423B2 JP2005312393A JP2005312393A JP4958423B2 JP 4958423 B2 JP4958423 B2 JP 4958423B2 JP 2005312393 A JP2005312393 A JP 2005312393A JP 2005312393 A JP2005312393 A JP 2005312393A JP 4958423 B2 JP4958423 B2 JP 4958423B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge port
heater
liquid
discharge
nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005312393A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007118343A5 (ja
JP2007118343A (ja
Inventor
祐紀 藤原
一幸 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Canon Finetech Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Finetech Inc filed Critical Canon Finetech Inc
Priority to JP2005312393A priority Critical patent/JP4958423B2/ja
Publication of JP2007118343A publication Critical patent/JP2007118343A/ja
Publication of JP2007118343A5 publication Critical patent/JP2007118343A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4958423B2 publication Critical patent/JP4958423B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

本発明はインクジェット記録装置に設けられる液体吐出ヘッドの製造方法に関するものである。
インクジェット記録装置は、種々の方式によりインクの吐出液滴を形成し、これを記録紙等の被記録部材に付着させて記録を行う。特に、吐出液滴形成のためのエネルギとして熱を利用するインクジェットプリンタは、複数の吐出口を高密度に配設することが用意であり、また、この高密度化により高解像度、高画質の画像が高速度に得られ、しかもカラー化が容易であるという優れた特徴を有している。
近年、特に産業用インクジェット記録装置において、より高画質化および高速度化が求められており、液体吐出ヘッドにおいてはそれらを達成するために、より高精度な吐出ノズルディメンジョンが求められている。その中において、吐出口面(ノズル面)からヒータまでの僅かな距離の違いは、発一や、インクのリフィル性能、インク吐出量など、液体吐出ヘッドの特性に大きな影響を与える要素であった。
その為吐出口面のダイシング後の寸法バラツキを確認する方法として、研磨するノズル面の垂直側面に1本はノズル面に垂直な線、もう1本は傾め線を設けて、ダイシング後(又はダイシング途中)にノズル面に接したこれら2本の線の距離を精密に測定することにより、吐出口面からヒータ迄の距離を求める提案が為されている。
(例えば特許文献1)
特開2002−240288
しかし、吐出口面(ノズル面)からヒータまでの距離は100[μm]以下程度でしかもバラツキは20 [μm]以内程度と微小であり、上記文献による方法をとったにしても線間の距離を精密に測定するのは作業性の点で大いに問題であり、且つ読み取りミスの懸念もある。
本発明による液体吐出ヘッドの製造方法は、吐出口に連通したノズル内に設けられ、液体を吐出するための熱エネルギーを発生するヒータと、前記吐出口が設けられた吐出口面上に設けられ、前記吐出口から前記ヒータに向う所定方向に深さを有する複数の穴部とを備える液体吐出ヘッドを準備する準備工程と、前記液体吐出ヘッドの前記吐出口面を前記吐出口から前記ヒータに向かう前記所定方向に研磨する研磨工程と、を有し、前記複数の穴部の各々は、前記吐出口面上に形成され開口の形状が四角形状であり、更に前記穴部の底部に設けられた段により前記吐出口から前記ヒータに向う前記所定方向への深さが段階的に異なる内部形状であって、前記研磨工程において前記吐出口面を前記吐出口から前記ヒータに向う前記所定方向に研磨した際に、前記研磨により前記吐出口から前記ヒータ迄の距離が短くなる、前記吐出口面上での前記開口面積が段階的に小さくなる形状で、前記段の位置まで研磨する迄は前記吐出口面上に形成される前記開口の面積が一定で、前記段を超えて研磨すると前記吐出口面上に形成される前記開口の面積がそれまでよりも狭い面積となる内部形状を有し、更にまた前記複数の穴部は、前記底部迄の深さが前記吐出口に近い方の穴部が他の穴部よりも浅く、前記吐出口面を所定量研磨した際に前記吐出口に近い方の穴部が他の穴部よりも前記開口面積が小さくなる関係を有することを特徴とする。

本発明によれば、深さの異なる複数の穴部を設け、且つ各々の穴形状をその深さが段階的に異なる階段状の内部形状としたので、研磨後に残された吐出口面上の穴部の開口面積を見て表面研磨した量が識別出来る。つまり、吐出口面(ノズル面)からヒータまでの距離を視覚的に識別出来る。


又、吐出口面からヒータまでの距離の狙い寸法に対し、補正加工を行うことが容易となる。




以上の発明によれば、吐出口面(ノズル面)からヒータまでの距離を視覚的に識別出来るので、液体吐出ヘッド製造時の作業工程を大幅に簡略できる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は本発明における液体吐出ヘッド101の断面上面図である。図1において、吐出口104に連通した吐出ノズル106各々の内部に液体を加熱するヒータ103を有し、ヒータ103で液体を加熱発泡させることで液体を吐出口104より吐出させる。
複数の吐出ノズル106は共通液室109に連通しており、共通液室109は液室枠110により形成されている。
そして、配列された吐出ノズル104の列端部には、吐出口面105からヒータ103迄の距離を示すための複数種の穴108(以降、EH(Edge−Heater)間距離判定穴と表記する)が設けられている。
次にEH間距離判定穴108周辺部(図1におけるAの部位)を拡大した図2を用いて説明する。複数のEH間距離判定穴108は各々の断面が階段状に形成され、吐出口面105からの深さは全て異なり、等間隔で深くなっていく形状である。
吐出口面研磨後のEH間距離が図示L1である場合は、吐出口面105正面から見て、図2上部の正面図の通り、4つの断面積大のEH間距離判定穴108が見える。
図2に比較し、より研磨量が大きい場合の例を図8にて説明する。
この例では図示のEH間距離L2は前述L1より小さくなっており、この時に吐出口面105正面から見て、EH間距離判定穴108は、2つの広い穴と1つの狭い穴が残る。
このように、EH間距離判定穴108の残された状態により、液体吐出ヘッド101を分解することなく識別出来る。
例えば、EH間距離を図2:L1から、図8:L2に補正加工したい場合には、図8の状態、つまり2つの広い穴と1つの狭い穴が残る迄研磨を進めれば良いので、その補正は容易に行うことが可能である。
又、EH間距離判定穴108によって吐出口面105からヒータ103迄の仕上がり寸法が外見で識別できるため、EH間距離に合わせた適切な駆動条件を選択、補正できる。
また、補正加工を進めるに従いEH間距離判定穴108は内側から順に消えていくので視認性に優れ、且つ残されるEH間距離判定穴108は吐出口104から徐々に離れる方向になるので、吐出口面のインク残滴を引っ張りにくく、吐出口104周囲の濡れ性の影響も軽減できる傾向になる。
更に、EH間距離判定穴108を吐出ノズル104と同様、感光性エポキシ樹脂で形成すれば、EH間距離判定穴108の周囲部は同一材料で構成されることになり、例えば前記補正加工を行う際に穴周囲部のカケ等の破損を防止することが可能となる。
図3は本発明による液体吐出ヘッド101を備えた記録装置301の一実施形態の内部構造を示す概略正面図である。複数の液体吐出ヘッド101K〜101Y夫々に個別の回復ユニット305、インクカートリッジ303、及びサブタンク304を具え、記録装置301共通部として搬送部308、オペレーションパネル310、給紙部306などから構成される。尚、K:ブラック、C:シアン、LC:淡シアン、M:マゼンタ、LM:淡マゼンタ、そしてY:イエローの各々のインク色を示す。液体吐出ヘッド101K〜101Yは記録分解能は600 [dot/inch] 、各々2,560の吐出ノズルをもつ、最大記録幅:4.3 [inch]のラインヘッドである。
待機中液体吐出ヘッド101K〜101Yは回復ユニット305により密閉キャップされているが、画像記録時にはキャップ状態から外れて図の下方向に移動、搬送部308近傍にて静止し、記録に備える。
搬送部308では搬送ベルトによって図の左方向に用紙を定速度で搬送するように動作する。
給紙部306に積載された用紙Pは一枚毎にピックアップされ、記録装置301の本体側矢印方向に繰り出され、搬送部308に受け渡される。
そして各々の液体吐出ヘッド101K〜101Yの下部を通過すると同時に高速に画像記録され、排紙部309に積載される。
図4には記録動作中におけるインク経路のイメージを示す。
先ず記録動作中のインクの流れについて図4aを用いて説明する。
液体吐出ヘッド101はキャップ機構305を外れ用紙Pに吐出口面105が近接した位置でインクを吐出し記録動作する。内部の負圧が助長され、記録に使用した量に相当するインクがサブタンク304からフィルタ402、403を介して液体吐出ヘッド101の共通液室109へ補充される。サブタンク304内の大気連通口206はこの間開いており、液体吐出ヘッド101にインクを加圧供給する加圧ポンプ407は動作しない。
次に図4bは液体吐出ヘッド101の各吐出ノズルを健全な状態に維持、回復させる回復動作時の状態を示す。
液体吐出ヘッド101は回復動作時、回復機構305でキャップされている状態を維持する。
予めリサイクル弁406を開きポンプ404を作動しておき、回復機構305内部のインク溜り部410に滞留するインクを排出口〜フィルタ405〜リサイクル弁406〜ポンプ404の経路でサブタンク304に戻すべくインクリサイクル動作を開始しておく。
その後回復弁401を閉じ、そして加圧ポンプ407を作動するとサブタンク304内部のインクがフィルタ402を介して液体吐出ヘッド101の共通液室109に送られるが、回復弁401が閉じているので、内部は急速に加圧されて各ノズルから比較的多量のインクが強制的に押し出され、ノズルは健全な状態に回復する。
強制的に押し出されたインクはインク溜り部410に一時的に溜まろうとするが、ポンプ404によるリサイクル動作が既に開始しているので、すぐさまサブタンクに回収される。
尚図示しないが着脱可能なインクカートリッジ303からサブタンク304へのインク供給する場合には、リサイクル弁406を閉じ、供給弁408を開いた状態にしてからポンプ404を駆動する。するとインクカートリッジ内のインクは供給弁408〜ポンプ404を介してサブタンク304に供給される。もし所定時間供給動作を継続してもインクレベルセンサ409が満タン検知しなければインクカートリッジ303内インクが空になったと判定する。
図5は、インクを吐出するノズル近傍の断面斜視図である。ヒータボード502には液体を加熱発泡するためのヒータ103が各ノズル毎に配置されている。ヒータ103はシート状抵抗体が用いられ、厚さは0.01〜0.5 [μm]、シート抵抗は単位正方形あたり10〜300 [Ω]のものが用いられる。ヒータ103には通電のためのアルミニウム等の電極(図示せず)が接続されており、その一方はヒータ103に通電を制御するためのスイッチングトランジスタ(図示せず)が接続されている。
各々の吐出ノズル106毎にヒータ103が形成されており、吐出ノズル106はヒータボード502とノズル壁107、厚さ5〜10 [μm]程度のノズル土手516、厚さ2 [μm]程度のノズル天板517とから囲まれた管状をなしている。可動弁512が自由端518を吐出口方向に向け弁支持部材513を共通液室内に位置させ設けられており、弁支持部材513は弁台座(不図示)によってヒータボード502に取り付けられる。ノズル天板517は、Si等で構成される天板511に貼り付けられており、天板511は異方性エッチング等で形成されたインク供給開口519を備え、外部からの液体を共通液室109に導入可能としている。
共通液室109から吐出ノズル106に供給された液体は吐出ノズル106内の所定の位置に配置されたヒータ103で加熱し発泡させる。発泡に伴って吐出ノズル106内の液体の動作が始まると同時に可動弁512も変位し、液体の流れを制御する。そして、吐出口104からは液体が吐出する。
次に図6、図7を用いて、本発明の液体吐出ヘッドの製造方法を説明する。図6〜7において(a-1)〜(i-1)は、本発明の液体吐出ヘッドの製造方法を説明するためのノズル側から見た正面図、(a-2)〜(i-2)はノズル近傍の上記側面断面図である。
図6(a-1)、(a-2)に示すように、素子基板(シリコンウエハ)B上に半導体製造工程で用いるものと同様の製造装置を用いて、ホウ化ハフニウム,ホウ化ニオブ、又はチッ化タンタル等からなるヒータ103を形成した後、次工程における感光性樹脂フィルムDFとの密着性の向上を目的として素子基板Bの表面に洗浄を施した。さらに密着性の向上を目的として素子基板B表面に紫外線-オゾン等による表面改質を行った後、例えばシランカップリング剤をエチルアルコールで1重量%に希釈した液を上記改質表面上にスピンコートすることで達成される。
次に表面洗浄を行い、密着性を向上した素子基板B上に図6(b-1)、(b-2)に示すように紫外線感光樹脂フィルムDF1をラミネートした。次に図6(c-1)、(c-2)に示すように、紫外線感光性樹脂フィルムDF1上にフォトマスクM1を配し、ノズル土手516および可動弁512を接着するための弁台座601として残す部分に紫外線を照射した。そして、次の工程では図6(d-1)、(d-2)に示すように紫外線を照射した紫外線感光樹脂フィルムDF1上に紫外線感光性樹脂フィルムDF2をラミネートした。このラミネートした紫外線感光性樹脂フィルムDF2上にフォトマスクM2を配し、図6(e-1)、(e-2)のようにノズル壁507および液室枠(図示せず)として残す部分に紫外線を照射する。続いて図7(f-1)、(f-2)に示すように、紫外線感光樹脂フィルムDF1およびDF2をキシレンとブチルセルソルブアセテートとの混合液からなる現像液で現像し、未露光部分を融解させ、露光して硬化した部分をノズル土手516、弁台座601、ノズル壁507および液室枠(図示せず)として形成した。上記ノズル土手516、弁台座601、ノズル壁507および液室枠(図示せず)を形成した後、図7(g-1)、(g-2)のように弁台座601に可動弁512を接着剤等で固定する。その後、図7(h-1)、(h-2)のように予め感光性樹脂フィルムを材料としたノズル天板517をラミネートしておいた天板511をノズル天板517および液室枠(図示せず)に溶着する。
以上の方法により、上記素子基板Bから分割、作製される複数のヒータボードに対し、一様に吐出口周囲部を精度良く、かつ同一樹脂材料によって形成することができる。そして、素子基板Bを厚さ0.05 [mm] のダイヤモンドブレードを取り付けたダイシングマシンで図7(i-1),(i-2)に示すように各々のヒータボードに切断、分離した。次に、この分離されたヒータボードの液体吐出口面105を一定の圧力をかけながら研磨し、吐出口面105を平滑化する。
このようにして得られたヒータボード502は、図12に示すようにセラミック製のベースプレート1200によって支持されている。このベースプレート1200上のヒータボード502後方には実装済みのPCB(配線基板)1202が両面テープにより支持されており、ヒータボード502上のヒータ103とPCB1202とは各々の配線に対応してワイヤボンディング1201により電気的に接続されている。
(実施例2)
図9は本発明における液体吐出ヘッド901の断面上面図である。図9において、吐出口904に連通した吐出ノズル906各々の内部に液体を加熱するヒータ903を有し、ヒータ903で液体を加熱発泡させることで液体を吐出口904より吐出させる。
複数の吐出ノズル906は共通液室109に連通しており、共通液室109は液室枠910により形成されている。
そして、配列された吐出ノズル104の列端部には、吐出口面905からヒータ903迄の距離を示すための複数種の穴908(以降、EH(Edge−Heater)間距離判定穴と表記する)が設けられている。
加えて、ノズル列中央部には、EH間距離判定穴908とは別に、補助として吐出口面905からヒータ903迄の距離を判定するための穴920(以降、消滅EH間距離判定穴と表記する)が設けられている。
図10および図11はEH間距離判定穴908周辺部(図9におけるA’の部位)と消滅EH間距離判定穴920周辺部(図9におけるA”の部位)を拡大した上面図および正面図である。EH間距離が狙いとするL1である場合(図10)は、吐出口面5正面から見て、上部の正面図のようにノズル列側部には幅の広い4つのEH間距離判定穴908が見え、また、ノズル列中央部では、消滅EH間距離判定穴920は研磨され見えなくなっている。
一方、EH間距離がL3(L3>L1)である場合は、図11正面図のように、吐出口面905正面から見て、ノズル列中央部では、消滅EH間距離判定穴920が見える状態になっている。そのため、狙いとするEH間距離L1としてやるために、図10正面図の状態、すなわち、吐出口面5正面から見て、ノズル列の側部には幅の広い4つのEH間距離判定穴908が見え、且つ、ノズル列中央部では、消滅EH間距離判定穴920が見えなくなるまで研磨等で吐出口面905を補正加工してやればよく、その補正加工は非常に容易に行うことが可能となる。
本実施例では、消滅EH間距離判定穴920はノズル列中央部に一つとしているが、配置する位置および数はその限りではない。
本発明の液体吐出ヘッドは高速で且つ高画質のカラープリンタ等への利用が可能である。
本発明における液体吐出ヘッドの断面上面図である。 本発明第1実施例による液体吐出ヘッドの吐出ノズル列の端部に設けられた穴近傍の上面図および正面図である。 本発明における液体吐出ヘッドを使用した記録装置の正面図である。 上記記録装置のインク流路を示す概略図である。 本発明における液体吐出ヘッド近傍の断面斜視図である。 本発明における液体吐出ヘッドの製造工程図である。 図6に引き続くヘッドの製造工程図である。 本発明第1実施例による液体吐出ヘッドの吐出ノズル列の端部に設けられた穴近傍の上面図である。 本発明第2実施例による吐出ノズル列端部と中央部に設けられた穴近傍の上面図および正面図である。 本発明第2実施例による吐出ノズル列端部と中央部に設けられた穴近傍の上面図および正面図である。 本発明第2実施例による吐出ノズル列中央部に設けられた穴近傍の上面図および正面図である。 本発明による液体吐出ヘッドの側断面図である。
符号の説明
101 液体吐出ヘッド
103 ヒータ
104 吐出口
105 吐出口面
106 ノズル
107 ノズル壁
108 EH間距離判定穴
109 共通液室
110 液室枠

301 記録装置
303 インクカートリッジ
304 サブタンク
305 回復機構(キャップ機構)

401 回復弁
404 ポンプ
406 リサイクル弁
407 加圧ポンプ
408 供給弁


502 ヒータボード
516 ノズル土手
517 ノズル天板



908 EH間距離判定穴
920 消滅EH間距離判定穴

Claims (1)

  1. 吐出口に連通したノズル内に設けられ、液体を吐出するための熱エネルギーを発生するヒータと、前記吐出口が設けられた吐出口面上に設けられ、前記吐出口から前記ヒータに向う所定方向に深さを有する複数の穴部とを備える液体吐出ヘッドを準備する準備工程と、
    前記液体吐出ヘッドの前記吐出口面を前記吐出口から前記ヒータに向かう前記所定方向に研磨する研磨工程と、を有し、
    前記複数の穴部の各々は、前記吐出口面上に形成され開口の形状が四角形状であり、更に前記穴部の底部に設けられた段により前記吐出口から前記ヒータに向う前記所定方向への深さが段階的に異なる内部形状であって、前記研磨工程において前記吐出口面を前記吐出口から前記ヒータに向う前記所定方向に研磨した際に、前記研磨により前記吐出口から前記ヒータ迄の距離が短くなる、前記吐出口面上での前記開口面積が段階的に小さくなる形状で、前記段の位置まで研磨する迄は前記吐出口面上に形成される前記開口の面積が一定で、前記段を超えて研磨すると前記吐出口面上に形成される前記開口の面積がそれまでよりも狭い面積となる内部形状を有し、
    更にまた前記複数の穴部は、前記底部迄の深さが前記吐出口に近い方の穴部が他の穴部よりも浅く、前記吐出口面を所定量研磨した際に前記吐出口に近い方の穴部が他の穴部よりも前記開口面積が小さくなる関係を有することを特徴とする液体吐出ヘッドの製造方法。

JP2005312393A 2005-10-27 2005-10-27 液体吐出ヘッドの製造方法 Expired - Fee Related JP4958423B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005312393A JP4958423B2 (ja) 2005-10-27 2005-10-27 液体吐出ヘッドの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005312393A JP4958423B2 (ja) 2005-10-27 2005-10-27 液体吐出ヘッドの製造方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007118343A JP2007118343A (ja) 2007-05-17
JP2007118343A5 JP2007118343A5 (ja) 2008-10-30
JP4958423B2 true JP4958423B2 (ja) 2012-06-20

Family

ID=38142711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005312393A Expired - Fee Related JP4958423B2 (ja) 2005-10-27 2005-10-27 液体吐出ヘッドの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4958423B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6122298B2 (ja) * 2013-01-09 2017-04-26 エスアイアイ・プリンテック株式会社 ヘッドチップの製造方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3397566B2 (ja) * 1995-03-10 2003-04-14 キヤノン株式会社 インクジェットヘッドの製造方法
JP3809706B2 (ja) * 1997-06-16 2006-08-16 ブラザー工業株式会社 インクジェットプリンタヘッド並びにインクジェットプリンタヘッドの加工及び検査方法
JP3852560B2 (ja) * 2001-02-06 2006-11-29 セイコーエプソン株式会社 インクジェット式記録ヘッドの製造方法
JP2002301823A (ja) * 2001-04-04 2002-10-15 Sharp Corp インクジェットヘッドの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007118343A (ja) 2007-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8596759B2 (en) Liquid ejection head and method of manufacturing the same
KR100849745B1 (ko) 액체 토출 소자 및 그 제조 방법
JP2008119955A (ja) インクジェット記録ヘッド及び該ヘッドの製造方法
US20080180486A1 (en) Liquid ejection head and method for manufacturing liquid ejection head
US8091235B2 (en) Method for manufacturing a substrate for a liquid ejection element
US20110020966A1 (en) Method for processing silicon substrate and method for producing substrate for liquid ejecting head
EP1829690B1 (en) Liquid ejection head
JP4958423B2 (ja) 液体吐出ヘッドの製造方法
JP2007283720A (ja) 記録ヘッドおよびインクジェット記録装置
JP2013116590A (ja) 液滴吐出ヘッド及び画像形成装置。
US7637596B2 (en) Print head with liquid channels having movable valves
JP2007125810A (ja) インクジェット記録ヘッドおよびその製造方法
US6908564B2 (en) Liquid discharge head and method of manufacturing the same
JP4159317B2 (ja) 液滴吐出ヘッドの製造方法、マイクロデバイス、インクジェットヘッド、インクカートリッジ並びにインクジェット記録装置、画像形成装置、液滴を吐出する装置
US7735961B2 (en) Liquid discharge head and method of producing the same
JP2009051187A (ja) 液体吐出ヘッド、及び液体吐出ヘッドの製造方法
JP2002160369A (ja) インクジェット記録ヘッドおよびその製造方法
JP2006082448A (ja) 液滴吐出ヘッドとインクカートリッジと画像記録装置及び液滴吐出ヘッドの製造方法
JP6025581B2 (ja) 液体吐出ヘッド用基板の製造方法
JP2012183713A (ja) 液滴吐出装置、液滴吐出装置を備えたインクジェット記録装置及び液滴吐出装置の製造方法
JP6164516B2 (ja) 液滴吐出ヘッド、液滴吐出装置及び画像形成装置
JP5063390B2 (ja) インクジェット記録ヘッドの製造方法
JP2006218736A (ja) インクジェット記録ヘッドおよびその製造方法
JP2009190315A (ja) 液体吐出ヘッド
KR20080013625A (ko) 압전 방식 잉크젯 프린터 헤드 및 그 제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080912

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110301

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110308

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110509

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110823

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110912

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120319

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120319

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150330

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4958423

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees