JP4958341B2 - シュレッダーの細断屑ならし圧縮装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シュレッダーの細断屑収容箱に落下、収容された細断屑の山を均等にならし、圧縮して、収容箱に収容される細断屑の量を増加させようとする細断屑ならし圧縮装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、シュレッダーにおいて細断された細断屑は、細断部の下方に設置された細断屑収容箱に落下、収容され、この細断屑収容箱が満杯になると満杯センサーが満杯を検知して細断部の細断動作を停止するようになっている。そして、細断動作停止後に作業者が扉を開けて、満杯の細断屑収容箱を取り出し、細断屑を廃棄している。
【0003】
この細断屑はもとの紙束の容積と比較すると格段に容積が増大するので、細断屑を圧縮しないと細断屑収容箱がすぐに満杯になり、細断屑の取り出しや廃棄作業が頻繁に発生し、非常に煩雑であった。
【0004】
また、シュレッダーはその機構上、細断機構が所定の位置に固定されているため、細断屑は同じ位置に落下し続けるので、細断屑収容箱の一ヶ所にのみ細断屑の山ができ、収容箱の容積に余裕があるにもかかわらず満杯センサーが働き、細断動作が停止していた。そのため収容箱の容積を充分に活用できず、結果的に細断屑の取り出し廃棄作業が頻繁に発生し、多大な手間を要していた。
【0005】
このように、従来のシュレッダーにおいては、細断刃の細断能力や安全性の向上は重要な課題であったが、それと並んで、細断屑を圧縮することや細断屑をできるだけ均等に細断屑収容箱にならして収容し、収容容積率を向上させることもまた、シュレッダーの利便性を向上させる観点から重要な課題であった。
【0006】
このような状況に鑑み、従来からシュレッダーにおいて、細断屑のならし動作について種々の提案がなされている。例えば特開昭61−227859号公報には、細断屑の箱体の開口部に臨んで、先端に弾性部材を植設したならし部材を水平方向に回転するようにしたならし装置が開示されている。また、実開昭63−73149号公報や特公平6−85885号公報には、屑収容箱の上方に細断屑を分散させる回転羽根或いは拡散羽根を回転させるようにしたならし装置が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらのならし装置は、ならし部材や回転羽根等を回転駆動するためにシュレッダー本体の回転刃の駆動モーターの回転力を利用したものであったので、ならし装置や回転羽根の回転駆動に別途出力軸や傘歯車等の複雑な構造の駆動機構が必要であった。また、屑収容箱の出し入れが簡単となるようにするため、ならし部材や回転羽根等を屑収容箱の上方に設置しているので、ならし部材等の回転力によって細断屑が四方に飛び散り、屑収容箱の周囲から脱落するおそれがあった。
【0008】
このため、例えば特許第2892264号の特許掲載公報では、屑収容箱の上方に複数枚のならし羽根を備えたファン機構からなる屑ならし手段を設けたシュレッダーにおいて、扉の開閉に連動して屑収容箱を上下動可能とし、ならし作業中は屑収容箱を上方に移動してその上端縁部がベース板の下面に当接して細断屑が屑収容箱から脱落しないようにした細断屑ならし装置が開示されている。また、特開平9−122520号公報では、シュレッダーの内部空間に上下動自在な可動ベース板を設け、屑ならし手段を該可動ベース板に接続し、扉の開閉に連動して屑ならし手段を上下動させ、ならし作業中は屑収容箱内の屑ならし位置に移動停止してならし作業を行えるようにした細断屑ならし装置が開示されている。
【0009】
しかし、前者の細断屑ならし装置は扉の開閉に連動して屑収容箱全体が上下動する構成であるので、扉の開閉に際しては屑収容箱と細断屑の合計の重量に抗して力を加える必要があり、使用者に多大な労力を強いるという問題があった。また、後者の細断屑ならし装置は楔状の押下げ手段を介して複数枚のならし羽根を備えたファン機構からなるならし手段を接続した可動ベースを上下動させるようにしているので、やはり相当の力を必要としていたほか、上下動の手段に取付ベースやガイドレール、軸などの複雑な機構を採用しなければならないという問題が残されていた。
【0010】
また、上記各ならし装置においては、細断屑の量を検知して細断作業を中止し、同時にならし作業を開始する第1のセンサーと、細断屑の満杯を検知し細断作業を最終的に停止するようにした第2のセンサーを必要とし、場合によって、それらのセンサーをクリーニングするためのセンサー用クリーニング手段を施す必要もあった(特開平10−263426号公報参照)。
【0011】
一方、細断屑の圧縮装置としては、例えば実用新案登録第2505247号や実開平3−109656号公報等に開示されているように、屑収容箱の開口部を覆って枠体を上下動させて細断屑を圧縮しようとするものが提案されている。
【0012】
しかしながら、これらの圧縮装置は枠体の昇降機構が複雑であったほか、上述した各ならし装置との併用はできないものであった。
【0013】
本発明は上述した従来の各種シュレッダーの有する問題点に鑑みなされたもので、細断屑を圧縮し、および細断屑を屑収容箱にできるだけ均等にならしてその収容量を増大させることを目的としたものである。そして簡単な構成で効率よくならし作業を行うことができるようにすると共に、ならし装置を上下動させる機構を簡単なものとして作業者が軽い力で操作できるようにし、細断屑の飛散も確実に防止できるようにすることを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、細断屑ならし圧縮装置において、シュレッダーの箱体の中段に架設したベース板に取り付ける固定板に昇降アームを回動自在に取り付け、この昇降アームの回動によって動作する平行リンク機構を介してモーターユニットにより回転するアームと円盤状のならし盤からなるならし機構を昇降自在に取り付けると共に該ならし機構を定荷重バネで吊下し、扉の開閉と連動して動作する前記昇降アーム及び平行リンク機構によって前記ならし機構を昇降させるという手段を採用した。
【0015】
上記構成に細断屑ならし圧縮装置は、昇降アーム及び平行リンク機構と定荷重バネによってならし機構を昇降させるので、昇降アームで扉の開閉と連動させても軽い力で動作し、作業者に負担をかけない。
【0016】
そして、扉の開閉と連動させるため、固定板の一端に設けた基部に回動軸を設け、この回動軸に昇降アームの中間部分を回動自在に取り付け、昇降アームの一端には扉の内側に突設した昇降突起が当接する当接ベアリングを設けると共に昇降アームの他端にはリンクポールを回動自在に取り付け、このリンクポールと平行リンク機構に取り付けたリンクポールをロッドで連結し、扉の開閉と連動して昇降アームが回動し、リンクポール及びロッドを介して平行リンク機構を動作させてならし機構を昇降自在とするという手段を採用した。
【0017】
かかる構成によれば、扉を閉じたときは、扉の内側の昇降突起が当接ベアリングに当接してこれを押圧し、昇降アームが回転してリンクポール及びロッドを引っ張り、平行リンク機構を引き下げてならし機構が降下する。一方、扉を開くときは、当接ベアリングに対する昇降突起の押圧が解け、昇降アームが逆に回転すると共に定荷重バネによって平行リンク機構が引き上げられならし機構が上昇するのである。
【0018】
また、ならし機構は、平行リンク機構の支持板にモーター取付板を水平に取り付け、該モーター取付板の上面にモーターユニットを設けると共に下面に突出したモーター軸に、先端下面に円盤状のならし盤を有するアームを取り付けたものとした。
【0019】
モーターが回転することによってならし盤が細断屑を移動、拡散させる。このとき、ならし盤が円盤状であるので、ならし盤の中心軸上の細断屑は回転方向に、中心軸より外側にある細断屑は外方向に、中心軸より内側にある細断屑は内方向に細断屑を移動、拡散させるので、細断屑を収容箱内に均等に拡散させることができ、収容効率を高めることになる。
【0020】
この場合、モーター軸に複数取り付けるアームに対するならし盤の取付位置を互いに異なるようにするという手段を採用した。
【0021】
アームを複数取り付ける場合、それぞれのならし盤の取付位置を変えることによってならし盤の移動する円周軌跡が異なるので、ならしの作用面積が増大してより確実なならし効果が期待できるものとなる。
【0022】
また、モーター軸に回転検知カムを取り付けると共にその横に回転検知カムによって動作する回転検知マイクロスイッチを取り付けるという手段を採用した。
【0023】
回転検知カムがモーターと同期して回転するので、回転検知マイクロスイッチを断続的にオン状態とし、アームが回転して正常にならし動作を行っていることを検知できる。
【0024】
さらに、ならし機構が、周囲に所定高さの屑拡散防止カバーを有するものとした。
【0025】
細断動作時に屑拡散防止カバーが屑収容箱内に陥入しているので、細断屑の飛散、脱落を防止するものである。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかるシュレッダーの細断屑ならし圧縮装置の好ましい実施の形態を図面について説明する。
図1は本発明装置を備えたシュレッダーの全体側面断面図である。図において1はシュレッダーの箱体であって、底板2、側板3、上部蓋板4等から構成される。5は箱体の前部に開閉自在に設けられる扉である。箱体1は底板2の下面に設けたキャスター6、6によって移動できるようにしている。
【0027】
シュレッダーの箱体1の内部は、中段に架設したベース板7によって概ね上部空間8と下部空間9に仕切られている。上部空間8において、上部蓋板4には被細断物Pの投入口10が設けられ、その下段に細断部11が設けられている。この細断部11は従来から公知のもので、例えば段違いに架設された一対の縦切り用カッター12、12とその下方に設ける横切り用回転カッター13、横切り用固定カッター14で構成されている。なお、15は上記細断部11を駆動するためのモーター、16はモーターの回転力を伝達するギア群である。
【0028】
箱体1の下部空間9において、17は細断屑Qが落下、収容される屑収容箱で、底板2上に出し入れ可能に配置されている。
【0029】
18は細断部11の下方に設けた本発明のシュレッダーの細断屑ならし圧縮装置であって、上記ベース板7に取り付けたものである。また、図2(A)は細断屑ならし圧縮装置18の平面図、同図(B)はその左側面図、図3は正面図である。
【0030】
図1から図3において、19はこの細断屑ならし圧縮装置18を上記ベース板7に取り付けるための固定板で、その一端に突出して設けた基部20に回動軸21を設け、これにくの字状の昇降アーム22の中間部分を回動自在に取り付けている。この昇降アーム22の一端には箱体1の扉5の内側に突設した昇降突起5aが当接、押圧する当接ベアリング23が立設されている。昇降アーム22の他端にはリンクポール24が回動自在に取り付けられ、ロッド25を介して下述する平行リンク機構26に取り付けたリンクポール27と連結している。
【0031】
28は固定板からT字状に突出して取り付けられたリンク支持板で、先端に2枚の平行リンク板29、29を回動自在に取り付け、さらにこの平行リンク板29の先端に支持板30を回動自在に取り付けて平行リンク機構26を構成している。一方の平行リンク板29にはヒンジ板31を介して上記リンクポール27が回動自在に取り付けられ、上記ロッド25の前後の動きによって支持板30が昇降自在な構造となっている。
【0032】
支持板30にはモーター取付板32が水平に取り付けられ、さらにその両側に延設したカバーステー33、33を介して屑拡散防止カバー34が取り付けられている。この屑拡散防止カバー34は所定高さを有する四角形状の枠体で形成されている。また、左右のカバーステー33の中間部にはバネ係止板35、35がそれぞれ立設され、定荷重バネ36、36によって下述するならし機構全体を吊下している。なお、図2では定荷重バネ36の図示は省略している。37はモーター取付板32の上面に設けたならしモーターユニット、38はモーター取付板32の下面でモーター軸37aに取り付けた回転検知カム、39は回転検知カム38の横に取り付けた回転検知マイクロスイッチである(図4参照)。
【0033】
40、40はモーター軸37aに取り付けたならしアームで、先端下面に所定厚さの円盤状のならし盤41、41を取り付けている。これらによってならし機構が構成され、このならしアーム40が回転することでならし盤41が細断屑の山を均等にならし、圧縮する。
【0034】
次に上記構成のならし圧縮装置の動作について説明する。全体としては扉5の開閉と連動してならし機構が昇降する構造である。即ち、扉5を閉じるとその内側に突設した昇降突起5aが当接ベアリング23に当接し、これを押圧する。すると昇降アーム22が回転軸21を中心に回動し昇降アーム22の他端に取り付けたリンクポール24が手前側に移動する。これにより、ロッド25、リンクポール27、ヒンジ板31を介して平行リンク板29が下方に引き下げられ平行リンク機構26によって支持板30が降下する。よってモーター取付板32等のならし機構が屑収容箱17の上縁開口に陥入してならし動作が開始される。図1ないし図3はこの時の状態を図示したものである。
【0035】
扉5を開けると昇降アーム22の先端の当接ベアリング23の押圧が解かれるが、このとき定荷重バネ36によってならし機構全体が上方に持ち上げられ支持板30が上昇する。そして、平行リンク機構26によってロッドが奥行き方向に引き戻され、昇降アーム22の回動によって当接ベアリング23が前方に移動する。支持板30の上昇によって屑拡散防止カバー34も屑収容箱17の開口から離れるので屑収容箱17は容易に出し入れできることになる。
【0036】
上記定荷重バネは、ならし機構の昇降に際して均衡を保つように設定されている。即ち平行リンク機構26によって上昇、下降の何れの場合にもリンク機構が円滑に働くように作用し、扉5の開閉に連動して極めて軽い力でならし機構が昇降する。
【0037】
ならし機構においては、モーターの回転に伴うならしアーム40の回転によってならし盤41が細断屑をならし、圧縮する。ならしアーム40は細断開始と同時に回転するが、細断屑は構造上、図5に示すように一ヶ所(R)に集中して落下するので、ならし盤41の中心軸がその位置(R)に来るようにならしアーム40の長さを調節して回転させる。ならし盤41は円盤状であるので、図5に示す矢印のように、ならし盤41の中心軸上の細断屑は回転方向に、中心軸より外側にある細断屑は外方向に、中心軸より内側にある細断屑は内方向に細断屑を移動、拡散させることになる。従って、細断屑は屑収容箱17内に均等に移動、拡散させることができ、屑の収容効率を高めることができる。細断屑の嵩が増して積み上がった細断屑にならし盤41が当たるようになると、上述したように細断屑を均等に移動、拡散させると共に、ならし盤が版画等で使用する馬楝(ばれん)のように作用し、細断屑を圧縮しながらならし作業を行う。
【0038】
このとき、モーターユニット37内のモーターが回転すると回転検知カム38が回転し、そのカムによって回転検知マイクロスイッチ39を断続的にオン状態にするので、ならしアームが回転していることが検知でき、回転に異常が発生した場合にはモーターを停止する。
【0039】
なお、図5において42は細断屑の満杯検知センサーである。上述したように、ならしアーム40は細断開始と同時に回転を開始し、細断途中は常時回転している。従って、細断屑は常に均等にならされた状態である。そして、この満杯検知センサーによって満杯を検知すると、細断機構を停止させ屑収容箱が満杯であることを作業者に知らせ、屑収容箱の取り替えを促すのである。
【0040】
本実施形態では、ならしアーム40の回転数は約50rpmを予定している。この場合、ならし盤41によって細断屑が広範囲に拡散するので、回転部分を囲むように屑拡散防止カバー34を設けている。実際には細断時にならし機構全体が屑収容箱内に陥入しているので、屑収容箱の開口部外縁とこの屑拡散防止カバーの二重構造で細断屑の飛散、脱落が確実に防止できる。
【0041】
ならしアーム40に対するならし盤41の取付位置を異なる位置に取り付けることによって、図5に示すように、ならし盤41は異なる半径の円周を移動するので、ならしの作用面積が増大してより確実なならし効果が期待できる。なお、本実施形態ではならしアーム40を2本取り付けた例を示しているが、これに限定するものではなく、ならしアーム40は1本でもほぼ同様の効果が得られるし、等間隔に3本ないし4本設けてもよい。
【0042】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明に係るシュレッダーの細断屑ならし圧縮装置は、扉の開閉と連動し、平行リンク機構及び定荷重バネを介してならし機構を昇降するようにしたので、ならし機構の昇降動作を軽い力で行うことが可能となった。そのため、作業者にかかる負担が軽減された。
【0043】
また、昇降動作を平行リンク機構で行うようにしているので、構造が簡単で確実に動作させることができる。
【0044】
ならし動作は円盤状のならし盤で行うようにしたので、細断屑がより均等に移動、拡散できるようになった。
【0045】
ならし機構の構造が簡単であるので、部品点数が少なく安価に製造でき、組立やメンテナンスを楽に行える。また、ならしアームの本数を増減し、或いはならし盤の取付位置を変更することで、種々の大きさのシュレッダーに広範囲に適用できる。
【0046】
細断屑を均等にならして圧縮でき、効率よく収容できるので、細断屑の取り出しや廃棄作業の回数を減らすことができ、能率が向上した。
【0047】
屑収容箱の交換時にはならし機構が上昇しているので収容箱の出し入れ作業に邪魔になることがない。
【0048】
細断時にはならし機構が屑収納箱内に陥入し、また、周囲に屑拡散防止カバーを設けているので、細断屑の飛散、脱落を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置を備えたシュレッダーの全体側面断面図である。
【図2】(A)は本発明のシュレッダーの細断屑ならし圧縮装置の平面図、(B)はその側面図である。
【図3】本発明のシュレッダーの細断屑ならし圧縮装置の正面図である。
【図4】回転検知カムとマイクロスイッチの関係を示す説明図である。
【図5】ならし盤の回転と細断屑の拡散の関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 箱体
7 ベース板
11 細断部
17 屑収容箱
18 細断屑ならし圧縮装置
19 固定板
20 基部
21 回転軸
22 昇降アーム
23 当接ベアリング
24 リンクポール
25 ロッド
26 平行リンク機構
27 リンクポール
32 モーター取付板
34 屑拡散防止カバー
36 定荷重バネ
37 モーターユニット
38 回転検知カム
39 回転検知マイクロスイッチ
40 ならしアーム
41 ならし盤

Claims (6)

  1. シュレッダーの箱体の中段に架設したベース板に取り付ける固定板に昇降アームを回動自在に取り付け、この昇降アームの回動によって動作する平行リンク機構を介してモーターユニットにより回転するアームと円盤状のならし盤からなるならし機構を昇降自在に取り付けると共に該ならし機構を定荷重バネで吊下し、扉の開閉と連動して動作する前記昇降アーム及び平行リンク機構によって前記ならし機構を昇降させることを特徴とするシュレッダーの細断屑ならし圧縮装置。
  2. 固定板の一端に設けた基部に回動軸を設け、この回動軸に昇降アームの中間部分を回動自在に取り付け、昇降アームの一端には扉の内側に突設した昇降突起が当接する当接ベアリングを設けると共に昇降アームの他端にはリンクポールを回動自在に取り付け、このリンクポールと平行リンク機構に取り付けたリンクポールをロッドで連結し、扉の開閉と連動して昇降アームが回動し、リンクポール及びロッドを介して平行リンク機構を動作させてならし機構を昇降自在とした請求項1記載のシュレッダーの細断屑ならし圧縮装置。
  3. ならし機構が、平行リンク機構の支持板にモーター取付板を水平に取り付け、該モーター取付板の上面にモーターユニットを設けると共に下面に突出したモーター軸に、先端下面に円盤状のならし盤を有するアームを取り付けたものである請求項1または請求項2に記載のシュレッダーの細断屑ならし圧縮装置。
  4. モーター軸に複数取り付けるアームに対するならし盤の取付位置を互いに異なるようにした請求項3記載のシュレッダーの細断屑ならし圧縮装置。
  5. モーター軸に回転検知カムを取り付けると共にその横に回転検知カムによって動作する回転検知マイクロスイッチを取り付けた請求項3または請求項4に記載のシュレッダーの細断屑ならし圧縮装置。
  6. ならし機構が、周囲に所定高さの屑拡散防止カバーを有する請求項3から請求項5のいずれか1項に記載のシュレッダーの細断屑ならし圧縮装置。
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