JP2928939B2 - 細断屑拡散、圧縮装置付き文書細断機およびその拡散圧縮装置 - Google Patents
細断屑拡散、圧縮装置付き文書細断機およびその拡散圧縮装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、文書等の不要用紙を細断する文書細断機に
おいて、細断され、堆積した切屑を拡散し、圧縮して収
納箱に収納する細断屑拡散圧縮装置付き文書細断機に関
する。
おいて、細断され、堆積した切屑を拡散し、圧縮して収
納箱に収納する細断屑拡散圧縮装置付き文書細断機に関
する。
「従来の技術」 従来、この種の文書細断機には、上方向からストレス
を加えて細断屑を圧縮するものと、細断屑の拡散装置あ
るいは回避装置を設けて落下堆積する細断屑が出来るだ
け山形状に堆積しないようにしたり、堆積した細断屑を
水平状態に均するようにしたものとがあるが、一台の文
書細断機で細断屑の拡散と圧縮との両機能を備え、それ
らの相乗効果によって細断屑を収納箱へ効率的に圧縮、
収納するようにしたものは存在していない。
を加えて細断屑を圧縮するものと、細断屑の拡散装置あ
るいは回避装置を設けて落下堆積する細断屑が出来るだ
け山形状に堆積しないようにしたり、堆積した細断屑を
水平状態に均するようにしたものとがあるが、一台の文
書細断機で細断屑の拡散と圧縮との両機能を備え、それ
らの相乗効果によって細断屑を収納箱へ効率的に圧縮、
収納するようにしたものは存在していない。
そこで、細断屑を圧縮するものとしては、第6図に示
すように、文書P等を細断する細断装置Dと、これより
排出される細断屑Aを収納する収納部Bと、この収納部
Bの上方に配設された細断屑圧縮装置Cとからなり、細
断屑圧縮装置Cは収納部B内の細断屑Aの量を検知する
手段により自動的に作動するとともに、この細断屑圧縮
装置Cの作動中は細断装置Dが停止するように構成した
ものがある(実開昭55ー52914号公報参照)。
すように、文書P等を細断する細断装置Dと、これより
排出される細断屑Aを収納する収納部Bと、この収納部
Bの上方に配設された細断屑圧縮装置Cとからなり、細
断屑圧縮装置Cは収納部B内の細断屑Aの量を検知する
手段により自動的に作動するとともに、この細断屑圧縮
装置Cの作動中は細断装置Dが停止するように構成した
ものがある(実開昭55ー52914号公報参照)。
また、他の従来例として、第7図に示すように、文書
を細断する細断刃Eの下部に細断屑収納箱Fが設置さ
れ、該収納箱Fの上部には、収納箱F内の屑山Aをその
頂部から下方に向けて圧縮する圧縮体Gと、該圧縮体G
の上下方向駆動装置Hとを設けたものがある(実開昭63
ー86850号公報参照)。
を細断する細断刃Eの下部に細断屑収納箱Fが設置さ
れ、該収納箱Fの上部には、収納箱F内の屑山Aをその
頂部から下方に向けて圧縮する圧縮体Gと、該圧縮体G
の上下方向駆動装置Hとを設けたものがある(実開昭63
ー86850号公報参照)。
一方、細断屑を拡散するものとしては、第8図に示す
ように、廃棄書類を細断するカッタ手段Iの紙片排出側
に細断紙片Aの堆積状態を均一化する揺動坂Jを配設す
ると共に、該揺動板Jを前記のカッタ手段Iと連動して
駆動するように構成したものである(実開昭61−139739
号公報参照)。
ように、廃棄書類を細断するカッタ手段Iの紙片排出側
に細断紙片Aの堆積状態を均一化する揺動坂Jを配設す
ると共に、該揺動板Jを前記のカッタ手段Iと連動して
駆動するように構成したものである(実開昭61−139739
号公報参照)。
また、他の細断屑を拡散するものとしては、第9図に
示すように、裁断カッタKと該裁断カッタKから排出さ
れる裁断屑Aを堆積させる屑受容器Lとの空間に、裁断
屑の落下位置を変化させる振り分け板Mを配置した構造
のものがある(実開昭64ー17341号公報参照)。
示すように、裁断カッタKと該裁断カッタKから排出さ
れる裁断屑Aを堆積させる屑受容器Lとの空間に、裁断
屑の落下位置を変化させる振り分け板Mを配置した構造
のものがある(実開昭64ー17341号公報参照)。
「発明が解決しようとする問題点」 第1の従来例では、細断屑圧縮装置Cの作動中は細断
装置Dが停止するように構成されているので、文書Pを
連続して細断することができず細断効率が非常に悪い。
装置Dが停止するように構成されているので、文書Pを
連続して細断することができず細断効率が非常に悪い。
第2の従来例では、圧縮体Gは、常時、細断刃Eと細
断屑収納箱Fとの間に位置しているために、細断刃Eで
切断された細断屑は、圧縮体Gを通過することになる。
このため圧縮体Gは外周枠に線材を格子状に張設した構
造とするなどしているが、細断屑の落下途中に、圧縮体
Gが存在することが、落下する細断屑にとって邪魔とな
り、目詰り状態を起こしたり、圧縮体Gの上に細断屑が
堆積してしまうなど円滑で確実な圧縮作業は困難であっ
た。
断屑収納箱Fとの間に位置しているために、細断刃Eで
切断された細断屑は、圧縮体Gを通過することになる。
このため圧縮体Gは外周枠に線材を格子状に張設した構
造とするなどしているが、細断屑の落下途中に、圧縮体
Gが存在することが、落下する細断屑にとって邪魔とな
り、目詰り状態を起こしたり、圧縮体Gの上に細断屑が
堆積してしまうなど円滑で確実な圧縮作業は困難であっ
た。
また、第3および第4の従来例では、いずれも細断屑
の圧縮装置が付設されていないので、細断屑収納箱の細
断屑収納容量が小さい。このため頻繁に細断作業を中止
して細断屑収納箱内の細断屑を廃棄しなければならない
ので、細断能率が低下するという欠点があった。
の圧縮装置が付設されていないので、細断屑収納箱の細
断屑収納容量が小さい。このため頻繁に細断作業を中止
して細断屑収納箱内の細断屑を廃棄しなければならない
ので、細断能率が低下するという欠点があった。
本発明は、上記のような欠点を解決するために成され
たもので、山形状に堆積する細断屑の頂部を掻き分け崩
すことによりほぼ円錐台状または二山状に拡散し、細断
屑が細断機構のカッターやその落下口の方に入り込まな
いようにする拡散構造体と、この拡散された細断屑と対
応した形の押圧枠体で効率良く押さえて圧縮する圧縮構
造体とを備え、両構造体は互いに独立して作動すること
ができるが、圧縮構造体は拡散構造体の作動の邪魔にな
らず、自動的にかつ効率的に押圧圧縮作業をすることが
でき、しかも適度な圧縮状態で満杯になるとこれを検知
判断して、自動的に細断作業を停止するようにした実用
性の高い細断屑拡散圧縮装置付き文書細断機を提供せん
とするものである。
たもので、山形状に堆積する細断屑の頂部を掻き分け崩
すことによりほぼ円錐台状または二山状に拡散し、細断
屑が細断機構のカッターやその落下口の方に入り込まな
いようにする拡散構造体と、この拡散された細断屑と対
応した形の押圧枠体で効率良く押さえて圧縮する圧縮構
造体とを備え、両構造体は互いに独立して作動すること
ができるが、圧縮構造体は拡散構造体の作動の邪魔にな
らず、自動的にかつ効率的に押圧圧縮作業をすることが
でき、しかも適度な圧縮状態で満杯になるとこれを検知
判断して、自動的に細断作業を停止するようにした実用
性の高い細断屑拡散圧縮装置付き文書細断機を提供せん
とするものである。
「問題点を解決するための手段」 本発明は、上記問題点を解決するための次のような手
段を構成したものである。
段を構成したものである。
特許を受けようとする第1発明は、機本体上部に配設
し、供給された紙を細断するカッター部と駆動部とから
なる細断機構と、機本体における細断機構の下方位置に
配設され、細断された紙屑を収納する収納箱とを具備す
る文書細断機において、当該細断機構と収納箱との中間
に、収納箱内に堆積される細断屑を拡散する拡散構造体
と、拡散した細断屑を圧縮して収納箱に押し込む圧縮構
造体とからなる細断屑拡散、圧縮装置を設けたものであ
る。
し、供給された紙を細断するカッター部と駆動部とから
なる細断機構と、機本体における細断機構の下方位置に
配設され、細断された紙屑を収納する収納箱とを具備す
る文書細断機において、当該細断機構と収納箱との中間
に、収納箱内に堆積される細断屑を拡散する拡散構造体
と、拡散した細断屑を圧縮して収納箱に押し込む圧縮構
造体とからなる細断屑拡散、圧縮装置を設けたものであ
る。
その拡散構造体は、前記細断機構の直下に、そのカッ
ターに添って、揺動アームに均し板を取り付けてなる振
分け体を配設するとともに、当該振分け体を細断機構の
駆動部に連結した動力伝達機構によって当該振分け体を
カッターの前後方向に揺動し得るように構成してある。
ターに添って、揺動アームに均し板を取り付けてなる振
分け体を配設するとともに、当該振分け体を細断機構の
駆動部に連結した動力伝達機構によって当該振分け体を
カッターの前後方向に揺動し得るように構成してある。
また、前記圧縮構造体は、振分け体の揺動軌跡空間を
さけ、その周囲と、必要な外側近傍とを押さえるように
形成した押圧枠体と、当該押圧枠体を所定のストローク
間隔だけ昇降し得るようにした昇降機構と、当該昇降機
構の作動開始スイッチと、昇降機構駆動制御回路とから
なる。
さけ、その周囲と、必要な外側近傍とを押さえるように
形成した押圧枠体と、当該押圧枠体を所定のストローク
間隔だけ昇降し得るようにした昇降機構と、当該昇降機
構の作動開始スイッチと、昇降機構駆動制御回路とから
なる。
そして、前記押圧枠体は、平時、細断機構の直下で均
し板より上の位置に、それが昇降ストロークの上限位置
として待機しており、収納箱の中に細断屑が所定の高さ
まで堆積したことを検知し、これによって作動開始スイ
ッチが入力されると、昇降機構駆動制御回路に制御され
ながら昇降機構が作動し、押圧枠体を振分け体の揺動軌
跡空間をさけながら収納箱内に押圧降下して堆積した細
断屑を圧縮し、その後、前記昇降ストロークの上限位置
まで上昇して再び待機するように作動し、必要に応じ
て、収納箱中の細断屑の堆積量検知、これによる作動開
始スイッチの入力、昇降機構の作動による押圧枠体の押
圧降下、細断屑の圧縮、押圧枠体の上限位置までの上昇
という一連の圧縮作動を繰り返し、昇降機構駆動制御回
路により、圧縮時に押圧枠体に受ける負荷を検知して、
収納箱中の堆積細断屑の適正な圧縮状態を認識し、細断
機構の駆動部の作動を停止させるようにしたことを特徴
とする細断屑拡散圧縮装置付き文書細断機である。
し板より上の位置に、それが昇降ストロークの上限位置
として待機しており、収納箱の中に細断屑が所定の高さ
まで堆積したことを検知し、これによって作動開始スイ
ッチが入力されると、昇降機構駆動制御回路に制御され
ながら昇降機構が作動し、押圧枠体を振分け体の揺動軌
跡空間をさけながら収納箱内に押圧降下して堆積した細
断屑を圧縮し、その後、前記昇降ストロークの上限位置
まで上昇して再び待機するように作動し、必要に応じ
て、収納箱中の細断屑の堆積量検知、これによる作動開
始スイッチの入力、昇降機構の作動による押圧枠体の押
圧降下、細断屑の圧縮、押圧枠体の上限位置までの上昇
という一連の圧縮作動を繰り返し、昇降機構駆動制御回
路により、圧縮時に押圧枠体に受ける負荷を検知して、
収納箱中の堆積細断屑の適正な圧縮状態を認識し、細断
機構の駆動部の作動を停止させるようにしたことを特徴
とする細断屑拡散圧縮装置付き文書細断機である。
特許を受けようとする第2発明は、細断機構の直下
に、そのカッターに添って、揺動アームに均し板を取り
付けてなる振分け体を配設するとともに、当該振分け体
を細断機構の駆動部に連結した動力伝達機構によって当
該振分け体を揺動した山形状に堆積した細断屑をほぼ円
錐台または二山状に拡散するように構成した当該拡散構
造体と、前記振分け体の揺動軌跡空間をさけ、その周囲
にできる拡散後のほぼ円錐台状または二山状の細断屑山
と対応し、そのほぼ山頂部分を押さえるように形成した
押圧枠体と、当該押圧枠体を、別個の駆動源により所定
のストローク間隔だけ昇降し得るようにした昇降機構と
からなる圧縮構造体とを備えた文書細断機であって、 前記押圧枠体は、平時、細断機構の直下で均し板より
上の位置に、それが昇降ストロークの上限位置として待
機し、振分け体の均し板が押圧枠体の下位で揺動して、
細断屑をほぼ円錐台または揺動前後の二山状に拡散する
ようにする。そのあと、必ずしも振り分け体の揺動を止
めることなく押圧枠体を当該振分け体より下位にまで押
圧降下して圧縮作業をなし、その後、再び上限位置にま
で上昇し待機するようにしたことを特徴とする文書細断
機における細断屑拡散圧縮装置である。
に、そのカッターに添って、揺動アームに均し板を取り
付けてなる振分け体を配設するとともに、当該振分け体
を細断機構の駆動部に連結した動力伝達機構によって当
該振分け体を揺動した山形状に堆積した細断屑をほぼ円
錐台または二山状に拡散するように構成した当該拡散構
造体と、前記振分け体の揺動軌跡空間をさけ、その周囲
にできる拡散後のほぼ円錐台状または二山状の細断屑山
と対応し、そのほぼ山頂部分を押さえるように形成した
押圧枠体と、当該押圧枠体を、別個の駆動源により所定
のストローク間隔だけ昇降し得るようにした昇降機構と
からなる圧縮構造体とを備えた文書細断機であって、 前記押圧枠体は、平時、細断機構の直下で均し板より
上の位置に、それが昇降ストロークの上限位置として待
機し、振分け体の均し板が押圧枠体の下位で揺動して、
細断屑をほぼ円錐台または揺動前後の二山状に拡散する
ようにする。そのあと、必ずしも振り分け体の揺動を止
めることなく押圧枠体を当該振分け体より下位にまで押
圧降下して圧縮作業をなし、その後、再び上限位置にま
で上昇し待機するようにしたことを特徴とする文書細断
機における細断屑拡散圧縮装置である。
特許を受けようとする第3発明は、細断機構の直下
に、そのカッターに添って、揺動アームに均し板を取り
付けてなる振分け体を配設するとともに、当該振分け体
を細断機構の駆動部に連結した動力伝達機構によって当
該振分け体を揺動し山形状に堆積した細胞屑をほぼ円錐
台または二山状に拡散するように構成した当該拡散構造
体と、拡散した堆積細断屑を押さえるように形成した押
圧枠体と、当該押圧枠体を別個の駆動源により所定のス
トローク間隔だけ昇降し得るようにした昇降機構と、当
該昇降機構の作動開始スイッチとからなる圧縮構造体と
を具備した文書細断機において、当該昇降機構の作動開
始スイッチを、振分け体の揺動方向のストローク限界よ
り先方に所定の間隔離した位置に配設しておき、振分け
体の揺動によってできた拡散後の細断屑の一部が、振分
け体の均し板と作動開始スイッチの満杯感知センサーと
の間に挟まり、均し板の揺動運動にともなって間接的に
作動開始スイッチの満杯感知センサーを押圧し、当該作
動開始スイッチが入力状態になるようにしたことを特徴
とする細断屑拡散圧縮装置付き文書裁断機である。
に、そのカッターに添って、揺動アームに均し板を取り
付けてなる振分け体を配設するとともに、当該振分け体
を細断機構の駆動部に連結した動力伝達機構によって当
該振分け体を揺動し山形状に堆積した細胞屑をほぼ円錐
台または二山状に拡散するように構成した当該拡散構造
体と、拡散した堆積細断屑を押さえるように形成した押
圧枠体と、当該押圧枠体を別個の駆動源により所定のス
トローク間隔だけ昇降し得るようにした昇降機構と、当
該昇降機構の作動開始スイッチとからなる圧縮構造体と
を具備した文書細断機において、当該昇降機構の作動開
始スイッチを、振分け体の揺動方向のストローク限界よ
り先方に所定の間隔離した位置に配設しておき、振分け
体の揺動によってできた拡散後の細断屑の一部が、振分
け体の均し板と作動開始スイッチの満杯感知センサーと
の間に挟まり、均し板の揺動運動にともなって間接的に
作動開始スイッチの満杯感知センサーを押圧し、当該作
動開始スイッチが入力状態になるようにしたことを特徴
とする細断屑拡散圧縮装置付き文書裁断機である。
特許を受けようとする第4発明は、機本体上部に配設
し、供給された紙を細断するカッター部と駆動部とから
なる細断機構と、機本体における細断機構の下方位置に
配設され、細断された紙屑を収納する収納箱とを具備
し、当該細断機構と収納箱との中間に、収納箱内に堆積
される細断屑を拡散する拡散構造体と、拡散した細断屑
を圧縮して収納箱に押し込む圧縮構造体とを設けてなる
文書裁断機において、前記圧縮構造体は、堆積した山形
状の細断屑山を押さえるように形成した押圧枠体と、当
該押圧枠体を、所定のストローク間隔だけ昇降し得るよ
うにした昇降機構と、当該昇降機構の作動開始スイッチ
と、昇降機構駆動制御回路とから構成する。このとき、
当該昇降機構駆動制御回路は、圧縮時に押圧枠体に受け
る負荷を検知して、この負荷電流を電圧に変換する変換
回路と、圧縮密度(枚/リッター)を電圧で設定する設
定回路と、両者の電圧を比較する回路とから構成し、当
該変換回路電圧が設定回路電圧をオーバーした時、適正
圧縮状態と認識して細断機構の駆動部の作動を停止させ
るようにしたことを特徴とする細断屑拡散圧縮装置付き
文書細断機である。
し、供給された紙を細断するカッター部と駆動部とから
なる細断機構と、機本体における細断機構の下方位置に
配設され、細断された紙屑を収納する収納箱とを具備
し、当該細断機構と収納箱との中間に、収納箱内に堆積
される細断屑を拡散する拡散構造体と、拡散した細断屑
を圧縮して収納箱に押し込む圧縮構造体とを設けてなる
文書裁断機において、前記圧縮構造体は、堆積した山形
状の細断屑山を押さえるように形成した押圧枠体と、当
該押圧枠体を、所定のストローク間隔だけ昇降し得るよ
うにした昇降機構と、当該昇降機構の作動開始スイッチ
と、昇降機構駆動制御回路とから構成する。このとき、
当該昇降機構駆動制御回路は、圧縮時に押圧枠体に受け
る負荷を検知して、この負荷電流を電圧に変換する変換
回路と、圧縮密度(枚/リッター)を電圧で設定する設
定回路と、両者の電圧を比較する回路とから構成し、当
該変換回路電圧が設定回路電圧をオーバーした時、適正
圧縮状態と認識して細断機構の駆動部の作動を停止させ
るようにしたことを特徴とする細断屑拡散圧縮装置付き
文書細断機である。
「実施例」 以下本願発明を図示実施例に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図は本発明に係る拡散圧縮装置付き文書細断機の
縦断面図で、第2図は拡散構造体と圧縮構造体とを組み
合わせた拡散、圧縮装置を示す斜視図、第3図は拡散構
造体における動力伝達機構とその作動状態を示す側面
図、第4図は昇降機構駆動制御回路を示す電気回路図、
第5図は核酸構造体の振分け体の揺動核酸作用と圧縮構
造体の昇降機構の作動開始スイッチの作用を示す説明図
である。
縦断面図で、第2図は拡散構造体と圧縮構造体とを組み
合わせた拡散、圧縮装置を示す斜視図、第3図は拡散構
造体における動力伝達機構とその作動状態を示す側面
図、第4図は昇降機構駆動制御回路を示す電気回路図、
第5図は核酸構造体の振分け体の揺動核酸作用と圧縮構
造体の昇降機構の作動開始スイッチの作用を示す説明図
である。
本願発明は、機本体1の上部に配設した細断機構2
と、機本体1における細断機構2の下方位置に配設され
た収納箱3とを具備する文書裁断機において、当該細断
機構2と収納箱3との中間に、収納箱3内に堆積される
細断屑を拡散する拡散構造体4と、拡散した細断屑Aを
圧縮して収納箱3に押し込む圧縮構造体5とを設けたも
のである。
と、機本体1における細断機構2の下方位置に配設され
た収納箱3とを具備する文書裁断機において、当該細断
機構2と収納箱3との中間に、収納箱3内に堆積される
細断屑を拡散する拡散構造体4と、拡散した細断屑Aを
圧縮して収納箱3に押し込む圧縮構造体5とを設けたも
のである。
一般に、文書裁断機は、機本体1の上部に配設し、供
給された紙を細断するカッター部2aとその駆動部2bとか
らなっている。本発明は、この文書裁断機の細断機構2
と収納箱3との中間に、収納箱内に堆積される細断屑を
拡散する拡散構造体4と、拡散した細断屑を圧縮して収
納箱3に押し込む圧縮構造体5とを設け、両者のもたら
す相乗効果によって、効率良く、細断屑を捨てる回数の
少ない便利な文書裁断機を具現化しようとするものであ
る。
給された紙を細断するカッター部2aとその駆動部2bとか
らなっている。本発明は、この文書裁断機の細断機構2
と収納箱3との中間に、収納箱内に堆積される細断屑を
拡散する拡散構造体4と、拡散した細断屑を圧縮して収
納箱3に押し込む圧縮構造体5とを設け、両者のもたら
す相乗効果によって、効率良く、細断屑を捨てる回数の
少ない便利な文書裁断機を具現化しようとするものであ
る。
図面において、1は直方体形状の機本体で、その上部
には文書、書類等の不要用紙Pを挿入する挿入口2cが設
けられており、その挿入口2cの排出端は、機本体1内の
上部空間に設けた細断室1aに開口しており、細断室1aに
は一対の回転式カッター2d,2eが回転自在に配設された
カッター部2aが構成されている。そして、第2図に示す
ように、一方のカッター2dの側面には、細断駆動用モー
タ2fとそれにより駆動される駆動ギヤ2gが設けられ、他
方のカッター2eの側面には、前記の駆動ギヤ2gと噛合す
る従動ギヤ2hが同軸に固定されて駆動部2bが構成されて
いる。
には文書、書類等の不要用紙Pを挿入する挿入口2cが設
けられており、その挿入口2cの排出端は、機本体1内の
上部空間に設けた細断室1aに開口しており、細断室1aに
は一対の回転式カッター2d,2eが回転自在に配設された
カッター部2aが構成されている。そして、第2図に示す
ように、一方のカッター2dの側面には、細断駆動用モー
タ2fとそれにより駆動される駆動ギヤ2gが設けられ、他
方のカッター2eの側面には、前記の駆動ギヤ2gと噛合す
る従動ギヤ2hが同軸に固定されて駆動部2bが構成されて
いる。
また、機本体1内の下位空間部には、上記のカッター
2d,2eにより切断された細断屑Aを収納する上面の開口
された収納箱3が配置されている。そして、この収納箱
3は機本体1の前面の開口部1bから出し入れできるよう
になっており、該開口部1bはドア1cにより開閉できる構
造になっている。なお、このドア1cは、細断屑Aの圧縮
動作中は、開かないようにドアロック7でロックされて
いる。
2d,2eにより切断された細断屑Aを収納する上面の開口
された収納箱3が配置されている。そして、この収納箱
3は機本体1の前面の開口部1bから出し入れできるよう
になっており、該開口部1bはドア1cにより開閉できる構
造になっている。なお、このドア1cは、細断屑Aの圧縮
動作中は、開かないようにドアロック7でロックされて
いる。
その拡散構造体4は、前記細断機構2の直下に、その
カッター2d,2eに添って、揺動アーム8aに均し板8bを取
り付けてなる振分け体8を配設するとともに、当該振分
け体8を細断機構2の駆動部2bに連結した動力伝達機構
9によって当該振分け体8をカッター2d,2eの前後方向
に揺動し得るように構成してある。
カッター2d,2eに添って、揺動アーム8aに均し板8bを取
り付けてなる振分け体8を配設するとともに、当該振分
け体8を細断機構2の駆動部2bに連結した動力伝達機構
9によって当該振分け体8をカッター2d,2eの前後方向
に揺動し得るように構成してある。
すなわち、拡散構造体4は、第2図乃至第4図に示す
ように、カッター2d,2eの長さと同長で両側に揺動アー
ム8aの固定された均し板8bとからなる振分け体8と、当
該振分け体8を駆動する動力伝達機構9とからなる。当
該動力伝達機構9は長溝10aが形成されている揺動杆10
とピン11とから構成されている。そして、前記の均し板
8bは、両揺動アーム8aの端部を前記の細断室1aの左右側
板(図示省略)に回動自在に枢着して、カッター2d、2e
平行に配置されている。
ように、カッター2d,2eの長さと同長で両側に揺動アー
ム8aの固定された均し板8bとからなる振分け体8と、当
該振分け体8を駆動する動力伝達機構9とからなる。当
該動力伝達機構9は長溝10aが形成されている揺動杆10
とピン11とから構成されている。そして、前記の均し板
8bは、両揺動アーム8aの端部を前記の細断室1aの左右側
板(図示省略)に回動自在に枢着して、カッター2d、2e
平行に配置されている。
また、第3図に示すように、前記の揺動杆10は、長溝
10a内に摺動自在に挿入されたピン11により前記の従動
ギヤ2hの側面に固定されており、揺動杆10の下端は、前
記の一方の揺動アーム8aに所定の角度で固定されてい
る。
10a内に摺動自在に挿入されたピン11により前記の従動
ギヤ2hの側面に固定されており、揺動杆10の下端は、前
記の一方の揺動アーム8aに所定の角度で固定されてい
る。
従って、揺動杆10は、従動ギヤ2hが回転すると、ピン
11が揺動杆10の長溝10a内を嵌合摺動するので、揺動杆1
0の下端に固定された揺動アーム8aの枢着部12を支点に
して左右方向(第1図に図面において)に揺動すると共
に、均し板8bは揺動アーム8aと同一方向に揺動する。
11が揺動杆10の長溝10a内を嵌合摺動するので、揺動杆1
0の下端に固定された揺動アーム8aの枢着部12を支点に
して左右方向(第1図に図面において)に揺動すると共
に、均し板8bは揺動アーム8aと同一方向に揺動する。
このとき、従動ギヤ2hに対するピン11の取り付け位
置、即ち、半径位置によって、均し板8bの行き帰りの速
度が異なり、実施例では第1図中、右側(前方)が左側
(後方)より速くなる。
置、即ち、半径位置によって、均し板8bの行き帰りの速
度が異なり、実施例では第1図中、右側(前方)が左側
(後方)より速くなる。
従って、細断屑Aが収納箱3の比較的後方(左側)寄
りに堆積する細断機においては、前方速度が速いと細断
屑Aの頂部を収納箱3の前方(図中、右方向)に押しや
ることができるので、収納箱3手前からの細断屑Aのこ
ぼれをふせぐことができる。
りに堆積する細断機においては、前方速度が速いと細断
屑Aの頂部を収納箱3の前方(図中、右方向)に押しや
ることができるので、収納箱3手前からの細断屑Aのこ
ぼれをふせぐことができる。
なお、山形状に積層した細断屑Aの頂部を振分け体8
によって可及的に大きく削り取りたいため、揺動アーム
8aの揺動半径と、揺動角度を大きく取る必要がある。た
だし、均し板8bが揺動したとき、収納箱3の開口縁より
下になって収納箱3の出し入れの邪魔にならないように
し、また、揺動したとき均し板8bがカッター2d,2eおよ
び挿入口2cの排出端に当たらないようにする。
によって可及的に大きく削り取りたいため、揺動アーム
8aの揺動半径と、揺動角度を大きく取る必要がある。た
だし、均し板8bが揺動したとき、収納箱3の開口縁より
下になって収納箱3の出し入れの邪魔にならないように
し、また、揺動したとき均し板8bがカッター2d,2eおよ
び挿入口2cの排出端に当たらないようにする。
また、前記圧縮構造体5は、振分け体8の揺動軌跡空
間をさけ、その周囲と、必要な外側近傍を押さえるよう
に形成した押圧枠体13と、当該押圧枠体13を、所定のス
トローク間隔だけ昇降し得るようにした昇降機構14と、
当該昇降機構14の作動開始スイッチ15と、昇降機構駆動
制御回路16とからなる。
間をさけ、その周囲と、必要な外側近傍を押さえるよう
に形成した押圧枠体13と、当該押圧枠体13を、所定のス
トローク間隔だけ昇降し得るようにした昇降機構14と、
当該昇降機構14の作動開始スイッチ15と、昇降機構駆動
制御回路16とからなる。
上記押圧枠体13は、第2図、第3図に示すように、一
対の縦棒体13a,13aおよび横棒体13b,13b′という4本の
棒体を矩形枠または梯子形枠に形成した構造であり、そ
の枠体中央部の空間13cは振分け体8の揺動軌跡空間以
上あり、その縦棒体13a,13aおよび横棒体13b,13b′は周
囲と、その必要な外側近傍を押さえるように形成されて
いる。そして当該押圧枠体13は、横棒体13b,13b′の後
部横棒体13b′によりラック杆14bの下端に水平状態に固
定され、平常時には、カッター2d、2eの直下の上限位置
にある。この際、横棒体13b,13b′は、その前部棒体13b
および後部棒体13b′が、均し板8bの最も前方あるいは
後方に移動した位置に近接するように配置する。つま
り、前記の拡散構造体4の振分け体8は、上記押圧枠体
13の枠内で揺動運動し得る大きさに設定されている。し
かし、押圧枠体13の形状はこれに限る必要のないこと勿
論である。
対の縦棒体13a,13aおよび横棒体13b,13b′という4本の
棒体を矩形枠または梯子形枠に形成した構造であり、そ
の枠体中央部の空間13cは振分け体8の揺動軌跡空間以
上あり、その縦棒体13a,13aおよび横棒体13b,13b′は周
囲と、その必要な外側近傍を押さえるように形成されて
いる。そして当該押圧枠体13は、横棒体13b,13b′の後
部横棒体13b′によりラック杆14bの下端に水平状態に固
定され、平常時には、カッター2d、2eの直下の上限位置
にある。この際、横棒体13b,13b′は、その前部棒体13b
および後部棒体13b′が、均し板8bの最も前方あるいは
後方に移動した位置に近接するように配置する。つま
り、前記の拡散構造体4の振分け体8は、上記押圧枠体
13の枠内で揺動運動し得る大きさに設定されている。し
かし、押圧枠体13の形状はこれに限る必要のないこと勿
論である。
次に昇降機構14は、駆動モータ14aと当該駆動モータ1
4aにより駆動されるピニオンギヤ(図示せず)と、該ピ
ニオンギヤにより昇降するラック杆14bと、ラック杆14b
に設け昇降動作を切り換える上死点スイッチ14cおよび
下死点スイッチ14dと、押圧枠体13の降下押圧時におけ
る負荷を計測できる負荷検知器(図示しない)とからな
り、該ラック杆14bの下部は蛇腹状または棒状のカバー
体14fで被覆されている。
4aにより駆動されるピニオンギヤ(図示せず)と、該ピ
ニオンギヤにより昇降するラック杆14bと、ラック杆14b
に設け昇降動作を切り換える上死点スイッチ14cおよび
下死点スイッチ14dと、押圧枠体13の降下押圧時におけ
る負荷を計測できる負荷検知器(図示しない)とからな
り、該ラック杆14bの下部は蛇腹状または棒状のカバー
体14fで被覆されている。
また、当該昇降機構2の作動開始スイッチ15は、昇降
機構14が作動を開始するように入力するスイッチ部15a
と収納箱3内の細断屑が満杯になったこと検出し入力状
態にする満杯感知センサー15bとから構成されている。
また、当該作動開始スイッチは、前記振分け体8の揺動
方向でそのストローク限界より先方に所定間隔離れた位
置に配設し、振分け体8の揺動によってできた拡散後の
細断屑山の一部が、振分け体8の均し板8bと作動開始ス
イッチ15の満杯感知センサー15bとの間に挟まって、揺
動運動にともなって間接的に押圧し、当該作動開始スイ
ッチ15が入力状態になるようにしたものである。
機構14が作動を開始するように入力するスイッチ部15a
と収納箱3内の細断屑が満杯になったこと検出し入力状
態にする満杯感知センサー15bとから構成されている。
また、当該作動開始スイッチは、前記振分け体8の揺動
方向でそのストローク限界より先方に所定間隔離れた位
置に配設し、振分け体8の揺動によってできた拡散後の
細断屑山の一部が、振分け体8の均し板8bと作動開始ス
イッチ15の満杯感知センサー15bとの間に挟まって、揺
動運動にともなって間接的に押圧し、当該作動開始スイ
ッチ15が入力状態になるようにしたものである。
更にまた、昇降機構駆動制御回路16は、第4図に示す
ように、負荷検知器(図示しない)により圧縮時に押圧
枠体13に受ける負荷を検知して、この負荷電流を電圧に
変換する変換回路16aと、圧縮密度(枚/リッター)を
電圧で設定する設定回路16bと、両者の電圧を比較する
回路16cとから構成し、当該変換回路電圧が設定回路電
圧をオーバーした時、適正圧縮状態と認識して細断機構
2の駆動部2bの駆動を停止させ、紙の細断作業をそれ以
上継続しないようにするものである。
ように、負荷検知器(図示しない)により圧縮時に押圧
枠体13に受ける負荷を検知して、この負荷電流を電圧に
変換する変換回路16aと、圧縮密度(枚/リッター)を
電圧で設定する設定回路16bと、両者の電圧を比較する
回路16cとから構成し、当該変換回路電圧が設定回路電
圧をオーバーした時、適正圧縮状態と認識して細断機構
2の駆動部2bの駆動を停止させ、紙の細断作業をそれ以
上継続しないようにするものである。
次に、上記構成に係る本願発明の作動の仕方について
説明する。
説明する。
先ず、前記押圧枠体13は、平時、細断機構2の直下で
均し板8bより上の位置に、それが昇降ストロークの上限
位置として待機している。この間、振分け体8の均し板
8bは、前記押圧枠体13の下位で、山形状の体積細断屑A
の頂部をかき分け崩すとともに、落下してくる細断屑片
を振分ける。
均し板8bより上の位置に、それが昇降ストロークの上限
位置として待機している。この間、振分け体8の均し板
8bは、前記押圧枠体13の下位で、山形状の体積細断屑A
の頂部をかき分け崩すとともに、落下してくる細断屑片
を振分ける。
次に、収納箱3の中に細断屑Aが所定の高さ(満杯の
高さ)まで堆積すると、振分け体8の揺動によってでき
た拡散後の紙屑山の一部が、振分け体8の均し板8bと作
動開始スイッチ15の満杯感知センサー15bとの間に挟ま
って、揺動運動にともなって間接的に押圧し、当該作動
開始スイッチ15が入力状態になる。これによって作動開
始スイッチ15が入力されると、昇降機構駆動制御回路16
に制御され押圧枠体13に加わる負荷を感知しながら昇降
機構14を作動させ、押圧枠体13を振分け体8の揺動軌跡
空間をさけながら収納箱3内を降下して堆積した細断屑
Aを押圧圧縮する。
高さ)まで堆積すると、振分け体8の揺動によってでき
た拡散後の紙屑山の一部が、振分け体8の均し板8bと作
動開始スイッチ15の満杯感知センサー15bとの間に挟ま
って、揺動運動にともなって間接的に押圧し、当該作動
開始スイッチ15が入力状態になる。これによって作動開
始スイッチ15が入力されると、昇降機構駆動制御回路16
に制御され押圧枠体13に加わる負荷を感知しながら昇降
機構14を作動させ、押圧枠体13を振分け体8の揺動軌跡
空間をさけながら収納箱3内を降下して堆積した細断屑
Aを押圧圧縮する。
そして押圧枠体13が、下死点スイッチ14dまで降下す
ると切り換わり、押圧枠体13は上昇に転じ、前記昇降ス
トロークの上限位置まで上昇して、再び待機させるよう
にする。
ると切り換わり、押圧枠体13は上昇に転じ、前記昇降ス
トロークの上限位置まで上昇して、再び待機させるよう
にする。
更にその後、必要に応じて、収納箱3中の細断屑の堆
積検知、これによる作動開始スイッチ15の入力、昇降機
構14の作動による押圧枠体13の押圧降下、細断屑の圧
縮、押圧枠体13の上限位置までの上昇という圧縮作動を
繰り返す。
積検知、これによる作動開始スイッチ15の入力、昇降機
構14の作動による押圧枠体13の押圧降下、細断屑の圧
縮、押圧枠体13の上限位置までの上昇という圧縮作動を
繰り返す。
そして、最後に昇降機構駆動制御回路16により、圧縮
時に押圧枠体13に受ける負荷を検知して、収納箱3中の
堆積細断屑の適正な圧縮状態を認識し、細断機構2の駆
動部の作動を停止させるようにする。
時に押圧枠体13に受ける負荷を検知して、収納箱3中の
堆積細断屑の適正な圧縮状態を認識し、細断機構2の駆
動部の作動を停止させるようにする。
本願発明の実施例は、叙上のような構造と、作動をす
るように構成された細断屑拡散圧縮装置付き文書細断機
である。
るように構成された細断屑拡散圧縮装置付き文書細断機
である。
「作用」 本願発明の実施例にかかる細断屑拡散圧縮装置付き文
書細断機を使用すると、次のようになる。細断機構2の
カッター部2aに、不要になった用紙を供給すると、細断
機構2の駆動部2bが駆動し、対向して配置されたカッタ
ーを回転させ、挿入口に挿入された不要用紙Pを細断す
る。この細断された細断屑Aは押圧枠体13を通過して下
位の収納箱3に落下する。このとき、押圧枠体13は振分
け体の揺動軌跡空間をさけ、その周囲と、その必要な外
側近傍を押さえるように形成されているので、細断屑A
の落下を全く妨げない。
書細断機を使用すると、次のようになる。細断機構2の
カッター部2aに、不要になった用紙を供給すると、細断
機構2の駆動部2bが駆動し、対向して配置されたカッタ
ーを回転させ、挿入口に挿入された不要用紙Pを細断す
る。この細断された細断屑Aは押圧枠体13を通過して下
位の収納箱3に落下する。このとき、押圧枠体13は振分
け体の揺動軌跡空間をさけ、その周囲と、その必要な外
側近傍を押さえるように形成されているので、細断屑A
の落下を全く妨げない。
一方、カッター部2aの回転を駆動源に、当該振分け体
を細断機構の駆動部に連結した動力伝達機構によって当
該振分け体を前後方向に揺動し、落下する細断屑Aを前
後方向に拡散させる。
を細断機構の駆動部に連結した動力伝達機構によって当
該振分け体を前後方向に揺動し、落下する細断屑Aを前
後方向に拡散させる。
細断が進むにつれて細断屑Aが収納箱3の開口縁より
上方に山形状に堆積するに至ると、第5図に示すよう
に、細断屑Aの頂部は均し板8bにより削り取られて前後
に押し分けられる。
上方に山形状に堆積するに至ると、第5図に示すよう
に、細断屑Aの頂部は均し板8bにより削り取られて前後
に押し分けられる。
そして、上記の前方に押し出された細断屑Aにより、
満杯感知センサー15bが作動すると、当該作動開始スイ
ッチ15が入力状態になる。
満杯感知センサー15bが作動すると、当該作動開始スイ
ッチ15が入力状態になる。
作動開始スイッチ15が入力されると、昇降機構駆動制
御回路16に制御されながら昇降機構14が作動し、押圧枠
体13を押圧降下して堆積した細断屑Aを圧縮し、その後
前記昇降ストロークの上限位置まで上昇し再び待機す
る。
御回路16に制御されながら昇降機構14が作動し、押圧枠
体13を押圧降下して堆積した細断屑Aを圧縮し、その後
前記昇降ストロークの上限位置まで上昇し再び待機す
る。
この際、第5図に示すように、押圧枠体13の横棒体13
b,13b′は、均し板8bにより前後に押し分けられた二山
状の細断屑の頂部D1、D2に対応しており、また、堆積し
た細断屑Aは、相互に絡み合っているので、上記の二山
状の頂部D1、D2を押圧すると中央部も十分に沈み、圧縮
効果は全面を押す場合とほとんど変わりない。
b,13b′は、均し板8bにより前後に押し分けられた二山
状の細断屑の頂部D1、D2に対応しており、また、堆積し
た細断屑Aは、相互に絡み合っているので、上記の二山
状の頂部D1、D2を押圧すると中央部も十分に沈み、圧縮
効果は全面を押す場合とほとんど変わりない。
上記のようにして、押圧枠体13が下降リミットに達す
ると、ラック杆14bにより下死点スイッチ14dが作動して
押圧枠体13の下降が停止し、その後上昇を開始して、上
限位置に到達すると、上死点スイッチ14cが作動して上
昇が停止する。なお、圧縮動作中でも細断は継続する。
ると、ラック杆14bにより下死点スイッチ14dが作動して
押圧枠体13の下降が停止し、その後上昇を開始して、上
限位置に到達すると、上死点スイッチ14cが作動して上
昇が停止する。なお、圧縮動作中でも細断は継続する。
なお、必要に応じて、昇降機構14の作動による押圧枠
体13の押圧降下、細断屑の圧縮、押圧枠体13の上限位置
までの上昇という圧縮作動を繰り返す。
体13の押圧降下、細断屑の圧縮、押圧枠体13の上限位置
までの上昇という圧縮作動を繰り返す。
そして、圧縮動作が進み、収納箱3内に所定量の細断
屑Aが圧縮されて第4図に示す変換回路16aの変換電圧
が、設定回路16bの設定電圧をオーバーしたときには、
細断屑Aが収納箱3内に適正に圧縮されたものと認識さ
れ、細断駆動用モータ2fを停止して細断作業および拡散
運動が中断される。
屑Aが圧縮されて第4図に示す変換回路16aの変換電圧
が、設定回路16bの設定電圧をオーバーしたときには、
細断屑Aが収納箱3内に適正に圧縮されたものと認識さ
れ、細断駆動用モータ2fを停止して細断作業および拡散
運動が中断される。
そこで、ドア1cを開いて本体1内から収納箱3を取り
出して内部の細断屑を廃棄するのである。
出して内部の細断屑を廃棄するのである。
上記のように、細断屑Aが収納箱3内に適正に圧縮さ
れるまでは細断作業が継続され、その間オペレータは全
く手を出す必要がない。従って、従来のように、収納箱
3を取り出し、手で山形状になった細断屑Aを均したり
押し込む必要がなくなり、安全でカッター2d,2eに手が
触れることなどを防止することができる。
れるまでは細断作業が継続され、その間オペレータは全
く手を出す必要がない。従って、従来のように、収納箱
3を取り出し、手で山形状になった細断屑Aを均したり
押し込む必要がなくなり、安全でカッター2d,2eに手が
触れることなどを防止することができる。
「効果」 本願発明は、叙上のように、細断機構と収納箱とを具
備する文書裁断機において、細断機構と収納箱との中間
に、収納箱内に堆積される細断屑を拡散する拡散構造体
と、拡散した細断屑を圧縮して収納箱に押し込む圧縮構
造体とを設け、この両構造体をそれぞれ独立して作動す
るようにして、期待される機能を充分発揮するようにす
るとともに、両者の構造や作動に特定の相互関係を持た
せた構成にすることにより、両者の作動が円滑に、しか
も効率的に行われるようにしたものである。すなわち、
従来より文書細断機において細断屑を拡散するとか、圧
縮するといった、単独のアイデアはあっても、両者を同
時におこなうことは試みられていなかったが本発明はこ
れを両立させた細断屑拡散圧縮装置付き文書細断機を具
現化し、実用化したものである。
備する文書裁断機において、細断機構と収納箱との中間
に、収納箱内に堆積される細断屑を拡散する拡散構造体
と、拡散した細断屑を圧縮して収納箱に押し込む圧縮構
造体とを設け、この両構造体をそれぞれ独立して作動す
るようにして、期待される機能を充分発揮するようにす
るとともに、両者の構造や作動に特定の相互関係を持た
せた構成にすることにより、両者の作動が円滑に、しか
も効率的に行われるようにしたものである。すなわち、
従来より文書細断機において細断屑を拡散するとか、圧
縮するといった、単独のアイデアはあっても、両者を同
時におこなうことは試みられていなかったが本発明はこ
れを両立させた細断屑拡散圧縮装置付き文書細断機を具
現化し、実用化したものである。
しかも、拡散作業と圧縮作業を関連させることによ
り、細断屑を確実に効率良く圧縮するようになし、収納
箱に従来より多量の細断屑を押し込めることができるよ
うにした。つまり、本発明によって、文書細断機におけ
る収納箱の小型化と、収納力の増強を図ることができ、
細断屑の廃棄作業回数の低減を図ることができるように
なった。
り、細断屑を確実に効率良く圧縮するようになし、収納
箱に従来より多量の細断屑を押し込めることができるよ
うにした。つまり、本発明によって、文書細断機におけ
る収納箱の小型化と、収納力の増強を図ることができ、
細断屑の廃棄作業回数の低減を図ることができるように
なった。
特に、第1発明は、拡散作業を細断機構の作動と同期
させ、確実に細断屑が拡散するようにするとともに、拡
散作業が押圧枠体の下位で確実に行えるようにし、他
方、圧縮作業は、前記拡散作業の邪魔にならないように
するとともに、堆積する細断屑が所定の高さまで満杯に
なったのを自動的に検知して、押圧圧縮作業を開始する
ようにして当該作業の無駄をなくし、昇降機構駆動制御
回路により適正な圧縮状態になったときは自動的に細断
作業が停止するようにして、機械操作の安全性をも確保
するようにしたものである。すなわち、文書細断機にお
ける細断屑の拡散作業と圧縮作業の自動化と効率化と安
全性とを同時に満足させるようにしたものである。
させ、確実に細断屑が拡散するようにするとともに、拡
散作業が押圧枠体の下位で確実に行えるようにし、他
方、圧縮作業は、前記拡散作業の邪魔にならないように
するとともに、堆積する細断屑が所定の高さまで満杯に
なったのを自動的に検知して、押圧圧縮作業を開始する
ようにして当該作業の無駄をなくし、昇降機構駆動制御
回路により適正な圧縮状態になったときは自動的に細断
作業が停止するようにして、機械操作の安全性をも確保
するようにしたものである。すなわち、文書細断機にお
ける細断屑の拡散作業と圧縮作業の自動化と効率化と安
全性とを同時に満足させるようにしたものである。
第2の発明は、文書細断機の細断屑拡散圧縮装置部分
を要部とする発明である。
を要部とする発明である。
当該第2発明は、拡散構造体と、圧縮構造体との構造
を特定することにより、両者の作動が独立性を持つこ
と、圧縮構造体の押圧枠体が拡散構造体の振分け体の揺
動しを邪魔しないようにしたこと、および振分け体の揺
動によって拡散した後細断屑山と押圧枠体の形状が対応
して効率的は押圧ができるようにしたことといった特徴
を有し、本件発明によって拡散作業と圧縮作業の両立と
効率化が図れるようになった。
を特定することにより、両者の作動が独立性を持つこ
と、圧縮構造体の押圧枠体が拡散構造体の振分け体の揺
動しを邪魔しないようにしたこと、および振分け体の揺
動によって拡散した後細断屑山と押圧枠体の形状が対応
して効率的は押圧ができるようにしたことといった特徴
を有し、本件発明によって拡散作業と圧縮作業の両立と
効率化が図れるようになった。
第3発明は、文書細断機の圧縮構造体における昇降機
構の作動開始を自動化するもので、均し板の揺動運動と
拡散後の細断屑山の一部と満杯感知センサーとが一緒に
なったときにのみ作動開始スイッチが入力状態になるよ
うにすることにより、堆積した細断屑の存在を必須条件
とし、無駄な作動や誤作動がないようにしたものであ
る。すなわち、細断屑の堆積状態に合わせた効率的な圧
縮作業をタイミング良く自動的に行い、細断屑拡散圧縮
装置付き文書細断機の実用性を飛躍的に高めようとする
ものである。
構の作動開始を自動化するもので、均し板の揺動運動と
拡散後の細断屑山の一部と満杯感知センサーとが一緒に
なったときにのみ作動開始スイッチが入力状態になるよ
うにすることにより、堆積した細断屑の存在を必須条件
とし、無駄な作動や誤作動がないようにしたものであ
る。すなわち、細断屑の堆積状態に合わせた効率的な圧
縮作業をタイミング良く自動的に行い、細断屑拡散圧縮
装置付き文書細断機の実用性を飛躍的に高めようとする
ものである。
第4発明は、細断屑拡散圧縮装置付き文書細断機の昇
降機構駆動制御回路を要部とする発明である。当該昇降
機構駆動制御回路は、押圧枠体に受ける負荷を検知し
て、圧縮作業時の適正圧縮状態を認識判別して細断機構
の駆動部の駆動を停止させるようにする制御回路であ
る。細断屑の圧縮状態の限界を自動的に認識して、文書
細断作業を自動停止するもので、過剰細断作業による故
障や作業者の安全性を確保しようとするものであり、こ
の種文書細断機の実用性を高めようとするものである。
降機構駆動制御回路を要部とする発明である。当該昇降
機構駆動制御回路は、押圧枠体に受ける負荷を検知し
て、圧縮作業時の適正圧縮状態を認識判別して細断機構
の駆動部の駆動を停止させるようにする制御回路であ
る。細断屑の圧縮状態の限界を自動的に認識して、文書
細断作業を自動停止するもので、過剰細断作業による故
障や作業者の安全性を確保しようとするものであり、こ
の種文書細断機の実用性を高めようとするものである。
第1図は本発明に係る拡散圧縮装置付き文書細断機の縦
断面図で、 第2図は拡散構造体と圧縮構造体とを組み合わせた拡
散、圧縮装置を示す斜視図で、 第3図は拡散構造体における動力伝達機構とその作動状
態を示す側面図で、 第4図は昇降機構駆動制御回路16を示す電気回路図で、 第5図は拡散構造体の振分け体8の揺動拡散作用と圧縮
構造体の昇降機構14の作動開始スイッチ15の作用を示す
説明図で、 第6図、第7図は従来の細断屑圧縮装置を備えた文書細
断機の縦断面図であり、 第8図、第9図は従来の拡散装置を具備した文書細断機
の縦断面図である。 <主な符号の説明> 1……機本体、2……細断機構、3……収納箱、4……
拡散構造体、5……圧縮構造体、8……振分け体、9…
…動力伝達機構、13……押圧枠体、14……昇降機構、15
……作動開始スイッチ、16……昇降機構駆動制御回路。
断面図で、 第2図は拡散構造体と圧縮構造体とを組み合わせた拡
散、圧縮装置を示す斜視図で、 第3図は拡散構造体における動力伝達機構とその作動状
態を示す側面図で、 第4図は昇降機構駆動制御回路16を示す電気回路図で、 第5図は拡散構造体の振分け体8の揺動拡散作用と圧縮
構造体の昇降機構14の作動開始スイッチ15の作用を示す
説明図で、 第6図、第7図は従来の細断屑圧縮装置を備えた文書細
断機の縦断面図であり、 第8図、第9図は従来の拡散装置を具備した文書細断機
の縦断面図である。 <主な符号の説明> 1……機本体、2……細断機構、3……収納箱、4……
拡散構造体、5……圧縮構造体、8……振分け体、9…
…動力伝達機構、13……押圧枠体、14……昇降機構、15
……作動開始スイッチ、16……昇降機構駆動制御回路。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−221156(JP,A) 実開 昭63−86850(JP,U) 実開 昭61−139739(JP,U) 実開 昭64−17341(JP,U) 実開 昭51−79792(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B02C 18/00 - 18/44
Claims (4)
- 【請求項1】機本体上部に配設し、供給された紙を細断
するカッター部と駆動部とからなる細断機構と、機本体
における細断機構の下方位置に配設され、細断された紙
屑を収納する収納箱とを具備する文書裁断機において、 細断機構と収納箱との中間に、収納箱内に堆積される細
断屑を拡散する拡散構造体と、拡散した細断屑を圧縮し
て収納箱に押し込む圧縮構造体とからなる細断屑拡散、
圧縮装置を設けたもので、当該拡散構造体は、前記細断
機構の直下に、そのカッターに添って、揺動アームに均
し板を取り付けてなる振分け体を配設するとともに、当
該振分け体を細断機構の駆動部に連結した動力伝達機構
によって当該振分け体をカッターの前後方向に揺動し得
るように構成し、 前記圧縮構造体は、振分け体の揺動軌跡空間をさけ、そ
の周囲と、必要な外側近傍とを押さえるように形成した
押圧枠体と、当該押圧枠体を所定のストローク間隔だけ
昇降し得るようにした昇降機構と、当該昇降機構の作動
開始スイッチと、昇降機構駆動制御回路とからなり、 当該押圧枠体は、平時、細断機構の直下で均し板より上
の位置に、それが昇降ストロークの上限位置として待機
しており、 収納箱の中に細断屑が所定の高さまで堆積したことを検
知し、これによって作動開始スイッチが入力されると、
昇降機構駆動制御回路に制御されながら昇降機構が作動
し、押圧枠体を振分け体の揺動軌跡空間をさけながら収
納箱内に押圧降下して堆積した細断屑を圧縮し、その後
前記昇降ストロークの上限位置まで上昇して再び待機す
るように作動し、 必要に応じて、収入箱中の細断屑堆積量検知、これによ
る作動開始スイッチの入力、昇降機構の作動による押圧
枠体の押圧降下、細断屑の圧縮、押圧枠体の上限位置ま
での上昇という一連の圧縮作動を繰り返し、 昇降機構駆動制御回路により、押圧降下と圧縮時に押圧
枠体に受ける負荷を検知して、収納箱中に堆積した細断
屑の適正な圧縮状態を認識し、細断機構の駆動部の駆動
を停止させるようにしたことを特徴とする細断屑拡散圧
縮装置付き文書細断機。 - 【請求項2】細断機構の直下に、そのカッターに添っ
て、揺動アームに均し板を取り付けてなる振分け体を配
設するとともに、当該振分け体を細断機構の駆動部に連
結した動力伝達機構によって当該振分け体を揺動し山形
状に体積した細断屑をほぼ円錐台形または二山状に拡散
するようにした拡散構造体と、 前記振分け体の揺動軌跡空間をさけ、その周囲にできる
拡散後の円錐台形状または二山状の細断屑山と対応し、
そのほぼ山頂部分を押さえるように形成した押圧枠体
と、当該押圧枠体を、別個の駆動源により所定のストロ
ーク間隔だけ昇降し得るようにした昇降機構とからなる
圧縮構造体とを具備した文書細断機であって、 前記押圧枠体は、平時、細断機構の直下で均し板より上
の位置に、それが昇降ストロークの上限位置として待機
し、振分け体の均し板が押圧枠体の下位で揺動して、細
断屑をほぼ円錐台形または二山状に拡散するようにした
後、 必ずしも振分け体の揺動を止めることなく、押圧枠体を
当該振分け体より下位にまで押圧降下し、その後上限位
置にまで上昇できるようにしたことを特徴とする文書細
断機における細断屑拡散圧縮装置。 - 【請求項3】細断機構の直下に、そのカッターに添っ
て、揺動アームに均し板を取り付けてなる振分け体を配
設するとともに、当該振分け体を細断機構の駆動部に連
結した動力伝達機構によって当該振分け体を揺動し山形
状に堆積した細断屑をほぼ円錐台形または二山状に拡散
するように構成した拡散構造体と、 堆積細断屑を押さえるように形成した押圧枠体と、当該
押圧枠体を、別個の駆動源により所定のストローク間隔
だけ昇降し得るようにした昇降機構と、当該昇降機構の
作動開始スイッチとからなる圧縮構造体とを具備した文
書細断機において、 当該昇降機構の作動開始スイッチを、前記振分け体の揺
動方向でそのストローク限界より先方に所定間隔離れた
位置に配設し、振分け体の揺動によってできた拡散後の
細断屑の一部が、振分け体の均し板と作動開始スイッチ
の満杯感知センサーとの間に挟まって、揺動運動にとも
なって間接的に押圧し、当該作動開始スイッチが入力状
態になるようにしたことを特徴とする細断屑拡散圧縮装
置付き文書細断機。 - 【請求項4】機本体上部に配設し、供給された紙を細断
するカッター部と駆動部とからなる細断機構と、機本体
における細断機構の下方位置に配設され、細断された紙
屑を収納する収納箱とを具備し、当該細断機構と収納箱
との中間に、収納箱内に堆積される細断屑を拡散する拡
散構造体と、拡散した細断屑を圧縮して収納箱に押し込
む圧縮構造体とを設けてなる文書裁断機において、 前記圧縮構造体は、堆積した山形状の細断屑山を押さえ
るように形成した押圧枠体と、当該押圧枠体を、所定の
ストローク間隔だけ昇降し得るようにした昇降機構と、
当該昇降機構の作動開始スイッチと、昇降機構駆動制御
回路とから構成し、 当該昇降機構駆動制御回路は、圧縮時に押圧枠体に受け
る負荷を検知して、この負荷電流を電圧に変換する変換
回路と、圧縮密度(枚/リッター)を電圧で設定する設
定回路と、両者の電圧を比較する回路とから構成し、当
該変換回路電圧が設定回路電圧をオーバーした時、適正
圧縮状態と認識して細断機構の駆動部の駆動を停止させ
るようにしたことを特徴とする細断屑拡散圧縮装置付き
文書細断機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14103690A JP2928939B2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | 細断屑拡散、圧縮装置付き文書細断機およびその拡散圧縮装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14103690A JP2928939B2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | 細断屑拡散、圧縮装置付き文書細断機およびその拡散圧縮装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0435750A JPH0435750A (ja) | 1992-02-06 |
JP2928939B2 true JP2928939B2 (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=15282741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14103690A Expired - Fee Related JP2928939B2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | 細断屑拡散、圧縮装置付き文書細断機およびその拡散圧縮装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2928939B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002273252A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-09-24 | Nakabayashi Co Ltd | シュレッダーの細断屑ならし圧縮装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108160296A (zh) * | 2017-12-18 | 2018-06-15 | 南通佳宝机械有限公司 | 一种自动粉碎压缩机 |
-
1990
- 1990-05-30 JP JP14103690A patent/JP2928939B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002273252A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-09-24 | Nakabayashi Co Ltd | シュレッダーの細断屑ならし圧縮装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0435750A (ja) | 1992-02-06 |
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