JP4956910B2 - 焼却灰の湿式粉砕方法および粉砕装置 - Google Patents

焼却灰の湿式粉砕方法および粉砕装置 Download PDF

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本発明は、焼却炉において発生した焼却灰をセメント原料として用いる際の焼却灰の湿式粉砕方法および粉砕装置に関する。
都市ゴミや下水汚泥焼却炉から排出される焼却灰のほとんどは、埋め立て処分されている。しかし、近年、環境に対する意識の高まりや埋め立て処分場の確保が困難になりつつあることから、単なる廃棄処分ではなく、セメント原料やコンクリート用骨材として有効利用する試みがなされている。
焼却灰をセメント原料として利用するために粉砕処理や脱塩処理等の前処理を施す場合がある。本願発明者の一部は、先に都市ゴミ焼却灰に湿式粉砕処理と脱塩処理とを施して、セメント原料として用いられる無機質材料を得る方法発明をなした(特許文献1)。
しかし、都市ゴミ焼却灰を湿式粉砕すると灰に混入している金属アルミニウムが水と反応して可燃性の水素ガスが発生する。このため、水素ガスが焼却灰水スラリー表面に浮上し、大量の泡が発生して湿式粉砕装置やスラリーの貯蔵タンクの開口部から噴出したり、オーバーフロー管においてガスの噛み込みを生じてスラリーの流動が不安定化したり、スラリー輸送用のポンプのキャビテーションを引き起こしてスラリーの輸送が困難になるという問題があった。
特開2003−73153号公報
本発明は、焼却灰の湿式粉砕において、円滑な湿式粉砕を可能にするための湿式粉砕方法および粉砕装置の提供を目的とする。
本発明者は、焼却灰スラリーの泡の発生がスラリー濃度に大きく依存することを見出し、上記課題を解決するに至った。
すなわち、本発明は焼却灰を湿式粉砕する焼却灰の湿式粉砕方法において、焼却灰のスラリー濃度を20質量%未満で湿式粉砕を行うことを特徴とする焼却灰の湿式粉砕方法である。
本発明によれば、焼却灰の湿式粉砕処理を円滑に行うことができ、大量の焼却灰を工業的に連続処理することが可能となる。これによって、焼却灰のセメント原料としての更なる利用拡大を図ることが可能となる。
以下、本発明の焼却灰の処理方法を用いた焼却灰の処理システムについて、添付図面を参照しながら説明する。図1は、焼却灰から金属鉄材料と粗大粒子とを除去する工程を示すフロー図である。図2は、図1の装置によって金属鉄材料と粗大粒子とが除去された焼却灰に湿式粉砕処理と脱塩処理とを施す工程を示すフロー図である。
焼却灰輸送車両1により都市ゴミ焼却場から輸送された焼却灰は、受入ホッパ2に送られる。受入ホッパ2の焼却灰投入口21には、目開きが100〜200mmの金網(格子)22が設置されており、大きな塊状の焼却灰が受入ホッパ2の内部に投入されないようにされている。また、金網22はバイブレータ23により振動させて焼却灰が目詰まりしないようにされている。
受入ホッパ2に貯留された焼却灰は、エプロンフィーダ3のパン31に順次載せられ、チェンコンベア4に送られる。なお、エプロンフィーダ3の下方には、コンベア5が配置されている。焼却灰はパン31に付着し易い傾向にあるため、パン31が回転しても、焼却灰がチェンコンベア4に移動せずにパン31に残ることが多い。パン31に残った焼却灰は、パン31がチェンコンベア4側から受入ホッパ2側に移動する時(パンが下側を向いている時)に、パン31から落下することがある。すなわち、コンベア5は、パン31から落下した焼却灰を受け、これをチェンコンベア4に搬送するためのコンベアである。
チェンコンベア4は、台座(トラフ)の上を連続的に動くチェーンによって、焼却灰を磁選機6へ輸送するコンベアである。
磁選機6は、焼却灰に含まれている金属鉄材料(例:鉄くず、針金)を磁力によって捕捉し回収する装置である。磁選機6には、ドラム型磁選機を用いることが好ましいが、これに限定されるものではない。磁選機6にて回収された金属鉄材料は、ベルトコンベア61により金属鉄材料保管場所(図示せず)に送られる。なお、ここで回収された金属鉄材料は、鉄原料として製鉄処理業者に輸送される。
鉄金属材料が除去された焼却灰は、振動篩装置7に送られる。篩の目開きは、10〜50mmの範囲、好ましくは10〜30mmの範囲である。
振動篩装置7にて回収された粗大粒子はベルトコンベア72により、粗大粒子保管場所(図示せず)に送られる。なお、ここで回収された粗大粒子は、管理型埋め立て地にて処理してもよく、粗大粒子を粗粉砕するための粉砕装置を用意して粉砕し、再び振動篩装置7に送ってもよい。
粗大粒子が除去された焼却灰は、チェンコンベア8a、8bにより貯蔵サイロ9に輸送される。図1では、チェンコンベア8a、8bが2基配置されているが、チェンコンベア8a、8bの設置数に特に制限はなく、1基であってもよい。
次に、図2を参照しながら、焼却灰に湿式粉砕処理と脱塩処理とを施す工程について説明する。
貯蔵サイロ9の定量供給機91から供給された焼却灰は、チェンコンベア10にて粉砕装置11に送られる。定量供給機91には、サークルフィーダを用いることが好ましい。
図2において、粉砕装置11は、スクリュ111によって粉砕媒体112を攪拌することにより粉砕を行なうタワーミル(塔式粉砕機)であるが、粉砕装置はこれに限定されるものではなく、例えばボールミルも使用可能である。粉砕装置11は、上部に開口部113が設けられている。粉砕処理により発生する可燃性気体(特に水素ガス)は、開口部113から外部に排出される。粉砕装置11に、さらに、可燃性気体の強制的な排出手段を設けてもよい。具体的には、粉砕装置11に不燃性気体の供給口を設け、粉砕装置内部に不燃性気体(例えば、窒素ガス)を供給してもよく、粉砕装置11の開口部113に排気装置(排気ファン)を設けてもよい。排気された可燃性気体は、近隣のセメント工場に供給して燃焼用空気として有効利用することが可能である。可燃性ガス濃度が低い場合は、そのまま大気に放出することが可能である。
粉砕媒体112は、粉砕装置11内の焼却灰スラリーの液面を超えないように、粉砕装置11に充填されていることが好ましい。粉砕媒体同士の接触により火花が発生しないようにするためである。
粉砕装置11に送られる焼却灰は、濃度(固形分濃度)が0を超え20質量%未満、好ましくは15乃至5質量%のスラリーに調整される。この焼却灰スラリーの濃度は、水を添加することにより調整されるが、調整用の水としては系内で回収された水や、焼却灰の洗浄工程で発生・回収される低濃度の灰スラリーや、新水(工業用水)などが挙げられる。系内で回収された水の利用については後述する。
粉砕装置には、スラリー濃度を管理するためのスラリー濃度計を設置し、スラリー濃度に応じて水の供給量を制御することが好ましい。スラリー濃度計としてはガンマ線式密度計が挙げられ、また、スラリー濃度計の設置位置は図示しないスラリーを循環させるための循環ラインであることが好ましい。
スラリー濃度と可燃性ガスによる泡の発生の因果関係については不明であるが、スラリー濃度が高くなると粘度が増加し、更に粉砕された微細な粒子が膜に付着することで泡の皮膜が厚くなって泡同士の合体が起き難く微細な泡となるため、泡の破壊が進行し難いものと推定している。
スラリー濃度を調整するための前記水とは別に、水を噴霧しながら湿式粉砕を行うことができる。水が噴霧される位置は、粉砕装置11の気体空間部であれば良いが、好ましくは排気口である開口部113および/または湿式粉砕後のスラリー出口部から噴霧されると良い。
水を噴霧するための噴霧ノズルの形状は扇形、円板状などが挙げられるが、泡を破壊するために必要な流速を確保することができれば、何れの形状でも本発明を実施するために特に支障はない。焼却灰スラリー液面に均等に噴霧するために、複数の噴霧ノズルを配しても良い。また、粉砕装置に監視窓を設置すれば目視による監視が可能である。監視窓の設置位置は、スラリー液面上部やガス空間部が好ましい。
粉砕処理が施されたスラリー状焼却灰は、オーバーフローにより、水簸槽12に送られる。水簸槽12の内部には、円筒121が設けられている。焼却灰スラリーに含まれる大粒子径焼却灰は、水簸槽12の円筒121の外側にて底部に沈降する。沈降した大粒子径焼却灰は、ポンプ122により、再び粉砕装置11に送られる。
水簸槽12にて焼却灰スラリーはオーバーフローにより、浮遊物捕集槽13に送られる。焼却灰スラリーに混入している浮遊物(例えば、ビニール類、野菜クズ、及び紙類などの未燃焼物)は、攪拌機131にて焼却灰スラリー中に沈められ、ポンプ122にて、再び粉砕装置11に送られる。なお、浮遊物捕集槽13の代わりに、メッシュスクリーン装置を設けて、浮遊物を回収してもよい。
浮遊物が除かれた焼却灰スラリーは、オーバーフローにより、ストレーナ14の金網を介して、攪拌機付きサイクロン供給タンク15に送られる。攪拌機付サイクロン供給タンク15は液面が上昇し、泡が消泡できずに槽内に充満した場合、樋152によってオーバーフローしてスラリー受タンク19に移される。攪拌機付きサイクロン供給タンク15および樋152には、粉砕装置でも述べたように水噴霧装置151が設けられる。ストレーナ14の金網の目開きは、3〜10mmの範囲であることが好ましい。
攪拌機付きサイクロン供給タンク15に貯留された焼却灰スラリーは、ポンプ16にて、湿式サイクロン分級機17に送られる。ポンプ16と湿式サイクロン分級機17との間にはスラリー濃度計18が設置されておりスラリー濃度が常時監視される。スラリー濃度計はガンマ線式密度計が好ましい。湿式サイクロン分級機17は、焼却灰スラリーを旋回させ、そのときに生じる遠心力を利用して、粒子径の大きな焼却灰を分離する装置である。
湿式サイクロン分級機17にて、焼却灰スラリーから分離された大粒子径焼却灰は、水簸槽12の円筒121の内側に送られる。湿式サイクロン分級機17から送られた大粒子径焼却灰は、円筒121の内側にて水簸槽12の底部に沈降する。沈降した大粒径焼却灰は、ポンプ122にて、粉砕装置11に送られる。
大粒子径焼却灰が除去された焼却灰スラリーは、攪拌機付きスラリー受タンク19に供給される。スラリー受タンク19には、粉砕装置でも述べたように水噴霧装置191が設けられる。
希釈された焼却灰スラリーは、ポンプ20にて、固液分離装置(図示せず)に送られる。固液分離装置には、フィルタプレスあるいはベルトフィルタなどの装置を使用することができる。焼却灰スラリーは、固液分離装置にて脱水され、含水率50〜70質量%の固形物とされる。焼却灰スラリー中の塩素化合物は、脱水された水とともに外部に排出される。焼却灰スラリーを脱水する際には、焼却灰スラリーに新水(工業用水)を加えながら行なうことが好ましい。
上記の処理システムにより得た固形物は、セメント原料用の無機質材料として有利に用いることができる。この固形物は、水分を含んでいるため、セメントの製造工場に輸送する際にも飛散しにくい。但し、上記固形物は、セメント原料用の無機質材料としてそのまま用いるにはやや含水率が高い傾向にあるため、セメントの製造工場内の廃熱を利用するなどして加熱乾燥し、含水率を低減させた後に用いることが好ましい。
なお、図1と図2に示した処理システムにおいては、受入ホッパ内の気体を水を用いて脱臭するようにされている。また、上記気体の脱臭処理に用いた水、焼却灰又は焼却灰スラリーから分離された水、そして焼却灰から除去された金属鉄材料及び粗大粒子から浸み出た水を回収して利用できるようにされている。次に、受入ホッパ内の気体の処理、並びに水の回収利用について説明する。
図1の受入ホッパ2内の気体は、図2に示す、排気ファン24によって、トレイスクラバ25に送られる。この気体は、トレイスクラバ25の内部に設置されている散水機26から散水された水と接触させることにより、脱臭される。脱臭された気体は、トレイスクラバ25の上部から外部に排出される。散水機26から散水された水は、トレイスクラバ25の底部に貯留され、別に供給された新水(工業用水)とともにポンプ27によって、再び散水機26に送られる。トレイスクラバ25の底部に貯留された水の一部は、ピット28に送られる。ピット28に送られた水は、ポンプ29にて攪拌機付きスラリー受タンク19に送られる(図2参照)。
チェンコンベアにて焼却灰又は焼却灰スラリーを輸送すると、これらに含まれている水が台座とチェーンとの隙間から流出することがある。このため、チェンコンベア4、8a、8b、10のそれぞれには、台座とチェーンとの隙間から流出した水を回収するための排水溝が設けられている(図示せず)。これにより焼却灰又は焼却灰スラリーに含まれている水の一部が分離される。
チェンコンベア4から回収された水、焼却灰から除去された金属鉄材料から浸み出た水、及び焼却灰から除去された粗大粒子から浸み出た水は、それぞれピット62に送られる(図1参照)。また、チェンコンベア8aから回収された水は攪拌機付き回収水槽81に送られ、一方、チェンコンベア8bから回収された水はピット82に送られる(図1参照)。
ピット62に送られた水は、ポンプ63にて攪拌機付き回収水槽81に送られる(図1参照)。一方、ピット82に送られた水は、ポンプ83にてバルブ84を介して攪拌機付き回収水槽81に送られる(図1参照)。なお、攪拌機付き回収水槽81には、新水(工業用水)も送られている。
攪拌機付き回収水槽81に送られた水は、ポンプ85にて、バルブ87を介して粉砕装置11(図2参照)および水噴霧装置114、151、191に送られる。
チェンコンベア10から回収された水は、ピット101に送られる(図2参照)。ピット101に送られた水は、ポンプ102にて粉砕装置11に送られる(図2参照)。
以上において、本発明の実施の形態を説明したが、本発明で用いられる焼却灰は都市ゴミ焼却灰に限定されるものではなく、この他に下水汚泥焼却灰や産業廃棄物焼却灰等が挙げられる。
以下では、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明の範囲はこれらによって限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の設計変更が可能である。
[実施例1]
磁選機6と20mmの振動篩装置7で粗大粒子を取り除いた後で貯蔵サイロ9に貯蔵されていた都市ごみ焼却灰を粉砕装置11(タワーミル)に3t/時間で供給し、タワーミル内スラリ濃度が15質量%となる様に新水を供給して湿式粉砕した。湿式粉砕の状態を粉砕装置の開口部113と焼却灰スラリーのオーバーフロー管出口にある監視窓により目視観察を行った。
その結果、粉砕装置の液面において発生した泡が水の噴霧によって破壊され、泡が開口部から噴出することはなかった。また、オーバーフロー管においてもガスの噛み込みは認められず、焼却灰スラリーの流動状態は良好であった。
[実施例2乃至4、比較例1乃至3]
水の量を変えて粉砕装置内の焼却灰スラリー濃度を表1のように変えた他は、実施例1と同様の方法で湿式粉砕を行い、泡の発生状況を観察した。結果を表1に示す。実施例2乃至4の場合は、実施例1と同様な結果であったのに対し、比較例1乃至3の場合は、泡が開口部に到達し、オーバーフロー管におけるガスの噛み込みと、ポンプ16のキャビテーション現象が確認された。
[実施例5及び6]
スラリー調整用の水とともに、スラリー出口に水を噴霧しながらスラリー濃度を表1のように変えた以外は、実施例1と同様な方法で湿式粉砕を行った。水の噴霧量は、1トン/時間であった。結果を表1に示す。その結果、泡が開口部から噴出することはなかった。また、オーバーフロー管においてもガスの噛み込みは認められず、焼却灰スラリーの流動状態は良好であった。
Figure 0004956910












本発明は、焼却灰を湿式粉砕してセメント原料として使用する際に利用可能である。
本発明の方法を利用した焼却灰処理システムにおける、焼却灰から金属鉄材料と粗大粒子とを除去する工程を示すフロー図である。 本発明の方法を利用した焼却灰処理システムにおける、焼却灰に湿式粉砕処理と脱塩処理とを施す工程を示すフロー図である。
符号の説明
1 焼却灰輸送車両
2 受入ホッパ
3 エプロンフィーダ
4 チェンコンベア
5 コンベア
6 磁選機
7 振動篩装置
8a、8b チェンコンベア
9 貯蔵サイロ
10 チェンコンベア
11 粉砕装置
12 水簸槽
13 浮遊物捕集槽
14 ストレーナ
15 攪拌機付きサイクロン供給タンク
16 ポンプ
17 湿式サイクロン分級機
18 スラリー濃度計
19 攪拌機付きスラリー受タンク
20 ポンプ
21 焼却灰投入口
22 金網(格子)
23 バイブレータ
24 排気ファン
25 トレイスクラバ
26 散水機
27 ポンプ
28 ピット
29 ポンプ
31 パン
61 ベルトコンベア
62 ピット
63 ポンプ
72 ベルトコンベア
81 攪拌機付き回収水槽
82 ピット
83 ポンプ
84 バルブ
85 ポンプ
87 バルブ
91 定量供給機
101 ピット
102 ポンプ
111 スクリュ
112 粉砕媒体
113 開口部
114 水噴霧装置
121 円筒
122 ポンプ
131 攪拌機
151 水噴霧装置
152 樋
191 水噴霧装置

Claims (4)

  1. 焼却灰を湿式粉砕する焼却灰の湿式粉砕方法において、
    前記焼却灰は、金属アルミニウムを含み、
    前記焼却灰をスラリー化して焼却灰スラリーを形成し、
    前記焼却灰スラリーを湿式粉砕し、
    粉砕後の前記焼却灰スラリーに対し、水噴霧を行うこと
    を特徴とする焼却灰の湿式粉砕方法。
  2. 前記焼却灰スラリーの濃度を20質量%未満で湿式粉砕を行うこと
    を特徴とする請求項1記載の焼却灰の湿式粉砕方法。
  3. 焼却灰を湿式粉砕する焼却灰の湿式粉砕装置において、
    前記焼却灰は、金属アルミニウムを含み、
    前記焼却灰をスラリー化した焼却灰スラリーを湿式粉砕した後、この焼却灰スラリーに対し水を噴霧する噴霧ノズルを設けたこと
    を特徴とする焼却灰の湿式粉砕装置。
  4. 前記湿式粉砕装置は、前記焼却灰スラリーが排出される出口と、前記出口とは別途設けられた開口部と、のいずれか一方または両方をさらに備え、
    前記噴霧ノズルは、前記出口または開口部のいずれか一方または両方に設けられること
    を特徴とする請求項3記載の焼却灰の湿式粉砕装置。
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