JP4954819B2 - 血管像入力装置および血管像読取装置 - Google Patents

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Description

この発明は血管像入力装置および血管像読取装置に関する。
金融機関のATM(自動取引装置)等に関連して、本人確認の手段として生体認証が実用化されつつある。生体認証は、個人の身体的な個体差を利用するものであり、個人ごとの固有の特徴である指紋や静脈パターン、虹彩パターン等が検出対象となることが多い。なかでも、掌や指の静脈パターンは、掌や指を検出装置の上に置くだけで検出でき、検出動作が容易であるところから広く普及しつつある。
静脈パターンを検出する方法としては、指の静脈パターンの3次元画像を透視撮影するものが特許文献1に開示されている。また、被写体である静脈パターンに対する撮影焦点を自動的に調整して撮影を行うものが特許文献2に開示されている。
特許文献1、2に開示された方法は、何れも静脈パターンの高精度な検出を課題としており、装置が複雑・高価になり易い。特許文献2記載のものは、検出対象の像を単一のレンズ系により撮像手段上に結像するものであるので、被写体から撮像面までの光学距離が長く装置の小型化が難しい。
一方において、静脈パターンの検出に求められる精度としては、例えば「指表面から1mm程度の位置にある太さ:1mm程度の静脈」を読取ることができれば十分である場合が殆どであり、このような場合にはより簡便な検出が求められる。
特開2007−115072 特開2007−115072
この発明は上述した事情に鑑み、小型に構成でき、静脈像を簡便に画像情報として入力できる新規な血管像入力装置および血管像読取装置の実現を課題とする。
この発明の血管像入力装置は「静脈認証用の血管像入力装置」である。
即ち、静脈パターンにより個人を特定するために、血管像(静脈像)を画像情報として入力する装置である。
請求項1記載の血管像入力装置は、レンズアレイと、受光手段と、遮光手段と、照明手段とを有し、位置決め部が形成されている。
「レンズアレイ」は、平行平板状で、微小な凸レンズを200dpi〜500dpiの配列密度でアレイ配列してなる。
「受光手段」は、受光面上に、レンズアレイの各凸レンズに1:1に対応する微小受光領域を有する。受光面は平面である。
「遮光手段」は、レンズアレイと受光手段との間に配設され「レンズアレイの各凸レンズとこれに対応する微小受光領域との間の非反射性導光路を形成する孔」が、レンズアレイの凸レンズの配列に対応して形成され、レンズアレイにおける「凸レンズごとの視野領域を微小受光領域ごとに独立」させる。
「照明手段」は、画像として取込むべき静脈部分を近赤外光により照明する。従って、遮光手段は少なくとも「照明手段の放射する近赤外光に対して遮光性」であることが必要である。
「位置決め部」は、レンズアレイにおけるレンズ面のアレイから所定の近接位置に形成され、認証すべき静脈部分に近い人体表面を位置決めする部分である。
この位置決め部により位置決めされた人体表面の内部の「静脈部分を含む面」からの近赤外光は、レンズアレイの個々の凸レンズにより、対応する微小受光領域へ伝送される。そして、受光手段の微小受光領域ごとの受光量が「1画素情報として、認証すべき静脈部分の画像情報」を構成する。
若干補足すると、レンズアレイにおける凸レンズの配列ピッチは、上記の如く200dpi〜500dpiである。200dpiはレンズの配列ピッチにして0.125mmであり、配列密度が高くなるとレンズの配列ピッチはより小さくなる。この発明の血管入力装置では、レンズの配列ピッチが200dpi程度であれば「0.1mm程度の太さの静脈」を実用的には十分に読取ることができる。レンズアレイの配列密度が大きくなればそれだけ、入力する血管像の解像度が高くなるが、個々の凸レンズの開口数が小さくなり、レンズアレイの各凸レンズが「暗いレンズ」となって個々の微小受光領域が受光する光量が落ちるので、血管像入力に時間を要することとなって好ましくない。このような観点からして、凸レンズの配列ピッチの上限は500dpi程度である。
「視野領域」は、検出の対象である「生体内の血管の状態」に対して、1個の凸レンズが対応する領域であり、遮光手段が「視野領域を微小受光領域ごとに独立させる。」とは、遮光手段による遮光により「1個の凸レンズに対応する微小受光領域には、この1個の凸レンズの視野領域からの光のみが導光される」ことを意味する。
照明手段が放射する「近赤外光」は波長にして凡そ700〜1000nmの光である。この波長領域の近赤外光は「血管(静脈)中を流れる血液中のヘモグロビン」により良く吸収される一方、生体中の筋肉や脂肪、骨組織等により良く散乱されるので、生体中の静脈の「他の組織に対するコントラスト」を大きくできる。照明手段による近赤外光の照射は、例えば、指の静脈パターンを血管像として入力する場合であれば、上記接触面の側から照射して指の内部により散乱させて「検出するべき静脈パターンを照明」してもよいし、指の背面から指を透過させるように照射してもよい。
「非反射性導光路」は、これを形成する孔の周壁が非反射性であることを意味する。即ち、レンズアレイの各凸レンズとこれに対応する微小受光領域との間の非反射性導光路を形成する孔は、孔に対応する凸レンズからの光を孔の周壁で反射させることなく、対応する微小領域に導光するのが理想であり、また、孔に対応しない他の凸レンズからの光を孔の周壁で、吸収して「孔に対応する微小領域」に対して遮光する。このようにして「凸レンズごとの視野領域を微小受光領域ごとに独立」させるのである。
また「位置決め部」は、認証すべき静脈部分に近い人体表面を位置決めする部分であり、後述する実施例の場合のように、レンズアレイにおけるレンズ面のアレイから所定の近接位置に「上記人体表面を接触させて位置決めする接触面」として形成することができるが、これに限らず、レンズ面のアレイから所定の位置に上記人体表面を位置決めするように、例えば、レンズアレイの透明カバーの周囲に位置決め用のガイド部を設け、このガイド部により、上記人体表面が透明カバー表面に非接触で位置決めされるようにすることもできる。
請求項1記載の血管像入力装置は、レンズアレイの各凸レンズに1:1に対応する微小受光領域の個々が「複数の受光部で構成され、これら複数の受光部の出力和が1画素情報を構成」することを特徴とする
請求項1記載の血管像入力装置における受光手段を「レンズアレイにおける凸レンズの配列ピッチに比して小さいピッチで微小な受光部を均一に配列したもの」とし、遮光手段の「非反射性導光路を形成する各孔の受光手段側における開口部」が、個々の微小受光領域を構成する受光部の配列領域を画定するようにしてもよい(請求項2)。
請求項1または2記載の血管像入力装置において、レンズアレイの各凸レンズは「視野領域における静脈部の1倍以下の像」を受光手段の微小受光領域上もしくはその近傍に結像させることが好ましい(請求項3)。
請求項1〜3の任意の1に記載の血管像入力装置における「レンズアレイ」は平行平板状であるが、その一方の面が平面に形成され、他方の面に微小な凸レンズのレンズアレイが形成され、レンズアレイの形成された側の面が受光手段側に向けられ、上記平面に形成された面が「認証すべき静脈部分に近い人体表面を接触させて位置決めする位置決め部」をなすように構成することができる(請求項4)。
このように、レンズアレイに形成される凸レンズのアレイは「レンズアレイの片面のみに形成」することもできるが、全体として凸レンズの作用をなす2面のレンズ面を平板状の基板の両面に光軸を共有させて形成しても良い。このような場合には、例えば、受光手段とは逆側のレンズ面のアレイの上に「レンズアレイとは別体の薄い平行平板」を配置してその表面を接触面とするか、あるいは「受光手段とは逆側の面」自体を接触面とすれば良い。
請求項1〜4の任意の1に記載の血管像入力装置における「レンズアレイと受光手段との間に配設される遮光手段」は、光軸方向の一端をレンズアレイに当接させ、他端を受光手段の受光面に当接させ、レンズアレイと受光手段との間隔を保持するスペーサとして機能することができる(請求項5)。遮光手段における光軸方向は、非反射性導光路を形成する孔に対応する凸レンズの光軸方向である。
請求項1〜5の任意の1に記載の血管像入力装置は、レンズアレイにおける凸レンズの配列および受光手段における微小受光領域の配列が2次元的である(勿論、遮光手段における非反射性導光路用の孔の配列も2次元的となる。)ことができるが(請求項6)、レンズアレイにおける凸レンズの配列および受光手段における微小受光領域の配列を1次元的とする(勿論、遮光手段における非反射性導光路用の孔の配列も1次元的とする。)こともできる(請求項7)。
この発明の血管像読取装置は、請求項1〜7の任意の1に記載の血管像入力装置におけるレンズアレイおよび受光手段および遮光手段を有し、レンズアレイにおけるレンズ面のアレイから所定の近接位置に、認証すべき静脈部分に近い人体表面を位置決めする位置決め部が形成されていることを特徴とする(請求項8)。
即ち、血管像読取装置は、上に説明した請求項1〜7の任意の1に記載の血管像入力装置から照明手段を除いたものである。
請求項9記載の血管像入力装置は、請求項8記載の血管像読取装置を複数個「認証すべき静脈部分を有する人体表面の所望の領域」に合わせて配列し、読取るべき領域を1以上の照明手段により近赤外光で照明するように構成されたことを特徴とする。
上記の如く、この発明の血管像入力装置では、静脈内を流れる血液中のヘモグロビンにより良く吸収される波長領域の近赤外光が「認証すべき静脈部分を有する人体部分」に照射されるが、生体内の筋肉や脂肪、骨組織は近赤外線を良く散乱させるので、結局、接触面に接触させた人体表面(例えば掌面や指の表面)に最も近い部分(皮膚表面から1〜2mmの位置)にある静脈以外の部分は、散乱により「略均一な背景」と化し、接触面に最も近い静脈の状態が検出の対象となる。検出対象となる「接触面に最も近い静脈の状態」を、便宜上「被検静脈パターン」と呼ぶことにする。
すると、この被検静脈パターンは、レンズアレイを構成する凸レンズごとの視野領域に分割され、このように分割された視野領域ごとの「被検静脈パターン部分」からの近赤外光が、凸レンズにより「この凸レンズに対応する微小受光領域」へ導光されて電気信号に変換される。このとき、遮光手段が「視野領域を微小受光領域ごとに独立」させるので、遮光手段による遮光により「1個の凸レンズに対応する微小受光領域には、この1個の凸レンズの視野領域からの光のみが導光される」ことになる。
即ち、被検静脈パターンは「レンズアレイを構成する各凸レンズの視野領域」を1画素として電気信号化される。このように、この発明の血管像入力装置において入力画像となるのは、視野領域の一つ一つから対応する微小受光領域へ導光される光量の「全ての微小受光領域における分布」である。従って、レンズアレイの個々の凸レンズにより導光される光は、必ずしも「凸レンズに対応する微小受光領域に結像」する必要はなく、仮に結像していたとしても、結像された像が入力画像に反映されるわけではなく、1つの微小受光領域に導光される光量が「1画素を表す情報」とされるのである。
このように、レンズアレイの各凸レンズは被検情報パターンの「視野領域の像を微小受光領域に結像」させる必要は必ずしもないが、請求項3に記載されたように「レンズアレイの各凸レンズが、視野領域における静脈部の1倍以下の像を受光手段の微小受光領域上もしくはその近傍に結像させる」ようにすると、微小受光領域へ導光される光の集光性が高まるので、入力する画像のコントラストを高くし易い。また、このようにすると、レンズアレイと受光手段との間隔を短縮できる。
以上の説明から明らかなように、この発明の血管像入力装置で入力される画像情報は、レンズアレイにおける「1個の凸レンズに対応する視野領域の情報を1画素情報として単純化したもの」であるから、入力される画像情報の解像度はレンズアレイにおける凸レンズの配列密度に依存するが、凸レンズの配列密度は200dpi〜500dpi程度であり、この範囲の配列密度であれば実用上十分な解像度を持った画像情報を構成することができる。
以上に説明したように、この発明によれば新規な血管像入力装置・血管像読取装置を実現できる。この発明の血管像読取装置は200dpi〜500dpiの配列密度をもった微小な凸レンズのレンズアレイを用いるので、生体表面を接触させる接触面から受光手段に至る距離を小さくでき、従って薄型すなわち小型に構成でき、静脈像を簡便に画像情報として入力できる。また、1個の凸レンズに対する視野領域の情報を1画素情報に単純化するので「個々の凸レンズにより結像された画像を画像処理する場合」とは異なり、複雑な画像処理を必要としない。
以下、実施の形態を説明する。
図1は、血管像入力装置の参考形態を説明するための図である。この例では、指の静脈パターンを画像入力の対象としている。
図1(a)において、符号10はレンズアレイ、符号20は遮光手段、符号30は受光手段、符号41、42は照明手段を示し、符号0は指、符号01は「画像として取込むべき静脈部分(即ち、認証すべき静脈部分)」をそれぞれ示している。
レンズアレイ10は平行平板状であって、微小な凸レンズLを200dpi〜500dpi程度の適宜の配列密度で2次元的に配列してなる。凸レンズLの2次元配列は正方配列(互いに直交する方向へ、同一ピッチで碁盤の目のように配列した配列形態)である。この形態においては、凸レンズLは平行平板状のレンズアレイ10の片面(図で下方の面)のみに形成されており、反対側の面(図で上方の面)は「認証すべき静脈部分01に近い人体表面(指0の表面)」を接触させて位置決めする位置決め部としての接触面11となっている。
受光手段30は、微小な光センサPSを「レンズアレイ10の個々の凸レンズLと1:1で対応させて、2次元の正方配列で配列」し、各光センサPSの微小なセンサ面が「受光面31である共通の平面上に配列される」ように一体化した構成のものである。図に示すように、各光センサPSは、対応する凸レンズLの光軸上に位置する。この例では各光センサPSの微小なセンサ面が「微小受光領域」である。
遮光手段20は平行平板状であって、レンズアレイ10と受光手段30との間に配設され、各凸レンズLとこれに対応する「微小受光領域(光センサPSの微小なセンサ面)」との間の「非反射性導光路を形成する孔」が、レンズアレイ10の凸レンズLの配列に対応して形成され、レンズアレイ10における凸レンズLごとの視野領域を、微小受光領域ごとに独立させる。図1(a)において符号Hは非反射性導光路を形成する孔を相互に隔てる壁部を示す。「孔の周壁」である壁部Hは遮光性である。遮光手段20を遮光性とするには、遮光手段20を遮光性材料で形成してもよいし、他の材料で形成して孔部や他の部分に遮光性の塗料を塗布しても良い。
図1(b)は、レンズアレイ10における凸レンズLの正方配列の一部として、4個の凸レンズLの配列と、これら4個の凸レンズに対応する「非反射性導光路を形成する孔」を持つ遮光手段20の関係を示している。遮光手段20の壁部は、凸レンズLの光軸方向から見ると、孔の周面が図の如く、凸レンズLのレンズ周縁に近接するように構成されている。これは、1つの凸レンズに対して、隣接する凸レンズに対応する視野領域からの光が迷光として作用しないようにするための方策であり「凸レンズLごとの視野領域を微小受光領域ごとに独立させる」ための方策の1つである。このようにするかわりに、遮光手段20の孔の長さを長くすることによっても、隣接する凸レンズに対応する視野領域からの光が迷光として作用しないようにすることができる。
図1(c)は、レンズアレイ10における凸レンズLの「正方配列の一部」として、4個の凸レンズLの配列と、これら4個の凸レンズに対応する「視野領域」との関係を示している。符号Sで示す視野領域は、凸レンズLの2次元配列に対応して「互いに密」に設定されている。図1(c)に示す1つの凸レンズL1とこれに対応する視野領域S1を例にとって説明すると、視野領域S1は対応する凸レンズL1の光軸上にあり、視野領域L1からの光(近赤外光)は、この視野領域S1に対応する凸レンズL1のみにより受光手段へ導光される。これを実現するために遮光手段20が用いられるのである。
光源手段41、42は、略700〜1000nmの波長領域内に発光波長を持つ適宜の光源、例えば、半導体レーザや固体レーザ、LED等を用いることができ、指0を接触面11の側から照明する。この例では光源手段を2個としているが、さらに多くの照明手段を設けても良い。また、1以上の照明手段を、図1における指0よりも上方に設け、接触面11上におかれた指0を上方から照明するようにしてもよい。
図1(a)に示すように、生体認証を受ける被認証者が指0を接触面11上に接触させた状態で光源手段41、42を発光させると、放射された近赤外光は指0の内部に入り込み、指10の内部で筋肉、脂肪、骨組織等で一様に散乱された状態となるが、静脈部分ではヘモグロビンに吸収される。その結果、接触面11に接触した指0の表面から1〜2mmのところにある静脈部分01が、位置決めされて読取り得る状態となり、静脈部分01よりも指の内部(図1(a)で上方)にある静脈は近赤外光の散乱で「静脈部分01に対する略均一な濃度をもった背景」になってしまう。
静脈部分01は検出対象となる「接触面に最も近い静脈の状態」であり、先に「被検静脈パターン」と呼んだものであり、以下、被検静脈パターン01と呼ぶことにする。
図1(d)は、被検静脈パターン01を含む面からの近赤外光が、レンズアレイの各凸レンズにより微小受光領域へ導光される状態を説明図的に示している。符号L11、L12はレンズアレイ10において隣接する2個の凸レンズ、符号PS11、PS12は、凸レンズL11、L12にそれぞれ対応する光センサ(その微小なセンサ面が微小受光領域である。)を示している。
符号S11、S12は凸レンズL11、L12にそれぞれ対応する視野領域であり、被検静脈パターン01の視野領域S11に位置する部分からの光は、凸レンズL11により対応する光センサPS11に導光され、被検静脈パターン01の視野領域S12に位置する部分からの光は、凸レンズL12により対応する光センサPS12に導光される。その際、遮光手段20の作用により「凸レンズごとの視野領域が、微小受光領域ごとに独立」したものとなるので、視野領域S11からの光が光センサPS12に導光されることはなく、視野領域S12からの光が光センサPS11に導光されることもない。
この参考形態例においては、図1(d)に示すように、各視野領域からの光は、対応する凸レンズにより、微小受光領域上に縮小像を結像するようになっている。
なお、図1(d)において符号Pは光センサ配列ピッチであり、凸レンズの配列ピッチ、非反射性導光路を形成する孔の配列ピッチと同一である。
こうして、受光手段30の全ての光センサPSから「受光量に応じた出力信号」が得られる。かりに、受光手段30における光センサの配列をマトリックスとしてPSijと表し、光センサの個々に対応する視野領域の配列をマトリックスとしてSij、光センサ:PSijから出力される出力信号をSGijとしてそれぞれ表し、i=1〜n、j=1〜mとすると、被検静脈パターン01の「読取り領域(画像情報として入力される領域)」は「視野領域のマトリックス:Sijの全体」に対応し、受光手段の出力信号:SGij(i=1〜n、j=1〜m)に対応する。
受光手段30から得られる出力信号の総数は「n×m個」である。
従って、接触面11に接触された人体表面内部の被検静脈パターン01を含む面からの近赤外光は、レンズアレイ10の個々の凸レンズにより対応する微小受光領域へ伝送され、微小受光領域ごとの受光量が1画素情報SGijとして、認証すべき静脈部分01の画像情報を構成することになる。即ち、被検静脈パターンの視野領域:Sijごとの情報を1画素分の情報として「出力信号:SGijの総体で表される画像情報」として入力されるのである。
即ち、図1を参照して、参考形態として説明した血管像入力装置は、静脈認証用の血管像入力装置であって、微小な凸レンズLを200dpi〜500dpiの配列密度でアレイ配列してなる平行平板状のレンズアレイ10と、受光面31上に、レンズアレイ10の各凸レンズLに1:1に対応する微小受光領域(光センサSPの微小なセンサ面)を有する受光手段30と、レンズアレイ10と受光手段30との間に配設され、各凸レンズとこれに対応する微小受光領域との間の非反射性導光路を形成する孔が、レンズアレイ10の凸レンズLの配列に対応して形成され、レンズアレイ10における凸レンズLごとの視野領域を微小受光領域ごとに独立させる遮光手段20と、画像として取込むべき静脈部分01を近赤外光により照明する照明手段41、42とを有し、レンズアレイ10におけるレンズ面のアレイから所定の近接位置に、認証すべき静脈部分01に近い人体表面を位置決めする位置決め部として接触面11が形成され、接触面11に接触された人体表面内部の静脈部分01を含む面からの近赤外光が、レンズアレイ10の個々の凸レンズにより対応する微小受光領域へ伝送され、微小受光領域ごとの受光量が1画素情報として、認証すべき静脈部分01の画像情報を構成するものである
レンズアレイ10の各凸レンズLに1:1に対応する微小受光領域の個々が1個の受光部(光センサPSのセンサ面)で構成され、1個の受光部の出力が1画素情報を構成するものである。
レンズアレイの各凸レンズLは、視野領域における静脈部の1倍以下の像を受光手段30の微小受光領域SP上に結像させ、レンズアレイ10の一方の面が平面に形成され、他方の面に微小な凸レンズLのレンズアレイが形成され、レンズアレイの形成された側の面が受光手段30の側に向けられ、平面に形成された面が、認証すべき静脈部分に近い人体表面を位置決めする位置決め部11をなし、レンズアレイ10と受光手段30との間に配設される遮光手段20は、光軸方向(図1(a)の上下方向)の一端をレンズアレイ10に当接させ、他端を受光手段30の受光面31に当接させ、レンズアレイ10と受光手段30との間隔を保持するスペーサとして機能し、レンズアレイ10における凸レンズの配列および受光手段30における微小受光領域の配列が2次元的である
また、レンズアレイ10および受光手段30および遮光手段20は、レンズアレイ10におけるレンズ面のアレイから所定の近接位置に、認証すべき静脈部分に近い人体表面を接触させる接触面11が形成されて「血管像読取装置」を構成する
図3に、発明の実施の形態を2例示す。繁雑を避けるため、混同の虞が無いと思われるものについては図1におけると同一の符号を付して上記説明を援用する。
図3に示す実施の形態と、図1に示した参考形態との差異は、主として受光手段と遮光手段の形態にある。
図3(a)、(b)に示す実施の形態とも、受光手段32が用いられているが、この受光手段32は、レンズアレイ10における凸レンズL11、L12・・の配列ピッチ:Pに比して小さいピッチで微小な受光部PS1を均一に配列したものである。このような受光手段は通常のCCDエリアセンサ、CMOSセンサ等を用いることができる。
このように、微小な受光部PS1の配列ピッチは、レンズアレイ10における凸レンズL11、L12・・の配列ピッチ:Pに比して小さいので、レンズアレイ10の各凸レンズに1:1で対応する微小受光領域の個々は「複数の受光部PS1で構成」される。
一方、図3(a)に示す例では、遮光手段21の「受光面31に接する側」が板状となっており、この板状部分の「非反射性導光路を形成する各孔の、受光手段側における開口部」の大きさは、レンズアレイ10側の開口部に比して小さくなっている。また、図3(b)に示す例では、遮光手段22における「非反射性導光路を形成する各孔」は、孔の周面が、レンズアレイ10側から受光手段32の側に向かって、孔径が小さくなるようにテーパを形成されている。
図3(a)、(b)に示す例は何れも、遮光手段の非反射性導光路を形成する各孔の、受光手段32側における開口部が「個々の微小受光領域を構成する受光部PS1の配列領域」を画定する。なお、遮光手段の非反射性導光路を形成する各孔の「受光手段側の開口部」を、レンズアレイ側の開口部よりも小さくする理由は、レンズアレイ10の個々の凸レンズL11、L12・・が被検静脈パターン01の各視野領域S11、S12・・の縮小像を受光面上に結像させるようになっているからである。しかしこのことは必要条件というわけではなく「非反射性導光路を形成する孔の孔径は光軸方向に一様」であってもよい。
図3に示す例では、微小受光領域が「複数の受光部PS1の配列」で構成されるが、1個の微小受光領域に導光される光量はあくまでも、1画素分の情報として用いられるので、これらの例では「1つの微小受光領域を構成する複数の受光部PS1の出力和が1画素情報を構成する」ことになる。
即ち、図3に実施の形態を示す血管像入力装置(図には血管像読取装置の部分が示されている。)は、その特徴部分として、レンズアレイ10の各凸レンズに1:1で対応する微小受光領域の個々が、複数の受光部PS1で構成され、これら複数の受光部の出力和が1画素情報を構成するものであり(請求項1)、受光手段32は、レンズアレイ10における凸レンズL11、L12・・の配列ピッチ:Pに比して小さいピッチで微小な受光部PS1を均一に配列したものであり、遮光手段21、22の、非反射性導光路を形成する各孔の、受光手段32側における開口部が、個々の微小受光領域を構成する受光部PS1の配列領域を画定する(請求項2)。
上に説明した実施の各形態では「指の被検静脈パターン」を画像入力の対象とするものであり、血管像読取装置のサイズは、厚みは高々2mm弱程度、面積は15mm×10mm程度のものである。
図4に示す実施の形態では、被検静脈パターンが手HNの「掌の静脈パターン」である場合であり、検出面積が大きいことに対応して面積が例えば40mm×50mm程度と大きい血管像読取装置100を用いている。この場合、照明は、例えば、図示されない単数個もしくは複数個の照明光源を有するものを「手の甲の側」に設けて、手の甲の側から照射するようにすればよい。
この場合のように「検出面積が大きい」場合、図4に示すように「大面積の単一の血管像読取装置100」を用いる代わりに、図5に示す例のように、図1の例で説明したような比較的小面積の血管像読取装置101、102、・・10i、・・10Nを併設して、検出面積をカバーするようにしてもよい。この場合も照明は例えば、図示されない単数個もしくは複数個の照明光源を有するものを「手の甲の側」に設けて、手の甲の側から照射するようにすればよい。また、血管像読取装置101、102、・・10i、・・10Nは掌の凹凸に合わせて図面に直交する方向への高さが異なっていても良い。
また、比較的小面積の血管像読取装置を複数用いる場合には、図6に示すように、血管像読取装置101、102、103、104を用いて「2指の異なる部分の被検静脈パターン」を入力するようにしたり、図7に示すように、血管像読取装置101、102、103を用いて「1指の異なる部分の被検静脈パターン」を入力するようにしたりすることができる。
図7の例では、血管像読取装置101、102、103を用いて、1指の「長さ方向の異なる部分」の被検静脈パターンを入力するようにしているが、例えば、図8に示す例のように、血管像読取装置111、112、113を、指0の正面および両側面に合わせて傾けて配置し、広い範囲の被検静脈パターン011、012、013を読取るようにしても良い。図6、図7、図8の何れの場合も、照明は指の甲の側から行うようにしても良いし、上に説明した例のように接触面の側から行っても良い。
即ち、図5、図6、図7、図8に示した実施の形態では、血管像読取装置が複数個、認証すべき静脈部分を有する人体表面の所望の領域に合わせて配列され、読取るべき領域が1以上の照明手段により近赤外光で照明される(請求項8)。
上には、レンズアレイにおける凸レンズの配列および受光手段における微小受光領域の配列が2次元的である場合を説明したが、図9に示す実施の形態のように、血管像入力装置105として「レンズアレイにおける凸レンズの配列および受光手段における微小受光領域の配列を1次元的としたもの」を用い、指0を矢印方向へシフトさせつつ、2次元領域の被検静脈パターンを読取り・入力するようにできる。照明は、1以上の光源を用い、指の腹の側から照明しても良いし、指の甲の側から照明しても良い。
上に図4〜図9に即して説明した「血管像読取装置」の個々は、図3に即して説明した構成のものが用いられる
補足すると、レンズアレイにおける凸レンズの2次元的な配列は、上に説明した正方配列に限らず、千鳥状配列でもよい。また、視野領域の形状は凸レンズの配列形態により定まるから、例えば、凸レンズの配列を稠密6方状(ハニカム状)にすれば視野領域の形状もハニカム状になる。凸レンズのレンズ面の周縁部形状は、円形に限らず、6角形形状や三角形状、あるいは四角形状とし、遮光部材の「非反射性導光路を形成する孔の形状」も、レンズ面の周縁部の形状と合わせることができる。
そのほか、入力画像情報として出力されるデータに対してビニング処理を行い、データサイズを低減したり処理時間の短縮を図ったりすることもできる。
最後に、図1に示した参考形態例における血管像入力装置の部分に関する具体的な例を実施例として挙げる。
レンズアレイ10として凸レンズの配列ピッチ:P=0.1mmのものを用い、各凸レンズの結像倍率を0.25倍に設定した。凸レンズの配列は2次元正方配列とし、凸レンズの有効レンズ領域を直径:0.08mmの円形状領域とした。被検静脈パターン01に対する凸レンズの視野領域は1辺が0.1mmの正方形状とした。
遮光手段20における非反射性導光路を形成する孔は、光軸方向から見た孔の形状が直径:0.082mmの円形とし、凸レンズの配列に対応させて配列ピッチ:0.1mmで2次元正方配列とした。非反射性導光路を形成する孔の孔径は光軸方向に一様である。
受光手段30における受光部PSの微小受光面は「1辺0.025mmの正方形形状」とし、凸レンズの配列に対応させて配列ピッチ:0.1mmで2次元正方配列とした。受光手段30の受光面31から接触面11までの距離は0.76mmであり、被検静脈パターン01は「レンズアレイ10に対する物体距離」が1mm(指0の内部の位置)であるとした。また、可視光が迷光として作用するのを防ぐために、接触面11には近赤外光を透過させ、可視光を遮断するフィルタ膜を形成した。
以上の条件を基に、シミュレーションにより静脈太さが1mmの場合と0.1mmの場合につき、被検静脈パターンからの光が、個々の微小受光領域にどのように導光されるかをシミュレーションにより調べた。結果を図2(a)、(b)に示す。
図2(a)は血管太さ:1mmの場合、(b)は血管太さ:0.1mmの場合である。これらの図における横軸は「静脈太さ方向の距離」をmm単位で示し、静脈太さ方向中央部に対応する位置を0としている。また、縦軸は微小受光領域である受光部PSが受光する受光量を示し、上方へ向かって減少し、縦軸最上の光量を0.0、最下の光量を1としている。
図から明らかなように、直径:1mm、0.1mmの静脈とも、極めて解像度良く読取ることができている。
上に説明した実施例は「参考形態例」の具体例であるが、この実施例における受光手段30を、図3において説明した受光手段32に変えることによって、この発明の血管像入力装置の具体的な実施例となる
血管像入力装置の参考形態例を説明するための図である。 図1の参考形態例におけるシミュレーション結果を示す図である。 血管像入力装置の実施の形態の特徴部分を説明するための図である。 血管像入力装置の実施の他の形態を説明するための図である。 血管像入力装置の実施の他の形態を説明するための図である。 血管像入力装置の実施の他の形態を説明するための図である。 血管像入力装置の実施の他の形態を説明するための図である。 血管像入力装置の実施の他の形態を説明するための図である。 血管像入力装置の実施の他の形態を説明するための図である。
符号の説明
0 指
01 認証すべき静脈部分(被検静脈パターン)
10 レンズアレイ
20 遮光手段
30 受光手段
L 凸レンズ
PS 微小受光領域(光センサ)
S 視野領域

Claims (9)

  1. 静脈認証用の血管像入力装置であって、
    微小な凸レンズを200dpi〜500dpiの配列密度でアレイ配列してなる平行平板状のレンズアレイと、
    受光面上に、上記レンズアレイの各凸レンズに1:1に対応する微小受光領域を有する受光手段と、
    上記レンズアレイと受光手段との間に配設され、上記各凸レンズとこれに対応する微小受光領域との間の非反射性導光路を形成する孔が、上記レンズアレイの凸レンズの配列に対応して形成され、上記レンズアレイにおける凸レンズごとの視野領域を上記微小受光領域ごとに独立させる遮光手段と、
    画像として取込むべき静脈部分を近赤外光により照明する照明手段とを有し、
    上記レンズアレイにおけるレンズ面のアレイから所定の近接位置に、認証すべき静脈部分に近い人体表面を位置決めする位置決め部が形成され、
    上記位置決め部により位置決めされた人体表面の内部の上記静脈部分を含む面からの近赤外光が、上記レンズアレイの個々の凸レンズにより対応する上記微小受光領域へ伝送され、微小受光領域ごとの受光量が1画素情報として、上記認証すべき静脈部分の画像情報を構成し、
    上記レンズアレイの各凸レンズに1:1で対応する微小受光領域の個々が、複数の受光部で構成され、これら複数の受光部の出力和が1画素情報を構成することを特徴とする血管像入力装置。
  2. 請求項1記載の血管像入力装置において、
    受光手段が、レンズアレイにおける凸レンズの配列ピッチに比して小さいピッチで微小な受光部を均一に配列したものであり、
    遮光手段の、非反射性導光路を形成する各孔の、受光手段側における開口部が、個々の微小受光領域を構成する受光部の配列領域を画定することを特徴とする血管像入力装置
  3. 請求項1または2記載の血管像入力装置において、
    レンズアレイの各凸レンズが、視野領域における静脈部の1倍以下の像を受光手段の微小受光領域上もしくはその近傍に結像させることを特徴とする血管像入力装置
  4. 請求項1〜3の任意の1に記載の血管像入力装置において、
    レンズアレイの一方の面が平面に形成され、他方の面に微小な凸レンズのレンズアレイが形成され、レンズアレイの形成された側の面が受光手段の側に向けられ、上記平面に形成された面が、認証すべき静脈部分に近い人体表面を位置決めする位置決め部をなすことを特徴とする血管像入力装置
  5. 請求項1〜4の任意の1に記載の血管像入力装置において、
    レンズアレイと受光手段との間に配設される遮光手段が、光軸方向の一端をレンズアレイに当接させ、他端を受光手段の受光面に当接させ、上記レンズアレイと受光手段との間隔を保持するスペーサとして機能することを特徴とする血管像入力装置
  6. 請求項1〜5の任意の1に記載の血管像入力装置において、
    レンズアレイにおける凸レンズの配列および受光手段における微小受光領域の配列が2次元的であることを特徴とする血管像入力装置
  7. 請求項1〜5の任意の1に記載の血管像入力装置において、
    レンズアレイにおける凸レンズの配列および受光手段における微小受光領域の配列が1次元的であることを特徴とする血管像入力装置
  8. 請求項1〜7の任意の1に記載の血管像入力装置におけるレンズアレイおよび受光手段および遮光手段を有し、上記レンズアレイにおけるレンズ面のアレイから所定の近接位置に、認証すべき静脈部分に近い人体表面を位置決めする位置決め部が形成されていることを特徴とする血管像読取装置
  9. 請求項8記載の血管像読取装置を複数個、認証すべき静脈部分を有する人体表面の所望の領域に合わせて配列し、読取るべき領域を1以上の照明手段により近赤外光で照明するように構成されたことを特徴とする血管像入力装置
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